JP4425307B2 - マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービスの起動方法 - Google Patents

マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービスの起動方法 Download PDF

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Description

本発明はサービスを起動する技術に関し、特に、マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(MBMS)の起動を実現する方法に関する。
第3世代の移動通信技術の発展により、第2世代の移動通信よりも大きなデータ転送速度でサービスを提供することが可能になり、さらには、テレビ電話、画像のダウンロード及び高速インターネットブラウジングなどのような多数の新しいサービスをサポートすることが可能になっている。そのサービスのいくつかは、無線ネットワークにおいてサービスをカスタマイズしているすべての加入者へ対応するデータを同時に送信すること、例えば天気予報、短いニュース映像及びスポーツ競技を集めたものなどを送信することといった、共通の特徴を有する。これらのサービスのデータを同時に送信できるという特徴に基づいて、第3世代の移動通信は、マルチキャスト/ブロードキャストの概念を持ち込んでいる。
図1に示すように、中間ノード、例えばノード10にとっては、データの受信を待ち受けている下流ノードの個数に関わらず、その上流ノードは常に、上記データの1つのコピーを中間ノードへ送信する。上記データを受信した後、中間ノードは、上記データを受信することを待ち受けている下流ノードの個数に従って上記データをいくつかのコピーに複製し、上記データを各下流ノードへ、例えばノード101及びノード102のような、上記データの受信を待ち受けているノード10の下流ノードへ配信する。よって、ノード10は受信されたデータの2つのコピーを生成する。このようにして、MBMS送信ツリーの各分枝は、伝送するデータのただ1つのコピーを有し、伝送ソースの1つのコピーを共用する。これは、ルートノード及びその下流ノードのデータ伝送でも同様である。ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとの相違点は、マルチキャストサービスが、特定の情報への申し込みを行っている加入者のみに対応する情報を送信するのに対して、ブロードキャストサービスは、無線ネットワークにおけるすべての加入者へ情報を送信するということにある。上述の説明からは、MBMSベアラサービスを介して多数の加入者へ同じ情報を提供することにより、ネットワークリソースを大幅に節約できることが分る。
図2は、MBMSベアラサービスをサポートする無線ネットワークアーキテクチャを示す。この場合、ネットワークエンティティには、マルチキャスト/ブロードキャストサービスをサポートするブロードキャスト−マルチキャストサービスセンタ(BM−SC)201と、ゲートウェイGPRSサポートノード(Gateway GPRS Support Node:GGSN)202と、サービス側GPRSサポートノード(Serving GPRS Support Node:SGSN)203と、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)のユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)204と、移動通信グローバルシステム(GSM)におけるGSM/EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)205と、ユーザ機器(UE)206及び207とが含まれる。図2に示すように、従来の第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)の枠組みにおいては、BM−SC201はGmbインタフェース又はGiインタフェースを介してGGSN202へ接続されるが、この場合、1つのBM−SC201が、GGSN202としてのいくつかのGGSNへ接続されてもよい。GGSN202はGn/Gpインタフェースを介してSGSN203へ接続され、この場合、1つのGGSN202が、SGSN203としてのいくつかのSGSNへ接続されてもよい。SGSN203はIuインタフェースを介してUTRAN204へ接続されてもよく、UTRAN204はUuインタフェースを介してUE206へ接続される。SGSN203はまたIu/Gbインタフェースを介してGERAN205へ接続されてもよく、GERAN205はUmインタフェースを介してUE207へ接続される。BM−SCは、BSC/RNCであってもよい。
図1と図2を組み合わせると、BM−SC201は、ツリー構造のルートノードに相当する。BM−SC201の下流ノードは、GGSN202である。GGSN202の下流ノードは、SGSN203である。SGSN203の下流ノードは、UE206及び207である。当然ながら、複数のGGSN及び複数のSGSNが存在してもよい。MBMSベアラサービスのデータ配信はツリー構造を介して実施されるが、このツリー構造は一般的には、複数のBSC/RNC、複数のSGSN及び複数のGGSNを用いて実装されることは明らかであろう。さらには、いくつかのベアラリソースは、同じMBMSベアラサービスを使用する複数の加入者間で共用されることが必要とされる。従って、MBMS配信ツリーの各分枝には、同じQoSが設定される。上述の特性に関しては、MBMS配信ツリーの新しい分枝が生成されるとき、配信ツリー全体のQoSはこの新しい分枝によって影響されるべきではない。従って、UMTSネットワークにおいては、QoSネゴシエーションは実施されるべきでない。その結果、ネットワークが特定の分枝のQoS要件を受け入れることができなければ、これらの分枝を生成することはできない。例えば、特定のUEのMBMSベアラの能力が、MBMSベアラサービスの要求されるMBMSベアラの能力より低い場合には、上記UEがこのMBMSベアラサービスを使用することはネットワークによって拒絶される。
現行の仕様においては、BM−SCは、MBMSベアラサービスに対応する要求されたMBMSベアラ能力を、MBMS登録手順を通じてGGSN及びSGSNへ送信することができる。要求されるMBMSベアラ能力は、UEがMBMSベアラサービスを受ける際に当該UEにより要求される最低のベアラ能力を、すなわちMBMSベアラサービスが使用する可能性のある最大QoS能力を特定することができる。UEがMBMSベアラサービスの起動手順を用いてMBMSベアラサービスに加入するとき、ネットワークは、上記UEのMBMSベアラ能力が、要求されるMBMSベアラ能力を満たすものであるか否かを検証する必要がある。
MBMSベアラのコンテキストは、要求されるMBMSベアラ能力を格納するために使用されるが、上記コンテキストは、MBMSベアラサービスを定義するすべての記述情報を含み、MBMSデータを伝送するすべてのノードにおいて生成される。表1に示すように、MBMSベアラのコンテキストは、IPマルチキャストアドレス、アクセスポイント名(APN)、一時的移動グループ識別情報(TMGI)、状態、要求されるMBMSベアラ能力、QoS、MBMSベアラサービスエリア、下流ノードのリスト、及びUEの個数などを含む。IPマルチキャストアドレスは、このMBMSベアラのコンテキストによって記述されるMBMSベアラサービスを識別する。APNは、このIPマルチキャストアドレスが定義されるアクセスポイントの名前である。TMGIは、MBMSベアラサービスに割り当てられた一時的な移動グループの識別情報である。状態は、ベアラプレーンリソースの状態、すなわち「スタンバイ」又は「アクティブ」状態である。要求されるMBMSベアラ能力は、UEがサポートする必要のある最低のベアラ能力を示す。QoSは、MBMSベアラサービスにより要求されるサービス品質を意味する。MBMSベアラサービスエリアは、MBMSベアラサービスが配信される必要のあるエリアである。下流ノードのリストは、MBMSベアラサービスを要求した下流ノードであって、通知及びMBMSデータが配信される必要のある下流ノードのリストを示す。UEの個数は、MBMSベアラサービスに加入しているノードによってホスティングされるUEの個数を意味する。
