JP4434536B2 - Electronic medical record system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、診療所及びその他の医療機関において発生する診療情報を電子的に記録する電子カルテの入力/管理を行う電子カルテシステムに関し、特に、医師が電子カルテに診療情報を入力する際の負担を軽減することのできる電子カルテシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、所謂、病院情報システムの整った診療所等の医療機関においては、来院患者の受付登録を、受付端末による入力操作をもって行っている。また、このような医療機関においては、医師は、受付端末より入力された登録患者のリストを診療室毎に備えられた医師端末を用いて呼び出し、さらに、この登録患者のリストから該当患者を指定して該患者のカルテ(電子カルテ)を呼び出し、該患者の電子カルテに関する情報入力を行っている。
【0003】
この電子カルテに関する情報入力は、医師が医師端末を用いて、診療患者の電子カルテに、その病状に従って主訴・所見等の内容・シェーマ図・オーダ内容等の情報入力を、予め用意された診療情報定義内容から個々に検索/選択して、これを用い入力することにより行われる。また、当該患者が再来患者である場合には、該患者の過去のカルテ情報を呼び出し、これをそのままコピーして今回の電子カルテに入力することもある。
【0004】
また、電子カルテには、患者に関する検査結果や画像診断結果の情報の有無が画面表示されるものがある。このような場合、医師は、画面に表示された表示内容から検査結果や画像診断結果の情報の有無を判断して、該結果が有る場合には、各々の画面を起動してその内容を確認/判断して診療を実施している。
【0005】
このように、診療所及びその他の医療機関において発生する診療情報を電子的に記録する電子カルテを用いて、医師の患者に対する診療行為に供するシステムのことを、電子カルテシステムと称する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上に述べた従来の電子カルテシステムにおいては、以下に記載する様々な問題があった。
【0007】
(1)従来の電子カルテシステムにおいては、医師が医師端末を用いて診察待ちの患者を選択する際に、別の画面を起動又は自動で起動させる事によって当該患者の選択を行う必要があった。従って、画面の切り替わりが発生し且つ入力する際の視点の位置も移動することから、入力を煩わしく感じて疲れを伴う問題があった。また、実際には、受付順又は予約順に患者を選択する場合が多いのにも関わらず、従来の電子カルテシステムにおいては、その様な順番で画面表示される設定にはなっていないことから、医師が診療を行う患者を選択する際に手間がかかるという問題があった。
【0008】
(2)医療機関に来院する患者は、初診患者と再来患者を比較した場合、圧倒的に再来患者が多いという事実がある。例えば、内科医等では慢性疾患患者の割合が非常に多く、さらに、該慢性病患者の場合には、なかなか治癒しづらいことから前回と同一内容の診療行為を繰り返す場合が多い。しかしながら、従来の電子カルテシステムにおいては、このような場合にも、医師は、前回の主訴・所見・シェーマ図・オーダ内容等を個々に参照しながら、これと同一の内容を当該患者に関する新たな電子カルテに情報入力する必要があった。従って、その入力に手間がかかるという問題があった。
【0009】
(3)また、例えばインフルエンザや花粉症等の季節に起因する流行病患者の場合には、どの患者に関してもその症状が同様である為、処方する内服薬や処置内容等が全く同一となる場合が多い。しかしながら、従来の電子カルテシステムにおいては、これらの同一診療内容の患者に対しても、医師は、患者毎に同一の内容を主訴・所見・シェーマ図・オーダ内容の個々に対して入力する必要があった。従って、その入力に手間がかかるという問題があった。
【0010】
(4)また、例えば外科を担当する医師においては、診療にシェーマ図を用いる場合が多い。しかしながら、従来の電子カルテシステムにおいては、このシェーマ図を作成する際に、別画面においてシェーマ図の雛型を選択して、その内容を編集する必要があった。従って、医師は、その都度別画面を起動してその内容を編集する必要があり、その入力に手間がかかるという問題があった。
【0011】
(5)また、複数の患者に対して頻繁に行う処方・処置・検査内容を入力する場合も多い。しかしながら、従来の電子カルテシステムにおいては、当該患者に関する情報入力を行う場合、例えば処方の場合、当該患者に過去において同一の処方を行ったか否かを検索して、処方歴がない場合には、さらに処方薬の検索画面を表示して薬の絞込み検索を行い、用法を入力し、内容を確定するといった手順が必要であった。従って、入力行為が煩雑で手間がかかるという問題があった。
【0012】
(6)また、検査結果及び画像診断結果等の参照に関しては、今回のものと前回のものを比較する場合が多い。しかしながら、従来の電子カルテシステムにおいては、医師は診療患者に関する前回の検査結果及び画像診断結果等を参照する際、これを検索する必要があることから、医師が前回の検体検査や画像診断結果等の内容を参照し忘れるという問題があった。また、検査結果及び画像診断結果等の電子カルテシステムへの登録漏れを発見できないという問題もあった。
【0013】
(7)また、従来の電子カルテシステムにおいては、医師が医師端末において電子カルテの情報を画面表示する際に、コンピュータ端末の都合上、入力した内容全てを画面上に展開して表示する事が物理的に困難であることから、患者の全診療内容を確定する際に、別画面にて再度その内容を確認する必要があった。従って、医師による電子カルテ情報の登録ミスが発生する可能性があるという問題があった。
【0014】
医師は、これらの内容を多忙である診察行為と同時に処理する必要があることから、本来の診療行為に集中できないという問題があった。
【0015】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、診療所及びその他の医療機関において発生する診療情報を電子的に記録する電子カルテの入力/管理を行う電子カルテシステムにおいて、医師が本来の診療行為に集中することができるように、医師の電子カルテに診療情報を入力する際の負担を軽減することのできる電子カルテシステムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、データベース、表示部、入力手段及び制御手段を備え、患者の診療に係る診療内容を記録した電子カルテを作成する電子カルテシステムにおいて、前記データベースは、病名情報項目及び複数の診療情報項目を含む電子カルテ情報とこの電子カルテ情報の個々の構成要素である複数のショートカット名とが関連付けられて格納されている格納手段を有し、前記制御手段は、前記表示部に前記電子カルテ情報及び前記複数のショートカット名を表示させる制御部と、前記入力手段によって前記ショートカット名が選択指示されたことに基づいて、前記データベースを参照して前記ショートカット名に関連付けられている、当該患者の前記診療内容を前記電子カルテ情報と共に同時表示し、新たな電子カルテの雛型として提示する制御を行う制御部とからなることを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る電子カルテシステムの一実施形態について、請求項毎に実施形態を挙げ、図を参照しつつ説明する。
【0030】
図1に示すように、本実施形態における電子カルテシステムは、主に、来院患者の受付登録及び電子カルテ作成を行う受付端末1と、医師が当該患者の電子カルテを呼び出し、その入力を行う医師端末2と、ハブ3と、登録患者の電子カルテを管理する電子カルテサーバ装置4とから構成されている。
【0031】
患者が来院すると、まず、受付端末1を用いて患者の受付登録及び電子カルテの作成が行われる。この時、受付時刻又は予約時刻に従って受付情報の待ち行列が作成される。これら受付登録情報・電子カルテ情報及び受付情報の待ち行列は、電子カルテサーバ装置4に格納され、データベースとして管理される。尚、前記受付登録情報内では、受付(予約)時刻、診察時刻等の時刻情報が管理される。
