JP4448088B2 - 移動局の標定 - Google Patents

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Description

関連出願
この出願は、2002年10月1日に出願された米国仮出願第60/415,358号に対して優先権を主張する。
本出願は、一般に、無線データ通信システムに関する。
データは、1つ以上のマシンによる等の形式化された方法での操作および/または処理に適した任意の形態になっている情報である。無線データ通信システムは、データ通信局が、少なくとも1つの無線データ通信リンクを介して(例えば、空気中を介してまたは真空中を介して)データを送信および/または受信するシステムである。
無線データ通信システムの1つの種類は、移動無線データ通信システムである。移動無線データ通信システムにおいては、少なくとも1つのデータ通信局は、移動局である。典型的には、移動無線データ通信システムは、多くの場合、1つ以上の基地局と、1つ以上の移動局とで構成されている。基地局は、地理的に固定され、かつ典型的には、アンテナ、増幅器、受信機及び送信機と、信号を送信及び受信し、高周波(RF)と音声信号との間で変換する同様のハードウェア及びソフトウェアとで構成されているデータ通信局である。基地局の実例は、該基地局が、その範囲内で、判断力をもって信号を送受信することができる地理的範囲(すなわち、セル)内に現在位置している携帯電話と通信する携帯基地局である。
移動局は、動作中または停止中に、指定されていない場所で使用されることが意図され、かつ典型的には、アンテナ、増幅器、受信機及び送信機と、信号を送信及び受信し、RF波と音声信号との間で変換する同様のハードウェア及びソフトウェアとで構成されているデータおよび/または音声通信局である。移動局の実例は、GSM(global system for mobile communications)デバイス、周波数分割多元接続(frequency division multiple access;FDMA)デバイス、時分割多元接続(time division multiple access;TDMA)デバイス、符号分割多元接続(code division multiple access;CDMA)デバイス、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access;WCDMA)デバイス及びAMPS(analog mobile phone system)デバイス等のセルラーデバイスである。
移動無線データ通信システムに対しては、多くの用途がある。1つのそのような用途は、その地理的位置が、分かっているか、または該位置を知ることができる(例えば、その位置は、現在は分かっていないが、その位置を規定の技術によって判断することができる)1つ以上のデータ通信局から収集した情報に基づく、移動局の、それまで分からなかった地理的位置推定の判断である。
当業者は、移動局の地理的位置推定の精度を高める永続する必要性があることを認識するであろう。従って、本開示の主題の1つの態様は、移動局の地理的位置推定の精度を高めることである。
[発明の概要]
一実施形態において、移動局の位置を推定する方法は、移動局のホームネットワークプロバイダ以外の1つ以上のネットワークプロバイダに属し、1つ以上の識別可能な(discernable)基地局との通信を実質的に現在可能にする1つ以上の無線チャネルをロギングすること(logging)(すなわちログ記録すること)と、該移動局のホームネットワークプロバイダ以外の1つ以上のネットワークプロバイダに属する1つ以上の無線チャネルによって、該移動局の地理的位置を設定することとにより特徴付けられる。
一実施形態において、移動局の位置を推定する方法は、移動局の第1の無線モードを選択することと、1つ以上の識別可能な基地局との通信を可能にする1つ以上の第1の無線モードチャネルをロギングすることであって、該ロギングが、該第1の無線モードチャネルが属している1つ以上のネットワークプロバイダと無関係であることと、ロギングした1つ以上の第1の無線モードチャネルによって、該移動局の地理的位置を設定することとにより特徴付けられる。
一実施形態において、1つの方法は、そのネットワークプロバイダが、関連するネットワークプロバイダを有する移動局に知られていない基地局の地理的情報に対する要求を受信することと、そのネットワークプロバイダが、該受信に応答して知られていない該基地局の地理的情報を送信することとにより特徴付けられる。
移動局のホームネットワークプロバイダ以外の1つ以上のネットワークプロバイダに属する1つ以上の無線チャネルによって、該移動局の地理的位置を設定する方法であって、前記方法は、一実施形態において、該移動局によって識別可能な1つ以上の基地局の識別を受信することと、該移動局によって識別可能な1つ以上の基地局の1つ以上の地理的位置を検索することと、該1つ以上の基地局の地理的位置によって、該移動局の地理的位置を計算することとにより特徴付けられる。
ホームネットワークプロバイダに関連する移動局の位置を推定する方法であって、前記方法は、一実施形態において、該移動局に関連するホームネットワークプロバイダによって発信された位置情報と、該ホームネットワークプロバイダではない少なくとも1つの他のネットワークプロバイダからの位置情報とを受信することと、該ホームネットワークプロバイダ及び該ホームネットワークプロバイダではない少なくとも1つの他のネットワークプロバイダによって発信された受信位置情報から、地理的位置を判断することとにより特徴付けられる。
1つ以上の様々な実施形態において、関連するシステムは、限定するものではないが、上述した方法の実施形態を実施する回路構成および/またはプログラミングを含み、該回路構成および/またはプログラミングは、実質的には、ハードウェア、ソフトウェア、および/またはシステム設計者の設計選択により、上述した方法の実施形態を実施するように構成されたファームウェアのいずれかの組合せとすることができる。
上記のことは要約であり、従って必要により、単純化、一般化及び細部の省略を含み、従って当業者は、該要約が単に例証であり、多少でも限定しようとするものではないことを認識するであろう。唯一、特許請求の範囲によって定義される、本願明細書に記載したデバイスおよび/またはプロセスの他の態様、発明の特徴及び効果は、本願明細書に記載した非限定的な詳細な説明で明らかになるであろう。
異なる図面における同じ符号の使用は、通常同様のまたは同一の要素を示す。
図1は、本出願の主題の態様を実施することができる環境100を示す。多数の基地局が描かれており、それらは、3つの異なるネットワークプロバイダA、B及びCによって支配されかつ維持されるものとして示されており、中央には、移動局102が位置している。1つの実施において、移動局102は、多帯域無線デバイス(例えば、800MHz帯域及び1900MHz帯域で作動可能な携帯電話)であり、別の実施においては、移動電話102は、多モードデバイス(例えば、2つ以上の異なるモード(例えば、CDMA、WCDMA、AMPS、TDMA、FDMA、ハイデータレート(High Data Rate;HDR)および/またはGSMネットワーク)で作動することができる携帯電話)である。
実施例の環境100において、ネットワークプロバイダAは、TDMAタイプのネットワークにおいて、4つの基地局、すなわち、基地局No.A01、基地局No.A02、基地局No.A03及び基地局No.A04を保持する。ネットワークプロバイダAにより提供されおよび/または保持される様々な基地局の地理的位置は、知ることができる。本願明細書中で、一実施形態において、「知ることができる」とは、移動局102が、実際には、特定のネットワークプロバイダによって提供されるネットワークに対する加入者であり、この場合、特定の基地局の物理的位置情報は、そのネットワークプロバイダにより、直接移動局102に提供されることを意味する。別の実施において、「知ることができる」とは、移動局102は、移動局102が通信している特定のネットワークに対する加入者ではないが、移動局102が通信しているネットワークは、その基地局の地勢位置情報を移動局102に与える(例えば、ネットワークプロバイダが、様々な加入者間でそのような情報を与えることをあらかじめ同意している場合など)ことを意味する。また別の実施において、「知ることができる」とは、移動局102は、移動局102が通信している特定のネットワークに対する加入者ではないが、移動局102は、該基地局の地理的位置を、信頼の置ける第三者(例えば、該信頼の置ける第三者が、そのような地理的位置情報が要求/提供されている基地局を所有するネットワークプロバイダの識別を明らかにすることなく、基地局ID、ネットワークタイプ(例えば、TDMA、CDMA、WCDMA、GSM、AMPs、HDR等)および/または周波数種別等の情報に応答して、基地局の位置情報を様々な要求者に提供することができるように、あらかじめ、ネットワークプロバイダと契約している会社によって提供される計算構成要素)から得ることができることを意味する。
例示的な環境100において、ネットワークプロバイダBは、CDMAタイプのネットワークにおいて、2つの基地局、すなわち、基地局No.B01及び基地局No.B02とを保持する。ネットワークプロバイダBによって提供されおよび/または保持される様々な基地局の地理的位置は、知ることができる。
例示的な環境100において、ネットワークプロバイダCは、CDMAタイプのネットワークにおいて、4つの基地局、すなわち、基地局No.C01と、基地局No.C02と、基地局No.C03及び基地局No.C04を保持する。ネットワークプロバイダCによって提供されおよび/または保持される様々な基地局の地理的位置は、知ることができる。
