JP4441576B2 - キャリア - Google Patents

キャリア Download PDF

Info

Publication number
JP4441576B2
JP4441576B2 JP2008211016A JP2008211016A JP4441576B2 JP 4441576 B2 JP4441576 B2 JP 4441576B2 JP 2008211016 A JP2008211016 A JP 2008211016A JP 2008211016 A JP2008211016 A JP 2008211016A JP 4441576 B2 JP4441576 B2 JP 4441576B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
members
carrier
state
shaft members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008211016A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009078802A (ja
Inventor
均 林
Original Assignee
均 林
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 均 林 filed Critical 均 林
Priority to JP2008211016A priority Critical patent/JP4441576B2/ja
Publication of JP2009078802A publication Critical patent/JP2009078802A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4441576B2 publication Critical patent/JP4441576B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Description

本発明はキャリアに関する。より詳しくは、各種荷物の運搬に利用する、折り畳み可能なキャリアに関する。
従来から、各種品物の購入に行く場合にキャリアを持参し、このキャリアを利用して購入した品物(荷物)を運搬することが広く行われている。特に、携帯の利便を図るために折り畳み可能としたものも見られるようになった。
このような折り畳み可能なキャリアとしては、例えば、太さが段階的に細くなる複数のフレーム部材が内部で摺動することにより高さ方向に伸縮可能な支持フレームと、荷物支持板と車輪とを備え、これらが折り畳み可能に構成されたキャリアが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、蝶番部材を介して連結された上側、中間側、下側の3つの部分が折り畳み自在な支柱と、荷物留置部と車輪と支柱とを備え、これらが折り畳み可能に構成されたキャリアが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開昭63−22765号公報 特開2003−81094号公報
ところで、より可搬性を求めるとすれば、キャリアの折り畳み状態はできる限りコンパクトにするのが好ましい。しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載されたキャリアは、大きなバッグであればその中に収まり得るものの、比較的小型のハンドバックの中には十分に収納できるものではなかった。
例えば、特許文献1に記載されたようなキャリアでは、伸張時の支持フレームの長さを一定に保った上でさらにコンパクトに折り畳もうとすれば、上記複数のフレーム部材の長さをそれぞれ短くして、かつ段数を多くする必要がある。しかしながら、そのような構成にした場合、伸長したときに下部(車輪付近)に位置する最も外側のフレーム部材に対して、上部(取っ手付近)に位置する最も内側のフレーム部材がかなり細くなってしまう。そのような支持フレームは、強度の点で問題があるだけでなく、見た目も良くない。したがって折り畳み状態をコンパクト化するには限界があった。
また、特許文献2に記載されたような支柱を蝶番部材によって折り畳むタイプのキャリアでも、支柱全体の伸張長さを一定に保った上でさらにコンパクトに折り畳もうとすれば、同様に支柱を何段にも分割する必要がある。しかしながら、そのような構成にした場合、折り畳んだときの長さが短くなったとしてもその分厚みが増す結果となる。したがってやはり折り畳み状態をコンパクト化するには限界があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、コンパクトに折り畳み可能でありながら、展開時には十分な搬送機能を有するキャリアを提供することを目的とする。
本発明に係るキャリアの第1特徴構成は、荷物を載置支持する支持部及び車輪を備えたキャリア本体と、前記キャリア本体から延出する一本のシャフトとを備えるとともに、前記シャフトが、互いに相対角度変更可能に連結された複数のシャフト部材と、前記複数のシャフト部材に亘って係合し、前記複数のシャフト部材を長尺状態に固定するロック部材とを備え、前記シャフトが連結されたシャフト連結部を、前記支持部に対して姿勢切り換え可能に、前記支持部に接続し、前記シャフトを、前記シャフト連結部と連結する末端のシャフト部材に対し、一方の側に互いに隣り合うシャフト部材どうしが隣接するように折り畳み可能に構成するともに、折り畳んだ状態のシャフトを、前記支持部に沿って配置可能に構成した点にある。
この特徴構成によれば、シャフトを構成するシャフト部材の相互の相対角度を変更してシャフト部材を並列させることで、シャフトをコンパクトに折り畳むことができる。そして、折り畳んだ状態のシャフトを支持部に沿って配置すれば、キャリア全体がコンパクト化され、バッグ内への収納が容易となる。
また、複数のシャフト部材に亘って係合するロック部材を備えているので、シャフトの長尺状態が安定する。
本発明の第2特徴構成は、前記ロック部材は、前記複数のシャフト部材のうち互いに隣り合うシャフト部材どうしに亘って係合するとともに、前記隣り合うシャフト部材どうしが折れ曲がり状態にあるときにはいずれか一方のシャフト部材の内部に挿入され、当該シャフト部材どうしが長尺状態にあるときには双方のシャフト部材の内部に挿入される点にある。