【0032】
医師が、診療室毎に設置された医師端末2を用いて、これから診療を行う患者を選択するべく、登録患者に関する電子カルテの呼び出しを行うと、この医師端末2内で動作する診察待ち患者の自動表示機能は、前記登録患者に関する受付登録情報の待ち行列に従って、未診察(診察時刻未入力)で、当該医師の診察待ちで、且つ、最も古い受付(予約)時刻を有する患者の電子カルテを医師端末2の画面に呼び出す。
【0033】
尚、医療機関の運用方式に応じて前記受付登録情報の待ち行列は、様々な運用バリエーションを持つこととする。例えば、医師毎に患者の診察を管理する医療機関においては、医師毎に受付登録情報を振り分けることとする。また、科毎に複数の医師によって順番に診察を行う運用の医療機関の場合には、科毎に受付登録情報を振り分けることとする。
【0034】
図2及び図3に、以上に説明した過程を、当該電子カルテシステムの処理に沿って説明するフローチャートを示す。
【0035】
図2に示すように、患者が来院すると、まず受付端末によって患者の受付登録及び電子カルテの作成が行われる(S01)。この時、受付時刻又は予約時刻に従って受付情報の待ち行列が作成される(S02)。これら受付登録情報・電子カルテ情報及び受付情報の待ち行列は、電子カルテサーバ装置に格納される(S03)。
【0036】
次に、図3に示すように、医師は診療室毎に設置された医師端末を用いて、これから診療を行う患者の選択を行うべく、登録患者に関する電子カルテの呼び出しを行う(S04)。すると、医師端末2内で動作する診察待ち患者の自動表示機能は、前記登録患者に関する受付登録情報の待ち行列を参照して(S05)、患者毎に未診察(診察時刻未入力)か否かを判断して(S06)、当該医師の診察待ちであるか否かを判断して(S07)、さらに、最も古い受付(予約)時刻を有しているか否かを判断して(S08)、これに該当する患者の電子カルテを医師端末の画面に呼び出し表示する(S09)。
【0037】
尚、前記受付情報は、医療機関の運用方式に応じて、例えば医師毎に患者の診察を管理する医療機関においては、医師毎に受付登録情報を振り分け、また、科毎に複数の医師によって順番に診察を行う運用の医療機関の場合には、科毎に振り分けることもできる。
【0038】
前記実施形態に係る電子カルテシステムによれば、医師がこれから診療を行う患者の選択をする際に、医師端末を用いて登録患者の電子カルテを呼び出すだけで、自動的に当該患者の選択が行われ、これに該当する患者の電子カルテが表示されることから、医師が患者を選択する際の入力操作に感じた煩わしさや手間を無くすことができる。
【0039】
次に、他の実施形態に係る電子カルテシステムについて、実施例(例;診療行為入力方式の簡易化)を挙げ、説明する。
【0040】
図1を準用して、本実施形態における電子カルテシステムの全体構成を示す。同図に示すように、本実施形態における電子カルテシステムは、主に、来院患者の受付登録及び電子カルテ作成を行う受付端末1と、医師が当該患者の電子カルテを呼び出し、その入力を行う医師端末2と、ハブ3と、登録患者の電子カルテを管理する電子カルテサーバ装置4とから構成されている。
【0041】
また、図4に、本実施形態における電子カルテシステムの前記医師端末における電子カルテ入力方式(診療行為入力方式)の簡易化に関するデータベースの一構成例を示す。同図に示すように、診療セットマスタ10は、処方セットマスタ11・注射セットマスタ12・処置セットマスタ13・検査セットマスタ14・画像セットマスタ15・リハビリセットマスタ16・食事セットマスタ17・リマインダマスタ18等のオーダ情報と、主訴・所見テンプレートマスタ20・シェーママスタ21・病名マスタ22とを関連付けるものであり、これらの内容を医師毎に設定できるように作成される。以下、当該診療セットマスタ10の個々の構成要素(処方セットマスタ11・注射セットマスタ12・処置セットマスタ13・検査セットマスタ14・画像セットマスタ15・リハビリセットマスタ16・食事セットマスタ17・リマインダマスタ18等)をショートカットと称することにする。尚、本実施形態においては、このショートカット以外にも、例えば以下の分類に関してショートカットを設定し、これを用いることとする。
▲1▼季節別の流行病名・・・具体例:インフルエンザ、花粉症等
▲2▼症候群別・・・具体例:胸痛(心臓)、胸痛(肺)等
▲3▼慢性病名・・・具体例:高血圧、糖尿病、慢性胃炎当
▲4▼頻発オーダ・・・具体例:不眠症、胸部X線、肝機能検査等。
【0042】
さらに、図5に、上記ショートカットが表示された表示画面を示す。同図に示すように、当該電子カルテシステムの医師端末2には、所謂、医事会計受渡ソフト(医事リマインダ)がインストールされており、この医事リマインダにおける表示内容(表示画面)は、以下に記載する内容になっている。同図に示すように、当該医事リマインダにおける表示画面は、患者に関する氏名・性別・生年月日等の表示部分30の他、患者に関するカルテ情報を示す電子カルテ表示部分31、該当患者に関する指導料実施情報を示す指導料実施情報表示部分32、その他、所定の条件によって該当患者の診療情報を検索する手段である前記ショートカットを表示するショートカット表示部分33とから構成されている。さらに、電子カルテ表示部分31は、当該電子カルテの患者に関する担当医名を示す担当医表示部分31a、所見を示す所見表示部分31b、シェーマ図を示すシェーマ情報表示部分31c、オーダ内容を示すオーダ情報表示部分31d等により構成されている。担当医表示部分31aは、さらに、表示する電子カルテを順次スクロールするスクロール釦310a〜310c等を含み構成されている。また、本実施形態においては、ショートカット表示部分33には、当該電子カルテの表示内容を病名33a(図4の病名マスタ22及び上記▲3▼の慢性病名に対応)、季節33b(前記▲1▼の季節別の流行病名に対応)、症候群33c(前記▲2▼の季節別の流行病名に対応)、処方33d(図4の処方セットマスタ11に対応)、画像33e(図4の画像セットマスタ15に対応)、検査33f(図4の検査セットマスタ14に対応)、医事系33g等の条件によって情報検索する複数のショートカットにより構成されている。尚、これらショートカットは、視認性を向上させるため、分類毎に色分け表示するものとする。
【0043】
医師は、当該医事リマインダがインストールされた医師端末2を用いて、まず登録患者のリストを参照して、これより診療を行う患者を選択して、当該患者の電子カルテ情報を電子カルテ装置1から呼び出す。そして、当該患者の電子カルテ情報表示画面において、前記ショートカットを使用して該当する条件に見合った診療内容を画面表示させる。
【0044】
図6に、前記ショートカットである病名33a(図4の病名マスタ22に対応)の慢性気管支炎を選択/使用して、該当する条件に見合った診療内容を画面表示したものを示す。同図に示すように、前記ショートカットである病名33a(図4の病名マスタ22に対応)の慢性気管支炎を選択/使用することで、当該患者の慢性気管支炎に関する電子カルテ情報が表示される。この時、所見表示部分31bには、当該患者の慢性気管支炎に関する所見が表示され、シェーマ情報表示部分31cには、当該患者の慢性気管支炎に関するシェーマ図が表示され、オーダ情報表示部分31dには、当該患者の慢性気管支炎に関するオーダ内容が表示される。
【0045】
図7及び図8に、以上に説明した過程を、当該電子カルテシステムの処理に沿って説明するフローチャートを示す。
【0046】
図7に示すように、患者が来院すると、まず受付端末によって患者の受付登録及び電子カルテの作成が行われる(S10)。そして、これら受付登録情報・電子カルテ情報は、電子カルテサーバ装置に格納される(S11)。医師は、登録患者に対して診療行為を行う際には、医師端末を用いて当該患者の電子カルテを電子カルテサーバ装置より呼び出し(S12)、該診療行為に関する情報を、当該患者の電子カルテに入力する(S13)。該電子カルテ情報(入力情報)は、電子カルテサーバ装置に格納される(S14)。
【0047】
これ以後、当該患者に対して診療行為が行われる度に、上記S12〜S14の過程が繰り返され、当該患者の電子カルテ情報が随時更新されていくことになる。
【0048】
