JP4420308B2 - Valve seat device for metal touch butterfly valve - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弁匣内に設けた金属製バタフライ型弁体の回転により、その外周に設けたシール面を、同じく前記弁匣内に設けた金属製の弁座リング部材に対して直接的にメタルタッチするようにしたメタルタッチ式のバタフライ弁において、その弁座装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のメタルタッチ式のバタフライ弁は、図5に示すように、円筒形にした弁匣1内に配設した金属製バタフライ型弁体2の外周面を、点Cを中心とする半径Rの球形にしたシール面2aに形成し、このバタフライ型弁体2を前記弁匣1に対して回転自在に支持する弁軸3の中心Dを、前記シール面2aにおける中心Cから適宜距離Eだけ偏芯した部位に位置し、前記バタフライ型弁体2を、前記弁軸3にて矢印Aの方向に回転して、そのシール面2aを、前記弁匣1に固着されている金属製リング状の弁座リング部材4の内周面に対して直接的にメタルタッチすることによって閉塞する一方、前記弁軸3にて逆に矢印Bの方向に回転することによって開くように構成している。
【0003】
この場合、従来におけるバタフライ弁は、流体が矢印Fで示すように一方向に流れることを想定し、この一方向の流れを、バタフライ弁体2におけるシール面2aと弁座リング部材4における内周面との直接的な一つのメタルタッチによって、閉塞するように構成したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のメタルタッチ式バタフライ弁においては、前記したように、流体が矢印Fの方向に流れることを想定して、この方向の流れに対する閉塞を、バタフライ弁体2におけるシール面2aと弁座リング部材4における内周面との一つのメタルタッチによって達成するように構成したものであるから、この構成のバタフライ弁を、流体が矢印Gで示すように、前記矢印Fとは逆の方向にも流れる場合に適用したときには、バタフライ弁体2はその回転中心Dがシール面2aの中心Cから適宜距離Eだけ偏芯していることために前記矢印Gで示すこの逆方向の流れにて開くことになるから、前記一つのメタルタッチでは、この逆方向の流れを閉塞することの確実性が低くて、漏れが発生することになる。
【0005】
つまり、従来の一つのメタルタッチによる構成では、矢印Fで示す正方向の流れと、矢印Gで示す逆方向の流れとの両方の流れを閉塞することの確実性が低いという問題があった。
【0006】
本発明は、正方向及び逆方向の両方の流れを閉塞することの確実性を向上できるようにしたメタルタッチ式のバタフライ弁を提供することを技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を達成するため本発明は、
「弁匣と、この弁匣内に回転するように設けられる金属製のバタフライ弁体と、前記弁匣内に設けられる金属製の弁座リング部材とを備え、前記バタフライ弁体の回転により、その外周におけるシール面を前記弁座リング部材の内周面にメタルタッチするように構成して成るバタフライ弁において、
前記弁座リング部材を、金属板を二枚重ね合わせにして、この両金属板の内周を、互いに反対方向にカールして前記バタフライ弁体におけるシール面に対してメタルタッチするシール部に形成し、前記両金属板のうち前記シール部より外側の円板部に、互いに反対方向への膨らみ部を円周方向に延びるように設ける一方、前記両金属板における円板部のうち前記膨らみ部よりも外側の部分を、前記弁匣に設けた受け面と前記弁匣に取付けた押圧リング体とで両金属板の重ね合わせ方向に挟んだ状態で前記弁匣に固着し、更に、両シール部における弁匣の軸線方向への動きを、前記受け面と前記押圧リング体とで阻止するように構成した。」
という構成にした。
【0008】
【発明の作用・効果】
このように構成することにより、バタフライ弁体を閉じ回動したとき、その外周におけるシール面には、両金属板の内周に設けたシール部が、互いに独立して別々にメタルタッチする。
【0009】
つまり、一つのバタフライ弁体におけるシール面に対して、二枚の金属板におけるシール部が互いに独立して別々にメタルタッチすることになるから、正方向の流れと逆方向の流れとの両方の流れを閉塞することの確実性を、両方の流れを従来のように一つのメタルタッチにて閉塞する場合に比べて格段に向上できるのである。
【0010】
しかも、前記バタフライ弁体のシール面と両金属板のシール部との二つのメタルタッチは、互いに独立していることにより、一方のメタルタッチを正方向の流れに、他方のメタルタッチを逆方向の流れに各々合わせて、これら両方向の流れを完全に閉塞するように別々に設定することができるから、正逆両方向の流れを閉塞することの確実性をより向上できるのである。
【0011】
その上、前記両金属板のうち前記シール部より外側の円板部に、互いに反対方向への膨らみ部を円周方向に延びるように設ける一方、前記両金属板における円板部のうち前記膨らみ部よりも外側の部分を、前記弁匣に設けた受け面と前記弁匣に取付けた押圧リング体とで両金属板の重ね合わせ方向に挟んだ状態で前記弁匣に固着することにより、両金属板におけるシール部が、バタフライ弁体におけるシール面に対して確実にメタルタッチした状態で半径方向にずれ動くことを、前記膨らみ部にて許容することができるから、各箇所における寸法誤差を確実に吸収することができるとともに、各部品の相互間における熱膨張差も確実に吸収することができる。
