JP4449759B2 - 発熱性装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発熱性装置に関し、特に、スピーカ装置を有する小型の情報処理装置などの発熱性装置に関する。
小型の情報処理装置では、この情報処理装置内部で発生する熱を、様々な方法で発散している。例えば、発生した熱を、情報処理装置の筐体に伝え、この筐体から熱を発散したり、筐体に開口部を設け、この開口部から自然換気により熱を発散したりしている。さらに、これらの方法では熱の発散が間に合わないような場合には、情報処理装置に小型のファンを設け、強制的に情報処理装置内部の空気を吸排気することにより、放熱が効率的に行えるようにしている。
しかし、情報処理装置の筐体に熱を伝える場合には、筐体から放熱できる熱量が相対的に小さいという問題がある。また、筐体に開口部を設ける場合には、情報処理装置の使用姿勢が定まっていないと、有効な換気ができない可能性がある。すなわち、例えば、開口部が筐体の右側面に設けられている場合に、筐体の右側面が下向きになるようにテーブルに置かれて、情報処理装置が使用されると、開口部が塞がれて、有効な換気ができなくなる。しかも、開口部から、情報処理装置の内部に、ゴミや埃などが侵入する可能性があり、情報処理装置の耐久性の面からは好ましくない。さらに、情報処理装置に関する安全規格の1つであるUL60950に準拠するためには、開口部の幅が1mm以下となるようにしなければならないなどの制約がある。
小型のファンを用いた強制吸排気を行う場合には、ファンを駆動するための電力が必要になり、その分、情報処理装置の消費電力が増大し、情報処理装置のバッテリーにより駆動可能時間が短くなるという問題がある。また、ファンそのものが、情報処理装置内に占める体積が大きくなり、情報処理装置の小型化の妨げとなる。また、ファンの駆動音が発生し、耳障りであるという問題もある。
このような問題を解決するため、情報処理装置に設けられているスピーカを活用して、情報処理装置内部の強制吸排気をするという技術が存在する(特許文献1:特開2004−274326号公報、特許文献2:特開平9−163271号公報)。しかし、スピーカの吸排気能力は、必ずしも高くはなく、十分な放熱効果が得られないという問題がある。
特開2004−274326号公報 特開平9−163271号公報
そこで本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、スピーカを用いて高い放熱効果の得られる情報処理装置などの発熱性装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る発熱性装置は、
エンクロージャ内に設けられたスピーカ本体部と、前記エンクロージャに設けられた吸気用の第1の弁と、前記エンクロージャに設けられた排気用の第2の弁とを有し、前記スピーカ本体部が振動することにより、前記第1の弁から吸気され、前記第2の弁から排気される強制吸排気動作が行われる、スピーカ装置と、
熱を発する発熱性構成部品と、
一端側が前記発熱性構成部品に近接しており、他端側が前記スピーカ装置に近接している、ヒートシンクと、
を備えることを特徴とする。
この場合、前記ヒートシンクの前記他端側は、前記第1の弁の近傍に位置するようにしてもよい。
或いは、前記ヒートシンクの前記他端側は、前記スピーカ装置の前記エンクロージャに接している、ことを特徴とする請求項1に記載の発熱性装置。
或いは、前記ヒートシンクの前記他端側は、前記スピーカ装置の前記エンクロージャと所定の距離を隔てて位置している、ことを特徴とする請求項1に記載の発熱性装置。
これらの場合、前記スピーカ装置に前記強制吸排気動作をさせるための吸排気用信号を前記スピーカ装置に出力する、スピーカ駆動信号出力部を、さらに備えるようにしてもよい。
この場合、前記スピーカ駆動信号出力部は、定常的に前記吸排気用信号を前記スピーカ装置に出力するようにしてもよい。
或いは、前記スピーカ駆動信号出力部は、音声データを再生する出力信号と前記吸排気用信号とを結合して、前記スピーカ装置に出力するようにしてもよい。
或いは、前記スピーカ駆動信号出力部から前記吸排気用信号を前記スピーカ装置に出力するかどうかを制御する、制御部をさらに備え、
前記制御部は、音声データを前記スピーカ装置から再生中であるかどうかを判断して、音声データの再生中でない場合には、前記スピーカ駆動信号出力部に前記吸排気用信号を出力させるようにしてもよい。
この場合、音声データを前記スピーカ装置から再生中である場合には、前記制御部は、音声データを解析して、その音声データの再生により前記スピーカ装置で前記強制吸排気動作が行われるかどうかを判断し、前記強制吸排気動作が行われないと判断した場合には、前記スピーカ駆動信号出力部に前記吸排気用信号を出力させ、前記強制吸排気動作が行われると判断した場合には、前記スピーカ駆動信号出力部に前記吸排気用信号を出力させないようにしてもよい。