医師は、当該患者に対して診療行為を行う際には、診療室毎に設置された医師端末を用いて、図8に示すように、登録患者のリストから、当該患者の選択を行う(S15)。そして、当該患者に関する電子カルテ情報を電子カルテサーバ装置から呼び出す(S16)。すると、医師端末の表示画面には、当該患者の電子カルテが表示される(S17)。ここで、医師は、当該患者に関する過去の診療内容を検索する場合には、当該患者の電子カルテと共に表示されるショートカットから所望の条件で内容表示させるショートカットを選択する(S18)。すると、該ショートカットの条件に該当する診療情報が電子カルテサーバ装置において検索され(S19)、該当する診療情報が画面表示される(S20)。
【0049】
このような実施形態に係る電子カルテシステムによれば、該当患者に関する電子カルテ情報(氏名・性別・生年月日等の個人情報の他、当該患者に関する主訴所見情報・シェーマ情報・オーダ情報・病名情報等)と、ショートカット機能が関連付けられていることで、医師は該ショートカットを使用して、当該患者の過去における診療内容(症状内容・シェーマ図・オーダ内容・病名内容・指導料の算定内容等)を所望の条件毎に同一の画面に自動展開することができる。また、このような雛型を使用して新たな電子カルテを作成することにより、医師の電子カルテの入力に関わる時間を短縮することもできる。
【0050】
尚、例えば前記ショートカットを階層化する事で、医療機関毎の運用に応じた画面内容を構造化することも可能である。
【0051】
また、例えば過去のカルテ内容を参照して、頻度の高いオーダ(とその組合せ)を検索し登録することにより、ショートカット内容の編集の簡易化を実現することができる。また、医師画面に展開中の内容をショートカットとして登録することにより、ショートカットの簡易登録を実現することができる。
【0052】
また、これらのショートカットを、例えば2文字程度のキーワードと関連付けて、このキーワード内容を手書き文字認識手段と連動させることにより、入力の簡易化を実現することができる。尚、本実施形態においては、図5に示す文字認識部分34の表示領域内において、液晶ペンタブレット等の文字入力手段を用いて該キーワードを手書き入力することができる構成としている。
【0053】
また、これらのショートカットを、例えば2文字程度のキーワードと関連付けて、このキーワード内容を音声認識手段と連動させることにより、入力の簡易化を実現することができる。実際には、音声の辞書を作成するのには膨大な量の辞書が必要となるが、2文字程度とする事で音声辞書に登録する手間や時間及び語彙数を少なくする事ができるため実用的である。
【0054】
次に、他の実施形態に係る電子カルテシステムについて、実施例(例;検査結果及び画像診断結果参照の自動化)を挙げ、説明する。
【0055】
図1を準用して、本実施形態における電子カルテシステムの全体構成を示す。同図に示すように、本実施形態における電子カルテシステムは、主に、来院患者の受付登録及び電子カルテ作成を行う受付端末1と、医師が当該患者の電子カルテを呼び出し、その入力を行う医師端末2と、ハブ3と、登録患者の電子カルテを管理する電子カルテサーバ装置4とから構成されている。
【0056】
また、図4を準用して、本実施形態における電子カルテシステムの前記医師端末における電子カルテ入力方式(診療行為入力方式)の簡易化に関するデータベースの一構成例を示す。同図に示すように、診療セットマスタ10は、処方セットマスタ11・注射セットマスタ12・処置セットマスタ13・検査セットマスタ14・画像セットマスタ15・リハビリセットマスタ16・食事セットマスタ17・リマインダマスタ18等のオーダ情報と、主訴・所見テンプレートマスタ20・シェーママスタ21・病名マスタ22とを関連付けるものであり、これらの内容を医師毎に設定できるように作成される。以下、当該診療セットマスタ10の個々の構成要素(処方セットマスタ11・注射セットマスタ12・処置セットマスタ13・検査セットマスタ14・画像セットマスタ15・リハビリセットマスタ16・食事セットマスタ17・リマインダマスタ18等)をショートカットと称することにする。尚、本実施形態においては、このショートカット以外にも、例えば以下の分類に関してショートカットを設定し、これを用いることとする。
▲5▼季節別の流行病名・・・具体例:インフルエンザ、花粉症等
▲6▼症候群別・・・具体例:胸痛(心臓)、胸痛(肺)等
▲7▼慢性病名・・・具体例:高血圧、糖尿病、慢性胃炎当
▲8▼頻発オーダ・・・具体例:不眠症、胸部X線、肝機能検査等。
【0057】
さらに、図6を準用して、本実施形態における電子カルテシステムの前記医師端末2における表示画面を示す。同図に示すように、当該電子カルテシステムの医師端末2には、所謂、医事会計受渡ソフト(医事リマインダ)がインストールされており、この医事リマインダにおける表示内容(表示画面)は、以下に記載する内容になっている。同図に示すように、当該医事リマインダにおける表示画面は、患者に関する氏名・性別・生年月日等の表示部分30の他、患者に関するカルテ情報を示す電子カルテ表示部分31、該当患者に関する指導料実施情報を示す指導料実施情報表示部分32、その他、所定の条件によって該当患者の診療情報を検索する手段である前記ショートカットを表示するショートカット表示部分33とから構成されている。さらに、電子カルテ表示部分31は、当該電子カルテの患者に関する担当医名を示す担当医表示部分31a、所見を示す所見表示部分31b、シェーマ図を示すシェーマ情報表示部分31c、オーダ内容を示すオーダ情報表示部分31d等により構成されている。担当医表示部分31aは、さらに、表示する電子カルテを順次スクロールするスクロール釦310a〜310c等を含み構成されている。また、本実施形態においては、ショートカット表示部分33には、当該電子カルテの表示内容を病名33a(図4の病名マスタ22及び上記▲3▼の慢性病名に対応)、季節33b(前記▲1▼の季節別の流行病名に対応)、症候群33c(前記▲2▼の季節別の流行病名に対応)、処方33d(図4の処方セットマスタ11に対応)、画像33e(図4の画像セットマスタ15に対応)、検査33f(図4の検査セットマスタ14に対応)、医事系33g等の条件によって情報検索する複数のショートカットにより構成されている。尚、これらショートカットは、視認性を向上させるため、分類毎に色分け表示するものとする。
【0058】
医師は、患者に対して診療行為を行う際に、当該医事リマインダがインストールされた医師端末2を用いて、当該患者の電子カルテ情報を電子カルテ装置1から呼び出す。この時、前述したショートカットを使用して該当する内容を画面表示させる。
【0059】
さらに、本実施形態における電子カルテシステムにおいては、前記医師端末2における表示画面において、当該患者の検査結果及び画像診断結果を参照するためのショートカット機能を有するボタンが表示される。
【0060】
医師は、図6に示す表示画面の右下に示す検査結果釦35、画像結果釦36を選択/使用することで、当該患者に検査結果及び画像診断結果がある場合には、図9に示すように、当該患者の検査結果及び画像診断結果を自動的に画面表示することができる。尚、図9に示す検査結果40は、当該患者の血液成分に関する検査結果を示したものであり、氏名・性別・生年月日・病名等の患者に関する個人情報表示部分41と、表示する検査結果の分類指定を行う検査結果分類指定部分42と、検査結果であるグラフ等を表示する検査結果表示部分43と、検査項目を表示する検査項目表示部分44等により構成されている。
【0061】
さらに、例えば、検査オーダ情報として、検査指示日時・検体採取日時・結果登録日時の3個の情報を管理し、これらの日付に応じて、図10に示すフローチャートに従って表示に関する処理を推移させることにより、当該検査結果の自動表示を実現することができる。
【0062】
