JP4437267B2 - 螺旋状支持具及びそのコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、架空電線及びメッセンジャーワイヤと共に電線、ケーブル又は通信線などを巻き付けるため、或いは架空電線及びメッセンジャーワイヤに電線、ケーブル又は通信線等を吊下げるための定尺の螺旋状支持具、並びに螺旋状支持具同士を連結して延長するための螺旋状支持具のコネクタに関するものである。
一般に架空電線を電柱間に張設したメッセンジャーワイヤに吊架する方法として、螺旋状支持具を使用して電線と共に巻き付け、又は吊下げる方法が行われている。この螺旋状支持具は定尺のため、延長する場合、これを長手方向に順次連結して使用するものである。定尺の螺旋状支持具を、架空電線の長手方向に沿って順次取り付けていくには、図20に示すように定尺の螺旋状支持具1を落下防止のために螺旋の1ピッチ程度をラップして順次巻き付けるか、或いは螺旋状支持具1の端末をアルミ等の材質で製作された筒型接続体の中に相互挿入し、挿入後、その筒型接続体を圧着工具を使用して圧接固定することで螺旋状支持具1の端末を相互接続していた。
しかしながら、高所作業において圧着工具の使用は危険を伴う可能性があり、部品が2つになるため、能率の悪い方法であった。
そこで、圧着工具を用いない方法として、定尺の螺旋状支持具の一方の端末に雄端子付きコネクタを取着し、他方の端末に雌端子付きコネクタを取着し、これらの雌雄別々の形状のコネクタを結合する方法が開発された。このコネクタを使用する方法は、高所作業としての圧着工具の使用は避けられるものの、螺旋状支持具に方向性ができてしまい、高所において螺旋状支持具の方向性を合わせること(即ち、雌端子には雄端子を、雄端子には雌端子を結合させる必要があり、雌端子同士又は雄端子同士では結合できない。)は効率が悪く、危険を伴う可能性があり、能率が悪かった。
また、圧着工具及び雄雌端子付きコネクタを使用する方法において、螺旋状支持具を巻きながら連結させるため、作業途中において、作業間違い若しくはメッセンジャーワイヤとの巻き損じが発生した場合、巻き直しには高所作業において危険を伴う可能性があり、これも能率が悪かった。
そこで、本出願人は、上記問題点を解決するために、下記の特許発明を完成した。この特許発明は、螺旋状に形成された両端に同一形状のコネクタを取着したラッシングロッド(螺旋状支持具)において、同一形状のコネクタを、一端に形成されたラッシングロッド(螺旋状支持具)を固着するジョイントスリーブと、他端に形成され中心に対して対向する2箇所に突設された一対の二股状の突片及びこれの内側にそれぞれ設けられ、傾斜面の外縁部と上面の平坦部とを有する係合突起と、これら突片と直交する2箇所に設けられ、接続されるラッシングロッド(螺旋状支持具)の係合突起が係合する係合孔部と、この係合孔部の側方に形成された傾斜面とからなる構成とした。
この特許発明によって、2個の螺旋状支持具を連結する場合に方向性を選択する必要がなく(雄端子、雌端子の区別がないという意味において)、ワンタッチで連結することができるので、高所における作業を安全且つ容易ならしめるという優れた効果を奏するものであった(特許文献1参照)。
特許第3577701号公報
しかしながら、上記特許発明は、連結はワンタッチで行えるものの、取り外しには若干時間を要するものであり、寒冷地域などで行う高所での取り外し作業では、さらに取り外しの便利なものが要求されている。
本発明は上記点に鑑み、方向性を選択する必要がなく、取り外し作業の容易な螺旋状支持具及びそのコネクタを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、一方の螺旋状支持具本体の端部に取着された一方のコネクタと、他方の螺旋状支持具本体の端部に取着された他方のコネクタとがそれぞれの軸線方向に二個一対で相互に嵌め合う同一形状をしたコネクタであって、前記一方のコネクタと、前記他方のコネクタは、それぞれの螺旋状支持具本体の端部に固定される筒状のジョイントスリーブと、 該ジョイントスリーブの端部からジョイントスリーブの軸線方向に沿って延びる雄端子である係合突片と、該係合突片から独立して前記ジョイントスリーブの前記端部からジョイントスリーブの軸線方向に沿って延びる、前記他方のコネクタの係合突片の全周を包囲する角筒体であって、該角筒体の内部に、前記他方のコネクタの係合突片の挿脱が可能な雌端子である係合突片収容片と、から成り、前記係合突片と、前記係合突片収容片とは、両片のジョイントスリーブの端部からの突設長さが同一長さであるとともに、両片間に空隙部を介して、二股状に互いに独立して前記ジョイントスリーブの端部から該ジョイントスリーブの軸線方向に沿って延びて設けられ、前記係合突片の先端部には、該係合突片を前記他方のコネクタの係合突片収容片の角筒体内に挿入したときに、該角筒体に係合する半径方向に伸びる突部が形成されているとともに、該突部は、前記係合突片収容片の内周面を内部から外方向に押圧可能に形成されており、