CDMA及びTDMAタイプのネットワークは、本願明細書において、説明のために示されているが、当業者は、GSM、FDMAまたはAMPSタイプのネットワーク等の他の多くのタイプのネットワークを用いることができることを認識するであろう。本出願の主題に関して、移動局102が、移動局102から基地局102までの距離を得ることができるような状態で、該基地局からの送信を受信することができる限り、該ネットワークは、実際にはどのようなタイプとすることもできる。また、携帯電話は、移動体デバイス102の一種として議論してきたが、そのような無線デバイス(例えば、無線PDA、無線ページャ、及び無線モデムを用いたデータ処理システム)が、基地局からの送信を受信することができる限り、実質的には、どのようなタイプの無線デバイスも、本出願の主題の範囲内で用いることができる。
図2Aは、図1の環境100内で個別におよび/またはまとめて実行することができる様々なプロセスの様々な実施を示す高レベルの論理フローチャートを示す。方法ステップ200は、該プロセスのスタートを示す。ステップ201において、1つの実施においては、移動局102は、その使用可能なモード、周波数帯域及びチャネルを介して探索して、どのモード、周波数帯域及びチャネルが、現在、少なくとも1つの識別可能な基地局との通信を実行できるかを判断する。本願明細書で用いる場合、「識別可能な基地局」とは、移動局が、該基地局が属するネットワークプロバイダを認識していないか、または知らず、かつ基地局を識別することができる1つ以上の無線チャネルを記録しない場合でも、該移動局が、該基地局からの信号を受信して識別することができることを示す。
ステップ202において、移動局102は、基地局を識別することができる1つ以上の無線チャネル(例えば、方法ステップ201で記録されたチャネル等)を有する、CDMAモード、GSMモード、TDMAモード、AMPSモード、HDRモード等の動作のモードを選択する。
ステップ203において、移動局102は、該選択された動作のモードによって使用される(例えば、CDMA、WCDMA、GSM、TDMA、AMPS、HDR等のモードで動作しているときに、移動局102によって使用される)周波数帯域を選択する。
ステップ204において、移動局102は、該選択された周波数帯域内で用いられるチャネル(例えば、TDMAまたはGSMタイプのシステムにおける送信/受信チャネル周波数、またはCDMAタイプのシステムにおけるパイロットチャネル)を選択する。
ステップ206において、移動局102は、該選択されたチャネルを用い、これは、検知された基地局の物理的位置を判断することを含むことができる。
当業者は、概念を明瞭にするために、特定の物理的構成要素内で/特定の物理的構成要素において行われるものとして、多くの動作を本願明細書に記載しているが、実際には、そのような動作が、集中型または分散型のいずれかの様式で、その他の特定の物理的構成要素において/その他の特定の物理的構成要素内で、一般的に行われることを認識するであろう。例えば、本願明細書における多くの計算動作は、移動局102において移動局102内で行われるものとして説明されているが、当業者は、ほとんどの実際のシステムにおいては、そのような計算動作が、移動局102が通信している(例えば、多くの無線システムで用いられている小型軽量クライアントアプローチ)1つ以上の基地局に常駐しているまたは近傍の計算回路構成および/またはプログラミングを用いて、主に実行されることを認識するであろう。従って、当業者は、本願明細書に記載されている様々な計算および/または動作の物理的位置が、概して単に例示的なものであり、そのような動作を実行するのに用いられる実際の物理的位置、回路構成及びプログラミングが、システム設計者の権限内での設計選択であることを認識するであろう。ゆえに、本出願の主題の観点から、ある物理的デバイスが、本願明細書に記載されたプロセスの少なくとも一部を実行する回路構成を有する場合、事実上、該デバイスは、実際には、様々な物理的デバイスに分散させることができる種々の計算および/または動作の全てを実行するものとしてみることができる。
ステップ208において、移動局102は、該移動局自体と、上記識別可能な基地局との物理的距離を判断する(通常、該基地局は、上記選択されたチャネルに対して最も強力な周波数を有する)。
ステップ210において、移動局102は、移動局102が、その地理的位置を位置推定するのに十分な情報(例えば、三角測量演算を実行するのに十分な情報)を有しているか否かを判断する。当業者は、移動局102が、その地理的位置が、「三角測量」として知られている演算によって分かっている少なくとも3つの基地局からの物理的距離を知っている限り、移動局102が、その物理的位置を比較的正確に判断することができることを認識するであろう。1つの実施において、ステップ210の判断が、移動局102の地理的位置を位置推定するのに十分な情報が知られていないという場合には、上記プロセスはステップ212に進み、この場合、移動局102は、(例えば、TDMAまたはGSMタイプのシステムにおいて異なる周波数チャネルに切り替えること、またはCDMAタイプのシステムにおいて異なるパイロットチャネルに切り替えることにより)直前に選択したチャネルとは異なるチャネルを選択する。そして、上記プロセスは、その後該プロセスが、本願明細書に記載した様式で進行するステップ206に進む。
ステップ210の判断が、移動局102の地理的位置を位置推定するのに十分な情報(例えば、三角測量が用いられる場合、その地理的座標が分かっている少なくとも3つの基地局からの距離)が分かっているという場合には、上記プロセスは、ステップ213に進む。ステップ213においては、移動局102の地理的位置が判断される(例えば、移動局102は、三角測量を用いて、それ自体の位置を計算する)。
ステップ214においては、(例えば、移動局102が、三角測量を基にしている場合、少なくとも1つ以上の基地局の位置を得ると共に、該少なくとも1つの基地局からの距離を得ることにより)現在の精度レベルを超えて、地理的位置の位置推定の精度を上げるのが好ましいか否かについての判断がなされる。1つの実施において、現在の精度レベルを超える地理的位置の位置推定の精度向上が好ましくないと判断された場合、上記プロセスは、ステップ216で終了する。
現在の精度レベルを超える地理的位置の位置推定の精度向上が好ましいと判断された場合には、上記プロセスは、ステップ212に進んで、本願明細書に記載された様式で続けられる。
代替の実施においては、ステップ210の判断が、移動局102の地理的位置を位置推定するのに十分な情報が分かっていないという場合、上記プロセスはステップ218に進み、この場合、移動局102は、直前に選択されたのとは異なる周波数帯域を選択する。例えば、移動局102は、800MHzの周波数帯域から1900MHzの周波数帯域に切り替えてもよく、1つの実施において、該新しい周波数帯域は、該直前の周波数帯域を所有していた同じネットワークプロバイダによって占有され、別の実施においては、該新しい周波数帯域は、異なるネットワークプロバイダによって占有される。その後、上記プロセスは、ステップ204に進んで、本願明細書に記載されているように続けられる。
代替の実施において、ステップ214の判断が、現在の精度レベルを超える地理的位置の位置推定の精度向上が好ましいという場合には、上記プロセスはステップ218に進む。ステップ218において、移動局102は、直前に選択されたのとは異なる周波数帯域を選択する。その後、該プロセスは、ステップ204に進んで、本願明細書に記載されたような様式で続けられる。
さらなる代替の実施において、ステップ210の判断が、移動局102の地理的位置を位置推定するのに十分な情報が分かっていないという場合、上記プロセスはステップ220に進む。ステップ220において、移動局102は、CDMA、GSM、TDMA、AMPS等の動作のモードを選択し、この場合、該選択されたモードは、直前に選択されたものとは異なる。その後、上記プロセスはステップ203に進み、本願明細書に記載されたような様式で続けられる。
さらに代替の実施において、ステップ214の判断が、現在の精度レベルを超える地理的位置の位置推定の精度向上が好ましいという場合には、上記プロセスはステップ220に進む。ステップ220において、移動局102は、CDMA、GSM、TDMA、AMPS等の動作のモードを選択し、この場合、該選択されたモードは、直前に選択されたものとは異なる。その後、上記プロセスはステップ203に進み、本願明細書に記載されたような様式で続けられる。
図2Bは、図2Aの高レベルの論理フローチャートの代替の実施を示す高レベルの論理フローチャートである。1つの例示的な実施において、ステップ201は、サブステップ230から234を含む。ステップ230において、移動局102は、移動局102の直前に選択されなかった無線モードを選択する。ステップ232において、移動局102は、1つ以上の識別可能な基地局との通信を実行できる、1つ以上の直前に選択されなかった無線モードチャネルを記録し(例えば、移動局102が、該基地局のネットワークプロバイダを知らない場合でも、該識別可能な基地局は記録される)、前記ロギングは、該チャネルが属する1つ以上のネットワークプロバイダとは関係なく、また前記ロギングは、能動的なまたは受動的なモニタリングに基づいている(例えば、CDMAシステムの場合のように傾聴されるか、または、TDMA/GSMシステムの場合のように、放送が送出され、かつ基地局に応答するように要求する)。ステップ234において、移動局102は、選択する追加的なモードがあるか否かを判断する。すなわち、選択ステップ230及びロギングステップ232は、該移動局の全ての無線モードが選択されるまで繰り返される。上記高レベルの論理フローチャートの代替の実施の残りのステップは、本願明細書に記載したように機能する。
