JP4449752B2 - 電子タグを用いた情報システム、および電子タグ - Google Patents

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Description

本発明は、電子タグからの情報の読み出し等を無線方式で行う情報システムに関し、特に、自発的に情報を送信するアクティブ型の電子タグを用いることにより、離れた場所でも物品を精度良く管理する情報システムに関する。
近年、物品等の管理を目的とし、RFID(Radio Frequency Identification)タグを使用した情報システムが提案されている。RFIDタグは、内部に電子的な情報を持ち、読み取り装置(リーダライタ)と電波で情報のやり取りを行うことができる小型の情報機器である(例えば、非特許文献1)。
このRFIDタグは、情報システムを構成する一要素であり、社団法人日本自動認識システム協会では、次の(1)〜(3)の条件を満たすものと定義している。
(1)携帯容易な大きさであること
(2)情報を電子回路に記憶すること
(3)非接触通信により更新すること
RFIDタグは、パッシブRFIDタグとアクティブRFIDタグに大別することができる。簡単には、内部に電池を具備しないものをパッシブRFIDタグと呼び、内部に電池を具備するものをアクティブRFIDタグと呼ぶ(例えば、非特許文献2)。パッシブRFIDタグは、内部に電源を具備しないことから、一般に小型化や薄膜化が可能であり、物品への埋め込みが容易である。そのため、近年、物品を管理する情報システムでは、パッシブRFIDタグは物品の管理に不可欠なデバイスとなっている。
パッシブRFIDタグを用いた情報システムでは、リーダライタからの電波によってパッシブRFIDタグの内部で電力を生成し、リーダライタからの呼びかけがあって始めてパッシブRFIDタグが応答する、いわゆるリーダトークファーストという形式でパッシブRFIDタグがリーダライタと交信する。この電波としては、13.56MHz、2.45GHz等の周波数の電波が使用されている。なお、このパッシブRFIDタグは、データキャリー型システムとネットワーク型システムに分類できる。
データキャリー型システムでは、駅の入退場管理などに使用されている非接触ICカードが一般的に知られている。この非接触ICカードでは、情報を読み書きする機能を有するリーダライタに非接触ICカードを数cm程度まで近づけたときに情報の読み取りや書き込みが行われる。読み取り距離が非常に短いために、別の非接触ICカードの情報を同時に読み取ることがなく、高いセキリティーを維持できる。このようなことから、非接触ICカードでは、一般的に大容量のデータを格納できるようになっている。駅の入退場管理などに使用されている非接触ICカードでは、主要なデータはカード自身に格納されるため、1Mバイト程度という容量のデータが格納できる。
一方、ネットワーク型システムでは、物流等で使用され始めているタグが一般的に知られている。このネットワーク型システムでは、タグから数10cm〜1m程度という比較的離れた距離にリーダライタが設置され、一度に大量のタグの情報を読み取ることが可能となっている。このようなタグでは、データ容量が比較的小さく、96ビットというものもある。そのデータは固有IDだけであり、それを引数としてリーダライタに繋がったネットワーク上にある情報を読み出して、物品を管理するものである。なお、固有IDとは、個々の物品を識別するために物品の1つ1つに付けられた互いに異なるIDであり、物品の種類を識別するためだけに用いられるバーコードなどとは異なるものである。
これらのパッシブRFIDタグでは、リーダライタとの交信距離が短いために、利便性が悪いという問題がある。上述したように、セキュリティー確保のために、交信距離を意図的に短くしている例もあるが、物品の管理という用途では交信距離が長い方が利便性は向上する。
これらパッシブRFIDタグを用いた情報システムにおいて、パッシブRFIDタグの交信距離を改善する技術がいくつか開示されている。
特許文献1には、アダプタ本体内に非接触ICカードを固定することにより、カードの通信距離を長くする技術が開示されている。また、特許文献2には、RFIDタグとリーダライタの間に中継器を設置することにより、RFIDタグの通信距離を向上させる技術が開示されている。
社団法人日本自動認識システム協会編、「これでわかったRFID」、オーム社発行、p.36−53 NTTデータ・ユビキタス研究会著、「ICタグって何だ?」、カットシステム発行、p.84 特開平10−261053号公報 特開2001−22905号公報