この構成によれば、互いに隣り合うシャフト部材のいずれか一方の内部にロック部材が挿入された状態でシャフトを折り畳むので、ロック部材をも確実に収納しつつキャリア全体をコンパクトに折り畳むことが可能となる。
本発明の第3特徴構成は、前記ロック部材は、前記複数のシャフト部材のうち互いに隣り合うシャフト部材どうしに亘って係合するとともに、前記隣り合うシャフト部材どうしが折れ曲がり状態にあるときにはいずれか一方のシャフト部材の外側に装着され、当該シャフト部材どうしが長尺状態にあるときには双方のシャフト部材の外側に装着される点にある。
この構成によれば、互いに隣り合うシャフト部材のいずれか一方の外側にロック部材が装着された状態でシャフトを折り畳むので、ロック部材をも確実に収納しつつキャリア全体をコンパクトに折り畳むことが可能となる。しかも、シャフト部材の外側にロック部材が装着されているので、例えば、自重によるロック部材のスライド移動あるいは手指にてロック部材を握ってスライド操作するだけで、ロック部材を隣り合うシャフト部材どうしのいずれか一方に係合させたり、双方のシャフト部材に係合させることができる等、ロック部材を操作し易い。このため、簡単な操作でシャフトを折り畳むことができる。
本発明の第4特徴構成は、前記隣り合うシャフト部材のうち一方のシャフト部材が他方のシャフト部材に対して一方側のみに折れ曲がるようにした点にある。
この構成によれば、隣り合うシャフト部材を折り曲げるだけでシャフトを折り畳むことができる。さらに、シャフト部材の折り畳み方向が一義的に定まるので、折り畳みを容易に行える。
本発明の第5特徴構成は、前記シャフト連結部を、前記支持部に対し、キャリアとしての使用状態における前記シャフトの延出方向とは反対側に設け、前記反対側において、前記シャフトを前記支持部に沿って折り畳み可能に構成した点にある。
この特徴構成によれば、キャリア全体を一体としてコンパクトに折り畳むことができる
本発明の第6特徴構成は、荷物を載置支持する支持部及び車輪を備えたキャリア本体と、前記キャリア本体から延出する一本のシャフトとを備えるとともに、前記シャフトが、互いに相対角度変更可能に連結された複数のシャフト部材と、前記複数のシャフト部材に亘って係合し、前記複数のシャフト部材を長尺状態に固定するロック部材とを備え、前記シャフトが連結されたシャフト連結部を、前記支持部に対して折り畳み可能に、前記支持部に接続し、前記シャフト連結部に対向配置された一対のガイド部材を設け、双方の前記ガイド部材に亘って前記シャフト部材が係合することにより前記シャフトが収納されるよう構成した点にある。
この特徴構成によれば、キャリア全体を一体としてコンパクトに折り畳むことができると共に、これら双方のガイド部材に亘ってシャフト部材を係合させることにより、シャフトの収納が容易となる。
本発明に係るキャリア1は、2個の車輪4を備えたキャリア本体2と前記キャリア本体2から延出するシャフト3とを備えており、各種荷物の運搬に際して展開でき、不使用時には折り畳んで持ち運びが容易なものである。
〔第一の実施形態〕
以下に、本発明に係るキャリア1の第一の実施形態について、図1〜図9を参照して説明する。
本実施形態に係るキャリア1は、図1に示すように、支持部5及びシャフト連結部6を有するキャリア本体2と、キャリア本体2から延出するシャフト3と、キャリア本体2の下端に取り付けられた車輪4とを備えている。また、支持部5に連結して設けられた補助部材13及び立脚部材18と、シャフト連結部6に設けられた補助アーム19及びガイド板20とを備えている。図2にはキャリア本体2を拡大して示している。
キャリア本体2は、荷物を載置する部位であって、キャリア1の全体にかかる荷物の荷重をシャフト3の長手方向に支持する支持部5と、シャフト3が連結・固定されたシャフト連結部6とを有する。支持部5及びシャフト連結部6は、例えば、アルミニウム合金、ステンレス等の金属材又はプラスチック等の合成樹脂等で構成され、内部が詰まった角材や内部が中空となった中空パイプ等とすることができる(以下、車輪を除く全ての部材について同様である)。
本実施形態においては、支持部5及びシャフト連結部6はいずれも横長のコの字型の枠体を備えており、支持部5とシャフト連結部6は支持部5の両端付近でヒンジ連結されて折り畳み自在となっている。これらは、シャフト連結部6の外形が支持部5の内縁に沿って折り畳まれ、完全に折り畳まれた状態でコの字が向かい合って全体として長方形型の枠体の形状となるように構成されている。
支持部5には、シャフト3が設けられた側と反対側の外方、すなわち支持部5の側面からキャリア1の進行方向に対して後方側に向かって伸長する補助部材13が設けられている。支持部5と補助部材13とは、補助部材13の端部に設けられた凸部14aと支持部5の側面に設けられた凹部15aとが嵌合することにより、垂直に接続される(図8参照)。ここで、支持部5とジョイント部材17とが相対回転可能に連結されると共に、ジョイント部材17と補助部材13とが相対回転可能に連結されている。ジョイント部材17と補助部材13とを連結している軸はボルトと蝶ナット16aとで構成してあり、当該軸は補助部材13に形成された長孔とジョイント部材17に形成された丸孔とを貫通している。これにより、ジョイント部材17と補助部材13とをスライド可能にさせて凸部14aと凹部15aとが嵌合可能にさせると共に、嵌合後は支持部5と補助部材13とがしっかりと固定されるようになっている。この補助部材13を設けることで、キャリア1の折り畳み状態をコンパクトにするために支持部5の大きさをできる限り小さくした場合であっても、実際に荷物を支持することのできる有効面積が大きくなる。したがって、底面積が比較的大きな荷物をもしっかりと支持して運搬することができる。なお、補助部材13は、ジョイント部材17を介して、キャリア1の進行方向に対して後方側に向かって伸長している状態と伸長していない状態との間で姿勢変化可能である。よって、キャリア1を折り畳んだ時のコンパクト化を妨げることはなく、また、荷物の大きさに応じて補助部材13を伸長させるかどうかの選択が可能である。補助部材13は、上記構成の他にも、支持部5の内部からスライドすることにより伸長するピン型形状や、支持部5の下部に収納された状態からスライドする板状形状としても良い。
また、支持部5のうち補助部材13が設けられた側の下部には、立脚部材18が折り畳み可能に設けられている。本実施形態においてはピン型形状のものが左右に各一本ずつ設けられているが、ピン型形状のものを支持部5の幅方向中央に一本だけ設けたり、板状形状のものを設けたりしても良い。立脚部材18は、展開状態において静止時に支持部5を地面に対して水平に保つ役割を果たす。したがって、荷物を容易に載せることができ、静止時にはキャリア1の姿勢が安定する。
