JP4439973B2 - 電磁場解析装置、電磁場解析方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
ところが、現在のパーソナルコンピュータにおける主記憶装置の容量は、最大でも4[GB]程度である。したがって、解析することができる領域(セル)の数は、最大でも百万個程度である。
また、本発明のその他の特徴とするところは、磁性体を含む複数の物質により占められている等価要素内における平均磁束密度と、平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記磁性体の磁化容易軸のなす角度と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを求める磁気特性演算手段と、上記平均磁束密度と、平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを用いて、上記等価要素よりも広い解析対象領域に生じる電磁場を解析する電磁場解析手段とを有し、上記磁気特性演算手段は、上記求める平均磁束密度が所定の値になるように外部磁界を調節し、上記調節した外部磁界を上記等価要素に与えて、上記平均磁束密度と、上記平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを求めることを特徴とする。
また、本発明のその他の特徴とするところは、磁性体を含む複数の物質により占められている等価要素内における平均磁束密度と、平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記磁性体の磁化容易軸のなす角度と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを求める磁気特性演算ステップと、上記平均磁束密度と、平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを用いて、上記等価要素よりも広い解析対象領域に生じる電磁場を解析する電磁場解析ステップとを有し、上記磁気特性演算ステップは、上記求める平均磁束密度が所定の値になるように外部磁界を調節し、上記調節した外部磁界を上記等価要素に与えて、上記平均磁束密度と、上記平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを求めることを特徴とする。
また、本発明のその他の特徴とするところは、磁性体を含む複数の物質により占められている等価要素内における平均磁束密度と、平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記磁性体の磁化容易軸のなす角度と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを求める磁気特性演算ステップと、上記平均磁束密度と、平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを用いて、上記等価要素よりも広い解析対象領域に生じる電磁場を解析する電磁場解析ステップとをコンピュータに実行させ、上記磁気特性演算ステップは、上記求める平均磁束密度が所定の値になるように外部磁界を調節し、上記調節した外部磁界を上記等価要素に与えて、上記平均磁束密度と、上記平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを求めることを特徴とする。
次に、図面を参照しながら、本発明における第1の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態における電磁場解析装置の構成の一例を示したブロック図である。なお、本実施の形態では、図2に示すように、等間隔(30[mm]間隔)で簾状に並べられている5枚の鋼板(磁性体)20a〜20eを含む解析対象領域21に生じる電磁場を解析する場合を例に挙げてについて説明する。なお、解析対象領域21は、縦が4000[mm]、横が1155[mm]の大きさを有する長方形の領域である。また、各鋼板20a〜20eは、それぞれ、1000[mm]の幅を有するとともに、1[mm]の厚さを有している。また、解析対象領域21に生じる電磁場とは、例えば、磁気シールド装置に生じる電磁場である。
操作部2は、キーボードやマウスなどにより構成される装置であり、ユーザ(解析者)により入力された内容を処理部4に伝えるようにするための装置である。
平均磁界演算部4aは、図2に示した解析対象領域21内の所定の解析領域に対して、等価的な要素を適用し、この等価的な要素内の平均磁束密度Baveと平均磁界Haveとを演算する。この他、平均磁界演算部4aは、演算した平均磁束密度Baveと平均磁界Haveとのなす角度θBHなども演算する。なお、上記において、太字はベクトルであることを示している。また、本発明では、上記等価的な要素を等価要素と称する。
ここで、図3と図4を参照しながら、本実施の形態における解析領域と等価要素について詳細に説明する。
Hext={HextX,HextY}・・・(1式)
H(i,j)={HX(i,j),HY(i,j)}・・・(3式)
このように、各分割領域に生じる磁束密度B(i,j)と磁界H(i,j)も、磁化容易軸方向の値BX(i,j)、HX(i,j)と、磁場困難軸方向の値BY(i,j)、HY(i,j)とを有する2次元のベクトルである。こうした、各分割領域に生じる磁束密度B(i,j)と磁界H(i,j)は、マックスウェルの電磁方程式に基づく有限要素法による電磁場解析より得られる。具体的には以下の(4式)に示す静磁場に関する方程式を用いる。
また、ΔS(i,j)は、分割領域の大きさ(面積)である(図4を参照)。
具体的に説明すると、例えば、外部磁界Hextと磁化容易軸Xとのなす角度φを、0、15、30、45、60、75、90[°]にし、それぞれの角度φにおいて、外部磁界Hextの大きさを、0[Gauss]から10000[Gauss]まで100[Gau
ss]おきに可変した場合の平均磁束密度Baveと平均磁界Haveとを求める。
まず、平均磁界演算部4aは、図6(a)に示したようにして座標空間{Have,Bave,θB}に与えた演算点Piを、図6(b)に示すように部分空間{Bave,θB}に当てはめる。また、部分空間{Bave,θB}に、後述する磁気特性曲線作成部4bがB−H曲線を作成する為の、所望の値を持つ代表点Pxを当てはめる。
以上より、代表点Pxにおける平均磁界Havexは、以下の(24)式で表される。