【0012】
また、前記膨らみ部を設ける場合において、請求項2に記載したように、前記両金属板における円板部のうち前記シール部と前記膨らみ部との間の部分を、両金属板の重ね合わせ方向に挟んだ状態に支持することにより、前記両金属板におけるシール部が、バタフライ弁体におけるシール面に対してメタルタッチした状態で半径方向にずれ動く場合に、前記円板部のうちシール部と膨らみ部との間の部分が座屈することを阻止できるから、前記シール部の半径方向へのずれ動きに際して、そのシール面に対するメタルタッチが弱くなったり必要以上に強くなったりするように変化することを確実に防止できて、安定したメタルタッチを得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図1〜図4の図面について説明する。
【0014】
この図において、符号11は、円筒形に形成した金属製の弁匣を、符号12は、この弁匣1内に配設した金属製のバタフライ弁体を各々示す。
【0015】
前記バタフライ弁体12における外周は、前記弁匣11内における通路の中心軸線11a上における点Cを中心とする半径Rの球形にしたシール面12aに形成され、且つ、このバタフライ型弁体12は、その裏面に上下方向に延びるように固着した上下一対の弁軸13a、13bを前記弁匣11を貫通して軸支することにより、回転自在に構成されている。
【0016】
この場合において、前記両回転軸13a、13bの中心Dを、平面視(図2)において、前記球形のシール面12aにおける半径Rの中心Cから適宜距離Eだけ前記弁匣11における軸線11′と直角方向に偏芯した部位に位置し、前記バタフライ型弁体12を、前記両弁軸13a、13bのうち一方の弁軸13aにて矢印A方向に回転して、当該バタフライ型弁体12の外周におけるシール面12aを、前記弁匣11内に設けた金属製の弁座リング部材14に対して接触・押圧するといういわゆるメタルタッチすることによって閉塞する一方、前記一方の弁軸13aにて矢印B方向に回転することによって開くように構成している。
【0017】
前記弁座リング部材14を、図3及び図4に示すように、二枚の金属板15、16を重ね合わせたものに構成して、この両金属板15、16の内周を、互いに反対方向にカールすることにより、前記バタフライ弁体12におけるシール面12aに対して直接的に押圧・接触(メタルタッチ)するシール部15a、16aに形成する。
【0018】
なお、前記のようにカールしたシール部15a、16aの内部には、縦割りした金属パイプ製のリング体17、18が装填され、更に、このリング体17、18の内部には、ばね線材をコイル状に巻いて成るコイルばねによるばねリング体19、20が装填されている。
【0019】
また、前記両金属板15、16のうち前記シール部15a、16aより外側の円板部15b、16bに、互いに反対方向への膨らみ部15c、16cを円周方向に延びるように設ける。
【0020】
そして、この二枚の金属板15、16を重ね合わせ、この状態で前記弁匣11内に挿入して、この円板部15b、16bを、前記弁匣11内に設けた受け面11aと、弁匣11内に摺動自在に挿入した押圧リング体21とで挟むように構成して、前記押圧リング体21を、前記弁匣11内に止め金22にて固定の受けリング体23に設けた複数本のボルト24ねじ込みにて前記受け面11aに向かって前進することにより、前記両金属板15、16を弁匣11に対して、当該両金属板15、16における円板部15b、16bのうち前記膨らみ部15c、16cより外側の部分を挟み付けるようにして固着する。
【0021】
この場合において、前記受け面11a及び押圧リング体21には、前記膨らみ部15c、16cが嵌まる溝11a′、19′が設けられ、且つ、前記両金属板15、16における円板部15b、16bのうち前記シール部15a、16aと前記膨らみ部15c、16cとの間の部分は、前記受け面11aと押圧リング体21とで挟むようにして支持されている。
【0022】
また、前記両金属板15、16のうち前記シール部15a、16aにおける弁匣11の軸線11′の方向への動きは、前記受け面11aと押圧リング体21とで阻止するように構成されている。
【0023】
なお、前記両金属板15、16の挟み付けによる固着に際しては、図示していないが、これらと受け面11a及び押圧リング体21との間の各々にシール用のガスケットを介挿するようにしても良く、また、両金属板15、16を、その外周における溶接にて一体化し、これらと受け面11a及び押圧リング体21との間にシール用のガスケットを介挿するようにしても良く、また、前記両金属板15、16の間に、ガスケットを介挿することに代えて、液状のシール剤を塗布するようにしても良い。
【0024】
この構成において、バタフライ弁体12を、図に実線で示すように閉じると、その外周のシール面12aには、二枚の金属板15、16の各々に設けたシール部15a、16aがメタルタッチする。
【0025】
この二つのシール部15a、16aによるシール面12aに対する二つのメタルタッチは、互いに独立しているから、矢印Fで示す正方向の流れと、矢印Gで示す逆方向の流れとの両方の流れを閉塞することの確実性を、一つのメタルタッチによる場合に比べて格段に向上できる。