或いは、音声データを前記スピーカ装置から再生中である場合には、前記制御部は、音声データを解析して、その音声データの再生により前記スピーカ装置で前記強制吸排気動作が行われるかどうかを判断し、前記強制吸排気動作が行われないと判断した場合には、前記音声データに、前記スピーカ装置で前記強制吸排気動作が行われるように変更を加えるとともに、前記スピーカ駆動信号出力部に前記吸排気用信号を出力させない、ことを特徴とする請求項8に記載の発熱性装置。
また、当該発熱性装置の内部の温度を検出する、温度検出部と、
前記スピーカ駆動信号出力部から前記吸排気用信号を前記スピーカ装置に出力するかどうかを制御する、制御部をさらに備え、
前記温度検出部で検出した温度が、所定の温度より高い場合にのみ、前記制御部は、前記スピーカ駆動信号出力部に前記吸排気用信号を出力させるようにしてもよい。
或いは、当該発熱性装置の内部の温度を検出する、温度検出部と、
前記スピーカ駆動信号出力部から前記吸排気用信号を前記スピーカ装置に出力するかどうかを制御する、制御部をさらに備え、
前記温度検出部で検出した温度が所定の温度より高い場合には、前記制御部は、音声データを前記スピーカ装置から再生中であるかどうかを判断して、音声データの再生中でない場合には、前記スピーカ駆動信号出力部に前記吸排気用信号を出力させるとともに、
音声データを前記スピーカ装置から再生中である場合には、前記制御部は、音声データを解析して、その音声データの再生により前記スピーカ装置で前記強制吸排気動作が行われるかどうかを判断し、前記強制吸排気動作が行われないと判断した場合には、前記スピーカ駆動信号出力部に前記吸排気用信号を出力させ、前記強制吸排気動作が行われると判断した場合には、前記スピーカ駆動信号出力部に前記吸排気用信号を出力させないようにしてもよい。
また、前記スピーカ駆動信号出力部は、人間の可聴領域外の周波数を有する前記吸排気用信号を出力するようにしてもよい。
また、前記スピーカ装置は、音声データの再生はせずに、前記強制吸排気動作専用に設けられているようにしてもよい。
本発明に係る発熱性装置は、
エンクロージャ内に設けられたスピーカ本体部と、前記エンクロージャに設けられた吸気用の第1の弁と、前記エンクロージャに設けられた排気用の第2の弁とを有し、前記スピーカ本体部が振動することにより、前記第1の弁から吸気され、前記第2の弁から排気される強制吸排気動作が行われる、スピーカ装置と、
前記エンクロージャ内に設けられて、熱を発する発熱性構成部品と、
前記スピーカ装置と前記発熱性構成部品とを格納する筐体と、
を備えることを特徴とする。
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態に係る情報処理装置10の内部構成の一例を説明するブロック図である。この情報処理装置10は、スピーカ装置を有する発熱性装置の一例である。
図1に示すように、情報処理装置10は、メインCPU20と、ハードディスクドライブ22と、USB(Universal Serial Bus)コントローラ24と、フラッシュメモリ26とを備えており、これらは互いに内部バスを介して接続されている。
USBコントローラ24は、USBケーブルが接続されるコネクタ28に接続されている。ハードディスクドライブ22とフラッシュメモリ26は、本実施形態における書き替え可能な不揮発性記憶装置を構成している。本実施形態においては、これらメインCPU20と、USBコントローラ24とが、主たる発熱源になっていると想定される。
メインCPU20には、サブCPU30と、SDRAM(Synchronous DRAM)32と、表示部34と、スピーカ駆動信号出力部36とが接続されている。サブCPU30は、主として、リアルタイム性が要求される処理を制御しており、例えば、キーボード40が接続されている。表示部34は、いわゆるディスプレイであり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)パネルにより構成されている。スピーカ駆動信号出力部36には、スピーカ装置42が接続されている。
また、情報処理装置10は、バッテリー50と、電圧変換供給回路52とをさらに備えている。電圧変換供給回路52は、バッテリー50から電源の供給を受け、これを内部で必要となる各種の電圧に変換し、各部に供給している。
図2は、図1の情報処理装置10における内部レイアウトの一例を説明するブロック図である。この図2に示すように、本実施形態においては、情報処理装置10の構成部品は、筐体60の内部に格納されている。この筐体60は、密閉性があってよもいし、なくともよいが、スピーカ装置42の強制吸排気による放熱を効率よく行うためには、ある程度の密閉性がある方が望ましい。