まず、平均磁界演算部4aは、図7(a)に示したようにして座標空間{θBH,Bave,θB}に与えた演算点Qiを、図7(b)に示すように部分空間{Bave,θB}に当てはめる。また、部分空間{Bave,θB}に、後述する磁気特性曲線作成部4bがB−θ曲線を作成する為の、所望の代表点Qxを当てはめる。なお、部分空間{Bave,θB}に当てはめる代表点Qxは、上記代表点Pxと同じ点である。
以上より、代表点Qxにおける角度θBHは、以下の(27)式で表される。
とは言うまでもない。
1.外部磁界Hext−角度θB
2.外部磁界Hext−平均磁束密度Bave
3.外部磁界Hext−平均磁界Have
4.外部磁界Hext−角度θBH
なお、本実施の形態では、外部磁界Hextと、角度θB、平均磁束密度Bave、平均磁界Have、及び角度θBHとの関係を求めるようにしたが、外部磁束密度Bextと、角度θB、平均磁束密度Bave、平均磁界Have、及び角度θBHとの関係を求めるようにしてもよい。
また、外部磁界Hextを変更するに際し、新しい外部磁界Hextは、以下の(28式)で表される緩和法に従って求めることができる。
、現在設定されている外部磁界Hextである。上記Hext oldは、1回前に設定された外部
磁界Hextである。上記αは、緩和係数であり、概ね0.9以上1.2以下の範囲の値を
とる。
まず、最初のステップS1において、平均磁界演算部4aは、解析領域30に与える外部磁界Hextの大きさを初期値(0[Gauss])に設定する。
このように、外部磁界Hextと磁化容易軸Xとのなす角度φを設定することにより、外部磁界Hextの方向を設定する。
具体的に説明すると、外部磁界Hextを境界条件として与えて、解析領域30に対し前述した有限要素法の電磁場解析を実行する。
本実施の形態では、外部磁界Hextの大きさを、0、100、500、1000、2000、5000、10000[Gauss]の順で増大させるようにしている。したがって、10000[Gauss]が規定値となる。
一方、外部磁界Hextの大きさの設定値が規定値である場合には、ステップS9に進んで設定値を初期値にリセットする。
本実施の形態では、外部磁界Hextと磁化容易軸Xとのなす角度φを、0、15、30、45、60、75、90[°]の順で増大させるようにしている。したがって、90[°]が規定値となる。
まず、最初のステップS21において、平均磁界演算部4aは、ステップS14で求めた平均磁束密度Baveと、平均磁界Haveと、平均磁束密度Bave及び磁化容易軸Xのなす角度θBとから定まる演算点Piを、座標空間{Have,Bave,θB}に与える。
次に、ステップS23において、平均磁界演算部4aは、ステップS22で部分空間{Bave,θB}に当てはめた演算点Piをσ空間{Bave´,θB´}に写像する。
次に、ステップS24において、平均磁界演算部4aは、σ空間{Bave´,θB´}において、1番目の代表点Px´(Pxj´;j=1)を指定する。
次に、ステップS26において、平均磁界演算部4aは、ステップS25で求めた3つの演算点Pi´に対応する部分空間{Bave,θB}上の演算点Piにおける平均磁束密度Bave及び角度θBと、上記指定した代表点Pxj´に対応する部分空間{Bave,θB}上の代表点Pxjにおける平均磁束密度Bave及び角度θBとを用いて、最小二乗法により、定数ai(a1〜a3)を求める((23式)を参照)。
次に、ステップS32において、平均磁界演算部4aは、ステップS31で部分空間{Bave,θB}に当てはめた演算点Qiを、σ空間{Bave´,θB´}に写像する。
次に、ステップS33において、平均磁界演算部4aは、σ空間{Bave´,θB´}において、1番目の代表点Qx´(Qxj´;j=1)を指定する。
次に、ステップS35において、平均磁界演算部4aは、ステップS34で求めた3つの演算点Qi´に対応する座標空間{θBH,Bave,θB}上の演算点Qiにおける平均磁束密度Bave及び角度θBと、上記指定した代表点Qxj´に対応する座標空間{θBH,Bave,θB}上の代表点Qxjにおける平均磁束密度Bave及び角度θBとを用いて、最小二乗法
により、定数ai(a1〜a3)を求める((23式)を参照)。なお、上記ステップS26で求めた定数ai(a1〜a3)を用いる場合には、このステップS35の処理を省略してもよい。
まず、最初のステップS41において、磁気特性曲線作成部4bは、ステップS13で求められた平均磁束密度Baveと磁化容易軸Xとのなす角度θBと、外部磁界Hextとの関係を表す曲線80〜86を、前述した線形補間を行うなどして作成する。
最後に、ステップS43において、磁気特性曲線作成部4bは、ステップS42で求めた平均磁束密度Baveと平均磁界Haveとの関係を表すB−H曲線110〜113を、上述した平準化処理を行うなどして作成する。
まず、最初のステップS51において、磁気特性曲線作成部4bは、ステップS13で求められた平均磁束密度Baveと磁化容易軸Xとのなす角度θBが、0、15、30、90[°]のときの平均磁束密度Baveと平均磁界Haveとのなす角度θBHを求める。
図17は、本実施の形態の方法で解析した結果と、従来の方法で解析した結果とを比較した図である。
なお、図17においては、本実施の形態における方法を等価BH法と表している。また、これらの結果を表形式であらわしたものを以下の表1に示す。
このように、等価な磁気特性を用いて解析対象領域21の電磁場を解析する点で、このような電磁場の解析手法を、等価B−H法と呼ぶ。
θB}に与えるとともに、平均磁束密度Baveと、平均磁束密度B ave 及び磁化容易軸Xのなす角度θ B と、平均磁束密度Bave及び平均磁界Haveのなす角度θBHとから定まる演算点Qiを、座標空間{θBH,Bave,θB}に与え、平均磁束密度Baveと角度θBとが互いに同一の代表点Px、Qxを定め、代表点Pxの近傍にある3つの演算点Piを用いて、代表点Pxにおける平均磁界Haveを求めるとともに、代表点Qxの近傍にある3つの演算点Qiを用いて、代表点Qxにおける角度θBHを求め、求めた平均磁界Have及び角度θBHと、代表点Px、Qxを定めた際に用いた平均磁束密度Baveと角度θBとを、磁気特性曲線作成部4bに出力するようにしたので、等価要素31内の3つの磁気特性(平均磁束密度Bave、平均磁界Have)を、1つの磁気特性として磁気特性曲線作成部4bに出力することができる。これにより、磁気特性曲線作成部4bが、B−H曲線110〜113、及びB−θ曲線120〜123を作成する際に使用するデータ量を可及的に少なくすることができ、しかも上記3つの磁気特性を使用した場合と同等の(正確な)B−H曲線110〜113、及びB−θ曲線120〜123を得ることができる。