しかしながら、従来のパッシブRFIDを用いた情報システムは、物品の管理には適さないという課題がある。上述したように、パッシブRFIDタグは、リーダライタからの電波を受信しないと送信動作を行うことができない。一般にリーダライタから電源として供給される電波の出力は法律により制限されているため、リーダライタの出力の増加には限界があり、交信エリアを拡大することは難しい。このような課題に対する対策として、特許文献1,2には電池を内蔵したアダプタや中継器を用いる技術が開示されているが、RFIDタグは既に物品に貼り付けされているものを使うので、特許文献1に開示された技術のようにアダプタのようなものは使えない。また、特許文献1,2に開示された技術においても、パッシブRFIDが動作するためには、最初にリーダライタからの電波を受信する必要があり、アダプタや中継器が遠距離から電波を受信するためは、リーダライタから供給する電波の強度を増加せざるを得ない。
そこで、アクティブRFIDタグを用いて物品の管理を行う情報システムも検討されている。アクティブRFIDタグは、上述のように、内部に電池を内蔵しているために自らリーダライタに情報を送信することができ、この交信距離は約10m程度とパッシブRFIDタグと比べ格段に長いという利点がある。
しかしながら、アクティブRFIDタグで物品を管理しようとする場合、既にその物品にパッシブRFIDタグが付与されていると、IDの管理業務が複雑化してしまうという課題がある。現在、パッシブRFIDタグがバーコードの代替品として物流時に使用され始めており、今後、さらに多くの物品にはパッシブRFIDタグが付与されるようになる。このような物品にアクティブRFIDタグを付けると、物品はパッシブRFIDタグの個々の物品を識別するための情報とアクティブRFIDタグの個々の物品を識別するための情報との2つの情報を保有することになる。このような場合、情報システム上で、パッシブRFIDタグの個々の物品を識別するための情報とアクティブRFIDタグの個々の物品を識別するための情報との紐付けが必要となり、システム管理者に過大な負荷が掛かってしまう。
このようなことから、本発明の第1の目的は、パッシブRFIDタグを用いても、リーダライタとの交信距離を長くして物品管理の利便性を維持することができる情報システムおよび電子タグを提供することにある。
本発明の第2の目的は、パッシブRFIDタグとアクティブRFIDタグとの間で、物品を識別するための情報を紐付けする処理を不要とすることができる情報システムおよび電子タグを提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、電源を具備しないために回路的に小さく薄型で物品内に埋め込むことが可能なパッシブ構造体と、パッシブ構造体から物品を識別するための情報を読み出し、リーダライタへ送信するアクティブ構造体とから構成される電子タグを使用した情報システムを構築することにより、上記目的を達成できることを見出した。
すなわち、本発明の情報システムは、
管理する物品を識別するための情報を格納する電子タグと、前記電子タグから前記物品を識別するための情報を読み取るリーダライタと、前記リーダライタにより読み取られた前記物品を識別するための情報に基づいて、前記物品に関する情報をネットワーク上から取得する識別装置とを有してなる、電子タグを用いた情報システムにおいて、
前記電子タグは、
電波により電源エネルギーの供給を受ける手段と、前記物品を識別するための情報を格納する手段と、前記物品を識別するための情報を電波により送信する手段とを具備する1つのパッシブ構造体と、
電源と、前記パッシブ構造体に対して電波により電源エネルギーを供給する手段と、前記パッシブ構造体から電波により送信されてきた前記物品を識別するための情報を受信する手段と、前記パッシブ構造体から受信した前記物品を識別するための情報を前記リーダライタに対して電波により送信する手段とを具備する1つのアクティブ構造体とから構成されることを特徴とするものである。
この構成によれば、物品を識別するための情報を格納するパッシブ構造体と、パッシブ構造体から物品を識別するための情報を読み取り、読み取った情報をリーダライタに送信するアクティブ構造体とからなる電子タグを採用しているため、パッシブ構造体を用いても、リーダライタとの交信距離を長くして物品管理の利便性を維持することができる。
また、パッシブ構造体は物品を識別するための情報を格納しているのに対し、アクティブ構造体は物品を識別するための別の情報を格納していないため、パッシブ構造体とアクティブ構造体との間で物品を識別するための情報を紐付けする処理を行う必要が無くなる。
なお、前記パッシブ構造体は、前記物品の内部に設置されることが好ましく、前記物品の外見からは位置が特定できないように当該物品の内部に設置されていることがさらに好ましい。このような構成は、電子タグが、物品を識別するための情報を格納するパッシブ構造体と、物品を識別するための情報をリーダライタに送信するアクティブ構造体とを分離した構成であることから可能となったものである。
