JP4422834B2

JP4422834B2 - Plug-in fittings

Info

Publication number: JP4422834B2
Application number: JP36064999A
Authority: JP
Inventors: 義郎岡崎
Original assignee: JFE Pipe Fitting Mfg Co Ltd
Current assignee: JFE Pipe Fitting Mfg Co Ltd
Priority date: 1999-12-20
Filing date: 1999-12-20
Publication date: 2010-02-24
Anticipated expiration: 2019-12-20
Also published as: JP2001173840A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷温配水管などの管の端部どうしを連通状に接続する差込み式管継手に関する。
【０００２】
【従来の技術】
この種の差込み式管継手として、例えば、図５に示すようなものが提案されている。そこでは、筒状の継手本体１の軸心方向両端に管Ｐの端部が差し込まれる受口６，６を開口し、この受口６の内周面に外窄まり状のテ−パ面９を形成し、受口６の内奥部内周には管端ストッパー部７を設けている。継手本体１の受口６の内部には拡縮径自在なロックリング３と、このロックリング３より内奥側に配されたゴム製のシールリング２とが組み込まれている。一方、この管継手で接続される薄肉ステンレス鋼管など管Ｐの端部の外周面にはチェックライン１２をマーキングするとともに、このチェックライン１２より端部末端寄り側に前記ロックリング３に抜止め係合させるためのロックリング用溝１３を設けている。
【０００３】
そして、管Ｐを接続するに際しては、受口６に管Ｐの端部をチェックライン１２が受口６内に入ってしまうまで差し込んで管端ストッパー部７に突き当てて差込み操作を止める。
このとき、丁度、ロックリング３がロックリング用溝１３に引っ掛かって管Ｐの抜止め状態が得られることが望まれるが、上記管継手には公差があるため、管Ｐに付けられたロックリング用溝１３と管継手のロックリング３の位置とを正確に合わすことは実際に困難である。
【０００４】
そこで、この改善策として、一旦、図６に示すごとく管Ｐを管端ストッパー部７に突き当たるまで差し込んだ後、図７に示すごとくチェックライン１２が受口６から出て見える位置にまで管Ｐを少し引張り出し、この引張り出し途上でロックリング３がロックリング用溝１３に引っ掛かって管Ｐの抜止め機能を発揮するようにしたものが考えられる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、上記構造の差込み式管継手では管Ｐを差込み後に該管Ｐを人手操作により引き戻すという煩わしい手間が必要となる。また、管Ｐが最も奥に差込まれたか否かをチェックライン１２により確認するにしても確実性に欠きやすいため、ややもすれば、図８に示すごとく管Ｐが差込み不足でロックリング３がロックリング用溝１３に引っ掛からないままにされ、管Ｐの抜け出し事故を引き起こすという問題があった。
【０００６】
本発明の目的は、このような問題を解決するためになされたもので、管を差込み後に引戻す手間を省略できて接続作業性の向上を図れ、また管の差込み不足の問題を解消できる差込み式管継手を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明は、図１ないし図３に例示するごとく、筒状の継手本体１の軸心方向両端に、端部の外周面にロックリング用溝１３を設けた管Ｐの前記端部が差し込まれる受口６，６を開口するとともに、この受口６の内奥部内周に管端ストッパー部７を設けており、前記受口６の内部に、この受口６に差し込まれる前記管Ｐの端部に外嵌され、該端部のロックリング用溝１３に係合する拡縮径自在なロックリング３が組み込まれており、前記ロックリング３の内接する受口６の内周には、差し込まれた前記管が抜出し方向に移動したときに前記ロックリング３に縮径方向の力を作用させる外窄まり状のテ−パ面９が設けられており、継手本体１内の前記ロックリング３と管端ストッパー部７との間には、差し込まれる前記管Ｐを抜出し方向に押圧付勢する圧縮コイルばね５が内装されており、前記管Ｐの端部末端Ｐ₁からロックリング用溝１３までの距離ａは、最も短く若しくはこれに近い状態に圧縮変形されたときにおける前記圧縮コイルばね５のロックリング３に対向する側の端部５ｂから前記テ−パ面９の最奥部にあるロックリング３までの距離ｂよりも短く設定し、自由状態にあるときにおける前記圧縮コイルばね５の前記端部５ｂから受口６の開口端面６ａまでの距離ｃ以上に設定していることに特徴を有するものである。
【０００８】
上記管Ｐの端部の外周面にはチェックライン１２を付けることが好ましく、この場合、チェックライン１２と管Ｐの端部末端Ｐ₁との間の距離ｄは、上記ロックリング用溝１３と管Ｐの端部末端Ｐ₁との間の距離ａよりも大きく設定され、かつ、最も短く若しくはこれに近い状態に圧縮変形したときにおける上記圧縮コイルばね５のロックリング３に対向する側の端部５ｂから受口６の開口端面６ａまでの距離ｅよりも短く設定される。