さらに、部分空間(座標空間){Bave,θB}上の演算点及び代表点を、部分空間(座標空間){Bave,θB}、{θBH,Bave,θB}の各軸を無次元化したσ空間(座標空間){Bave´,θB´}に写像するようにしたので、代表点と演算点との距離をより容易に且つ確実に求めることができるようになる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。上述した第1の実施の形態では、2次元の電磁場を解析する場合について説明したが、本実施の形態では、3次元の電磁場を解析する場合について説明する。このように、本実施の形態と、上述した第1の実施の形態とは、解析する電磁場の次元が異なるだけであるので、上述した第1の実施の形態と同一の部分については、図1〜図19に付した符号と同一の符号を付すなどして詳細な説明を省略する。
このように、本実施の形態では、鋼板20の磁化容易軸Xと、磁化困難軸Yと、垂直軸Zとにより定められる3次元の領域(空間)に生じる電磁場を解析するようにしている。
Hext={HextX,HextY,Hextz}・・・(29式)
H(i,j,k)={HX(i,j,k),HY(i,j,k),Bz(i,j,k)}・・・(31式)
このように、各分割領域に生じる磁束密度B(i,j,k)と磁界H(i,j,k)も、磁化容易軸方向の値BX(i,j,k)、HX(i,j,k)と、磁場困難軸方向の値BY(i,j,k)、HY(i,j,k)と、垂直軸方向の値Bz(i,j,k)、Hz(i,j,k)とを有する3次元のベクトルである。
なお、上記において、外部磁界Hext1は、外部磁界Hextの磁化容易軸−磁化困難軸方向の成分を表す。
なお、上記において、外部磁界Hext2は、Hextの垂直軸方向成分を表す。
このときの平均磁界演算部4aにおける処理動作は、図12及び図13に示したフローチャートと同じであるが、処理概要を説明すると、まず、平均磁界演算部4aは、第2の平均磁束密度BaveX-Yと、第2の平均磁界HaveX-Yと、第2の平均磁束密度BaveX-Yと磁化容易軸Xとのなす角度θBX-Yとから定まる演算点Piを、座標空間{HaveX-Y,BaveX-Y,θBX-Y}に与える。
次に、平均磁界演算部4aは、例えば、σ空間{BaveX-Y´,θBX-Y´}において代表点Px´を指定し、指定した代表点Px´の近くにある3つの演算点Pi´を求め、求めた3つの演算点Pi´に対応する部分空間{BaveX-Y,θBX-Y}上の演算点Piにおける第2の平均磁束密度BaveX-Y及び角度θBX-Yと、上記指定した代表点Px´に対応する部分空間{BaveX-Y,θBX-Y}上の代表点Pxにおける第2の平均磁束密度BaveX-Y及び角度θBX-Yとを用いて、最小二乗法により、定数ai(a1〜a3)を求める。
次に、平均磁界演算部4aは、σ空間{BaveX-Y´,θBX-Y´}において代表点Qx´を指定し、指定した代表点Qx´の近くにある3つの演算点Qi´を求め、求めた3つの演算点Qi´に対応する部分空間{BaveX-Y,θBX-Y}上の演算点Qiにおける第2の平均磁束密度BaveX-Y及び角度θBX-Yと、上記指定した代表点Qx´に対応する部分空間{BaveX-Y,θBX-Y}上の代表点Qxにおける第2の平均磁束密度BaveX-Y及び角度θBX-Yとを用いて、最小二乗法により、定数ai(a1〜a3)を求める。
さらに、第2の平均磁束密度BaveX-Yと、第2の平均磁束密度BaveX-Yと第2の平均磁界HaveX-Yとのなす角度θBHX-Yとから求まるB−θ曲線2501a〜2501nを、上述した第1の実施の形態と同様にして作成する。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態と上述した第2の実施の形態とは、平均磁束密度Baveと平均磁界Haveの演算方法が異なるだけであるので、上述した第1及び第2の実施の形態と同一の部分については、図1〜図24に付した符号と同一の符号を付すなどして詳細な説明を省略する。
また、ΔV(i,j,k)は、分割領域の大きさ(体積)である。
αB=90−θB・・・(40式)
なお、上記において、θBは、第1の基準線OPと磁化容易軸Xとのなす角度であり、上述した第1及び第2の実施の形態で説明した角度θBに対応するものである。
αH=90−θH・・・(41式)
なお、上記において、θHは、第2の基準線OQと磁化容易軸Xとのなす角度であり、上述した第1及び第2の実施の形態で説明した角度θHに対応するものである。
そして、割り当てた演算点Pi、Qi、Ri、Si及び代表点Px、Qx、Rx、Sxを、σ空間{Bave´,αB´(βB´)}、{Bave´,βB´(βB´)}に写像する。
1.外部磁界Hext−平均磁束密度Bave
2.外部磁界Hext−平均磁界Have
3.外部磁界Hext−角度αB
4.外部磁界Hext−角度βB
5.外部磁界Hext−角度βH
6.外部磁界Hext−角度αH
なお、上記において、外部磁界Hextと角度βHとの関係(外部磁界Hext−角度βH)、又は外部磁界Hextと角度αHとの関係(外部磁界Hext−角度αH)の代わりに、外部磁界Hextと角度αBHとの関係(外部磁界Hext−角度αBH)を求めるようにしてもよい。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態では、上述した第1の実施の形態において、求めた平均磁束密度Baveが所定の値になるように、外部磁界Hextを調整し、調整した外部磁界Hextを解析領域30の境界領域に与えて、有限要素法による電磁場解析によって、等価要素31における磁気特性(平均磁束密度Bave、平均磁界Have、角度θB、θBH)を求めるようにしている。このように、本実施の形態と、上述した第1の実施の形態では、平均磁界演算部4aにおける処理動作の一部が異なるだけであるので、上述した第1の実施の形態と同一の部分については、図1〜図19に付した符号と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
上述した第1の実施の形態と同様に、平均磁界演算部は、上記(1式)により表される外部磁界Hextを解析領域に与えた際に、複数の分割領域のそれぞれに生じる磁束密度Bと、磁界Hとを求める。なお、外部磁界Hextの方向は、外部磁界Hextと磁化容易軸Xとのなす角度φにより特定される。
