JP4437490B2 - デジタル無線電話による文字情報放送方法及びその放送システム - Google Patents

デジタル無線電話による文字情報放送方法及びその放送システム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワーク側から多数チャネルからなる放送型の文字情報を提供し、移動機側においてその文字情報を選択的に受信して表示させることができるデジタル無線電話による文字情報放送方法及びその放送システムに関するものである。
従来、デジタル無線電話システムにおいて、移動機からのユーザ要求等に基づいて広い範囲の情報サービスプロバイダに簡単にアクセスでき、必要な情報サービスを対話的に受けることができるデジタル無線電話による情報提供サービスシステムが実現されている。また、移動機からインターネット上のウェブサーバのホームページ等のファイルを取得して移動機の表示部で表示させる、いわゆるインターネットブラウジングを行うサービスも実現されている。
しかしながら、従来の情報提供サービスシステムあるいはメッセージ通信方法及び通信システムは、ショートメッセージサービス等によりユーザ毎に個別に情報提供されるものであり、例えば、これを利用してネットワーク側から全加入者に対して同時に情報提供することは困難である。提供されるべき情報には、例えば、天気予報、ニュース速報、スポーツフラッシュ等のような汎用性の高い情報は、全加入者に対して選択的に提供できることが好ましく、また地震情報や交通情報等のような緊急情報は、早急に提供する必要があり、さらには地域性を考慮した情報提供が望まれる。一方、従来の無線呼出(ポケットベル)システムにおいては、ネットワーク側から同報により一定の情報提供することができるが、受信機において自己の待受けるべきフレームのいずれか1つのグループを常に受信しなければならず、これを双方向通信が可能なデジタル無線電話システムにおいて実現しようとしたときには、常に受信することによる電池寿命が短くなる等の問題点を解決しなければならず、また緊急情報を早急に提供することには適していない。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、異なる多数の文字情報を地域毎の全加入者に対し同時に選択的に提供することができ、かつ緊急情報では早急に提供できるデジタル無線電話による文字情報放送方法及びその放送システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のデジタル無線電話による文字情報放送方法は、情報サービス提供元から複数のコンテンツを取得し、該複数のコンテンツをオンエア期間が来たときにそれぞれ1放送チャネルを含むメッセージダウンロードを処理するセル放送マップ用パケットに変換し、それぞれのセル放送マップ用パケットを対応する交換機へダウンロードし、該交換機は受信した前記セル放送マップ用パケットを専用に設けた放送用物理チャネルの1スーパーフレーム毎にそれぞれ設定し指定された放送エリアの基地局を介して移動機へ送信し、該移動機は受信したチャネルのコンテンツを表示部で表示することを特徴とするものである。交換機から基地局を介して送信されてくる放送用物理チャネルをその放送エリアの移動機で受信し、表示部に表示させることで、異なる多数の文字情報を地域毎の全加入者に対し同時に選択的に提供することができる。
前記放送用物理チャネルは、共通制御チャネルに隣接するタイムスロットに設定されることが、移動機において間欠受信時間を長くするだけで周波数切換えを不要にできる点で好ましい。
前記放送用物理チャネルの論理チャネルは、放送用の文字情報コンテンツを含む放送情報チャネルと、この放送情報チャネルの構成情報を含む放送サービス制御チャネルとを有し、前記放送サービス制御チャネルは1スーパーフレームの先頭に配置され、前記放送情報チャネルは前記1スーパーフレーム中の放送サービス制御チャネルに続く複数のスロットに繰り返し設定されることが、1スーパーフレームに1放送チャネルを構成し、かつ放送情報チャネルを繰り返すことで誤り訂正により情報の信頼性を向上させることができる点で好ましい。
多数の前記スーパーフレームからなる放送用ハイパーフレームを構成し、各スーパーフレームにそれぞれ異なる放送チャネルを配置し、その放送チャネル中に緊急情報を含む放送チャネルは、前記放送用ハイパーフレームに繰り返し配置されることが、緊急情報を早急に提供できる点で好ましい。
前記共通制御チャネルの報知チャネルの事業者固有定義領域には、前記放送用物理チャネルを受信するための情報が設定されていることが、移動機が待ち受け中に緊急情報があったときに、放送チャネルを受信させて早急に緊急情報を提供できる点で好ましい。
前記放送用物理チャネルを受信するための情報は、緊急情報の有無を識別する情報であることが、緊急情報の有無を知らせることができる点で好ましい。
また、上記目的を達成するために、本発明のデジタル無線電話による文字情報放送システムは、情報サービス提供元から放送エリアが指定された複数のコンテンツを取得し、該複数のコンテンツをオンエア期間が来たときにそれぞれ1放送チャネルを含むメッセージダウンロードを処理するセル放送マップ用パケットに変換し、それぞれのセル放送マップ用パケットをダウンロードする放送センターと、前記放送センターからダウンロードされた前記セル放送マップ用パケットを受信して、専用に設けた放送用物理チャネルの1スーパーフレーム毎にそれぞれ設定し、指定された放送エリアの基地局へ送信する交換機と、前記交換機から基地局を介して送信された放送用物理チャネルを受信し、そこに含まれるコンテンツを表示部で表示する移動機とを備えたものである。交換機から基地局を介して送信されてくる放送用物理チャネルをその放送エリアの移動機で受信し、表示部に表示させることで、異なる多数の文字情報を地域毎の全加入者に対し同時に選択的に提供することができる。