上記継手本体１内のロックリング３の内奥側には、必要に応じて、差し込まれる管Ｐの端部外周面に密接するシールリング２が組み込まれ、このシールリング２と上記ロックリング３との間に環状のリテーナ４が組み込まれる。
【０００９】
【作用】
管の接続に際し、管を手に持ってその端部を受口より差し込み、この管端部を最も奥まで差し込んで該管端部で圧縮コイルばねを圧縮させると、ロックリング用溝がロックリングよりも内奥に位置する。この場合、管端部により圧縮コイルばねを圧縮する強い抵抗を感じるので、これにより管端部が奥まで差し込まれたことを確認できるが、管端部にチェックラインが付けられていると、このチェックラインが受口に入るまで差込むことで管端部が奥まで差し込まれたことをより確実に確認することができる。
しかる後、管より前記手を離すと圧縮コイルばねの力で管が自動的に押し戻され、この押戻し途上でテ−パ面で縮径作用を受けるロックリングがロックリング用溝に引っ掛かって管の抜止め機能を発揮する。この場合、管端部にチェックラインが付けられていると、管の押戻しに伴いそのチェックラインが受口の開口端面から露出して見えるため、ロックリングがロックリング用溝に係合する所定位置にまで押し戻されたことを容易に確認することができる。
【００１０】
管の差込み不足のときは、ロックリング用溝がロックリングの手前に位置するので、圧縮コイルばねの力で管が押し戻されるとロックリング用溝が受口の開口端面から露出して見える。したがって、これを確実容易に確認することができて管の差込み直しを促すことになる。この場合、管端部にチェックラインが付けられていると、このチェックラインをも受口の開口端面から露出して見えることになる。
【００１１】
また圧縮コイルばねは、施工後に地震や高温熱などにより管が伸びるようなことがあってもこれを吸収する。
【００１２】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例を図面に基づき説明する。図１は差込み式管継手と管の半欠截断面図、図２は図１の差込み式管継手に管を最も深く差込んだ時の状態の半欠截断面図、図３は図１の差込み式管継手に管を抜止め状態に差込み終えた時の状態の半欠截断面図である。
【００１３】
図１において、この差込み式管継手は、継手本体１と、内周に襞状片２ａを有するゴム製のシールリング２と、内周にエッジ部３ａを有する金属製の拡縮径自在なロックリング３、金属製の環状のリテーナ４、及び円筒形の圧縮コイルばね５とを備えている。
【００１４】
継手本体１は金属短管をプレス加工することにより段付きの筒状に形成され、これの軸心方向両端部に管Ｐの端部が差し込まれる受口６，６を開口し、軸心方向中央付近に当該箇所を細く絞る形で環状の管端ストッパー部７を設け、かつ受口６の内周にシールリング収容空間部８を径方向外方に膨出する形で形成するとともに、この収容空間部８より軸心方向外方に連続して外窄まり状のテ−パ面９を形成している。
【００１５】
継手本体１のシールリング収容空間部８に前記シールリング２が、テ−パ面９の内周に前記ロックリング３がそれぞれ嵌め込まれるとともに、これらシールリング２とロックリング３との間に前記リテーナ４が嵌め込まれる。継手本体１内の管端ストッパー部７とシールリング２との間には、差し込まれる管Ｐを抜出し方向に押圧付勢する前記圧縮コイルばね５が内装される。この圧縮コイルばね５は、これの一端部５ａを管端ストッパー部７に接着剤で接着することによって、管Ｐの差し込み作業時までに不用意に受口６の方へ出てこないように定位置に保持しておくことが好ましい。その圧縮コイルばね５の定位置保持手段としては、それ以外に、例えば、シールリング２の内周の襞状片２ａを、圧縮コイルばね５の外径よりも小さい内径に形成し、この襞状片２ａを利用して圧縮コイルばね５の他端部５ｂを受止めることにより圧縮コイルばね５が受口６の方へ出てこないようにすることもできる。
【００１６】
上記構成の差込み式管継手により接続される管Ｐは、薄肉ステンレス鋼管等よりなって端部にチェックライン１２とこのチェックライン１２より端部末端寄り側に位置するロックリング用溝１３とを設ける。図１及び図２に示すように、管Ｐの端部末端Ｐ₁からロックリング用溝１３までの距離ａは、継手本体１内の圧縮コイルばね５が図２に示すごとく最も短く若しくはこれに近い状態に圧縮変形されたときにおける該圧縮コイルばね５のロックリング３に対向する側の他端部５ｂから、テ−パ面９の最奥部にあるロックリング３までの距離ｂよりも短く設定し、また圧縮コイルばね５が自由状態にあるときにおける該圧縮コイルばね５の他端部５ｂから受口６の開口端面６ａまでの距離ｃ以上に設定している。一方、チェックライン１２と管Ｐの端部末端Ｐ₁との間の距離ｄは、前記距離ａよりも大きく設定され、かつ図２に示すごとく最も短く若しくはこれに近い状態に圧縮変形したときにおける圧縮コイルばね５の他端部５ｂから受口６の開口端面６ａまでの距離ｅよりも短く、前記距離ｃよりも長く設定される。
【００１７】