この構成によれば、パッシブ構造体を物品の内部に設置したために、セキュリティー性を向上させることができ、さらに、物品の製造番号の管理、認証あるいは保証といった用途においても有効なものとなる。
また、前記アクティブ構造体は、前記物品から取り外し可能であることが好ましい。
この構成によれば、管理が不要となった物品からアクティブ構造体だけを取り外し、他の物品に設置されている異なるパッシブ構造体と組み合わせて用いることができるため、アクティブ構造体を再利用することができ、情報システムの低コトス化を図ることができる。
また、前記パッシブ構造体は、パッシブRFIDタグとすることが好ましい。このような構成は、パッシブ構造体が、従来、物流時に使用されていたパッシブRFIDタグと同様の手段のみを具備すれば良いことから可能となったものである。
この構成によれば、従来、物流時に使用されていたパッシブRFIDタグを、パッシブ構造体としてそのまま使用できるため、情報システムのさらなる低コスト化を図ることができる。
以上説明したように本発明の情報システムによれば、管理する物品を識別するための情報を格納するパッシブ構造体と、パッシブ構造体から物品を識別するための情報を読み取り、読み取った情報をリーダライタに送信するアクティブ構造体とからなる電子タグを採用しているため、パッシブ構造体を用いても、リーダライタとの交信距離を長くして物品管理の利便性を維持することができ、それにより、本発明の第1の目的を達成することができる。
また、パッシブ構造体は物品を識別するための情報を格納しているのに対し、アクティブ構造体は物品を識別するための別の情報を格納していないため、パッシブ構造体とアクティブ構造体との間で物品を識別するための情報を紐付けする処理を行う必要が無くなり、それにより、本発明の第2の目的を達成することができる。
本発明の上記の目的、特徴および利点を明確にすべく、添付した図面を参照しながら、本発明の実施の形態を以下に詳述する。
以下、本発明の情報システムを、第1の実施形態および第2の実施形態に分類して説明する。本発明の情報システムにおいて、各電子タグが物品を識別するための情報を直接リーダライタに送信する場合を第1の実施形態とし、各電子タグがマルチホップ型のネットワークを形成し、物品を識別するための情報を直接リーダライタに送信するだけでなく、他の電子タグを介してリーダライタに送信する場合を第2の実施形態とした。
したがって、第1の実施形態と第2の実施形態の相違点は、電子タグを構成するアクティブ構造体の機能にある。なお、本発明の情報システムでは、少なくとも次の(1)、(2)の2つの条件を満たしている必要がある。
(1)物品を識別するための情報はパッシブ構造体にのみ格納されていること
(2)アクティブ構造体は、自発的にパッシブ構造体に物品を識別するための情報を読み取り、読み取った情報を外部に送信すること
以下、本発明の第1および第2の実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態の情報システムでは、各電子タグが物品を識別するための情報を直接リーダライタに送信する。
図1は、本発明の第1の実施形態の情報システムの一構成例を示す図である。
図1を参照すると、本実施形態の情報システムは、物品10を識別するための情報を自発的に送信するアクティブ型の電子タグ20と、電子タグ20から送信されてきた情報を受信するアンテナ41およびアンテナ41にて受信した情報を読み取るリーダライタ本体42を具備するリーダライタ40と、物品10に関する詳細な情報を格納するデータベース52と、データベース52の管理を行うサーバー51と、リーダライタ40により読み取られた物品10を識別するための情報に基づいて、データベース52からサーバー51を介して物品10に関する情報を取得するコンピュータである識別装置50とを有している。なお、サーバー51およびデータベース52は、不図示のネットワーク上に設置されており、識別装置50は、ネットワーク上のデータベース52から物品10に関する情報を取得する。
上記のように構成された本実施形態の情報システムでは、上述した課題を解決するために、物品10を識別するための情報を自発的に送信するアクティブ型の電子タグ20が重要な役割を果たしている。
まず、電子タグ20からの送信電波30をリーダライタ40が受信する。識別装置50は、送信電波30によって送信されてきた物品10を識別するための情報を引数として、ネットワーク上のデータベース52から物品10に関する詳細な情報を取得する。
図2は、本発明の第1の実施形態の情報システムに使用される電子タグ20の構成を示す図である。
