JP4439105B2 - Self-supporting cane - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、杖軸の下端部に折畳み可能に装着された複数本の自立脚体により自立可能にした杖に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の自立可能な杖の一つとして、実用新案登録第3054316 号公報に記載されているものがある。この杖は、「筒状の杖軸の下端部に複数本のスリットが軸方向に設けられ、前記各スリット内に軸方向にスライド可能に可動部が支持されていると共に、前記各スリットの下端部に固定部が固定され、複数本の補助脚の上端部が前記スリットを挿通して前記可動部に連結されていると共に、前記各補助脚の中央部と前記固定部とが連結部材を介してそれぞれ連結され、杖軸内において前記可動部と前記固定部とは、引張バネで連結され、前記可動部と杖軸の上部の係止部とがワイヤーで連結された構成」である。
【0003】
そして、引張バネの自然長状態において、各補助脚が杖軸に対して拡開して、杖軸を自立可能にすると共に、ワイヤーを引っ張って、杖軸に対して各補助脚を折り畳むことにより、杖の使用状態にしている。よって、上記の自立可能な杖は、以下の問題点を有する。(1)円筒状の杖軸の下端部に複数本のスリットを設けることが不可欠となるため、杖軸の強度が低下するか、或いは、スリットを設けたまま、杖軸の必要強度を確保しようとすると、杖軸が太くなって、重たくなる。(2)引張バネの自然長状態において、補助脚の拡開状態を保持しているため、この拡開状態が不安定である。(3)ワイヤーの引張操作により、補助脚を折り畳んでいるので、この折畳み操作が面倒である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、杖軸を太くしたり、その重量を増すことなく自立でき、しかも自立状態が安定している杖の提供を課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項1の発明は、杖軸の下端部に折畳み可能に装着された複数本の自立脚体により自立可能にした杖であって、前記杖軸の下端部に固定連結体が固定されて、該杖軸における前記固定連結体よりも上方に第1及び第2の各可動連結体がそれぞれ独立してスライド可能に外嵌され、前記第2可動連結体に前記各自立脚体の上端部が回動可能に連結されて、前記各自立脚体の中央部と前記第1可動連結体とは、それぞれ第1連結部材を介して連結されていると共に、前記各自立脚体の中央部と前記固定連結体とは、それぞれ第2連結部材を介して連結され、前記杖軸における前記第1及び第2の各可動連結体の間には、両者を離間方向に付勢させるための付勢手段が外装されていることを、その特徴としている。
【0006】
請求項1の発明によれば、第2可動連結体を上昇端までスライドさせて、係合ロック手段を介して前記杖軸に係合ロックすると、前記各自立脚体は、折り畳まれて、杖の使用状態となる。また、前記係合ロック手段を解除すると、前記付勢手段の付勢力により、第1及び第2の各可動連結体が離間しつつ、その双方が下降して、各自立脚体が拡開されて、杖軸が自立可能となる。このように、杖軸に大きな孔加工を施すことなく、各自立脚体が拡開可能となるので、杖軸を太くしたり、その重量を増すことなく、杖の強度を確保できる。
【0007】
請求項2の発明は、各自立脚体の折り畳み時において、第2可動連結体は、その上端部が、杖軸の上端に設けられた係合ロック手段を構成する係合部まで達して、該第2可動連結体に設けられた前記係合ロック手段を構成する被係合孔と前記係合部との係合により、前記第2可動連結体は、該係合ロック手段を介して杖軸に係合ロックされる構成にしたものである。このため、杖の使用者が、その把手を持ったままの使用姿勢において、係合ロック手段の解除が可能となって、杖の使用姿勢のままで、自立脚体を拡開させて杖軸を自立させられる。また、請求項3の発明は、係合ロック手段は、円筒状の杖軸内に板バネ用スペーサーを介して大部分が内装されて、自身の弾性力により、該杖軸にその軸方向に設けられたスリットから突出可能な係合部を備えた係合部材と、該係合部材の係合部を係合させるために、第2可動連結体の上端部に設けられた被係合孔とで構成したものであって、その構成が簡単となって、操作が容易となる利点がある。
【0008 】