Figure 0004425307
MBMSベアラサービスの起動手順の間、加入者は、特定のマルチキャストMBMSベアラサービスからデータを受信することが可能にされるように、ネットワークに登録される。この起動は、UEとネットワークとの間の信号方式手順であり、起動される各マルチキャストMBMSベアラサービスについて、UE、SGSN、GGSN及びBSC/RNCにおいてMBMS UEコンテキストを確立する。MBMS UEコンテキストの確立は、一般的なPDPコンテキストと同様のものである。MBMS UEコンテキストは、UEが加入している特定のMBMSベアラサービスの特定情報を含む。UEがあるMBMSベアラサービスに加入するとき、UE、SGSN及びGGSNにおいてMBMS UEコンテキストが生成される。MBMS UEコンテキストはUEのMMコンテキストの一部として格納され、GGSNに単独で格納される。MBMS UEコンテキストは、UEが加入しているMBMSベアラサービス毎に1つ存在する。
表2に示すように、MBMS UEコンテキストは、IPマルチキャストアドレス、APN、TMGI、(ネットワークサービスアクセスポイント識別情報)リンクされたNSAPI(Linked NSAPI)、及びIMSIなどを含む。IPマルチキャストアドレスは、UEが加入しているMBMSベアラサービスを識別する。APNは、このIPマルチキャストアドレスが定義されるアクセスポイント名である。TMGIは、MBMSベアラサービスに割り当てられた一時的移動グループの識別情報である。リンクされたNSAPIは、IGMP/MLD信号を伝送するためにUEにより使用されるPDPコンテキストのNSAPIである。IMSIは、加入者の識別情報である。MBMS_NSAPIは、MBMS UEコンテキストを識別するネットワーク層サービスアクセスポイントの識別子である。
Figure 0004425307
表2において、(1)は、UE及びSGSNにおいて、MBMS UEコンテキストを包含するMMコンテキスト内でIMSIが利用可能であることを意味し、(2)は、MBMS UEコンテキストを包含するUEコンテキスト内でIMSIが利用可能であることを意味する。
図3に示すように、従来技術に係るMBMSベアラサービスの起動方法は、下記のステップを含む。
ステップ301:通常、UEが特定のMBMSベアラサービスを起動する必要がある場合、UEは、ネットワークとの相互動作によってPDPコンテキストを生成する(PDPコンテキスト起動:PDP Context Activation)。
このカレントUEがネットワークとの間にPDPコンテキストを生成していれば、この生成されたPDPコンテキストが直接に使用される。カレントUEがネットワークとの間にPDPコンテキストを生成していなければ、UEはデフォルトのPDPコンテキストを起動するが、このPDPコンテキストのタイプは一般にはベストエフォート型である。このPDPコンテキストは、WAP又はインターネットアクセス等の基本的なIPサービスに使用されるPDPコンテキストであってもよく、又は、IPマルチメディアサブシステム(IMS)アクセスに使用される信号方式PDPコンテキストであってもよい。この例では、デフォルトのPDPコンテキストに対応するGGSNは、GGSN1である。
ステップ302:カレントUEは、生成されたPDPコンテキストを介して、IGMP加入メッセージ又はMLD加入メッセージをGGSN1へ送信する。このメッセージにおいて、加入者が享受しようと待ち受けている特定のMBMSベアラサービスは、IPマルチキャストアドレスによって識別される。IPv4プロトコルが採用されていれば、UEは、GGSN1へIGMP加入メッセージ(IGMP Join)を送信する。IPv6プロトコルが採用されていれば、UEは、GGSN1へMLD加入メッセージを送信する。この例では、IPv4プロトコルが採用されている。
ステップ303:IGMP/MLD加入を受信した後、GGSN1は、BM−SCへMBMS認証要求(MBMS Authorization Request)を送信して、カレントUEによるデータ受信の認証を要求する。認証要求が許可された場合、BM−SCはGGSN1へMBMS認証応答(MBMS Authorization Response)を送信し、この応答が、MBMS UEコンテキストの起動に使用されるAPNを伝送する。認証要求が許可されない場合、BM−SCからGGSN1へ送信されるMBMS認証応答は、UEによるMBMSデータの受信を許可できないことを示し、フローは終了する。
ステップ304:GGSN1は、SGSNへMBMS通知要求(MBMS Notification Request)を送信する。ここで、上記要求は、IPマルチキャストアドレス、APN、及びリンクされたNSAPIを含む。リンクされたNSAPIの構成は、GGSN1が加入要求を受信する場合にGGSN1により使用されるPDPコンテキストのNSAPIに等しい。IPマルチキャストアドレスは、UEの加入要求におけるIPマルチキャストアドレスである。APNは、おそらくは、起動されるデフォルトのPDPコンテキストのAPNとは異なるものであり、状況によっては、APNは、IGMP/MLD加入要求を受信するGGSN1とは異なる別のGGSNに対応する可能性がある。GGSN1はこの応答を受信することができないので、例えばSGSN又はUEはMBMSベアラサービスをサポートせず、このような状況下では、GGSN1はMBMS起動タイマを始動させる必要がある。
ステップ305:MBMS通知要求を受信した後、SGSNはUEへMBMSコンテキスト起動要求(Request MBMS Context Activation)を送信し、これは、MBMS UEコンテキストを起動することをUEに要求するために使用される。このメッセージは、少なくとも、IPマルチキャストアドレス、APN、リンクされたNSAPI、及びトランザクション識別子(TI)を伝送する。リンクされたNSAPIは、UEが、MBMS UEコンテキストを、ステップ302においてUEがIGMP/MLD加入メッセージを送ったPDPコンテキストに関連付けることを可能にする。TIはSGSNによって選択され、その値は、UEにより起動される他のPDPコンテキスト又はMBMS UEコンテキストによって使用されることはない。
ステップ306:MBMS UEコンテキストの生成後、UEはSGSNへMMコンテキスト起動要求(Activate MBMS Context Request)を送信する。ここで、上記メッセージは、IPマルチキャストアドレス、APN、MBMS_NSAPI、及びMBMSベアラ能力を含む。IPマルチキャストアドレスは、加入/起動されるMBMSベアラサービスの始動を特定するために使用される。APNは、特定のGGSNを示す。MBMSベアラ能力は、UEが処理することのできる最大QoSを特定するために使用される。MBMS_NSAPIはUEによって選択され、その値は、UEにより起動される他のPDPコンテキスト又はMBMS UEコンテキストによって使用されることはない。
ステップ307:SGSNは、ステップ304においてMBMS通知要求を送信したGGSN1へ、MBMS通知応答(MBMS Notification Response)を送信する。この応答では、MBMS UEコンテキストの値が伝送され、このMBMS UEコンテキストの値は、MBMS UEコンテキストの起動に成功したか否かを示すために使用される。起動に失敗したときは、MBMS UEコンテキストの値は、MBMS UEコンテキスト起動の失敗がSGSN又はUEのエンティティによって生じたことを示す。GGSN1が失敗の応答メッセージを受信したとき、又は、MBMS起動タイマがタイムアウトしたとき、GGSN1は、3GPP 29.061に記述されているIPマルチキャストアクセス仕様へ復帰することが可能である。
3GPP 29.061に記述されているIPマルチキャストアクセスの仕様書の記述に従うと、MBMSベアラサービスが存在しない状況下では、GGSNはIPマルチキャストエージェントとしての機能を有し、UMTSネットワークでは、下記の機能によって、ポイント・ツー・ポイント(PTP)MBMSベアラサービスを提供することができる。
a)GGSNは、1つ又は複数のマルチキャストグループを含む移動局リストを保持する。GGSNが移動局からIGMP加入又はMLDリポートのメッセージを受信すると、リストが生成される/更新される。
b)保持された移動局リストに基づいて、マルチキャストルーティング情報がパケット交換ドメインのルータへ送信され、マルチキャストパケットのルーティングが実行される。
c)マルチキャストパケットを受信すると、GGSNはこれらのパケットをコピーし、上記パケットをグループ内の各移動局へPTPモードによって送信する。
MBMSベアラサービスは、2つの実装形式、すなわちMBMSベアラサービス及びPTPユニキャストMBMSサービスを含むタイプのユーザサービスである、ということを説明しておくことが必要である。
ステップ308:SGSNは、カレントUEに対する認証などのセキュリティ機能を実施する。このステップは、省略されてもよい。
ステップ309:SGSNは、ステップ306のAPNに従って、要求されるMBMSベアラサービスを提供する特定のGGSNを確定した後、SGSNはMBMS UEコンテキストを生成し、このGGSNへMBMSコンテキスト生成要求(Create MBMS Context Request)を送信する。MBMSコンテキスト生成要求は、IPマルチキャストアドレス、APN、及びMBMS_NSAPIを含む。この例において、要求されるMBMSベアラサービスを実際に提供するGGSNは、GGSN2である。当然ながら、GGSN1及びGGSN2は同じGGSNであってもよい。
ステップ310:GGSN2は、BM−SCへMBMS認証要求を送信してUEの認証を要求し、認証の判定結果はMBMS認証応答によって提供される。
ステップ311:GGSN2がMBMSベアラサービスのMBMSベアラコンテキスト情報を持たない場合、GGSN2はBM−SCへMBMS登録要求(MBMS Registration Request)を送信する。対応する手順は、MBMS登録手順の仕様書に記述されている。
BM−SCがMBMSベアラサービスにTMGIを割り当てていなければ、BM−SCは新しいTMGIを割り当てる。これは、MBMS登録応答(MBMS Registration Response)を介してGGSN及びSGSNへ転送され、さらにはMBMSコンテキスト起動受諾(Activate MBMS Context Accept)を介してUEへ転送される。
BM−SCは、MBMSベアラサービスのMBMSベアラコンテキストを含むMBMS登録応答をGGSN2へ送信し、GGSN2をMBMSベアラコンテキストの下流ノードのリストへ追加する。対応する手順は、MBMS登録手順の仕様書に記述されている。
GGSN2がMBMSベアラサービスのMBMSベアラコンテキストを有していれば、このステップは省略されてもよい。
ステップ312:GGSN2はMBMS UEコンテキストを生成し、MBMSコンテキスト生成応答(Create MBMS Context Response)をSGSNへ送信する。
ステップ313:SGSNがMBMSベアラサービスのMBMSベアラコンテキストを持たない場合、SGSNはGGSNへMBMS登録要求を送信する。対応する手順は、MBMS登録手順の仕様書に記述されている。
GGSN2は、MBMSベアラサービスのMBMSベアラコンテキスト情報を含むMBMS登録応答に応答し、SGSNの識別情報を、MBMSベアラコンテキストの下流ノードのリストへ追加する。対応する手順は、MBMS登録手順の仕様書に記述されている。SGSNがMBMSベアラサービスのMBMSベアラコンテキストを有していれば、このステップは省略されてもよい。
ステップ314:UEに関して、少なくとも1つのパケット交換ドメイン無線アクセスベアラ(PSRAB)が生成されれば、SGSNは、MBMS UEコンテキストをRANに提供する。
ステップ315:SGSNは、MBMSベアラサービスの最大QoSを特定するために使用されるMBMSベアラ能力を含むMBMSコンテキスト起動受諾をUEへ送信する。UEは、MBMSベアラサービスをさらに起動するときに、このMBMSベアラ能力を考慮してもよい。SGSNは、UEのMBMSベアラ能力が、要求されるカレントMBMSベアラサービスの要求されるMBMSベアラ能力より低いことを検証したとき、MBMSコンテキスト起動要求を拒絶し、指摘すべき理由を通知して、生成されるMBMS UEコンテキストの停止プロセスを開始する。
上述のフローから、あらゆる状況下のUEに関して、ステップ315は、UEのMBMSベアラ能力が、要求されるカレントMBMSベアラサービスの要求されるMBMSベアラ能力より低いか否かを検証するフローの最終ステップでなければならないことが分る。要求を満たすことができないUEにとっては、上述の手順によって当該UEに関するすべてのベアラが生成されていることから、UEに対する停止手順が開始される必要がある。
要求されるMBMSベアラ能力を格納していないネットワークノードは、いったん登録された後に、要求されるMBMSベアラ能力情報を有することになる。よって、他のUEがMBMSベアラサービスの起動を実施するときに他のUEのMBMSベアラ能力が要求されるMBMSベアラ能力より低いか否かを判定するネットワークノードの手順が、他のUEがアクセスする場合においてもなお上述のステップに従って実行される場合には、これらのステップはあまりに複雑化し、ネットワーク信号方式の相互動作が増加してネットワーク効率が低下する。
ステップ307では、GGSN1は3GPP 29.061に記述されているIPマルチキャストアクセス仕様へ復帰することが可能である、と言及したが、3GPP 29.061に記述されているIPマルチキャストアクセス仕様はPTPモードを採用していて、これは、PTMモードのようにネットワークリソース及び無線インタフェースリソースを保存することができない。さらに、上述の手順の間において、拒絶されたUEに関しては、要求されたMBMSベアラサービスを拒絶された加入者に受けさせるための他のメカニズムを採用する方法が提案されておらず、よって加入者の満足は大幅に低減される。
上記に鑑みて、本発明は、MBMSの起動を実行し、そのUE MBMSベアラ能力の要求が所望されるものより低いネットワークプロセスを生成し、これにより、ネットワークエンティティ間の信号方式交替を簡単化し、ネットワークの複雑さを低減させ、かつネットワークリソースを節約する方法を提供する。
本発明によれば、マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(MBMS)を起動する方法は、
a.ユーザ機器(UE)のMBMSベアラ能力を伝送するメッセージを、認証に合格した後に、上記UEから、上記UEが属するSGSNへ送るステップと、
b.上記SGSNが要求されるMBMSベアラ能力を有しているとき、上記UEのMBMSベアラ能力が、要求されるMBMSベアラ能力より低いか否かを検証するステップと、
c.上記UEの上記MBMSベアラ能力が上記要求されるMBMSベアラ能力より低いとき、MBMSコンテキストを起動する要求を拒絶し、上記UEの上記MBMSベアラ能力が上記要求されるMBMSベアラ能力以上であるとき、MBMS UEコンテキストを生成するステップとを含む。
上記ステップaは、
a1.ネットワークとの相互動作によってパケットデータプロトコル(PDP)コンテキストを生成し、上記UEが属するSGSNを介して上記ネットワークへ加入メッセージを送信することと、
a2.上記加入メッセージを受信し、上記UEに対して認証情報の検証を実行し、上記UEが認証に合格したとき、MBMS UEコンテキストを起動して、上記UEのMBMSベアラ能力を伝送するメッセージを上記UEの属するSGSNへ送信する許可を上記UEに与えることとを含む。
ステップcにおける、上記MBMSコンテキストを起動する要求を拒絶することは、さらに、
c11.拒絶理由を伝送する拒絶メッセージを上記UEへ送信することと、
c12.失敗理由を伝送する失敗メッセージをGGSNへ送信することと、
c13.上記失敗メッセージを受信して、ユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへ復帰するか否かを決定することとを含む。
それに代わって、ステップcにおける、上記MBMSコンテキストを起動する要求を拒絶することは、さらに、
c21.拒絶理由を伝送する拒絶メッセージを上記UEへ送信することと、
c22.上記拒絶メッセージを受信して、ユニキャストモードにより上記MBMSベアラサービスを受けるように要請し直すこととを含む。
好適には、ステップcにおける、上記MBMSコンテキストを起動する要求を拒絶することは、さらに、
c31.失敗理由を伝送する失敗メッセージをGGSNへ送信することと、
c32.上記失敗メッセージを受信して、ユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへ復帰するか否かを決定することとを含む。
それに代わって、ステップcにおける、上記MBMSコンテキストを起動する要求を拒絶することは、さらに、
c41.失敗理由を伝送する失敗メッセージをGGSNへ送信することと、
c42.上記失敗メッセージを受信して、ユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへ復帰するか否かを決定することと、
c43.拒絶理由を伝送する拒絶メッセージを上記UEへ送信すること、を含む。
上記方法において、UEへ送信される拒絶メッセージはさらに、要求されるMBMSベアラ能力を伝送する。
好適には、上記方法はさらに、
上記拒絶メッセージを受信することと、
タイマを起動することと、
上記GGSNが、上記タイマのタイムアウト時間までに上記ユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへ復帰したか否かを検証し、上記タイマのタイムアウト時間までに上記GGSNが上記ユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへ復帰していたときには、上記タイマを停止し、上記タイマがタイムアウト時間を超過したときには、上記ユニキャストモードによって上記MBMSベアラサービスを受けるように要請し直すこととを含む。
好適には、本方法はさらに、
上記UEの上記MBMSベアラ能力を伝送するメッセージを送信する上記ステップaの後にタイマを起動し、上記タイマのタイムアウト時間までに上記UEが受諾メッセージを受信するか又は上記GGSNが上記ユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへ復帰したときには、上記タイマを停止し、上記タイマがタイムアウト時間を超過したときには、上記ユニキャストモードによって上記MBMSベアラサービスを受けるように要請し直すことを含む。
上記方法では、上記拒絶メッセージは要求されるMBMSベアラ能力を伝送し、上記UEは、上記拒絶メッセージを受信した後に、上記要求されるMBMSベアラ能力を上記UEのMBMSベアラ能力と比較し、上記UEのMBMSベアラ能力が上記要求されるMBMSベアラ能力より低いとき、上記UEは、上記ユニキャストモードによってMBMSベアラサービスを受けるように要請し直す。
上記方法では、上記拒絶メッセージは要求されるMBMSベアラ能力を伝送し、上記UEは、上記拒絶メッセージを受信した後に、上記要求されるMBMSベアラ能力を上記UEのMBMSベアラ能力と比較し、上記UEのMBMSベアラ能力が上記要求されるMBMSベアラ能力より低いときであって、かつ上記GGSNがユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへの復帰を行わないとき、上記UEは、上記ユニキャストモードによってMBMSベアラサービスを受けるように要請し直す。
ステップbにおいて、上記SGSNが要求されるMBMSベアラ能力を持たないときであって、かつ上記UEのMBMSベアラ能力が上記要求されるMBMSベアラ能力より低いとき、上記SGSNは、生成されるMBMS UEコンテキストを停止してGGSNへ失敗メッセージを送り、上記GGSNは上記失敗メッセージを受信して、ユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへ復帰するか否かを決定する。
好適には、本方法はさらに、
上記SGSNから送信される拒絶メッセージを受信することと、
タイマを起動することと、
上記GGSNが、上記タイマのタイムアウト時間までに上記ユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへ復帰したか否かを検証し、上記タイマのタイムアウト時間までに上記GGSNが上記ユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへ復帰したときには、上記タイマを停止し、上記タイマがタイムアウト時間を超過したときには、上記ユニキャストモードによって上記MBMSベアラサービスを受けるように要請し直すこととを含む。
上記方法では、上記SGSNは、上記UEとともにPDPコンテキストを生成するGGSNに向けて、又は上記UEとともにMBMS UEコンテキストを生成するGGSNに向けて、上記失敗メッセージを送信する。
好ましくは、上記方法は、上記UEのMBMSベアラ能力が上記要求されるMBMSベアラ能力よりも低いとき、上記UEに拒絶メッセージを送信することをさらに含む。
拒絶メッセージは上記要求されるMBMSベアラ能力を伝送し、上記UEは、上記拒絶メッセージを受信した後に、上記要求されるMBMSベアラ能力を上記UEのMBMSベアラ能力と比較し、上記UEのMBMSベアラ能力が上記要求されるMBMSベアラ能力より低いときであって、かつ上記GGSNがユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへ復帰を行わないとき、上記UEは上記ユニキャストモードによってMBMSベアラサービスを受けるように要請し直す。
ステップbにおいて、上記SGSNが要求されるMBMSベアラ能力を持たないとき、上記SGSNはMBMS UEコンテキストを生成し、上記UEのMBMSベアラ能力が上記要求されるMBMSベアラ能力より低いとき、上記UEは、上記SGSNが生成されるMBMS UEコンテキストを停止した後に、又は上記UEが上記SGSNから送信された拒絶メッセージを受信した後に、上記ユニキャストモードによってMBMSベアラサービスを受けるように要請し直す。
上記SGSNから上記UEへ送信される拒絶メッセージは上記要求されるMBMSベアラ能力を伝送し、上記UEは、上記拒絶メッセージを受信した後に、上記要求されるMBMSベアラ能力を上記UEのMBMSベアラ能力と比較し、上記UEのMBMSベアラ能力が上記要求されるMBMSベアラ能力より低いとき、上記UEは、上記ユニキャストモードによってMBMSベアラサービスを受けるように要請し直す。
本発明において提供されるMBMSベアラサービスの起動を実現する方法では、UEが特定のMBMSベアラサービスを起動すると、UEがネットワークとともにPDPコンテキストを生成する手順中においてUEのMBMSベアラ能力を受信した後、SGSNは、上記UEのMBMSベアラ能力が、要求されるMBMSベアラ能力を満たすものであるか否かを検証する。従って、SGSN又はGGSNが未登録であるという状況下では、UEのMBMSベアラ能力が要求されるMBMSベアラ能力を満たすか否かは、既存のMBMSベアラサービスの起動手順全体が終了した後に知られることになるが、一方、SGSN又はGGSNが登録されている状況下では、UEのMBMSベアラ能力が要求されるMBMSベアラ能力を満たすことができない場合、MBMS UEコンテキストが生成される必要はまったくない。このようにして、UEとネットワークとの間の複雑な信号方式の相互動作は省かれ、MBMS UEコンテキスト起動後の別の起動動作を行うことも回避され、これにより、ネットワークプロセスは簡単化され、ネットワーク負荷は低減される。
本発明の実際の適用例では、代替の方法として、SGSN及びUEが協働して検証を行ってもよく、このことは検証結果の信頼性を保証し、MBMSベアラサービスの起動フローをより柔軟かつ多様にすることができる。
さらに、要求されるMBMSベアラ能力を満たさないMBMSベアラ能力を有するUEに関して、SGSNは直接拒絶したり、又はサービスの提供モードを変更したりすることができる。サービスの提供モードの変更は、GGSN自体の主導により、3GPP 29.061に記述されているIPマルチキャストアクセス仕様へ復帰し、UEに、PTPモードによってMBMSベアラサービスを受けさせること、又は、UE自体の主導により、ユニキャストモードによってMBMSベアラサービスを受けるように要請し直すことである。このようにして、拒絶された加入者であっても、他のアプローチによって、その必要とするMBMSベアラサービスを受けることができる。これにより、加入者の満足及びネットワーク利用率は改善され、ネットワーク管理業者の収入も増加する。さらに、MBMSベアラサービスを受ける方法はより柔軟かつ多様になる。
本発明の核心となる着想によれば、UEが特定のMBMSベアラサービスを起動するとき、UEがネットワークとともにPDPコンテキストを生成する手順中においてUEのMBMSベアラ能力を受信した後、SGSNは、UEのMBMSベアラ能力が要求を満たすか否かを検証し、次いで検証結果に従って対応するプロセスを実行する。このようにして、MBMSベアラサービスを起動する要求は、事前に処理されることが可能である。
図4に示すように、本発明に係るMBMSサービスを起動する方法は、下記のステップを含む。
ステップ401:特定のMBMSベアラサービスを受けることを要求するUEは、まず、上記UEが属するSGSNを介してネットワークとともにPDPコンテキストを生成し、生成されたPDPコンテキストを介して上記ネットワークへ加入メッセージを送信する。一般に、上記UEは、上記加入メッセージを、上記生成されたPDPコンテキストに対応するGGSNへ送信する。
ステップ402乃至405:上記ネットワークは、上記加入メッセージを送信するカレントUEに対する認証情報の検証を行う。この認証に合格すれば、上記ネットワークは、上記UEがMBMS UEコンテキストを起動することを許可し、上記カレントUEは、その固有のMBMSベアラ能力を伝送するメッセージを、それが属するSGSNへ送信する。上記認証に合格しなければ、カレントプロセスは終了される。
カレントUEに対する認証情報の検証を行うネットワークの詳細な手順は、図3のステップ303乃至306に示されている。カレントUEにより送信された加入メッセージを受信した後、GGSNは、MBMS認証要求をBM−SCへ転送して、カレントUEによるデータ受信の認証を要求する。カレントUEに対する認証情報の検証を行った後、BM−SCは、MBMS認証応答をGGSNへ返信する。認証に合格すれば、特別なGGSN APN応答メッセージがMBMS認証応答において伝送される。MBMS認証応答を受信した後、GGSNは、MBMS通知要求をSGSNへ送信する。MBMS通知要求を受信した後、SGSNは、MBMS UEコンテキストを起動するようにカレントUEに要求する。この要求を受信した後、UEはその固有のMBMSベアラ能力を伝送する応答メッセージを返信する。認証に合格しなければ、MBMS認証応答は、カレントUEがMBMSデータを受信できないことを示す情報を伝送し、カレントプロセスフローは終了される。
ステップ406:UEのMBMSベアラ能力を受信した後、SGSNは、要求されるMBMSベアラ能力がその中に格納されているか否かを検証する。要求されるMBMSベアラ能力が格納されていればステップ407が実行され、そうでなければ、図3に示すステップ307乃至315による従来のMBMSベアラサービス起動フローが実行されてカレントプロセスフローは終了される。
一般に、SGSNが特定のMBMSベアラサービスの要求されるMBMSベアラ能力を取得するためには、2つのアプローチ、すなわち、所定の登録手順によるアプローチと、ネットワーク管理業者により設定されたネットワーク構成によるアプローチとが存在する。前者の状況では、MBMSベアラサービスによって必要とされる要求されるMBMSベアラ能力はSGSNに格納されておらず、GGSNは、SGSN及びGGSNが初めて登録する時点でのみ存在する。SGSN及びGGSNが登録を終了した後、MBMSベアラサービスの要求されるMBMSベアラ能力は、対応するSGSN及びGGSNに格納される。
ステップ407乃至408:SGSNは、受信されたUEのMBMSベアラ能力が、SGSNに格納されている要求されるMBMSベアラ能力より低いか否かを検証する。UEのMBMSベアラ能力が要求されるMBMSベアラ能力より低いとき、SGSNは、MBMS UEコンテキスト起動要求を拒絶する。UEのMBMSベアラ能力が要求されるMBMSベアラ能力以上であれば、図3に示すステップ307乃至315による従来のMBMSベアラサービス起動フローを継続してMBMS UEコンテキストの生成を終了する。ステップ315では、UEのMBMSベアラ能力の検証はもはや実行されない。
ステップ408では、MBMS UEコンテキスト起動要求を拒絶した後、SGSNは、MBMS UEコンテキスト起動の失敗メッセージをSGSN又はUEへそれぞれ送信したり、あるいはGGSN及びUEへ同時に通知したりすることもできる。GGSN又はUEは、その要件に従って、MBMSベアラサービスの受信モードを変換し直したり、又は要請し直したりすることができる。
SGSNからGGSNへ送られるMBMS UEコンテキスト起動失敗メッセージは、従来技術に係るMBMS通知応答を直接に採用してもよく、上記起動失敗の通知は上記応答メッセージにより伝送される。MBMS UEコンテキスト起動が失敗であることを通知するためには、個別のメッセージが採用されてもよい。
第1の実施形態.
この実施形態では、対応の要求されるMBMSベアラ能力がSGSNに格納されている。SGSNがUEのMBMSベアラ能力を受信した後、UEのMBMSベアラ能力が要求されるMBMSベアラ能力以上であるという検証結果が取得される。この状況下では、MBMSベアラサービス起動を実行する方法は図5に示す通りであり、下記のステップを含む。
ステップ501乃至506:従来技術に係るステップ301乃至306におけるすべての説明とまったく同じである。
ステップ507:ある時点において加入メッセージの送信元となっているUEから、MBMSベアラ能力を伝送するMBMSコンテキスト起動要求を受信した後、SGSNは、UEのMBMSベアラ能力が、当該SGSNに格納されているMBMSベアラサービスの要求されるMBMSベアラ能力より低いか否かを検証する。UEのMBMSベアラ能力がMBMSベアラサービスの要求されるMBMSベアラ能力以上であれば、SGSNは、カレントUEへ、そのMBMSベアラ能力が要求を満たしていることを通知し、ステップ508が実行される。当然ながら、検証結果はUEへ通知されなくてもよく、ステップ508が直接に実行される。
ステップ508乃至511:従来技術に係るステップ307乃至310におけるすべての説明とまったく同じである。
ステップ512:従来技術に係るステップ312におけるすべての説明とまったく同じである。
ステップ513:従来技術に係るステップ314におけるすべての説明とまったく同じである。
ステップ514:SGSNは、MBMSコンテキスト起動受諾をUEへ送信する。これは、MBMSベアラサービスの最大QoSを特定するために使用されるMBMSベアラ能力を含む。UEは、MBMSベアラサービスをさらに起動する際に、このMBMSベアラ能力を考慮してもよい。
第2の実施形態.
この実施形態では、対応の要求されるMBMSベアラ能力がSGSNに格納されている。SGSNがUEのMBMSベアラ能力を受信した後、UEのMBMSベアラ能力が要求されるMBMSベアラ能力より低いという検証結果が取得される。この検証結果を取得した後、SGSNはMBMSコンテキスト起動要求を拒絶し、同時にUEへMBMSコンテキスト起動拒絶メッセージを送信し、かつSGSNはGGSNへMBMSコンテキスト起動失敗メッセージを送信する。このような状況下では、MBMSベアラサービスの起動方法は図6に示す通りであり、下記のステップを含む。
ステップ601乃至606:従来技術に係るステップ301乃至306におけるすべての説明とまったく同じである。
ステップ607乃至608:ある時点において加入メッセージの送信元となっているUEから、MBMSベアラ能力を伝送するMBMSコンテキスト起動要求を受信した後、SGSNは、UEのMBMSベアラ能力が、当該SGSNに格納されているMBMSベアラサービスの要求されるMBMSベアラ能力より低いか否かを検証する。UEのMBMSベアラ能力がMBMSベアラサービスの要求されるMBMSベアラ能力より低いとき、SGSNはその時点におけるMBMSコンテキスト起動要求を拒絶する。
ステップ609:SGSNは、MBMSコンテキスト起動拒絶メッセージをUEへ送信する。これは、指示された理由を介して、MBMS UEコンテキストが起動不可能である理由を通知するが、また、要求されるMBMSベアラサービスの要求されるMBMSベアラ能力を伝送してもよい。
ステップ610:SGSNは、失敗がベアラ能力により生じたことを示すMBMSコンテキスト起動失敗メッセージをGGSNへ送信する。GGSNは、実際の状況に従って、3GPP 29.061に記述されているIPマルチキャストアクセス仕様へ復帰するか否かを決定する。
第3の実施形態.
この実施形態では、対応の要求されるMBMSベアラ能力がSGSNに格納されている。SGSNがUEのMBMSベアラ能力を受信した後、UEのMBMSベアラ能力が要求されるMBMSベアラ能力より低いという検証結果が取得される。この検証結果を取得した後、SGSNは単に、UEへMBMSコンテキスト起動要求拒絶メッセージを送信する。このような状況下では、MBMSベアラサービスの起動方法は図7に示す通りであり、下記のステップを含む。
ステップ701乃至708:第2の実施形態のステップ601乃至608におけるすべての説明とまったく同じである。
ステップ709:SGSNは、MBMSコンテキスト起動拒絶メッセージをUEへ送信する。これは、指示された理由を介して、MBMS UEコンテキストが起動不可能である理由を通知するが、また、要求されるMBMSベアラサービスの要求されるMBMSベアラ能力を伝送してもよい。
ステップ710:MBMSコンテキスト起動拒絶メッセージを受信した後、UEは、要求されるMBMSベアラサービスを受けるために、ユニキャストモード、すなわちPTPモードを採用して、3GPP 29.061に記述されているIPマルチキャストアクセス仕様を実行するように要請し直す。
この実施形態に関しては、ステップ709においてSGSNからUEへ送信されるMBMSコンテキスト起動拒絶メッセージが、要求されるMBMSベアラサービスの要求されるMBMSベアラ能力を伝送していれば、UEは、このMBMSコンテキスト起動拒絶メッセージを受信した後、要求されるMBMSベアラ能力をもう一度その固有のMBMSベアラ能力と比較することもできる。その固有のMBMSベアラ能力が要求されるMBMSベアラ能力より低いという検証結果を取得した後、UEは、3GPP 29.061に記述されているユニキャストモードによって、要求されるMBMSベアラサービスを受けるように要請し直す。
第4の実施形態.
この実施形態では、対応の要求されるMBMSベアラ能力がSGSNに格納されている。SGSNがUEのMBMSベアラ能力を受信した後、UEのMBMSベアラ能力が要求されるMBMSベアラ能力より低いという検証結果が取得される。この検証結果を取得した後、SGSNはMBMSコンテキスト要求を拒絶し、次いでGGSNへMBMSコンテキスト起動失敗メッセージを送信する。この状況下では、MBMSベアラサービス起動を実行する方法は図8に示す通りであり、下記のステップを含む。
ステップ801乃至808:第2の実施形態のステップ601乃至608におけるすべての説明とまったく同じである。
ステップ809:SGSNは、失敗がベアラ能力により生じたことを示すMBMSコンテキスト起動失敗メッセージをGGSNへ送信する。GGSNは、実際の状況に従って、3GPP 29.061に記述されているIPマルチキャストアクセス仕様へ復帰するか否かを決定する。
第5の実施形態.
この実施形態では、対応の要求されるMBMSベアラ能力情報がSGSNに格納されている。SGSNがUEのMBMSベアラ能力を受信した後、UEのMBMSベアラ能力が要求されるMBMSベアラ能力より低いという検証結果が取得される。この検証結果を取得した後、SGSNはMBMSコンテキスト起動要求を拒絶し、GGSNへMBMSコンテキスト起動失敗メッセージを送信し、次いでUEへMBMSコンテキスト起動拒絶メッセージを送信する。この状況下では、MBMSベアラサービスの起動方法は図9に示す通りであり、下記のステップを含む。
ステップ901乃至908:第2の実施形態のステップ601乃至608におけるすべての説明とまったく同じである。
ステップ909:SGSNは、失敗がベアラ能力により生じたことを示すMBMSコンテキスト起動失敗メッセージをGGSNへ送信する。GGSNは、実際の状況に従って、3GPP 29.061に記述されているIPマルチキャストアクセス仕様へ復帰するか否かを決定する。
ステップ910:SGSNは、MBMSコンテキスト起動拒絶メッセージをUEへ送信する。これは、指示された理由を介して、MBMS UEコンテキストが起動不可能である理由を通知するが、また、要求されるMBMSベアラサービスの要求されるMBMSベアラ能力を伝送してもよい。
上述の5つの実施形態において、第2及び第5の実施形態の最後のステップでは、SGSNがGGSNへMBMSコンテキスト起動失敗メッセージを送信し、GGSNは、おそらくは、3GPP 29.061に記述されているIPマルチキャストアクセス仕様へ復帰する。GGSNが復帰を行わない状況では、UEは、SGSNから送信されたMBMSコンテキスト起動拒絶メッセージを受信した後、タイマを起動し、計時を開始し、同時にGGSNが復帰するか否かを検証することもできる。GGSNが、タイマのタイムアウト時間までに復帰した場合には、タイマは停止される。タイマのタイムアウト時間を超過した場合には、UEは、要求されるMBMSベアラサービスを受けるために、ユニキャストモード、すなわちPTPモードを採用して、3GPP 29.061に記述されているIPマルチキャストアクセス仕様を実行するように要請し直す。
第4の実施形態の場合、SGSNへMBMSコンテキスト起動要求を送信後、UEはタイマを起動して計時を開始する。タイマのタイムアウト時間までにUEがMBMSコンテキスト起動受諾を受信した場合、又はGGSNがIPマルチキャストアクセスへ復帰した場合には、タイマは停止される。タイマのタイムアウト時間までにUEがMBMSコンテキスト起動受諾を受信せず、GGSNがIPマルチキャストアクセスへの復帰を行わない場合には、UEは、要求されるMBMSベアラサービスを受けるために、ユニキャストモード、すなわちPTPモードを採用して、3GPP 29.061に記述されたIPマルチキャストアクセス仕様を実行するように要請し直す。
第2及び第5の実施形態の場合、SGSNからUEへ送信されるMBMSコンテキスト起動拒絶メッセージが、要求されるMBMSベアラサービスの要求されるMBMSベアラ能力を伝送していれば、UEは、このMBMSコンテキスト起動拒絶メッセージを受信した後、要求されるMBMSベアラ能力をもう一度その固有のMBMSベアラ能力と比較することもできる。その固有のMBMSベアラ能力が要求されるMBMSベアラ能力より低いという検証結果を取得した後、GGSNがIPマルチキャストアクセスへ復帰しなければ、UEは、要求されるMBMSベアラサービスをユニキャストモードによって受けるように要請し直す。
第6の実施形態.
この実施形態では、対応するMBMSベアラ能力はSGSNに格納されておらず、MBMS UEコンテキストの起動に成功し、手順は従来技術に従って行われる。さらに、UEのMBMSベアラ能力が要求されるMBMSベアラ能力より低いという状況では、SGSNは、生成されるMBMS UEコンテキストを停止するだけでなく、GGSNへMBMSコンテキスト起動失敗メッセージを送信する。次いで、GGSNは、実際の状況に従って、3GPP 29.061に記述されているIPマルチキャストアクセス仕様へ復帰するか否かを決定する。この状況下では、MBMSベアラサービスの起動方法は図10に示す通りであり、下記のステップを含む。
ステップ1001乃至1006:従来技術に係るステップ301乃至306におけるすべての説明とまったく同じである。
ステップ1007乃至1008:SGSNは、UEのMBMSベアラ能力を伝送しかつある時点において加入メッセージの送信元となっているUEから送信されたMBMSコンテキスト起動要求を受信した後、対応の要求されるMBMSベアラ能力が当該SGSNに格納されていないことを検出する。このような状況においては、SGSNは未登録であり、UEのMBMSベアラ能力が要求を満たすものであるか否かを検証することができない。よってSGSNは、MBMS通知要求を送信するGGSN1へ、直接にMBMS通知応答を返信する。上記応答は指摘すべき理由を伝送し、MBMS UEコンテキストを使用してMBMS UEコンテキストの起動に成功したか否かが通知される。起動が失敗であれば、MBMS UEコンテキストはさらに、失敗がSGSN又はUEにより生じたことを通知する。この実施形態では、上記応答は、MBMS UEコンテキストの起動に成功したことを示す。
ステップ1009乃至1015:基本的に、従来技術に係るステップ308乃至314におけるすべての説明と同じである。ステップ1012及びステップ1014は省略することができない。
ステップ1016:SGSNは、その格納されたMBMSベアラ能力に従って、UEのMBMSベアラ能力が、要求されるMBMSベアラサービスの要求されるMBMSベアラ能力より低いか否かを検証する。MBMSベアラ能力が要求されるMBMSベアラ能力以上であれば、SGSNは、MBMSベアラ能力を伝送するMBMSコンテキスト起動受諾をUEへ送信し、カレントプロセスフローは終了される。このステップでは、MBMSベアラ能力を使用してMBMSベアラサービスの最大QoSが特定される。UEは、MBMSベアラサービスをさらに起動する際に、MBMSベアラ能力を考慮することができる。
UEのMBMSベアラ能力が、カレントMBMSベアラサービスの要求されるMBMSベアラ能力より低いとき、SGSNはMBMS UEコンテキスト起動要求を拒絶し、指摘すべき理由を通知するMBMSコンテキスト起動拒絶メッセージを送信し、生成されたMBMS UEコンテキストを停止し、次いでステップ1017を実行する。この実施形態では、UEのMBMSベアラ能力はカレントMBMSベアラサービスの要求されるMBMSベアラ能力より低い。
ステップ1017:MBMS UEコンテキストを停止した後、SGSNは、失敗がMBMSベアラ能力により生じたことを示すMBMSコンテキスト起動失敗メッセージをGGSN1又はGGSN2へ送信する。GGSN1又はGGSN2は、実際的な状況に従って、3GPP 29.061に記述されているIPマルチキャストアクセス仕様へ復帰するか否かを決定する。
この実施形態において、GGSNが復帰を行わない状況では、ステップ1016においてGGSNから送信されたMBMSコンテキスト起動拒絶メッセージを受信した後、UEはタイマを起動し、計時を開始し、同時にGGSNが復帰するか否かを検証する。タイマのタイムアウト時間までにGGSNが復帰した場合には、タイマは停止される。タイマがタイムアウト時間を超過した場合には、UEは、要求されるMBMSベアラサービスを受けるために、ユニキャストモード、すなわちPTPモードを採用して、3GPP 29.061に記述されているIPマルチキャストアクセス仕様を実行するように要請し直す。
この実施形態では、ステップ1016において、SGSNからUEへ送信されるMBMSコンテキスト起動拒絶メッセージが、要求されるMBMSベアラサービスの要求されるMBMSベアラ能力を伝送していれば、MBMSコンテキスト起動拒絶メッセージを受信した後、UEは、要求されるMBMSベアラ能力をその固有のMBMSベアラ能力ともう一度比較することもできる。その固有のMBMSベアラ能力が要求されるMBMSベアラ能力より低いという検証結果を取得した後、GGSNはIPマルチキャストアクセスへの復帰を行わないということが検出されれば、UEは、要求されるMBMSベアラサービスをユニキャストモードによって受けるように要請し直す。
第7の実施形態.
この実施形態では、対応の要求されるMBMSベアラ能力はSGSNに格納されていないが、MBMS UEコンテキストの起動に成功する。手順は従来技術に従って実行され、最終ステップにおいてUEのMBMSベアラ能力が検証される。さらに、UEのMBMSベアラ能力が要求されるMBMSベアラ能力より低いという状況では、SGSNは、生成されるMBMS UEコンテキストを停止するだけでなく、MBMSコンテキスト起動拒絶メッセージを受信したときに、ユニキャストモードによってカレントMBMSベアラサービスを受けるように要請し直す。この状況下では、MBMSベアラサービスの起動方法は図11に示す通りであり、下記のステップを含む。
ステップ1101乃至1116:第6の実施形態のステップ1001乃至1016におけるすべての説明とまったく同じである。
ステップ1117:MBMSコンテキスト起動拒絶メッセージを受信した後、又はMBMS UEコンテキストを停止した後、UEは、要求されるMBMSベアラサービスを受けるために、ユニキャストモード、すなわちPTPモードを採用して、3GPP 29.061に記述されているIPマルチキャストアクセス仕様を実行するように要請し直す。
この実施形態では、ステップ1116において、SGSNからUEへ送信されるMBMSコンテキスト起動拒絶メッセージが、要求されるMBMSベアラサービスの要求されるMBMSベアラ能力を伝送していれば、MBMSコンテキスト起動拒絶メッセージを受信した後、UEは、要求されるMBMSベアラ能力をその固有のMBMSベアラ能力ともう一度比較することもできる。その固有のMBMSベアラ能力が要求されるMBMSベアラ能力より低いという検証結果を取得した後、GGSNがIPマルチキャストアクセスへの復帰を行わない場合には、UEは、要求されるMBMSベアラサービスをユニキャストモードによって受けるように要請し直す。
当然ながら、第6及び第7の実施形態の状況では、MBMSベアラサービスの起動フローは停止手順の後に終了されてもよく、ステップ1017又はステップ1117は省略される。
以上の説明及び図面は限定的な意味合いではなく、例示的なものとして解釈されるべきである。但し、請求の範囲に記載されている本発明のより広範な精神及び範囲を逸脱することなく追加、除去、置換及び他の変更を行ってもよいことは明らかであろう。
マルチキャストサービスの送信メカニズムを示す図である。 MBMSベアラサービスをサポートする無線ネットワークのアーキテクチャを示す図である。 従来技術に係るMBMSベアラサービス起動のプロセスフローを示す図である。 本発明に係るMBMSベアラサービスを起動する方法の好適なプロセスフローを示す図である。 本発明に係る第1の実施形態の好適なプロセスフローを示す図である。 本発明に係る第2の実施形態の好適なプロセスフローを示す図である。 本発明に係る第3の実施形態の好適なプロセスフローを示す図である。 本発明に係る第4の実施形態の好適なプロセスフローを示す図である。 本発明に係る第5の実施形態の好適なプロセスフローを示す図である。 本発明に係る第6の実施形態の好適なプロセスフローを示す図である。 本発明に係る第7の実施形態の好適なプロセスフローを示す図である。

Claims (18)

  1. マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(MBMS)を起動する方法であって、
    a.ユーザ機器(UE)のMBMSベアラ能力を伝送するメッセージを、認証に合格した後に、上記UEから、上記UEが属するSGSNへ送信するステップと、
    b.要求されるMBMSベアラ能力を上記SGSNが格納しているとき、MBMS UEコンテキストを生成する前に、上記UEのMBMSベアラ能力が上記要求されるMBMSベアラ能力より低いか否かを上記SGSNにより検証するステップと、
    c.上記UEの上記MBMSベアラ能力が上記要求されるMBMSベアラ能力より低いとき、MBMSコンテキストを起動する要求を拒絶し、上記UEの上記MBMSベアラ能力が上記要求されるMBMSベアラ能力以上であるとき、MBMS UEコンテキストを生成するステップとを含む方法。
  2. 上記ステップaは、
    a1.ネットワークとの相互動作によってパケットデータプロトコル(PDP)コンテキストを生成し、上記UEが属するSGSNを介して上記ネットワークへ加入メッセージを送ることと、
    a2.上記加入メッセージを受信し、上記UEに対する認証情報の検証を実行し、上記UEが認証に合格したとき、MBMS UEコンテキストを起動して、上記UEのMBMSベアラ能力を伝送するメッセージを上記UEが属するSGSNへ送信する許可を上記UEに与えることとを含む請求項1記載の方法。
  3. 上記ステップcにおける、上記MBMSコンテキストを起動する要求を拒絶することは、
    c11.拒絶理由を伝送する拒絶メッセージを上記UEへ送信することと、
    c12.失敗理由を伝送する失敗メッセージをGGSNへ送信することと、
    c13.上記失敗メッセージを受信して、ユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへ復帰するか否かを決定することとをさらに含む請求項1記載の方法。
  4. 上記ステップcにおける、上記MBMSコンテキストを起動する要求を拒絶することは、
    c21.拒絶理由を伝送する拒絶メッセージを上記UEへ送信することと、
    c22.上記拒絶メッセージを受信して、ユニキャストモードによって上記MBMSベアラサービスを受けるように要請し直すこととをさらに含む請求項1記載の方法。
  5. 上記ステップcにおける、上記MBMSコンテキストを起動する要求を拒絶することは、
    c31.失敗理由を伝送する失敗メッセージをGGSNへ送信することと、
    c32.上記失敗メッセージを受信して、ユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへ復帰するか否かを決定することとをさらに含む請求項1記載の方法。
  6. 上記ステップcにおける、上記MBMSコンテキストを起動する要求を拒絶することは、
    c41.失敗理由を伝送する失敗メッセージをGGSNへ送信することと、
    c42.上記失敗メッセージを受信して、ユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへ復帰するか否かを決定することと、
    c43.拒絶理由を伝送する拒絶メッセージを上記UEへ送信することとをさらに含む請求項1記載の方法。
  7. 上記UEへ送信される拒絶メッセージはさらに、上記要求されるMBMSベアラ能力を伝送する請求項3、4又は6記載の方法。
  8. 上記拒絶メッセージを受信することと、
    タイマを起動することと、
    上記GGSNが上記タイマのタイムアウト時間までに上記ユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへ復帰したか否かを検証し、上記タイマのタイムアウト時間までに上記GGSNが上記ユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへ復帰していたときには、上記タイマを停止し、上記タイマがタイムアウト時間を超過したときには、上記ユニキャストモードによって上記MBMSベアラサービスを受けるように要請し直すこととをさらに含む請求項3又は6記載の方法。
  9. 上記UEの上記MBMSベアラ能力を伝送するメッセージを送信する上記ステップaの後にタイマを起動し、上記タイマのタイムアウト時間までに上記UEが受諾メッセージを受信したか又は上記GGSNが上記ユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへ復帰したときには、上記タイマを停止し、上記タイマがタイムアウト時間を超過したときには、上記ユニキャストモードによって上記MBMSベアラサービスを受けるように要請し直すことをさらに含む請求項5記載の方法。
  10. 上記拒絶メッセージは上記要求されるMBMSベアラ能力を伝送し、上記UEは、上記拒絶メッセージを受信した後に、上記要求されるMBMSベアラ能力を上記UEのMBMSベアラ能力と比較し、上記UEのMBMSベアラ能力が上記要求されるMBMSベアラ能力より低いとき、上記UEは上記ユニキャストモードによって上記MBMSベアラサービスを受けるように要請し直す請求項4記載の方法。
  11. 上記拒絶メッセージは上記要求されるMBMSベアラ能力を伝送し、上記UEは、上記拒絶メッセージを受信した後に、上記要求されるMBMSベアラ能力を上記UEのMBMSベアラ能力と比較し、上記UEのMBMSベアラ能力が上記要求されるMBMSベアラ能力より低いときであって、上記GGSNがユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへの復帰を行わないときには、上記UEは上記ユニキャストモードによって上記MBMSベアラサービスを受けるように要請し直す請求項3又は6記載の方法。
  12. 上記ステップbにおいて、上記SGSNが上記要求されるMBMSベアラ能力を持たないときであって、上記UEのMBMSベアラ能力が上記要求されるMBMSベアラ能力より低いときには、上記SGSNは上記生成されるMBMS UEコンテキストを停止してGGSNへ失敗メッセージを送り、上記GGSNは上記失敗メッセージを受信して、ユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへ復帰するか否かを決定する請求項1記載の方法。
  13. 上記SGSNから送信される拒絶メッセージを受信することと、
    タイマを起動することと、
    上記GGSNが上記タイマのタイムアウト時間までに上記ユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへ復帰したか否かを検証し、上記タイマのタイムアウト時間までに上記GGSNが上記ユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへ復帰していたときには、上記タイマを停止し、上記タイマがタイムアウト時間を超過したときには、上記ユニキャストモードによって上記MBMSベアラサービスを受けるように要請し直すこと、をさらに含む請求項12記載の方法。
  14. 上記SGSNは、上記UEとともにPDPコンテキストを生成するGGSNに向けて、又は、上記UEとともにMBMS UEコンテキストを生成するGGSNに向けて、上記失敗メッセージを送信する請求項12記載の方法。
  15. 上記UEのMBMSベアラ能力が上記要求されるMBMSベアラ能力よりも低いとき、上記UEに拒絶メッセージを送信することをさらに含む請求項12記載の方法。
  16. 拒絶メッセージは上記要求されるMBMSベアラ能力を伝送し、上記UEは、上記拒絶メッセージを受信した後に、上記要求されるMBMSベアラ能力を上記UEのMBMSベアラ能力と比較し、上記UEのMBMSベアラ能力が上記要求されるMBMSベアラ能力より低いときであって、上記GGSNが上記ユニキャストモードのIPマルチキャストアクセスへの復帰を行わないときには、上記UEは上記ユニキャストモードによって上記MBMSベアラサービスを受けるように要請し直す請求項15記載の方法。
  17. ステップbにおいて、上記SGSNが上記要求されるMBMSベアラ能力を持たないときには、上記SGSNはMBMS UEコンテキストを生成し、上記UEのMBMSベアラ能力が上記要求されるMBMSベアラ能力より低いとき、上記UEは、上記SGSNが上記生成されるMBMS UEコンテキストを停止した後に、又は上記UEが上記SGSNから送信される拒絶メッセージを受信した後に、上記ユニキャストモードによって上記MBMSベアラサービスを受けるように要請し直す請求項1記載の方法。
  18. 上記SGSNから上記UEへ送信される上記拒絶メッセージは、上記要求されるMBMSベアラ能力を伝送し、上記UEは、上記拒絶メッセージを受信した後に、上記要求されるMBMSベアラ能力を上記UEのMBMSベアラ能力と比較し、上記UEのMBMSベアラ能力が上記要求されるMBMSベアラ能力より低いとき、上記UEは上記ユニキャストモードによって上記MBMSベアラサービスを受けるように要請し直す請求項17記載の方法。
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