JP4430414B2 - 指紋照合装置 - Google Patents
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また、指紋の表面状態、例えば、汗や油による皮膚表面の汚れ具合によって、指とプリズムの対接面との密着度が変動して指紋画像が変化する。この変化を避けるため、開口部に指の指紋部分を晒して非接触状態で保持し、開口部の指紋を通過する光を撮像して指紋画像を得るようにしていた(例えば、特許文献2参照)。
また、特許文献2に記載のものも同様であって、開口部に晒すべき指紋部分がその都度変動して画質が変化し、指紋の照合精度が低下する、という問題があった。
更に、指紋照合のタイミングが不明瞭なため、ユーザが意図していない状態で照合が行われて指紋照合の精度低下の一因になっていた、という問題もあった。
また、指紋照合のタイミングの明確化を図って指紋の照合精度を向上させた指紋照合装置を得ることを目的とする。
また、この発明に係る指紋照合装置は、指紋露呈部が開口になっている指置き部、又は上記開口に透明体が嵌着された指置き部に、指挿入筒によって指を導くようにしたものである。
更に、この発明に係る指紋照合装置は、指紋露呈部の開口にプリズムが嵌着された指置き部に、指挿入筒によって指を導くようにしたものである。
この発明に係る指紋照合装置は、指挿入筒を設けて指置き部に指を導くようにしたので、指置き部に載置される指の位置は制限されて略定位置となり、指紋の照合精度を向上させることができる。
また、この発明に係る指紋照合装置は、指置き部の態様が、指紋を露呈させる開口が形成されたものであっても、又は上記開口に透明体が嵌着されたものであっても、更に上記開口にプリズムが嵌着されたものであっても、指挿入筒によって指置き部に指を導くようにしたので、指置き部に載置される指の位置は制限されて略定位置となり、指紋の照合精度を向上させることができる。
更に、この発明に係る指紋照合装置は、指置き部の開口を挟んで挿入口側と反挿入口側の双方に取り付けられたスイッチが指挿入筒に挿入された指によって共に操作されたときに作動するようにしたので、人が意図した部位の指紋を写し撮って照合することができ、照合精度を向上させることができる。
実施の形態1.
図1から図4は、この発明の実施の形態1を示す。図1は、指紋照合装置の外観を示す斜視図である。本体1の前面2には、指4を挿入する挿入口3aが形成されている。この挿入口3aを一端として内側へ向けて指挿入筒3が横設されている。また、前面2には、挿入口3aへの指4の挿入を促す載置指示ランプ16と、挿入された指の指紋が予め登録されている指紋と一致したときに点灯するOKランプ17と、挿入された指の指紋が予め登録されている指紋と一致しなかったときに点灯するNGランプ18が、それぞれ取り付けられている。
図2において、指挿入筒3の反挿入口側の端部は閉塞端3eになっていて、挿入された指4´の先端が当接するようになっている。閉塞端3eに当接したときに指4´の指紋渦が対接する部分の指挿入筒3の内側面は切り欠かれていて、図3に示したとおり、下部開口3dが形成されている。このため、指4´の指紋渦部位は下部開口3dを介して露呈される。下部開口3eに対向する上側の内側面も切り欠かれて上部開口3cが形成されている。この上部開口3cの上位には光源5が取り付けられていて、上部開口3cを介して指4´の反指紋側を平行光線で直射し、指4´を透過させて透過光5aを下部開口3eから指挿入筒3の下方へ通過させる。
ここで、指挿入筒3の反挿入口側の端部に設けられて挿入された指4´の指紋渦部位の指紋を露呈させる下部開口3eが形成された部分は指置き部を構成する。
手順S11で、撮像手段8が下部開口3d部の画像を撮像する。手順S12で、撮像された画像内に指紋渦が検出され、かつ、その指紋渦が所定の範囲内にあるか調べる。所定範囲内に指紋渦が検出されなかった場合は、手順S11と手順S12の処理を繰り返す。手順S12で所定範囲内に指紋渦が検出された場合は、手順S13へ移り、照合に供すべき部分の指紋が生成される。手順S14で載置指示ランプ16を消灯させる。この消灯によって被検査者は、所定位置に指4が載置されたことを知得することができる。手順S15で生成された検査対象の指紋と予め登録されている指紋とが照合される。手順S16で、両指紋が一致していると判断された場合は手順S17へ移り、OKランプ17を点灯させて、その旨を被検査者に知らせる。手順S16で検査対象の指紋と予め登録されている指紋とが一致していない場合は手順S18へ移り、NGランプ18を点灯させて、その旨を被検査者に知らせて処理を終わる。
また、被検査者は指4が下部開口3dに達したことにより、更には指挿入筒3の閉塞端3eに当接したことにより、指4が指置き部に載置されたことを容易に知得することができ、延いては照合精度を向上させることができる。
更に、この発明に係る指紋照合装置は、指置き部の画像から指紋渦が所定範囲内に検出されると照合動作を開始するようにしたので、対象外の部位の指紋が照合対象になることはない。このため、指紋の照合精度を向上させることができる。
図5及び図6は、この発明の実施の形態2を示す。この実施の形態2は、起動スイッチ31の操作によって指紋照合装置を起動させるようにしたものである。
図5は、指紋照合装置の外観を示す斜視図である。即ち、本体1の前面2には、挿入口3aの周辺に操作部を露出させた起動スイッチ31が取り付けられている。この起動スイッチ31が人為操作されると、撮像手段8に指置き部の画像の読取りを開始させるようにしたものである。なお、信号処理部21は、図2に示したものと同じである。
手順S21で、被検査者が、自身の指4を指置き部に載置したものと判断して起動スイッチ31を操作すると、手順S22へ移り、撮像手段8が下部開口3d部の画像を撮像する。手順S23で、撮像された画像内に指紋渦が検出され、かつ、その指紋渦が所定の範囲内にあるか調べる。所定範囲内に指紋渦が検出されなかった場合は、手順S22と手順S23の処理が繰り返される。手順S23で所定範囲内に指紋渦が検出された場合は、手順S24へ移る。この手順S24は、図4の手順S13から手順S18と同じ処理からなり、説明を省略する。
図7は、この発明の実施の形態3を示し、指挿入筒3が横設されている部分の本体1の縦断面図である。この実施の形態3も実施の形態2と同様に、起動スイッチ32の操作によって指紋照合装置を起動させるようにしたものである。
特に起動スイッチ32は指置き部の下部開口3dよりも反挿入口側であって、指挿入筒3の閉塞端3eに取り付けられて挿入された指4´の先端部によって操作されて作動するようにしたものである。動作の詳細は図6に示したものと同じである。
図8は、この発明の実施の形態4を示し、指挿入筒3が横設されている部分の本体1の縦断面図である。この実施の形態4も実施の形態2と同様であって、起動スイッチ33の操作によって指紋照合装置を起動させるようにしたものである。特に起動スイッチ33を、指置き部の下部開口3dを挟んで挿入口3a側に取り付けられたスイッチ33aと反挿入口側に取り付けられたスイッチ33bとAND素子33cで構成し、スイッチ33a、33bの双方が作動したときにAND素子33cから有意信号が出力されて信号処理部21を作動させるようにしたものである。動作の詳細は図6に示したものと同じである。
図9から図11は、この発明の実施の形態5を示し、図9は指挿入筒23が横設されている部分の本体1の縦断面図、図10は図9のX−X線断面を矢視した縦断面図、図11は図9のXI−XI線断面を矢視した縦断面図である。この実施の形態5は、指置き部の開口に透明体を嵌着したものである。
即ち、指挿入筒23の内側内面を一部分平面にして平面状内面23bとし、この平面状内面23bを下側にして本体1内に横設すると共に、指置き部の下部開口23dに透明体からなる載置板6を嵌着し、上面を平面状内面23bと同一面として挿入された指4´の指紋側が対接する対接部6aを構成したものである。
なお、挿入口23a、上部開口23c、下部開口23d及び閉塞端23eは、いずれも図2に示した各部と同じ構成であり、説明を省略する。また、動作の詳細は図4に示したものと同じである。
図12は、この発明の実施の形態6を示し、指挿入筒24が横設されている部分の本体1の縦断面図である。この実施の形態6は、指置き部の開口にプリズムを嵌着したものである。
即ち、指挿入筒24の内側内面を一部分平面にして平面状内面24bとし、この平面状内面24bを下側にして本体1内に横設すると共に、指置き部の下部開口24dに反射面を指挿入筒24の内側へ向けたプリズム26を嵌着し、上記反射面を平面状内面24bと同一面として挿入された指4´の指紋側が対接する対接部26aにしたものである。
なお、挿入口24a、下部開口24d及び閉塞端24eは、いずれも図2に示した各部と同じ構成であり、説明を省略する。また、図2の上部開口3cに相当する部分の内側面は切り欠かれずに閉塞されたままである。
光源5は、指挿入筒24の下側に取り付けられていてプリズム26を斜め下側から照射し、撮像手段8はプリズム26の反射面、即ち対接部26aで反射された反射光を受光して指4´の指紋を写し撮る。動作は図4に示したものと同じである。
Claims (4)
- 一端に指の挿入口が形成された指挿入筒と、
この指挿入筒の反挿入口側に設けられた閉塞端と、
上記指挿入筒の内側面に設けられて挿入された上記指の先端が上記閉塞端に当接したときに上記指の所定部位の指紋を露呈させる開口が形成された指置き部と、
上記開口の上記挿入口側に近接して上記指挿入筒の内側面に設けられた挿入口側スイッチと、
上記開口の上記閉塞端側に近接して上記指挿入筒の内側面に設けられた反挿入口側スイッチと、
上記挿入口側及び反挿入口側スイッチが上記挿入された指によって共に操作されたときに、上記指置き部の上記開口を介して露呈した上記指紋を写し撮る撮像手段と、
この撮像手段によって写し撮られた画像を処理する画像処理手段と、
この画像処理手段によって処理された画像と予め登録されている指紋とを照合する照合手段とを備えた指紋照合装置。 - 指置き部を、指紋を露呈させる開口に加えて反指紋側にも開口が形成されたものとし、撮像手段を、上記反指紋側の上記開口を介して照射されて指を透過した光を上記指紋側の上記開口を介して受光して上記指紋を写し撮るものとした請求項1に記載の指紋照合装置。
- 指置き部の開口に透明体を嵌着したことを特徴とする請求項2に記載の指紋照合装置。
- 指置き部の開口に反射面を上記指挿入筒の内側へ向けたプリズムが嵌着されて指の所定部位の指紋が上記プリズムの上記反射面に対接されるものとし、撮像手段を、指紋側から上記プリズムを照射して上記反射面で反射された反射光を受光して上記指紋を写し撮るものとした請求項1に記載の指紋照合装置。
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