筐体60の図中左側には、表示部34が設けられている。この表示部34の裏面側には、ハードディスクドライブ36が設けられている。一方、筐体60の図中右側には、スピーカ装置42が設けられている。このスピーカ装置42は、エンクロージャ62と、このエンクロージャ62に格納されたスピーカ本体部64とを備えている。また、エンクロージャ62には、第1の弁66と、第2の弁68とが設けられている。第1の弁66は、エンクロージャ62の外部から内部への空気の流入のみを許容する弁であり、その逆であるエンクロージャ62の内部から外部への空気の流出は阻止される。一方、第2の弁68は、エンクロージャ62の内部から外部への空気の流出のみを許容する弁であり、その逆であるエンクロージャ62の外部から内部への空気の流入は阻止される。
このため、エンクロージャ62においては、筐体60内部の空気が第1の弁66からエンクロージャ62の内部に流入し、第2の弁68からこの筐体60の外部へ流出する流れが形成される。これらの第1の弁66、及び、第2の弁68は、例えば、写真用ブロアに用いられる弁により構成することができる。なお、このスピーカ装置42の下側には、バッテリー50が配置されている。
これらスピーカ装置42とハードディスクドライブ36との間には、基板70とヒートシンク72とが設けられている。基板70の表面及び裏面の双方に、ICなどの電子部品が配置されている。本実施形態においては、特に、ヒートシンク72の一端側が、主な発熱源と考えられるメインCPU20とUSBコントローラ24に近接するように、電子部品とヒートシンク72とが配置されている。ここで、ヒートシンク72の一端側が、メインCPU20とUSBコントローラ24に近接するとは、ヒートシンク72の一端側が、図2に示すように、メインCPU20やUSBコントローラ24と直接接していてもよいし、或いは、図3に示すように、直接接するのではなく、メインCPU20やUSBコンピュータ24と所定の距離を隔てて位置するようにしてもよいことを意味している。
ヒートシンク72の他端側は、スピーカ装置42に近接するように、配置されている。ここで、ヒートシンク72の他端側が、スピーカ装置42に近接するとは、ヒートシンク72の他端側が、図3に示すように、スピーカ装置42のエンクロージャ62と直接接していてもよいし、或いは、図2に示すように、直接接するのではなく、スピーカ装置42のエンクロージャ62と所定の距離を隔てて位置するようにしてもよいことを意味している。特に、本実施形態においては、図2に示すように、ヒートシンク72の他端側は、第1の弁66の空気吸入口の近傍まで延出している。このため、メインCPU20とUSBコントローラ24の熱がヒートシンク72の他端側まで伝わり、第1の弁66に空気が吸入されることにより、ヒートシンク72の他端側が冷却され、この結果、効率的にメインCPU20とUSBコントローラ24の放熱ができるようになっている。
次に、図4に基づいて、スピーカ装置42が空気を強制吸排気する原理を説明する。この図4に示すように、スピーカ本体部64が静止状態のときは、スピーカ本体部64の振動板80は、位置1にある。スピーカ本体部64にアナログ信号が入力されると、振動板80は、位置2に移動する。この際、エンクロージャ62内の空気は圧縮され、第2の弁68から排出される。
続いて、振動板80は位置3に移動する。この際、エンクロージャ62内は負圧となり、第1の弁66から吸気される。振動板80がこの動作を繰り返すことにより、エンクロージャ62内の空気の吸排気の循環が構成され、この結果、筐体60内部の空気が強制排気される。
換言すれば、スピーカ本体部64に信号を印加すると、振動板80は位置2と位置3の間を振幅移動することとなる。このため、振動板80の位置2と位置3で囲まれた体積が、一度に排気される空気の体積となる。
図5は、スピーカ駆動信号出力部36の内部構成の一例を示す図である。この図5に示すように、スピーカ駆動信号出力部36は、デジタル/アナログ変換器100と、アンプ102と、発振器104と、アンプ106と、結合器108とを備えて構成されている。
デジタル/アナログ変換器100には、メインCPU20から、デジタルの音声データが入力される。ここで音声データとは、人の声や、音楽などのデータを含む広い概念である。このデジタルの音声データは、デジタル/アナログ変換器100でアナログ信号に変換されて、出力される。
発振器104では、所定周波数(例えば60Hz)のアナログ信号が生成され、アンプ106に出力される。発振器104で生成されるアナログ信号は、人間の耳には聞こえない可聴領域外の周波数の信号である。一般的には、この周波数は、20Hzからスピーカのf0(最低共振周波数)以下が好ましい。アンプ106では、このアナログ信号を増幅して、結合器108に出力する。アンプ106における増幅率は、設計的に予め定められている。
結合器108では、デジタル/アナログ変換器100からのアナログ信号と、アンプ106からのアナログ信号を結合し、アンプ102に出力する。アンプ102では、入力されたアナログ信号を、増幅して、上述したスピーカ装置42に出力する。アンプ102における増幅率は、ユーザがこの情報処理装置10に設定したボリュームにより変動する。