前記情報サービス提供元から提供されるコンテンツには、情報サービス提供元の識別番号、放送エリアを指定するセルエリアグループ名、メッセージ本体、オンエア期間を含むことが、情報サービス提供元、放送エリア、放送期間を特定して放送サービスのコンテンツを取得できる点で好ましい。
前記放送センターは、特定された情報サービス提供元の識別番号、セルエリアグループ名、オンエア期間を格納したIP/SPプロファイルデータベースと、取得したコンテンツを前記IP/SPプロファイルデータベースとの突合わせで権限チェックを行い、コンテンツの項目の整合性のチェックを行い、その結果を保持するための処理を行うコンテンツフィルタ部と、このコンテンツフィルタ部で処理されたコンテンツを格納するコンテンツデータベースとを有することが、不正なコンテンツをダウンロードしないために好ましい。
前記コンテンツデータベースに格納されたオンエア期間が経過したコンテンツを、1放送チャネルに関する情報を含み、ダウンロード処理するプロトコルとして定義されるセル放送マップ用パケットに変換するCBMAP変換部を有することが、コンテンツをダウンロード処理に適したパケットにして変換できる点で好ましい。
前記移動機は、前記交換機から基地局を介して1スーパーフレーム中に繰り返し送信されてきた1放送チャネルに相当する放送情報チャネルを受信し、エラーが発生したフレームを破棄し、正常に受信したフレームのみを組立処理するフレーム組立部を有することが、コンテンツの信頼性を向上できる点で好ましい。
前記移動機は、一斉報知チャネルを受信する待受け時にその報知チャネル区間長が変更されているとき、報知チャネルを受信しその事業者固有定義領域に緊急情報があることを確認して放送用物理チャネルの受信を開始することが、緊急情報を早急に受信させることができる点で好ましい。
前記移動機は、放送用物理チャネルを構成する放送サービス制御チャネルを受信しその連結情報に基づいて複数の放送チャネルを連結して1放送チャネルにする処理を行う連結処理部を有することが、多数の情報を含む放送チャネルに提供できる点で好ましい。
前記移動機は、ユーザが受信操作をした時、設定した日時、あるいは予め受信しているコンテンツに含まれる更新日時のいずれかにより更新のための放送チャネルの受信を開始する処理を行う更新処理部を有することが、コンテンツの更新を円滑に行うことができる点で好ましい。
以下、本発明を図示の一実施形態により具体的に説明する。図1〜図3は本発明実施形態のデジタル無線電話による文字情報放送方法及びそのシステムを説明する図であり、図1は放送センターの構成を説明するブロック図、図2はネットワークの全体構成を説明する図、図3は移動機の構成を説明するブロック図である。
これらの図において、本実施形態のデジタル無線電話による文字情報放送システム10は、移動機(MS:Mobile Station)11と、基地局(BS:BaseStation )12と、交換機(MSC:Mobile Switching Center )13と、放送センター(CBC:Cell Broadcasting Center)20と、情報提供者/サービス提供者(IP/SP:Information Provider/ Service Provider)14とから構成され、放送センター(CBC)20が、情報サービスの提供元である情報提供者/サービス提供者(IP/SP)14から取得した複数のコンテンツをそれぞれ後に説明するセル放送用(CBMAP:Cell Broadcasting MAP)パケットに変換してから交換機(MSC)13へダウンロードし、交換機(MSC)13がそのセル放送用パケットを後に詳細に説明する専用の放送用物理チャネルに設定し、所定の放送エリアの基地局(BS)12を介して移動機(MS)11へ送信し、移動機(MS)11は受信したコンテンツを表示部に表示させるものである。
放送センター(CBC)20の主要な機能は、情報サービスの提供元である情報提供者/サービス提供者(IP/SP)14あるいは内部に設けられたローカルIP/SP15からのコンテンツの取得とそのチェック、コンテンツの放送計画、コンテンツの編集と交換機(MSC)13へのダウンロード等であり、図1に示すように、受信部21と、コンテンツフィルタ部22と、IP/SPプロファイルデータベース23と、受信制御部24と、コンテンツデータベース25と、スケジュール部26と、送信制御部27と、セル放送用マップ(CBMAP:Cell Broadcasting MAP)変換部28と、セル情報データベース29と、送信部30等とから構成される。
受信部21は、放送センター20から離れた場所にあるIP/SP14あるいは放送センター20の内部に設けられたローカルIP/SP15と広域通信網(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等で接続されたFTP(ファイル転送プロトコル)サーバあるいはウェブサーバの機能を有するインターフェースであり、情報伝送には、FTPまたはハイパーテキストトランスファプロトコル(HTTP)が使用される。この受信部21は、FTPまたはHTTPのPUTによるIP/SPからのコンテンツの送信、放送センター20発行のFTPのGETによるIP/SPからのコンテンツの受信、及びコンテンツ配信確認を行う。