【0026】
しかも、前記両金属板15、16におけるシール部15a、16aによる二つのメタルタッチは、前記したように、互いに独立していることにより、一方のメタルタッチを矢印Fで示す正方向の流れに、他方のメタルタッチを矢印Gで示す逆方向の流れに各々合わせて、これら両方向の流れを完全に閉塞するように別々に設定することができる。
【0027】
すなわち、例えば、前記バタフライ弁体12における外周のシール面12aのうち一方の金属板15におけるシール部15aがメタルタッチする部分の形状及び寸法等を、矢印Fで示す正方向の流れに合わせ、この正方向の流れを完全に閉塞できるように設定する一方、前記バタフライ弁体12における外周のシール面12aのうち他方の金属板16におけるシール部15aがメタルタッチする部分の形状及び寸法等を、矢印Gで示す逆方向の流れに合わせ、この逆方向の流れを完全に閉塞できるように設定することにより、正逆両方向の流れを閉塞することの確実性を向上できるのである。
【0028】
そして、前記両金属板15、16における円板部15b、16bには、膨らみ部15c、16cが円周方向に延びるように設けられていることにより、両金属板15、16におけるシール部15a、16aが、バタフライ弁体12におけるシール面12aに対して確実にメタルタッチした状態で半径方向、つまり、弁匣11の軸線11′に対して直角の方向にずれ動くことを、前記膨らみ部15c、16cにて許容することができる。
【0029】
また、前記両金属板15、16における円板部15b、16bのうち前記シール部15a、16aと前記膨らみ部15c、16cとの間の部分を、弁匣11の受け面11aと押圧リング体21とで、両金属板15、16の重ね合わせ方向に挟んだ状態にして支持したことにより、前記両金属板15、16におけるシール部15a、16aが、バタフライ弁体12におけるシール面12aに対してメタルタッチした状態で半径方向にずれ動く場合に、前記円板部15b、16bのうちシール部15a、16aと膨らみ部15c、16cとの間の部分が座屈することを確実に阻止できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す縦断正面図である。
【図2】 図1のII−II視断面図である。
【図3】 図1の要部拡大図である。
【図4】 弁座リング部材の分解した状態を示す拡大断面図である。
【図5】 従来のバタフライ弁を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
11 弁匣
11′ 軸線
11a 受け面
12 バタフライ弁体
12a シール面
13a、13b 弁軸
14 弁座リング部材
15、16 金属板
15a、16a シール部
15b、16b 円板部
15c、16c 膨らみ部
17、18 パイプ製リング体
19、20 コイルばねによるばねリング体
21 押圧リング体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
According to the present invention, the rotation of the metal butterfly valve body provided in the valve stem causes the seal surface provided on the outer periphery thereof to directly face the metal valve seat ring member provided in the valve stem. BACKGROUND OF THE
[0002]
[Prior art]
Conventionally, this type of metal touch type butterfly valve has an outer peripheral surface of a metal
[0003]
In this case, the conventional butterfly valve assumes that the fluid flows in one direction as indicated by an arrow F, and this one-way flow is caused to flow between the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional metal touch type butterfly valve, as described above, assuming that the fluid flows in the direction of arrow F, the
[0005]
That is, in the conventional configuration using one metal touch, there is a problem that the reliability of blocking both the forward flow indicated by the arrow F and the reverse flow indicated by the arrow G is low.