図2Cは、図2Aの高レベルの論理フローチャートの代替の実施を示す高レベルの論理フローチャートである。図示のように、ステップ201は、複数のサブステップ240から244を含む。ステップ240において、移動局102は、該移動局の直前に選択されていない無線周波数帯域を選択する。ステップ242において、移動局102は、1つ以上の識別可能な基地局との通信を実行できる1つ以上の直前に選択されなかった無線周波数帯域チャネルを記録する。該ロギングは、該チャネルが属している1つ以上のネットワークプロバイダとは関係なく、また該ロギングは、能動または受動モニタリングのいずれかに基づいている。ステップ244において、移動局102は、選択する追加的な無線周波数帯域があるか否かを判断する。すなわち、選択ステップ240及びロギングステップ242は、該移動局の全ての無線周波数帯域が選択されるまで繰り返される。上記高レベルの論理フローチャートの代替の実施の残りのステップは、本願明細書に記載したように機能する。
ステップ210のまた別の代替の実施(図示せず)においては、セルラー及びPCSネットワークが、ローミング契約(roaming agreement)を有する異なるネットワークプロバイダによって作動する。このことは、移動局102が、一般に、事前記憶された「競合する」システムに関する全ての情報を有していることを意味する。すなわち、この状態において、移動局102は、移動局102が、上述したような位置標定(position location)機能を実行することを要しなければ、基地局を探索することを試みない場合もある。この特殊なケースにおいて、移動局102は、その元々の処理手順を変えて、代替のシステムの探索を実行してもよい。当業者は、代替のシステムに関する情報を、移動局102のローカルメモリに格納し、および/またはネットワークによるメッセージングを介して移動局102に配信することができ、この場合、位置標定は、標準的なネットワーク操作処理手続きに対して若干の修正を要求することを認識するであろう。当業者は、本願明細書に記載した探索のメカニズムを実際に実施することに関して、異なる方法があることを認識するであろう。例えば、そのような探索メカニズムは、実時間信号処理と共に、新しい周波数に同調することを要する実時間探索とすることができる。あるいは、そのような探索メカニズムは、バッファ探索アプローチ(buffer search approach)であってもよく、この場合、移動局102は、新しい周波数に同調して、後処理に対して十分な信号のセグメントを格納する。そして、移動局102は、その機能中のチャネルまたはシステムに戻って同調し、格納された信号セグメントのオフライン探索を実行することができる。当業者は、CDMAが、上記説明した種類の動作に適していることを認識するであろう。
図2Dは、図2Aに示したプロセスの代替の実施を示す高レベルの論理フローチャートである。図に示すように、ステップ206は、複数のサブステップ252から254を含む。ステップ252において、移動局102は、上記選択された周波数上の基地局IDを得た後に、該基地局ID、選択された周波数、および/またはネットワークタイプを、地理的位置データのリポジトリ(repository)として機能する信頼の置ける第三者に送信する。例えば、当業者は、基地局の地理的位置が、一般的には機密扱いされ、ネットワークプロバイダは、一般に、それら基地局の地理的位置を公表することを好まないことを認識するであろう。従って、1つの実施において、信頼の置ける第三者は、様々な基地局の地理的位置を、そのような基地局を所有するネットワークプロバイダを識別することなく配信することができることを保障するために用いられる。該信頼のおける第三者は、多くのネットワークプロバイダの基地局の地理的位置へのアクセスを有するが、様々な基地局の該ネットワークプロバイダに関する機密性を維持するために契約上の義務がある計算/ビジネスエンティティとすることができる。典型的には、移動局102は、移動局102のホームネットワークを介して該信頼のおける第三者と通信する。
ステップ254において、移動局102は、上記信頼のおける第三者から基地局の地理的位置を受信する。上記高レベルの論理フローチャートの代替の実施の残りのステップは、本願明細書に記載したように機能する。
別の実施においては、ステップ258において、移動局102は、基地局の地理的位置を、移動局102が通信している基地局から直接得る。この実施は、典型的には、移動局102が、そのホームネットワーク(例えば、その恒久的に割当てられたホームネットワークプロバイダまたはその一時的に割当てられたローミングネットワークプロバイダのいずれか)で基地局と通信している場合に用いられる。上記高レベルの論理フローチャートの代替の実施の残りのステップは、本願明細書に記載したように機能する。
図2Eは、図2Aの高レベルの論理フローチャートの代替の実施を示す高レベルの論理フローチャートである。図に示すように、ステップ213は、複数のサブステップ260を含む。ステップ260において、移動局102は、それ自体の地理的位置を(例えば、三角測量計算によって)計算する。該高レベルの論理フローチャートの代替の実施の残りのステップは、本願明細書に記載したように機能する。
また、図に示すように、ステップ213は、複数のサブステップ262から266を含む。ステップ262において、位置判断構成要素(Position Determination Entity)(例えば、信頼のおける第三者)は、移動局102によって識別可能な1つ以上の基地局の識別を受信する。ステップ264において、該位置判断構成要素は、移動局102によって識別可能な1つ以上の基地局の地理的位置を受信する。ステップ266において、該位置判断構成要素は、該1つ以上の基地局の地理的位置を用いて、移動局102の地理的位置を計算する。該高レベルの論理フローチャートの代替の実施の残りのステップは、本願明細書に記載したように機能する。
さらに、図に示すように、ステップ213は、複数のサブステップ262から268を含む。ステップ268において、上記位置判断構成要素は、上記移動局の計算された地理的位置を(例えば、該移動局自体に戻して、あるいは、基地局におけるまたは基地局の近くの別の計算エンティティへ)送信する。この代替の実施においては、ステップ262から266は、上述したように機能する。該高レベルの論理フローチャートの代替の実施の残りのステップは、本願明細書に記載したように機能する。
図2Fは、図2Eの高レベルの論理フローチャートの代替の実施及びそれ自体の実施を示す高レベルの論理フローチャートである。図に示すように、ステップ264は、複数のサブステップ270から274を含む。ステップ270において、上記位置判断構成要素(例えば、信頼の置ける第三者または移動局102のホームネットワークに常駐する位置判断構成要素)は、そのネットワークプロバイダが知られていない基地局のための基地局識別子または周波数を受信する。ステップ272において、該位置判断構成要素は、例えば、移動局102が現在通信することができる少なくとも1つの基地局の少なくとも1つの既知の地理的エリア、例えば移動局102のホームネットワーク内の基地局の座標を検索することにより、そのネットワークプロバイダが知られていない基地局に最も近い少なくとも1つの地理的エリアを判断する。ステップ274において、該位置判断構成要素は、少なくとも1つの判断された地理的エリア、及びそのネットワークプロバイダが知られていない基地局の基地局識別子および/または周波数を用いて、そのネットワークプロバイダが知られていない基地局の地理的位置を検索する。上記高レベルの論理フローチャートの代替の実施の残りのステップは、本願明細書に記載したように機能する。
図に示すように、また別の実施において、ステップ213は、複数のサブステップ270から276を含む。上記位置判断構成要素は、(例えば、上記信頼の置ける第三者コンセプトに関して本願明細書に記載したように)そのネットワークプロバイダが知られていない基地局に関連するネットワークプロバイダを識別することなく、そのネットワークプロバイダが知られていない基地局の地理的情報を送信する。この代替において、ステップ270から274は、上述したように機能する。上記高レベルの論理フローチャートの代替の実施の残りのステップは、本願明細書に記載したように機能する。
図2Aから図2Fを参照して分かるように、図2Aから図2Fの高レベルの論理フローチャートを流れる多数の異なる代替可能な経路がある。下記のものは、いかに様々な経路を、図示の例示的な環境100のコンテキスト内で用いることができるかを示すいくつかの実施例である。
図3Aから図3Bは、環境100において、図2Aから図2Fの上述したステップのうちのいくつかを実行する移動局102を示す。説明のため、移動局102は、現在の動作モードとしてTDMAを選択している(例えば、図2Aに示す方法のステップ202における場合のように、TDMAまたはGSMモードを選択している)マルチモードでマルチバンドの無線電話であると仮定する。また、移動局102は、第1の周波数帯域を選択しており(例えば、図2Aに示す方法のステップ203における場合のように、第1の周波数帯域を選択しており)、これは、ネットワークプロバイダAのTDMAネットワークに属し、ネットワークプロバイダAの基地局A01及びA04が作動している周波数帯域となる場合もある。(ネットワークプロバイダAの基地局A02及びA03は、点線で示すように、異なる周波数帯域で作動しており、そのため、現在は、移動局102により見ることはできず、それらは、移動局102の範囲内にあるが、移動局102は、基地局A02及びA03が作動している対応する周波数帯域に切り替えるべきである。)