このように構成することにより、音声データ再生用の信号と吸排気用の信号とを混合して、スピーカ装置42を駆動することができる。
なお、図5のスピーカ駆動信号出力部36においては、図6に示すように、アンプ106を省くことも可能である。この場合、発振器104で生成された所定周波数の吸排気用のアナログ信号は増幅されることなく結合器108に入力され、この結合器108で音声データ再生用のアナログ信号と結合された後に、アンプ102で増幅されることとなる。
また、図5のスピーカ駆動信号出力部36においては、図7に示すように、結合器108をアンプ102の後段に移動することもできる。この場合、結合器108において、アンプ102で増幅された音声データ再生用のアナログ信号が、アンプ106で増幅された所定周波数の吸排気用のアナログ信号と結合される。このように構成することにより、ユーザが設定したボリュームに影響を受けることなく、吸排気に適したアナログ信号を、スピーカ装置42に供給することができるようになり、スピーカ本体部64は吸排気に適した振動をすることができるようになる。
次に、スピーカ装置42にどのような条件の下で、吸排気用のアナログ信号を印加すべきかについて検討する。最も単純な手法としては、情報処理装置10の電源が投入されてから、電源が切られるまで、定常的に吸排気用のアナログ信号を印加する手法である。この場合、音声データがスピーカ装置42から出力されている間でも、出力されていない間でも、絶えず吸排気用のアナログ信号がスピーカ装置42に供給される。
別な手法としては、音声データをスピーカ装置42が再生していない間は、発振器104からの吸排気用のアナログ信号で、スピーカ装置42を振動させ、音声データをスピーカ装置42が再生している間は、その音声データによりスピーカ装置42を振動させる手法もある。
図8は、この手法を実現するための具体的な処理の一例を説明するフローチャートを示す図である。本実施形態においては、この図8に示す吸排気用信号供給処理は、ハードディスクドライブ22に格納されている吸排気用信号供給プログラムをメインCPU20が読み込んで実行することにより、実現される処理である。また、この吸排気用信号供給処理は、定常的に実行されている処理である。
図8に示すように、この吸排気用信号供給処理では、まず、メインCPU20は、現在、音声データをスピーカ装置42から再生している最中かどうかを判断する(ステップS10)。この判断は、例えば、メインCPU20からスピーカ駆動信号出力部36に音声データを出力している最中であるかどうかで判断する。
音声データをスピーカ装置42で再生していない場合(ステップS10:NO)には、メインCPU20は、発振器104をオンにして、又は、発振器104のオン状態を維持する(ステップS12)。これにより、発振器104から吸排気用のアナログ信号が出力され、スピーカ装置42で吸排気動作がなされる。
一方、ステップS10で、音声データを再生している最中であると判断した場合(ステップS10:YES)には、メインCPU20は、その出力している音声データが、吸排気をすることのできる音であるかどうかを判断する(ステップS14)。具体的には、周波数の低い音の方が、周波数の高い音よりも、スピーカ装置42の吸排気能力を高めると考えられるため、再生している音声データに、所定の周波数より低い音(例えば、500Hz)が含まれているかどうかで、判断する。
音声データが吸排気をすることのできる音である場合(ステップS14:YES)には、メインCPU20は、発振器104をオフにする、又は、オフ状態を維持する(ステップS16)。このため、スピーカ装置42は音声データに基づいて振動することとなるが、この振動をしつつも、スピーカ装置42では吸排気がなされる。そして、上述したステップS10の処理に戻る。
一方、ステップS14で、音声データが吸排気をすることのできない音であると判断した場合(ステップS14:NO)には、メインCPU20は、発振器104をオフにする、又は、オフ状態を維持する(ステップS18)。そして、メインCPU20は、音声データに対して、吸排気可能な音になるように変更を加えてから、スピーカ駆動信号出力部36に出力する(ステップS20)。例えば、音声データに対して、可聴領域外にある周波数の低い音を新たに付加したり、音声データに存在する周波数の低い領域の音を増大させたりする。このため、メインCPU20から出力された音声データに基づいて、スピーカ装置42では吸排気動作がなされる。そして、上述したステップS10の処理に戻る。
