JP4435778B2 - 除雪具 - Google Patents

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Description

本発明は、夜間においても除雪作業を行い易い手動の除雪具に関するものである。
人の手による除雪作業には、大型のバケットを備えたダンプや、スコップなどの除雪具が用いられる(例えば、特許文献1参照。)。
実用新案登録第3070217号公報
例えば、共働きの家庭のように、日中に除雪作業が行えない事情の人も多く、このような事情の人々は、夜間に除雪作業を行っている。
しかし、暗い夜間は視界が悪いためになかなか作業が捗らない。
本発明は、このような現状に鑑み、夜間でも除雪作業を容易に行える照明を備えた手動の除雪具を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
雪載せ部1の左右両端部に、コ字状の柄杆2の左右の縦杆部20を付設して、この柄杆2を雪載せ部1の後端部から突設した除雪具において、前記柄杆2の後端の横杆部21に被嵌体22Aを被嵌固定することで、この横杆部21を柄杆2の径よりも径大な径大握持杆部22に構成すると共に、この横杆部21の中央部に前記被嵌体22Aを被嵌しない箇所を形成し、この被嵌体22Aを被嵌しない横杆部21の中央部に、懐中電灯3Aなどの携帯用照明具3を着脱自在に取付する照明取付部4を設けると共に、この照明取付部4は、取付した携帯用照明具3を前記柄杆2に対して角度調整し得る角度調整機構5を備えたことを特徴とする除雪具に係るものである。
また、前記照明取付部4は、前記柄杆2に対して着脱自在に付設したことを特徴とする請求項1記載の除雪具に係るものである。
また、前記照明取付部4は、前記柄杆2に対して被嵌状態に付設したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の除雪具に係るものである。
また、前記照明取付部4は、前記携帯用照明具3を締付体42により締め付けして取付する構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の除雪具に係るものである。
また、前記照明取付部4は、前記柄杆2に固定する柄側付設部4Aと、前記携帯用照明具3を着脱自在に取付する照明装着部4Bとから成り、この柄側付設部4Aと照明装着部4Bとを前記角度調整機構5を介して連結して、柄側付設部4Aに対して照明装着部4Bを角度調整し得るように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の除雪具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、照明取付部を介して柄杆に携帯用照明具を取付できると共に、この取付した携帯用照明具を柄杆に対して自由に角度調整できるので、この携帯用照明具で所望の除雪場所を照らすことができ、これにより夜間でも除雪作業場所の視界を良好に確保できて除雪作業を効率良く行うことができるし、照明部の発光が作業者に近づく車両の運転者に視認されることで事故防止にも役立つ実用的な手動運搬除雪具となり、また、握持操作する柄杆に照明取付部を設けたことで、柄杆を握持している手で照明取付部に取付した携帯用照明具を容易にオン・オフ操作できる構成とすることも容易に設計可能である上、収納時などの携帯用照明具が邪魔になる場合や、携帯用照明具を他の用途に使用したい場合には、携帯用照明具を照明取付部から取り外すこともでき、しかも、懐中電灯などの携帯用照明具を照明取付部に取付する構成であるので、特別な照明具を新造する必要がなく、容易に設計実現可能であると共に、ユーザーが所有している懐中電灯などを流用することも可能であるので、携帯用照明具を省いたコスト安な製品として提供することも可能であるなど、極めて実用性に秀れた画期的な除雪具となる。
しかも本発明は、柄杆の横杆部に被嵌体を被嵌固定することでこの横杆部を柄杆の径より径大な径大握持杆部に構成したから、この径大握持杆部は、径小な柄杆に比して握り易く力を加え易いので、力強く本除雪具を操作でき、その上、照明取付部を被嵌体を被嵌しない横杆部の中央部に設けたため、通常コ字状の柄杆を有する除雪具は、横杆部の左右部を握持して操作するが、この照明取付部が横杆部の左右部(径大握持杆部)の握持操作の邪魔にならず、既存の製品と同等の秀れた操作性を発揮することになる。
また、請求項2記載の発明においては、ユーザーが柄杆に対して自由に照明取付部の位置を変更できるので、万人向けで商品価値が高く、しかも、柄杆から照明取付部ごと携帯用照明具を取り外せて完全に既成の除雪具形態とすることができるので、既成の製品と同等の収納性や操作性を得ることが可能であるなど、一層実用性に秀れた構成の除雪具となる。
また、請求項3記載の発明においては、柄杆に対して着脱自在な照明取付部の構成を簡易に設計実現可能となると共に、この照明取付部の着脱操作も容易に行われる一層実用性に秀れた構成の除雪具となる。
また、請求項4記載の発明においては、携帯用照明具の照明取付部への着脱自在な取付構造を簡易に設計実現可能となると共に、この携帯用照明具の着脱操作も容易に行われる一層実用性に秀れた構成の除雪具となる。
また、請求項5記載の発明においては、取付した携帯用照明具を角度調整可能な照明取付部を簡易に設計実現可能となる一層実用性に秀れた構成の除雪具となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明の除雪具は、雪載せ部1の後端部から突設した柄杆2に設けた照明取付部4に、懐中電灯3Aなどの携帯用照明具3を着脱自在に取付することができ、この照明取付部4に取付した携帯用照明具3を発光させて除雪作業場所を照らすことができる。
また、この照明取付部4に取付した携帯用照明具3は、角度調整機構5により柄杆2に対して角度調整することができるので、所望の場所を照らすことが容易に可能である。
そのため、夜間の除雪作業においても、携帯用照明具3の発光によって視界を良好に確保でき、視界の悪い暗闇で除雪作業を行う場合と比べて目標の雪を効率良く除去できることとなるので、除雪作業が捗る。
また、夜間の除雪作業中、照明部4の光源の発光が作業者に近づく車両の運転者に視認されることで事故防止にも役立つ。
また、照明取付部4は、できるだけ柄杆2の握持操作の邪魔にならない位置に設けることが望ましいが、握持操作する柄杆2に照明取付部4を設けたことで、柄杆2を握持している手で照明取付部4に取付した携帯用照明具3を容易にオン・オフ操作できるように設計することも容易に可能である。
また、懐中電灯3Aなどの携帯用照明具3を照明取付部4に取付する構成であるので、特別な照明具を新造する必要がなく、容易に設計実現可能であると共に、ユーザーが所有している懐中電灯3Aなどを流用することも可能であるので、携帯用照明具3を省いたコスト安な製品として提供することもできる。
また、収納時に照明取付部4に取付した携帯用照明具3が邪魔になる場合や、携帯用照明具3を他の用途に使用したい場合には、携帯用照明具3を照明取付部4から取り外すことができる。この際、照明取付部4は、携帯用照明具3を締付体42により締め付けして取付する構成とすれば、携帯用照明具3の着脱自在な取付構造を簡易に設計実現可能となると共に、この携帯用照明具3の着脱操作も容易に行われるので、実用的である。
また、携帯用照明具3で照らしたい位置や、照明取付部4が握持操作の邪魔にならない位置などはユーザーによって好みが異なるが、例えば、前記照明取付部4は、前記柄杆2に対して着脱自在に付設する構成とすれば、ユーザーが柄杆2に対して自由に照明取付部4の位置を変更できるので、万人向けとなり、非常に実用的となる。また、柄杆2から照明取付部4ごと携帯用照明具3を取り外せて完全に既成の除雪具形態にできるので、照明取付部4を取り外して既成の製品と同等の収納性や、照明が不要な日中の除雪作業に際しての既成の製品と同等の操作性を得ることが可能となる。この際、例えば、照明取付部4は、柄杆2に対して着脱自在に被嵌して締付固定し得る構成とすれば、柄杆2に対して着脱自在な照明取付部4の構成を簡易に設計実現可能となると共に、この照明取付部4の着脱操作も容易に行われるので、実用的である。
実施例1について図1〜図6に基づいて説明する。
本実施例は、図1に示すような、大型の雪載せ部1(バケット)の左右両端部に、パイプ材を平面視コ字状に屈曲形成して成る柄杆2の左右の縦杆部20の遊離先端側部を付設して、このバケット体1の後端部に、柄杆2を平面視コ字状に突設すると共に、側面視で柄杆2をバケット体1の後端部から斜め上方へ向けて突設した構成の手動運搬除雪具(ダンプ)に適用した場合を示している。尚、請求項1中の「柄杆」なる記載は、無垢の杆材で構成されたものだけを意味するのではなく、本実施例のようにパイプ材で構成したものも含む意味合いで用いている。
また、図面では、少なくとも前記柄杆2の横杆部21の径寸法を、柄杆2の他の部位の径よりも径大に形成して径大握持杆部22に構成している。この径大握持杆部22は、径小な握持部に比して握り易く力を加え易い(力を入れて握ることができる)ので、力強く本手動運搬除雪具を操作できることになる。
具体的には、本実施例の径大握持杆部22は、図1に示すように横杆部21の全域から左右の縦杆部20の基部に至るまで設けて、作業者が好みの位置を握持操作できるように構成している。更に詳しくは、横杆部21の全域から左右の縦杆部20の基部に至るまでの柄杆2部位にパイプ状の被嵌体22Aを被嵌固定することで、柄杆2より径大となる径大握持杆部22を形成している。この被嵌体22Aは、例えば、ゴム製や木製や樹脂製のように、ある程度硬度があって簡単に凹み変形しない素材を採用すると、握持し易く好ましい。また、滑り止め作用を有する素材で構成したり、表面に滑り止め加工を施しても良い。
本実施例は、前記柄杆2に、携帯用照明具3を着脱自在に取付する照明取付部4を設けると共に、この照明取付部4は、取付した携帯用照明具3を前記柄杆2に対して角度調整し得る角度調整機構5を備えている。
また、本実施例の携帯用照明具3は、既成の懐中電灯3Aを採用している。図中符号30はオン・オフスイッチである。
具体的には、本実施例の照明取付部4は、前記柄杆2に固定する柄側付設部4Aと、前記携帯用照明具3を着脱自在に取付する照明装着部4Bとから成り、この柄側付設部4Aと照明装着部4Bとを前記角度調整機構5を介して連結して、柄側付設部4Aに対して照明装着部4Bを角度調整し得るように構成している。
柄側付設部4Aは、柄杆2に被嵌する断面略C状の被嵌体40で構成している。
また、この略C状の被嵌体40は、図2に示すようにその開放部に臨設する両端部40Aを外方へ向けて互いに平行となるように突設すると共に、この両端部40Aの夫々に貫通孔40Bを形成した構成とし、図4に示すようにこの被嵌体40を前記柄杆2に被嵌(柄杆2を被嵌体40に圧入)した上で、前記各貫通孔40Bに締付具6としてのネジ6Aを挿通させ、一側の貫通孔40Bより突出するネジ6A先端にナット6Bを螺着して締め付けすることにより、被嵌体40の径を狭めて取付桟3に締め付け固定する構成としている。
また、この締付具6(ネジ6Aとナット6B)の締め付けを緩めて被嵌体40の径を広くすることで、この被嵌体40を柄杆2を軸にして回動調整することも、この被嵌体40を介して照明取付部5を柄杆2の長さ方向に沿ってスライド移動させることもできるし、締付具6を取り去ることで、被嵌体40を柄杆2から取り外すことができる構成としている。
照明装着部4Bは、図2,図5に示すように、前記懐中電灯3Aの柄部31を抱持状態に支持可能な略ハーフパイプ形の支持体41に、この支持体41の左右端部間に掛け渡すようにして締付体42としての止めバンド42を取付した構成としている。
また、この止めバンド42の一端は、支持体41の左右いずれか一側の端部に固定状態とし、他端は、支持体41の他側の端部に着脱自在とすると共にこの止めバンド42他端の取付位置を変更可能な構成として、この止めバンド42他端の取付位置変更により、採用する(取付する)懐中電灯3Aの柄部31の径寸法に応じて止めバンド42の締付状態を調整し得るように構成している。
この止めバンド42の締付状態の調整構造について更に詳しく説明すると、止めバンド42の他端に、その長さ方向に間隔を置いて取付穴42Aを複数(図面では二箇所)貫通形成する一方、この取付穴42Aの穴径よりもやや径大な先端を有する取付ピン41Aを支持体41の他側端部付近の外側面に突設した構成として、この取付穴42Aに取付ピン41Aを着脱自在に圧入する構造としている。
即ち、この取付穴42Aと取付ピン41Aとの着脱には抵抗があって簡単に着脱することができず、この抵抗に抗して取付穴42Aと取付ピン41Aとを着脱操作できる構成であって、除雪作業時においても懐中電灯3Aの装着状態が簡単に解除されることなく、良好に装着状態が維持されることになる構成としている。尚、図面では、符号は省略しているが止めバンド42の一端の固定構造も、他端の取付構造と同様の構成としている。
また、図2に示すように、前記柄側付設部4Aを構成する被嵌体40の周面に軸支孔40Cを形成すると共に、この軸支孔40Cの周囲の外側面に凹凸部40Dを一体成形し、一方、前記照明装着部4Bを構成する支持体41の周面に軸受孔41Bを形成すると共に、この軸受孔41Bの周囲の外側面の所定個所に係合突起41Cを一体成形し、この軸支孔40Cと軸受孔41Bとを突き合わせ当接させて連通させた上、図5に示すように、この連通させた軸支孔40Cと軸受孔41Bとに軸ピン5Aを抜け止め状態に挿通することで柄側付設部4Aと照明装着部4Bとを軸ピン5Aを介して回動自在(角度調整可能)に連結し、且つ軸支孔40Cと軸受孔41Bとを突き合わせ当接させたことで、前記係合突起41Cが前記凹凸部40Dの凹所に嵌合して位置決めされ、この位置決め状態に抗して柄側付設部4Aに対し照明装着部4Bを回動操作すると、係合突起41Cが前記凹凸部40Dの凸所を乗り越えて他の凹所に嵌合して位置決めされる構成としている。
即ち、柄側付設部4Aに対する照明装着部4Bを所望角度に調整して位置決めできる前記角度調整機構5を構成している(図3参照。)。また、この角度調整機構5は、その回動軸方向を、前記被嵌体40を介して照明取付部4を柄杆2を軸にして回動調整できる回動軸方向と直交する方向に設けている。
このように構成した本実施例によれば、照明取付部4を、その柄側付設部4Aを介して柄杆2の自由な位置に付設することができるし、柄杆2を軸にして携帯用照明具3の向きを横方向や縦方向に首振り調整することができるので、携帯用照明具3で照らしたい位置や、照明取付部4が握持操作の邪魔にならない位置や、除雪時に握持操作する前記柄杆2の横杆部21を握持した手で、携帯用照明具3のオン・オフスイッチ30の操作を行い易い位置など、好みに応じて照明取付部4を付け替えできる。
また、携帯用照明具3は、前記したように柄側付設部4Aを介して首振り調整できると共に、角度調整機構5によりこの首振り方向と直交する方向に角度調整変更することもできるので、携帯用照明具3の位置を自由に付け替えできることと相まって、携帯用照明具3で照らしたい場所を照らすことが容易に行われる。
また、図1では、前記雪載せ部1の後端部から突設状態に配設される柄杆2の、前記左右の縦杆部20の双方に照明取付部4を付設した場合を示している。即ち、左右の縦杆部20の双方に照明取付部4を介して二体の携帯用照明具3を取付した場合を示している。
この図1のように、携帯用照明具3を二体取付すると、二体の携帯用照明具3で広範囲を明るく照らすことができる。
また、図6は、本発明の実施例1を示したもので、図1において、横杆部21の中央部に前記被嵌体22Aのない個所を形成し、この被嵌体22Aが被嵌されていない横杆部21の中央部に前記照明取付部4を付設して、この照明取付部4を介して一体の携帯用照明具3を取付した場合を示している。
この図6のように、横杆部21の中央部に携帯用照明具3を配置した場合、たとえ一体の携帯用照明具3であっても高い位置からバケット体1先端側の除雪作業場所の広い範囲をまんべんなく照らすことができる。
また、照明取付部4を、除雪作業に際して握持操作する柄杆2の横杆部21の左右位置を避けた中央位置に付設配置したため、通常この種の手動運搬除雪具は、横杆部21の左右部を握持して操作するが、この照明取付部4が柄杆2の横杆部21の左右部(径大握持杆部22)の握持操作の邪魔にならず、既存の製品と同等の秀れた操作性を発揮することになる。
また、この種手動運搬除雪具は、横杆部21を適宜な壁面などに当接させて立て掛けて収納されることが多いが、照明取付部4を取り外すことで、既存の製品と同等の収納性を発揮する。
本発明の具体的な実施例2について図7〜図10に基づいて説明する。
本実施例は、前記実施例1と同様の手動運搬除雪具において、図7に示すように、柄杆2の横杆部21の中央部に前記被嵌体22Aのない個所を形成し、この被嵌体22Aが被嵌されていない横杆部21の中央部に前記照明取付部4を固定状態に設けて、この照明取付部4を介して横杆部21の中央部に一体の携帯用照明具3を取付した場合である。
また、本実施例の照明取付部4は、前記実施例1に対して柄側付設部4Aと角度調整機構5の構造が異なる。
具体的には、本実施例の柄側付設部4Aは、図8に示すように、前記横杆部21に方形状の固定板43を一体的に溶接して、この固定板43が横杆部21に対して前方へ下降傾斜する斜設状態となるようにして固定した構成としている。
また、図8,図10に示すように、この固定板43の上面前端側にコ字板状の軸受部50を突設する一方、前記実施例1と同様の構成の照明装着部4Bの支持体41(但し、前記軸受孔41Bと前記係合突起41Cは除いた構成である。)の、その凸湾曲面を下面とした際の下面中心部に、前記コ字板状の軸受部50間に配設する平板状の軸着部51を突設し、この軸受部50と軸着部51とに夫々軸孔52を貫通形成すると共に、この各軸孔52に軸ネジ53を挿通して挿通先端にナット54を螺着することで柄側付設部4Aと照明装着部4Bとを連結し、これにより図9に示すようにこの軸ネジ53を軸にして柄側付設部4Aに対し照明装着部4Bが起伏回動(角度調整)可能となり、且つ軸ネジ53とナット54とを締付することで、付設部5Aに対する照明装着部4Bを所望角度に位置決めできる前記角度調整機構5を構成している。
このように構成した本実施例によれば、携帯用照明具3を角度調整機構5により起伏角度調整して照明の角度を変更することができるので、携帯用照明具3で照らしたい場所を照らすことが容易に行われる。
また、横杆部21の中央部に携帯用照明具3を配置したため、たとえ一体の携帯用照明具3であっても高い位置からバケット体1先端側の除雪作業場所の広い範囲をまんべんなく照らすことができる。
また、照明取付部4を、除雪作業に際して握持操作する柄杆2の横杆部21の左右位置を避けた中央位置に付設配置したため、通常この種の手動運搬除雪具は、横杆部21の左右部を握持して操作するが、この照明取付部4が柄杆2の横杆部21の左右部(径大握持杆部22)の握持操作の邪魔にならず、既存の製品と同等の秀れた操作性を発揮することになる。
他の構成は、前記実施例1と同様である。
尚、本発明は、実施例1,2に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
実施例1の左右の縦杆部に携帯用照明具を二体取付した状態を示す斜視図である。 実施例1の照明取付部を示す拡大分解斜視図である。 実施例1の照明取付部により、携帯用照明具を柄杆に取付した状態を示す部分拡大側面図である。 実施例1の照明取付部により、携帯用照明具を柄杆に取付した状態を示す、被嵌体と締付体とを一部切り欠いた説明拡大平断面図である。 実施例1の照明取付部により、携帯用照明具を柄杆に取付した状態を示す説明拡大正断面図である。 実施例1の横杆部に携帯用照明具を一体取付した状態を示す斜視図である。 実施例2を示す斜視図である。 実施例2の照明取付部を示す拡大分解斜視図である。 実施例2の照明取付部により、携帯用照明具を柄杆に取付した状態を示す一部を切り欠いた部分拡大説明側面図である。 実施例2の照明取付部により、携帯用照明具を柄杆に取付した状態を示す一部を切り欠いた部分拡大説明正面図である。
1 雪載せ部
2 柄杆
3 携帯用照明具
3A 懐中電灯
4 照明取付部
4A 柄側付設部
4B 照明装着部
5 角度調整機構
20 縦杆部
21 横杆部
22 径大握持杆部
22A 被嵌体
42 締付体

Claims (5)

  1. 雪載せ部の左右両端部に、コ字状の柄杆の左右の縦杆部を付設して、この柄杆を雪載せ部の後端部から突設した除雪具において、前記柄杆の後端の横杆部に被嵌体を被嵌固定することで、この横杆部を柄杆の径よりも径大な径大握持杆部に構成すると共に、この横杆部の中央部に前記被嵌体を被嵌しない箇所を形成し、この被嵌体を被嵌しない横杆部の中央部に、懐中電灯などの携帯用照明具を着脱自在に取付する照明取付部を設けると共に、この照明取付部は、取付した携帯用照明具を前記柄杆に対して角度調整し得る角度調整機構を備えたことを特徴とする除雪具。
  2. 前記照明取付部は、前記柄杆に対して着脱自在に付設したことを特徴とする請求項1記載の除雪具。
  3. 前記照明取付部は、前記柄杆に対して被嵌状態に付設したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の除雪具。
  4. 前記照明取付部は、前記携帯用照明具を締付体により締め付けして取付する構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の除雪具。
  5. 前記照明取付部は、前記柄杆に固定する柄側付設部と、前記携帯用照明具を着脱自在に取付する照明装着部とから成り、この柄側付設部と照明装着部とを前記角度調整機構を介して連結して、柄側付設部に対して照明装着部を角度調整し得るように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の除雪具。
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