シャフト連結部6の上端部には、そこからさらに上方に伸長する補助アーム19が設けられている。本実施形態においては、補助アーム19はシャフト連結部6の枠体の内部に部分的に収納され、ばね29の付勢力によりシャフト連結部6の上端部からさらに上方に伸長するように構成してある(図8参照)。この補助アーム19はシャフト3の長手軸に対して垂直な方向にかかる荷重を一部受け止めることになるので、比較的縦長の荷物を積む場合であってもシャフト3にかかる負荷を軽減することができる。
シャフト連結部6のコの字型の枠体のうち対向配置する両端の枠体の前後の各面には、ガイド板20が少なくとも枠体の内縁よりもさらに内側に延出するように設けられている。本実施形態においてはこのガイド板20がガイド部材に相当する。枠体から内側に延出したガイド板20どうしの間にはシャフト3の幅と同じだけの間隙21が形成されており、折り畳んで並列させたシャフト部材7を当該間隙21に収納することができる(図8参照)。
ガイド部材とシャフト部材7とが係合する構成としては、シャフト連結部6の枠体の断面を略コの字形状としてその間にシャフト部材7を係合させたり、シャフト連結部6に設けられた支柱にシャフト部材7の両端に設けられた切欠部を係合させたりすることもできる。これらの例では、それぞれ、断面が略コの字形状の枠体そのもの及び支柱がガイド部材に相当する。
シャフト3は、複数のシャフト部材7と、隣り合うシャフト部材7どうしを連結する連結部材8と、シャフト部材7どうしの内部に亘って係合してシャフト部材7を長尺状態に固定するロック部材9とを備えている。連結部材8は、シャフト部材7の4つの面のうち向かい合う2つの面を平行に挟むようにして隣り合うシャフト部材7どうしを連結している。連結部材8はその両端で2つのシャフト部材7と枢支連結され、連結部材8とシャフト部材7とが、連結部材8の両端の軸周りでそれぞれ相対回転することにより、連結されたシャフト部材7どうしの相対角度を変更することができる。
シャフト部材7のうち、キャリア本体2の側の末端に位置するもの(本明細書において、以下、「末端シャフト部材7a」という。)は、シャフト連結部6と連結されている。本実施形態においてこれらは、シャフト部材7どうしを連結している連結部材8と同様の構成を有するリンク部材22により相対変位可能に連結されている。つまり、末端シャフト部材7aとシャフト連結部6とがリンク部材22を介して連結されたままで、これらの固定状態と固定解除状態とが切換可能な構成となっている。図3はシャフト3とキャリア本体2とを固定するための一例であり、(イ)は固定状態を、(ロ)は固定解除状態をそれぞれ示している。末端シャフト部材7aの端部のうちシャフト連結部6と連結する側には凸部14bが設けられ、シャフト連結部6に設けられた凹部15bに嵌合することによって、シャフト3はキャリア本体2に対して固定される。このとき、例えば、凸部14bに係止孔23を設けておき、シャフト連結部6の内部に設けたストッパー24をこの係止孔23に係合させる構成とすることにより、シャフト3の抜け出しが防止される。また、シャフト連結部6の凹部15bを嵌合穴として、凸部14bのうち嵌合穴を貫通して突出する部分を蝶ナット16b等でねじ止めできるようにしておけば、シャフト3とキャリア本体2とが確実に固定されるので好ましい。
本実施形態においては、シャフト部材7のうちシャフト連結部6からみて他端側の末端に位置するもの(本明細書において、以下、「他端側シャフト部材7b」という。)とこれに隣り合うシャフト部材7(本明細書において、以下、「隣接シャフト部材7c」という。)とは、他のシャフト部材7と同様に連結部材8を介して接続されているが、シャフト3の長尺状態においてこれらだけは長手方向に配列せずに、他端側シャフト部材7bがシャフト3の長手軸に対して垂直に隣接シャフト部材7cと接続して、T字形状を形成している。他端側シャフト部材7bと隣接シャフト部材7cは、図4に示すように、隣接シャフト部材7cの上側端部に設けられた凸部14cと他端側シャフト部材7bの側面に設けられた凹部15cとが嵌合することにより接続する。本実施形態においては、凸部14cと凹部15cとがスムーズに嵌合できるようにジョイント軸25がシャフト3の長手方向にスライド可能な構成となっており、かつ、嵌合後は他端側シャフト部材7bと隣接シャフト部材7cとの結合をしっかりと固定できるように隣接シャフト部材7c側の連結部材8のジョイント軸25はボルトと蝶ナット16cとで構成されている。このように、他端側シャフト部材7bと隣接シャフト部材7cとがT字形状を形成しているので、他端側シャフト部材7bはキャリア本体2の取っ手として機能する。したがって、この取っ手を持てば荷物を持ち運ぶのが容易となる。
またシャフト3には、例えばスーパーで買い物をしたときのビニル袋やバッグ等を係止するためのフック26が設けられている。本実施形態においては、フックが連結部材8の軸と一体となって設けられている。フック26を設ける高さは特に限定されず、またシャフト3と脱着可能に構成して、取り付け高さを変更できるようにしても良い。このようなフック26が設けてあれば、積載する荷物がキャリア本体2の上でしっかりと固定されるので好ましい。なお、荷物をよりしっかりと固定するためには、ゴムひも等でキャリア本体に対して荷物をくくりつけると良い。
なお、本実施形態に係るキャリア1を使用する時には、支持部5の枠体の上に、支持部5の外形にほぼ添う形状を有する支持板27を載せ、その上に荷物を積載するようにするのが好ましい。このようにすれば、荷物が支持部5の枠体よりも小さい場合であっても支持することができ、また、荷物の荷重を支持板27の面全体で受けることになるので、積載する荷物をしっかりと支持することができる。支持板27は支持部5の外形にほぼ添う形状を有しているので、折り畳まれた状態のキャリア1の大きさともほぼ等しく、これらは一緒に持ち運ぶことができるようになっている(図9参照)。このとき、前記ゴムひもを用いて、折り畳まれたキャリア1と支持板27をくくりつければ、これらを確実に一体として持ち運ぶことができる。
さて、以下に、上記の構成を有するキャリア1の折り畳み手順について説明する。
図5は、シャフト3の形状変化の様子を示している。(イ)は第一の状態、すなわちシャフト部材7が長手方向に順次配列された長尺状態を示しており、(ロ)はシャフト3が折り畳まれる途中の状態を示している。また、図6は第二の状態、すなわちシャフト部材7が並列した状態を示している。シャフト3は、第一の状態と第二の状態との間で変形可能である。
