JP4445280B2 - 平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータおよびその製造方法 - Google Patents

平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータおよびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4445280B2
JP4445280B2 JP2004031693A JP2004031693A JP4445280B2 JP 4445280 B2 JP4445280 B2 JP 4445280B2 JP 2004031693 A JP2004031693 A JP 2004031693A JP 2004031693 A JP2004031693 A JP 2004031693A JP 4445280 B2 JP4445280 B2 JP 4445280B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
separator
fuel cell
polymer electrolyte
electrolyte fuel
gas diffusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004031693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005222877A (ja
Inventor
泰弘 内田
裕 八木
徹 芹澤
高徳 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2004031693A priority Critical patent/JP4445280B2/ja
Publication of JP2005222877A publication Critical patent/JP2005222877A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4445280B2 publication Critical patent/JP4445280B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Description

本発明は、燃料電池用のセパレータに関し、特に、平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータと、このセパレータの製造方法に関する。
燃料電池は、簡単には、外部より燃料(還元剤)と酸素または空気(酸化剤)を連続的に供給し、電気化学的に反応させて電気エネルギーを取り出す装置で、その作動温度、使用燃料の種類、用途などで分類される。また、最近では、主に使用される電解質の種類によって、大きく、固体酸化物型燃料電池、溶融炭酸塩型燃料電池、りん酸型燃料電池、高分子電解質型燃料電池、アルカリ水溶液型燃料電池の5種類に分類させるのがー般的である。
これらの燃料電池は、メタン等から生成された水素ガスを燃料とするものであるが、最近では、燃料としてメタノール水溶液をダイレクトに用いるダイレクトメタノール型燃料電池(以下、DMFCとも言う)も知られている。
なかでも、固体高分子膜を2種類の電極で挟み込み、更に、これらの部材をセパレータで挟んだ構成の固体高分子型燃料電池(以下、PEFCとも言う)が注目されている。
このPEFCにおいては、固体高分子膜の両側に、それぞれ、電極を配置した単位セルを複数個積層し、その起電力を目的に応じて大きくした、スタック構造のものが一般的である。単位セル間に配設されるセパレータは、一般に、そのー方の側面に、隣接するー方の単位セルに燃料ガスを供給するための燃料ガス供給用溝が形成されている。このようなセパレータでは、セパレータ面に沿って、燃料ガス、酸化剤ガスが供給される。
PEFCのセパレータとしては、グラファイト板を削り出して溝加工を施したセパレータ、樹脂にカーボンを練り込んだカーボンコンパウンドのモールド性セパレータ、エッチングなどで溝加工を施した金属製セパレータ、金属材料の表面部を耐食性の樹脂で覆ったセパレータ等が知られている。これらのセパレータは、いずれも必要に応じて、燃料ガス供給用溝、及び/または、酸化剤ガス供給用溝が形成されている。
このスタック構造の燃料電池の他に、例えば、携帯端末用の燃料電池等のように、起電力をそれほど必要としないで、平面型で、できるだけ薄い事が要求される場合もある。しかし、平面状に単位セルを複数配列させ、これらを電気的に直列に接続する平面型の場合には、燃料及び酸素の供給が場所により不均一となるという問題もあった。
そこで、この燃料供給の不均一性を改善するために、膜電極複合体(MEA)に接しているセパレータの面に対して、垂直方向に多数の貫通孔を形成し、この貫通孔から燃料及び酸素を供給する構造のセパレータが考えられている(特許文献1)。
尚、ここでは、燃料電池の燃料供給側セパレータと酸素供給側のセパレータとの間に位置する電極部を含む複合体、例えば、順に、ガス拡散層、触媒層からなる燃料極、高分子電解質膜、触媒層からなる酸素極、ガス拡散層が積層されてなる膜等のような複合体を、膜電極複合体(MEA)と言う。
特開2003−203647号公報