IP/SPプロファイルデータベース23は、特定されているIP/SPの識別番号や放送エリアを示す文字列からなるセルエリアグループ名、オンエア許可期間等を格納したデータベースである。コンテンツフィルタ部22は、受信部21で取得したコンテンツの権限をチェックするためIP/SPプロファイルデータベース23との突合わせチェックを行い、そのコンテンツの項目についても整合性のチェックを行い不正データのダウンロードを避け、その結果であるステータスを保持する部分である。受信制御部24は、コンテンツフィルタ部22でチェックされたコンテンツを基にしてコンテンツデータベース25を作成し登録する部分である。
スケジュール部24は、コンテンツデータベース25に登録されているコンテンツのオンエア期間が来るまでタイマ監視を行い、オンエア期間になったコンテンツに関して、その旨をダウンロードを実施する後のプロセスに通達を行う部分である。また、スケジュール部24は、オンエア期間が経過したコンテンツに対してコンテンツデータベース25から削除させる。ただし、この削除等の履歴は、確認できるように残される。送信制御部27は、スケジュール部24から通達されたオンエア期間が経過したコンテンツをコンテンツデータベース25から受信し、CBMAP変換部28へ送信する部分である。
セル情報データベース29は、セルエリアグループ名に対応させて、セル番号やローカルエリア番号等のエリアコードを格納したデータベースである。CBMAP変換部28は、送信制御部27を経由してコンテンツデータベース25から送信されてきたオンエア期間が経過したコンテンツを、ダウンロードを処理するプロトコルとして定義されるセル放送用マップ(CBMAP)のパケットに変換する部分であり、このCBMAPパケットには、1放送チャネルに関する情報を含む。CBMAPパケットの構成等に関しては後に説明する。送信部30は、CBMAP変換部20で編成されたCBMAPパケットを交換機13へ送信し、交換機13から確認を受信する部分であり、交換機13とはTCP/IPインターフェースによって接続されたLAN等で構成されている。
移動機(MS)11は、通常の音声通話が可能な機能を備えるとともに、本発明の文字情報等のメッセージを送受信できる機能を備えており、アンテナ31、無線部32、音声変換回路33、スピーカ34、マイク35、メッセージ通信部36、時計部37、フレーム組立部38、放送メッセージメモリ39、更新処理部40、連結処理部41、メッセージ管理部42、表示制御部43、表示部44、キー入力部45、ROM46、RAM47、制御部48等を備えている。
無線部32は、音声変換回路33またはメッセージ通信部36から入力される送信データを基地局12に無線送信するために所定の無線周波数の送信信号に周波数変換してアンテナ31から送信したり、アンテナ31により基地局12から受信した受信信号を周波数変換して、メッセージ通信部36あるいは音声変換回路33に出力する。音声変換回路33は、図示しない音声変換のためのコーディック部及び時分割接続処理部等を備え、受信した音声信号をスピーカ34に出力したり、マイク35から入力した音声を送信信号として無線部32に出力する。
メッセージ通信部36は、送信メッセージを送信信号に編成して無線部32に出力し、またメッセージを受信して他の部分へ出力するための処理を行う部分である。時計部37は、正確な日時を計数し更新処理等のための時刻情報を生成する部分である。フレーム組立部38は、後にその動作を詳細に説明するように正常に受信したコンテンツのフレームのみを組み立て、エラーが発生したフレームを破棄する部分である。放送メッセージメモリ39は、受信したコンテンツをカテゴリ毎に分類して記録する部分である。更新処理部40は、ユーザが設定した日時や手動操作により、あるいはコンテンツに含まれる更新日時により自動的にコンテンツの更新処理を行う部分である。連結処理部41は、連結情報があった場合に、放送チャネルを連結する処理を行う部分である。メッセージ管理部42は後に詳細に説明するように受信したメッセージの管理を行う部分である。表示制御部43は、放送メッセージメモリ39に記録されているコンテンツを読み出し表示のための処理を行う部分である。表示部43は、液晶表示装置等により構成されており、受信したコンテンツを表示する部分である。キー入力部45は、各種操作のためのキー、文字や英数字を入力するためのキー等を備える部分である。ROM46は、メッセージデータ送信処理プログラム等を格納するメモリ、RAM47は、通信制御中等のワークメモリである。制御部48は、上記の各部を制御する部分である。
図4〜図8は本発明実施形態の放送型の文字情報提供を実現するためのチャネルを説明する図であり、図4はフルレート構成の専用物理チャネルとその受信タイミングを説明する図、図5はハーフレート構成の専用物理チャネルとその受信タイミングを説明する図、図6はフルレートのスーパーフレーム構成を説明する図、図7はハーフレートのスーパーフレーム構成を説明する図、図8は全放送チャネルのCBSハイパーフレーム構成を説明する図である。
まず、本発明においてはセル放送サービス専用の物理チャネルとして、社団法人電波産業界のデジタル方式自動車電話システムの標準規格であるRCR−27STDの制御用物理チャネル構造に準拠して放送制御物理チャネル(BPCH:Broadcasting Physical CHannel )が設けられる。このBPCHは、従来のとまり木チャネル(共通制御チャネル)の隣接タイムスロットが使用される。このような共通制御チャネルの隣接タイムスロットを使用することで、移動機11において間欠受信時間を長くするだけで周波数切換えを不要にすることができる。