第一の状態は、シャフト部材7が長手方向に順次配列された長尺状態である。このとき、互いに隣り合うシャフト部材7どうしに亘って係合するロック部材9が双方のシャフト部材7の内部に挿入されて、シャフト部材7を長尺状態に固定している。ロック部材9は、シャフト3の長手軸に垂直な方向からの外力に対する強度を高める役割も果たしている。これとは別に、連結部材8は隣り合うシャフト部材7に亘ってシャフト部材7の長手方向に沿って平行にシャフト部材7を挟む状態となり、この状態において連結部材8は、これらが向かい合う方向からの外力に対するシャフト3の強度を高めるように作用する。したがってシャフト3は、それ自体の太さの割には大きな強度を有する。
ロック部材9は突起10を有し、シャフト部材7の側面に設けられた長孔11からこの突起10がシャフト部材7の外部に突出するように構成されている。突起10とロック部材9とは、一体となるように形成されていても良い。突起10を操作してロック部材9をシャフト部材7の内部でスライドすることにより、ロック部材9はいずれか一方のシャフト部材7の内部に完全に挿入される。この状態においてシャフト部材7どうしの相対角度の変更が可能となり、シャフト3の折り畳みが開始される。なお、本実施形態においてロック部材9は、第一の状態において自重で突起10が長孔11の下縁に位置するまで下がって隣り合うシャフト部材7の内部の双方に亘って挿入される構成となっている。また、ユーザが重力に反して突起10を長孔11の上縁に位置するまで持ち上げることにより、上側のシャフト部材7の内部にロック部材9が完全に挿入される。シャフト3の折り畳みは、連結部材8により連結されたシャフト部材7が、それぞれ長手方向の相対的な向きを保ったまま相対回転することによって進行する。
シャフト部材7の相対回転は、2つのシャフト部材7の側壁面どうしが接触したところで完了し、全てのシャフト部材7について相対回転が完了することにより、シャフト3の折り畳みが完了する(図6)。ここで、それぞれのシャフト部材7の長孔11が設けられた面と向かい合う面には、図7に示すように、長孔11の上縁に相当する高さに突起収納孔12が設けられており、突起収納孔12に突起10が収納することによってシャフト部材7どうしが互いに面と面で接して並列した、第二の状態に折り畳まれる。このとき、本実施形態においては、連結部材8はシャフト部材7とは長手軸が一定の角度を有する状態で平行に配列することになる。
次に、図8に示すように、シャフト部材7が並列した第二の状態で、シャフト3はシャフト連結部6に設けられたガイド板20の間隙21に係合して収納される。ここで、シャ
フト連結部6の両端の間隙21に亘ってシャフト部材7が係合して順次収納するので、シャフト3を容易に収納することが可能となっている。その後、補助部材13及び立脚部材18がそれぞれ折り畳まれ、最後に支持部5とシャフト連結部6とが折り畳まれて、キャリア1の全体の折り畳みが完了する。
なお、支持部5とシャフト連結部6とを折り畳む時には、ユーザはばね29の弾性力に反して補助アーム19をシャフト連結部6の枠体の内部に完全に収納しながら折り畳む。そうすると、キャリア1の折り畳み状態において、補助アーム19はばね29により付勢された状態でシャフト連結部6の枠体の内部に収納されることになるので、持ち運び中に少しの衝撃等で当該折り畳み状態が簡単に解除されてしまうことを防止することができる。
本実施形態に係るキャリア1の、全体を折り畳んだ状態を図9に示す。本実施例では、展開時においてシャフト3の全体の高さが約75cm、支持部5の有効広さが幅約20cm及び長さ約18cmであったキャリア1が、折り畳み後は幅約20cm、長さ約13cm(車輪4も含めると約18cm)、厚み約5cmと、きわめてコンパクトな形状となることが確認できた。
〔第二の実施形態〕
次に、本発明に係るキャリア1の第二の実施形態について、図10〜図12を参照して説明する。
第一の実施形態に係るキャリア1と同様、本実施形態に係るキャリア1も、支持部5及びシャフト連結部6を有するキャリア本体2と、キャリア本体2から延出するシャフト3と、キャリア本体2の下端に取り付けられた車輪4とを備えており、また、支持部5に連結して設けられた立脚部材18を備えている。以下では、主に第一の実施形態との相違点について説明する。
図10に示すように、本実施形態において、支持部5及びシャフト連結部6はそれぞれ縦長のコの字型及び長方形型の枠体である。
支持部5には、その幅方向中央にピン型形状の立脚部材18が一本設けられている。立脚部材18は、支持部5を構成するコの字型枠体のうち対向配置する両側の枠体間に亘って設置された断面円形の軸棒30を軸として回転することで支持部5に対して収納可能である。本実施形態においては、図11に示すように、軸棒30と平行に設けられたガイド棒31と立脚部材18とが立脚部材18に取り付けられたばねで連結されており、外力が働いていない状態では立脚部材18はキャリア1の脚としての機能を果たす状態を保つ。収納時にはばねの弾性力に反して回転させ、支持部5に設けられた係止片32aを用いて係止させる。
シャフト連結部6には、車輪4が設けられている。車輪4は、シャフト連結部6の枠体の内部でスライド可能な部材に取り付けられており、車輪4それ自体もシャフト連結部6に対してスライド可能となっている。車輪4をスライドさせて2つの車輪4の間隔を広くすることにより、キャリア1の使用時の走行状態を安定させることができる。
シャフト連結部6と末端シャフト部材7aとは、完全に固定された状態で連結されている。シャフト3は、第一の実施形態と同様に、第一の状態と第二の状態との間で変形することによりコンパクト化される。このとき、シャフト連結部6と末端シャフト部材7aとが固定されているので、シャフト部材7は末端シャフト部材7aに対して一方の側に順次並列することになる。全てのシャフト部材7が折り畳まれて第二の状態にあるときに、他端側シャフト部材7bの外縁とシャフト連結部6の外縁とが正面視でちょうど重なるようにしてあれば、シャフト連結部6に設けられた係止片32bによりシャフト部材7を係止して、第二の状態にあるシャフト部材7をしっかりと固定できるので好ましい。