さらに、移動局102は、第1の選択した周波数帯域内の第1の周波数を選択している(例えば、図2Aのステップ204における場合のような第1のチャネルを選択している)。図3Aに示すように、移動局102は、当業者に知られている多数の方法のうちのいずれかによって(例えば、基地局No.A01をピンギングすることにより)、ネットワークプロバイダAの基地局No.A01と移動局102自体との間の無線伝送に対する第1の伝搬時間t1を決めるために、該第1の選択された周波数を用いる。当業者は、一旦、該伝搬時間t1が分かれば、該基地局からの移動局102の距離を、電波伝搬の速度(例えば、空気中の光の速度)を用いて計算することができることを認識するであろう。また、移動局102は、ネットワークプロバイダAの基地局A01の地理的位置LA01(例えば、経度及び緯度等の地理的座標)を判断し、該位置は、いくつかの実施において、ネットワークプロバイダAから直接受信し、また他の実施においては、本願明細書に記載したように、信頼のおける第三者から受信する。
移動局102が第1の伝搬時間t1(すなわち、ネットワークプロバイダAの基地局A01からの距離)と、ネットワークプロバイダの基地局A01の位置LA01とを判断した後、移動局102は、(例えば、図2Aの方法のステップ212における場合のように)上記第1の選択された周波数帯域における第2のチャネルを選択する。該第1の選択された周波数帯域における第2の選択された周波数を用いて、移動局102は、当業者に知られている多数の方法のうちのいずれかによって(例えば、基地局No.A04をピンギングすることにより)、ネットワークプロバイダAの基地局No.A04と移動局102自体との間の無線伝送に対する第2の伝搬時間t2を決める。また、移動局102は、ネットワークプロバイダAの基地局A04の地理的位置LA04(例えば、経度及び緯度等の地理的座標)を判断し、該位置は、いくつかの実施において、ネットワークプロバイダAから直接受信し、また他の実施においては、本願明細書に記載したように、信頼の置ける第三者から受信する。
この時点で、移動局102は、それ自体から2つの既知の地理的位置(例えば、基地局A01及びA04の地理的位置)が分かっていることに注意する。従って、移動局102が、三角測量を用いて、その地理的位置を判断すると仮定すると、移動局102は、まだ、その地理的位置を位置推定するのに十分な情報を有していない(例えば、移動局102が、その地理的位置を位置推定するのに十分な情報を有しているかというステップ210の判断は、否定的な答えとなる)。
図2Aの参照によって分かるように、いくつかの実施において、第3のチャネルが、上記第1の選択された周波数帯域で使用可能であり、移動局102は、該第3の選択されたチャネルを選択して該チャネルによって処理することが可能である。しかし、説明のため、移動局102がt2(すなわち、ネットワークプロバイダAの基地局A04からの距離)及びネットワークプロバイダの基地局A04の位置LA04を判断した後、移動局102は、該第3のチャネルが、上記第1の選択された周波数帯域内で使用できないことを判断すると仮定する。従って、上記プロセスは、必要に応じて、新しい周波数帯域または新しいモードを選択することができる。
説明のため、移動局102は、その地理的位置を位置推定するのに必要な追加的な情報を得ようと試みるために、(例えば、図2Aのステップ218に示すように)新しい周波数帯域に切り替えることを選ぶ。そのような動作の実施例を図3Bに示す。
図3Bは、(例えば、ステップ216における場合のように)第2の周波数帯域を選択する移動局102を示し、これは、ネットワークプロバイダAのTDMAネットワークに属し、ネットワークプロバイダAの基地局A02及びA03が作動している周波数帯域となる場合もある。(ネットワークプロバイダAの基地局A01及びA04が、上記第1の選択された周波数帯域で作動しており、そのため、該基地局が移動局102の範囲内にあるが、現在は、移動局102により見ることはできないということに注意する。)移動局102は、(例えば、ステップ218の実行後にステップ204が続く場合のステップ204における場合のように)上記第2の選択された周波数帯域内で第1の周波数を選択する。移動局102は、当業者に知られている多数の方法のうちのいずれかによって(例えば、基地局No.A03をピンギングすることにより)、ネットワークプロバイダAの基地局No.A03と移動局102自体との間の無線伝送に対する第3の伝搬時間t3を決める。当業者は、一旦、該伝搬時間が分かれば、該基地局からの移動局102の距離を計算することができることを認識するであろう。また、移動局102は、ネットワークプロバイダAの基地局A03の地理的位置LA03(例えば、地理的座標)を判断し、該位置は、いくつかの実施において、ネットワークプロバイダAから直接受信し、また他の実施においては、本願明細書に記載したように、信頼の置ける第三者から受信する。
従って、移動局102は、それ自体から3つの既知の地理的位置(例えば、基地局A01、A03及びA04の地理的位置)までの距離を知る。その結果として、移動局102が、三角測量を用いてその地理的位置を判断すると仮定すると、移動局102は、この時、その地理的位置を位置推定するのに十分な情報を有している(例えば、移動局102が、その地理的位置を位置推定するのに十分な情報を有しているかというステップ210の判断は、肯定的な答えとなる)。
移動局102が、t3(すなわち、ネットワークプロバイダAの基地局A03からの距離)と、ネットワークプロバイダの基地局A03の位置LA03とを判断した後、移動局102は、三角測量によって、その地理的位置を位置推定するのに十分な情報を有する(例えば、方法ステップ210の照会は、肯定的な答えとなる)。移動局102は、三角測量で測量するのに十分な情報を有していても、移動局102は、第2のチャネルが、上記第1の選択された周波数帯域内で使用可能であることを判断し、上記第2の選択された周波数帯域内で第2の周波数を選択する(例えば、精度を上げることが好ましいかというステップ214の判断が、肯定的な答えとなる場合、および上記プロセスが、ステップ218の実行に進んだ場合が発生する場合)。
移動局102は、上記第2の選択された周波数帯域内の第2の選択された周波数を用いて、当業者に知られている多数の方法のうちのいずれかによって(例えば、基地局No.A02をピンギングすることにより)、ネットワークプロバイダAの基地局No.A02と移動局102自体との間の無線伝送に対する第4の伝搬時間t4を決める。また、移動局102は、ネットワークプロバイダAの基地局A02の地理的位置LA02(例えば、地理的座標)を判断し、該位置は、いくつかの実施において、ネットワークプロバイダAから直接受信し、また他の実施においては、本願明細書に記載したように、信頼の置ける第三者から受信する。
図2Aにおいて上述したように、図2Aの高レベルの論理フローチャートを流れる様々な経路においては、移動局102が、他の動作モードに切り替わった後、該他のモードで、その(移動局102の)地理的位置を位置推定することが可能である。上記の例示的な動作を、図4Aから図4Bに示し、以下に説明し、これは、図3Aから図3Bに記載した実施例を確立するように続く。
図4Aは、CDMAを、その現在の動作モードとして選択した(例えば、CDMAモードを、図2Aのステップ202で選択した)移動局102(説明のため、マルチモード、マルチバンドの携帯電話と仮定する)を示す。また、移動局102は、ネットワークプロバイダBに属している第1の周波数帯域を選択しており(例えば、ステップ203で、第1の周波数帯域を選択しており)、これは、ネットワークプロバイダBのCDMAネットワークに属し、ネットワークプロバイダBの基地局B01及びB02が作動している周波数帯域となる場合もある。ネットワークプロバイダCの基地局C01からC04は、点線を用いて示すように、異なる周波数帯域で作動しており、そのため、現在は、移動局102により見ることはできず、それらは、移動局102の範囲内にあるが、移動局102を、それらのCDMA周波数帯域に同調させるべきである。
移動局102は、上記第1の選択された周波数帯域内で第1のパイロットチャネルを選択する(例えば、ステップ204において、第1のチャネルを選択する)。移動局102は、該第1の選択されたパイロットチャネルを用いて、当業者に知られている多数の方法のうちのいずれかによって(例えば、他の既知の/受信したパイロットチャネル(図示せず)に対する該受信したパイロットチャネルのチップオフセットを判断することにより)、ネットワークプロバイダBの基地局No.B01とそれ自体(移動局102)との間の無線伝送に対する第5の伝搬時間t5を決める。当業者は、一旦、伝搬時間t5が分かると、該基地局からの移動局102の距離を計算することができることを認識するであろう。また、移動局102は、ネットワークプロバイダBの基地局B01の地理的位置LB01(例えば、経度及び緯度等の地理的座標)を判断し、該位置は、いくつかの実施において、ネットワークプロバイダBから直接受信し、また他の実施においては、本願明細書に記載したように、信頼の置ける第三者から受信する。
移動局102が、伝搬時間t5(すなわち、ネットワークプロバイダBの基地局B01からの距離)及びネットワークプロバイダBの基地局B01の位置LB01を判断した後、移動局102は、(例えば、ステップ212のように)ネットワークプロバイダBに属する上記第1の選択された周波数帯域内で第2のパイロットチャネルを選択する。移動局102は、該第2の選択されたパイロットチャネルを用いて、当業者に知られている多数の方法のうちのいずれかによって(例えば、他の既知の/受信したパイロットチャネルに対する該受信したパイロットチャネルのチップオフセットを判断することにより)、ネットワークプロバイダBの基地局No.B02とそれ自体(移動局102)との間の無線伝送に対する第6の伝搬時間t6を決める。また、移動局102は、ネットワークプロバイダBの基地局B02の地理的位置LB02(例えば、経度及び緯度等の地理的座標)を判断し、該位置は、いくつかの実施において、ネットワークプロバイダBから直接受信し、また他の実施においては、本願明細書に記載したように、信頼の置ける第三者から受信する。