請求項4の発明は、杖軸における固定連結体と第1可動連結体との間に、該第1可動連結体の下降スライド端を規制する段差部を設けたものであって、自立脚体の拡開状態が固定されるために、杖の自立状態が安定する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る杖の自立状態の斜視図である。図1に示されるように、本発明に係る杖は、使用者が起立して歩行するために力学的に支えとなる杖軸1と、手に持って寄りかかるための把手2と、杖に寄りかかり歩行する際に、杖軸1の下端部と地面がぶつかる衝撃を和らげるためのゴムキャップ3と、杖軸1の下端部に拡開可能に設けられた複数本の自立脚体Jとを備えている。図2は、杖の長手方向の一部を破断した正面図であり、使用者が両手を杖から離して杖を使用していない状態において、自立脚体Jが拡開している時の杖の様子である。図3は、本発明に係る杖の使用状態において、その長手方向の一部を破断した正面図であり、使用者が歩行、或いは起立時の補助として杖を使用するために自立脚体Jを折り畳んだ状態である。この際、自立脚体Jは杖軸1とほぼ平行になるよう折り畳まれ、使用者の足元を邪魔しない構成になっている。本発明においては、杖軸1の上端部に、自立脚体Jを開閉するための係合ロック手段Kが設けられている。
【0010】
次に、図4を参照にして、複数本の自立脚体Jを開閉させる手段について説明する。杖軸1の下端部には、下記の各部材を介して複数本の自立脚体Jが折り畳み可能に取り付けられている。まず、杖軸1の最下端に取り付けたゴムキャップ3の上方には、リング状の固定連結体Aが杖軸1に外嵌固定されている。固定連結体Aには、一端部が自立脚体Jの略中央部に連結された第2連結部材R2 の他端部が回動可能に連結されている。杖軸1における固定連結体Aの上方には、段差形成用スペーサー5が外嵌されて、該段差形成用スペーサー5の上端面と杖軸1の外周面との間に段差部Dが形成される。また、杖軸1における段差部Dの上方には、円筒状をした第1可動連結体B1 が外嵌されている。第1可動連結体B1 は、自立脚体Jの拡開時において前記段差部Dに当接して、その下降スライド端が規制されるために、段差部Dより上方にのみスライド可能なように杖軸1に外嵌されている。また、第1可動連結体B1 には、一端部が自立脚体Jの略中央部に連結された第1連結部材R1 の他端部が回動可能に連結されている。第1可動連結体B1 の上部には、第2可動連結体B2 がスライド可能に外嵌され、第1及び第2の各可動連結体B1,B2 の間には、両者を離間させるための圧縮バネ4が弾装されている。
【0011】
また、第2可動連結体B2 は、自立脚体Jの上端部が回動可能に連結される下方可動体30と、前記係合ロック手段Kを構成する被係合孔45を有する上方可動体40とを有しており、下方可動体30と上方可動体40とは、周方向に等間隔に配置された3本の連結ロッド35を介して互いに連結されており、3者30、35、40は、一体となって杖軸1に対してスライドする。従って、第2可動連結体B2 を軸方向にスライドさせることにより、杖軸1の外周面から突出した係合部材50の係合部52と、自身に設けた被係合孔45との係合、及びその解除を行える。
【0012】
また、図5は、図2の第2可動連結体B2 の部分の拡大図であり、図6は、図5のX―X線拡大断面図であり、図7は、図6のY矢視図である。前記第2可動連結体B2 を構成する下方可動体30は、円筒状のスライド案内部31の下端部に、リング状の連結体部32が一体に設けられた構成であり、前記連結体部32の外周面には、周溝33と3組のスリット34とが設けられている。この3組のスリット34は、周方向の等分位置に、外周面に開口して半径方向に設けられている。断面U字状をした前記連結ロッド35の下端部は、その巾方向の中央部が欠落されて、その両端部に一対の端片35aが形成され、各端片35aには、それぞれ連結孔35bが形成されている。また、前記自立脚体Jの上端部は、前記連結ロッド35の下端部と全く同様な構成になっていて、端片Ja,連結孔Jbを備えている。そして、一対一組となった3組の各スリット34に、各連結ロッド35の各端片35a、及び各自立脚体Jの各端片Jaがそれぞれ挿入され、前記周溝33に収容された連結ワイヤー36が前記各連結孔35b,Jbに挿通されている。この結果、下方可動体30と連結ロッド35が一体に連結されると共に、下方可動体30に対して自立脚体Jの上端部が回動可能に連結される。
【0013】
また、第1可動連結体B1 に対する第1連結部材R1 の一端部の連結、及び固定連結体Aに対する第2連結部材R2 の一端部の連結は、上記した下方可動体30に対する自立脚体Jの上端部の連結とほぼ同一である。また、第1及び第2の各連結部材R1,R2 の他端は、それぞれ自立脚体Jのほぼ中央部の同一位置に回動可能に連結されている。本実施例においては、自立脚体Jを3本用いている。各々の自立脚体Jは杖軸1の周方向において等間隔に配置されるように、即ち120度間隔で第2可動連結体B2 と連結している。従って、第1及び第2の各連結部材R1,R2 も各々3本用いている。