この管Ｐの接続に際しては、図２に示すように、管Ｐを手に持ってその端部を受口６よりチェックライン１２が受口６内に入ってしまうまで差し込んで該管端部で圧縮コイルばね１１を圧縮させる。このとき、管Ｐの端部末端Ｐ₁からロックリング用溝１３までの距離ａは、圧縮状態の圧縮コイルばね５の他端部５ｂからテ−パ面９の最奥部にあるロックリング３までの距離ｂよりも短く設定してあるので、ロックリング用溝１３はロックリング３よりも内奥に位置することになる。したがって、この後、管Ｐより手を離すと、図３に示すごとく、圧縮コイルばね５の力で管Ｐが押し戻され、この押戻し途上でテ−パ面９で縮径作用を受けるロックリング３のエッジ部３ａがロックリング用溝１３に引っ掛かって係合し管Ｐの抜止め機能を発揮する。この状態は、管Ｐの押戻しに伴いチェックライン１２が受口６の開口端面６ａから露出して見えるため、容易に確認することができる。また、この管Ｐの抜止め状態と同時に、管Ｐの端部の外周面にシールリング２の内周の襞状片２ａが圧縮状に密接することにより受口６の内周面と管Ｐの端部外周面との間のシール状態が得られる。
【００１８】
施工後、地震などにより管Ｐが抜き出し方向に引っ張られるようなことがあっても、管Ｐと共に同一方向に移動するロックリング３の外周面がテ−パ面９によりロックリング３が更に縮径してロックリング用溝１３への食込みが増すことになるため、管Ｐの端部が受口６から抜け出るのを確実に防止できる。
【００１９】
管Ｐの接続に際し、継手本体１に対して管Ｐが差込み不足であるとき、つまりロックリング用溝１３がロックリング３よりも手前に位置するといった差込み不足状態であるときは、ロックリング用溝１３及びチェックライン１２は管Ｐの端部末端Ｐ₁との間の距離ａ，ｄをそれぞれ、無負荷の自由状態にある圧縮コイルばね５の他端部５ｂから受口６の開口端面６ａまでの距離ｃ以上に設定してあるので、管Ｐから手を離すと同時に圧縮コイルばね１１の力で図４に示すごとく管Ｐが押し戻されることによりロックリング用溝１３とチェックライン１２が受口６の開口端面６ａから露出して見える。したがって、それらロックリング用溝１３及びチェックライン１２を視認することで差込み不足を容易に認識することができ、再度管Ｐを差込み直すことになる。
なお、図示省略するが、継手本体１の他端部の受口６にも同様に別の管Ｐの端部が差し込まれる。
【００２０】
地震や高温熱などにより管Ｐが伸びるようなことあっても、この管Ｐの端部により圧縮コイルばね５に圧縮荷重が加えられ、圧縮コイルばね５が圧縮して管Ｐの伸びを吸収することができる。したがって、図５に示すごとく圧縮コイルばね５が組み込まれていない管継手の場合のように管Ｐの伸びによりその端部が管端ストッパー部７に突き当たって変形するような不具合は未然に防止できる。
【００２１】
【発明の効果】
本発明によれば、管の差込み後は圧縮コイルばねで該管が自動的に押し戻されるので、手による管の引戻し手数を省略できて接続作業性の向上を図ることができる。また、管の差込み不足のときは管が圧縮コイルばねで押し戻されたときに少なくともロックリング用溝が受口から露出して見えるようにしてあるので、差込み不足を確実容易に確認することができ、差込み不足の問題を解消できて有利である。加えて、施工後高温熱等による管の伸びも圧縮コイルばねで対応できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】差込み式管継手と管の半欠截断面図である。
【図２】図１の差込み式管継手に管を最も深く差込んだ時の状態の半欠截断面図である。
【図３】図１の差込み式管継手に管を抜止め状態に差込み終えた時の状態の半欠截断面図である。
【図４】図１の差込み式管継手に対する管の差込み不足状態を示す半欠截断面図である。
【図５】比較例の差込み式管継手と管の半欠截断面図である。
【図６】図５の差込み式管継手に管を最も深く差込んだ時の状態の半欠截断面図である。
【図７】図５の差込み式管継手に管を抜止め状態に差込み終えた時の状態の半欠截断面図である。
【図８】図５の差込み式管に対する管の差込み不足状態を示す半欠截断面図である。
【符号の説明】
Ｐ管
１継手本体
２シールリング
３ロックリング
４リテーナ
５圧縮コイルばね
６受口
７管端ストッパー部
９テ−パ面
１２チェックライン
１３ロックリング用溝[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a plug-in type pipe joint for connecting ends of pipes such as cold and hot water pipes in a continuous manner.
[0002]
[Prior art]
As this type of plug-in type pipe joint, for example, the one shown in FIG. 5 has been proposed. There, openings 6 and 6 into which the ends of the pipe P are inserted are opened at both axial ends of the tubular joint body 1, and a tapered taper surface is formed on the inner peripheral surface of the opening 6. 9 and a pipe end stopper portion 7 is provided on the inner periphery of the inner back portion of the receiving port 6. A lock ring 3 that can freely expand and contract, and a rubber seal ring 2 that is disposed on the inner and inner sides of the lock ring 3 are incorporated in the receiving port 6 of the joint body 1. On the other hand, a check line 12 is marked on the outer peripheral surface of the end of the pipe P such as a thin stainless steel pipe connected by this pipe joint, and the lock ring 3 is attached to the lock ring 3 on the end end side of the end of the check line 12. A lock ring groove 13 is provided for mating.
[0003]
When connecting the pipe P, the end of the pipe P is inserted into the receiving port 6 until the check line 12 enters the receiving port 6 and abuts against the pipe end stopper 7 to stop the insertion operation.
At this time, it is desired that the lock ring 3 is caught in the lock ring groove 13 to obtain a state in which the pipe P is prevented from being removed. However, since the pipe joint has a tolerance, the lock ring attached to the pipe P is desired. It is actually difficult to accurately match the groove 13 and the position of the lock ring 3 of the pipe joint.
[0004]
Therefore, as an improvement measure, after the pipe P is once inserted until it hits the pipe end stopper portion 7 as shown in FIG. 6, the pipe P is moved to a position where the check line 12 can be seen from the receiving port 6 as shown in FIG. It is considered that the lock ring 3 is caught in the lock ring groove 13 in the course of this pulling out so as to exert the function of preventing the pipe P from being pulled out.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the plug-type pipe joint having the above-described structure, a troublesome work of manually pulling back the pipe P after inserting the pipe P is required. Further, even if it is confirmed by the check line 12 whether or not the pipe P has been inserted into the innermost part, it is likely to lack certainty. Therefore, if the pipe P is not inserted enough as shown in FIG. 8, the lock ring 3 is locked. There was a problem that the pipe P was left unobstructed and the pipe P was pulled out.
[0006]
The object of the present invention is to solve such a problem, and it is possible to eliminate the trouble of pulling back the pipe after inserting it, so that the connection workability can be improved and the problem of insufficient pipe insertion can be solved. It is to provide a type pipe joint.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, as illustrated in FIGS. 1 to 3, the end portions of the pipe P in which the lock ring grooves 13 are provided on the outer peripheral surface of the end portions are inserted into both ends in the axial center direction of the tubular joint body 1. While opening the receiving ports 6 and 6, a tube end stopper portion 7 is provided in the inner periphery of the receiving port 6, and the end of the pipe P to be inserted into the receiving port 6 inside the receiving port 6. A lock ring 3 having an expandable / contractible diameter that is externally fitted to the lock ring and engages with a lock ring groove 13 at the end of the lock ring 3 is incorporated. The lock ring 3 is inserted into the inner periphery of the receiving port 6 that is inscribed therein. Further, an outer constricted taper surface 9 is provided for applying a force in the diameter-reducing direction to the lock ring 3 when the tube moves in the withdrawal direction, and the lock ring 3 in the joint body 1 Between the tube end stopper portion 7, the tube P to be inserted is pressed in the extraction direction. And the compression coil spring 5 is furnished to a distance a from the end terminal P ₁ until the lock ring groove 13 of the pipe P is the shortest or the compression coil spring in when compressed deformed state close thereto 5 is set to be shorter than the distance b from the end portion 5b on the side facing the lock ring 3 to the lock ring 3 at the innermost portion of the taper surface 9, and the compression coil spring 5 is in a free state. It is characterized in that it is set to a distance c or more from the end portion 5b to the opening end face 6a of the receiving port 6.
[0008]
It is preferable to attach a check line 12 to the outer peripheral surface of the end of the pipe P. In this case, the distance d between the check line 12 and the end P ₁ of the end of the pipe P is equal to the groove 13 for the lock ring. The end of the compression coil spring 5 on the side facing the lock ring 3 when it is set to be larger than the distance a between the end P ₁ of the tube P and is compressed to the shortest or close state. It is set shorter than the distance e from the part 5b to the opening end face 6a of the receiving port 6.
A seal ring 2 that is in close contact with the outer peripheral surface of the end of the pipe P to be inserted is incorporated into the inner side of the lock ring 3 in the joint body 1 as necessary. An annular retainer 4 is incorporated between the two.
[0009]
[Action]
When connecting the pipe, hold the pipe in your hand and insert the end of the pipe into the receiving port. Insert the end of the pipe as far as it will go and compress the compression coil spring at the end of the pipe. It is located in the back. In this case, since the strong resistance of compressing the compression coil spring by the tube end is felt, it can be confirmed that the tube end has been inserted all the way into this, but if a check line is attached to the tube end, By inserting until the check line enters the receiving port, it can be confirmed more surely that the end of the pipe has been inserted all the way.
After that, when the hand is released from the pipe, the pipe is automatically pushed back by the force of the compression coil spring, and the lock ring that receives the diameter reducing action on the taper surface is caught in the groove for the lock ring during the push-back process. Demonstrate the function of retaining. In this case, if a check line is attached to the pipe end, the check line appears to be exposed from the opening end face of the receiving port as the pipe is pushed back, so that the lock ring is engaged with the lock ring groove. It can be easily confirmed that it has been pushed back to the position.
[0010]
When the tube is insufficiently inserted, the lock ring groove is positioned in front of the lock ring, so that when the tube is pushed back by the force of the compression coil spring, the lock ring groove appears exposed from the opening end face of the receiving port. Therefore, this can be confirmed easily and easily, and re-insertion of the pipe is promoted. In this case, if a check line is attached to the pipe end, this check line is also exposed from the opening end face of the receiving port.
[0011]
In addition, the compression coil spring absorbs even if the tube is extended due to an earthquake or high temperature heat after construction.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 is a cross-sectional view of a plug-in type pipe joint and a pipe, FIG. 2 is a cross-sectional view of a half-cut-off state when a pipe is inserted deepest into the plug-in type pipe joint of FIG. 1, and FIG. FIG. 6 is a half-broken cross-sectional view of a state when the tube has been inserted into the plug-in type pipe joint in a non-removable state.
[0013]
In FIG. 1, this plug-in type pipe joint includes a joint main body 1, a rubber seal ring 2 having a flange-like piece 2a on the inner periphery, and a metal expandable / reducing lock ring having an edge portion 3a on the inner periphery. 3, a metal annular retainer 4, and a cylindrical compression coil spring 5.
[0014]
The joint body 1 is formed into a stepped cylindrical shape by pressing a short metal pipe, and the receptacles 6 and 6 into which the ends of the pipe P are inserted are opened at both ends in the axial center direction. An annular tube end stopper portion 7 is provided in the form of narrowing the portion in the vicinity of the center, and a seal ring housing space portion 8 is formed in a shape that bulges radially outward on the inner periphery of the receiving port 6. A tapered surface 9 is formed continuously from the housing space 8 outward in the axial direction.
[0015]
The seal ring 2 is fitted into the seal ring housing space 8 of the joint body 1, and the lock ring 3 is fitted to the inner periphery of the taper surface 9. The retainer is interposed between the seal ring 2 and the lock ring 3. 4 is fitted. Between the pipe end stopper portion 7 in the joint body 1 and the seal ring 2, the compression coil spring 5 that presses and urges the pipe P to be inserted in the extraction direction is housed. The compression coil spring 5 is fixed so that it does not inadvertently come out toward the receiving port 6 by the time when the pipe P is inserted by bonding one end part 5a of the compression coil spring 5 to the pipe end stopper part 7 with an adhesive. It is preferable to hold in position. As the fixed position holding means of the compression coil spring 5, for example, a hook-like piece 2 a on the inner periphery of the seal ring 2 is formed to have an inner diameter smaller than the outer diameter of the compression coil spring 5. It is also possible to prevent the compression coil spring 5 from coming out toward the receiving port 6 by receiving the other end 5b of the compression coil spring 5 using the piece 2a.
[0016]
The pipe P connected by the plug-in type pipe joint having the above-described structure is made of a thin stainless steel pipe or the like, and is provided with a check line 12 at the end and a lock ring groove 13 positioned closer to the end of the end than the check line 12. . As shown in FIGS. 1 and 2, the distance a from the end terminal P ₁ of the pipe P until the lock ring groove 13, the shortest or to the compression coil spring 5 in the joint body 1 as shown in FIG. 2 Shorter than the distance b from the other end 5b of the compression coil spring 5 on the side facing the lock ring 3 to the lock ring 3 at the innermost part of the taper surface 9 when the compression coil spring 5 is compressed and deformed in a close state. It is set to be equal to or greater than the distance c from the other end 5b of the compression coil spring 5 to the opening end face 6a of the receiving port 6 when the compression coil spring 5 is in a free state. On the other hand, the distance d between the check line 12 and the end P ₁ of the pipe P is set to be larger than the distance a, and when it is compressed and deformed to the shortest or close state as shown in FIG. The distance is set shorter than the distance e from the other end portion 5b of the compression coil spring 5 to the opening end face 6a of the receiving port 6 and longer than the distance c.
[0017]
When connecting this pipe P, as shown in FIG. 2, hold the pipe P in its hand and insert the end of the pipe P from the receiving port 6 until the check line 12 enters the receiving port 6. The compression coil spring 11 is compressed. At this time, the distance a from the end P ₁ of the tube P to the groove 13 for the lock ring is such that the lock ring 3 located at the innermost part of the taper surface 9 from the other end 5 b of the compression coil spring 5 in the compressed state. Therefore, the lock ring groove 13 is located inward of the lock ring 3. Accordingly, when the hand is released from the tube P, the tube P is pushed back by the force of the compression coil spring 5 as shown in FIG. 3 edge part 3a is hooked and engaged with the groove 13 for a lock ring, and the function of retaining the pipe P is exhibited. This state can be easily confirmed because the check line 12 appears exposed from the opening end surface 6a of the receiving port 6 as the pipe P is pushed back. At the same time as the pipe P is in the retaining state, the inner peripheral surface of the receiving port 6 and the pipe P are brought into close contact with the outer peripheral surface of the end portion of the pipe P in a compressed manner. A sealing state between the outer peripheral surfaces of the end portions is obtained.
[0018]
After the construction, even if the pipe P may be pulled in the pulling direction due to an earthquake or the like, the outer peripheral surface of the lock ring 3 that moves in the same direction together with the pipe P is further reduced in diameter by the taper surface 9. As a result, the amount of biting into the lock ring groove 13 increases, so that it is possible to reliably prevent the end of the pipe P from coming out of the receiving port 6.
[0019]
When connecting the pipe P, when the pipe P is insufficiently inserted into the joint body 1, that is, when the lock ring groove 13 is positioned in front of the lock ring 3, the lock ring groove 13 and the check line 12 have distances a and d between the end P ₁ of the pipe P and the other end 5b of the compression coil spring 5 in a free state without load from the open end face 6a of the receiving port 6, respectively. Since the pipe P is pushed back by the force of the compression coil spring 11 as shown in FIG. 4 at the same time as the hand is released from the pipe P, the lock ring groove 13 and the check line 12 are opened. 6 appears to be exposed from the open end face 6a. Therefore, the lack of insertion can be easily recognized by visually recognizing the lock ring groove 13 and the check line 12, and the pipe P is inserted again.
Although not shown, the end of another pipe P is similarly inserted into the receiving port 6 at the other end of the joint body 1.
[0020]
Even if the pipe P is stretched due to an earthquake or high temperature heat, a compression load is applied to the compression coil spring 5 by the end of the pipe P, and the compression coil spring 5 is compressed to absorb the elongation of the pipe P. be able to. Therefore, as in the case of a pipe joint in which the compression coil spring 5 is not incorporated as shown in FIG. 5, it is possible to prevent a problem that the end of the pipe P strikes the pipe end stopper portion 7 and deforms due to the extension of the pipe P. .
[0021]
【The invention's effect】
According to the present invention, after the pipe is inserted, the pipe is automatically pushed back by the compression coil spring, so that it is possible to omit the manual pulling back of the pipe and to improve the connection workability. In addition, when the tube is insufficiently inserted, at least the groove for the lock ring appears to be exposed from the receiving port when the tube is pushed back by the compression coil spring. It is advantageous to solve the problem of insufficient insertion. In addition, there is an advantage that the compression coil spring can cope with the elongation of the tube due to high temperature heat after construction.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a plug-in pipe joint and a half cutout of a pipe.
FIG. 2 is a half-cut cross-sectional view of a state when a tube is inserted most deeply into the plug-in type pipe joint of FIG.
3 is a cross-sectional view of a half-missed state in a state where the tube has been inserted into the insertion-type pipe joint of FIG.
4 is a half-broken cross-sectional view showing a state where the tube is not sufficiently inserted into the plug-in type pipe joint of FIG. 1;
FIG. 5 is a cross-sectional view of a comparative example of a plug-in pipe joint and a half cutout of the pipe.
6 is a half-broken cross-sectional view of the state when the tube is inserted most deeply into the plug-in type pipe joint of FIG.
7 is a half-broken cross-sectional view of the plug-in type pipe joint of FIG.
8 is a half-broken cross-sectional view showing an insufficient insertion state of the tube with respect to the insertion tube of FIG. 5;
[Explanation of symbols]
P Pipe 1 Joint body 2 Seal ring 3 Lock ring 4 Retainer 5 Compression coil spring 6 Receptacle 7 Pipe end stopper 9 Taper surface 12 Check line 13 Lock ring groove

Claims

At the both ends in the axial center direction of the tubular joint body, a receiving port into which the end of the tube provided with a lock ring groove on the outer peripheral surface of the end is opened, and a tube is formed at the inner periphery of the inner end of the receiving port. An end stopper is provided,
Inside the receptacle, a lock ring with an expandable / contractable diameter that is externally fitted to an end portion of the pipe inserted into the receptacle and engages with the lock ring groove at the end portion is incorporated.
An outer tapered taper surface is provided on the inner periphery of the receiving port that is inscribed in the lock ring, so that when the inserted tube moves in the extraction direction, a force in the diameter reducing direction is applied to the lock ring. And
Between the lock ring in the joint body and the pipe end stopper portion, a compression coil spring that presses and urges the pipe to be inserted in the pull-out direction is internally provided.
The distance from the end of the end of the tube to the groove for the lock ring is the shortest or close to the taper surface from the end on the side facing the lock ring of the compression coil spring when compressed and deformed to a state close thereto. Is set to be shorter than the distance to the lock ring in the innermost part, and is set to be equal to or more than the distance from the end of the compression coil spring to the opening end face of the receiving port when in a free state. Plug-in type pipe joint.

A check line is attached to the outer peripheral surface of the end of the tube, and the distance between the check line and the end of the tube is larger than the distance between the lock ring groove and the end of the tube. 2. The plug-in type according to claim 1, wherein the insertion type is set to be larger and shorter than a distance from an end portion on the side facing the lock ring of the compression coil spring when the compression deformation is shortest to an opening end surface of the receiving port. Pipe fittings.

A seal ring in close contact with the outer peripheral surface of the end of the pipe to be inserted is incorporated on the inner back side of the lock ring in the joint body, and an annular retainer is incorporated between the seal ring and the lock ring. Item 3. The insertion type pipe joint according to item 1 or 2.