しかしながら、上記のようなMEAを備えた平面型のPEFCは、燃料供給側セパレータと酸素供給側のセパレータとの間に、MEAを構成するガス拡散層、触媒層、高分子電解質膜、触媒層、ガス拡散層の各層を積層し一体化して製造されるため、製造時に各層の接触が不充分な場合、接触抵抗が大きくなってしまうという問題があった。これを防止するために、燃料供給側セパレータと酸素供給側のセパレータをそれぞれ補強部材で保持されたものとし、MEAの両側に位置する補強部材をボルトで締め付けることにより、各層の接触を確実にすることが考えられる。しかし、平面状に複数配列された単位セル間に存在する補強部材に、上記の締め付け作用に必要な幅を設けると、単位セルの有効面積が減少するという問題があった。
また、MEAを構成する複数の層の精密な位置合せが必要であり、工程管理が煩雑で、製造効率の向上に限界があるという問題があった。
本発明は、上記のような実情に鑑みてなされたものであり、接触抵抗が極めて小さく、単位セルの有効面積率が高い薄型の高分子電解質型燃料電池を可能とするセパレータと、このセパレータの製造方法を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明は、単位セルを平面的に配列した平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータにおいて、複数の貫通孔を有する単位導電性基板が空隙部を介して平面的に2個以上配列されたセパレータ部材と、周縁枠部材と、前記単位導電性基板の配列位置に対応して2個以上の開口部を形成するように前記周縁枠部材間に架け渡された複数の仕切り枠部材と、を有し、前記セパレータ部材を挟持するように一体化された一対の枠部材と、一方の枠部材の前記開口部内に位置し、前記単位導電性基板を被覆するガス拡散層と、を備えたような構成とした。
本発明の他の態様として、前記ガス拡散層は、前記開口部内に触媒層を配設可能な深さで前記枠部材に対して段差を有するような構成とした。
本発明は、単位セルを平面的に配列した平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータにおいて、複数の貫通孔を有する単位導電性基板が空隙部を介して平面的に2個以上配列されたセパレータ部材と、周縁枠部材と、前記単位導電性基板の配列位置に対応して2個以上の開口部を形成するように前記周縁枠部材間に架け渡された複数の仕切り枠部材と、を有し、前記セパレータ部材を挟持するように一体化された一対の枠部材と、一方の枠部材の前記開口部内に位置し、前記単位導電性基板を被覆するガス拡散層、および、該ガス拡散層を被覆する触媒層と、を備え、該触媒層と前記枠部材とは同一面をなすような構成とした。
本発明の他の態様として、前記セパレータ部材を挟持するように一体化された一対の枠部材は、締め付け部材挿入用の挿入穴を複数備えるような構成とし、また、前記開口部間に位置する仕切り枠部材は前記挿入穴を備えるとともに、仕切り枠部材の幅は前記挿入穴の近傍部位を除いて、周縁枠部材の幅よりも小さいような構成とした。
本発明は、単位セルを平面的に配列した平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータの製造方法において、複数の貫通孔を有する単位導電性基板が空隙部を介して平面的に2個以上配列されたセパレータ部材を、前記単位導電性基板の配列位置に対応して2個以上の開口部を有する一対の枠部材で挟持一体化する工程と、前記開口部の形状、位置と対応するようにスクリーン印刷によりガス拡散層が基材上に剥離可能に形成された転写部材を用いて、一方の枠部材の前記開口部内に前記単位導電性基板と当接するようにガス拡散層を転写形成する工程と、を有するような構成とした。
本発明の他の態様として、さらに、前記開口部の形状、位置と対応するようにスクリーン印刷により触媒層が基材上に剥離可能に形成された転写部材を用いて、前記ガス拡散層と当接するように触媒層を転写形成する工程を有するような構成とした。
本発明のセパレータによれば、1組の本発明のセパレータで高分子電解質膜と触媒層を挟持一体化すること、あるいは、高分子電解質膜のみを挟持一体化することにより平面型の高分子電解質型燃料電池の製造が可能となり、従来の煩雑な複数層の位置合せが不要となる。また、セパレータを構成する単位導電性基板とガス拡散層との接触、あるいは、単位導電性基板とガス拡散層と触媒層(燃料極あるいは酸素極)との接触が確実になされているため、製造される平面型の高分子電解質型燃料電池は、接触抵抗の極めて少ないものとなる。
また、本発明のセパレータの製造方法では、開口部内へのガス拡散層の形成、触媒層の形成における位置合せが、枠部材の開口部位置と転写部材のガス拡散層との1:1の位置合せ、あるいは、枠部材の開口部位置と転写部材の触媒層との1:1の位置合せであり、複数の層の同時位置合せが不要であるため工程管理が容易となる。また、枠部材の開口部の形状の変更に対応して、転写部材を構成するガス拡散層や触媒層の形状を変更して、開口部内へのガス拡散層の形成、触媒層の形成が行なえるので、セパレータの単位セルの設計変更が容易で、最適な設計が可能である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[セパレータ]
(第1の実施態様)
