JP4434102B2 - 光記憶素子及び光記憶装置 - Google Patents
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Description
この発明によると、第1光電変換素子に光信号が照射されるとともに第2光電変換素子に第1制御光信号に照射されると、第1光電変換素子で変換された電気信号と第2光電変換素子で変換された電気信号との双方が共鳴トンネルダイオードに入力され、共鳴トンネルダイオードは所定の状態に遷移してその状態が維持される。これにより、光信号が電気信号として共鳴トンネルダイオードに記憶される。共鳴トンネルダイオードが所定の状態のときに第2制御光信号が電界吸収型光変調素子に照射されると、第2制御光信号は電界吸収型光変調素子を透過し、これにより光信号が読み出される。
ここで、本発明の光記憶素子は、前記共鳴トンネルダイオードが、印加される所定の制御電圧の制御により前記所定の状態から初期状態に遷移することを特徴としている。
この発明によると、制御電圧を制御することにより、所定の状態に遷移した共鳴トンネルダイオードを初期状態に遷移させることができる。
また、本発明の光記憶素子は、前記第1光電変換素子及び前記第2光電変換素子がフォトダイオードであり、前記共鳴トンネルダイオードには前記所定の制御電圧として所定のバイアス電圧が印加されていることが望ましい。
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点による光記憶装置は、光信号を記憶する光記憶装置(10、30)において、上記の何れかに記載の光記憶素子を複数備える基板(11)と、前記光信号を前記基板全体に亘って照射する光信号照射装置(12)と、前記光記憶素子を備える前記基板上で前記第1制御光信号を走査する第1走査装置(13)と、前記光記憶素子を備える前記基板上で前記第2制御光信号を走査する第2走査装置(14)とを備えることを特徴としている。
この発明によると、第1走査装置によって第1制御光信号が基板上で走査され、第2走査装置によって第2制御光信号が基板上で走査される。これにより、光信号照射装置によって基板に照射される光信号が順次書き込まれ、順次読み出される。
また、本発明の第1の観点による光記憶装置は、少なくとも前記基板上の前記第2制御光信号が照射される部位に対する前記光信号の照射を遮断する遮光装置(31)を備えることを特徴としている。
或いは、本発明の第1の観点による光記憶装置は、前記光信号照射装置及び前記第1走査装置は、前記光信号の書き込み時にのみ前記光信号の前記基板上への照射及び前記第1制御光信号の走査をそれぞれ行い、前記第2走査装置は、前記光信号の読み出し時にのみ前記第2制御光信号の走査を行うことを特徴としている。
上記課題を解決するために、本発明の第2の観点による光記憶装置は、光信号を記憶する光記憶装置(40)において、上記の何れかに記載の光記憶素子を複数備える基板(11)と、前記光記憶素子を備える前記基板上で前記第1制御光信号を走査する第1走査装置(13)と、前記光記憶素子を備える前記基板上で前記第2制御光信号を走査する第2走査装置(14)と、前記基板上における少なくとも前記第1制御光信号が照射される部位を含んで前記第2制御光信号が照射される部位を含まない部位に前記光信号を照射する光信号照射装置(41)とを備えることを特徴としている。
この発明によると、第1制御光信号が照射される部位を含んで第2制御光信号が照射される部位を含まない部位に光信号が照射される。これにより、光信号照射装置によって基板に照射される光信号が順次書き込まれると同時に順次読み出される。
また、本発明の第1、第2の観点による光記憶装置は、前記第1走査装置及び前記第2走査装置は、前記第1制御光信号と前記第2制御光信号とが同時に同一の前記光記憶素子に照射されないよう前記第1制御光信号及び前記第2制御光信号をそれぞれ走査することを特徴としている。
図1は、本発明の第1実施形態による光記憶装置の概略構成を示す斜視図である。図1に示す通り、本実施形態の光記憶装置10は、記憶素子基板11、光信号照射装置12、書込制御光走査装置13、読取制御光走査装置14、及び光信号出力装置15を含んで構成される。記憶素子基板11は、光信号を記憶する配列された複数の光記憶素子20(図2参照)を基板上に備える。尚、光記憶素子20の構成の詳細は後述する。
図7は、本発明の第2実施形態による光記憶装置の概略構成を示す斜視図である。尚、図7においては、図1に示す本発明の第1実施形態による光記憶装置10が備える構成と同一の構成には同一の符号を付してある。図7に示す光記憶装置30と図1に示す光記憶装置10との相違点は、図7に示す光記憶装置30が遮光部材31を備えており、書込制御光走査装置13による書込制御光信号の走査と読取制御光走査装置14による読取制御光信号の走査とが同時に行われる点である。但し、読取制御光走査装置14は、書込制御光走査装置13からの書込制御光信号が照射されている光記憶素子20に対して同時に読取制御光信号が照射されないように読取制御光信号を走査する。
図8は、本発明の第3実施形態による光記憶装置の概略構成を示す斜視図である。尚、図8においては、図1に示す本発明の第1実施形態による光記憶装置10が備える構成と同一の構成には同一の符号を付してある。図8に示す光記憶装置40と図1に示す光記憶装置10との相違点は、図1に示す光信号照射装置12に代えて光信号照射装置41を備えた点、及び書込制御光走査装置13による書込制御光信号の走査と読取制御光走査装置14による読取制御光信号の走査とが同時に行われる点である。但し、読取制御光走査装置14は、書込制御光走査装置13からの書込制御光信号が照射されている光記憶素子20に対して同時に読取制御光信号が照射されないように読取制御光信号を走査する。
11 記憶素子基板(基板)
12 光信号照射装置
13 書込制御光走査装置(第1走査装置)
14 読取制御光走査装置(第2走査装置)
20 光記憶素子
21 フォトダイオード(第1光電変換素子)
22 フォトダイオード(第2光電変換素子)
23 共鳴トンネルダイオード
24 電界吸収型光変調素子
30 光記憶装置
31 遮光部材(遮光装置)
40 光記憶装置
41 光信号照射装置
Claims (8)
- 光信号を記憶する光記憶素子において、
前記光信号を電気信号に変換する第1光電変換素子と、
前記光信号の書き込みを制御する第1制御光信号を電気信号に変換する第2光電変換素子と、
前記第1光電変換素子で変換された電気信号と前記第2光電変換素子で変換された電気信号との双方が入力された場合に、所定の状態に遷移して当該状態を維持することで前記光信号を記憶する共鳴トンネルダイオードと、
前記共鳴トンネルダイオードが前記所定の状態である場合にのみ、前記共鳴トンネルダイオードに記憶された前記光信号の読み出しを制御する第2制御光信号を透過する電界吸収型光変調素子と
を含むことを特徴とする光記憶素子。 - 前記共鳴トンネルダイオードは、印加される所定の制御電圧の制御により前記所定の状態から初期状態に遷移することを特徴とする請求項1記載の光記憶素子。
- 前記第1光電変換素子及び前記第2光電変換素子はフォトダイオードであり、
前記共鳴トンネルダイオードには前記所定の制御電圧として所定のバイアス電圧が印加されている
ことを特徴とする請求項2記載の光記憶素子。 - 光信号を記憶する光記憶装置において、
請求項1から請求項3の何れか一項に記載の光記憶素子を複数備える基板と、
前記光信号を前記基板全体に亘って照射する光信号照射装置と、
前記光記憶素子を備える前記基板上で前記第1制御光信号を走査する第1走査装置と、
前記光記憶素子を備える前記基板上で前記第2制御光信号を走査する第2走査装置と
を備えることを特徴とする光記憶装置。 - 少なくとも前記基板上の前記第2制御光信号が照射される部位に対する前記光信号の照射を遮断する遮光装置を備えることを特徴とする請求項4記載の光記憶装置。
- 前記光信号照射装置及び前記第1走査装置は、前記光信号の書き込み時にのみ前記光信号の前記基板上への照射及び前記第1制御光信号の走査をそれぞれ行い、
前記第2走査装置は、前記光信号の読み出し時にのみ前記第2制御光信号の走査を行う
ことを特徴とする請求項4記載の光記憶装置。 - 光信号を記憶する光記憶装置において、
請求項1から請求項3の何れか一項に記載の光記憶素子を複数備える基板と、
前記光記憶素子を備える前記基板上で前記第1制御光信号を走査する第1走査装置と、
前記光記憶素子を備える前記基板上で前記第2制御光信号を走査する第2走査装置と、
前記基板上における少なくとも前記第1制御光信号が照射される部位を含んで前記第2制御光信号が照射される部位を含まない部位に前記光信号を照射する光信号照射装置と
を備えることを特徴とする光記憶装置。 - 前記第1走査装置及び前記第2走査装置は、前記第1制御光信号と前記第2制御光信号とが同時に同一の前記光記憶素子に照射されないよう前記第1制御光信号及び前記第2制御光信号をそれぞれ走査することを特徴とする請求項4、請求項5、及び請求項7の何れか一項に記載の光記憶装置。
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JP2005226523A JP4434102B2 (ja) | 2005-08-04 | 2005-08-04 | 光記憶素子及び光記憶装置 |
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