【0014】
次に、図8を参照にして、各自立脚体Jの折畳状態を保持するための係合ロック手段Kの構成について説明する。杖軸1の上端部には、その内径を小さくするため板バネ用スペーサー55が内装され、該スペーサー55の軸方向に設けられているスリット56に板バネからなる係合部材50の大部分が収納されて、その上端の係合部52及び操作部51のみが、前記杖軸1に設けられたスリット1aから突出されて、前記係合部52は、上方可動体40に設けられた被係合孔45に係合可能になっている。そして、操作部51を押圧すると、係合部材50の全体がその板面方向に弾性変形して、前記係合部52と前記被係合孔45との係合が解除される構成になっている。また、上方可動体40には、これを上方にスライドさせて、自立脚体Jの折畳操作を容易にするためのすべり止め部44が設けられている。なお、図2ないし図4においては、記号Gは地面を示す。
【0015】
引き続いて、本発明に係る杖の作用について説明する。使用状態においては、図9に示されるように、係合ロック手段Kによって、第2可動連結体B2 は、そのスライド上昇端において、下方へのスライドが不能なようにロックされて、各自立脚体Jは折り畳まれている。そして、杖の使用直後に、これを自立させるには、前記係合ロック手段Kの操作部51を押圧すると、被係合孔45と係合部材50の係合部52との係合が解除されて、圧縮バネ4の復元力により、第1及び第2の可動連結体B1,B2 は互いに離間しながら下方にスライドさせられて、各自立脚体Jが拡開される。この結果、杖は自立可能となる。また、杖の自立状態においては、第1可動連結体B1 が杖軸1の段差部Dに当接して、各自立脚体Jの拡開状態が固定されるために、杖の自立状態が安定する。
【0016】
また、第2可動連結体B2 は、下方可動体30と上方可動体40とを複数本の連結ロッド35で連結された構成であるために、自身が軽量化され、ひいては杖自体が軽量化されると共に、その上端部に係合ロック手段Kを構成する被係合孔45が設けられていて、杖の使用者は、その把手2を持ったままで、係合ロック手段Kの解除が可能となるために、杖の使用姿勢のままで、自立脚体Jを拡開させて、杖を自立させられる。上記のように第2可動連結体B2 を長くすると、上記した利点が生ずるが、該第2可動連結体B2 は、下方可動体30のみで構成して、そのスライド案内部31に、係合ロック手段Kを構成する被係合孔45を設けることも可能である。
【0017】
なお、上記実施例では、杖軸1における第1及び第2の各連結部材R1,R2 の間に外装されて、両者R1,R2 を離間方向に付勢する手段として、圧縮バネ4を挙げたが、他の付勢手段としては、ゴム等の弾性体を挙げることができる。
【0018】
【発明の効果】
本発明に係る杖は、杖軸を太くしたり、その重量を増すことなく自立でき、しかも自立状態が安定している。また、第2可動連結体の上端部を杖軸の把手に近接する位置まで達する長さにして、その上端部に係合ロック手段を設けると、杖の使用姿勢のままで、係合ロック手段を解除して自立脚体を拡開させられて、使い勝手が一層高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る杖の自立状態の斜視図である。
【図2】 同じく、長手方向の一部を破断した正面図である。
【図3】 本発明に係る杖の使用状態において、その長手方向の一部を破断した正面図である。
【図4】 図2の自立脚体Jの部分の拡大図である。
【図5】 図2の第2可動連結体B2 の部分の拡大図である。
【図6】 図5のX−X線拡大断面図である。
【図7】 図6のY矢視図である。
【図8】 杖の上端部の係合ロック手段Kの部分を主体に示す正面断面図である。
【図9】 本発明に係る杖の使用状態の斜視図である。
【符号の説明】
A:固定連結体
B1 :第1可動連結体
B2 :第2可動連結体
D:段差部
J:自立脚体
K:係合ロック手段
R1 :第1連結部材
R2 :第2連結部材
1:杖軸
2:把手
4:圧縮バネ(付勢手段)
30:下方可動体(第2可動連結体)
35:連結ロッド(第2可動連結体)
40:上方可動体(第2可動連結体)
45:被係合孔(係合ロック手段)
50:係合部材(係合ロック手段)
52:係合部(係合ロック手段)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cane that can be made independent by a plurality of self-supporting legs that are foldably attached to a lower end portion of a cane shaft.