なお、本実施の形態においても、平均磁束密度Baveと磁化容易軸Xとのなす角度θBにより、平均磁束密度Baveの方向を特定するようにしている。また、平均磁界Haveと磁化容易軸Xとのなす角度θHにより、平均磁界Haveの方向を特定するようにしている。また、各分割領域に生じる磁束密度B(i,j)と磁界H(i,j)を求める際には、図5に示した鋼板20のB−H曲線を用いるようにする。
以上のことから、等価要素における磁気特性を、上記(12式)〜(14式)により求める。
また、求めた角度θBが、設定値θ1よりも大きい場合には、角度φをΔφだけ増加させる。一方、求めた角度θBが、設定値θ1よりも小さい場合には、角度φをΔφだけ減少させる。
1.外部磁界Hext−角度θB
2.外部磁界Hext−平均磁束密度Bave
3.外部磁界Hext−平均磁界Have
4.外部磁界Hext−角度θBH
等価要素におけるB−H曲線とB−θ曲線の具体的な作成方法は、上述した第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
まず、最初のステップS61、S62は、図11のステップS1、S2と同様であり、平均磁界演算部は、解析領域の境界領域に与える外部磁界Hextの大きさを初期値(0[Gauss])に設定した後、外部磁界Hextと磁化容易軸Xとのなす角度φを初期値(0[°])に設定する。
次に、ステップS64において、平均磁界演算部は、平均磁束密度Bave及び磁化容易軸Xのなす角度θBを初期値に設定する。
次のステップS66は、図11のステップS4と同様であり、平均磁界演算部は、外部磁界Hextの設定内容に従って、解析領域に生じる磁束密度B(i,j)と磁界H(i,j)を演算する。
次に、ステップS67において、平均磁界演算部は、上記ステップS66における処理により得られた磁束密度B(i,j)と磁界H(i,j)の中から、等価要素に生じる磁束密度B(i,j)と磁界H(i,j)を抽出する。
ステップS71において、平均磁界演算部は、ステップS68で求めた平均磁束密度Bave及び磁化容易軸Xのなす角度θBが設定値であるか否かを判定する。この判定の結果、角度θBが設定値でなければ、ステップS72に進み、平均磁界演算部は、外部磁界Hextと磁化容易軸Xとのなす角度φを修正する。そして、ステップS68で求めた平均磁束密度Bave及び磁化容易軸Xのなす角度θBが、設定値になるまで、ステップS65〜ステップS72の処理動作を繰り返す。
次に、ステップS74において、平均磁界演算部は、平均磁束密度Bave及び磁化容易軸Xのなす角度θBが規定値であるか否かを判定する。本実施の形態では、平均磁束密度Bave及び磁化容易軸Xのなす角度θBを、0、15、30、90[°]の順で増大させるようにしている。したがって、90[°]が規定値となる。
また、外部磁界Hextを調整する方法は、上述したものに限定されない。例えば、緩和法を用いたり、過緩和係数を用いたり、Newton-Rapson法を用いたりして、外部磁界Hextを調整するようにしてもよい。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。上述した第4の実施の形態では、2次元の電磁場を解析する場合について説明したが、本実施の形態では、上述した第2の実施の形態と同様にして3次元の電磁場を解析する場合について説明する。このように、本実施の形態と、上述した第4の実施の形態とは、解析する電磁場の次元が異なるだけであるので、上述した第1、第2、及び第4の実施の形態と同一の部分については、図1〜図24、図33〜図35に付した符号と同一の符号を付すなどして詳細な説明を省略する。
上述した第2の実施の形態と同様に、平均磁界演算部は、上記(29式)により表される外部磁界Hextを解析領域の境界領域に与えた際に、複数の分割領域のそれぞれに生じる磁束密度Bと、磁界Hとを求める。
なお、上記において、外部磁界Hext1は、外部磁界Hextの磁化容易軸−磁化困難軸方向の成分を表す。
る。この判定の結果、一致した場合には、求めた第2の平均磁束密度BaveX-Yと第2の平均磁界HaveX-Yとを磁気特性曲線作成部4bに出力するものとする。一方、一致しない場合には、外部磁界Hext1の大きさと方向を修正する。
また、求めた角度θBが、設定値θ1よりも大きい場合には、角度φをΔφだけ増加させる。一方、求めた角度θBが、設定値θ1よりも小さい場合には、角度φをΔφだけ減少させる。
そして、予め定められた複数の設定値B1、θ1について、上記の計算を行う。
なお、上記において、外部磁界Hext2は、Hextの垂直軸方向成分を表す。また、第3の平均磁束密度BaveZと、第3の平均磁界HaveZとは、概ね線形になると仮定し、第3の平均磁束密度BaveZが所定の値になるように外部磁界Hext2を調整しないようにしたが、磁化容易軸―磁化困難軸方向と同様に、外部磁界Hext2を調整して第3の平均磁束密度BaveZが所定の値になるようにしてもよい。
なお、B−H曲線とB−θ曲線の作成方法は、上述した第1及び第2の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。上述した第4の実施の形態では、2次元の電磁場を解析する場合について説明したが、本実施の形態では、上述した第3の実施の形態と同様にして3次元の電磁場を解析する場合について説明する。このように、本実施の形態と、上述した第4の実施の形態とは、解析する電磁場の次元が異なるだけであるので、上述した第1〜第5の実施の形態と同一の部分については、図1〜図35に付した符号と同一の符号を付すなどして詳細な説明を省略する。
上述した第3の実施の形態と同様に、平均磁界演算部は、上記(29式)により表された外部磁界Hextを解析領域の境界領域に与えた際に、複数の分割領域のそれぞれに生じる磁束密度Bと、磁界Hとを求める。
また、図26(b)に示したように、本実施の形態においても、上述した第3の実施の形態と同様に、角度αH、βHにより、平均磁界Haveの方向を特定するようにしている。
また、求めた角度αBが、設定値α1よりも大きい場合には、角度φ1をΔφ1だけ増加させる。一方、求めた角度αBが、設定値α1よりも小さい場合には、角度φ1をΔφ1だけ減少させる。
さらに、求めた角度βBが、設定値β1よりも大きい場合には、角度φ2をΔφ2だけ増加させる。一方、求めた角度βBが、設定値β1よりも小さい場合には、角度φ2をΔφ2だけ減少させる。