電子タグ20は、機能を分離して使用でき、さらにアクティブ型という特徴を有している。すなわち、この電子タグ20は、図2を参照すると、物品10を識別するための情報を格納する1つのパッシブ構成体60と、このパッシブ構造体60から自発的に物品を識別するための情報を読み取り、読み取った情報を外部すなわちリーダライタ40に送信する1つのアクティブ構造体70とから構成されている。
上記のように構成された電子タグ20では、アクティブ構造体70から自発的にパッシブ構造体60に対して電波により電源エネルギー80の供給が行われ、パッシブ構造体60からアクティブ構造体70へと物品10を識別するための情報90が送信される。
パッシブ構造体60は、アクティブ構造体70と密着した状態で使用することもできるが、アクティブ構造体70とは分離した状態でパッシブ構造体60だけを、管理する物品10の内部に設置することが望ましい。特に、パッシブ構造体60は、物品10の外見からは位置の特定が困難なように物品10の内部に設置することが望ましく、それによりセキュリティーを向上させることができる。
パッシブ構造体60は、アクティブ構造体70から電波により電源エネルギー80の供給を受ける手段(レクテナ回路)と、物品10を識別するための情報90を格納する手段(半導体チップ)と、物品10を識別するための情報90を電波によりアクティブ構造体70に送信する手段とを有している。
パッシブ構造体60がアクティブ構造体70から電波により電源エネルギー80の供給を受けるためのエネルギー伝達方式としては、電磁結合方式、電磁誘導方式、電波方式等がある。
電磁結合方式は、交流磁界によるコイルの相互誘導を使用するものであり、電磁誘導方式は、電磁界中で発生する誘起電圧を使用するものであり原理的には電磁結合方式と同じである。
電波方式は、電磁誘導方式とは大きく異なり、UHFや2.45GHzというような非常に周波数の高い電波を使用するものである。この電波方式では、電源エネルギー80の供給と物品10を識別するための情報90の送信は次のように行われる。最初に、アクティブ構造体70から電源エネルギー80を供給するための入射波が自発的にパッシブ構造体60に送信される。次に、パッシブ構造体60の内部のレクテナ回路が入射波を整流し、それを半導体チップが動作する電源とする。パッシブ構造体60はアクティブ構造体70からの入射波の一部を反射するが、物品10を識別するための情報はこの反射波に乗ってアクティブ構造体70に送信される。
このように、パッシブ構造体60としては、アクティブ構造体70から電波により電源エネルギー80の供給を受ける手段(レクテナ回路)と、個々の物品10を識別するための情報を格納する手段(半導体チップ)と、個々の物品10を識別するための情報をアクティブ構造体70に送信する手段とを具備していれば良いため、物流等で既に使用されているパッシブRFIDタグを使用することもできる。
既存のパッシブRFIDタグはラベル型、コイン型、カード型、スティック型等の形状のものがあるが、いずれの形状のものもパッシブ構造体60として使用することができる。また、パッシブRFIDタグの使用する電波の周波数や伝達方式が異なっていても構わない。パッシブ構造体60が具備する物品10を識別するための情報とは、固有IDあるいはそれと同等の情報を示す。固有IDは、個々の物品10を識別するために付けられているもので、物品10の1つ1つに異なるIDが付けられている。
一方、アクティブ構造体70は、電源と、パッシブ構成体60に対して電波により電源エネルギー80を供給する手段と、パッシブ構成体60から電波により送信されてきた物品10を識別するための情報を受信する手段と、パッシブ構成体60から受信した物品10を識別するための情報を送信電波30により外部すなわちリーダライタ40に送信する手段とを有している。
アクティブ構造体70の電源としては、電池あるいは発電素子を使用することができる。電池としては、リチウム電池等の一次電池だけではなく、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等の二次電池を使用することもできる。また、発電素子としては、太陽電池や熱電変換素子あるいは圧電素子等を使用することができる。さらに燃料電池等を使用しても構わない。また、電池と発電素子を併用しても構わない。
アクティブ構造体70において、パッシブ構造体60に対して電波により電源エネルギー80を供給する手段とは、アンテナを使用して電磁波を送り出す手段であり、少なくとも送信アンテナおよび信号源である送信回路から構成される。アンテナとしては、ダイポールアンテナ、ループアンテナ、パッチアンテナ等から選ぶことが可能である。
アクティブ構造体70において、パッシブ構造体60からの個々の物品10を識別するための情報を受信する手段は、少なくとも受信アンテナおよび受信回路から構成される。なお、アンテナの特性上、送信アンテナと受信アンテナとを共有しても構わない。