以上のように、本実施形態に係る情報処理装置10によれば、スピーカ装置42を強制吸排気をするための手段として活用し、情報処理装置10内部の放熱を図ることができる。特に、発熱源として考えられるメインCPU20とUSBコントローラ24に、ヒートシンク72の一端側を近接させ、ヒートシンク72の他端側を、スピーカ装置42に近接させるようにしたので、小さい吸引能力しか持たないスピーカ装置42であっても、効率的な放熱を実現することができる。
また、スピーカ装置42を用いて吸排気をするので、従来のように、筐体60に開口部を設ける必要がなくなり、ゴミや埃が情報処理装置10の内部に侵入するのを回避することができる。また、第2の弁68が開くのは、スピーカ装置42の内部の空気が外部に排出される場合であるので、スピーカ装置42にゴミや埃が侵入するのを回避することができる。
また、ファンを用いた強制吸排気システムと比べて、モータを回す必要がないため、消費電力を低く押させることができるとともに、騒音も発生しないようにすることができる。さらに、強制吸排気システムのための新たなスペースを必要としないため、省スペース化を図ることができる。
また、使用姿勢の定まっていない情報処理装置10においても、ユーザは通常であればスピーカ装置42が下向きになるようにテーブル等に置いて使用することは少ないと考えられるから、吸排気のためのスピーカ装置42が塞がれてしまう可能性も極めて少ないと考えられる。
〔第2実施形態〕
第2実施形態においては、上述した第1実施形態を変形して、情報処理装置10の内部の温度が所定温度より高くなった場合にのみ、スピーカ装置42を用いて、情報処理装置10の内部の吸排気をするようにしたものである。以下、上述した第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
図9は、本実施形態に係る情報処理装置10の内部構成を説明するブロック図であり、上述した第1実施形態における図1に対応する図である。この図9に示すように、本実施形態に係る情報処理装置10には、温度検出部200が追加されている。この温度検出部200は、例えばサーミスタにより構成されており、メインCPU20に接続されている。
図10は、本実施形態に係る吸排気用信号供給処理の内容を説明するフローチャートを示す図である。本実施形態においては、この図10に示す吸排気用信号供給処理は、ハードディスクドライブ22に格納されている吸排気用信号供給プログラムをメインCPU20が読み込んで実行することにより、実現される処理である。また、この吸排気用信号供給処理は、定常的に実行されている処理である。
この図10に示すように、まず、メインCPU20は、温度検出部200から温度情報を取得して、温度を検出する(ステップS50)。続いて、メインCPU20は、検出した温度が、予め定められている所定の温度より高いかどうかを判断する(ステップS52)。この所定の温度は、例えば、50℃である。
検出した温度が所定の温度より高くない場合(ステップS52:NO)には、上述したステップS50に戻る。一方、検出した温度が所定の温度より高い場合(ステップS52:YES)には、メインCPU20は、スピーカ駆動信号出力部36の発振器104をオンにする(ステップS54)。
次に、メインCPU20は、温度検出部200から温度情報を取得して、温度を検出する(ステップS56)。続いて、メインCPU20は、検出した温度が、予め定められている所定の温度より低いかどうかを判断する(ステップS58)。この所定の温度は、例えば、45℃である。ステップS52の温度と、ステップS58の温度が違うのは、ヒステリシスを設定して、スピーカ装置42による放熱のための吸排気が連続的に行われるようにするためである。
検出した温度が所定の温度より低くない場合(ステップS58:NO)には、上述したステップS56に戻る。一方、検出した温度が所定の温度より低い場合(ステップS58:YES)には、メインCPU20は、スピーカ駆動信号出力部36の発振器104をオフにする(ステップS60)。そして、上述したステップS50の処理に戻る。
図11は、吸排気用信号供給処理のさらに別の変形例を説明するフローチャートを示す図である。この図11に示すように、まず、メインCPU20は、温度検出部200から温度情報を取得して、温度を検出する(ステップS100)。続いて、メインCPU20は、検出した温度が、予め定められている所定の温度より高いかどうかを判断する(ステップS102)。この所定の温度は、例えば、50℃である。
検出した温度が所定の温度より高くない場合(ステップS102:NO)には、上述したステップS100に戻る。一方、検出した温度が所定の温度より高い場合(ステップS102:YES)には、メインCPU20は、上述した第1実施形態における図8のステップS10〜ステップS20の処理を行う。すなわち、音声データの再生中でなければ発振器104をオンする。音声データの再生中であれば、音声データを解析して、吸排気可能な音声データであれば、そのままスピーカ装置42から再生し、吸排気可能な音声データでなければ、吸排気可能な音声データに変更してスピーカ装置42から再生する。