そして、予め定められた複数の設定値B1、αB、βBについて、上記の計算を行う。
1.外部磁界Hext−平均磁束密度Bave
2.外部磁界Hext−平均磁界Have
3.外部磁界Hext−角度αB
4.外部磁界Hext−角度βB
5.外部磁界Hext−角度βH
6.外部磁界Hext−角度αH
なお、上記において、外部磁界Hextと角度βHとの関係(外部磁界Hext−角度βH)、又は外部磁界Hextと角度αHとの関係(外部磁界Hext−角度αH)の代わりに、外部磁界Hextと角度αBHとの関係(外部磁界Hext−角度αBH)を求めるようにしてもよい。
また、平均磁界演算部により求められた、平均磁束密度Baveと、角度αBHとに基づい
て、角度αB、βBをパラメータとして第1のB−θ曲線を作成する。
さらに、平均磁界演算部により求められた、平均磁束密度Baveと、角度βHとに基づいて、角度αB、βBをパラメータとして第2のB−θ曲線を作成する。
なお、B−H曲線と第1及び第2のB−θ曲線の作成方法は、上述した第1〜第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
上述した各実施の形態における電磁場解析装置、及び全体モデル解析装置による制御動作は、図36に示すようなコンピュータシステムを用いることにより実現することができる。
図36は、電磁場解析装置1に配設されたコンピュータシステムの構成の一例を示したブロック図である。
図36において、コンピュータシステム3700は、CPU3701と、ROM3702と、RAM3703と、キーボード(KB)3704のキーボードコントローラ(KBC)3705と、表示部としてのCRTディスプレイ(CRT)3706のCRTコントローラ(CRTC)3707と、ハードディスク(HD)3708及びフレキシブルディスク(FD)3709のディスクコントローラ(DKC)3710と、ネットワーク3711との接続のためのネットワークインターフェースコントローラ(NIC)3712とが、システムバス3713を介して互いに通信可能に接続された構成としている。
すなわち、CPU3701は、所定の処理シーケンスに従った処理プログラムを、ROM3702、或いはHD3708、或いはFD3709から読み出して実行することで、後述する動作を実現するための制御を行う。
KBC3705は、KB3704や図示していないポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。
DKC3710は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、及び本実施の形態における所定の処理プログラム等を記憶するHD3708及びFD3709とのアクセスを制御する。
NIC3712は、ネットワーク3711上の装置或いはシステムと双方向にデータをやりとりする。
2 操作部
3 表示部
4 処理部
4a 平均磁界演算部
4b 磁気特性曲線作成部
4c 磁界分布演算部
20 磁性体(鋼板)
21 解析対象領域
30、220 解析領域
31、222、223 等価要素
110〜113、2401、2402、3101 B−H曲線
120〜123、2501 B−θ曲線
3201 第1のB−θ曲線
3301 第2のB−θ曲線
Claims (31)
- 解析対象領域に生じる電磁場を解析する電磁場解析装置であって、
磁性体を含む複数の物質により占められている等価要素内における平均磁束密度と、平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記磁性体の磁化容易軸のなす角度と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを含む複数の磁気特性を、上記等価要素に与える外部磁界を変えることによって求める第1の磁気特性演算手段と、
上記解析対象領域に生じる電磁場を解析する為に用いる複数の磁気特性であって、上記第1の磁気特性演算手段により求められた複数の磁気特性の少なくとも2つをそれぞれが代表する磁気特性を求める第2の磁気特性演算手段と、
上記第2の磁気特性演算手段により求められた磁気特性を用いて、上記等価要素よりも広い解析対象領域に生じる電磁場を解析する電磁場解析手段とを有することを特徴とする電磁場解析装置。 - 上記第2の磁気特性演算手段は、上記第1の磁気特性演算手段により求められた平均磁束密度の大きさと、平均磁界の大きさと、上記平均磁束密度及び上記磁性体の磁化容易軸のなす角度とから定められる演算点を、座標空間に複数与えるとともに、上記複数の演算点の少なくとも2つをそれぞれが代表する複数の代表点を上記座標空間に与え、
上記座標空間に与えた代表点の近くにある少なくとも2つの演算点を上記座標空間から抽出し、
上記抽出した演算点における平均磁界と、平均磁束密度及び平均磁界のなす角度とを用いて、上記代表点における平均磁界と、平均磁束密度及び平均磁界のなす角度とを求めることを特徴とする請求項1に記載の電磁場解析装置。 - 上記第2の磁気特性演算手段は、上記第1の磁気特性演算手段により求められた平均磁束密度の大きさと、平均磁界の大きさと、上記平均磁束密度及び上記磁性体の磁化容易軸のなす角度とから定められる演算点を、第1の座標空間に複数与えるとともに、上記複数の演算点の少なくとも2つをそれぞれが代表する複数の代表点を上記第1の座標空間に与え、
上記第1の座標空間に与えた複数の演算点と、複数の代表点とを、上記第1の座標空間を無次元化した第2の座標空間に写像し、
上記第2の座標空間に写像した代表点の近くにある少なくとも2つの演算点を上記第2の座標空間から抽出し、
上記第2の座標空間から抽出した演算点における平均磁界と、平均磁束密度及び平均磁界のなす角度とを用いて、上記代表点における平均磁界と、平均磁束密度及び平均磁界のなす角度とを求めることを特徴とする請求項1に記載の電磁場解析装置。 - 上記第2の磁気特性演算手段は、上記第1の磁気特性演算手段により求められた平均磁束密度の大きさと、平均磁界の大きさと、第1の基準線及び磁化困難軸のなす角度と、上記第1の基準線及び上記平均磁束密度のなす角度と、第1及び第2の基準線のなす角度と、上記第2の基準線及び上記平均磁界のなす角度とから定められる演算点を、第1の座標空間に複数与えるとともに、上記複数の第1の演算点の少なくとも2つをそれぞれが代表する複数の代表点を上記第1の座標空間に与え、
上記第1の座標空間に与えた代表点の近くにある少なくとも2つの演算点を上記第1の座標空間から抽出し、