この時点で、移動局102には、それ自体から6つの既知の地理的位置までの距離(例えば、図3Aから図3Bに関して説明したように、基地局A01、A02、A03及びA04の地理的位置からの距離、および図3Aに関して説明したように、基地局B01及びB02の地理的位置からの距離)が分かっている。従って、移動局102が、三角測量を用いて、その地理的位置を判断すると仮定すると、移動局102は、その地理的位置を位置推定するのに十分な情報を有している(例えば、移動局102が、その地理的位置を位置推定するのに十分な情報を有しているかというステップ210に示された照会は、肯定的な答えとなる)。
図4Bは、移動局102が、t6(すなわち、ネットワークプロバイダBの基地局B02からの距離)及びネットワークプロバイダの基地局B02の位置LB02を判断した後、移動局102が、三角測量によって、その地理的位置を位置推定するのに十分な情報を有している(例えば、ステップ210の照会が、肯定的な答えとなる)ことを示す。移動局102が、三角測量で測量するのに十分な情報を有していても、まだ上記選択されたCDMAのモードになっている移動局102は、さらなる位置推定精度が好ましいかを判断する。すなわち、移動局102は、ネットワークプロバイダCに属する第2のCDMA周波数帯域を選択し(例えば、精度を上げることが好ましいかというステップ214における照会が肯定的な答えとなる場合、および上記プロセスが、ステップ218の実行に進んだ場合が発生する場合)、これは、ネットワークプロバイダCのCDMAネットワークに属し、ネットワークプロバイダの基地局C01、C02、C03及びC04が作動している周波数帯域となる場合もある。ネットワークプロバイダBの基地局B01及びB02は、点線で示すように、異なる周波数帯域で作動しており、そのため、現在は、移動局102により見ることはできず、それらは、移動局102の範囲内にあるが、移動局102を、それらの周波数帯域に同調させるべきである。
移動局102は、上記第2の選択された周波数帯域内で第1のパイロットチャネルを選択する(例えば、ステップ204が、ステップ218の後に続く場合、ステップ204において第1のチャネルを選択する)。移動局102は、該第1の選択されたパイロットチャネルを用いて、当業者に知られている多数の方法のうちのいずれかによって(例えば、他の既知の/受信したパイロットチャネルに対する該受信したパイロットチャネルのチップオフセットを判断することにより)、ネットワークプロバイダCの基地局No.C01と移動局102自体との間の無線伝送に対する第7の伝搬時間t7を決める。当業者は、一旦、伝搬時間t7が分かれば、該基地局からの移動局102の距離を計算することができることを認識するであろう。また、移動局102は、ネットワークプロバイダCの基地局C01の地理的位置LC01(例えば、経度及び緯度等の地理的座標)を判断し、該位置は、いくつかの実施において、ネットワークプロバイダCから直接受信し、また他の実施においては、本願明細書に記載したように、信頼の置ける第三者から受信する。
移動局102が、t7(すなわち、ネットワークプロバイダCの基地局C01からの距離)及びネットワークプロバイダCの基地局C01の位置LC01を判断した後、移動局102は、(例えば、ステップ212のように)本願明細書の他の箇所で説明したのと同様の方法を用いて、ネットワークプロバイダCに属する上記第2の選択された周波数帯域内で第2の、第3の、及び第4のパイロットチャネルを実質的に選択する。それぞれ、上記第2の選択された周波数帯域内の第2の、第3の、及び第4の選択されたパイロットチャネルを用いて、移動局102は、当業者に知られている多数の方法のうちのいずれかによって(例えば、他の既知の/受信したパイロットチャネルに対する該受信したパイロットチャネルのチップオフセットを判断することにより)、ネットワークプロバイダCの基地局No.C04、C03及びC02と、移動局102自体との間の無線伝送に対する第8、第9及び第10の伝搬時間t8、t9及びt10を決める。また、移動局102は、それぞれ、ネットワークプロバイダBの基地局B02の地理的位置LC04、LC03及びLC02(例えば、経度及び緯度等の地理的座標)を判断し、該位置は、いくつかの実施において、ネットワークプロバイダBから直接受信し、また他の実施においては、本願明細書に記載したように、信頼の置ける第三者から受信する。その後、現在使用可能な精度を超える精度が好ましいかというステップ215の判断が否定的に答えられ、かつ図3Aから図4Bに示す実施例が終了すると仮定してもよい。
発明者等は、本願明細書に記載したプロセス及びデバイスが、いくつかの恩恵をもたらすことを指摘し、そのうちのいくつかを以下に列挙する。1つの恩恵は、本願明細書に記載したスキームの確信によりもたらされる、他のCDMA周波数に切り替える能力及び基地局を探索する能力から得られ、該能力は、従来、遠近問題(near-far problem)として知られていることの原因を軽減する場合がある。他の恩恵は、本願明細書に記載したスキームの確信によりもたらされる、予め選択された周波数帯域内で、別の周波数に切り替える能力及び基地局を探索する能力から得られ、該能力は、特に、異なる周波数が長い距離を伝搬する場合に、実質的に互いに無関係にフェージングする傾向があるという事実に関連する問題の場合、フェージングに関連する問題を軽減することにつながる場合がある。別の恩恵は、本願明細書に記載したスキームの確信によりもたらされる、予め選択された無線モードの範囲内で、別の周波数に切り替える能力及び基地局を探索する能力から得られ、該能力は、フェージングに関連する問題を軽減することにつながる場合がある。他の恩恵は、GPSを用いて、移動局を探し出すのを補助するハイブリッドシステムにおいては、(例えば、多くの建物内では)GPS信号が何度も受信不能になり、すなわち、現在のスキームを、使用可能な基地局を用いて精度を改善するため、本願明細書に記載した該現在のスキームは、ハイブリッドシステムを補助することができるという事実から得られ、該ハイブリッドシステムは、基地局に加えてGPSを利用し、GPS信号が使用可能でない場合でも、GPSに関連する精度に近づける。
上記のことに加えて、発明者等は、上記のポイントを繰り返しておきたい。すなわち、上記移動局自体は、何度も位置標定をしないが、そのような位置標定は、むしろ、基地局内または基地局近傍にある、または、基地局とのインタフェースをとるコンピュータネットワーク内にある計算構成要素内で行われる。例えば、位置標定に最も関心のある者は、ほとんどの場合、911緊急救助システムと関連する。具体的には、新たな規制は、ネットワークプロバイダが、移動局から該911システムへの呼を経路選定する前に、該ネットワークプロバイダが、そのような呼を経路選定する前に、該移動局の位置を位置推定し、かつ該呼が後にルーティングされたときに、該911システムに該位置標定を提供しなければならないことを要求している。従って、ある場合において、位置標定演算は、本願明細書においては単純化のため、該移動局によって実行されるものとして説明されているが、当業者は、ほとんどの用途において、該位置標定計算が、該移動局以外の物理的デバイス内にある計算構成要素内で、少なくとも部分的に実行されることを認識するであろう。上述したように、本出願の主題の観点から、ある物理的デバイスが、本願明細書に記載したプロセスの少なくとも一部を実行する回路構成を有する場合、様々な計算が実際に物理的に行われる場所は、システム設計者のデザイン選択であるため、該デバイスは、事実上、種々の物理的デバイスに分散させてもよい様々な計算および/または演算の全てを実行するものとみることができる。
発明者等は、本願明細書中の実施例が、3つの測定値の三角測量を用いた位置標定について議論し、また、図示のある実施例が、3箇所以上を用いた三角測量の精度を上げることが認められることを指摘する。従って、当業者は、本願明細書で用いられている「三角測量」という用語が、3つの測定値以外を用いる位置標定方法の例証となることを認めるであろう。また、三角測量の実施例を、説明のために本願明細書で議論したが、当業者は、可能な限り多くの測定値を利用し、重み付け計算を用いて該位置標定を得る方法等のより複雑な位置標定方法があることを認めるであろう。従って、当業者は、本願明細書で用いたような三角測量が、当業者に知られている位置標定の他のより複雑な方法の具体例であることを認識するであろう。そして、発明者等は、位置標定法の精度を、当業者に知られている多くの他の方法によって決めることができることを指摘する。
当業者は、本願明細書に記載したスキームを、本願明細書に記載したものと同様の無線通信システムを構成する多くの異なるデバイスに用いることができることを認めるであろう。例えば、本願明細書に記載したスキームは、無線電話(例えば、TDMA、CDMAまたは他のタイプの携帯電話)、無線モデム、無線ページャ及び無線基地局装置等の無線通信システムを特徴付けることにつながる1つ以上の無線通信デバイスに有用であることを証明するであろう。本願明細書に記載したスキームをそのようなデバイスに組み込むことは、本願明細書の教示に照らして、当業者の能力の範囲内での通常量の実験によって実行することができる。
当業者は、システムの態様のハードウェア実施とソフトウェア実施の間には、わずかな違いがある、すなわち、ハードウェアまたはソフトウェアの使用が、一般に、(常にではないが、ある状況において、ハードウェア、ソフトウェアの選択が重要になる可能性があるという点において)コスト対効率のトレードオフを意味する設計上の選択であるという点に関して、状況が進展していることを認めるであろう。当業者は、それによって、本願明細書に記載したプロセスおよび/またはシステムの態様を実施することができる様々な手段(例えば、ハードウェア、ソフトウェアおよび/またはファームウェア)があり、好適な手段が、該プロセスおよび/システムが展開される状況によって変化することを認識するであろう。例えば、実施者が、速度及び精度が最優先事項であることを判断する場合、該実施者が、ハードウェアおよび/またはファームウェア手段を選択してもよく、別法として、柔軟性が最優先事項である場合には、該実施者は、単に、ソフトウェアでの実施を選んでもよく、または、さらに別法として、該実施者は、ハードウェア、ソフトウェアおよび/またはファームウェアのうちのある組合せを選んでもよい。すなわち、それにより、本願明細書に記載したプロセスの態様を実施することができるいくつかの可能な手段があり、用いるべきどのような手段も、いずれも変化する可能性がある、該手段が展開される状況、及び該実施者の特定の関心事(例えば、速度、柔軟性または予測性)に依存する選択であるという点で、他より本質的に優れているものはない。