[0002]
[Prior art]
One conventional cane that can be self-supported is described in Utility Model Registration No. 3054316. This cane has a structure in which “a plurality of slits are provided in the axial direction at the lower end portion of the cylindrical cane shaft, a movable portion is supported in the respective slits so as to be slidable in the axial direction, and the lower ends of the respective slits A fixed part is fixed to the upper part, the upper ends of a plurality of auxiliary legs are connected to the movable part through the slits, and the center part and the fixed part of each auxiliary leg are connected via a connecting member. In the cane shaft, the movable part and the fixed part are connected by a tension spring, and the movable part and the upper locking part of the cane shaft are connected by a wire.
[0003]
Then, in the natural length state of the tension spring, each auxiliary leg expands with respect to the cane shaft so that the cane shaft can stand on its own, and by pulling the wire and folding each auxiliary leg with respect to the cane shaft , Use the cane. Therefore, the above-mentioned cane which can stand independently has the following problems. (1) Since it is indispensable to provide a plurality of slits at the lower end of the cylindrical cane shaft, the strength of the cane shaft will decrease, or the required strength of the cane shaft will be secured while the slits are provided. Then, the stick axis becomes thicker and heavier. (2) Since the extended state of the auxiliary leg is maintained in the natural length state of the tension spring, this expanded state is unstable. (3) Since the auxiliary leg is folded by the wire pulling operation, the folding operation is troublesome.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
It is an object of the present invention to provide a cane that can stand on its own without thickening the cane shaft or increasing its weight, and that is stable in a self-standing state.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention of
[0006]
According to the first aspect of the present invention, when the second movable coupling body is slid to the rising end and engaged and locked to the cane shaft via the engagement locking means, each of the self-supporting legs is folded, It will be in use. Further, when the engagement locking means is released, the first and second movable coupling bodies are separated by the urging force of the urging means, and both of them are lowered, and the self-supporting leg bodies are expanded. The cane axis can be made independent. In this way, since each self-supporting leg can be expanded without giving a large hole to the cane shaft, the strength of the cane can be ensured without increasing the weight of the cane shaft or increasing its weight.
[0007]
According to a second aspect of the invention, at the time of folding of each standing body, the second movable coupling body, the upper end, reaches engagement portion constituting the engaging locking means provided on the upper end of the wand shaft, said Due to the engagement of the engaged hole constituting the engagement lock means provided in the second movable connection body and the engagement portion, the second movable connection body is connected to the cane shaft via the engagement lock means. Is configured to be engaged and locked. For this reason, it becomes possible for the user of the cane to release the engagement locking means in the use posture while holding the handle, and in the use posture of the cane, the self-supporting leg is expanded and the cane shaft is extended. Can be made independent. Further, the invention of
[008]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a stepped portion for regulating a descending slide end of the first movable coupling body between the fixed coupling body and the first movable coupling body in the cane shaft, Since the expanded state of is fixed, the self-supporting state of the cane is stabilized.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to examples. FIG. 1 is a perspective view of a cane according to the present invention in a self-supporting state. As shown in FIG. 1, the cane according to the present invention leans against the
[0010]
Next, means for opening and closing a plurality of freestanding legs J will be described with reference to FIG. A plurality of free standing legs J are attached to the lower end of the
[0011]
The second movable coupling body B 2 is an upper movable body having a lower
[0012]
5 is an enlarged view of a portion of the second movable connector B 2 of FIG. 2, FIG. 6 is an enlarged cross-sectional view taken along line XX of FIG. 5, and FIG. 7 is an arrow Y of FIG. FIG. The lower
[0013]
Further, the connection of one end portion of the first connection member R 1 to the first movable connection body B 1 and the connection of one end portion of the second connection member R 2 to the fixed connection body A are independent legs with respect to the lower
[0014]
Next, with reference to FIG. 8, the structure of the engagement lock means K for maintaining the folded state of each self-supporting leg J will be described. A
[0015]
Subsequently, the operation of the cane according to the present invention will be described. In the state of use, as shown in FIG. 9, the second movable coupling body B 2 is locked by the engagement locking means K so that it cannot slide downward at the slide rising end. Body J is folded. Then, in order to make it self-supported immediately after use of the cane, when the
[0016]
Further, since the second movable connecting body B 2 has a configuration in which the lower
[0017]
In the above-described embodiment, a compression spring is provided as a means which is externally provided between the first and second connecting members R 1 and R 2 on the
[0018]
【The invention's effect】
The cane according to the present invention can stand on its own without thickening the cane shaft or increasing its weight, and it is stable in a stand-alone state. Further, when the upper end portion of the second movable connecting body has a length that reaches the position close to the handle of the cane shaft and the engagement lock means is provided at the upper end portion, the engagement lock means remains in the use posture of the cane. Is released and the self-supporting leg is expanded to further improve usability.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a cane according to the present invention in a self-supporting state.