図10に示すフローチャートについて説明する。同図に示すように、医師は、医師端末2を用いて受付済患者(登録患者)のリストから診療を行う患者の選択を行う(S01)。この時、電子カルテサーバ装置4内のデータベースに格納された受付テーブルより当該患者の電子カルテ情報が検索/参照され(S02)、当該患者が初診か否かが判断される(S03)。当該患者が再来患者である場合には、さらに、当該患者に検査を受けさせる旨の指示が有ったか否かが判断される(S04)。当該患者に検査を受けさせる旨の指示が有った場合には、さらに、その検査結果が有るか否かが判断される(S05)。当該患者に検査結果が有る場合には、当該患者の検査結果が検査結果テーブルにおいて参照され(S06)、自動表示される(S07)。尚、当該患者に関する検査を受けさせる旨、又は、当該患者に関する検査結果が無い場合(未登録の場合)には、その旨を表すワーニング表示を行うことも可能である。
【0063】
このように、本実施形態に係る電子カルテシステムによれば、医師は画面内に表示される検査結果釦・画像結果釦を使用して、当該患者の検査結果及び画像診断結果を自動的に表示することができる。また、例えば、検査オーダ情報として、検査指示日時・検体採取日時・結果登録日時の3個の情報を管理し、これらの日付に応じて表示に関わる処理を推移させることにより、医師が検査結果釦・画像結果釦を使用することなく、当該患者の検査結果を自動的に表示することもできる。従って、医師による診療の手助けとなると共に、検査結果の登録漏れを防ぐ事ができる。
【0064】
尚、以上に述べた確認方式は、例えば外注検査機関に依頼した検査の結果をWeb等のオンラインシステムによって参照する場合にも同様の方式にて応用する事ができる。この場合、前記外注検査機関に検査結果入力端末を置き、該検査結果入力端末と当該電子カルテシステムをオンラインにて接続することで、遠隔地においても検査結果の参照を行うことが可能となる。尚、以上に述べた確認方式は、画像診断結果に関しても当然に用いることが可能である。
【0065】
次に、他の実施形態に係る電子カルテシステムについて、実施例(例;前回内容の自動展開に関する画面)を挙げ、説明する。
【0066】
図1を準用して、本実施形態における電子カルテシステムの全体構成を示す。同図に示すように、本実施形態における電子カルテシステムは、主に、来院患者の受付登録及び電子カルテ作成を行う受付端末1と、医師が当該患者の電子カルテを呼び出し、その入力を行う医師端末2と、ハブ3と、登録患者の電子カルテを管理する電子カルテサーバ装置4とから構成されている。
【0067】
また、図5を準用して、本実施形態における電子カルテシステムの前記医師端末における表示画面を示す。同図に示すように、当該電子カルテシステムの医師端末2には、所謂、医事会計受渡ソフト(医事リマインダ)がインストールされており、この医事リマインダにおける表示内容(表示画面)は、以下に記載する内容になっている。同図に示すように、当該医事リマインダにおける表示画面は、患者に関する氏名・性別・生年月日等の表示部分30の他、患者に関するカルテ情報を示す電子カルテ表示部分31、該当患者に関する指導料実施情報を示す指導料実施情報表示部分32、その他、所定の条件によって該当患者の診療情報を検索する手段である前記ショートカットを表示するショートカット表示部分33とから構成されている。さらに、電子カルテ表示部分31は、当該電子カルテの患者に関する担当医名を示す担当医表示部分31a、所見を示す所見表示部分31b、シェーマ図を示すシェーマ情報表示部分31c、オーダ内容を示すオーダ情報表示部分31d等により構成されている。担当医表示部分31aは、さらに、表示する電子カルテを順次スクロールするスクロール釦310a〜310c等を含み構成されている。また、本実施形態においては、ショートカット表示部分33には、当該電子カルテの表示内容を病名33a、季節33b、症候群33c、処方33d、画像33e、検査33f、医事系33g等の条件によって情報検索する複数のショートカットにより構成されている。尚、これらショートカットは、視認性を向上させるため、分類毎に色分け表示するものとする。
【0068】
医師は、患者に対して診療行為を行う際に、当該医事リマインダがインストールされた医師端末2を用いて、当該患者の電子カルテ情報を電子カルテ装置1から呼び出す。この時、本実施形態における電子カルテシステムにおいては、医師が図5に示す表示画面中央に位置する前回釦310dを選択/使用することで、前回の診療内容を今回の診療内容として画面に表示させることができる。
【0069】
例えば、慢性疾患病名をもつ患者や花粉症等の患者の診察を行う場合、前回と同じ診療行為を実施する場合が多い。従って、このような再来患者の場合には、前回の診療内容を前記前回釦310dを使用して、今回の内容として画面に全て展開する。そして、当該患者の現在の病状・症状によって前回内容に追記し、或いは、不要となったオーダ内容等の削除を行うなどして今回の診療内容としてこれを用いる。また、前回の診療内容と今回の診療内容が全く同じ場合には、図5に示す表示画面の右下に位置する登録ボタン310eを選択/使用することのみで前回の診療内容をそのまま当該電子カルテに入力する今回の診療内容として確定することもできることとする。
【0070】
図7及び図11に、以上に説明した過程を、電子カルテシステムの処理に沿って説明するフローチャートを示す。
【0071】
図7に示すように、患者が来院すると、まず受付端末によって患者の受付登録及び電子カルテの作成が行われる(S10)。そして、これら受付登録情報・電子カルテ情報は、電子カルテサーバ装置に格納される(S11)。医師は、登録患者に対して診療行為を行う際に、医師端末を用いて当該患者の電子カルテを電子カルテサーバ装置より呼び出し(S12)、該診療行為に関する情報を当該患者の電子カルテに入力する(S13)。該電子カルテ情報は、電子カルテサーバ装置に格納される(S14)。
【0072】
これ以後、当該患者に対して診療行為が行われる度に、上記S12〜S14の過程が繰り返され、当該患者の電子カルテ情報が更新されていくことになる。
【0073】
医師は、当該患者に対して診療行為を行う際には、診療室毎に設置された医師端末を用いて、図11に示すように、登録患者のリストから、当該患者の選択を行う(S30)。すると、当該患者に関する電子カルテ情報が電子カルテサーバ装置から呼び出され(S31)、医師端末の表示画面には、当該患者の電子カルテが表示される(S32)。ここで、医師は、当該患者に関する前回の電子カルテ情報を参照する場合には、電子カルテと共に表示される前回釦を選択/使用して(S33)、当該患者に関する前回の診療内容が記載された電子カルテ情報を電子カルテサーバ装置から呼び出し(S34)、該当する電子カルテ情報を画面表示させる(S35)。
【0074】
尚、前回の診療内容を画面表示させる際には、その表示内容及び表示方法を取捨選択できる様な設定を行うものとする。この設定のバリエーションとしては、例えば、内服に関しては診療行為が行われる毎に毎回展開することとし、検体検査に関しては週に1回(週頭)展開することとし、画像診断結果に関しては月に1回(月初のみ)展開するといった場合等を挙げることができる。さらに、これらのバリエーションは医師毎に選択できる様に設定することとする。
【0075】
以上に述べたバリエーションは、例えば慢性患者の急性期病名に対する治療行為を追加オーダする際等に非常に有効となる。
【0076】
このように、本実施形態に係る電子カルテシステムによれば、医師は、医師端末を用いて診療患者に関する前回の診療内容を今回の内容として画面に展開することができる。さらに、当該患者の現在の病状・症状等に従って前回の診療内容に追記し、或いは、不要となったオーダ内容等の削除を行うなどして、これを今回の電子カルテとして用いることができる。また、前回の診療内容と今回の診療内容が全く同じ場合には、前回の診療内容を呼び出し、これを確定することのみで、これを今回の診療内容として用いることができる。従って、医師の電子カルテに対する診療内容の入力に関わる負担を軽減することができる。
【0077】
次に、他の実施形態に係る電子カルテシステムについて、実施例(例;入力内容のサマリ表示及び確定画面)を挙げ、説明する。
【0078】
図1を準用して、本実施形態における電子カルテシステムの全体構成を示す。同図に示すように、本実施形態における電子カルテシステムは、主に、来院患者の受付登録及び電子カルテ作成を行う受付端末1と、医師が当該患者の電子カルテを呼び出し、その入力を行う医師端末2と、ハブ3と、登録患者の電子カルテを管理する電子カルテサーバ装置4とから構成されている。
【0079】