上記の詳細な説明は、ブロック図、フローチャート及び実施例の利用によって、デバイスおよび/またはプロセスの様々な実施を記載した。そのようなブロック図、フローチャート及び実施例が、1つ以上の機能および/または動作を含む限り、当業者は、そのようなブロック図、フローチャート及び実施例の範囲内で各機能および/または動作を、広範囲のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたは実質的にそれらのうちのいずれかの組合せによって、個別におよび/またはまとめて実施することができることを理解するであろう。一実施形態において、開示した主題は、ASIC(特定用途向けIC)によって実施してもよい。しかし、当業者は、本願明細書に開示した実施が、全てまたは一部、一般的な集積回路に、1つ以上のコンピュータ上で作動する1つ以上のコンピュータプログラムとして(例えば、1つ以上のコンピュータシステム上で作動する1つ以上のプログラムとして)、1つ以上のコントローラ(例えば、マイクロコントローラ)上で作動する1つ以上のプログラムとして、1つ以上のプロセッサ(例えば、マイクロプロセッサ)上で作動する1つ以上のプログラムとして、ファームウェアとして、あるいは、実質的にそれらのいずれかの組合せとして等価的に実施できること、および回路構成を設計することおよび/またはソフトウェアおよびまたはファームウェアに対してコードを書き込むことが、この開示に照らして、当業者の1つのスキルの範囲内であることを認めるであろう。また、当業者は、開示した主題のメカニズムを、様々な形態で、プログラムプロダクトとして配置することが可能であること、および該開示した主題の例示的な実施形態を、該配置を実際に実行するのに用いる特定の種類の信号保持媒体に関係なく、等しく適用できることを認識するであろう。信号保持媒体の実例は、限定するものではないが、次のもの、すなわち、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、CD−ROM、ディジタルテープ及びコンピュータメモリ等の記録可能なタイプの媒体、およびTDMまたはIPに基づく通信リンク(例えば、パケットリンク)を用いたディジタル及びアナログ通信リンク等の伝送タイプの媒体を含む。
上記記載した実施形態は、異なる他の構成要素内に含まれる、あるいは、異なる他の構成要素と接続された異なる構成要素を示す。該示したアーキテクチャは単に例示的なものであり、および実際には、同じ機能性を実現する多くの他のアーキテクチャを実施することができることを理解すべきである。概念上の意味において、同様の機能性を実現する構成要素のどのような構成も、所望の機能性が実現されるように、有効に結合される。すなわち、特定の機能性を実現するために結合された、本願明細書中のいかなる2つの構成要素も、アーキテクチャまたは中間の構成要素と関係なく、所望の機能性が実現されるように、互いに結合されているとみることができる。同様に、そのように結合されたいかなる2つの構成要素も、所望の機能性を実現するように、互いに操作可能に接続され、または操作可能に結合されているとみることができる。
上記開示した主題の特定の実施を示しかつ説明してきたが、当業者は、本願明細書の教示に基づいて、該開示した主題及びそのより広い態様を逸脱することなく、変形例及び変更例を実行することができ、従って、添付クレームが、その範囲内に、そのような全ての変形例及び変更例を、この開示した主題の真の趣旨及び範囲内にあるものとして包含すべきであることを認めるであろう。
この方法に良好に用いることができる他の特別な場合のシステムは、提案されたHDRネットワークである。1x−EV規格が進化した場合、IS2000−1xとHDRネットワークが共存すること、および移動局が、サービス種別により、両ネットワークをうまく利用することは明白である。該移動局は、データに対してはHDRを利用し、音声に対しては1xシステムを利用するであろう。この場合、機能性は、同じ場所に配置された、または同じ場所に配置されていない両システムを探索しかつ監視するなんらかのものをすでに含んでいる。そのため、HDRは、(使用可能な場合)位置標定を改善する提案された方法に対して当然の選択である。
さらに、本発明が、添付クレームによって唯一定義されることを理解すべきである。当業者は、一般に、本願明細書、特に添付クレーム(該添付クレームの主要部)で用いられる用語が、未決事項として概して意図されている(例えば、「含んでいる」という用語は、「含んでいるが、限定するものではない」と解釈すべきであり、「有する」という用語は、「少なくとも有する」と解釈すべきであり、「含む」という用語は、「含むが、限定するものではない」と解釈すべきである等)。さらに、当業者は、特定数の導入クレームの列挙が意図されている場合、そのような意図が、該クレームに明確に列挙され、そのような列挙がない場合、そのような意図もないことを理解するであろう。例えば、理解に対する補助として、後述の添付クレームは、クレームの前提部分を導くために、「少なくとも1つの」及び「1つ以上の」という導入句の使用を含んでもよい。しかし、そのような句の使用は、同様のクレームが、「1つ以上の」または「少なくとも1つの」という導入句、及び「1つの(a)」または「1つの(an)」等の不定冠詞を含む場合でも(例えば、「1つの(a)」および/または「1つの(an)」は、一般に、「少なくとも1つの」または「1つ以上の」を意味すると解釈すべきである)、不定冠詞「a」や「an」によるクレーム前提部分の導入が、ただ1つのそのような前提部分を含む発明に対して、そのような導入クレームの列挙を含むいかなる特定のクレームも限定することを意味するように解釈すべきではなく、同様のことは、クレームの列挙を導入するのに用いられる定冠詞の使用に対してもあてはまる。また、特定数の導入クレームの列挙が、明確に列挙されている場合でも、当業者は、そのような列挙は、一般に、少なくとも列挙された数を意味するように解釈すべきであることを認めるであろう(例えば、他の修飾成句がない「2つの列挙」のない列挙は、一般に、少なくとも2つの列挙、あるいは、2つ以上の列挙を意味する)。
本出願の主題の態様を実施することができる環境の概略図である。 図1の環境において個別におよび/またはまとめて実行することができる種々のプロセスの様々な実施を示す高レベルの論理フローチャートである。 図2Aの高レベルの論理フローチャートの代替の実施を示す高レベルの論理フローチャートである。 図2Aの高レベルの論理フローチャートの代替の実施を示す高レベルの論理フローチャートである。 図2Aに示すプロセスの代替の実施を示す高レベルの論理フローチャートである。 図2Aの高レベルの論理フローチャートの代替の実施を示す高レベルの論理フローチャートである。 図2Eの高レベルの論理フローチャートの代替の実施及びそれ自体の実施を示す高レベルの論理フローチャートである。 1つの環境において、図2Aから図2Fの上述した方法ステップのうちのいくつかを実行する移動局の実施例を示す概略図である。 1つの環境において、図2Aから図2Fの上述した方法ステップのうちのいくつかを実行する移動局の実施例を示す概略図である。 1つの環境において、図2Aから図2Fの上述した方法ステップのうちのいくつかを実行する移動局の実施例を示す概略図である。 1つの環境において、図2Aから図2Fの上述した方法ステップのうちのいくつかを実行する移動局の実施例を示す概略図である。
符号の説明
100…環境、102…移動局

Claims (37)

  1. 移動局を位置推定する方法であって、
    前記移動局のホームネットワークプロバイダ以外の1つ以上のネットワークプロバイダに属しかつ1つ以上の識別可能な基地局との通信を現在実行できる1つ以上の無線チャネルを、ログ記録手段によりログ記録することと、
    なお、このログ記録することは、
    前記移動局の直前に選択されていない無線モードを選択手段により選択することと、そして
    前記1つ以上の識別可能な基地局との通信を実行できる1つ以上の直前に選択されていない無線モードチャネルをログ記録手段によりログ記録することと、を含み、前記ログ記録することは、前記チャネルが前記1つ以上のネットワークプロバイダのうちのどれに属するのかにかかわらずに行われる
    そして
    前記移動局の地理的位置を、前記移動局のホームネットワークプロバイダ以外の1つ以上のネットワークプロバイダに属する1つ以上の無線チャネルを用いて、かつ、前記移動局の地理的位置推定の精度を高めるために信頼の置ける第三者によって提供される、前記移動局のホームネットワークプロバイダ以外のネットワークプロバイダに属する少なくとも1つの識別可能な基地局の地理的位置に基づいて、決定手段により決定することと;
    を含む方法。
  2. 前記移動局のホームネットワークプロバイダは、
    久的に割当てられたホームネットワークプロバイダと一時的に割当てられたローミングネットワークプロバイダとを含むネットワークプロバイダ群から選択されたネットワークプロバイダ、
    を含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記移動局の全ての無線モードが選択されるまで、前記選択すること及びログ記録することを繰り返すこと、