BPCHは、フルレート構成とハーフレート構成の両方に対応している。フルレート構成の場合には、図4に示すように、BPCHは6スロットから構成される1フレーム中の第1スロット(TS1)と第4スロット(TS4)に配置され、移動機11はこのBPCHのスロットの配置されたタイミングで間欠受信を行うとともに、待ち受け時に一斉呼出チャネル(PCH)のスロットを受信し、このスロットに続く時間でゾーン移行のための周辺ゾーンの受信レベル測定を行う。ハーフレート構成の場合には、図5に示すように、BPCHは6スロットから構成される1フレーム中の第1スロット(TS1)に配置され、移動機11はこのBPCHのスロットの配置されたタイミングで間欠受信を行うとともに、待ち受け時にPCHのスロットを受信し、このスロットに続く時間でゾーン移行のための周辺ゾーンの測定を行う。
このBPCHの論理チャネルには、コンテンツの文字情報等を含む放送情報チャネル(BICH:Broadcasting Information CHannel)と、この放送情報チャネル(BICH)のチャネル構成情報等を含む放送サービス制御チャネル(BSCCH:Broadcasting Service Control CHannel)とが定義される。1放送チャネルは、フルレート構成の場合には、図6に示すように、スーパーフレームの先頭2フレームにBSCCH、それに続く32フレームに8フレーム構成からなるBICH、最終2フレームにダミースロットが配置される。ハーフレート構成の場合には、図7に示すように、スーパーフレームの先頭2フレームにBSCCH、それに続く16フレームに8フレーム構成からなるBICHが配置される。すなわち、BICHは、フルレート構成の場合には4回繰り返して再送され、ハーフレート構成の場合には2回繰り返して再送される。このBICHの再送により、後に説明する移動機11におけるフレーム組立38で受信時の誤り訂正により信頼性を向上させている。そして、全放送チャネルは、例えば、第0〜第63までの合計64チャネルが、70スーパーフレーム等で構成されるCBSハイパーフレームに配置される。このCBSハイパーフレームにおいて、緊急情報チャネルである第0及び第1チャネルは、例えば、均等の間隔で4回繰り返して配置されている。
図9及び図10は本発明実施形態の報知チャネルの構成を説明する図であり、図9は情報要素を説明する図、図10は拡張情報の放送チャネル指示要素を説明する図である。
これらの図に示すように、本発明では上記のBPCHを受信するために、ネットワーク側からエリア内の移動機11に対して制御情報を報知する報知チャネル(BCCH)の事業者固有定義領域の拡張情報要素長と拡張情報に放送チャネル指示要素とその長さが設定される。すなわち、図9に示すように、BCCHの情報要素、ネットワーク番号、規制情報、…、位置登録タイマに続く、拡張情報要素長に拡張情報の長さである1(オクテット)が設定され、図10に示すように、拡張情報には放送チャネル指示要素として、例えば、1オクテット中の第5及び第4ビット(I1及びI2)にBPCH識別ビット、第3ビット(P1)にBPCHがハーフレート構成かフルレート構成かを識別するビット、第2ビット(P2)に緊急情報が有るかを識別するビットが設定される。例えば、I1I2が00はBPCHなし、01と10は予備、11はBPCH有りで、P1が0はハーフレート、1はフルレート、P2が0は緊急情報なし、1は緊急情報有り等のように設定される。移動機11は、緊急情報が1であった場合には直ちにBPCHの受信に入る。
図11及び図12は本発明実施形態のBSCCHを説明する図であり、図12はBSCCHデータフォーマットを示す図、図12はオンエア情報チャネル番号を示す図である。
スーパーフレームの先頭2フレームに配置されるBSCCHは、最大34オクテットからなり、図11に示すように、レイヤ2ヘッダ、プラットフォーム番号、レイヤ3メッセージ種別、7オクテットから最終オクテットまでの長さ、受信スーパーフレームに含むBICHの情報チャネル番号を示すチャネル情報、図12に示すようにオンエア中の情報チャネル番号を識別するオンエア情報チャネル番号、放送されているチャネル構成の属するグループを示すセルグループ番号、予備、現在放送されているチャネルの有料・無料やアプリケーションレベルでの整合性をとるための料金情報/メッセージクラス、コンテンツ毎に付与される情報番号、放送チャネル毎の最終更新日時を示す更新情報、更新周期の指定を示す更新期間、情報更新のたびに1ずつインクリメントされる番号と連結チャネル構造を示す更新番号/連結情報、移動機11で受信した情報の保存方法等を示す保存指示情報、新規受信時の移動機11における表示パターンを示す表示指定情報、放送を受信する年齢層、男女別、職業等を示すターゲットフィルタ、BICH内のコンテンツ種別を示すメッセージ種別、予備等の要素から構成されている。
図13は本発明実施形態のBICHを説明するデータフォーマットを示す図である。
同図において、BSCCHに続くフレームに配置されるBICHは、最大136オクテットからなり、レイヤ2ヘッダ、プラットフォーム番号、レイヤ3メッセージタイプ、コンテンツの長さ、コンテンツ本体を示すコンテンツ等の要素から構成されている。
次に、放送センター(CBC)20から交換機(MSC)13へダウンロードされる上記のCBMAPパケット及び交換機(MSC)13から放送センター(CBC)20へ返信される確認パッケージについて説明する。図14はCBMAPパケットの構成を説明する図、図15はCBMAP確認パッケージを説明する図である。