図5及び図6に示したように、また、前述したように、医師は診療行為内容を電子カルテに入力して、その内容の確定を行う際には、当該患者の診療内容(症状内容・シェーマ図・オーダ内容・病名内容・指導料の算定内容等)の全てに関してその内容確認を行う必要がある。これらの内容は膨大な量に及ぶ上に、前記オーダ内容等は、その情報量が非常に多い場合には、別画面においてその内容を確認する必要があり、また、前記病名内容に関してもその内容を別画面において確認する必要があるなど、医師はこれらの内容を確定する際に、複数回の操作を行ってその内容を確認した上でこれを行う必要がある。
【0080】
そこで、本実施形態における電子カルテシステムにおいては、この確定操作を簡略化する為に、例えば図12に示すように、オーダの各区切の代表内容51及びその算定保険の情報52、有効病名の情報53、医事会計へ受け渡す指導料・電話再診・往診等の情報(図12においては、医事リマインダと記載)54等の診療内容(電子カルテシステムへの入力を確定する為に必要な情報)を統合して表示する統合表示画面50を新たな表示内容に加えることで、医師が診療内容の電子カルテシステムへの確定を簡単に行えるようにする。
【0081】
医師は、診療患者に関する電子カルテへの診療内容の入力を終えた後、当該統合表示画面50を画面表示させて、その内容確認を行う。当該統合表示画面50に画面表示される前記診療内容は、図12に示したように統合された内容となっているため、医師は容易にその内容確認を行うことができる。このようにして、その内容確認を行った上で、医師は当該診療患者に関する電子カルテ情報の確定を行う(前述した登録釦310eを選択/使用することで、当該電子カルテ情報の確定を行うことができる。)。当該診療患者に関する電子カルテ情報は、電子カルテサーバ装置4に格納される。
【0082】
尚、当該統合表示画面50には、この他にも、例えば有効病名の入力を行う病名釦55、有効とされていた病名の登録削除を行う治癒釦56、有効とする病名の登録を行う継続釦57、当該統合表示画面50の表示削除を行う戻る釦58等が表示される。
【0083】
このように、本実施形態に係る電子カルテシステムによれば、医師は電子カルテに入力した診療内容を確定する際に、これら入力情報が統合して表示された統合表示画面を画面表示させることで、その内容確認を容易に行うことができるので、医師が電子カルテの入力内容を確定する際の確認に関わる手間を省くことができる。
【0084】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明に係る電子カルテシステムによれば、患者に関する電子カルテ情報と、ショートカット機能が関連付けられることから、医師はショートカット機能を使用して、これらの情報を該当する条件毎に画面上に前記電子カルテ情報と同時表示することができる。さらに、このような雛型を使用して新たな電子カルテを作成することにより、医師の電子カルテの入力に関わる負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子カルテシステムのシステム構成図である。
【図2】第一の実施形態における電子カルテシステムの受付端末における来院患者の受付登録から待ち行列作成/格納までの流れを説明するフローチャートである。
【図3】第一の実施形態における電子カルテシステムの医師端末における診療患者の検索から表示までの流れを説明するフローチャートである。
【図4】第一乃至第三の実施形態における電子カルテシステムの医師端末における電子カルテ入力方式(診療行為入力方式)の簡易化に関するデータベースの一構成例を示す図である。
【図5】第二乃至第五の実施形態における電子カルテシステムの医師端末における表示画面を示す図である。
【図6】図5に示す表示画面において、ショートカットを使用した後の表示画面を示す図である。
【図7】第二の実施形態における電子カルテシステムの受付端末における来院患者の登録から医師端末における当該患者の電子カルテ情報入力までの流れを説明するフローチャートである。
【図8】第二の実施形態における電子カルテシステムの医師端末における診療患者のショートカットによる電子カルテ情報呼び出しまでの流れを説明するフローチャートである。
【図9】第三の実施形態における電子カルテシステムの医師端末において、図5に示す表示画面の検査結果釦を使用した後に表示される検査結果の表示画面の一例を示す図である。
【図10】第三の実施形態における電子カルテシステムの医師端末における診療患者の検査結果(画像診断結果)の自動参照に関するフローチャートである。
【図11】第四の実施形態における電子カルテシステムの医師端末における診療患者の電子カルテ情報の呼び出しから、当該診療患者の前回の電子カルテ情報の呼び出しまでの流れを説明するフローチャートである。
【図12】第五の実施形態における電子カルテシステムの医師端末における診療患者の電子カルテ入力内容のサマリ表示及び確定画面を示す図である。
【符号の説明】
1…受付端末
2…医師端末
3…ハブ
4…電子カルテサーバ装置
10…診療セットマスタ
11…処方セットマスタ
12…注射セットマスタ
13…処置セットマスタ
14…検査セットマスタ
15…画像セットマスタ
16…リハビリセットマスタ
17…食事セットマスタ
18…リマインダマスタ
20…主訴・所見テンプレートマスタ
21…シェーママスタ
22…病名マスタ
30…患者情報表示部分
31…電子カルテ表示部分
31a…担当医表示部分
31b…所見表示部分
31c…シェーマ情報表示部分
31d…オーダ情報表示部分
310a〜310c…スクロール釦
310d…前回釦
310e…登録釦
32…指導料実施情報表示部分
33…ショートカット表示部分
33a〜33g…ショートカット
34…文字認識部分
35…検査結果釦
36…画像結果釦[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electronic medical record system that performs input / management of an electronic medical record that electronically records medical care information generated in a clinic and other medical institutions, and in particular, a burden when a doctor inputs medical information into the electronic medical record. The present invention relates to an electronic medical record system that can reduce the risk.
[0002]
[Prior art]
In general, in a medical institution such as a clinic where a hospital information system is well-equipped, reception registration of a visit patient is performed by an input operation using a reception terminal. In such a medical institution, a doctor calls a list of registered patients input from the reception terminal using a doctor terminal provided for each clinic, and further designates a corresponding patient from the list of registered patients. Then, the patient's medical chart (electronic medical chart) is called and information regarding the patient's electronic medical chart is input.