FIG. 2 is also a front view in which a part in the longitudinal direction is broken.
FIG. 3 is a front view of the cane according to the present invention, with a part of the longitudinal direction thereof broken away.
4 is an enlarged view of a portion of a self-supporting leg body J in FIG.
FIG. 5 is an enlarged view of a portion of the second movable connector B 2 in FIG.
6 is an enlarged sectional view taken along line XX in FIG.
7 is a view on arrow Y in FIG. 6;
FIG. 8 is a front sectional view mainly showing a portion of the engagement lock means K at the upper end of the cane.
FIG. 9 is a perspective view of the cane according to the present invention in use.
[Explanation of symbols]
A: Fixed connector
B 1 : First movable coupling body
B 2 : Second movable coupling body
D: Stepped portion
J: Standing leg
K: Engagement lock means
R 1 : First connecting member
R 2 : second connecting member
1: Cane axis
2: Handle
4: Compression spring (biasing means)
30: Lower movable body (second movable coupling body)
35: Connecting rod (second movable connecting body)
40: Upper movable body (second movable coupling body)
45: Engagement hole (engagement locking means)
50: Engagement member (engagement locking means)
52: Engagement part (engagement locking means)
Claims (4)
前記杖軸の下端部に固定連結体が固定されて、該杖軸における前記固定連結体よりも上方に第1及び第2の各可動連結体がそれぞれ独立してスライド可能に外嵌され、
前記第2可動連結体に前記各自立脚体の上端部が回動可能に連結されて、前記各自立脚体の略中央部と前記第1可動連結体とは、それぞれ第1連結部材を介して連結されていると共に、前記各自立脚体の略中央部と前記固定連結体とは、それぞれ第2連結部材を介して連結され、前記杖軸における前記第1及び第2の各可動連結体の間には、両者を離間方向に付勢させるための付勢手段が外装され、 前記第2可動連結体を上昇端までスライドさせて、係合ロック手段を介して前記杖軸に係合ロックすると、前記各自立脚体は、折り畳まれて、杖の使用状態となり、
前記係合ロック手段を解除すると、前記付勢手段の付勢力により、第1及び第2の各可動連結体が離間しつつ、その双方が下降して、各自立脚体が拡開されることにより、杖軸が自立可能となることを特徴とする自立可能な杖。A cane that is made self-supporting by a plurality of self-supporting legs that are foldably attached to the lower end of the cane shaft,
A fixed coupling body is fixed to a lower end portion of the cane shaft, and the first and second movable coupling bodies are slidably and independently fitted above the fixed coupling body on the cane shaft,
An upper end portion of each of the self-supporting legs is rotatably connected to the second movable connection body, and the substantially central portion of each of the self-supporting legs and the first movable connection body are connected via a first connection member, respectively. The substantially central portion of each of the self-supporting legs and the fixed connection body are connected via a second connection member, respectively, and between the first and second movable connection bodies on the cane shaft. Is provided with an urging means for urging them in the separating direction, and when the second movable coupling body is slid to the rising end and engaged with the cane shaft via the engagement locking means, Each self-supporting leg is folded into the use state of the cane,
When the engagement lock means is released, the urging force of the urging means causes the first and second movable connecting bodies to be separated from each other, and both of them are lowered, and each self-supporting leg is expanded. A cane that can stand independently, characterized in that the cane shaft can stand on its own.
円筒状の杖軸内に板バネ用スペーサーを介して大部分が内装されて、自身の弾性力により、該杖軸にその軸方向に設けられたスリットから突出可能な係合部を備えた係合部材と、
該係合部材の係合部を係合させるために、第2可動連結体の上端部に設けられた被係合孔とで構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自立可能な杖。The engagement locking means is
Most of the interior of the cylindrical wand shaft is provided with a leaf spring spacer , and the wand shaft is provided with an engaging portion that can project from a slit provided in the axial direction of the wand shaft by its own elastic force. A joint member;
3. The engagement hole according to claim 1, further comprising an engaged hole provided in an upper end portion of the second movable coupling body in order to engage the engagement portion of the engagement member. A cane that can stand on its own.
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