上記第1の磁気特性演算手段により求められた平均磁束密度の大きさと、上記平均磁束密度及び第1の基準線のなす角度とから定められる演算点を、第2の座標空間に複数与えるとともに、上記複数の第2の演算点の少なくとも2つをそれぞれが代表する複数の代表点を上記第2の座標空間に与え、
上記第2の座標空間に与えた代表点の近くにある少なくとも2つの演算点を上記第2の座標空間から抽出し、
上記抽出した演算点における平均磁界と、第1及び第2の基準線のなす角度と、上記平均磁界及び上記第2の基準線のなす角度とを用いて、上記代表点における平均磁界と、第1及び第2の基準線のなす角度と、上記平均磁界及び上記第2の基準線のなす角度とを求めるようにし、
上記第1の基準線は、上記第1の磁気特性演算手段により求められた平均磁束密度の磁化容易軸の値及び磁化困難軸の値から定められる線であり、
上記第2の基準線は、上記第1の磁気特性演算手段により求められた平均磁界の磁化容易軸の値及び磁化困難軸の値から定められる線であることを特徴とする請求項1に記載の電磁場解析装置。 - 上記第2の磁気特性演算手段は、上記第1の磁気特性演算手段により求められた平均磁束密度の大きさと、平均磁界の大きさと、第1の基準線及び磁化困難軸のなす角度と、上記第1の基準線及び上記平均磁束密度のなす角度と、第1及び第2の基準線のなす角度と、上記第2の基準線及び上記平均磁界のなす角度とから定められる演算点を、第1の座標空間に複数与えるとともに、上記複数の演算点の少なくとも2つをそれぞれが代表する複数の代表点を上記第1の座標空間に与え、
上記第1の座標空間に与えた複数の演算点と、複数の代表点とを、上記第1の座標空間を無次元化した第2の座標空間に写像し、
上記第2の座標空間に写像した代表点の近くにある少なくとも2つの演算点を上記第2の座標空間から抽出し、
上記第1の磁気特性演算手段により求められた平均磁束密度の大きさと、上記平均磁束密度及び第1の基準線のなす角度とから定められる演算点を、第3の座標空間に複数与えるとともに、上記複数の第3の演算点の少なくとも2つをそれぞれが代表する複数の代表点を上記第3の座標空間に与え、
上記第3の座標空間に与えた複数の演算点と、複数の代表点とを、上記第3の座標空間を無次元化した第4の座標空間に写像し、
上記第4の座標空間に写像した代表点の近くにある少なくとも2つの演算点を上記第4の座標空間から第4の座標空間から抽出し、
上記抽出した演算点における平均磁界と、第1及び第2の基準線のなす角度と、上記平均磁界及び上記第2の基準線のなす角度とを用いて、上記代表点における平均磁界と、第1及び第2の基準線のなす角度と、上記平均磁界及び上記第2の基準線のなす角度とを求めるようにし、
上記第1の基準線は、上記第1の磁気特性演算手段により求められた平均磁束密度の磁化容易軸の値及び磁化困難軸の値から定められる線であり、
上記第2の基準線は、上記第1の磁気特性演算手段により求められた平均磁界の磁化容易軸の値及び磁化困難軸の値から定められる線であることを特徴とする請求項1に記載の電磁場解析装置。 - 上記第2の磁気特性演算手段により求められた平均磁束密度と、平均磁界との関係を表すB−H曲線と、上記平均磁束密度と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度との関係を表すB−θ曲線とを作成する磁気特性曲線作成手段を有し、
上記電磁場解析手段は、上記磁気特性曲線作成手段により作成されたB−H曲線と、B−θ曲線とに基づいて、上記等価要素よりも広い解析対象領域に生じる電磁場を解析することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の電磁場解析装置。 - 上記複数の物質は、磁性体と非磁性体であり、
上記第1の磁気特性演算手段は、上記磁性体の一部と、その周囲の非磁性体により占められている等価要素内における平均磁束密度と、平均磁界とを演算することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の電磁場解析装置。 - 上記電磁場解析手段は、上記磁性体を含む複数の物質が繰り返し存在している領域に生じる電磁場を解析することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の電磁場解析装置。
- 磁性体を含む複数の物質により占められている等価要素内における平均磁束密度と、平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記磁性体の磁化容易軸のなす角度と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを求める磁気特性演算手段と、
上記平均磁束密度と、平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを用いて、上記等価要素よりも広い解析対象領域に生じる電磁場を解析する電磁場解析手段とを有し、
上記磁気特性演算手段は、上記求める平均磁束密度が所定の値になるように外部磁界を調節し、上記調節した外部磁界を上記等価要素に与えて、上記平均磁束密度と、上記平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを求めることを特徴とする電磁場解析装置。 - 上記磁気特性演算手段は、上記求める平均磁束密度の大きさと、方向とが所定の値になるように上記外部磁界を調節することを特徴とする請求項9に記載の電磁場解析装置。
- 上記磁気特性演算手段は、上記求める平均磁束密度の大きさと、上記平均磁束密度及び上記磁性体の磁化容易軸のなす角度とが所定の値になるように上記外部磁界を調節することを特徴とする請求項10に記載の電磁場解析装置。
- 上記磁気特性演算手段は、上記求める平均磁束密度の大きさと、上記平均磁束密度及び上記磁性体の磁化困難軸のなす角度と、上記平均磁束密度及び基準線のなす角度とが所定の値になるように上記外部磁界を調節するようにし、
上記基準線は、上記求める平均磁束密度の磁化困難軸方向の値及び磁化容易軸方向の値から定められる線であることを特徴とする請求項10に記載の電磁場解析装置。 - 上記磁気特性演算手段により求められた平均磁束密度と、平均磁界との関係を表すB−H曲線と、上記平均磁束密度と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度との関係を表すB−θ曲線とを作成する磁気特性曲線作成手段を有し、