本実施形態に係るキャリア1の、全体を折り畳んだ状態を図12に示す。シャフト連結部6には持ち手33が設けられているので、極めてコンパクトに折り畳まれた状態でこの持ち手33を持つことで持ち運びが極めて容易となる。また、支持板27は支持部5の外形に沿って支持部5と一体となってシャフト連結部6に対して折り畳まれている。キャリア1を使用する時には支持板27の向きを90度変えれば幅広の荷物であってもしっかりと支持することが可能である。なお、支持板27及び支持部5にはそれぞれ係合凸部、係合凹部が設けられ、安定的に上記の配置状態をとることができるようになっている。支持板27は係合凹部に対して支持部5のいずれの側に配置されても良い。
〔第三の実施形態〕
次に、本発明に係るキャリア1の第三の実施形態について、図13〜図20を参照して説明する。
第一及び第二の実施形態に係るキャリア1と同様、本実施形態に係るキャリア1も、支持部5及びシャフト連結部6を有するキャリア本体2と、キャリア本体2から延出するシャフト3と、キャリア本体2の下端に取り付けられた車輪4とを備えている。
前記支持部5は、図14に示すように、長方形状の外枠41と、その外枠41における短辺部分41aに掛け渡され、短辺方向に間隔を隔てて並ぶ2本の桟部材40とを備えている。支持部5は、その短辺部分41aにおいてシャフト連結部6とヒンジ連結されて折り畳み可能に構成されており、支持部5がシャフト連結部6の側面に当接する起立姿勢(図18を参照)と、支持部5がシャフト連結部6の上面に当接する横倒れ姿勢(図14を参照)とに切り換え可能に構成されている。前記シャフト連結部6と末端シャフト部材7aとは、完全に固定された状態で連結されている。
後述する折り畳みの際に、支持部5の姿勢を切り換えるため、外枠41のシャフト連結部6とは反対側の短辺部分41aに、シャフト3を通すための隙間が形成されている。前記隙間に対して短辺部分41aの一方側部分には、接続部46が揺動可能に取り付けられており、短辺部分41aに沿う方向に揺動して短辺部分41aにおける一方側部分と他方側部分とを連結する連結状態と、短辺部分41aに直交する方向に揺動して短辺部分41aの一方側部分と他方側部分との連結を解除する連結解除状態とに切り換え可能に構成されている。前記外枠41における長辺部分41bと桟部材40との間には、立脚部材18が収納されている。図18に示すように、長辺部分41bには、係止片43が揺動可能に取り付けられており、立脚部材18に係止する係止状態と、立脚部材18に対する係止が解除される係止解除状態とに切り換え可能に構成されている。そして、係止片43を係止状態から係止解除状態に切り換えると、ばね付勢により立脚部材18が長辺部分41bと桟部材40との間から展開するようになっている。長辺部分41bの上面には凹溝44が形成され、その凹溝44には補助アーム45が収納されている。荷物を支持部5に載置しないときには、補助アーム45を凹溝44に収納しておき、荷物を支持部5に載置するときには、手指にて補助アーム45を凹溝44から上方に引き出して荷物の側面を支持するようになっている。シャフト連結部6には先端に車輪4を取り付けたステー48が出退可能に設けられている。シャフト連結部6とステー48とはボルトと蝶ナット49にて枢支連結されている。これにより、ステー48を支持部5に対して外方側に張り出してボルトと蝶ナット49にて締結することで、キャリア1の安定性が高くなるようにしてある。そして、ステー48を引き出した状態でステー48をシャフト連結部6に対して折り曲げ可能に構成されている。これにより、キャリア1をコンパクトに折り畳んでキャリア1を持ち運びすることができる。
さて、上記各実施形態に係るシャフト3では、ロック部材9は、隣り合うシャフト部材7どうしが折れ曲がり状態にあるときにはいずれか一方のシャフト部材7の内部に挿入し、当該シャフト部材7どうしが長尺状態にあるときには双方のシャフト部材7の内部に挿入するよう構成するものであったが、本実施形態に係るシャフト3では、隣り合うシャフト部材7どうしが折れ曲がり状態にあるときにはいずれか一方のシャフト部材7の外側に装着し、当該シャフト部材7どうしが長尺状態にあるときには双方のシャフト部材7の外側に装着するよう構成してある。第一、第二実施形態と同様の他端側シャフト部材7bには、さらに持ち手33が取り付けられている。尚、本実施形態に係るシャフト3において、上記各実施形態に係るシャフト3の構成を採用してよいのはもちろんのことである。
具体的に説明すると、図15、図16に示すように、シャフト部材7は、矩形状の貫通孔51を有する半円筒状の先端部50を備えている。貫通孔51には棒状部材53が挿入されて、隣り合うシャフト部材7が棒状部材53を介して相対回転可能に連結されている。シャフト部材7の貫通孔51は、一方側(図16(イ)を参照)が他方側(図16(ロ)を参照)よりも深く切れ込むように形成されている。これにより、隣り合うシャフト部材7のうち一方のシャフト部材7を他方のシャフト部材7に対して他方側に折れ曲げようとしても、貫通孔51の他方側における切れ込みが浅く、棒状部材53が貫通孔51に当接するため、一方のシャフト部材を他方のシャフト部材7に対して他方側に折れ曲げることができない。これに対し、貫通孔51の一方側における切れ込みが深く、棒状部材53が貫通孔51に当接しないため、一方のシャフト部材を他方のシャフト部材7に対して一方側に折れ曲げることができる(図15(ロ)〜(二)を参照)。したがって、隣り合うシャフト部材7のうち一方のシャフト部材7が他方のシャフト部材7に対して一方側のみに折れ曲がることになる。
前記ロック部材9は、両端が開口した角筒状に構成され、隣り合うシャフト部材7の一方又は両方の外側に装着されている。シャフト部材7には、ロック部材9に係合する2つの突起54が長手方向に間隔を隔てて設けられている。ロック部材9を手指にてスライド移動させる、あるいは自重により一方向にスライド移動すると、シャフト部材7が一方のシャフト部材7における一方の突起54に当接し、ロック部材9が一方のシャフト部材7の外側に装着される折れ曲がり状態になる。ロック部材9を手指にてスライド移動させる、あるいは自重により他方向にスライド移動すると、シャフト部材7が他方のシャフト部材7における他方の突起54に当接し、ロック部材9が双方のシャフト部材7の外側に装着される長尺状態になる。
以下に上記の構成を有するキャリア1の折り畳み手順について説明する。