CBMAPパケットは、上記の通り放送センター(CBC)20において、CBMAP変換部28がコンテンツデータベース25に格納されたコンテンツを基にして1放送チャネル毎に編成するパケットであり、図14に示すように、例えば、最大267オクテットからなり、TCP/IP通信プロトコルの仕様を記述したRFC(Request for Comments)に準拠したIPヘッダ及びTCPヘッダに続き、CBMAPヘッダ、CBMAP BSCCH、CBMAPBICHから構成される。CBMAPヘッダは、コンテンツに含まれるセルエリアグループ名等の情報を基にして作成され、最大67オクテットからなり、例えば、CBMAPヘッダ長、エリア種別、エリア識別番号、緊急識別番号等から構成される。CBMAPBSCCHは、コンテンツに含まれるセルエリアグループ名、その他のダウンロード用コンテンツ情報等の情報を基にして作成され、例えば、BSCCH長、更新情報、オンエア情報チャネル番号、セルグループ番号等から構成される。CBMAPBICHは、コンテンツ本体を基にして作成され、最大131オクテットからなり、例えば、BICH長、コンテンツ本体のメッセージ領域等から構成される。
CBMAP確認パッケージは、CBMAPパケットをダウンロードしたとき交換機(MSC)13から放送センター(CBC)20へ返信されるパッケージであり、図15に示すように、IPヘッダ及びTCPヘッダ、確認のCBMAPACK等から構成される。
次に、放送センター(CBC)20と交換機(MSC)13との間の送受信シーケンスについて説明する。図16は通常の場合の送受信シーケンス、図17は返信タイムアウトの場合のシーケンスである。
図16に示すように、放送センター(CBC)20は、交換機(MSC)13へ1個目のCBMAPパケットをダウンロードすると、交換機(MSC)13からの返信をタイマ監視しつつ待つ。交換機(MSC)13は、1個目のCBMAPパケットを受ける処理を行い、次のパケットを受け取る準備ができた時点で放送センター(CBC)20に対してCBMAP確認パッケージを返信する。放送センター(CBC)20は、この確認パッケージを受信して、次の2個目のCBMAPパケットをダウンロードする。以下同様のシーケンスでCBMAPパケットが送信される。
次に、図17に示すように、放送センター(CBC)20がダウンロードした1個目のCBMAPパケットに対しての交換機(MSC)13からの確認パッケージの返信がタイムアウトした場合には、アラームを出して放送センター(CBC)20は同じ1個目のCBMAPパケットを再送する。そして、タイムアウト時間内に確認パッケージを受信したとき、次の2個目のCBMAPパケットをダウンロードする。なお、再送処理が継続する場合等には、オペレータにより再送処理の中断が行われる。なお、CBMAPプロトコルは、CPMAPパケットのエラーをチェックする機能を持たないため、交換機(MSC)13は、放送センター(CBC)20に対して確認パッケージを送信し、エラー情報を返送しない。したがって、放送センター(CBC)20からダウンロードしたCPMAPパケットに問題があった場合には、このCPMAPパケットは放送センター(CBC)20にエラー通知を行わないで交換機(MSC)13側にて無条件に破棄するようになっている。
次に、移動機(MS)11の放送チャネルの受信動作を中心に説明する。まず、BPCHを受信可能にするには、移動機(MS)11において放送サービス(CBS)機能をオンすることによって行われ、この機能がオフになっている間は通常の一斉呼出チャネル(PCH)を間欠受信する状態にある。ユーザは、移動機(MS)11のキー入力部43の操作等により放送サービス機能をオンすることが可能でその後、BPCH受信タイミング、受信のために設定された放送チャネルあるいは更新時間に基づいてBPCH受信に入る。
図18は移動機の代表的な受信動作を説明するフローチャート、図19は移動機の表示部における表示例を説明する図である。
図18に示すように、まず、移動機11の電源をオンしBCCHを受信し(ST1)後にBPCH受信タイミングにBPCH受信を開始し、続いてBPCH受信が完了するまで一斉報知チャネル(PCH)及びBPCH受信を行い(ST2,3)、BPCH受信が完了したときに、時計部37や更新処理部40の処理により予め設定された時間あるいは更新時間までのインターバルタイマを起動させ(ST4)、PCH間欠受信の待ち受け状態になり(ST5)、タイマタイムアウト(ST6)により、再びPCH及びBPCH受信動作に戻る。
受信タイミングは、移動機(MS)11の時計部36と更新処理部37等により行われ、ユーザからの手動操作による受信要求時、予め設定された時間、あるいはコンテンツに設定されている更新情報に基づいて自動的に行うことができるようになっている。BPCH受信タイミングとして、まず、放送サービス(CBS)のメインメニュー選択時に、メニューが移動機(MS)11側に無い場合には、全てのBPCHを受信しメッセージ種別等に基づいてメインメニューが作成される。また、ゾーン移行時において、BSCCHのセルグループ番号が記憶している値と異なっていた場合には、全てのBPCHを受信し、情報の更新を行う。さらに、受信の申し込みをしている放送チャネルの更新情報や更新期間に基づく更新タイミングにより、全てのBPCHを受信し、情報の更新を行う。また、ユーザにより新規放送チャネルの申し込みが行われた場合には、全てのBPCHを受信し、情報の更新を行う。さらに、ユーザからの更新要求により、全てのBPCHを受信し、情報の更新を行う。
以上のようにして移動機(MS)11において受信した所定の放送チャネルのコンテンツは、後に説明するメッセージ管理部42の管理に基づいて放送メッセージメモリ39に格納され、キー入力部45の表示操作により表示制御部43の制御により表示部44に表示される。この表示部44における表示は、例えば、スクリーンセーバー表示のように、一定の間隔で切り替えて表示される。図19に示すように、例えば、最初に現在の時刻表示が表示され、3秒後にチャネル2の最初の「CH2:JフォンニュースSkyNetサービスでは、天気予報,ニュース速報,スポーツフラッ」が表示され、続いて3秒後に「シュをお届けしています。ご利用下さい。」が表示され、次に現在の時刻表示が表示された後にチャネル7の最初の「CH7:スポーツフラッシュ西武の松坂ダイエーに完封。ダイエー打線から奪8三振の」が表示され、続いて3秒後に「好投。開幕後好調な滑り出し。」が表示され、再び3秒後に現在の時刻表示が行われ、以下繰り返して表示される。
図20は放送サービス受信メニューの表示動作例を説明する図である。
同図に示すように、まず、最初に表示されるメニューの9.CBSを選択すると、1.メインメニュー、2.CBS設定の選択画面が表示される。1.メインメニューを選択すると、1.J-Phone ニュース、2.天気、3.ナンバーズ、4.スポーツ等の選択画面が表示される。ここで、メインメニューが無い場合またはメインメニューが変更されている場合には、全てのBPCHを受信しメッセージ種別等によりメニューを作成する。次に、メインメニューの選択画面で4.スポーツを選択すると、各メッセージ種別に対応するタイトルとして、例えば、1.野球、2.J-リーグ、3.相撲、4.総合等の選択画面が表示される。この選択画面で2.J-リーグを選択すると、例えば、J-リーグ速報、更新日、更新時間、次回更新、無料情報等の選択されたコンテンツの詳細情報が表示される。このコンテンツを選択(決定)すると、マイメニュー登録画面として、マイメニューに登録しますか?と1:YES、2: NOの選択画面が表示され、YES を選択した場合には、マイメニューに登録し、コンテンツの内容を表示する。以降、次回更新時に合わせて自動的に更新される。NOを選択した場合には、マイメニューには登録せず、保存されているコンテンツを表示し、更新時間による更新は行わない。
次に、移動機(MS)11のフレーム組立部38における、BPCH受信のフレーム組立について説明する。図21は本発明実施形態のハーフレート構成のフレーム組立を説明する図である。
BPCHは、再送機能を持たないフレームで転送され、移動機(MS)11は、1スーパーフレーム内で1放送チャネルに相当するBICHをフルレート構成の場合に4回、ハーフレート構成の場合に2回繰り返して受信している。そして、その受信フレームにサイクリックチェック(CRC)エラーが生じた場合には、フレーム組立部38において、そのフレームを破棄し、正常に受信したフレームのみを組み立てる。図21に示すように、ハーフレート構成の場合、フレーム組立部38は、1放送チャネルに相当する最初のBICHを構成する第4及び第5フレームにCRCエラーが生じたときには、その第4及び第5フレームのみを破棄し、2番目のBICHを構成する正常に受信した第4及び第5フレームに入れ替えて1放送チャネルを組み立てる。これにより、受信メッセージの信頼性を向上することができる。
次に、BICH受信において、連結情報を使用して複数の放送チャネルを連結処理部41で連結して1つの放送チャネルにすることができるようになっている。すなわち、移動機(MS)11の連結処理部41は、BSCCHの更新番号/連結情報に基づいて、放送チャネルの連結に関する情報が含まれている場合には、該当する複数の放送チャネルを連結する処理を行う。この連結により、1コンテンツあたりの文字量を多くすることができる。
次に、ゾーン移行があった場合について説明する。移動機(MS)11は、放送サービスを受信しているときには、図4または図5に示すように、通常の待ち受け状態と同様に、空きスロットを使用して周辺ゾーンのレベル検出を行いゾーン移行が可能である。BICH受信中にゾーン移行した場合には、ゾーン移行先においても同じチャネル番号のBICHを受信する。このとき、BSCCHを参照し受信中コンテンツの情報番号と更新番号が同じであれば受信を継続するが、異なっていた場合にはそのメッセージを破棄する。
次に、移動機(MS)11において緊急情報受信の動作について説明する。図22は緊急情報受信の動作を説明するフローチャートである。
まず、緊急性の高い情報は、放送センター(CBC)20において、第0または第1放送チャネルのCBMAPパケットとして編成して交換機(MSC)13へダウンロードされ、交換機(MSC)13ではこの緊急情報を含むコンテンツを第0または第1の緊急放送チャネルとしてBPCHに配置し、この緊急放送チャネルをCBCハイパーフレームに複数回(4回)含めるよう構成し、かつ一斉呼出チャネル(PCH)のBCCH受信区間長を変更することで移動機(MS)11において緊急放送チャネルのBPCHを強制的に受信させる。すなわち、図22に示すように、移動機(MS)11が待受け状態においてPCHの間欠受信を行い(ST11)、その受信したPCHのBCCH受信区間長変更があったとき(ST12)、移動機(MS)11は、BCCHを受信する(ST13)。このBCCHにおいて緊急情報があるときには、拡張情報の放送チャネル指示要素のP2ビットが1に設定されているため、移動機(MS)11はそのP2ビットが1であることを判断して(ST14)、BPCHを受信する(ST15)。これにより、緊急情報があるときには、移動機(MS)11は、直ちにBPCH受信に入ることができ、かつ緊急情報を含む第0または第1放送チャネルが、放送されている全放送チャネルを構成するCBCスーパーフレーム中に複数回含めるように配置されているため、緊急情報が放送されてから短時間に受信することが可能になる。