図1は本発明の平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータの一実施形態と、このセパレータを構成するセパレータ部材、ガス拡散層、触媒層を離間させた状態で示す斜視図である。また、図2は図1に示されるセパレータのI−I線における矢視断面図である。図1〜図2において、本発明のセパレータ1は、複数の貫通孔4aを有する長方形状の単位導電性基板4A,4B,4Cが空隙部8を介して平面的に3個配列されたセパレータ部材4と、このセパレータ部材4を挟持するように一体化された一対の枠部材2,3とを備えている。枠部材2,3は、それぞれ周縁枠部材2A,3Aと、3箇所の開口部2a,3aを形成するように周縁枠部材2A,3Aにそれぞれ架け渡された2本の仕切り枠部材2B,3Bを有するものである。そして、各開口部2a,3aには、一対の枠部材2,3で挟持されたセパレータ部材4(単位導電性基板4A,4B,4C)が露出している。また、セパレータ部材4を挟持するように一体化された一対の枠部材2,3には、ボルト等の締め付け部材挿入用の挿入穴7が設けられている。図示例では、周縁枠部材2A,3Aに10個の挿入穴7が設けられ、2本の仕切り枠部材2B,3Bにはそれぞれ1個の挿入穴7が設けられている。
また、セパレータ1は、一方の枠部材3の各開口部3a内に位置し、単位導電性基板4A,4B,4Cを被覆するガス拡散層5と、これらのガス拡散層5を被覆する触媒層6とを、密着した状態で備えている。そして、触媒層6と枠部材3とは略同一面をなしている。
セパレータ1を構成する一対の枠部材2,3の材質としては、絶縁性で、加工性が良く、軽く、機械的強度が大きいものが好ましい。このような材料としては、プリント配線基板用の基板材料等が用いられ、例えば、ガラスエポキシ、ポリイミド等が挙げられる。所望の形状を有する枠部材2,3の形成は、機械加工、レーザ加工等により行なうことができる。枠部材2と枠部材3の厚みは同等であってもよく、異なるものでもよい。枠部材3の厚みは、開口部3a内に配設されるガス拡散層5と触媒層6の厚みを考慮して設定することができる。
セパレータ1を構成するセパレータ部材4(単位導電性基板4A,4B,4C)に使用する導電性の材料としては、電気導電性が良く、所定の強度が得られ、加工性の良いものが好ましく、ステンレス、冷間圧延鋼板、アルミニウム等が挙げられる。
また、単位導電性基板は、少なくともガス拡散層5で被覆される面に耐食性(耐酸性)、電気導電性の樹脂層からなる保護層を備えていてもよい。このような保護層の形成方法としては、樹脂にカーボン粒子、耐食性の金属等の導電材を混ぜた材料を用いて電着により膜を形成し、加熱硬化する方法、あるいは、導電性高分子からなる樹脂に導電性を高めるドーパントを含んだ状態の膜を電解重合により形成する方法等が挙げられる。
また、単位導電性基板の表面に金めっき等のめっき処理を施して、導電性を損なうことなく、耐食性金属層を設けてもよい。さらに、このような耐食性金属層上に、耐酸性かつ電気導電性を有する保護層を配設してもよい。
各単位導電性基板4A,4B,4Cは、機械加工、フォトリソグラフィー技術を用いたエッチング加工により、所定の形状に加工したものであり、燃料供給用ないし酸素供給用の貫通孔4aを、これらの方法により形成したものである。尚、図示例では、各単位導電性基板に9個の貫通孔4aが形成されているが、形成個数、形成位置等には特に制限はない。
セパレータ1を構成するガス拡散層5は、多孔質の集電材からなるものであり、例えば、カーボン繊維、アルミナ等を使用することができる。ガス拡散層5の厚みは、例えば、20〜300μm程度の範囲で適宜設定することができる。
また、セパレータ1を構成する触媒層6は、セパレータ1が燃料供給側セパレータとして使用される場合には燃料極となり、酸素供給側セパレータとして使用される場合には酸素極となる。このような触媒層6の材質としては、白金、金、パラジウム、ルテニウム、銅、白金酸化物、タングステン酸化物、鉄、ニッケル、ロジウム等を挙げることができ、これらを単独で、あるいは、2種以上組み合わせて使用することができる。また、触媒層6の厚みは、例えば、10〜50μm程度の範囲で適宜設定することができる。
上述のような本発明のセパレータ1は、燃料供給側セパレータおよび酸素供給側セパレータとして使用できるものである。そして、1組のセパレータ1を燃料供給側セパレータおよび酸素供給側セパレータとし、高分子電解質膜を挟持一体化することにより平面型の高分子電解質型燃料電池を製造することができ、従来のセパレータと異なり、高分子電解質型燃料電池の製造時におけるガス拡散層および触媒層(燃料極あるいは酸素極)との複数層の位置合せが不要であり、製造が極めて簡便なものとなる。製造された平面型の高分子電解質型燃料電池を構成する単位導電性基板とガス拡散層と触媒層(燃料極あるいは酸素極)との接触は、本発明のセパレータ1において既に確実になされているため、接触抵抗の極めて少ない平面型の高分子電解質型燃料電池が可能となる。また、挿入穴7にボルト等を挿入して締め付けが可能な本発明のセパレータの実施形態では、更に高度の接触抵抗の低減が可能となる。
(第2の実施態様)
図3は本発明の平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータの他の実施形態を示す図2相当の断面図である。