図13の状態から、まず、前記立脚部材42を収納し、係止片43を非係止状態から係止状態に切り換えて立脚部材42の収納状態を維持する。次に、補助アーム45を凹溝44に収納する。さらに、接続部46を連結状態から連結解除状態に切り換え、シャフト部材7を隣り合う桟部材40の隙間を通しながら、支持部5を横倒れ姿勢から起立姿勢に切り換えて、シャフト部材7と支持部5とを同じ方向に並べる(図18を参照)。そして、接続部46を連結解除状態から再び連結状態に切り換え、ロック部材9を長尺状態から折れ曲がり状態に切り換える(図17を参照)。この状態において、隣り合うシャフト部材7の為す角度を小さくする方向に隣り合うシャフト部材7どうしを折り曲げることによりシャフト部材7の折り畳みが進行する。隣り合うシャフト部材7の側壁面どうしが接触するとシャフト部材7の折り畳みが完了する。隣接シャフト部材7cの上側端部に設けられた凸部(図示しない)と他端側シャフト部材7bの側面に設けられた凹部(図示しない)との嵌合を解除して、隣接シャフト部材7c及び他端側シャフト部材7bの側壁面どうしを接触させる。長辺部分41bに設けられたフック部47を揺動させて持ち手33に固定された他端側シャフト部材7bに設けられたピン33aに係合させることにより、シャフト部材7の折り畳み状態が維持される。ステー48を引き出した状態で折り曲げ、ボルトと蝶ナット49の締め付けによりステー48を折り曲げた状態で固定してキャリア1全体の折り畳みが完了する(図19、図20を参照)。これにより、キャリア1に荷物を載せてキャリア1を引っ張るときの持ち手33を、そのままキャリア1を折り畳んでキャリア1を持ち運びするときの持ち手として使用できるので、持ち手の兼用による構成の簡素化を図ることができる。尚、支持部5に荷物を直接載せてもよいが、第一、第二実施形態と同様に支持部5に支持板を載せて、当該支持板に荷物を載せてもよい。
〔第四の実施形態〕
次に、本発明に係るキャリア1の第四の実施形態について、図21を参照して説明する。
本実施形態に係るキャリア1は、一枚の略平板形状を有するキャリア本体2と、前記キャリア本体2の下部に取り付けられた車輪4と、前記キャリア本体2から上方に伸びる折り畳み可能な一本のシャフト3とを備えている。
シャフト3の構成は、第一の実施形態とほぼ同様である。したがって、本実施形態においても、シャフト3は第一の状態と第二の状態との間で変形することによりコンパクト化が可能な構成となっている。ただし、本実施形態においては末端シャフト部材7aがキャリア本体2と完全には連結されておらず、これらが脱着可能に構成されている点で第一の実施形態と異なる。
末端シャフト部材7aの末端側に設けられた凸部14には係止孔23が設けられている。一方、キャリア本体2には、凹部15及びキャリア本体2の内部でスライドすることにより末端シャフト部材7aの凸部14の係止孔23に係合したり外れたりするストッパー24が設けられている。ストッパー24はばねで付勢され、通常は係止孔23に係合する位置にポジショニングされているが、ばねの弾性力に抗して係止孔23から外れる位置までスライドした状態で、シャフト3とキャリア本体2との脱着が実現される。
このような脱着可能な構成とする例としては、上記以外にも、末端シャフト部材7aに設けられた凸部14とキャリア本体2に設けられた凹部15に互いに係合するねじ山を切っておいてねじ止めする方法や、キャリア本体2に嵌合穴を設け、凸部14のうち嵌合穴を貫通して突出する部分をねじ止めする方法等が挙げられる。
キャリア本体2には、シャフト3の第二の状態に相当する大きさの収納用凹部28が設けられており、キャリア本体2から取り外されたシャフト3は第二の状態でこの収納用凹部28に収納される。したがって、第一の実施形態と同様、きわめてコンパクトな形状に折り畳むことができ、バッグ内に容易に収納して持ち運ぶことができるようになっている。
なお、本実施形態においては、キャリア本体2そのものが第一の実施形態における「支持部5」に相当し、キャリア本体2に第一の実施形態と同様の補助部材13や立脚部材18を設けた構成としても良い。
〔その他の実施形態〕
上記の各実施形態においては、平板状の金属材を連結部材8として隣り合うシャフト部材7どうしを連結し、連結されたシャフト部材7の長手方向の相対的な向きを保ったまま折り畳む例を示した。しかしながら、各シャフト部材7がそれぞれ逆平行な向きに折り畳まれるようにしてあっても良い。この場合、例えば、隣り合うシャフト部材7どうしが長尺状態にあるときには長手方向に沿って引張り張力を生じ、かつ、これらの折り畳みを許
容する程度に伸張可能な、ゴムやばね等の弾性材料を連結部材8として用いる。
上記の各実施形態においては、長尺状態において、ロック部材9が自重により隣り合うシャフト部材7の内部の双方に亘って挿入される例を示した。しかしながら、例えば、シャフト部材7の内部にばねを設ける等して、ロック部材9が隣り合うシャフト部材7の双方の内部に亘って挿入されるように付勢された構成としてあっても良い。この場合、シャフト部材7どうしをより確実に長尺状態に固定することが可能となる。
上記の第一、第二実施形態においては、シャフト3は、複数のシャフト部材7と、隣り合うシャフト部材7どうしを連結する連結部材8と、シャフト部材7どうしの内部に亘って係合してシャフト部材7を長尺状態に固定するロック部材9とを備える構成を例示したが、さらに、シャフト3の側面に連結部材8に当接する当接部材を設けて、一方のシャフト部材が他方のシャフト部材に対して一方側のみに折れ曲がるように構成してもよい。
第一の実施形態に係るキャリア全体の展開状態を示す斜視図 図1におけるキャリア本体部分の拡大図 シャフトとキャリア本体との固定を説明するための背面図 取っ手部形成の様子を示す斜視図 シャフトの第一の状態からの形状変化を説明するための斜視図 シャフトの第二の状態を示す斜視図 シャフトの第二の状態における長手軸に沿った断面図 ガイド部材に沿ってシャフト部材が収納された状態を示す斜視図 第一の実施形態に係るキャリアの折り畳み状態を示す斜視図 第二の実施形態に係るキャリアの本体部分の斜視図 第二の実施形態に係るキャリアの底面側から見た斜視図 第二の実施形態に係るキャリアの折り畳み状態を示す斜視図 第三の実施形態に係るキャリア全体の展開状態を示す斜視図 第三の実施形態に係るキャリア本体部分の拡大図 第三の実施形態に係る隣り合うシャフト部材の状態を示す図 第三の実施形態に係る隣り合うシャフト部材の状態を示す図 第三の実施形態に係る隣り合うシャフト部材の状態を示す図 第三の実施形態に係るキャリアの折り畳み状態を示す斜視図 第三の実施形態に係るキャリアの折り畳み状態を示す斜視図 第三の実施形態に係るキャリアの折り畳み状態を示す正面図 第四の実施形態に係るキャリアを示す斜視図
符号の説明
1 キャリア
2 キャリア本体
3 シャフト
4 車輪
5 支持部
6 シャフト連結部
7 シャフト部材
8 連結部材
9 ロック部材
20 ガイド部材(ガイド板)