そして、ステップS16の後、又は、ステップS20の後、メインCPU20は、温度検出部200から温度情報を取得して、温度を検出する(ステップS110)。続いて、メインCPU20は、検出した温度が、予め定められている所定の温度より低いかどうかを判断する(ステップS112)。この所定の温度は、例えば、45℃である。ステップS102の温度と、ステップS112の温度が違うのは、ヒステリシスを設定して、スピーカ装置42による放熱のための吸排気が連続的に行われるようにするためである。
検出した温度が所定の温度より低くない場合(ステップS112:NO)には、上述したステップS10に戻る。一方、検出した温度が所定の温度より低い場合(ステップS112:YES)には、上述したステップS100の処理に戻る。
以上のように、本実施形態に係る情報処理装置10によれば、情報処理装置10内部の温度を温度検出部200で検出して、内部の温度が所定の温度より高くなった場合にのみ、スピーカ装置42からの強制吸排気を行うようにした。したがって、内部の温度が上昇していない場合には、スピーカ装置42の駆動を止めることができ、より一層の消費電力の削減を図ることができる。
〔第3実施形態〕
第3実施形態は、上述した第1実施形態又は第2実施形態において、音声再生用のスピーカ装置とは別個に、強制吸排気用のスピーカ装置を設けるようにしたものである。以下、上述した第1実施形態又は第2実施形態と異なる部分のみを説明する。
図12は、本実施形態に係る情報処理装置10の内部構成の一例を説明するブロック図である。この図12に示すように、本実施形態に係る情報処理装置10では、強制吸排気用のスピーカ装置42に加えて、音声再生用のスピーカ装置300が設けられている。強制吸排気用のスピーカ装置42には、専用のスピーカ駆動信号出力部310が接続されており、音声再生用のスピーカ装置300には、専用のスピーカ駆動信号出力部320が接続されている。すなわち、スピーカ駆動信号出力部320は、音声データを出力するための通常の出力回路により構成されている。なお、このスピーカ装置300とスピーカ駆動信号出力部320は、情報処理装置10に音声データの再生機能を設けない場合には、省くことも可能である。
図13は、本実施形態に係るスピーカ駆動信号出力部310の内部構成の一例を説明するブロック図である。この図13に示すように、スピーカ駆動信号出力部310には、上述した第1実施形態又は第2実施形態と同様の発振器104とアンプ106とが設けられている。
すなわち、発振器104では、可聴領域外の所定周波数(例えば60Hz)のアナログ信号が生成され、アンプ106に出力される。アンプ106では、このアナログ信号を増幅して、スピーカ装置42に出力する。スピーカ装置42には、音声データを再生するためのアナログ信号は供給されないので、スピーカ装置42は放熱のための強制吸排気専用のスピーカとして機能する。アンプ106の増幅率は、予め定められていてもよいし、或いは、ユーザが任意設定できるようにしておいてもよい。
本実施形態におけるスピーカ装置42の駆動制御は、上述した様々な手法を採用することができる。最も単純な手法としては、情報処理装置10の電源が投入されてから、電源が切られるまで、定常的に吸排気用のアナログ信号をスピーカ装置42に印加する手法である。この場合、情報処理装置10内部の温度検出は不要であるので、温度検出部200は省くことができる。
また、図10を用いて説明したように、情報処理装置10の内部温度が高くなった場合にのみ、吸排気用のアナログ信号をスピーカ装置42に印加するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態に係る情報処理装置10によれば、スピーカ装置42を、放熱用の強制吸排気を行うための専用のスピーカ装置としたので、スピーカ装置42の構造を強制吸排気に適した構造にすることができる。また、音声再生用のスピーカ装置300は、音声データの再生に専念できるので、音質の向上を図ることができる。
〔第4実施形態〕
第4実施形態は、上述した第1実施形態乃至第3実施形態を変形して、スピーカ装置42におけるエンクロージャ62の内部に、発熱性の高いメインCPU20とUSBコントローラ24とハードディスクドライブ36とを格納したものである。
図14は、本実施形態に係る情報処理装置10の内部レイアウトの一例を説明するブロック図である。この図14に示すように、本実施形態においては、スピーカ装置42のエンクロージャ62の中に、発熱性の高いと考えられているメインCPU20とUSBコントローラ24とハードディスクドライブ36とが格納されている。このため、スピーカ本体部64を振動させて、第1の弁66から空気を吸入し、第2の弁68から排出することにより、エンクロージャ62の内部の空気を強制吸排気することができるようになり、メインCPU20とUSBコントローラ24とハードディスクドライブ36の熱を放出することができるようになる。