[0003]
Information input regarding this electronic medical record is performed by a doctor using a doctor's terminal to input information such as the main complaint, findings, etc., schema, and order contents according to the medical condition of the medical patient's electronic medical record. This is done by individually searching / selecting the definition contents and inputting them. If the patient is a revisited patient, the patient's past medical chart information may be called, copied as it is, and input to the current electronic medical chart.
[0004]
In addition, some electronic medical records display on a screen whether or not there is information on examination results and image diagnosis results related to a patient. In such a case, the doctor determines whether or not there is information on the examination result or the image diagnosis result from the display content displayed on the screen, and if there is the result, activates each screen and confirms the content. / Judgment is conducted at the discretion.
[0005]
In this way, a system that provides a medical practice for a patient of a doctor using an electronic medical record that electronically records medical information generated in a clinic and other medical institutions is referred to as an electronic medical record system.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional electronic medical chart system described above has various problems described below.
[0007]
(1) In the conventional electronic medical chart system, when a doctor selects a patient waiting for a medical examination using a doctor terminal, it is necessary to select the patient by starting another screen or automatically starting another screen. . Accordingly, since the screen is switched and the position of the viewpoint at the time of input is also moved, there is a problem that the input is troublesome and tired. In fact, in many cases, patients are selected in the order of acceptance or in the order of reservation, but the conventional electronic medical chart system is not set to display the screen in such an order. There is a problem that it takes time and effort when a doctor selects a patient for medical care.
[0008]
(2) The number of patients who come to a medical institution is overwhelmingly large when comparing first-visit patients and returning patients. For example, a physician or the like has a very large proportion of chronically ill patients, and moreover, in the case of chronically ill patients, it is difficult to heal, so there are many cases where the same medical practice as the previous time is repeated. However, in the conventional electronic medical record system, even in this case, the doctor refers to the previous main complaint, findings, schema diagram, order contents, etc. It was necessary to input information into the electronic medical record. Therefore, there is a problem that it takes time to input.
[0009]
(3) In addition, in the case of epidemic patients caused by seasons such as influenza and hay fever, the symptoms are the same for all patients, so the prescribed medications and treatment details may be exactly the same. Many. However, in the conventional electronic medical chart system, the doctor needs to input the same content for each patient, the findings, the schema, and the order content for each patient with the same medical treatment content. there were. Therefore, there is a problem that it takes time to input.
[0010]
(4) For example, a doctor in charge of surgery often uses a schema diagram for medical treatment. However, in the conventional electronic medical chart system, when creating the schema diagram, it is necessary to select the template of the schema diagram on another screen and edit the contents. Therefore, there is a problem that the doctor needs to start another screen each time and edit the content, which takes time and effort.
[0011]
(5) Also, there are many cases where prescriptions, treatments, and examination contents frequently performed for a plurality of patients are input. However, in the conventional electronic medical record system, when information about the patient is input, for example, in the case of prescription, whether or not the same prescription has been performed in the past for the patient, and if there is no prescription history, Furthermore, a procedure for displaying a search screen for prescription drugs, performing a narrow search for drugs, inputting usage, and confirming the contents was necessary. Therefore, there is a problem that the input action is complicated and time-consuming.
[0012]
(6) Regarding the reference of the inspection result and the image diagnosis result, the current one and the previous one are often compared. However, in the conventional electronic medical record system, when a doctor refers to the previous examination result and image diagnosis result regarding the medical patient, it is necessary to search for this. There was a problem of forgetting to refer to the contents of. There is also a problem that omission of registration in the electronic medical record system such as examination results and image diagnosis results cannot be found.
[0013]
(7) Further, in the conventional electronic medical chart system, when the doctor displays the electronic medical chart information on the screen of the doctor terminal, all the input contents may be developed and displayed on the screen for the convenience of the computer terminal. Because it is physically difficult, it was necessary to confirm the content again on a separate screen when finalizing all the medical treatment details of the patient. Therefore, there has been a problem that a registration error of electronic medical record information by a doctor may occur.
[0014]
Since doctors need to process these contents simultaneously with busy examination, there is a problem that the doctor cannot concentrate on the original medical practice.
[0015]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to input / manage an electronic medical record for electronically recording medical information generated in clinics and other medical institutions. It is an object of the present invention to provide an electronic medical record system that can reduce the burden of inputting medical information into a doctor's electronic medical record so that the doctor can concentrate on the original medical practice.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention described in
[0028]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, an embodiment of an electronic medical record system according to the present invention will be described with reference to the drawings, taking an embodiment for each claim.
[0030]
As shown in FIG. 1, the electronic medical record system according to the present embodiment mainly includes a
[0031]
When the patient visits, first, the
[0032]
When a doctor calls an electronic medical record related to a registered patient in order to select a patient to be treated from now on using the
[0033]
Note that the reception registration information queue has various operation variations in accordance with the operation method of the medical institution. For example, in a medical institution that manages patient examinations for each doctor, the reception registration information is assigned to each doctor. In addition, in the case of a medical institution that operates in order by a plurality of doctors for each department, reception registration information is assigned to each department.
[0034]
2 and 3 are flowcharts for explaining the process described above along the processing of the electronic medical chart system.
[0035]
As shown in FIG. 2, when a patient comes to the hospital, first, the reception terminal performs patient registration and electronic medical record creation (S01). At this time, a queue of reception information is created according to the reception time or the reservation time (S02). The queue of reception registration information / electronic medical record information and reception information is stored in the electronic medical record server device (S03).
[0036]
Next, as shown in FIG. 3, the doctor calls up an electronic medical record relating to a registered patient in order to select a patient to be treated from now on using a doctor terminal installed in each clinic (S04). Then, the automatic display function of the patient waiting for examination operating in the
[0037]
It should be noted that the reception information is distributed according to the operation method of the medical institution, for example, in the medical institution managing the patient's examination for each doctor, and for each doctor, the registration information is assigned to each department in order by a plurality of doctors. In the case of an operating medical institution that conducts medical examinations, it can also be assigned to each department.
[0038]
In the above embodiment According to such an electronic medical record system, when a doctor selects a patient to be treated in the future, the patient's selection is automatically performed only by calling the registered patient's electronic medical record using the doctor terminal. Since the electronic medical record of the corresponding patient is displayed, it is possible to eliminate the annoyance and trouble felt by the input operation when the doctor selects the patient.
[0039]
next, In other embodiments The electronic medical record system will be described with reference to an example (for example, simplification of a medical practice input method).
[0040]
FIG. 1 is applied mutatis mutandis to show the overall configuration of the electronic medical chart system in the present embodiment. As shown in the figure, the electronic medical record system according to the present embodiment mainly includes a
[0041]
FIG. 4 shows a configuration example of a database related to simplification of an electronic medical record input method (medical practice input method) in the doctor terminal of the electronic medical record system according to the present embodiment. As shown in the figure, the medical treatment set
(1) Seasonal epidemic names ... Specific examples: influenza, hay fever, etc.
(2) By syndrome: Specific examples: chest pain (heart), chest pain (lung), etc.
(3) Chronic disease name: Specific examples: hypertension, diabetes, chronic gastritis
(4) Frequent orders: Specific examples: insomnia, chest X-ray, liver function test, etc.
[0042]
Further, FIG. 5 shows a display screen on which the shortcut is displayed. As shown in the figure, so-called medical accounting delivery software (medical reminder) is installed in the
[0043]
Using the
[0044]
FIG. 6 shows a screen display of the medical treatment contents corresponding to the corresponding condition by selecting / using chronic bronchitis of the
[0045]
7 and 8 are flowcharts for explaining the process described above along the processing of the electronic medical chart system.
[0046]
As shown in FIG. 7, when a patient comes to the hospital, patient registration and electronic medical chart creation are first performed by the reception terminal (S10). These reception registration information and electronic medical record information are stored in the electronic medical record server device (S11). When a doctor performs a medical practice on a registered patient, the doctor's terminal is used to call the patient's electronic medical record from the electronic medical record server device (S12), and information regarding the medical practice is stored in the patient's electronic medical chart. Input (S13). The electronic medical record information (input information) is stored in the electronic medical record server device (S14).
[0047]
Thereafter, each time a medical practice is performed on the patient, the processes of S12 to S14 are repeated, and the electronic medical record information of the patient is updated as needed.
[0048]
When performing a medical practice on the patient, the doctor selects the patient from a list of registered patients as shown in FIG. 8 using a doctor terminal installed in each clinic (S15). ). And the electronic medical chart information regarding the said patient is called from an electronic medical chart server apparatus (S16). Then, the patient's electronic medical record is displayed on the display screen of the doctor terminal (S17). Here, when searching for past medical treatment contents related to the patient, the doctor selects a shortcut for displaying the contents under a desired condition from the shortcuts displayed together with the electronic medical record of the patient (S18). Then, medical information corresponding to the shortcut condition is searched in the electronic medical record server device (S19), and the corresponding medical information is displayed on the screen (S20).
[0049]
like this In the embodiment According to the electronic medical record system, electronic medical record information about the patient (personal information such as name, gender, date of birth, etc., main complaint findings information, schema information, order information, disease name information, etc.) and shortcut functions By using the shortcut, the doctor uses the shortcut to display the medical contents of the patient in the past (symptom contents, schema diagram, order contents, disease name contents, instruction fee calculation contents, etc.) for each desired condition. Can be automatically expanded on the same screen. In addition, by creating a new electronic medical record using such a template, it is possible to shorten the time related to the input of the doctor's electronic medical record.
[0050]
Note that, for example, the screen contents corresponding to the operation of each medical institution can be structured by hierarchizing the shortcuts.
[0051]
In addition, for example, by referring to past medical chart contents and searching for and registering frequent orders (and combinations thereof), it is possible to simplify the editing of shortcut contents. Also, by registering the contents being developed on the doctor screen as a shortcut, simple registration of the shortcut can be realized.
[0052]
In addition, by associating these shortcuts with, for example, a keyword of about two characters and linking this keyword content with handwritten character recognition means, it is possible to simplify input. In the present embodiment, the keyword can be input by handwriting using a character input means such as a liquid crystal pen tablet within the display area of the
[0053]
Further, by associating these shortcuts with a keyword of, for example, about two characters and linking this keyword content with the voice recognition means, it is possible to simplify input. Actually, a huge amount of dictionaries are required to create a speech dictionary, but it is practical because it can reduce the effort, time and number of vocabularies to be registered in the speech dictionary by using about 2 characters. Is.
[0054]
next, In other embodiments Such an electronic medical record system will be described with reference to examples (eg, automating the reference of examination results and image diagnosis results).
[0055]
FIG. 1 is applied mutatis mutandis to show the overall configuration of the electronic medical chart system in the present embodiment. As shown in the figure, the electronic medical record system according to the present embodiment mainly includes a
[0056]
Moreover, FIG. 4 is applied mutatis mutandis, and the example of 1 structure of the database regarding simplification of the electronic medical record input system (medical practice input system) in the said doctor terminal of the electronic medical record system in this embodiment is shown. As shown in the figure, the medical treatment set
(5) Names of epidemics by season: Specific examples: influenza, hay fever, etc.
(6) By syndrome: Specific examples: chest pain (heart), chest pain (lung), etc.
(7) Chronic disease name: Specific examples: hypertension, diabetes, chronic gastritis
(8) Frequent orders: Specific examples: insomnia, chest X-ray, liver function test, etc.
[0057]
Furthermore, FIG. 6 is applied mutatis mutandis and the display screen in the said
[0058]
When performing a medical practice on a patient, a doctor calls the patient's electronic medical chart information from the electronic
[0059]
Furthermore, in the electronic medical chart system according to the present embodiment, a button having a shortcut function for referring to the examination result and image diagnosis result of the patient is displayed on the display screen of the
[0060]
The doctor selects / uses the
[0061]
Furthermore, for example, by managing three pieces of information of examination instruction date / time, sample collection date / time, and result registration date / time as examination order information, the processing related to display is changed according to the flowchart shown in FIG. 10 according to these dates. The automatic display of the inspection result can be realized.
[0062]
The flowchart shown in FIG. 10 will be described. As shown in the figure, the doctor uses the
[0063]
in this way, In this embodiment According to such an electronic medical record system, the doctor can automatically display the examination result and the image diagnosis result of the patient using the examination result button / image result button displayed on the screen. In addition, for example, as examination order information, three pieces of information of examination instruction date / time, sample collection date / time, and result registration date / time are managed, and a doctor performs examination result button by changing processing related to display according to these dates. -The examination result of the patient can be automatically displayed without using the image result button. Therefore, it is possible to help medical treatment by a doctor and to prevent omission of registration of test results.
[0064]
The confirmation method described above can also be applied in the same manner when, for example, the result of the inspection requested by the subcontracting inspection organization is referred to by an online system such as the Web. In this case, by placing an inspection result input terminal in the outsourced inspection organization and connecting the inspection result input terminal and the electronic medical record system online, it is possible to refer to the inspection result even at a remote place. It should be noted that the confirmation method described above can also be used for image diagnostic results.
[0065]
next, In other embodiments The electronic medical record system will be described with reference to an example (for example, a screen related to automatic expansion of the previous content).
[0066]
FIG. 1 is applied mutatis mutandis to show the overall configuration of the electronic medical chart system in the present embodiment. As shown in the figure, the electronic medical record system according to the present embodiment mainly includes a
[0067]
FIG. 5 is applied mutatis mutandis to show a display screen in the doctor terminal of the electronic medical record system in the present embodiment. As shown in the figure, so-called medical accounting delivery software (medical reminder) is installed in the
[0068]
When performing a medical practice on a patient, a doctor calls the patient's electronic medical chart information from the electronic
[0069]
For example, when a patient with a chronic disease name or a patient with hay fever is examined, the same medical practice as the previous time is often performed. Accordingly, in the case of such a revisited patient, the previous medical treatment contents are all displayed on the screen as the current contents using the
[0070]
FIG. 7 and FIG. 11 are flowcharts for explaining the process described above along the processing of the electronic medical chart system.
[0071]
As shown in FIG. 7, when a patient comes to the hospital, patient registration and electronic medical chart creation are first performed by the reception terminal (S10). These reception registration information and electronic medical record information are stored in the electronic medical record server device (S11). When a doctor performs a medical practice on a registered patient, the doctor's terminal is used to call the patient's electronic medical record from the electronic medical record server device (S12), and information regarding the medical practice is input to the patient's electronic medical chart. (S13). The electronic medical record information is stored in the electronic medical record server device (S14).
[0072]
Thereafter, each time a medical practice is performed on the patient, the processes of S12 to S14 are repeated, and the electronic medical record information of the patient is updated.
[0073]
When performing a medical practice on the patient, the doctor selects the patient from a list of registered patients as shown in FIG. 11 using a doctor terminal installed in each clinic (S30). ). Then, the electronic medical record information regarding the patient is called from the electronic medical record server device (S31), and the electronic medical record of the patient is displayed on the display screen of the doctor terminal (S32). Here, when referring to the previous electronic medical record information related to the patient, the doctor selects / uses the previous button displayed together with the electronic medical record (S33), and the previous medical contents related to the patient are described. The electronic medical record information is called from the electronic medical record server device (S34), and the corresponding electronic medical record information is displayed on the screen (S35).
[0074]
It should be noted that when displaying the previous medical treatment contents on the screen, settings are made so that the display contents and the display method can be selected. As a variation of this setting, for example, for internal use, it is expanded every time a medical practice is performed, for specimen testing, it is expanded once a week (weekly), and for image diagnosis results, it is 1 per month. For example, it may be deployed once (only at the beginning of the month). Furthermore, these variations are set so that they can be selected for each doctor.
[0075]
The variations described above are very effective, for example, when an additional order is made for treatment for the acute stage disease name of a chronic patient.
[0076]
in this way, In this embodiment According to such an electronic medical record system, the doctor can develop the previous medical treatment contents regarding the medical patient on the screen as the current contents using the doctor terminal. Further, according to the current medical condition / symptoms of the patient, it can be used as the current electronic medical record by adding to the previous medical treatment contents or deleting unnecessary order contents. If the previous medical content is exactly the same as the current medical content, it can be used as the current medical content only by calling and confirming the previous medical content. Therefore, it is possible to reduce a burden related to the input of medical treatment contents for the doctor's electronic medical record.
[0077]
next, In other embodiments The electronic medical record system will be described with reference to an example (example: summary display of input contents and confirmation screen).
[0078]
FIG. 1 is applied mutatis mutandis to show the overall configuration of the electronic medical chart system in the present embodiment. As shown in the figure, the electronic medical record system according to the present embodiment mainly includes a
[0079]
As shown in FIG. 5 and FIG. 6 and as described above, the doctor inputs the contents of the medical practice into the electronic medical record and confirms the contents of the patient's medical care (symptom contents / It is necessary to confirm the contents of all of the schema diagram, order contents, disease name contents, instruction fee calculation contents, etc.). In addition to the enormous amount of these contents, the contents of the order need to be confirmed on a separate screen when the amount of information is very large. When it is necessary to confirm these contents on another screen, the doctor needs to perform this after confirming the contents by performing a plurality of operations.
[0080]
Therefore, in the electronic medical chart system according to the present embodiment, in order to simplify this confirmation operation, for example, as shown in FIG. 12, the
[0081]
After completing the input of the medical treatment contents to the electronic medical record regarding the medical patient, the doctor displays the
[0082]
In addition to this, the
[0083]
in this way, In this embodiment According to such an electronic medical record system, when a doctor confirms the medical treatment content input to the electronic medical record, the content can be easily confirmed by displaying an integrated display screen on which the input information is integrated and displayed. Therefore, it is possible to save time and effort related to the confirmation when the doctor confirms the input contents of the electronic medical record.
[0084]
【The invention's effect】
As described above, according to the electronic medical record system according to the present invention, since the electronic medical record information related to the patient and the shortcut function are associated with each other, the doctor uses the shortcut function to display the information for each applicable condition. Painting On the surface Simultaneous display with the electronic medical record information can do. Furthermore, by creating a new electronic medical record using such a template, it is possible to reduce the burden on the doctor's input of the electronic medical record.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system configuration diagram of an electronic medical chart system according to the present invention.
FIG. 2 is a flowchart illustrating a flow from reception registration of a patient at a reception terminal of the electronic medical record system in the first embodiment to creation / storage of a queue.
FIG. 3 is a flowchart for explaining a flow from search to display of a medical patient in a doctor terminal of the electronic medical record system according to the first embodiment.
FIG. 4 is a diagram illustrating a configuration example of a database relating to simplification of an electronic medical record input method (medical practice input method) in a doctor terminal of the electronic medical record system according to the first to third embodiments.
FIG. 5 is a diagram showing a display screen on a doctor terminal of the electronic medical record system in the second to fifth embodiments.
6 is a diagram showing a display screen after using a shortcut in the display screen shown in FIG. 5. FIG.
FIG. 7 is a flowchart for explaining a flow from registration of a visit patient at the reception terminal of the electronic medical record system according to the second embodiment to input of the patient's electronic medical record information at the doctor terminal.
FIG. 8 is a flowchart for explaining a flow until an electronic medical record information is called by a shortcut of a medical patient in a doctor terminal of the electronic medical record system according to the second embodiment.
FIG. 9 is a diagram showing an example of a test result display screen displayed after using the test result button on the display screen shown in FIG. 5 in the doctor terminal of the electronic medical record system according to the third embodiment.
FIG. 10 is a flowchart regarding automatic reference of examination results (image diagnosis results) of a medical patient in a doctor terminal of the electronic medical record system according to the third embodiment.
FIG. 11 is a flowchart for explaining a flow from calling a medical patient's electronic medical record information at the doctor terminal of the electronic medical chart system according to the fourth embodiment to calling the previous electronic medical record information of the medical patient.
FIG. 12 is a diagram showing a summary display and confirmation screen of the input contents of a medical patient's electronic medical record in a doctor terminal of the electronic medical record system according to the fifth embodiment.
[Explanation of symbols]
1 ... Reception terminal
2 ... Doctor terminal
3 ... Hub
4 ... Electronic medical record server device
10 ... Medical set master
11 ... Prescription set master
12 ... Injection set master
13 ... Treatment set master
14 ... Inspection set master
15 ... Image set master
16 ... Rehabilitation reset master
17 ... Meal set master
18 ... reminder master
20 ... Master complaint / finding template master
21 ... Schema master
22 ... Disease name master
30 ... Patient information display part
31 ... Electronic chart display part
31a ... The doctor's display
31b ... Observation display part
31c: schema information display part
31d: Order information display part
310a to 310c ... scroll buttons
310d ... last time button
310e ... Registration button
32 ... Instruction fee implementation information display part
33 ... Shortcut display part
33a-33g ... Shortcut
34 ... Character recognition part
35 ... Test result button
36 ... Image result button
Claims (3)
前記データベースは、病名情報項目及び複数の診療情報項目を含む電子カルテ情報とこの電子カルテ情報の個々の構成要素である複数のショートカット名とが関連付けられて格納されている格納手段を有し、
前記制御手段は、前記表示部に前記電子カルテ情報及び前記複数のショートカット名を表示させる制御部と、前記入力手段によって前記ショートカット名が選択指示されたことに基づいて、前記データベースを参照して前記ショートカット名に関連付けられている、当該患者の前記診療内容を前記電子カルテ情報と共に同時表示し、新たな電子カルテの雛型として提示する制御を行う制御部とからなること、
を特徴とする電子カルテシステム。In an electronic medical chart system that includes a database, a display unit, an input means, and a control means, and creates an electronic medical record that records medical treatment contents related to a patient's medical care,
The database has storage means in which electronic medical record information including a disease name information item and a plurality of medical care information items and a plurality of shortcut names that are individual components of the electronic medical record information are stored in association with each other,
The control means displays the electronic medical chart information and the plurality of shortcut names on the display section, and refers to the database based on the selection instruction of the shortcut name by the input means. A control unit that performs control for simultaneously displaying the medical treatment contents of the patient associated with the shortcut name together with the electronic medical record information and presenting it as a template of a new electronic medical record;
An electronic medical chart system characterized by
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