Claims (6)

  1. 荷物を載置支持する支持部及び車輪を備えたキャリア本体と、前記キャリア本体から延出する一本のシャフトとを備えるとともに、
    前記シャフトが、
    互いに相対角度変更可能に連結された複数のシャフト部材と、
    前記複数のシャフト部材に亘って係合し、前記複数のシャフト部材を長尺状態に固定するロック部材とを備え、
    前記シャフトが連結されたシャフト連結部を、前記支持部に対して姿勢切り換え可能に、前記支持部に接続し、
    前記シャフトを、前記シャフト連結部と連結する末端のシャフト部材に対し、一方の側に互いに隣り合うシャフト部材どうしが隣接するように折り畳み可能に構成するともに、
    折り畳んだ状態のシャフトを、前記支持部に沿って配置可能に構成してあるキャリア。
  2. 前記ロック部材は、前記複数のシャフト部材のうち互いに隣り合うシャフト部材どうしに亘って係合するとともに、
    前記隣り合うシャフト部材どうしが折れ曲がり状態にあるときにはいずれか一方のシャフト部材の内部に挿入され、当該シャフト部材どうしが長尺状態にあるときには双方のシャフト部材の内部に挿入されるよう構成してある請求項1に記載のキャリア。
  3. 前記ロック部材は、前記複数のシャフト部材のうち互いに隣り合うシャフト部材どうしに亘って係合するとともに、
    前記隣り合うシャフト部材どうしが折れ曲がり状態にあるときにはいずれか一方のシャフト部材の外側に装着され、当該シャフト部材どうしが長尺状態にあるときには双方のシャフト部材の外側に装着されるよう構成してある請求項1に記載のキャリア。
  4. 前記隣り合うシャフト部材のうち一方のシャフト部材が他方のシャフト部材に対して一方側のみに折れ曲がるようにしてある請求項1〜3のいずれか1項に記載のキャリア。
  5. 前記シャフト連結部を、前記支持部に対し、キャリアとしての使用状態における前記シャフトの延出方向とは反対側に設け、
    前記反対側において、前記シャフトを前記支持部に沿って折り畳み可能に構成してある請求項1〜4のいずれか1項に記載のキャリア。
  6. 荷物を載置支持する支持部及び車輪を備えたキャリア本体と、前記キャリア本体から延出する一本のシャフトとを備えるとともに、
    前記シャフトが、
    互いに相対角度変更可能に連結された複数のシャフト部材と、
    前記複数のシャフト部材に亘って係合し、前記複数のシャフト部材を長尺状態に固定するロック部材とを備え、
    前記シャフトが連結されたシャフト連結部を、前記支持部に対して折り畳み可能に、前記支持部に接続し、
    前記シャフト連結部に対向配置された一対のガイド部材を設け、双方の前記ガイド部材に亘って前記シャフト部材が係合することにより前記シャフトが収納されるよう構成してあるキャリア。
JP2008211016A 2007-09-04 2008-08-19 キャリア Expired - Fee Related JP4441576B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008211016A JP4441576B2 (ja) 2007-09-04 2008-08-19 キャリア