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記直前に選択されていない無線モードは、AMPSモード、FDMAモード、TDMAモード、GSMモード、WCDMAモード、HDRモードまたはCDMAモードのうちの1つである請求項1に記載の方法。
  5. 前記移動局の地理的位置を、前記移動局のホームネットワークプロバイダ以外の1つ以上のネットワークプロバイダに属する1つ以上の無線チャネルを用いて前記決定することは、
    識別可能な基地局と前記移動局との間の通信を実行できるチャネル上で伝送の伝搬時間を判断すること、
    を含む請求項1に記載の方法。
  6. 前記移動局の地理的位置を、前記移動局のホームネットワークプロバイダ以外の1つ以上のネットワークプロバイダに属する1つ以上の無線チャネルを用いて前記決定することは、
    少なくとも1つの識別可能な基地局の地理的位置を判断すること、
    を含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つの識別可能な基地局の地理的位置を判断することは、
    前記移動局のホームネットワークプロバイダから、前記少なくとも1つの識別可能な基地局の前記地理的位置を受信すること、
    を含む請求項6に記載の方法。
  8. 前記少なくとも1つの識別可能な基地局の地理的位置を判断することは、
    前記少なくとも1つの識別可能な基地局のネットワークプロバイダから、前記少なくとも1つの識別可能な基地局の前記地理的位置を受信すること、
    を含む請求項6に記載の方法。
  9. 前記移動局の地理的位置を、前記移動局のホームネットワークプロバイダ以外の1つ以上のネットワークプロバイダに属する1つ以上の無線チャネルを用いて前記決定することは、
    前記移動局により識別可能な1つ以上の基地局の識別を位置判断構成要素に送信することと、そして
    前記位置判断構成要素から前記移動局の地理的位置を受信することと、
    を含む請求項1に記載の方法。
  10. 前記位置判断構成要素は、信頼の置ける第三者からなる請求項に記載の方法。
  11. 前記移動局は、マルチモード無線デバイスを備える請求項1に記載の方法。
  12. 移動局を位置推定する方法であって、
    前記移動局のホームネットワークプロバイダ以外の1つ以上のネットワークプロバイダに属しかつ1つ以上の識別可能な基地局との通信を現在実行できる1つ以上の無線チャネルを、ログ記録手段によりログ記録すること、
    を含み、
    前記1つ以上の無線チャネルをログ記録することは、
    前記移動局の直前に選択されていない無線周波数帯域を選択手段により選択することと;そして
    前記1つ以上の識別可能な基地局との通信を実行できる1つ以上の直前に選択されていない無線周波数帯域チャンネルをログ記録手段によりログ記録することと、なお、前記ログ記録することは、前記チャネルが前記1つ以上のネットワークプロバイダのうちのどれに属するのかにかかわらずに行われる
    前記移動局の地理的位置を、前記移動局のホームネットワークプロバイダ以外の1つ以上のネットワークプロバイダに属する1つ以上の無線チャネルを用いて、かつ、前記移動局の地理的位置推定の精度を高めるために信頼の置ける第三者によって提供される、前記移動局のホームネットワークプロバイダ以外のネットワークプロバイダに属する少なくとも1つの識別可能な基地局の地理的位置に基づいて、決定手段により決定することと;
    を含む、
    方法。
  13. 前記移動局の全ての無線周波数帯域が選択されるまで、前記選択すること及びログ記録することを繰り返すこと、
    をさらに含む請求項12に記載の方法。
  14. 前記移動局のホームネットワークプロバイダは、
    久的に割当てられたホームネットワークプロバイダと一時的に割当てられたローミングネットワークプロバイダとを含むネットワークプロバイダ群から選択されたネットワークプロバイダ、
    を含む請求項12に記載の方法。
  15. 前記移動局の地理的位置を、前記移動局のホームネットワークプロバイダ以外の1つ以上のネットワークプロバイダに属する1つ以上の無線チャネルを用いて前記決定することは、
    識別可能な基地局と前記移動局との間の通信を実行できるチャネル上で伝送の伝搬時間を判断すること、
    を含む請求項12に記載の方法。
  16. 前記移動局の地理的位置を、前記移動局のホームネットワークプロバイダ以外の1つ以上のネットワークプロバイダに属する1つ以上の無線チャネルを用いて前記決定することは、
    少なくとも1つの識別可能な基地局の地理的位置を判断すること、
    を含む請求項12に記載の方法。
  17. 前記少なくとも1つの識別可能な基地局の地理的位置を判断することは、
    前記移動局のホームネットワークプロバイダから、前記少なくとも1つの識別可能な基地局の前記地理的位置を受信すること、
    を含む請求項16に記載の方法。
  18. 前記少なくとも1つの識別可能な基地局の地理的位置を判断することは、
    前記少なくとも1つの識別可能な基地局のネットワークプロバイダから、前記少なくとも1つの識別可能な基地局の前記地理的位置を受信すること、
    を含む請求項16に記載の方法。
  19. 前記移動局の地理的位置を、前記移動局のホームネットワークプロバイダ以外の1つ以上のネットワークプロバイダに属する1つ以上の無線チャネルを用いて前記決定することは、
    前記移動局により識別可能な1つ以上の基地局の識別を位置判断構成要素に送信することと、そして
    前記位置判断構成要素から前記移動局の地理的位置を受信することと、
    を含む請求項12に記載の方法。
  20. 前記位置判断構成要素は、前記信頼の置ける第三者からなる請求項19に記載の方法。
  21. 前記移動局は、マルチモード無線デバイスを備える請求項12に記載の方法。
  22. 移動局を位置推定する方法であって、
    前記移動局の第1の無線モードを選択手段により選択することと;
    1つ以上の識別可能な基地局との通信を実行できる1つ以上の第1の無線モードチャネルをログ記録手段によりログ記録することと、
    なお前記ログ記録することは、前記第1の無線モードチャネルが1つ以上のネットワークプロバイダのうちのどれに属するかにかかかわらずに行われ
    前記第1の無線モードの直前に選択されていないチャネルを選択手段により選択することと、
    基地局の伝送に対して、前記第1の無線モードの前記直前に選択されていないチャネルを能動的または受動的に監視手段により監視することと、
    前記第1の無線モードの前記直前に選択されていないチャネルを能動的または受動的に監視することの結果をログ記録手段によりログ記録することと、そして
    前記第1の無線モードの全てのチャネルが選択されるまで、前記選択すること、監視すること及びログ記録することを繰り返すことと、を含む;
    前記移動局の地理的位置を、前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルを用いて、かつ、前記移動局の地理的位置推定の精度を高めるために信頼の置ける第三者によって提供される、前記移動局のホームネットワークプロバイダ以外のネットワークプロバイダに属する少なくとも1つの識別可能な基地局の地理的位置に基づいて、決定手段により決定することと;
    を含む方法。
  23. 前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルを用いて、前記移動局の地理的位置を前記決定することは、
    前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルに少なくとも一部基づいて三角測量演算を実行すること、
    を含む請求項22に記載の方法。
  24. 前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルを用いて、前記移動局の地理的位置を前記決定することは、
    第1の選択された周波数帯域から得られた第1のチャネル及び第2の選択された周波数帯域から得られた第2のチャネルに少なくとも一部基づいて、三角測量演算を実行すること、
    を含む請求項22に記載の方法。
  25. 前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルを用いて、前記移動局の地理的位置を前記決定することは、
    直前に選択された周波数帯域から得られた第1のチャネル及び第2のチャネルに少なくとも一部基づいて三角測量演算を実行すること、
    を含む請求項22に記載の方法。
  26. 前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルを用いて、前記移動局の地理的位置を前記決定することは、
    前記移動局の第2の無線モードを選択することと;
    1つ以上の識別可能な基地局との通信を実行できる1つ以上の第2の無線モードチャネルをログ記録することと、なお、前記ログ記録することは、前記第2の無線モードチャネルが1つ以上のネットワークプロバイダのうちのどれに属するのかにかかわらずに行われる
    前記移動局の地理的位置を、前記ログ記録された1つ以上の第2の無線モードチャネルと前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルとを用いて決定することと;
    を含む請求項22に記載の方法。
  27. 移動局を位置推定する方法であって、
    前記移動局の第1の無線モードを選択手段により選択することと;
    1つ以上の識別可能な基地局との通信を実行できる1つ以上の第1の無線モードチャネルをログ記録手段によりログ記録することと、なお前記ログ記録することは、前記第1の無線モードチャネルが1つ以上のネットワークプロバイダのうちのどれに属するのかにかかわらずに行われる;そして