一方、前記係合突片収容片の角筒体の周面の一部には、前記係合突片の突部を受け入れて係合する係合孔が形成されているとともに、該係合孔には、前記ジョイントスリーブの上面から延び、その先端部に位置する押し部を前記係合孔内部に押し込むことにより前記係合突片の突部の係合を解除する係合解除片が設けられ、該係合解除片の押し部は、前記係合突片の突部の係合を解除した後は元の位置に復帰可能に形成されていることに特徴を有する。
請求項に記載の発明は、螺旋状支持具本体を螺旋状に形成し、その内部に線条体を挿通した状態で支持する螺旋状支持具であって、請求項に記載のコネクタが、螺旋状支持具本体の両端部に取着されており、該コネクタを有する複数の螺旋状支持具同士を結合した時に必然的に螺旋が延長されて形成されるようにしたことに特徴を有する。
請求項1に記載の発明は、螺旋状に形成された両端に同一形状のコネクタを取着した螺旋状支持具において、前記同一形状のコネクタを、一端に形成された螺旋状支持具本体に固着するジョイントスリーブと、他端に形成され中心に対して対向する2箇所に突設された一対の二股状の突片と、該2箇所に突設された一対の二股状の突片の内の1箇所に突設された一対の二股状の突片に、突片と係合する係合孔と、該突片と係合孔との係合を解除する係合解除片とを形成したことに特徴を有するので、雌雄が同じ形状のコネクタであることから上下方向の方向性を選択する必要がなく、取り外し作業の容易な螺旋状支持具である。
請求項に記載の発明は、螺旋状支持具本体を螺旋状に形成し、その内部に線条体を挿通した状態で支持する螺旋状支持具であって、請求項に記載のコネクタが、螺旋状支持具本体の両端部に取着されており、該コネクタを有する複数の螺旋状支持具同士を結合した時に必然的に螺旋が延長されて形成されるようにしたので、螺旋状支持具の先頭と後端の区別をする必要がなく、複数の螺旋状支持具を結合させる場合においても組み付け方向に注意を払う必要がない。
即ち、コネクタを随時結合させて行けば自然に螺旋が延長されていくこととなるのであり、その他の煩雑な作業を一切必要としないのである。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2は本発明に係る螺旋状支持具を示す図である。螺旋状支持具本体1aは心線の表面に合成樹脂をコーティングして形成され、その断面は緩やかな円形状をなしており、長手方向に螺旋形に曲成されている。その螺旋内径は、後述するメッセンジャーワイヤの外径とケーブルの外径との和と同等か若しくは大きく形成されている。また、その長さは通常、750、1000、1500mm等の規定長に切断した定尺状のものである。
図3は、本発明に係る螺旋状支持具のコネクタの第1実施形態を示す斜視図であり、図4は平面方向から視た説明図及びその側面図、図5は正面方向から視た説明図及びその側面図である。これらの図に示すように、本発明に係る螺旋状支持具のコネクタ2は、螺旋状支持具本体1aの両端に取り付けられる同一形状のコネクタ2である。
そして、一端には螺旋状支持具本体1aを固着するジョイントスリーブ3が形成されており、他端には中心に対して対向する2箇所に一対の二股状の突片21a、21bが形成されている。
さらに、この二股状の突片21a、21bの内の一方の一対の二股状の突片21aには、係合平面部211と、この係合平面部の先端の台形状の突部212とが形成されており、この台形状の突部212は先端に向かって下る傾斜面となっている。
また、他方の一対の二股状の突片21bは、上述した一方の一対の二股状の突片21aの係合平面部211に係合する係合突部213が先端側に形成され、この係合突部213の後方には係合孔214と、係合解除片215とが形成されている。
図6(イ)は、コネクタを平面方向中央部分から切断した場合の断面図であり、図6(ロ)はコネクタを正面方向中央部分から切断した場合の断面図である。また、図7はコネクタを連結した状態の断面図である。図6(イ)に示すように、係合孔214を有する方の突片21bの先端部の内側には、図6(ロ)の係合孔214を有しない方の突片21a先端の台形状の突部212が受け入れ易いように案内孔215が形成されている。また、案内孔215の奥には台形状の突部212の後端の段差212aと係合する係合片216が形成されている。
したがって、コネクタ2の連結時には台形状の突部212が案内孔215に挿入された後、この台形状の突部212を奥へと挿入すると、係合片216によって台形状の突部212を有する突片21aが内側に撓み、この台形状の突部212をさらに奥へと挿入すると、この台形状の突部212が係合孔214まで到達して、内側に撓んでいた突片21aが通常の位置に戻り、台形状の突部212の後端の段差212aが係合片216と係合して連結されるのである。
この連結された状態では、台形状の突部212の外側の一部が係合解除片217に当接している状態となる。
コネクタ2の連結を解除するには、一対の係合解除片217、217を2本の指で摘んで内側に押す。すると、内側に設置された一対の突片21aの台形状の突部212が内側に撓んだ状態となる。この状態で、両方のコネクタ2、2を離間させる方向に引っ張ると一対の突片21a、21aが案内孔215から外に出てコネクタ2、2の結合が解除されるのである。
図8は本発明に係る螺旋状支持具のコネクタの第2実施形態を示す正面図、平面図及び底面図であり、図9は側面図、図10はコネクタを連結した状態の断面図である。このコネクタ4、4は、螺旋状支持具本体1aの両端に取着された同一形状のコネクタ4、4であって、一端に形成された螺旋状支持具本体1aを固着するジョイントスリーブ3と、他端に二股状に形成された係合突片41と、係合突片収容孔42とを有している。
また、係合突片収容孔42の側壁42aには係合突片41の一部と係合する係合孔421と、係合突片41と係合孔421との係合を解除する係合解除片422とが形成されている。
まず、係合突片収容孔42はジョイントスリーブ3の上面に対して垂直方向に立設された四方の側壁42a、42b、42c、42dを有するものであり、この側壁42a、42b、42c、42dの内側は上部が長方形状に開口した中空となっている。そして、側壁42a、42b、42c、42dの一面42aには係合孔421が形成されており、この係合孔421の一部を覆うようにジョイントスリーブ3の上面から垂直方向に係合解除片422が立設されている。この係合解除片422は長方形状をし、上部に指先で内側に押すための押し部422aが形成されている。この押し部422aを指先で内側に押すと、係合解除片422は係合孔421の内側に撓むようになっている。
次に、係合突片41は外側面がジョイントスリーブ3の上面から垂直方向に立設されている。また、係合突片41の外側面には上部2箇所に側面視台形状の突部411が形成されている。一方、外側面と対向する内側面は上方へ行く程、外側に傾斜するテーパ面となっている。
そして、図10に示すようにコネクタ4、4を連結した状態では両方の係合突片41、41がこれに対向する係合突片収容孔42、42に挿入され、両方の係合突片41、41の台形状の突部411、411が相手方の係合孔421、421と係合するのである。詳細に言うと台形状の突部411の後端と外側面との間に形成されるL字状の部分が係合孔421の上方の縁に係合するのである。
このコネクタ4、4の連結を解除するには、一対の係合解除片422、422の押し部422a、422aを2本の指で摘んで、(または冶工具で)内側に押す。すると、内側に設置された一対の係合突片41、41の台形状の突部411、411が内側に撓んだ状態となる。この状態で、両方のコネクタ4、4を離間させる方向に引っ張ると一対の係合突片41、41が係合突片収容孔42、42から外に出てコネクタ4、4の結合が解除されるのである。
図11は本発明に係る螺旋状支持具のコネクタの第3実施形態を示す正面図、平面図及び底面図であり、図12は側面図、図13はコネクタを連結した状態の断面図である。このコネクタ5、5は、螺旋状支持具本体1aの両端に取着された同一形状のコネクタ5、5であって、一端に形成された螺旋状支持具本体1aを固着するジョイントスリーブ3と、他端に二股状に形成された係合突片51と係合突片収容孔52とを有している。
また、係合突片収容孔52の側壁52aには係合突片51の一部と係合する係合孔521と、係合突片51と係合孔521との係合を解除する係合解除片522とが形成されている。
この第3実施形態のコネクタは上述した第2実施形態のコネクタと略同様の構成となっているので、異なる部分だけ説明する。まず、上述した第2実施形態におけるコネクタ4の係合突片41の内側面は上方へ行く程、外側に傾斜するテーパ面となっていたが、第3実施形態のコネクタ5の係合突片51はジョイントスリーブ3の上面から垂直方向に立設されている。
また、第2実施形態の係合突片収容孔42は四方の側壁42a、42b、42c、42dが中空部を囲んでいるものであるが、第3実施形態の係合突片収容孔52は四方の側壁52a、52b、52c、52dの一辺である52dが欠けている。これは、コネクタ5の製造の容易さを考慮したものである。尚、係合突片収容孔52の開口部には、係合突片51の挿入がし易いようにテーパ面が形成されている。その他の構成は第2実施形態と同様なので説明は省略する。
図14は本発明に係る螺旋状支持具のコネクタの第4実施形態を示す正面図、平面図及び底面図であり、図15は側面図、図16は図15のコネクタを矢印方向から視た係合解除片の拡大図であり、図17はコネクタを連結した状態での図14のA−A方向から視た断面図である。このコネクタ6、6は、螺旋状支持具本体1aの両端に取着された同一形状のコネクタ6、6であって、一端に形成された螺旋状支持具本体1aを固着するジョイントスリーブ3と、他端に二股状に形成された係合突片61と係合突片収容孔62とを有している。
また、係合突片収容孔62の側壁62aには係合突片61の一部と係合する係合孔621と、係合突片61と係合孔621との係合を解除する係合解除片622とが形成されている。
この第4実施形態のコネクタは上述した第2実施形態のコネクタと略同様の構成となっているので、異なる部分だけ説明する。まず、上述した第2実施形態におけるコネクタ4の係合突片41の内側面は上方へ行く程、外側に傾斜するテーパ面となっていたが、第4実施形態のコネクタ6の係合突片61はジョイントスリーブ3の上面から垂直方向に立設されている。
また、第2実施形態の係合突片収容孔42は四方の側壁42a、42b、42c、42dが中空部を囲んでいるものであるが、第4実施形態の係合突片収容孔62は四方の側壁62a、62b、62c、62dの一辺である62cが図15の側面図に示すように係合突片61よりも短くなっている。また、側壁62cの上方部分は図14の平面図に示すように、隣合う側壁62b及び62dと端部が結合していない。これは、コネクタ6の製造の容易さと、コネクタ同士を結合する場合の容易さを考慮したものである。尚、係合突片収容孔62の開口部には、係合突片61の挿入がし易いようにテーパ面が形成されている。その他の構成は第2実施形態及び第3実施形態と同様なので説明は省略する。
ここで、第1実施形態では、一方のコネクタ2を180°回転させてもコネクタ同士2、2を結合することは可能であるからコネクタの結合の組合せは2通りある。しかし、一方の場合は螺旋が形成されなくなるので、双方のコネクタの結合する部分に目印を付ける必要があるのである。一方、第2実施形態、第3実施形態及び第4実施形態の各々のコネクタは一方のコネクタを180°回転させた場合にはコネクタ同士を結合することができない。したがって、コネクタの結合の組合せは1通りしかない。即ち、コネクタを随時結合させて行けば自然に螺旋が延長されていくこととなるのであり、その他の煩雑な作業を一切必要としないのである。なお、本願発明は、以上に説明した第2実施形態のコネクタを特許請求の範囲に係る発明としたものである。
次に、螺旋状支持具を用いて電柱間にケーブルを架設する工程の一例について説明する。図18に示すように、電柱7a、7b間には予めメッセンジャーワイヤ8が張設されている。作業員は、一方の電柱付近のバケットに乗って螺旋状支持具1の施工作業を行う。即ち、メッセンジャーワイヤ8に螺旋状支持具1を巻き回し、電柱7aから電柱7bに向けて送り出す。一本目の螺旋状支持具1が送り出されたならば、その端部のコネクタ2に二本目の螺旋状支持具1のコネクタ2を接続する。コネクタ2、2の連結は、上述の通りワンタッチで簡単に実施できる。これらを繰り返し、電柱7a、7b間に螺旋状支持具1を施設する。
ここで、最初の螺旋状支持具1に対しては、図19に示すように、端部の螺旋形状のピッチを小さく設定しておけば、螺旋状支持具1の移送時に電柱7a、7b間において螺旋状支持具1が外れないため、別部材の落下防止懸垂具を使用する必要がない。また、螺旋状支持具1の先端のコネクタ2を利用して、引き紐通し具及び固定具(何れも図示せず)を連結して、これらを螺旋状支持具1と同時に移送する。
次に、電柱7a、7b間に螺旋状支持具1が施設されたならば、最初の螺旋状支持具1及び最後の螺旋状支持具1を固定具によりメッセンジャーワイヤ8に固定する。