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007229180 2007-09-04
JP2008211016A JP4441576B2 (ja) 2007-09-04 2008-08-19 キャリア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009078802A JP2009078802A (ja) 2009-04-16
JP4441576B2 true JP4441576B2 (ja) 2010-03-31

Family

ID=40653872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008211016A Expired - Fee Related JP4441576B2 (ja) 2007-09-04 2008-08-19 キャリア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4441576B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103407476A (zh) * 2013-08-27 2013-11-27 苏州币龙装饰工程有限公司 叠合联接装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103407476A (zh) * 2013-08-27 2013-11-27 苏州币龙装饰工程有限公司 叠合联接装置
CN103407476B (zh) * 2013-08-27 2016-08-10 钱秀英 叠合联接装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009078802A (ja) 2009-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9855962B1 (en) Locking floor folding cart
EP3756956B1 (en) Rack assembly
US9089204B2 (en) Foldable table
US9033361B2 (en) Foldable trolley
US8881661B2 (en) Foldable table
US10602852B2 (en) Foldable bed frames and supports and connecting mechanisms for foldable bed frames
US20080073880A1 (en) Collapsible and portable wheeled dolly particularly suitable for use by students or others in the transport of items
US8636184B2 (en) Compact folding bicycle carrier for motor vehicles
US7204549B1 (en) Foldable recreational chair
JPWO2002071886A1 (ja) 折畳式カート付き旅行鞄
JP2009539469A (ja) 車輪付き製品のための格納式ホイール付きシャシー
US20120025481A1 (en) Collapsible golf trolley
US8801010B2 (en) Scooter
US7198281B2 (en) Foldable bicycle
US4294463A (en) Collapsible luggage carrier
US20100038871A1 (en) Folding mechanism of a stroller
US20100111635A1 (en) Vehicle trunk organizer
US7048283B2 (en) Folding structure of a front wheel of a golf cart
US20080245633A1 (en) Cart Type Bag
JP3210378U (ja) 自転車用携帯駐輪装置
JP4441576B2 (ja) キャリア
KR100746301B1 (ko) 접이식 손수레
US20060261652A1 (en) Swing having foldable leg unit
KR200492853Y1 (ko) 접이식 운반용 카트
US6767027B2 (en) Folding structure for basket support of a stroller

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090515

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20090515

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20090605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090618

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090910

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091224

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100108

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140115

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees