JP4441576B2 - キャリア - Google Patents
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また、特許文献2に記載されたような支柱を蝶番部材によって折り畳むタイプのキャリアでも、支柱全体の伸張長さを一定に保った上でさらにコンパクトに折り畳もうとすれば、同様に支柱を何段にも分割する必要がある。しかしながら、そのような構成にした場合、折り畳んだときの長さが短くなったとしてもその分厚みが増す結果となる。したがってやはり折り畳み状態をコンパクト化するには限界があった。
また、複数のシャフト部材に亘って係合するロック部材を備えているので、シャフトの長尺状態が安定する。
以下に、本発明に係るキャリア1の第一の実施形態について、図1〜図9を参照して説明する。
本実施形態に係るキャリア1は、図1に示すように、支持部5及びシャフト連結部6を有するキャリア本体2と、キャリア本体2から延出するシャフト3と、キャリア本体2の下端に取り付けられた車輪4とを備えている。また、支持部5に連結して設けられた補助部材13及び立脚部材18と、シャフト連結部6に設けられた補助アーム19及びガイド板20とを備えている。図2にはキャリア本体2を拡大して示している。
本実施形態においては、支持部5及びシャフト連結部6はいずれも横長のコの字型の枠体を備えており、支持部5とシャフト連結部6は支持部5の両端付近でヒンジ連結されて折り畳み自在となっている。これらは、シャフト連結部6の外形が支持部5の内縁に沿って折り畳まれ、完全に折り畳まれた状態でコの字が向かい合って全体として長方形型の枠体の形状となるように構成されている。
ガイド部材とシャフト部材7とが係合する構成としては、シャフト連結部6の枠体の断面を略コの字形状としてその間にシャフト部材7を係合させたり、シャフト連結部6に設けられた支柱にシャフト部材7の両端に設けられた切欠部を係合させたりすることもできる。これらの例では、それぞれ、断面が略コの字形状の枠体そのもの及び支柱がガイド部材に相当する。
図5は、シャフト3の形状変化の様子を示している。(イ)は第一の状態、すなわちシャフト部材7が長手方向に順次配列された長尺状態を示しており、(ロ)はシャフト3が折り畳まれる途中の状態を示している。また、図6は第二の状態、すなわちシャフト部材7が並列した状態を示している。シャフト3は、第一の状態と第二の状態との間で変形可能である。
フト連結部6の両端の間隙21に亘ってシャフト部材7が係合して順次収納するので、シャフト3を容易に収納することが可能となっている。その後、補助部材13及び立脚部材18がそれぞれ折り畳まれ、最後に支持部5とシャフト連結部6とが折り畳まれて、キャリア1の全体の折り畳みが完了する。
次に、本発明に係るキャリア1の第二の実施形態について、図10〜図12を参照して説明する。
第一の実施形態に係るキャリア1と同様、本実施形態に係るキャリア1も、支持部5及びシャフト連結部6を有するキャリア本体2と、キャリア本体2から延出するシャフト3と、キャリア本体2の下端に取り付けられた車輪4とを備えており、また、支持部5に連結して設けられた立脚部材18を備えている。以下では、主に第一の実施形態との相違点について説明する。
支持部5には、その幅方向中央にピン型形状の立脚部材18が一本設けられている。立脚部材18は、支持部5を構成するコの字型枠体のうち対向配置する両側の枠体間に亘って設置された断面円形の軸棒30を軸として回転することで支持部5に対して収納可能である。本実施形態においては、図11に示すように、軸棒30と平行に設けられたガイド棒31と立脚部材18とが立脚部材18に取り付けられたばねで連結されており、外力が働いていない状態では立脚部材18はキャリア1の脚としての機能を果たす状態を保つ。収納時にはばねの弾性力に反して回転させ、支持部5に設けられた係止片32aを用いて係止させる。
シャフト連結部6には、車輪4が設けられている。車輪4は、シャフト連結部6の枠体の内部でスライド可能な部材に取り付けられており、車輪4それ自体もシャフト連結部6に対してスライド可能となっている。車輪4をスライドさせて2つの車輪4の間隔を広くすることにより、キャリア1の使用時の走行状態を安定させることができる。
次に、本発明に係るキャリア1の第三の実施形態について、図13〜図20を参照して説明する。
第一及び第二の実施形態に係るキャリア1と同様、本実施形態に係るキャリア1も、支持部5及びシャフト連結部6を有するキャリア本体2と、キャリア本体2から延出するシャフト3と、キャリア本体2の下端に取り付けられた車輪4とを備えている。
図13の状態から、まず、前記立脚部材42を収納し、係止片43を非係止状態から係止状態に切り換えて立脚部材42の収納状態を維持する。次に、補助アーム45を凹溝44に収納する。さらに、接続部46を連結状態から連結解除状態に切り換え、シャフト部材7を隣り合う桟部材40の隙間を通しながら、支持部5を横倒れ姿勢から起立姿勢に切り換えて、シャフト部材7と支持部5とを同じ方向に並べる(図18を参照)。そして、接続部46を連結解除状態から再び連結状態に切り換え、ロック部材9を長尺状態から折れ曲がり状態に切り換える(図17を参照)。この状態において、隣り合うシャフト部材7の為す角度を小さくする方向に隣り合うシャフト部材7どうしを折り曲げることによりシャフト部材7の折り畳みが進行する。隣り合うシャフト部材7の側壁面どうしが接触するとシャフト部材7の折り畳みが完了する。隣接シャフト部材7cの上側端部に設けられた凸部(図示しない)と他端側シャフト部材7bの側面に設けられた凹部(図示しない)との嵌合を解除して、隣接シャフト部材7c及び他端側シャフト部材7bの側壁面どうしを接触させる。長辺部分41bに設けられたフック部47を揺動させて持ち手33に固定された他端側シャフト部材7bに設けられたピン33aに係合させることにより、シャフト部材7の折り畳み状態が維持される。ステー48を引き出した状態で折り曲げ、ボルトと蝶ナット49の締め付けによりステー48を折り曲げた状態で固定してキャリア1全体の折り畳みが完了する(図19、図20を参照)。これにより、キャリア1に荷物を載せてキャリア1を引っ張るときの持ち手33を、そのままキャリア1を折り畳んでキャリア1を持ち運びするときの持ち手として使用できるので、持ち手の兼用による構成の簡素化を図ることができる。尚、支持部5に荷物を直接載せてもよいが、第一、第二実施形態と同様に支持部5に支持板を載せて、当該支持板に荷物を載せてもよい。