以上説明したように上記構成によれば、放送センター(CBC)20が外部または内部に配置された情報サービス提供元から複数のコンテンツを取得し、そのコンテンツの権限、項目の整合性をチェックした後コンテンツデータベース25に格納し、オンエア期間が経過したときにCBMAP変換部28でエリアコードとともにダウンロードを処理するプロトコルとして定義されるセル放送マップ用パケットに変換してから所定の交換機(MSC)13へ送信し、交換機(MSC)13では受信したセル放送マップ用パケットを専用に設けた放送用物理チャネルの1スーパーフレーム毎に設定し指定された放送エリアの基地局(BS)12を介して送信し、この放送エリアに在圏する移動機(MS)11が放送用物理チャネルを受信し、そのコンテンツを表示部44に表示することで、異なる種類の多数の情報を移動機(MS)11の全加入者に対し同時にかつその多数の情報の内のいずれかを選択的に提供することが可能になる。また、この放送情報は、放送センター(CBC)20が取得したコンテンツに放送エリアが指定され、交換機(MSC)13から基地局(BS)12を介して放送エリア毎に提供されるため、地域毎に異なった情報提供が容易になる。専用の放送用物理チャネルは、従来の共通制御チャネルに隣接するタイムロットに設定されることで、移動機(MS)11においては間欠受信時間を長くするだけで周波数切換えを不要にできる。さらに、放送用物理チャネルは、コンテンツを含む放送情報チャネルと、この放送情報チャネルの構成情報を含む放送サービス制御チャネルとからなる論理チャネルを有し、1スーパーフレームの先頭のフレームに放送サービス制御チャネル、それに続くフレームに放送情報チャネルを繰り返し設定していることで、受信するための放送情報の制御が容易にでき、かつ受信時における誤り訂正により信頼性が向上する。全放送チャネルを複数のスーパーフレームからなる放送用ハイパーフレームの各スーパーフレームに配置し、その放送チャネル中に緊急情報を含む放送チャネルを放送用ハイパーフレームに繰り返し配置し、また、報知チャネルの事業者固有定義領域に放送用物理チャネルを受信するための情報を設定し、この情報に緊急情報の有無を識別する情報を設定することで、地震情報、津波情報、台風情報等の緊急情報を早急に提供できる。
また、移動機(MS)11においては、フレーム組立部で1スーパーフレーム中に繰り返し送信されてきた1放送チャネルに相当する放送情報チャネルを受信し、エラーが発生したフレームを破棄し、正常に受信したフレームのみを組立て処理することで、誤り訂正で放送情報の信頼性を向上できる。さらに、連結処理部では、放送サービス制御チャネルに含まれる連結情報に基づいて複数の放送チャネルを連結することで、1コンテンツあたりの文字量を多くすることができる。また、更新処理部は、ユーザの受信操作時、設定した日時、あるいはコンテンツに含まれる更新日時のいずれかによりコンテンツの更新を行うことで、ユーザの希望に応じた更新が可能になる。また、コンテンツにリンク情報を含めることで、このリンクを選択すれば、インターネットブラウジングが可能になる。
なお、上記説明において実施形態のような放送センター(CBC)20を構成した例を説明したが、少なくとも情報サービス提供元から取得したコンテンツをオンエア期間が来たときに1放送チャネルを含むセル放送マップ用パケットに変換して交換機(MSC)13へ送信すればよく、そのコンテンツのチェック、パケットへの変換については任意にでき実施形態に限定されない。また、放送用物理チャネルは、放送情報チャネルと放送サービス制御チャネルとで論理チャネルを構成し、1放送チャネルを1スーパーフレームに配置し、全放送チャネルを64チャネルにしたが、一例でありその実施形態に限定されない。さらに、移動機(MS)11は、その表示部等の構成に応じて任意に表示させることができ、スクリーンセーバによる切換え表示以外に、例えば、スクロール表示等を採用することができる。すなわち、本発明は開示された特定の実施形態に限定されず、特許請求の範囲において規定されるように本発明の精神及び範囲内において変形できることは容易に理解できるであろう。
以上説明したように、本発明では、情報サービス提供元から複数のコンテンツを放送センターが取得し、オンエア期間が来たときに1放送チャネルを含むセル放送用パケットに変換し、そのセル放送用パケットを対応する交換機へ送信し、交換機がそのパケットを専用に設けた放送用物理チャネルの1スーパーフレーム毎に設定して指定された放送エリアの基地局を介して送信し、移動機がその放送用物理チャネルを受信してそのコンテンツを表示部に表示しているため、異なる種類の多数の放送チャネルに情報を設定して放送エリア毎の全加入者に対し同時に選択的に提供でき、かつ緊急情報では早急に提供できる。