アクティブ構造体70において、パッシブ構造体60から受信した個々の物品10を識別するための情報90を外部すなわちリーダライタ40へと送信する手段は、少なくとも送信アンテナおよび信号源である送信回路から構成される。このとき、アンテナはパッシブ構造体60に対して電波により電源エネルギー80を供給する手段に用いられるアンテナと共有しても構わない。
電子タグ20は、アクティブ型であるため、送信電波30を自発的にリーダライタ40へと送信する。この際に使用される周波数は、電子タグ20におけるパッシブ構造体60とアクティブ構造体70間でやり取りする電波の周波数とは異なり、例えば300MHz近傍(303MHzや315MHz等)が使用できる。
また、アクティブ構造体70は、物品10を識別するための情報を格納していないため、パッシブ構造体60とは分離して物品10から取り外し、他の物品10に取り付けて使用することができる。
図3は、アクティブ構造体70を物品10から取り外し、他の物品10に取り付け直して使用する例を説明する図である。
図3を参照すると、個々の物品10を識別するための情報を格納したパッシブ構造体60が取り付けられている物品10としてA物品とB物品とC物品がある。図3の左側は、最初にA物品とB物品が管理されていることを示している。次に、図3の右側のように、A物品とC物品の管理へと変更する場合、B物品に取り付けられているパッシブ構造体60はそのまま残しておき、アクティブ構造体70だけをB物品から取り外してC物品に貼り付け直す。これにより、回路規模が大きなアクティブ構造体70を再使用することができる。この再使用可能という特徴は、情報システムのコストを大幅に抑制するとともに、廃棄物量の増加をも抑制することができ、環境に配慮した情報システムの構築に大きく寄与するものである。
本実施形態の情報システムでは、パッシブ構造体60の動作周波数にアクティブ構造体70の動作周波数を合わせて使用することにより、動作周波数の異なるパッシブ構造体60を同一の情報システム内で使用することができる。これにより、電子タグ20を設置する物品10の材質や環境に適応したパッシブ構造体60を配置することができるため、より精度の高い情報システムを構築することが可能となる。
図4は、本発明の第1の実施形態の情報システムの他の構成例を示す図である。詳しくは、この情報システムは、周波数が異なるパッシブ構造体を使用している。なお、図4において、図1と同様の部分については同一の符号を付す。
図4を参照すると、動作周波数f1のパッシブ構造体61、動作周波数f2のパッシブ構造体62、および動作周波数f3のパッシブ構造体63が存在する場合(f1≠f2≠f3)、これらのパッシブ構造体61〜63の周波数や伝達方式に合致するように、アクティブ構造体71〜73をそれぞれ設置する。すなわち、パッシブ構造体61に対応したアクティブ構造体71、パッシブ構造体62に対応したアクティブ構造体72、およびパッシブ構造体63に対応したアクティブ構造体73を設置することにより、電子タグ21、電子タグ22、および電子タグ23をそれぞれ構築する。これらの電子タグ21〜23からは、個々の物品10を識別するための情報が送信電波30によりリーダライタ40に送信される。識別装置50は、送信電波30によって送信されてきた物品10を識別するための情報を引数としてネットワーク上のデータベース52からサーバー51を介して各物品10に関する詳細な情報を入手する。
なお、アクティブ構造体71〜73としては、1つのパッシブ構造体の周波数や伝達方式にのみ合致することがコスト的に望ましいが、2つ以上のパッシブ構造体の周波数や伝達方式に合致できる機能を具備していても構わない。
このような読み出し周波数(すなわち、パッシブ構造体から物品を識別するための情報が送信されて、その情報がアクティブ構造体に受信される際の電波の周波数)の異なるパッシブ構造体61〜63を使用できるという特徴は、パッシブ構造体61〜63として既存のパッシブRFIDタグを使用する場合にも有効である。上述したように、パッシブRFIDタグは物流時のキーデバイスとして既に使用が広がっており、管理対象の物品に取り付けられたパッシブRFIDタグが必ずしも同じ種類のパッシブRFIDタグとは限らない。このような場合、パッシブRFIDタグの読み出し周波数と一致したアクティブ構造体71〜73をそれぞれ設置することにより、様々なパッシブRFIDタグを使用することができる。なお、アクティブ構造体71〜73からリーダライタ40に送信される送信電波30の周波数に関しては、同一であることが好ましい。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態では、少なくとも2つ以上の電子タグを構成する各々のアクティブ構造体がマルチホップ型のネットワークを形成しており、アクティブ構造体が物品を識別するための情報を互いにホッピング伝達するものである。本実施形態では、リーダライタが必ずしも全てのアクティブ構造体からの送信波を受け取る必要は無いため、情報システムの空間的な広がりが拡大するとともに、障害物等による電波の遮蔽に起因するデータ漏れを減少させる。
