JP4439478B2 - 複合操作スイッチ - Google Patents
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Description
中立姿勢の前記操作ロッドの下方位置に前記押込み検出部を配置し、前記押込み操作に抗する方向への付勢力を前記操作ロッドに作用させる戻しバネを備え、前記操作ロッドが傾動した状態で押込み操作した場合に、この操作ロッドの下端側に接当することで中立姿勢に向けて復元力を作用させる接当部を前記ケースの底壁部の内面側に形成している点にある。
〔全体構成〕
図1〜図5に示すように、ケース10に対して上下方向に向かう姿勢の操作ロッド20を備えると共に、この操作ロッド20の傾動操作を電気的に検出する傾動検出部Aと、この操作ロッド20のロッド軸芯Yに沿う方向への押込み操作を電気的に検出する押込み検出部Bと、この操作ロッド20の回転操作を電気的に検出する回転検出部Cとを備えて複合操作スイッチが構成されている。
前記操作ロッド20は銅合金などの比較的剛性が高い素材が用いられると共に、ケース10から上方に突出する上端部21にはノブ等が取付けられる部位にDカット部21Aが形成され、中間部22は円柱状に形成され、この中間部22より下側には大径部23が形成され、これより下側には回転力を出力するギヤ状となる複数の係合片24を形成し、下端には球状の外面となる接当部25を形成している。
前記傾動検出部Aは、前述したように前記上部ケース12の中間壁部12Bの上面の4箇所の検出位置に形成されたセンター電極31とリング電極32とを覆う位置に配置される導体で成るドーム状のバネ板材35と、この4つのバネ板材35の上面に接する緩衝体36Aを一体形成したゴムリング36と、このゴムリング36の上面に密着配置されたリング状のバネ材で成るバネリング37と、操作ロッド20の傾動時に緩衝体36Aを介してバネ板材35に押圧力を作用させる作動体38とを備えている。
前記押込み検出部Bは、下部ケース13の底壁部13Bに形成されたセンター電極41とリング電極42とを覆う位置に配置されるドーム状のバネ板材45と、このバネ板材45の上部に配置される第1接当部材46と、これに嵌合連結する第2接当部材47とを備え、更に、前記バネ受け部13Dと前記操作ロッド20のバネ受け部材26との間に圧縮コイル型の戻しバネ48を備えている。
前記回転検出部Cは、前記操作ロッド20にギヤ状に形成された複数の係合片24から回転力が伝えられるロータ56と、図9、図10に示すように、このロータ56の下面に形成した接触子57と、このロータ56の下面に形成したクリックバネ58とを備えている。
この複合操作スイッチは、前記上部ケース12に傾動検出部Aを組み付け、この上部ケース12にトップカバー11を連結した後に(又は、このように上部ケース12に対する傾動検出部Aの組み付けと並行して)、前記下部ケース13に押込み検出部Bと回転検出部Cとを組み付け、この下部ケース13と、上部ケース12とを連結する順序で組み立てることになる。
前記4つの傾動検出リード33と、1つのコモンリード34との何れか一方の電圧を印加する状態において、中立姿勢Nを基準にして操作ロッド20を何れかの方向に傾動操作した場合には、図6に示すように、この傾動に伴って作動体38が傾動し、対応する方向に位置するバネ板材35に対して緩衝体36Aを介して作動体38の押圧操作部38Bからの押圧力が作用することにより、バネ板材35が弾性変形してセンター電極31とリング電極32とが導通状態に達し、この傾動操作を対応する傾動検出リード33の電圧信号の変化として取り出せる。
このように本発明によると、押込み検出部Bを取り囲む位置に戻しバネ48が配置されているので、操作ロッド20を傾動操作した際には、戻しバネ48に偏った荷重が作用することに起因して、この操作ロッド20を中立姿勢Nに復元させる方向に付勢力が作用する。また、このように傾動操作した状態で操作ロッド20を押込み操作を行った際には、この操作ロッド20は作動体28の孔部38Aに案内させることでロッド軸芯Yに沿って変位するものであるが、この操作ロッド20の下端に備えたバネ受け部材26のうち最も接当部13Cに近い位置が、このバネ受け部材26に接当することによって、この押込み操作力に比例する復元力が操作ロッド20に作用する。
本発明は、上記した実施の形態以外に以下のように構成しても良い。
13B 底壁部
13C 接当部
13D バネ受け部
20 操作ロッド
26 バネ受け部材
31、32 電極(センター電極・リング電極)
35 バネ板材
38 作動体
41、42 電極(センター電極・リング電極)
45 バネ板材
48 戻しバネ
52 電極(カウント電極)
56 ロータ
57 接触子
A 傾動検出部
B 押込み検出部
C 回転検出部
N 中立姿勢
Y ロッド軸芯
Claims (5)
- ケースに支持した操作ロッドの傾動操作を電気的に検出する傾動検出部と、この操作ロッドのロッド軸芯に沿う方向への押込み操作を電気的に検出する押込み検出部とを備えている複合操作スイッチであって、
中立姿勢の前記操作ロッドの下方位置に前記押込み検出部を配置し、前記押込み操作に抗する方向への付勢力を前記操作ロッドに作用させる戻しバネを備え、前記操作ロッドが傾動した状態で押込み操作した場合に、この操作ロッドの下端側に接当することで中立姿勢に向けて復元力を作用させる接当部を前記ケースの底壁部の内面側に形成している複合操作スイッチ。 - 前記押込み検出部が押圧力の作用で弾性変形する導体で成るバネ板材と、このバネ板材の弾性変形時にバネ板材との接触によって導通状態に達する一対の電極とを備えて構成され、この押込み検出部を取り囲むリブ状に前記接当部を形成し、この接当部を取り囲む位置に前記戻しバネとして圧縮コイル型のものを配置している請求項1記載の複合操作スイッチ。
- 前記操作ロッドの下端に前記戻しバネからの付勢力を受けるバネ受け部材を備え、前記操作ロッドの傾動操作時に、このバネ受け部材と前記接当部とが接当するように夫々の相対的な位置関係を設定している請求項1記載の複合操作スイッチ。
- 前記操作ロッドの回転操作を検出する回転検出部を前記ケースの底壁部に配置すると共に、この回転検出部が、前記操作ロッドの回転力によって回転作動するロータと、このロータに形成した接触子に接触する電極とを備えて構成され、
前記接当部を取り囲む位置に前記戻しバネを支持する環状のバネ受け部を形成し、このバネ受け部の外周に前記ロータが回転自在に接触する状態で配置している請求項2又は3記載の複合操作スイッチ。 - 押圧力の作用で弾性変形する導体で成るバネ板材と、このバネ板材の弾性変形時にバネ板材との接触によって導通状態に達する一対の電極とを前記操作ロッドを取り囲む位置に配置して前記傾動検出部を構成し、この複数のバネ板材に押圧力を作用させる作動体を前記操作ロッドに対して相対回転自在、かつ、操作ロッドのロッド軸芯に沿って相対移動自在に備えている請求項1〜4のいずれか一項に記載の複合操作スイッチ。
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