図3において、本発明のセパレータ11の構成は、触媒層を備えていない他は、上述のセパレータ1と基本的に同じである。すなわち、セパレータ11は、複数の貫通孔14aを有する長方形状の単位導電性基板14A,14B,14Cが空隙部18を介して平面的に3個配列されたセパレータ部材14と、このセパレータ部材14を挟持するように一体化された一対の枠部材12,13とを備えている。枠部材12,13は、それぞれ周縁枠部材12A,13Aと、3箇所の開口部12a,13aを形成するように周縁枠部材12A,13Aにそれぞれ架け渡された2本の仕切り枠部材12B,13Bを有するものである。そして、各開口部12a,13aには、一対の枠部材12,13で挟持されたセパレータ部材14(単位導電性基板14A,14B,14C)が露出している。また、セパレータ部材14を挟持するように一体化された一対の枠部材12,13には、ボルト等の締め付け部材挿入用の挿入穴17が設けられている。
このセパレータ11は、一方の枠部材13の各開口部13a内に位置し、単位導電性基板14A,14B,14Cを被覆するガス拡散層15を密着した状態で備えている。そして、ガス拡散層15は、開口部13a内に触媒層を配設可能な深さで枠部材13に対して段差を有している。
このようなセパレータ11を構成する枠部材12,13、各単位導電性基板14A,14B,14C、ガス拡散層15は、上述の実施形態であるセパレータ1の枠部材2,3、各単位導電性基板4A,4B,4C、ガス拡散層5と同様とすることができ、ここでの説明は省略する。
上記の本発明のセパレータ11は、燃料供給側セパレータおよび酸素供給側セパレータとして使用できるものである。そして、1組のセパレータ11を燃料供給側セパレータおよび酸素供給側セパレータとし、両セパレータの各開口部13aと触媒層(燃料極あるいは酸素極)とを位置合せし、これらの触媒層で高分子電解質膜を挟持するように全体を一体化することにより平面型の高分子電解質型燃料電池を製造することがでる。したがって、ガス拡散層と触媒層(燃料極あるいは酸素極)の多層の位置合せが不要であり、製造が極めて簡便なものとなる。また、製造された平面型の高分子電解質型燃料電池を構成する単位導電性基板とガス拡散層との接触は、本発明のセパレータ11において既に確実になされているため、従来の多層を位置合せして積層した構造の燃料電池に比べて、接触抵抗の極めて少ない平面型の高分子電解質型燃料電池が可能となる。また、挿入穴7にボルト等を挿入して締め付けが可能な本発明のセパレータの実施形態では、更に高度の接触抵抗の低減が可能となる。
尚、本発明のセパレータ11は、上述のセパレータ1に比べて、平面型の高分子電解質型燃料電池の製造時に触媒層の位置合わせが必要となるが、セパレータの使用目的に応じて触媒層の選択が可能となる。したがって、本発明のセパレータ1とセパレータ11は、高分子電解質型燃料電池の製造ロット数、品種数等に応じて適宜使い分けることができる。
(第3の実施態様)
図4は本発明の平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータの他の実施形態と、このセパレータを構成するセパレータ部材、ガス拡散層、触媒層を離間させた状態で示す斜視図である。また、図5は図4に示されるセパレータのII−II線における矢視断面図であり、図6は図4に示されるセパレータのIII−III線における矢視断面図である。
図4〜図6において、本発明のセパレータ21は、枠部材を構成する2本の仕切り枠部材の形状、および、枠部材の開口部に配設されたガス拡散層と触媒層の形状が上述のセパレータ1と異なる他は、上述のセパレータ1と基本的な構成が同じである。すなわち、セパレータ21は、複数の貫通孔24aを有する長方形状の単位導電性基板24A,24B,24Cが空隙部28を介して平面的に3個配列されたセパレータ部材24と、このセパレータ部材24を挟持するように一体化された一対の枠部材22,23とを備えている。枠部材22,23は、それぞれ周縁枠部材22A,23Aと、3箇所の開口部22a,23aを形成するように周縁枠部材22A,23Aに架け渡された2本の仕切り枠部材22B,23Bを有するものである。そして、各開口部22a,23aには、一対の枠部材22,23で挟持されたセパレータ部材24(単位導電性基板24A,24B,24C)が露出している。これらの単位導電性基板24A,24B,24Cを被覆するように、一方の枠部材23の各開口部23a内に、ガス拡散層25A,25B,25Cと、触媒層26A,26B,26Cが密着した状態で積層され、触媒層26A,26B,26Cと枠部材23とは略同一面をなしている。
このようなセパレータ21では、セパレータ部材24を挟持するように一体化された一対の枠部材22,23に、ボルト等の締め付け部材挿入用の挿入穴27が設けられている。図示例では、周縁枠部材22A,23Aに10個の挿入穴27が設けられ、2本の仕切り枠部材22B,23Bにはそれぞれ1個の挿入穴27が設けられている。そして、枠部材22,23を構成する2本の仕切り枠部材22B,23Bは、挿入穴27を有する略円形状の締め付け部22C,23Cを略中央に備えており、挿入穴27の近傍部位である締め付け部22C,23Cを除いて、周縁枠部材22A,23Aよりも細いものとなっている。これに対応して、単位導電性基板24A,24B,24Cは、仕切り枠部材22B,23Bで挟持される端辺に略半円形状の切欠き部24bを有している。また、各ガス拡散層25A,25B,25Cは、仕切り枠部材22B,23Bに当接する端辺に略半円形状の切欠き部25aを有し、また、触媒層26A,26B,26Cも、仕切り枠部材22B,23Bに当接する端辺に略半円形状の切欠き部26aを有している。これにより、仕切り枠部材22B,23Bに挿入穴27を設けても、各単位導電性基板24A,24B,24Cに相当する単位セルの有効面積を充分に確保できる。
ここで、仕切り枠部材22B,23Bにおける締め付け部22C,23Cは、締め付け部材を用いた締め付け作用に必要な部位であり、仕切り枠部材22B,23Bの材質、厚み等を考慮して設定することができ、例えば、図示のように、挿入穴27と同心のリング状をなし、挿入穴27の開口径と同程度の径を有するもの、あるいは、リング状の幅が2mm以上であるものとすることができる。尚、本発明では、締め付け部22C,23Cを含めて、2本の仕切り枠部材22B,23B全体が、周縁枠部材22A,23Aよりも細いものであってもよく、また、1本の仕切り枠部材に2以上の締め付け部を有するものであってもよい。
このようなセパレータ21を構成する枠部材22,23、各単位導電性基板24A,24B,24C、ガス拡散層25A,25B,25C、触媒層26A,26B,26Cは、枠部材を構成する2本の仕切り枠部材の形状、および、枠部材の開口部内に配設されたガス拡散層と触媒層の形状を除いて、上述の実施形態であるセパレータ1の枠部材2,3、各単位導電性基板4A,4B,4C、ガス拡散層5、触媒層6と同様とすることができ、ここでの説明は省略する。
上述のような本発明のセパレータ21は、燃料供給側セパレータおよび酸素供給側セパレータとして使用できるものである。そして、1組のセパレータ21を燃料供給側セパレータおよび酸素供給側セパレータとし、高分子電解質膜を挟持一体化することにより平面型の高分子電解質型燃料電池を製造することができ、ガス拡散層および触媒層(燃料極あるいは酸素極)の複数の層との位置合せが不要であり、製造が極めて簡便なものとなる。製造された平面型の高分子電解質型燃料電池を構成する単位導電性基板とガス拡散層と触媒層(燃料極あるいは酸素極)との接触は、本発明のセパレータ21において既に確実になされているため、接触抵抗の極めて少ない平面型の高分子電解質型燃料電池が可能となる。また、挿入穴27にボルト等を挿入して締め付けが可能であり、更に高度の接触抵抗の低減が可能となる。
本発明では、上記のセパレータ21において、触媒層26A,26B,26Cを備えていない態様とすることもできる。
尚、図1〜図6に示す本発明のセパレータは、単位導電性基板を3個配列したセパレータ(単位セル数が3個)であるが、2個、あるいは4個以上の単位導電性基板を備えたものも同様である。
また、本発明のセパレータの各単位導電性基板間に存在する空隙部8,18,28には、絶縁性材料、例えば、エポキシ樹脂、フッ素系樹脂などの接着剤が充填され存在するものであってもよい。
次に、本発明のセパレータを用いた平面型の高分子電解質型燃料電池の一例を説明する。図7は1組の本発明のセパレータを燃料供給側セパレータおよび酸素供給側セパレータとした平面型の高分子電解質型燃料電池の例を示す断面図である。図7に示されるように、高分子電解質型燃料電池41は、ガス拡散層5と触媒層6(燃料極あるいは酸素極)を備えている面(枠部材3側)が高分子電解質膜42に当接するようにして1組のセパレータ1で高分子電解質膜42を挟持一体化したものである。したがって、ガス拡散層およぼ触媒層(燃料極あるいは酸素極)との位置合せを行う必要がなく、高分子電解質膜42を介して1組のセパレータ1を対向させ一体化するだけで平面型の高分子電解質型燃料電池を製造することができる。
尚、図7では、セパレータ1の挿入穴7に挿入する締め付け部材は示していないが、締め付け部材は、セパレータ1の単体状態で締め付け部材を挿入して締め付けがなされている。また、セパレータ1の単体状態での締め付けをせずに、図7に示されるように、1組のセパレータを燃料供給側セパレータおよび酸素供給側セパレータとして平面型の高分子電解質型燃料電池を構成した段階で、高分子電解質膜42にも挿入穴を設けて、燃料電池全体を締め付けるように挿入穴7に締め付け部材を挿入してもよい。
図7に示される高分子電解質型燃料電池41では、3個の単位セルが平面的に配列されており、単位セル間のセパレータ部材4の電気的接続は特に制限されない。例えば、高分子電解質型燃料電池41の側面において、ワイヤ等の導電性部材を用いて隣接する単位セルのセパレータ部材を電気的に接続することができる。また、セパレータ1(燃料供給側セパレータおよび酸素供給側セパレータ)の枠部材の単位セル領域外に、高分子電解質型燃料電池41を貫通する穴部、および、セパレータ部材4が露出するような接続用の穴部を形成し、これらの穴部を用いて導電性ペースト等により隣接する単位セルのセパレータ部材を電気的に接続してもよい。
[セパレータの製造方法]
次に、本発明のセパレータの製造方法を図1、図2に示されるセパレータ1を例として図8を参照しながら説明する。
まず、個別に作製されたセパレータ部材4と枠部材2,3とを固着して一体化する。すなわち、複数の貫通孔4aを有する単位導電性基板4A,4B,4Cが空隙部8を介して平面的に3個配列されたセパレータ部材4を、単位導電性基板4A,4B,4Cの配列位置に対応してそれぞれ3個の開口部2a,3aを有する一対の枠部材2,3で挟持一体化する(図8(A))。この工程では、例えば、複数の貫通孔4aを有する3個の単位導電性基板4A,4B,4Cが所定の空隙部8を介して平面的に配列した状態で、複数のリブを介して枠体(図示せず)に支持された部材を作製し、この部材を挟持するように枠部材2,3を位置合せしながら固着し、その後、リブを切断して枠体を除去することができる。
上記の枠部材2,3とセパレータ部材4との固着は、例えば、エポキシ樹脂などの接着剤を塗布し、各部材を重ね合わせた状態で、接着剤を硬化させ固定する方法等がある。この場合に用いられる接着剤は、その製造のプロセスにおいて他の部材に影響を及ぼさず、かつ、燃料電池に使用された際、その動作条件に対する耐性が優れたものであれば、特に限定はされない。また、接着剤ではなく、プリント基板で用いられるようなプリプレグのような半硬化状態の樹脂シートを挟み込んで枠部材2,3とセパレータ部材4を重ね合わせ、熱圧着して固着してもよい。
次に、上記の枠部材3の3個の開口部3aの形状、位置に対応するように3個のガス拡散層5が基材52上に剥離可能に形成された転写部材51を準備し、3個のガス拡散層5を3個の開口部3a内の単位導電性基板4A,4B,4Cに固着し、基材52を剥離することにより、ガス拡散層5を各単位導電性基板4A,4B,4C上に転写形成する(図8(B))。転写部材51を構成する基材52としては、ポリエチレンテレフタレートフィルム、アルミナ箔、銅箔、テフロン(登録商標)シート等を用いることができる。また、基材52上に剥離可能に形成されるガス拡散層5は、例えば、カーボン繊維、アルミナ等を、酢酸メチル、2−プロパノール、ブタノール等によりペースト化したガス拡散層用塗布液を使用し、例えば、スクリーン印刷法により印刷、乾燥することにより形成することができる。
次いで、上記の枠部材3の3個の開口部3aの形状、位置に対応するように3個の触媒層6が基材62上に剥離可能に形成された転写部材61を準備し、3個の触媒層6を3個の開口部3a内のガス拡散層5に固着し、基材62を剥離することにより、触媒層6をガス拡散層5上に転写形成する(図8(C)、(D))。転写部材61を構成する基材62は、上記の基材52と同様とすることができる。また、基材62上に剥離可能に形成される触媒層6は、例えば、白金、金、パラジウム、ルテニウム、ロジウム、鉄、ニッケル、銅、白金酸化物、タングステン酸化物等の金属粉体をメタノール、エタノール、ブタノール、酢酸メチル等の有機溶媒とバインダーで混練した触媒層用塗布液を使用し、例えば、スクリーン印刷法により印刷、乾燥することにより形成することができる。このようにガス拡散層5上に触媒層6を転写形成した状態で、触媒層6と枠部材3とが図示にように略同一面をなすようにすることが好ましい。尚、バインダーとして高分子電解質を使用してもよい。
上記のように、スクリーン印刷法によりガス拡散層5、触媒層6を剥離可能に基材上に形成する場合、例えば、上述の第3の実施形態のセパレータ21のように、仕切り枠部材22B,23Bの形状が複雑で、ガス拡散層5、触媒層6の端辺が直線ではないような設計であっても、容易に対応することができる。
また、開口部3a内へのガス拡散層5の転写形成、触媒層6の転写形成における位置合せが、枠部材3の開口部3aの位置と転写部材51のガス拡散層5との1:1の位置合せ、および、枠部材3の開口部3aの位置と転写部材61の触媒層6との1:1の位置合せとなる。このため、複数の層の同時位置合せが不要であり、工程管理が容易なものとなる。
また、上述の第2の実施形態のセパレータ11のように、ガス拡散層15を備えるが、触媒層は備えないようなセパレータの製造方法も、上述のセパレータ1の製造方法と同様に、ガス拡散層の転写形成により行うことができる。但し、ガス拡散層を形成した状態で、触媒層を配設可能な深さで、ガス拡散層が枠部材に対して段差を有するようにすることが好ましい。
本発明は平面型の高分子電解質型燃料電池の製造に適用することができる。
本発明の平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータの一実施形態を示す斜視図である。 図1に示されるセパレータのI−I線における矢視断面図である。 本発明の平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータの他の実施形態を示す図2相当の断面図である。 本発明の平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータの他の実施形態を示す斜視図である。 図4に示されるセパレータのII−II線における矢視断面図である。 図4に示されるセパレータのIII−III線における矢視断面図である。 本発明のセパレータを用いた平面型の高分子電解質型燃料電池の一例を示す断面図である。 本発明のセパレータの製造方法を説明するための工程図である。
符号の説明
1,11,21…セパレータ
2,3,12,13,22,23…枠部材
2a,3a,12a,13a,22a,23a…開口部
2A,3A,12A,13A,22A,23A…周縁枠部材
2B,3B,12B,13B,22B,23B…仕切り枠部材
4,14,24…セパレータ部材
4A,4B,4C,14A,14B,14C,24A,24B,24C…単位導電性基板
4a,14a,24a…貫通孔
5,15,25A,25B,25C…ガス拡散層
6,16,26A,26B,26C…触媒層
7,17,27…締め付け部材挿入用の挿入穴
22C,23C…締め付け部
41…高分子電解質型燃料電池
42…高分子電解質膜
51,61…転写部材
52,62…基材

Claims (7)

  1. 単位セルを平面的に配列した平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータにおいて、
    複数の貫通孔を有する単位導電性基板が空隙部を介して平面的に2個以上配列されたセパレータ部材と、
    周縁枠部材と、前記単位導電性基板の配列位置に対応して2個以上の開口部を形成するように前記周縁枠部材間に架け渡された複数の仕切り枠部材と、を有し、前記セパレータ部材を挟持するように一体化された一対の枠部材と、
    一方の枠部材の前記開口部内に位置し、前記単位導電性基板を被覆するガス拡散層と、
    を備えたことを特徴とする平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータ。
  2. 前記ガス拡散層は、前記開口部内に触媒層を配設可能な深さで前記枠部材に対して段差を有することを特徴とする請求項1に記載の平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータ。
  3. 単位セルを平面的に配列した平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータにおいて、
    複数の貫通孔を有する単位導電性基板が空隙部を介して平面的に2個以上配列されたセパレータ部材と、
    周縁枠部材と、前記単位導電性基板の配列位置に対応して2個以上の開口部を形成するように前記周縁枠部材間に架け渡された複数の仕切り枠部材と、を有し、前記セパレータ部材を挟持するように一体化された一対の枠部材と、
    一方の枠部材の前記開口部内に位置し、前記単位導電性基板を被覆するガス拡散層、および、該ガス拡散層を被覆する触媒層と、
    を備え、該触媒層と前記枠部材とは同一面をなすことを特徴とする平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータ。
  4. 前記セパレータ部材を挟持するように一体化された一対の枠部材は、締め付け部材挿入用の挿入穴を複数備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータ。
  5. 前記開口部間に位置する仕切り枠部材は前記挿入穴を備えるとともに、仕切り枠部材の幅は前記挿入穴の近傍部位を除いて、周縁枠部材の幅よりも小さいことを特徴とする請求項4に記載の平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータ。
  6. 単位セルを平面的に配列した平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータの製造方法において、
    複数の貫通孔を有する単位導電性基板が空隙部を介して平面的に2個以上配列されたセパレータ部材を、前記単位導電性基板の配列位置に対応して2個以上の開口部を有する一対の枠部材で挟持一体化する工程と、
    前記開口部の形状、位置と対応するようにスクリーン印刷によりガス拡散層が基材上に剥離可能に形成された転写部材を用いて、一方の枠部材の前記開口部内に前記単位導電性基板と当接するようにガス拡散層を転写形成する工程と、
    を有することを特徴とする平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータの製造方法。
  7. さらに、前記開口部の形状、位置と対応するようにスクリーン印刷により触媒層が基材上に剥離可能に形成された転写部材を用いて、前記ガス拡散層と当接するように触媒層を転写形成する工程を有することを特徴とする請求項6に記載の平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータの製造方法。
JP2004031693A 2004-02-09 2004-02-09 平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータおよびその製造方法 Expired - Fee Related JP4445280B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004031693A JP4445280B2 (ja) 2004-02-09 2004-02-09 平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004031693A JP4445280B2 (ja) 2004-02-09 2004-02-09 平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005222877A JP2005222877A (ja) 2005-08-18
JP4445280B2 true JP4445280B2 (ja) 2010-04-07

Family

ID=34998334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004031693A Expired - Fee Related JP4445280B2 (ja) 2004-02-09 2004-02-09 平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4445280B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112005000131T5 (de) * 2004-10-05 2007-02-15 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Trennvorrichtung für flache Polymer-Elektrolyt-Brennstoffzellen