図5は、本発明の第2の実施形態の情報システムに使用される電子タグ24の構成を示す図である。
図5を参照すると、電子タグ24は、1つのパッシブ構造体64と1つのアクティブ構造体74とから構成される。アクティブ構造体74は、パッシブ構造体64から自発的に物品10を識別するための情報を読み取り、読み取った情報を送信電波30により外部すなわちリーダライタ40に送信するとともに、他のアクティブ構造体が電波31により送信した物品10を識別するための情報を受信して、その情報をまた送信電波32により別のアクティブ構造体またはリーダライタ40に送信する。
図6は、本発明の第2の実施形態の情報システムの構成を示す図である。なお、図6において、図1と同様の部分については同一の符号を付す。
電子タグ24は、アクティブ型として機能するという点は第1の実施形態と同等である。但し、図6を参照すると、各電子タグ24から送信される、個々の物品10を識別するための情報はリーダライタ40に必ずしも直接送信される必要は無く、電子タグ24から他の電子タグ24へと伝達され、最終的にリーダライタ40へと到達すれば良い。識別装置50は、送信電波30によって送られた物品10を識別するための情報を引数としてネットワーク上のデータベース52からサーバー51を介して物品10に関する詳細な情報を入手する。
この電子タグ24を構成するアクティブ構造体74は、電源と、パッシブ構造体64に対して電波により電源エネルギー80を供給する手段と、パッシブ構造体64から電波により送信されてきた物品10を識別するための情報を受信する手段と、パッシブ構造体64から受信した物品10を識別するための情報を外部すなわちリーダライタ40に対して電波により送信する手段と、物品10を識別するための情報を他の電子タグのアクティブ構造体に対して電波により送信するとともに、他の電子タグのアクティブ構造体から電波により送信されてきた物品10を識別するための情報を受信する手段と、他の電子タグのアクティブ構造体から受信した物品10を識別するための情報を外部すなわちリーダライタ40に対して電波により送信する手段とを具備している。
アクティブ構造体74の電源としては、電池あるいは発電素子を使用することができる。電池としては、リチウム電池等の一次電池だけではなく、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等の二次電池を使用することもできる。また、発電素子としては、太陽電池や熱電変換素子あるは圧電素子等が使用できる。さらに燃料電池等を使用しても構わない。また、電池と発電素子を併用しても構わない。
アクティブ構造体74において、パッシブ構造体64に対して電波により電源エネルギー80を供給する手段とは、アンテナを使用して電磁波を送り出す手段であり、少なくとも送信アンテナおよび信号源である送信回路から構成される。アンテナとしては、ダイポールアンテナ、ループアンテナ、パッチアンテナ等から選ぶことが可能である。
アクティブ構造体74において、パッシブ構造体64からの個々の物品10を識別するための情報を受信する手段とは、少なくとも受信アンテナおよび受信回路から構成される。なお、アンテナの特性上、送信アンテナと受信アンテナとを共有しても構わない。
アクティブ構造体74において、パッシブ構造体64から受信した個々の物品10を識別するための情報を外部すなわちリーダライタ40へと送信する手段は、少なくとも送信アンテナおよび信号源である送信回路から構成される。この送信アンテナは、パッシブ構造体64に対して電波により電源エネルギー80を供給する手段に用いられるアンテナと共有しても構わない。
アクティブ構造体74において、他の電子タグのアクティブ構造体に個々の物品10を識別するための情報を送信するとともに、他の電子タグのアクティブ構造体から送信されてきた個々の物品10を識別するための情報を受信する手段とは、少なくとも、送信アンテナ、送信回路、受信アンテナおよび受信回路から構成される。なお、この送信アンテナと受信アンテナとを共有しても構わず、さらに、この共有するアンテナは、パッシブ構造体64に対して電波により電源エネルギー80を供給する手段に用いられるアンテナと共有しても構わない。
アクティブ構造体74において、他の電子タグのアクティブ構造体から受信した個々の物品10を識別するための情報を外部に送信する手段とは、少なくとも送信アンテナおよび送信回路から構成される。この送信アンテナは、パッシブ構造体64に対して電波により電源エネルギー80を供給する手段に用いられるアンテナと共有しても構わない。
