JP3149445U - 警告用ライト - Google Patents
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Abstract
【課題】電灯部が台座に対して取り外し自在な警告用ライトを提供する。【解決手段】他部材に着脱可能な取り付け基部2と、該取り付け基部2に対して着脱自在な電灯部1と、を備えた警告用ライトである。また、前記取り付け基部2が枢着部を介して回動可能な上把持板部と下把持板部とを備え、両者で他部材を弾圧的に把持可能であり、下把持板部には磁着機能を備えた警告用ライトである。またさらに、前記上把持板部の両端の一部を断面コ字状に屈曲することにより一対の案内レール部が形成され、該案内レールに対応するように電灯部1の下部に一対の断面コ字状に長リブが突出形成され、該長リブを案内レール部に対して着脱自在とした警告ライトである。【選択図】図1
Description
本考案は夜道等の暗所において、自らの存在を他者に知らせるために用いられる警告用ライトに関する。
暗所、特に夜道を移動する場合に、前方向或いは後方向から向かってくる自動車やバイク等の対向物と衝突、接触を回避する手段の一つに、発光させたライトを携行するという方法がある。
すなわち、対向物と自らとの距離が大きく離れている段階で、予め自らの存在をライトの輝光によって知らせることで衝突する危険性を大幅に低減させるというものである。
このような考えを基にした商品の例としては、特許文献1に記載された安全ライト、自転車に搭載されたライト、また人意外にも、犬、猫等の動物の首輪に取り付けられた反射材等がある。
すなわち、対向物と自らとの距離が大きく離れている段階で、予め自らの存在をライトの輝光によって知らせることで衝突する危険性を大幅に低減させるというものである。
このような考えを基にした商品の例としては、特許文献1に記載された安全ライト、自転車に搭載されたライト、また人意外にも、犬、猫等の動物の首輪に取り付けられた反射材等がある。
しかしながら、上記特許文献に記載されているライトに代表される現在上市されている携帯用ライトの多くは、電灯部分がそれをある場所に取り付けるための台座に対してネジ等の固定具を用いて固定されているため、電池切れや電灯部分の故障等が発生した場合、交換、修理に際し取り外すのに非常に手間を要するという問題がある。
本考案は以上の課題を解決すべく開発されたものである。すなわち、電灯部が台座に対して取り外し自在な警告用ライトを提供することを目的とする。
本考案者は、以上のような課題背景をもとに鋭意研究を重ねた結果、取り付け基部(台座)にコ字状に屈曲した案内レール部を形成し、且つ電灯部に前記案内レール部を嵌め込むための長リブを設けることで解決できることを見出し、その知見に基づいて本考案を完成させた。
すなわち、本考案は(1) 他部材に着脱可能な取り付け基部と、該取り付け基部に対して着脱自在な電灯部と、を備えた警告用ライトに存する。
また、本考案は(2)前記取り付け基部が枢着部を介して回動可能な上把持板部と下把持板部とを備え、両者で他部材を弾圧的に把持可能であり、下把持板部には磁着機能を備えた上記(1)記載の警告用ライトに存する。
また、本考案は(3)前記上把持板部の両端の一部を断面コ字状に屈曲することにより一対の案内レール部が形成され、該案内レールに対応するように電灯部の下部に一対の断面コ字状に長リブが突出形成され、該長リブを案内レール部に対して着脱自在とした上記(2)記載の警告ライトに存する。
また、本考案は(4)前記一対の案内レール部は、上把持板部の後半部にテーパ状に形成されている上記(3)記載の警告ライトに存する。
また、本考案は(5)前記電灯部が取り付け基部に対して回動し角度調整可能となっている上記(1)記載の警告用ライトに存する。
なお、本考案の目的に添ったものであれば上記の考案を適宜組み合わせた構成も採用可能である。
本考案の警告ライトは発光部を備えた電灯部と、電灯部を固定するための取り付け基部とからなり、取り付け基部には案内レール部が形成され、電灯部には案内レール部が嵌るための長リブが形成されているため、電灯部を取り付け基部に対してスライド移動させることで、取り付け基部から容易に取り外すことができる。その結果、電灯部の修理や電池交換等が容易になる。
取り付け基部を、枢着部を介して回動可能な上把持板部と下把持板部とで構成して他部材を弾圧的に把持可能にし、下把持板部には磁着機能を付与することで、警告用ライトを任意の場所に磁着固定することができ、極めて便利である。
案内レール部をコ字状に屈曲された一対の部材で構成し、長リブにはコ字状部材が嵌る溝部を形成することで、電灯部を案内レール部に沿って移動させるだけで、電灯部と取り付け基部とを結合させることができる。また、電灯部を取り付け基部から取り外す際も、単に電灯部を案内レール部に沿って移動させるだけでよい。
また、一対の案内レール部が、上把持板部の後半部にテーパ状に形成されているので、取り付け基部に電灯部が締まり込むようになり固定が安定する。
電灯部が取り付け基部に対して回動し角度調整可能となっていることで、適切な方向に向かって光が照射されるように調節することができる。
(第1の実施形態)
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本考案の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。更に、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本考案の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。更に、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
図1は、本実施形態における電灯部1の取り付け方向が異なる警告用ライトを示す側面図である。
図2は、本実施形態の電灯部の背面図及び側面図である。
図3は、本実施形態の取り付け基部の背面図、側面図、及び平面図である。
図4は、本実施形態の取り付け基部の斜視図である。
図2は、本実施形態の電灯部の背面図及び側面図である。
図3は、本実施形態の取り付け基部の背面図、側面図、及び平面図である。
図4は、本実施形態の取り付け基部の斜視図である。
図1に示すように、本実施形態の警告用ライトAは、白熱電球やLED電球等の図示しない発光部を有する扁平型の電灯部1と、警告ライトAを任意の場所に固定するための台座である取り付け基部2と、を備え、電灯部1は取り付け基部2に取り外し自在に取り付けられる。
図2に示すように、電灯部1の下面には内方向に断面コ字状の一対の長リブ12が設けられており、外方に開口する溝部が形成されている。この一対の長リブ12は平行に設けられている。
長リブ12は、取り付け基部2に形成された一対の案内レール部24(これについては後述する)の嵌り込んでスライド可能である。
それにより電灯部1を取り付け基部2に簡単に固定することができる。
長リブ12は、取り付け基部2に形成された一対の案内レール部24(これについては後述する)の嵌り込んでスライド可能である。
それにより電灯部1を取り付け基部2に簡単に固定することができる。
電灯部1の正面(図面左方)にはリフレクター13が取り付けられており、リフレクター13は発光部が発した光を集光し、照射方向を真っ直ぐ前方になるように調整する機能を有する。
電灯部1の下面に点灯スイッチ11が設けられており、例えば、1回押すと点滅発光し、2回押すと連続発光するというように発光モードが変化し、3回押すと消灯する。
電灯部1の下面に点灯スイッチ11が設けられており、例えば、1回押すと点滅発光し、2回押すと連続発光するというように発光モードが変化し、3回押すと消灯する。
一方、取り付け基部2は、図3に示すように、上把持部21と、下把持部22と、を備えており、これら二つの部材は互いの略中央部に設けられた枢着部Pを起点として回動する。
いわゆるクリップ構造となっている。
枢着部Pにはスプリング23が取り付けられており、スプリング23の付勢力によって上把持部21の一方の端部は下把持部22に向かって弾圧されている。
いわゆるクリップ構造となっている。
枢着部Pにはスプリング23が取り付けられており、スプリング23の付勢力によって上把持部21の一方の端部は下把持部22に向かって弾圧されている。
すなわち、スプリング23は上把持部21に対して、上把持部21を枢着部Pの枢着軸を中心に一方の方向に回動させる付勢力を加えており、そのため上把持部21の端部は下把持部22に押し付けられる。
このようにして、取り付け基部2は様々なものを上把持部21と下把持部22との間に挟んで固定することができる。
取り付け基部2の上把持部21に電灯部1が取り付けられている場合、下把持部22と扁平形の電灯部1とを把持して、上把持部21の先端と下把持部22の先端と開くことになる。
電灯部1と下把持部22とを掴むことでモーメント力が大きくなり、強いスプリング力であっても容易に操作ができる。
取り付け基部2の上把持部21に電灯部1が取り付けられている場合、下把持部22と扁平形の電灯部1とを把持して、上把持部21の先端と下把持部22の先端と開くことになる。
電灯部1と下把持部22とを掴むことでモーメント力が大きくなり、強いスプリング力であっても容易に操作ができる。
上把持部21の後半部の領域(図3(B)参照)には、上把持部21の一部を内方に断面コ字状に屈曲させて形成された一対の案内レール部24が形成されている。
すなわち、案内レール部24には、内方に開口する溝部が形成されている。
この一対の案内レール部24は、上把持板部の後半部の領域にテーパ状に(上把持板部の先端側に向かって幅が狭まるように)形成されている。
すなわち、案内レール部24には、内方に開口する溝部が形成されている。
この一対の案内レール部24は、上把持板部の後半部の領域にテーパ状に(上把持板部の先端側に向かって幅が狭まるように)形成されている。
今、電灯部1を取り付け基部2に取り付けるには、電灯部1と取り付け基部2を手に持って、先ず、案内レール部24の端を電灯部1の長リブ12の後端に合わせる。
そして、電灯部1を押し入れるようにして嵌め込みスライドさせる。
案内レール部24がテーパ状に(上把持板部の先端側に向かって幅が狭まるように)形成されていることから、電灯部1をスライドさせていくと、案内レール部24に対して長リブ12が次第に締め込まれるようになる。
そして、電灯部1を押し入れるようにして嵌め込みスライドさせる。
案内レール部24がテーパ状に(上把持板部の先端側に向かって幅が狭まるように)形成されていることから、電灯部1をスライドさせていくと、案内レール部24に対して長リブ12が次第に締め込まれるようになる。
十分締め込まれたところで、手を放すと電灯部1は取り付け基部2に強く固定される。
これで取り付け基部2に電灯部1がガタ付きなく確実に取り付けられたことになる(図1(A)参照)。
なお、案内レール部24の端を電灯部1の長リブ12の前端に合わせて押し入れた場合は、図1(B)に示すように電灯部1は反対向きに取り付けられる。
ところで、案内レール部24がテーパ状に形成されていない場合も採用可能であり、この場合は、長リブ12の終端にストッパーを設けておけば、案内レール部24の端部に当たって止まることとなる。
これで取り付け基部2に電灯部1がガタ付きなく確実に取り付けられたことになる(図1(A)参照)。
なお、案内レール部24の端を電灯部1の長リブ12の前端に合わせて押し入れた場合は、図1(B)に示すように電灯部1は反対向きに取り付けられる。
ところで、案内レール部24がテーパ状に形成されていない場合も採用可能であり、この場合は、長リブ12の終端にストッパーを設けておけば、案内レール部24の端部に当たって止まることとなる。
下把持部22の下面には板状の磁石が取り付けられているため、下把持部22は磁着機能を有する。
このため、金属面を有する対象物に対して警告ライトAを自在に取り付けることができる。
上把持部21と下把持部22とで挟むことができない対象物に対しでは、金属面を有するものであれば取り付け可能であり、極めて有用である。
このため、金属面を有する対象物に対して警告ライトAを自在に取り付けることができる。
上把持部21と下把持部22とで挟むことができない対象物に対しでは、金属面を有するものであれば取り付け可能であり、極めて有用である。
以上、本考案の一実施形態を例に説明したが、本考案は上述した実施形態のみに限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、図5の別の実施形態で示すように、電灯部が取り付け基部2に対して回動し角度調整できるようにすることも可能である。
上把持部21の上に案内レール21A1を備えた回動台21Aを設け、該回動台を上把持部21に対して一定の抵抗のもとで回動するようにする。
例えば、図5の別の実施形態で示すように、電灯部が取り付け基部2に対して回動し角度調整できるようにすることも可能である。
上把持部21の上に案内レール21A1を備えた回動台21Aを設け、該回動台を上把持部21に対して一定の抵抗のもとで回動するようにする。
例えば、簡単な構造としては、上把持部21と回動台21Aの間にゴム材を噛ませて枢着することにより、適宜、角度調整が可能となる。このような構成にすることで、対象物に取り付けられた取り付け基部2に対し、電灯部1を最大360度の範囲で角度調整ができ照射方向に自由度がでる。
また電灯部1の点灯スイッチ11による発光モードは、実施形態で述べたものの他、種々のものが採用可能である。
また電灯部1の点灯スイッチ11による発光モードは、実施形態で述べたものの他、種々のものが採用可能である。
また、上述した実施形態では上把持部及び下把持部共に平面的な形状であったが、これらを湾曲させた形状にすることで、表面が湾曲した対象物Bに警告ライトを容易に取り付けられるようになる。
図6は、杖に警告ライトを挟み込んで取り付けた別の実施形態で、(A)は挟む前、(B)は挟んだ後を示す。
この場合、上把持部21が湾曲しているが、磁石を必要としないのなら下把持部22を湾曲させたり、両方とも湾曲させたりしてもよい。
また案内レール部24については、テーパ状に形成されていない場合、例えば案内レール部24の溝を長リブ12の厚みより僅かに小さくして相互に圧入できるようにことで確実な固定が可能である。
この場合、上把持部21が湾曲しているが、磁石を必要としないのなら下把持部22を湾曲させたり、両方とも湾曲させたりしてもよい。
また案内レール部24については、テーパ状に形成されていない場合、例えば案内レール部24の溝を長リブ12の厚みより僅かに小さくして相互に圧入できるようにことで確実な固定が可能である。
A…警告ライト
B…対象物(杖)
S…磁石
1…電灯部
11…点灯スイッチ
12…長リブ
12A…ストッパー
13…リフレクター
2…取り付け基部
21…上把持部
21A…回動台
21A1…案内レール
22…下把持部
23…スプリング
24…案内レール部
B…対象物(杖)
S…磁石
1…電灯部
11…点灯スイッチ
12…長リブ
12A…ストッパー
13…リフレクター
2…取り付け基部
21…上把持部
21A…回動台
21A1…案内レール
22…下把持部
23…スプリング
24…案内レール部
Claims (5)
- 他部材に着脱可能な取り付け基部と、該取り付け基部に対して着脱自在な電灯部と、を備えた警告用ライト。
- 前記取り付け基部が枢着部を介して回動可能な上把持板部と下把持板部とを備え、両者で他部材を弾圧的に把持可能であり、下把持板部には磁着機能を備えたことを特徴とする請求項1記載の警告用ライト。
- 前記上把持板部の両端の一部を断面コ字状に屈曲することにより一対の案内レール部が形成され、該案内レールに対応するように電灯部の下部に一対の断面コ字状に長リブが突出形成され、該長リブを案内レール部に対して着脱自在としたことを特徴とする請求項2記載の警告ライト。
- 前記一対の案内レール部は、上把持板部の後半部にテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項3記載の警告ライト。
- 前記電灯部が取り付け基部に対して回動し角度調整可能となっていることを特徴とする請求項1記載の警告用ライト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009000151U JP3149445U (ja) | 2009-01-15 | 2009-01-15 | 警告用ライト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009000151U JP3149445U (ja) | 2009-01-15 | 2009-01-15 | 警告用ライト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3149445U true JP3149445U (ja) | 2009-03-26 |
Family
ID=54854023
Family Applications (1)
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JP2009000151U Expired - Fee Related JP3149445U (ja) | 2009-01-15 | 2009-01-15 | 警告用ライト |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3149445U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010287339A (ja) * | 2009-06-09 | 2010-12-24 | Aatec:Kk | 光学実験用の光源装置 |
JP3171282U (ja) * | 2011-08-11 | 2011-10-20 | 株式会社徳信洋行 | 着脱式照明具及びそれを備えた液体ポンプ |
JP2019067532A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明装置、照明器具及び取付ベース |
JP2022064151A (ja) * | 2020-10-13 | 2022-04-25 | オンスクエア株式会社 | クリップ型照明器具 |
WO2023063246A1 (ja) * | 2021-10-15 | 2023-04-20 | 株式会社ニコリオ | 発光ユニット |
-
2009
- 2009-01-15 JP JP2009000151U patent/JP3149445U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2019067532A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明装置、照明器具及び取付ベース |
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