一般に、小型の情報処理装置10の筐体60を密閉することは困難であるため、発熱性の高い構成部品をスピーカ装置42のエンクロージャ62内部に格納し、集中的に放熱させる方が、効率的であると考えられる。本実施形態では、発熱性の高い構成部品として、メインCPU20とUSBコントローラ24を例示し、これらを同一の基板70上に配置している。また、ハードディスクドライブ36も発熱源となり得ることから、エンクロージャ62内に格納している。
本実施形態における具体的なスピーカ装置42の駆動制御は、上述した第1実施形態乃至第3実施形態で説明したいずれの手法であってもよい。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず種々に変形可能である。例えば、上述した実施形態では、メインCPU20やUSBコントローラ24を発熱源として例示し、また、ハードディスクドライブ36を発熱源として例示したが、他の構成部品が発熱源となり得ることは言うまでもない。
また、上記実施形態では、発熱性装置の一例として、情報処理装置10を例にあげて説明したが、発熱性の構成部品を有する他の種類の発熱性装置についても、本発明を適用することができる。
上述の実施形態で説明した各処理については、これら各処理を実現するためのプログラムをフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、ROM、メモリカード等の記録媒体に記録して、記録媒体の形で頒布することが可能である。この場合、この記録媒体に記録されたプログラムを情報処理装置10に読み込ませ、実行させることにより、上述した実施形態を実現することができる。
また、情報処理装置10は、オペレーティングシステムや別のアプリケーションプログラム等の他のプログラムを備える場合がある。この場合、情報処理装置10の備える他のプログラムを活用するために、その情報処理装置10が備えるプログラムの中から、上述した実施形態と同等の処理を実現するプログラムを呼び出すような命令を含むプログラムを、記録媒体に記録するようにしてもよい。
さらに、このようなプログラムは、記録媒体の形ではなく、ネットワークを通じて搬送波として頒布することも可能である。ネットワーク上を搬送波の形で伝送されたプログラムは、情報処理装置10に取り込まれて、このプログラムを実行することにより上述した実施形態を実現することができる。
また、記録媒体にプログラムを記録する際や、ネットワーク上を搬送波として伝送される際に、プログラムの暗号化や圧縮化がなされている場合がある。この場合には、これら記録媒体や搬送波からプログラムを読み込んだ情報処理装置10は、そのプログラムの復号や伸張を行った上で、実行する必要がある。
第1実施形態に係る情報処理装置の内部構成の一例を説明するブロック図。 第1実施形態乃至第3実施形態に係る情報処理装置の内部レイアウトの一例を説明する図。 情報処理装置の内部レイアウトの変形例を説明する図。 スピーカ装置を用いた吸排気の原理を説明するためのスピーカ装置のブロック図。 図1のスピーカ駆動信号出力部の構成の一例を説明するブロック図。 図5のスピーカ駆動信号出力部の変形例を説明するブロック図。 図5のスピーカ駆動信号出力部の別の変形例を説明するブロック図。 第1実施形態における吸排気用信号供給処理の内容を説明するフローチャートを示す図。 第2実施形態に係る情報処理装置の内部構成の一例を説明するブロック図。 第2実施形態における吸排気用信号供給処理の内容を説明するフローチャートを示す図。 第2実施形態における別の吸排気用信号供給処理の内容を説明するフローチャートを示す図。 第3実施形態に係る情報処理装置の内部構成の一例を説明するブロック図。 図12のスピーカ駆動信号出力部の構成の一例を説明するブロック図。 第4実施形態に係る情報処理装置の内部レイアウトの一例を説明する図。
符号の説明
10 情報処理装置
20 メインCPU
22 ハードディスクドライブ
24 USBコントローラ
26 フラッシュメモリ
28 コネクタ
30 サブCPU
32 SDRAM
34 表示部
36 スピーカ駆動信号出力部
40 キーボード
42 スピーカ装置
50 バッテリー
52 電圧変換供給回路

Claims (10)

  1. エンクロージャ内に設けられたスピーカ本体部と、前記エンクロージャに設けられた吸気用の第1の弁と、前記エンクロージャに設けられた排気用の第2の弁とを有し、前記スピーカ本体部が振動することにより、前記第1の弁から吸気され、前記第2の弁から排気される強制吸排気動作が行われる、スピーカ装置と、
    熱を発する発熱性構成部品と、
    一端側が前記発熱性構成部品に近接しており、他端側が前記スピーカ装置に近接している、ヒートシンクと、
    前記スピーカ装置に前記強制吸排気動作をさせるために、人間の耳の可聴領域外の周波数を有する吸排気用信号を前記スピーカ装置に出力する、スピーカ駆動信号出力部と、