次に、本発明に係るキャリア1の第四の実施形態について、図21を参照して説明する。
本実施形態に係るキャリア1は、一枚の略平板形状を有するキャリア本体2と、前記キャリア本体2の下部に取り付けられた車輪4と、前記キャリア本体2から上方に伸びる折り畳み可能な一本のシャフト3とを備えている。
このような脱着可能な構成とする例としては、上記以外にも、末端シャフト部材7aに設けられた凸部14とキャリア本体2に設けられた凹部15に互いに係合するねじ山を切っておいてねじ止めする方法や、キャリア本体2に嵌合穴を設け、凸部14のうち嵌合穴を貫通して突出する部分をねじ止めする方法等が挙げられる。
上記の各実施形態においては、平板状の金属材を連結部材8として隣り合うシャフト部材7どうしを連結し、連結されたシャフト部材7の長手方向の相対的な向きを保ったまま折り畳む例を示した。しかしながら、各シャフト部材7がそれぞれ逆平行な向きに折り畳まれるようにしてあっても良い。この場合、例えば、隣り合うシャフト部材7どうしが長尺状態にあるときには長手方向に沿って引張り張力を生じ、かつ、これらの折り畳みを許
容する程度に伸張可能な、ゴムやばね等の弾性材料を連結部材8として用いる。
2 キャリア本体
3 シャフト
4 車輪
5 支持部
6 シャフト連結部
7 シャフト部材
8 連結部材
9 ロック部材
20 ガイド部材(ガイド板)
Claims (6)
- 荷物を載置支持する支持部及び車輪を備えたキャリア本体と、前記キャリア本体から延出する一本のシャフトとを備えるとともに、
前記シャフトが、
互いに相対角度変更可能に連結された複数のシャフト部材と、
前記複数のシャフト部材に亘って係合し、前記複数のシャフト部材を長尺状態に固定するロック部材とを備え、
前記シャフトが連結されたシャフト連結部を、前記支持部に対して姿勢切り換え可能に、前記支持部に接続し、
前記シャフトを、前記シャフト連結部と連結する末端のシャフト部材に対し、一方の側に互いに隣り合うシャフト部材どうしが隣接するように折り畳み可能に構成するとともに、
折り畳んだ状態のシャフトを、前記支持部に沿って配置可能に構成してあるキャリア。 - 前記ロック部材は、前記複数のシャフト部材のうち互いに隣り合うシャフト部材どうしに亘って係合するとともに、
前記隣り合うシャフト部材どうしが折れ曲がり状態にあるときにはいずれか一方のシャフト部材の内部に挿入され、当該シャフト部材どうしが長尺状態にあるときには双方のシャフト部材の内部に挿入されるよう構成してある請求項1に記載のキャリア。 - 前記ロック部材は、前記複数のシャフト部材のうち互いに隣り合うシャフト部材どうしに亘って係合するとともに、
前記隣り合うシャフト部材どうしが折れ曲がり状態にあるときにはいずれか一方のシャフト部材の外側に装着され、当該シャフト部材どうしが長尺状態にあるときには双方のシャフト部材の外側に装着されるよう構成してある請求項1に記載のキャリア。 - 前記隣り合うシャフト部材のうち一方のシャフト部材が他方のシャフト部材に対して一方側のみに折れ曲がるようにしてある請求項1〜3のいずれか1項に記載のキャリア。
- 前記シャフト連結部を、前記支持部に対し、キャリアとしての使用状態における前記シャフトの延出方向とは反対側に設け、
前記反対側において、前記シャフトを前記支持部に沿って折り畳み可能に構成してある請求項1〜4のいずれか1項に記載のキャリア。 - 荷物を載置支持する支持部及び車輪を備えたキャリア本体と、前記キャリア本体から延出する一本のシャフトとを備えるとともに、
前記シャフトが、
互いに相対角度変更可能に連結された複数のシャフト部材と、
前記複数のシャフト部材に亘って係合し、前記複数のシャフト部材を長尺状態に固定するロック部材とを備え、
前記シャフトが連結されたシャフト連結部を、前記支持部に対して折り畳み可能に、前記支持部に接続し、
前記シャフト連結部に対向配置された一対のガイド部材を設け、双方の前記ガイド部材に亘って前記シャフト部材が係合することにより前記シャフトが収納されるよう構成してあるキャリア。
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---|---|---|---|---|
CN103407476A (zh) * | 2013-08-27 | 2013-11-27 | 苏州币龙装饰工程有限公司 | 叠合联接装置 |
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2008
- 2008-08-19 JP JP2008211016A patent/JP4441576B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN103407476A (zh) * | 2013-08-27 | 2013-11-27 | 苏州币龙装饰工程有限公司 | 叠合联接装置 |
CN103407476B (zh) * | 2013-08-27 | 2016-08-10 | 钱秀英 | 叠合联接装置 |
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JP2009078802A (ja) | 2009-04-16 |
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