JP4443678B2 - 物品仕分け装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は物品仕分け装置、特に複数物品が一塊として取り扱われる状況下で仕分けするのに適したマルチリード方式無線IDタグを用いた物品仕分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術からベルトコンベア上の物品をその目的別に仕分けシュートに落とし、自動的な物品仕分けを行う物品仕分け装置が広く用いられている。このような物品仕分け装置は、例えば制服のクリーニングや、一般服の卸し,製造、小包、マットの仕分け等に用いられている。
【0003】
この自動仕分けは、物品の外部にバーコードを付するか、無線IDタグを取り付けて、その情報を読み取ることで実現されている。ここで、バーコードは物品外面に取り付け光学的手段で直接読み取る必要があるのに対し、無線IDタグの場合は、電波が届くところにタグが取り付けられていればよいため、例えば包装の内側などに取り付けることもでき、利便性が高い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、複数の物品を一塊として取り扱おうとするときには、バーコード,無線IDタグの何れを用いた場合であっても、一塊とした各物品を本当に同一シュートに仕分けてよいのかを判断をすることができない。実際には、作業ミス等により、一塊となった複数物品の中に異なるシュートに仕分けるべき物品が混ざってしまうこともあり得る。
【0005】
このような場合に従来の技術では、上記のごとく、各物品に付されたバーコード等を仕分け装置の同一シュートに仕分けて良いかどうか判断することができないため、各物品を1単位づつコンベア上に流して個々に仕分けを行わざるを得なかった。
【0006】
本発明は、このような実情を考慮してなされたもので、複数の物品を一塊として取り扱う場合でも、適切な仕分けシュートに仕分け可能として作業性の向上を図ることができるマルチリード方式無線IDタグを用いた物品仕分け装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、物品を仕分けするための複数の仕分けシュートを持ち、複数の物品が一塊としてまとめられてなる物品群をその仕分け先に対応する仕分けシュートに入れて仕分けする物品仕分け装置であって、物品の仕分け情報とこの仕分け情報に対応する仕分けシュートとが対応付けられた仕分け先情報保持手段と、物品の仕分け情報とID情報とを格納しID要求を受けたときは乱数によるタイミング調整した後に格納しているID情報を出力する無線IDタグが取り付けられた複数の物品が一塊としてまとめられてなる物品群を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送されてくる前記物品群の個々の物品に取り付けられた無線タグにID要求を出力し、前記無線タグから取得したID情報に基づいて前記無線タグから仕分け情報を取得する仕分け情報取得手段と、前記仕分け情報取得手段が取得した前記物品群における個々の物品の仕分け情報に基づいて前記仕分け先情報保持手段を参照して個々の物品の仕分けシュートが同一である場合には、当該仕分けシュートに当該一の物品群を仕分けるよう決定する仕分け先決定手段と、前記仕分け先決定手段の決定に基づいて前記搬送手段により搬送されてくる前記物品群を前記決定された仕分けシュートに仕分ける仕分け手段とを具備した物品仕分け装置を特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0016】
(発明の第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係るマルチリード方式無線IDタグを用いた物品仕分け装置の一例を示す構成図である。
【0017】
同図に示すマルチリード方式無線IDタグを用いた物品仕分け装置は、複数の物品3が一塊にまとめられてなる物品群4をベルトコンベア1に設けられたトレー2上にて搬送させるとともに、各トレー2もベルトコンベア5を備えて適宜の仕分けシュート6に物品群4を落下させ、物品群単位で物品仕分けするように構成されている。
【0018】
物品群4は、図1(d)に示すように、複数の物品3が結束バンド18でまとめられ一塊となっている。この複数の物品3は同一の仕分け先に仕分けされるべき物品3の集まりである。さらに、各物品毎にマルチリード方式の無線IDタグ7が付加され、物品単位で個別情報を収集できるようになっている。
【0019】
また、この無線IDタグ7から情報収集するために、仕分けシュート領域8の入口にマルチリード方式の無線IDタグアンテナ9が設けられ、当該アンテナ9にはデータ処理装置10が接続されている。また、このデータ処理装置10が制御装置11に仕分け先決定指令を与え、この指令に基づいて制御装置11が駆動装置を制御してトレー2を目的の仕分けシュート6に落として仕分けるようになっている。
【0020】
また、仕分けシュート6は、その物品仕分け装置の目的に対応して仕分け先が分けられている。このうち、特に最終段に設けられたリジェクトシュート6aは、物品群4が不適切な物品構成である場合に、これを排除して再仕分けできるようにするために設けられている。
【0021】
また、本装置は、後述する仕分け先情報保持部の設定によって、例えば物品納品先別、配送日別、配送地方別(東京、大阪等)、物品種類別等、種々の仕分けパターンに仕分けできるようなっている。
【0022】
この複数物品からなる物品群4を適切に仕分けし、また不適切な物品群4をリジェクトシュート6aに誘導するために、アンテナ9及びデータ処理装置10は、図2に示すような構成を備えている。
【0023】
図2は、本実施形態におけるアンテナ及びデータ処理装置の機能構成を示すブロック図である。
【0024】
同図に示すように、アンテナ9には、送受信部21と、ID取得処理部22と、個別情報取得部23とが設けられている。
【0025】
このうちまず、送受信部9は、無線IDタグ7に対して電波を発信して、IDタグ7の駆動電力を与えるとともに、同タグ7に対しデータ送信し、また同タグ7からデータ受信するものである。なお、マルチリード方式の無線IDタグには図3に示すように銅線アンテナとICチップが内蔵され、必要な通信、演算、記憶処理を行うようになっている。
【0026】
図3はマルチリード方式の無線IDタグとアンテナとの関係を示す図である。
【0027】
また、ID取得処理部22は、物品群4がアンテナ9の通信可能エリア内に入ったときに、物品群4に含まれる全IDタグ7に対して一度にID(識別情報、識別番号)を要求し、取得した各IDタグ7のIDを個別情報取得部23に引き渡すものである。また、マルチリード方式無線IDタグ及びアンテナの組み合わせでは、同時に複数のIDタグから各種情報を取得することができるようになっており、短時間で多数のIDタグ情報を取得可能とする。
【0028】
個別情報取得部23は、ID取得処理部22から受け取った対象物品群4に属するすべての物品3について、各物品毎に対応するIDタグ7の有する個別情報を取得する。さらに、この取得した物品郡内の全個別情報をデータ処理装置10の個別情報解析部31に送出する。
【0029】
図2に示すデータ処理装置10は、パーソナルコンピュータやワークステーション等からなる計算機システムであり、そのCPUやメモリ等からなるハードウエア手段とプログラムやデータ等からなるソフトウエア手段とによって同図に示す機能実現手段を構成している。具体的には、データ処理装置10は、機能実現手段として、個別情報解析部31と、仕分け先確定処理部32と、仕分け先情報保持部33と、実績情報ファイル34と、結果表示部35とを備えている。
【0030】
このうちまず、個別情報解析部31は、アンテナ9から受け取った物品群4の各物品3における個別情報を解析し、個別情報に含まれる仕分けの基準となる仕分け情報について物品間で不一致な情報等が含まれるか否かを検出する。個別情報解析部31は、各個別情報とともに、不一致仕分け先が含まれているか否かの解析結果を仕分け先確定処理部32に通知する。
【0031】
仕分け先確定処理部32は、仕分け情報に対して何れの仕分けシュート6に仕分けるかの情報を仕分け先情報保持部33から読み出し、当該情報と個別情報解析部31から受け取った仕分け情報とを比較して、当該物品群4の仕分け先シュート6を決定する。ここで、物品間で一致しない仕分け情報が含まれている旨の解析結果通知を受けた場合には、その物品群4の仕分け先をリジェクトシュート6aに決定する。
【0032】
また、仕分け先確定処理部32は、決定された物品群4の仕分け先を制御装置11に指令するとともに、結果表示部35から仕分け結果を表示出力し、さらに、その物品群4の取り扱い結果(仕分け結果)を実績情報ファイル34に出力する。なお、リジェクトシュート6aに仕分ける場合には警報出力を行い、この場合には表示の他、警報音出力を行うようにしてもよい。
【0033】
仕分け先情報保持部33には、各物品群4についての仕分け情報と、この仕分け情報に対応する仕分けシュートについての情報が格納されいる。この仕分け先情報保持部33は、高速な処理を実現するため、例えば主記憶等のメモリ(RAM)上に構成されている。
【0034】
実績情報ファイル34は、物品群4を何れの仕分け先に仕分けたかの結果情報や各物品群4についての個別情報を保存し、例えばハードディスク等の二次記憶装置から構成されている。
【0035】
なお、請求項における仕分け先決定手段には、例えばデータ処理装置10が対応している。さらにいえば、例えば個別情報解析部31,仕分け先確定処理部32及び仕分け先情報保持部33が同手段に対応している。
【0036】
次に、以上のように構成された本実施形態におけるマルチリード方式無線IDタグを用いた物品仕分け装置の動作について説明する。
【0037】
まず、図1に示す仕分け装置の上流に設置されたマルチリード方式無線IDタグアンテナ9により、トレー2に載せられた物品群4の各物品3に取付られた複数のIDタグ7から物品群4に属する各物品3の個別情報が短時間に読み取られる。
【0038】
図4はマルチリード方式によってアンテナが各IDタグに記憶された個別情報を一度に読み取る仕組みを示す図である。
【0039】
同図に示すように、まず、アンテナ9からID取得処理部22の動作によりID情報の要求命令が各IDタグ7に無線出力される(S1)。ここで、IDタグ7にはマルチリード方式が用いられているので、このID要求は全IDタグ7に同時に出力され、IDタグ7において同時に受信される。
【0040】
この要求に対応して各IDタグ7からID情報が返されるが、この情報返却に当たっては各タグ内で乱数に基づくタイミング調整がなされ、複数タグ7から同時にID情報送信がなされないようになっている(S2)。
【0041】
こうしてアンテナ7がわで取得されたすべてのID情報は、ID取得処理部22から個別情報取得部23に引き渡され、個別情報取得部23により各物品3についての個別情報取得が開始される。
【0042】
個別情報は各無線IDタグ7に対し別個に要求され(S4)、各物品についての個別情報が順次取得されて、最終的には物品群4に属する全物品3についての個別情報が取得される(S5)。
【0043】
個別情報はデータ処理装置10の個別情報解析部31に引き渡され、当該個別情報に含まれる仕分け情報に基づいて、異なるシュートに仕分けされるべき物品3が含まれていないかが確認される。
【0044】
なお、マルチリード方式では、ID取得が一度で済むのでその分読み取り時間が短縮されるとともに、上記仕組みでデータ読取が実行されるので、同一種類のIDタグ7がアンテナ9の送受信領域に多数あってもデータ取得可能である。
【0045】
ここで、異なるシュートに仕分けられるべき物品3が物品群4に含まれていない場合には、その仕分け情報に対応したシュート6が仕分け先情報保持部33の情報に基づいて選択され、その仕分けシュート6に仕分けすべき指令が制御装置11になされる。
【0046】
一方、各仕分け情報により、異なるシュートに仕分けられるべき物品同士が同一の物品群4に含まれている場合には、物品群4の塊を作成時の誤りと判定され、再仕分けを行うべく、当該物品群4をリジェクトシュート6aに仕分けるべき指令が制御装置11になされる。
【0047】
こうして、仕分けのための指令を受け取った制御装置11により駆動装置12が制御される。この制御により該当するシュート6又は6aのところまで物品群4が移動すると、トレー2上のベルトコンベア5が駆動し、そのシュート6又は6aへ物品群4が落とされる。
【0048】
なお、リジェクトシュート6aに仕分けられた1塊の物品群4は人手で結束バンドが外され、物品単位にバラされ改めて仕分け装置のトレー2に載せられる。このトレー2は再びアンテナ9を通過し、それぞれの無線IDタグ7の情報に基づきトレー2上の物品3が該当する仕分けシュート6に仕分けられる。
【0049】
上述したように、本発明の実施の形態に係るマルチリード方式無線IDタグを用いた物品仕分け装置は、各単体で個別の仕分け情報を持つ複数の物品の情報を同時に読み取れるマルチリード方式無線IDタグを用い、各物品群4に含まれる仕分け情報を比較して各物品が同一の仕分け情報で構成される場合にのみ、仕分けシュート6に仕分けるようにしたので、複数の物品を一塊の状態のまま結束されていてもこれを仕分けることができ、作業性の向上、仕分け回数の削減による設備規模の縮小(設備投資コストの縮小)、設備規模の縮小による必要スペースの削減、システムの簡素化を図ることができる。
【0050】
また、物品群内の各仕分け情報が不一致の場合には、その物品群4をリジェクトシュート6aに落とすようにしたので、このような物品4について再度の仕分けをすることが可能となる。
【0051】
[変形例]
本実施形態では、図1に示すコンベア組み合わせによる仕分け装置について説明したが、この仕分け機構自体については種々の形態が考えられる。図5にその変形例を示す。
【0052】
図5は本発明のマルチリード方式無線IDタグを用いた物品仕分け装置における仕分け機構部分の変形例を示す図である。
【0053】
同図に示すように、コンベア1上を移動する物品群4は仕分け位置にてプッシャ40によって押し出され、仕分けシュート6あるいはリジェクトシュート6aに落とされるようになっている。
【0054】
(発明の第2の実施の形態)
本実施形態では、第1の実施形態のマルチリード方式無線IDタグを用いた物品仕分け装置をマット仕分け装置に適用する場合を説明する。
【0055】
図6は本発明の第2の実施形態に係るマルチリード方式無線IDタグを用いた物品仕分け装置の一例を示す構成図であり、図1〜4と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0056】
本実施形態のマルチリード方式無線IDタグを用いた物品仕分け装置は、マットの仕分けに用いられるという点を除けば、第1の実施形態と同様に構成されている。
【0057】
図7は本実施形態における仕分け対象のマットを示す図である。
【0058】
図1における物品3としてのマット3′には、マルチリード方式の無線IDタグ7が取り付けられている。
【0059】
図8は本実施形態における仕分け対象のマット群を示す図である。
【0060】
同図に示すように、図1における物品群4としてのマット群4′は、IDタグ7が取り付けられたマット3′が結束バンド18で結束されて一塊となっている。
【0061】
このように構成されたマルチリード方式無線IDタグを用いた物品仕分け装置は、第1の実施形態と同様に動作し、これにより同様な効果を得ることができる。また、本実施形態に対しても図5に示す変形例を適用することが可能である。
【0062】
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。
【0063】
各実施形態では、搬送手段と仕分け手段を有するいわゆる一般的な仕分け装置の場合を説明したが、本明細書にいう仕分け装置はこのような場合に限られるものではない。例えば自動倉庫等の物品を仕分ける必要のあるあらゆる装置が仕分け装置に含まれる。
【0064】
また、装置を実現する形態としても、図5に示したプッシャの他、AGV、オーバヘッドコンベヤ等、種々のものが考えられる。
【0065】
さらに、実施形態に記載した手法は、計算機(コンピュータ)に実行させることができるプログラム(ソフトウエア手段)として、例えば磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記憶媒体に格納し、また通信媒体により伝送して頒布することもできる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、計算機に実行させるソフトウエア手段(実行プログラムのみならずテーブルやデータ構造も含む)を計算機内に構成させる設定プログラムをも含むものである。本装置を実現する計算機は、記憶媒体に記録されたプログラムを読み込み、また場合により設定プログラムによりソフトウエア手段を構築し、このソフトウエア手段によって動作が制御されることにより上述した処理を実行する。
【0066】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、複数の物品を一塊として取り扱う場合でも、適切な仕分けシュートに仕分け可能として作業性の向上を図ることができるマルチリード方式無線IDタグを用いた物品仕分け装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るマルチリード方式無線IDタグを用いた物品仕分け装置の一例を示す構成図。
【図2】同実施形態におけるアンテナ及びデータ処理装置の機能構成を示すブロック図。
【図3】マルチリード方式の無線IDタグとアンテナとの関係を示す図。
【図4】マルチリード方式によってアンテナが各IDタグに記憶された個別情報を一度に読み取る仕組みを示す図。
【図5】本発明のマルチリード方式無線IDタグを用いた物品仕分け装置における仕分け機構部分の変形例を示す図。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るマルチリード方式無線IDタグを用いた物品仕分け装置の一例を示す構成図。
【図7】同実施形態における仕分け対象のマットを示す図。
【図8】同実施形態における仕分け対象のマット群を示す図。
【符号の説明】
1…ベルトコンベア
2…トレー
3…物品
3′…マット
4…物品群
4′…マット群
5…ベルトコンベア
6…仕分けシュート
6a…リジェクトシュート
7…マルチリード方式の無線IDタグ
8…仕分けシュート領域
9…マルチリード方式の無線IDタグアンテナ
10…データ処理装置
11…制御装置
12…駆動装置
18…結束バンド
21…送受信部
22…ID取得処理部
23…個別情報取得部
31…個別情報解析部
32…仕分け先確定処理部
33…仕分け先情報保持部
34…実績情報ファイル
35…結果表示部
Claims (2)
- 物品を仕分けするための複数の仕分けシュートを持ち、複数の物品が一塊としてまとめられてなる物品群をその仕分け先に対応する仕分けシュートに入れて仕分けする物品仕分け装置であって、
物品の仕分け情報とこの仕分け情報に対応する仕分けシュートとが対応付けられた仕分け先情報保持手段と、
物品の仕分け情報とID情報とを格納しID要求を受けたときは乱数によるタイミング調整した後に格納しているID情報を出力する無線IDタグが取り付けられた複数の物品が一塊としてまとめられてなる物品群を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送されてくる前記物品群の個々の物品に取り付けられた無線タグにID要求を出力し、前記無線タグから取得したID情報に基づいて前記無線タグから仕分け情報を取得する仕分け情報取得手段と、
前記仕分け情報取得手段が取得した前記物品群における個々の物品の仕分け情報に基づいて前記仕分け先情報保持手段を参照して個々の物品の仕分けシュートが同一である場合には、当該仕分けシュートに当該一の物品群を仕分けるよう決定する仕分け先決定手段と、
前記仕分け先決定手段の決定に基づいて前記搬送手段により搬送されてくる前記物品群を前記決定された仕分けシュートに仕分ける仕分け手段と
を具備することを特徴とする物品仕分け装置。 - 前記仕分け先決定手段は、前記一の物品群における各物品間に異なる仕分け先の物品が含まれる場合には、当該一の物品群を物品再仕分け用の仕分けシュートに仕分けるよう決定することを特徴とする請求項1記載の物品仕分け装置。
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