本発明実施形態の放送センターの構成を説明するブロック図である。 本発明実施形態のネットワークの全体構成を説明するブロック図である。 本発明実施形態の移動機の構成を説明するブロック図である。 本発明実施形態のフルレート構成の専用物理チャネルと受信タイミングを説明する図である。 本発明実施形態のハーフレート構成の専用物理チャネルと受信タイミングを説明する図である。 本発明実施形態のフルレートのスーパーフレーム構成を説明する図である。 本発明実施形態のハーフレートのスーパーフレーム構成を説明する図である。 本発明実施形態の全放送チャネルのCBSハイパーフレーム構成を説明する図である。 本発明実施形態の報知チャネルの構成を説明する図である。 本発明実施形態の報知チャネルの拡張情報の放送チャネル指示要素を説明する図である。 本発明実施形態のBSCCHのデータフォーマットを示す図である。 本発明実施形態のオンエア情報チャネル番号を示す図である。 本発明実施形態のBICHのデータフォーマットを示す図である。 本発明実施形態のCBMAPパケットの構成を説明する図である。 本発明実施形態のCBMAP確認パッケージの構成を説明する図である。 本発明実施形態の放送センターと交換機との間の通常の場合の送受信シーケンスを示す図である。 本発明実施形態の放送センターと交換機との間の返信タイムアウトの場合の送受信シーケンスを示す図である。 本発明実施形態の移動機の代表的な受信動作を示すフローチャーである。 本発明実施形態の移動機の表示部における表示例を説明する図である。 本発明実施形態の移動機の放送サービスの表示動作例を説明する図である。 本発明実施形態の移動機におけるハーフレート構成の場合のフレーム組立を説明する図である。 本発明実施形態の移動機における緊急情報受信の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 文字情報放送システム
11 移動機
12 基地局
13 交換機
14 IP/SP
15 ローカルIP/SP
20 放送センター
21 受信部
22 コンテンツフィルタ部
23 IP/SPプロファイルデータベース
24 受信制御部
25 コンテンツデータベース
26 スケジュール部
27 送信制御部
28 CBMAP変換部
29 セル情報データベース
30 送信部
31 アンテナ
32 無線部
33 音声変換回路
34 スピーカ
35 マイク
36 メッセージ通信部
37 時計部
38 フレーム組立部
39 放送メッセージメモリ
40 更新処理部
41 連結処理部
42 メッセージ管理部
43 表示制御部
44 表示部
45 キー入力部
46 ROM
47 RAM
48 制御部

Claims (8)

  1. 基地局は情報サービス提供元から取得した複数のコンテンツを所定の時間間隔で送信される放送用物理チャネルに設定し移動機へ送信し、
    移動機は前記放送用物理チャネルを受信するタイミングを設定し、
    待ち受け時に前記設定されたタイミングにより放送用物理チャネルを受信し、
    受信した前記コンテンツを待ち受け時の表示画面に表示することを特徴とするデジタル無線電話による情報放送方法。
  2. 請求項1記載のデジタル無線電話による情報放送方法であって、
    基地局は前記複数のコンテンツに関する情報を放送用物理チャネルに設定し移動機へ送信し、
    移動機は全ての放送用物理チャネルを受信して前記複数のコンテンツに関する情報を取得しメニュー画面に表示することを特徴とするデジタル無線電話による情報放送方法。
  3. 請求項2記載のデジタル無線電話による情報放送方法であって、
    移動機は前記複数のコンテンツから利用者が指定した特定のコンテンツが設定されている放送用物理チャネルを受信するタイミングを設定し、
    待ち受け時に前記設定された特定のコンテンツの受信タイミングにより放送用物理チャネルを受信し、
    受信した前記特定のコンテンツを待ち受け時の表示画面に表示することを特徴とするデジタル無線電話による情報放送方法。
  4. 請求項2または請求項3記載のデジタル無線電話による情報放送方法であって、
    前記複数のコンテンツに関する情報の取得は移動機が基地局のゾーンを移動した時あるいは移動機の利用者が指示した時に実行することを特徴とするデジタル無線電話による情報放送方法。
  5. 請求項3記載のデジタル無線電話による情報放送方法であって、
    前記コンテンツを所定の時間間隔で切り替えて表示することを特徴とするデジタル無線電話による情報放送方法。
  6. 請求項1ないし請求項5記載のデジタル無線電話による情報放送方法であって、
    基地局はコンテンツのデータにエラー検出データを付加して複数回移動機へ送信し、
    移動機は正しく受信されたコンテンツのデータを用いて表示を行うことを特徴とするデジタル無線電話による情報放送方法。
  7. 請求項1ないし請求項記載のデジタル無線電話による情報放送方法であって、
    基地局はコンテンツを複数の放送用物理チャネルに分割して移動機へ送信し、
    移動機は受信した複数の放送用物理チャネルのデータからコンテンツのデータを復元して表示することを特徴とするデジタル無線電話による情報放送方法。
  8. 請求項1記載のデジタル無線電話による情報放送方法であって、
    基地局は緊急情報を特定の放送制御物理チャネル(BPCH)に設定すると共に一斉呼出チャネル(PCH)に報知チャネル(BCCH)の受信区間を変更する情報を設定して移動機へ送信し、
    移動機は一斉呼出チャネル(PCH)に設定された報知チャネル(BCCH)の受信区間を変更する指示に従って前記特定の放送制御物理チャネル(BPCH)を受信して待ち受け時の表示画面に表示することを特徴とするデジタル無線電話による情報放送方法。
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