上記電磁場解析手段は、上記磁気特性曲線作成手段により作成されたB−H曲線と、B−θ曲線とに基づいて、上記等価要素よりも広い解析対象領域に生じる電磁場を解析することを特徴とする請求項9〜12の何れか1項に記載の電磁場解析装置。 - 上記複数の物質は、磁性体と非磁性体であり、
上記磁気特性演算手段は、上記磁性体の一部と、その周囲の非磁性体により占められている等価要素内における平均磁束密度と、平均磁界とを演算することを特徴とする請求項9〜13の何れか1項に記載の電磁場解析装置。 - 上記電磁場解析手段は、上記磁性体を含む複数の物質が繰り返し存在している領域に生じる電磁場を解析することを特徴とする請求項9〜14の何れか1項に記載の電磁場解析装置。
- 解析対象領域に生じる電磁場を解析する電磁場解析方法であって、
磁性体を含む複数の物質により占められている等価要素内における平均磁束密度と、平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記磁性体の磁化容易軸のなす角度と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを含む複数の磁気特性を、上記等価要素に与える外部磁界を変えることによって求める第1の磁気特性演算ステップと、
上記解析対象領域に生じる電磁場を解析する為に用いる複数の磁気特性であって、上記第1の磁気特性演算手段により求められた複数の磁気特性の少なくとも2つをそれぞれが代表する磁気特性を求める第2の磁気特性演算ステップと、
上記第2の磁気特性演算ステップにより求められた磁気特性を用いて、上記等価要素よりも広い解析対象領域に生じる電磁場を解析する電磁場解析ステップとを有することを特徴とする電磁場解析方法。 - 上記第2の磁気特性演算ステップは、上記第1の磁気特性演算ステップにより求められた平均磁束密度の大きさと、平均磁界の大きさと、上記平均磁束密度及び上記磁性体の磁化容易軸のなす角度とから定められる演算点を、座標空間に複数与えるとともに、上記複数の演算点の少なくとも2つをそれぞれが代表する複数の代表点を上記座標空間に与え、
上記座標空間に与えた代表点の近くにある少なくとも2つの演算点を上記座標空間から抽出し、
上記抽出した演算点における平均磁界と、平均磁束密度及び平均磁界のなす角度とを用いて、上記代表点における平均磁界と、平均磁束密度及び平均磁界のなす角度とを求めることを特徴とする請求項16に記載の電磁場解析方法。 - 上記第2の磁気特性演算ステップは、上記第1の磁気特性演算ステップにより求められた平均磁束密度の大きさと、平均磁界の大きさと、上記平均磁束密度及び上記磁性体の磁化容易軸のなす角度とから定められる演算点を、第1の座標空間に複数与えるとともに、上記複数の演算点の少なくとも2つをそれぞれが代表する複数の代表点を上記第1の座標空間に与え、
上記第1の座標空間に与えた複数の演算点と、複数の代表点とを、上記第1の座標空間を無次元化した第2の座標空間に写像し、
上記第2の座標空間に写像した代表点の近くにある少なくとも2つの演算点を上記第2の座標空間から抽出し、
上記第2の座標空間から抽出した演算点における平均磁界と、平均磁束密度及び平均磁界のなす角度とを用いて、上記代表点における平均磁界と、平均磁束密度及び平均磁界のなす角度とを求めることを特徴とする請求項16に記載の電磁場解析方法。 - 上記第2の磁気特性演算ステップは、上記第1の磁気特性演算ステップにより求められた平均磁束密度の大きさと、平均磁界の大きさと、第1の基準線及び磁化困難軸のなす角度と、上記第1の基準線及び上記平均磁束密度のなす角度と、第1及び第2の基準線のなす角度と、上記第2の基準線及び上記平均磁界のなす角度とから定められる演算点を、第1の座標空間に複数与えるとともに、上記複数の第1の演算点の少なくとも2つをそれぞれが代表する複数の代表点を上記第1の座標空間に与え、
上記第1の座標空間に与えた代表点の近くにある少なくとも2つの演算点を上記第1の座標空間から抽出し、
上記第1の磁気特性演算ステップにより求められた平均磁束密度の大きさと、上記平均磁束密度及び第1の基準線のなす角度とから定められる演算点を、第2の座標空間に複数与えるとともに、上記複数の第2の演算点の少なくとも2つをそれぞれが代表する複数の代表点を上記第2の座標空間に与え、
上記第2の座標空間に与えた代表点の近くにある少なくとも2つの演算点を上記第2の座標空間から抽出し、
上記抽出した演算点における平均磁界と、第1及び第2の基準線のなす角度と、上記平均磁界及び上記第2の基準線のなす角度とを用いて、上記代表点における平均磁界と、第1及び第2の基準線のなす角度と、上記平均磁界及び上記第2の基準線のなす角度とを求めるようにし、
上記第1の基準線は、上記第1の磁気特性演算ステップにより求められた平均磁束密度の磁化容易軸の値及び磁化困難軸の値から定められる線であり、
上記第2の基準線は、上記第1の磁気特性演算ステップにより求められた平均磁界の磁化容易軸の値及び磁化困難軸の値から定められる線であることを特徴とする請求項16に記載の電磁場解析方法。 - 上記第2の磁気特性演算ステップは、上記第1の磁気特性演算ステップにより求められた平均磁束密度の大きさと、平均磁界の大きさと、第1の基準線及び磁化困難軸のなす角度と、上記第1の基準線及び上記平均磁束密度のなす角度と、第1及び第2の基準線のなす角度と、上記第2の基準線及び上記平均磁界のなす角度とから定められる演算点を、第1の座標空間に複数与えるとともに、上記複数の演算点の少なくとも2つをそれぞれが代表する複数の代表点を上記第1の座標空間に与え、
上記第1の座標空間に与えた複数の演算点と、複数の代表点とを、上記第1の座標空間を無次元化した第2の座標空間に写像し、
上記第2の座標空間に写像した代表点の近くにある少なくとも2つの演算点を上記第2の座標空間から抽出し、
上記第1の磁気特性演算ステップにより求められた平均磁束密度の大きさと、上記平均磁束密度及び第1の基準線のなす角度とから定められる演算点を、第3の座標空間に複数与えるとともに、上記複数の第3の演算点の少なくとも2つをそれぞれが代表する複数の代表点を上記第3の座標空間に与え、
上記第3の座標空間に与えた複数の演算点と、複数の代表点とを、上記第3の座標空間を無次元化した第4の座標空間に写像し、
上記第4の座標空間に写像した代表点の近くにある少なくとも2つの演算点を上記第4の座標空間から第抽出し、