なお、電子タグ24は、第1の実施形態で利用される電子タグと同じようにアクティブ型であり、電波を自発的にリーダライタ40あるいは他の電子タグへと送信する。この場合の自発的とは、リーダライタ40からのコマンドに関わらず、電波を送信することを示している。
電子タグ24同士が交信に使用する送信電波の周波数と電子タグ24がリーダライタ40に送信する送信電波の周波数とは同一である。また、この周波数は、各電子タグ24におけるパッシブ構造体64とアクティブ構造体74間でやり取りする電波の周波数とは異なっている。例えば、電子タグ24同士が交信に使用する送信電波の周波数や電子タグ24がリーダライタ40に送信する送信電波の周波数としては300MHz近傍が使用でき、電子タグ24におけるパッシブ構造体64とアクティブ構造体74間でやり取りする電波の周波数は13.56MHzや2.45GHz等が使用できる。なお、パッシブ構造体64は、第1の実施形態で使用されるものと同等のものが使用できる。さらに、本実施形態においても、第1の実施形態同様に、使用する動作周波数や伝達方式が異なるパッシブ構造体が、同一の情報システムの中に存在しても構わない。
また、本実施形態においても、アクティブ構造体74は物品10を識別するための情報を格納していないため、パッシブ構造体64から分離させて物品10から取り外して、他の物品10に取り付け直して使用することができる。この再使用可能という特徴は、情報システムのコストを大幅に抑制するとともに、廃棄物量の増加をも抑制することができ、環境に配慮した情報システムの構築に大きく寄与するものである。
図7は、本発明の第2の実施形態の情報システムの他の構成例を示す図である。なお、図7において、図6と同様の部分については同一の符号を付す。
図7を参照すると、この情報システムでは、既存のアクティブRFIDタグ100が構成要素に含まれている。このように、情報システムの構成要素として既存のアクティブRFIDタグ100が含まれている場合においても、マルチホップ型のネットワークを構築でき、本実施形態の情報システムを実現することができる。この場合、既存のアクティブRFIDタグ100の周波数と電子タグ24はリーダライタ40に送信する送信電波の周波数を一致させておくことが好ましい。なお、第1の実施形態においても、本実施形態と同様に、既存のアクティブRFIDタグを含む情報システムを構築できる。
本発明によれば、必要な物品を必要な時にだけ管理する無線情報管理システムといった用途に適用できる。また、既にパッシブRFIDタグが貼り付けられている物品を管理する無線情報管理システムといった用途にも適応できる。
本発明の第1の実施形態の情報システムの一構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の情報システムに使用される電子タグの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態の情報システムにおいて、アクティブ構造体を物品から取り外し、他の物品に取り付け直して使用する場合の一例を説明する図である。 本発明の第1の実施形態の情報システムの他の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の情報システムに使用される電子タグの構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態の情報システムの一構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の情報システムの他の構成例を示す図である。
符号の説明
10 物品
20〜24 電子タグ
30 送信電波
40 リーダライタ
41 アンテナ
42 リーダライタ本体
50 識別装置
51 サーバー
52 データベース
60〜64 パッシブ構造体
70〜74 アクティブ構造体
80 電源エネルギー
90 物品を識別するための情報
100 既存のアクティブRFIDタグ

Claims (18)

  1. 管理する物品を識別するための情報を格納する電子タグと、前記電子タグから前記物品を識別するための情報を読み取るリーダライタと、前記リーダライタにより読み取られた前記物品を識別するための情報に基づいて、前記物品に関する情報をネットワーク上から取得する識別装置とを有してなる、電子タグを用いた情報システムにおいて、
    前記電子タグは、
    電波により電源エネルギーの供給を受ける手段と、前記物品を識別するための情報を格納する手段と、前記物品を識別するための情報を電波により送信する手段とを具備する1つのパッシブ構造体と、