JP4872287B2 (ja) * 2005-09-15 2012-02-08 大日本印刷株式会社 平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータ組みおよび平面型の高分子電解質型燃料電池
JP2007280636A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Dainippon Printing Co Ltd 高分子電解質型燃料電池用のセパレータおよびその製造方法
US8697300B2 (en) 2008-03-31 2014-04-15 Rohm Co., Ltd. Fuel cell, and method for manufacturing the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005222877A (ja) 2005-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8039168B2 (en) Separator for flat-type polymer electrolyte fuel cells
US7569290B2 (en) Flat panel direct methanol fuel cell and method for making the same
US7632599B2 (en) Separator for fuel cell and fuel cell using the same
US7745033B2 (en) Polymer electrolyte fuel cell and separator for polymer electrolyte fuel cell
US7229564B2 (en) Method for manufacturing bipolar plate and direct methanol fuel cell
US7531263B2 (en) Method of fabricating a flat panel direct methanol fuel cell
US7572533B2 (en) Flat panel direct methanol fuel cell and method of making the same
KR100990465B1 (ko) 연료 전지 모듈
JP2009032671A (ja) 燃料電池用のセパレータおよびその製造方法
US7592093B2 (en) Method for manufacturing a flat panel direct methanol fuel cell
US9076997B2 (en) Flexible circuit board and method for manufacturing the same, and fuel cell using the flexible circuit board
JP2007280637A (ja) 燃料電池用のセパレータおよびその製造方法
EP2388850A2 (en) Printed circuit board, fuel cell and method of manufacturing printed circuit board
JP4445280B2 (ja) 平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータおよびその製造方法
JP4872287B2 (ja) 平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータ組みおよび平面型の高分子電解質型燃料電池
JP4862256B2 (ja) 平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータ
JP4862258B2 (ja) 平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータ
JP4872286B2 (ja) 平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータ組みおよび平面型の高分子電解質型燃料電池
JP4862257B2 (ja) 平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータ
JP4362058B2 (ja) 平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータおよびこれを用いた高分子電解質型燃料電池
JP2007317601A (ja) 平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータおよび平面型の高分子電解質型燃料電池
JP2007115427A (ja) 平面型の高分子電解質型燃料電池用のセパレータ組みおよび平面型の高分子電解質型燃料電池
KR20090043963A (ko) 캐소드 엔드 플레이트 및 이를 채용한 평판형 연료전지스택
JP2008166162A (ja) 膜電極複合体、燃料電池および電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100112

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees