JP4435665B2 - ヒンジ - Google Patents

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本発明はヒンジに関し、スイング式のドアや各種容器の蓋等々、少なくとも基体に対して連接された物体を枢動可能に取り付けするために使用されるヒンジの改良に関する。
一般的にヒンジは上記したように各種の物体を枢動させる部分に使用され、通常、各々分離された物体の連絡部に取り付けられる一対の取り付け板と、その取り付け板の端縁に設けられたパイプ状の軸ピン挿通部、そして、その挿通部に挿し込まれ、枢動の中心軸となる軸ピンとより構成される。
例えば、重量ドア等に使用されるヒンジは図3、図4に示すような構成となっている。図3は底面図、図4は正面図であって、図中1、1は取り付け板を示し、一方をドアフレームに、他方をドアにネジや釘等の固着具あるいは接着剤によって固定される。
この場合の取り付け板1、1は重量物を対象としていることから、サイズも大きく肉厚も厚いものとされている。各取り付け板1、1の端縁には対称位置に略円筒状とした軸ピンの挿通部2、2が一体に形成されており、この挿通部2、2に枢動の軸となる軸ピンが連通して挿通され、取り付け板1、1を一体化する。
また、この場合、挿通部2、2の接触部分にはリング状をしたスリップ部材3が介在されており、重量負荷によって生じる摩擦で、スムーズな枢動が妨げられることを解消している。
しかしながら、この図3、図4として示すヒンジは作動に自由度がないため、ドアの遊端側とヒンジを取り付けた基端側とではパッキンによる締め付けが均一とすることができなかった。
さらに、図5として示すのは従来使用されているダブルヒンジである。このダブルヒンジは一対の取り付け板1a、1aの相対向する端縁に、途中切り欠き部分を形成した軸ピンの挿通部2a、2aを一体に形成し、前記した切り欠き部分に連結部材4を、取り付け板1a、1aの距離を離して嵌装されている。連結部材4の両端寄りには挿通部2a、2aの挿通孔と連通する透孔が設けられており、ここに軸ピンを各々挿通することで全体を一体化する。
しかしながら、このダブルヒンジは作動の自由度はあるが、構成要素の点数が増え、どうしてもコスト高でかつボルト等の数が増えることから分解がしにくい、また隙間の数も増えるのでガタも多くなるものとなってしまっていた。
本願発明に関して出願人は先行する技術文献の調査を行なったが、格別に類似すると思われる文献は発見することができなかった。
本発明が解決しようとする問題点は、従来のヒンジは作動に自由度がなく、パッキンの締め付けが均一にできなかった点であり、作動の自由度を得るためダブルヒンジとすると、その構成要素の数の多さから分解しにくくガタつきが多くコスト高となってしまうという点である。
この問題点を解決するために、本発明に係るヒンジは一対の取り付け板を有し、その取り付け板の端部に軸ピンの挿通部を設け、その挿通部に軸ピンを挿通して前記取り付け板を一体化させ相互に枢動させるようにしたヒンジにおいて、前記した挿通部を相互に片寄せるとともに、軸ピンは二本に分割させ、連結部を介して偏心させてあることを特徴とし、前記した二本の軸ピンの偏心角度は連結部の中心を境として略180度としてあることを特徴としている。
さらに、本発明に係るヒンジは前記した連結部の形状は円板状であることを特徴とし、前記した連結部の形状は小判状であることを特徴としている。
本発明に係るヒンジは上記したように構成されている。軸ピンの位置が偏心されていることから、取り付け板の枢動する範囲は一律ではなく十分な自由度が得られ、パッキンの締め付けも均一とでき気密性を保持することができる。しかも構成要素の点数は少なくコストを安くでき、ガタつきもなく、分解をはじめとするメンテナンス等も行ない易いものとなっており、連結部を小判状とした場合、その長さの設定で自由度の変化、調整も行なえることとなる。
図1、図2として示す実施例のように構成することで実現した。
次に、本発明の好ましい実施の一例を図1、図2を参照して説明する。図1は本発明を実施したヒンジを示す分解斜視図、図2は同じく軸ピンの連結部の変形例を示す斜視図である。
これらの図にあって10、10は取り付け板を示している。この取り付け板10、10の相対向する端縁には、一方の取り付け板10は中程より下方位置に、他方の取り付け板10は中程より上方位置に軸ピンの挿通孔11a、11bを上下方向に形成した挿通部12、12が一体に設けられている。前記した挿通孔11a、11bは相互に平行となっている。
一方、図中13aは枢動のための軸ピンを示し、この軸ピン13aは挿通孔11aに対し、上方から挿し込まれる。また、13bも軸ピンを示し、この軸ピン13bに対して挿通孔11bが上方から被せるように嵌め付けられる。即ち、軸ピン13bは挿通孔11bの下方から挿し込まれる形態となる。
さらに、図中14は軸ピン13a、13bを一体化させるための連結部であり、図1にあってこの連結部14は円板状に形成されており、軸ピン13a、13bはその連結部14の表裏面に各々略180度偏心させて設けられている。
この連結板14は挿通部12、12の各端面と積層されることとなり、軸ピン13a、13bを上下方向に取り付ける場合には抜け止めとしても作用することとなる。
また、前記した連結板は図2として示すように小判形等に変形することも可能で、挿通部12、12の各端面との摺接部分を少なくし、摩擦を抑え枢動の円滑化を図ることもできる。また、長さを選択することで自由度の変化、調整も行なえることとなる。
本発明に係るヒンジは上記のように構成され、自由度を増し、かつ、低コストで済むものであるため、その製作材料も金属のみならずプラスチック等でも用いることができ、ドアや窓、容器の蓋等のほか、フロントフレームとテンプルをつなぐヒンジとして使用すれば、眼鏡の使用感も違和感のないものとすることができる。
本発明を実施したヒンジを示す分解斜視図である。 軸ピンの連結部の変形例を示す斜視図である。 従来のヒンジを示す平面図である。 従来のヒンジを示す正面図である。 従来のダブルヒンジを示す斜視図である。
符号の説明
10 取り付け板
11a 挿通孔
11b 挿通孔
12 挿通部
13a 軸ピン
13b 軸ピン
14 連結部
14a 連結部

Claims (2)

  1. 一対の取り付け板を有し、その取り付け板の端部に軸ピンの挿通部を設け、その挿通部に軸ピンを挿通して前記取り付け板を一体化させ相互に枢動させるようにし、前記した挿通部を相互に片寄せるとともに、軸ピンは二本に分割させ、連結部を介して偏心させてあるヒンジにおいて、前記した二本の軸ピンの偏心角度は連結部の中心を境として略180度としてあるとともに、前記した連結部の形状は円板状であることを特徴とするヒンジ。
  2. 前記した連結部の形状は小判状であることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ。
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