    前記スピーカ駆動信号出力部から前記吸排気用信号を前記スピーカ装置に出力するかどうかを制御する、制御部であって、音声データを前記スピーカ装置から再生中であるかどうかを判断して、音声データの再生中でない場合には、前記スピーカ駆動信号出力部に前記吸排気用信号を出力させる、制御部と、
    を備えることを特徴とする発熱性装置。
  2. 前記ヒートシンクの前記他端側は、前記第1の弁の近傍に位置していることを特徴とする請求項1に記載の発熱性装置。
  3. 前記ヒートシンクの前記他端側は、前記スピーカ装置の前記エンクロージャに接している、ことを特徴とする請求項1に記載の発熱性装置。
  4. 前記ヒートシンクの前記他端側は、前記スピーカ装置の前記エンクロージャと所定の距離を隔てて位置している、ことを特徴とする請求項1に記載の発熱性装置。
  5. 前記スピーカ駆動信号出力部は、音声データを再生する出力信号と前記吸排気用信号とを結合して、前記スピーカ装置に出力する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発熱性装置。
  6. 音声データを前記スピーカ装置から再生中である場合には、前記制御部は、音声データを解析して、その音声データの再生により前記スピーカ装置で前記強制吸排気動作が行われるかどうかを判断し、前記強制吸排気動作が行われないと判断した場合には、前記スピーカ駆動信号出力部に前記吸排気用信号を出力させ、前記強制吸排気動作が行われると判断した場合には、前記スピーカ駆動信号出力部に前記吸排気用信号を出力させない、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発熱性装置。
  7. 音声データを前記スピーカ装置から再生中である場合には、前記制御部は、音声データを解析して、その音声データの再生により前記スピーカ装置で前記強制吸排気動作が行われるかどうかを判断し、前記強制吸排気動作が行われないと判断した場合には、前記音声データに、前記スピーカ装置で前記強制吸排気動作が行われるように変更を加えるとともに、前記スピーカ駆動信号出力部に前記吸排気用信号を出力させない、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発熱性装置。
  8. 当該発熱性装置の内部の温度を検出する、温度検出部をさらに備え、
    前記温度検出部で検出した温度が、所定の温度より高い場合にのみ、前記制御部は、前記スピーカ駆動信号出力部に前記吸排気用信号を出力させる、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発熱性装置。
  9. 当該発熱性装置の内部の温度を検出する、温度検出部をさらに備え、
    前記温度検出部で検出した温度が所定の温度より高い場合には、前記制御部は、音声データを前記スピーカ装置から再生中であるかどうかを判断して、音声データの再生中でない場合には、前記スピーカ駆動信号出力部に前記吸排気用信号を出力させるとともに、
    音声データを前記スピーカ装置から再生中である場合には、前記制御部は、音声データを解析して、その音声データの再生により前記スピーカ装置で前記強制吸排気動作が行われるかどうかを判断し、前記強制吸排気動作が行われないと判断した場合には、前記スピーカ駆動信号出力部に前記吸排気用信号を出力させ、前記強制吸排気動作が行われると判断した場合には、前記スピーカ駆動信号出力部に前記吸排気用信号を出力させない、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発熱性装置。
  10. エンクロージャ内に設けられたスピーカ本体部と、前記エンクロージャに設けられた吸気用の第1の弁と、前記エンクロージャに設けられた排気用の第2の弁とを有し、前記スピーカ本体部が振動することにより、前記第1の弁から吸気され、前記第2の弁から排気される強制吸排気動作が行われる、スピーカ装置と、
    前記エンクロージャ内に設けられて、熱を発する発熱性構成部品と、
    前記スピーカ装置と前記発熱性構成部品とを格納する筐体と、
    前記スピーカ装置に前記強制吸排気動作をさせるために、人間の耳の可聴領域外の周波数を有する吸排気用信号を前記スピーカ装置に出力する、スピーカ駆動信号出力部と、
    前記スピーカ駆動信号出力部から前記吸排気用信号を前記スピーカ装置に出力するかどうかを制御する、制御部であって、音声データを前記スピーカ装置から再生中であるかどうかを判断して、音声データの再生中でない場合には、前記スピーカ駆動信号出力部に前記吸排気用信号を出力させる、制御部と、
    を備えることを特徴とする発熱性装置。
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