    前記移動局の地理的位置を、前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルを用いて決定手段により決定することと;
    を含み、
    前記決定することは、
    第2の無線モードの直前に選択されていないチャネルを選択手段により選択することと;
    基地局の伝送に対して、前記第2の無線モードの前記直前に選択されていないチャネルを能動的または受動的に監視手段により監視することと;
    前記第2の無線モードの前記直前に選択されていないチャネルを能動的または受動的に監視することの結果をログ記録手段によりログ記録することと;そして
    前記第2の無線モードの全てのチャネルが選択されるまで、前記選択すること、監視すること及びログ記録することを繰り返すことと;
    そして
    前記移動局の地理的位置を、前記ログ記録された1つ以上の第1のまたは第2の無線モードチャネルを用いて、かつ、前記移動局の地理的位置推定の精度を高めるために信頼の置ける第三者によって提供される、前記移動局のホームネットワークプロバイダ以外のネットワークプロバイダに属する少なくとも1つの識別可能な基地局の地理的位置に基づいて、決定手段により決定することと
    を含む、
    方法。
  28. 前記移動局の地理的位置を、前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルを用いて前記決定することは、
    前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルに少なくとも一部基づいて三角測量演算を実行すること、
    を含む請求項27に記載の方法。
  29. 前記移動局の地理的位置を、前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルを用いて前記決定することは、
    第1の選択された周波数帯域から得られた第1のチャネル及び第2の選択された周波数帯域から得られた第2のチャネルに少なくとも一部基づいて、三角測量演算を実行すること、
    を含む請求項27に記載の方法。
  30. 前記移動局の地理的位置を、前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルを用いて前記決定することは、
    直前に選択された周波数帯域から得られた第1のチャネル及び第2のチャネルに少なくとも一部基づいて三角測量演算を実行すること、
    を含む請求項27に記載の方法。
  31. 前記移動局の地理的位置を、前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルを用いて前記決定することは、
    前記移動局の第2の無線モードを選択することと;
    1つ以上の識別可能な基地局との通信を実行できる1つ以上の第2の無線モードチャネルをログ記録することと、なお、前記ログ記録することは、前記第2の無線モードチャネルが1つ以上のネットワークプロバイダのうちのどれに属するのかにかかわらずに行われる
    前記移動局の地理的位置を、前記ログ記録された1つ以上の第2の無線モードチャネルと前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルとを用いて決定することと;
    を含む請求項27に記載の方法。
  32. 移動局を位置推定するシステムであって、
    前記移動局の第1の無線モードを選択する手段と;
    1つ以上の識別可能な基地局との通信を実行できる1つ以上の第1の無線モードチャネルをログ記録する手段と、
    なお、前記ログ記録することは、前記第1の無線モードチャネルが1つ以上のネットワークプロバイダのうちのどれに属するのかにかかわらずに行われ、前記ログ記録する手段は
    前記第1の無線モードの直前に選択されていないチャネルを選択する手段と、
    基地局の伝送に対して、前記第1の無線モードの前記直前に選択されていないチャネルを能動的または受動的に監視する手段と、
    前記第1の無線モードの前記直前に選択されていないチャネルを能動的または受動的に監視する手段の結果をログ記録する手段と、そして
    前記第1の無線モードの全てのチャネルが選択されるまで、前記選択する手段、監視する手段及びログ記録する手段を作動させる手段と、を備える;
    そして
    前記移動局の地理的位置を、前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルを用いて、かつ、前記移動局の地理的位置推定の精度を高めるために信頼の置ける第三者によって提供される、前記移動局のホームネットワークプロバイダ以外のネットワークプロバイダに属する少なくとも1つの識別可能な基地局の地理的位置に基づいて、決定する手段と;
    を備えるシステム。
  33. 前記1つ以上の識別可能な基地局との通信を実行できる1つ以上の第1の無線モードチャネルをログ記録する手段は、前記ログ記録することが、前記第1の無線モードチャネルが1つ以上のネットワークプロバイダのうちのどれに属するのかにかかわらずに行われ
    前記第1の無線モードの直前に選択されていないチャネルを選択する手段と、
    基地局の伝送に対して、前記第1の無線モードの前記直前に選択されていないチャネルを能動的または受動的に監視する手段と、
    前記第1の無線モードの前記直前に選択されていないチャネルを能動的または受動的に監視する手段の結果をログ記録する手段と、そして
    前記第1の無線モードの全てのチャネルが選択されるまで、前記選択する手段、監視する手段及びログ記録する手段を作動させる手段と、
    を備える請求項32に記載のシステム。
  34. 前記移動局の地理的位置を、前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルを用いて決定する手段は、
    前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルに少なくとも一部基づいて三角測量演算を実行する手段を、
    備える請求項32に記載のシステム。
  35. 移動局を位置推定するシステムであって、
    前記移動局の第1の無線モードを選択する手段と;
    1つ以上の識別可能な基地局との通信を実行できる1つ以上の第1の無線モードチャネルもログ記録する手段と、なお、前記ログ記録することは、前記第1の無線モードチャネルが1つ以上のネットワークプロバイダのうちのどれに属するのかにかかわらすに行われる;そして
    前記移動局の地理的位置を、前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルを用いて決定する手段と;
    を備え、
    前記決定する手段は、
    前記移動局の第2の無線モードを選択する手段と;
    1つ以上の識別可能な基地局との通信を実行できる1つ以上の第2の無線モードチャネルをログ記録する手段と、なお、前記ログ記録することは、前記第2の無線モードチャネルが1つ以上のネットワークプロバイダのうちのどれに属するのかにかかわらずに行われる
    前記移動局の地理的位置を、前記ログ記録された1つ以上の第2の無線モードチャネルと前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルとを用いて決定する手段と;
    前記第2の無線モードの直前に選択されていないチャネルを選択する手段と;
    基地局の伝送に対して、前記第2の無線モードの前記直前に選択されていないチャネルを能動的または受動的に監視する手段と;
    前記第2の無線モードの前記直前に選択されていないチャネルを能動的または受動的に監視する手段の結果をログ記録する手段と;
    前記第2の無線モードの全てのチャネルが選択されるまで、前記選択する手段、監視する手段及びログ記録する手段を作動させる手段と;そして
    前記移動局の地理的位置を、前記ログ記録された1つ以上の第1または第2の無線モードチャネルを用いて、かつ、前記移動局の地理的位置推定の精度を高めるために信頼の置ける第三者によって提供される、前記移動局のホームネットワークプロバイダ以外のネットワークプロバイダに属する少なくとも1つの識別可能な基地局の地理的位置に基づいて、決定する手段と;
    を備えるシステム。
  36. 前記1つ以上の識別可能な基地局との通信を実行できる1つ以上の第1の無線モードチャネルをログ記録する手段は、前記ログ記録することが、前記第1の無線モードチャネルが1つ以上のネットワークプロバイダのうちのどれに属するのかにかかわらずに行われ
    前記第1の無線モードの直前に選択されていないチャネルを選択する手段と、
    基地局の伝送に対して、前記第1の無線モードの前記直前に選択されていないチャネルを能動的または受動的に監視する手段と、
    前記第1の無線モードの前記直前に選択されていないチャネルを能動的または受動的に監視する手段の結果をログ記録する手段と、そして
    前記第1の無線モードの全てのチャネルが選択されるまで、前記選択する手段、監視する手段及びログ記録する手段を作動させる手段と、
    を備える請求項35に記載のシステム。
  37. 前記移動局の地理的位置を、前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルを用いて決定する手段は、
    前記ログ記録された1つ以上の第1の無線モードチャネルに少なくとも一部基づいて三角測量演算を実行する手段を、
    備える請求項35に記載のシステム。
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