そして、引き紐通し具の後端部にケーブルを接続し、ウインチで引き紐部を巻き上げ、螺旋状支持具の径内にケーブルを引き込むことにより、螺旋状支持具1内にケーブルを吊り下げる工程が完了するのである。
尚、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の実施形態をとることができることは言うまでもない。上記実施形態におけるコネクタは、螺旋状支持具の両端に取着される同一形状のコネクタであり、コネクタ同士の結合及び結合の解除が容易に行えるものの一例を示したものであるが、これと同様の構成を有するものは本発明の範囲内のものである。
本発明に係る螺旋状支持具を示す説明図である。 本発明に係る螺旋状支持具の断面図である。 第1実施形態のコネクタを示す斜視図である。 第1実施形態のコネクタを平面方向及び側面方向からみた場合の説明図である。 第1実施形態のコネクタを正面方向及び側面方向からみた場合の説明図である。 (イ)は第1実施形態のコネクタを平面方向中央部分から切断した場合の断面図であり、(ロ)は第1実施形態のコネクタを正面方向中央部分から切断した場合の断面図である。 コネクタを連結した状態の断面図である。 第2実施形態のコネクタを示す正面図、平面図及び底面図である。 第2実施形態のコネクタを示す側面図である。 第2実施形態のコネクタを連結した状態を示す断面図である。 第3実施形態のコネクタを示す正面図、平面図及び底面図である。 第3実施形態のコネクタを示す側面図である。 第3実施形態のコネクタを連結した状態を示す断面図である。 第4実施形態のコネクタを示す正面図、平面図及び底面図である。 第4実施形態のコネクタを示す側面図である。 第4実施形態のコネクタの係合解除片を示す拡大図である。 第4実施形態のコネクタを連結した状態を示す断面図である。 螺旋状支持具を施設する状態を示す概略図である。 先頭の螺旋状支持具を示す説明図である。 従来の螺旋状支持具の接続方法を示す説明図である。
1 螺旋状支持具 411 突部
3 ジョイントスリーブ 421 係合孔
4 コネクタ 422 係合解除片
7a、7b 電柱
8 メッセンジャーワイヤ
41 係合突片
42 係合突片収容片

Claims (2)

  1. 一方の螺旋状支持具本体の端部に取着された一方のコネクタと、他方の螺旋状支持具本体の端部に取着された他方のコネクタとがそれぞれの軸線方向に二個一対で相互に嵌め合う同一形状をしたコネクタであって、
    前記一方のコネクタと、前記他方のコネクタは、
    それぞれの螺旋状支持具本体の端部に固定される筒状のジョイントスリーブと、
    該ジョイントスリーブの端部からジョイントスリーブの軸線方向に沿って延びる雄端子である係合突片と、
    該係合突片から独立して前記ジョイントスリーブの前記端部からジョイントスリーブの軸線方向に沿って延びる、前記他方のコネクタの係合突片の全周を包囲する角筒体であって、該角筒体の内部に、前記他方のコネクタの係合突片の挿脱が可能な雌端子である係合突片収容片と、から成り、
    前記係合突片と、前記係合突片収容片とは、
    両片のジョイントスリーブの端部からの突設長さが同一長さであるとともに、両片間に空隙部を介して、二股状に互いに独立して前記ジョイントスリーブの端部から該ジョイントスリーブの軸線方向に沿って延びて設けられ、
    前記係合突片の先端部には、該係合突片を前記他方のコネクタの係合突片収容片の角筒体内に挿入したときに、該角筒体に係合する半径方向に伸びる突部が形成されているとともに、
    該突部は、前記係合突片収容片の内周面を内部から外方向に押圧可能に形成されており、
    一方、前記係合突片収容片の角筒体の周面の一部には、前記係合突片の突部を受け入れて係合する係合孔が形成されているとともに、
    該係合孔には、前記ジョイントスリーブの上面から延び、その先端部に位置する押し部を前記係合孔内部に押し込むことにより前記係合突片の突部の係合を解除する係合解除片が設けられ、
    該係合解除片の押し部は、前記係合突片の突部の係合を解除した後は元の位置に復帰可能に形成されていることに特徴とするコネクタ。
  2. 螺旋状支持具本体を螺旋状に形成し、その内部に線条体を挿通した状態で支持する螺旋状支持具であって、
    請求項1に記載のコネクタが、螺旋状支持具本体の両端部に取着されており、該コネクタを有する複数の螺旋状支持具同士を結合した時に必然的に螺旋が延長されて形成されるようにしたことを特徴とする螺旋状支持具。
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