    電源と、前記パッシブ構造体に対して電波により電源エネルギーを供給する手段と、前記パッシブ構造体から電波により送信されてきた前記物品を識別するための情報を受信する手段と、前記パッシブ構造体から受信した前記物品を識別するための情報を前記リーダライタに対して電波により送信する手段とを具備する1つのアクティブ構造体とから構成される情報システム。
  2. 前記パッシブ構造体は、前記物品の内部に設置されている、請求項1に記載の情報システム。
  3. 前記パッシブ構造体は、前記物品の外見からは位置が特定できないように当該物品の内部に設置されている、請求項1または2に記載の情報システム。
  4. 前記パッシブ構造体は、パッシブRFIDタグである、請求項1から3のいずれか1項に記載の情報システム。
  5. 前記アクティブ構造体は、前記物品から取り外し可能である、請求項1から4のいずれか1項に記載の情報システム。
  6. 前記電子タグは複数設けられており、
    前記アクティブ構造体は、他の電子タグを構成するアクティブ構造体とは、前記パッシブ構造体から前記物品を識別するための情報を受信する際の電波の周波数が互いに異なっている、請求項1から5のいずれか1項に記載の情報システム。
  7. 前記電子タグは複数設けられており、
    前記アクティブ構造体は、他の電子タグを構成するアクティブ構造体とマルチホップ型のネットワークを形成している、請求項1から5のいずれか1項に記載の情報システム。
  8. 前記アクティブ構造体は、前記パッシブ構造体から受信した前記物品を識別するための情報を他のアクティブ構造体に対して電波により送信するとともに、他のアクティブ構造体から電波により送信されてきた前記物品を識別するための情報を受信する手段と、他のアクティブ構造体から受信した前記物品を識別するための情報を前記リーダライタに対して電波により送信する手段とをさらに具備する、請求項7に記載の情報システム。
  9. 前記アクティブ構造体は、前記物品を識別するための情報を前記リーダライタに対して送信する際の電波の周波数と、前記物品を識別するための情報を他のアクティブ構造体に対して送信する際の電波の周波数とが互いに同一である、請求項8に記載の情報システム。
  10. 管理する物品を識別するための情報を格納し、当該情報がリーダライタにより読み取られる電子タグにおいて、
    電波により電源エネルギーの供給を受ける手段と、前記物品を識別するための情報を格納する手段と、前記物品を識別するための情報を電波により送信する手段とを具備する1つのパッシブ構造体と、
    電源と、前記パッシブ構造体に対して電波により電源エネルギーを供給する手段と、前記パッシブ構造体から電波により送信されてきた前記物品を識別するための情報を受信する手段と、前記パッシブ構造体から受信した前記物品を識別するための情報を前記リーダライタに対して電波により送信する手段とを具備する1つのアクティブ構造体とから構成される電子タグ。
  11. 前記パッシブ構造体は、前記物品の内部に設置されている、請求項10に記載の電子タグ。
  12. 前記パッシブ構造体は、前記物品の外見からは位置が特定できないように当該物品の内部に設置されている、請求項10または11に記載の電子タグ。
  13. 前記パッシブ構造体は、パッシブRFIDタグである、請求項10から12のいずれか1項に記載の電子タグ。
  14. 前記アクティブ構造体は、前記物品から取り外し可能である、請求項10から13のいずれか1項に記載の電子タグ。
  15. 前記アクティブ構造体は、他の電子タグを構成するアクティブ構造体とは、前記パッシブ構造体から前記物品を識別するための情報を受信する際の電波の周波数が互いに異なっている、請求項10から14のいずれか1項に記載の電子タグ。
  16. 前記アクティブ構造体は、他の電子タグを構成するアクティブ構造体とマルチホップ型のネットワークを形成している、請求項10から14のいずれか1項に記載の電子タグ。
  17. 前記アクティブ構造体は、前記パッシブ構造体から受信した前記物品を識別するための情報を他のアクティブ構造体に対して電波により送信するとともに、他のアクティブ構造体から電波により送信されてきた前記物品を識別するための情報を受信する手段と、他のアクティブ構造体から受信した前記物品を識別するための情報を前記リーダライタに対して電波により送信する手段とをさらに具備する、請求項16に記載の電子タグ。
  18. 前記アクティブ構造体は、前記物品を識別するための情報を前記リーダライタに対して送信する際の電波の周波数と、前記物品を識別するための情報を他のアクティブ構造体に対して送信する際の電波の周波数とが互いに同一である、請求項17に記載の電子タグ。
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