上記抽出した演算点における平均磁界と、第1及び第2の基準線のなす角度と、上記平均磁界及び上記第2の基準線のなす角度とを用いて、上記代表点における平均磁界と、第1及び第2の基準線のなす角度と、上記平均磁界及び上記第2の基準線のなす角度とを求めるようにし、
上記第1の基準線は、上記第1の磁気特性演算ステップにより求められた平均磁束密度の磁化容易軸の値及び磁化困難軸の値から定められる線であり、
上記第2の基準線は、上記第1の磁気特性演算ステップにより求められた平均磁界の磁化容易軸の値及び磁化困難軸の値から定められる線であることを特徴とする請求項16に記載の電磁場解析方法。 - 上記第2の磁気特性演算ステップにより求められた平均磁束密度と、平均磁界との関係を表すB−H曲線と、上記平均磁束密度と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度との関係を表すB−θ曲線とを作成する磁気特性曲線作成ステップを有し、
上記電磁場解析ステップは、上記磁気特性曲線作成ステップにより作成されたB−H曲線と、B−θ曲線とに基づいて、上記等価要素よりも広い解析対象領域に生じる電磁場を解析することを特徴とする請求項16〜20の何れか1項に記載の電磁場解析方法。 - 上記複数の物質は、磁性体と非磁性体であり、
上記第1の磁気特性演算ステップは、上記磁性体の一部と、その周囲の非磁性体により占められている等価要素内における平均磁束密度と、平均磁界とを演算することを特徴とする請求項16〜20の何れか1項に記載の電磁場解析方法。 - 上記電磁場解析ステップは、上記磁性体を含む複数の物質が繰り返し存在している領域に生じる電磁場を解析することを特徴とする請求項16〜22の何れか1項に記載の電磁場解析方法。
- 磁性体を含む複数の物質により占められている等価要素内における平均磁束密度と、平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記磁性体の磁化容易軸のなす角度と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを求める磁気特性演算ステップと、
上記平均磁束密度と、平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを用いて、上記等価要素よりも広い解析対象領域に生じる電磁場を解析する電磁場解析ステップとを有し、
上記磁気特性演算ステップは、上記求める平均磁束密度が所定の値になるように外部磁界を調節し、上記調節した外部磁界を上記等価要素に与えて、上記平均磁束密度と、上記平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを求めることを特徴とする電磁場解析方法。 - 上記磁気特性演算ステップは、上記求める平均磁束密度の大きさと、方向とが所定の値になるように上記外部磁界を調節することを特徴とする請求項24に記載の電磁場解析方法。
- 上記磁気特性演算ステップは、上記求める平均磁束密度の大きさと、上記平均磁束密度及び上記磁性体の磁化容易軸のなす角度とが所定の値になるように上記外部磁界を調節することを特徴とする請求項25に記載の電磁場解析方法。
- 上記磁気特性演算ステップは、上記求める平均磁束密度の大きさと、上記平均磁束密度及び上記磁性体の磁化困難軸のなす角度と、上記平均磁束密度及び基準線のなす角度とが所定の値になるように上記外部磁界を調節するようにし、
上記基準線は、上記求める平均磁束密度の磁化困難軸方向の値及び磁化容易軸方向の値から定められる線であることを特徴とする請求項25に記載の電磁場解析方法。 - 上記磁気特性演算ステップにより求められた平均磁束密度と、平均磁界との関係を表すB−H曲線と、上記平均磁束密度と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度との関係を表すB−θ曲線とを作成する磁気特性曲線作成ステップを有し、
上記電磁場解析ステップは、上記磁気特性曲線作成ステップにより作成されたB−H曲線と、B−θ曲線とに基づいて、上記等価要素よりも広い解析対象領域に生じる電磁場を解析することを特徴とする請求項24〜27の何れか1項に記載の電磁場解析方法。 - 解析対象領域に生じる電磁場の解析をコンピュータに実行させるプログラムであって、
磁性体を含む複数の物質により占められている等価要素内における平均磁束密度と、平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記磁性体の磁化容易軸のなす角度と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを含む複数の磁気特性を、上記等価要素に与える外部磁界を変えることによって求める第1の磁気特性演算ステップと、
上記解析対象領域に生じる電磁場を解析する為に用いる複数の磁気特性であって、上記第1の磁気特性演算手段により求められた複数の磁気特性の少なくとも2つをそれぞれが代表する磁気特性を求める第2の磁気特性演算手段と、
上記第2の磁気特性演算ステップにより求められた磁気特性を用いて、上記等価要素よりも広い解析対象領域に生じる電磁場を解析する電磁場解析ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 磁性体を含む複数の物質により占められている等価要素内における平均磁束密度と、平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記磁性体の磁化容易軸のなす角度と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを求める磁気特性演算ステップと、
上記平均磁束密度と、平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを用いて、上記等価要素よりも広い解析対象領域に生じる電磁場を解析する電磁場解析ステップとをコンピュータに実行させ、
上記磁気特性演算ステップは、上記求める平均磁束密度が所定の値になるように外部磁界を調節し、上記調節した外部磁界を上記等価要素に与えて、上記平均磁束密度と、上記平均磁界と、上記平均磁束密度及び上記平均磁界のなす角度とを求めることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 上記請求項29〜30の何れか1項に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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