[0006]
It is a technical object of the present invention to provide a metal touch butterfly valve that can improve the certainty of blocking both forward and reverse flow.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this technical problem, the present invention
“A valve rod , a metal butterfly valve body provided to rotate in the valve rod, and a metal valve seat ring member provided in the valve rod, and by rotation of the butterfly valve body, In the butterfly valve configured to make a metal touch to the inner peripheral surface of the valve seat ring member at the outer peripheral seal surface,
The valve seat ring member is formed as a seal portion in which two metal plates are overlapped, and the inner circumferences of both metal plates are curled in opposite directions to make a metal touch to the seal surface of the butterfly valve body , Of the two metal plates, a bulge portion in the opposite direction is provided on the disc portion outside the seal portion so as to extend in the circumferential direction, while the bulge portion of the disc portions of the two metal plates is more than the bulge portion. The outer portion is fixed to the valve rod in a state of being sandwiched between the receiving surface provided on the valve rod and the pressing ring body attached to the valve rod in the overlapping direction of both metal plates, The movement of the valve rod in the axial direction is prevented by the receiving surface and the pressing ring body . "
It was configured as follows.
[0008]
[Operation and effect of the invention]
With this configuration, when the butterfly valve body is closed and rotated, the seal portions provided on the inner circumferences of the two metal plates are individually metal-touched independently of each other on the seal surface on the outer circumference.
[0009]
In other words, since the seal parts in the two metal plates are separately metal-touched independently of each other with respect to the seal surface in one butterfly valve body, both the forward flow and the reverse flow are provided. The certainty of blocking the flow can be remarkably improved as compared with the case where both flows are blocked by a single metal touch as in the prior art.
[0010]
Moreover, the two metal touches of the sealing surface of the butterfly valve body and the sealing portions of both metal plates are independent of each other, so that one metal touch is in the forward direction and the other metal touch is in the reverse direction. In accordance with the flow of each, it is possible to set the flow in both directions separately so as to be completely blocked, so that the certainty of blocking the flow in both forward and reverse directions can be further improved.
[0011]
In addition, a bulge portion in the opposite direction to each other is provided on the disk portion outside the seal portion of the two metal plates so as to extend in the circumferential direction, while the bulge portion of the disk portions in the two metal plates. By fixing the portion outside the portion to the valve rod with the receiving surface provided on the valve rod and the pressing ring body attached to the valve rod sandwiched in the overlapping direction of both metal plates, The bulge can allow the seal part in the metal plate to move in the radial direction while securely touching the seal surface of the butterfly valve body. And the difference in thermal expansion between the components can also be reliably absorbed.
[0012]
Further, in the case where the bulge portion is provided, as described in
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0014]
In this figure,
[0015]
The outer periphery of the
[0016]
In this case, the center D of the
[0017]
As shown in FIGS. 3 and 4, the valve
[0018]
The
[0019]
In addition,
[0020]
Then, the two
[0021]
In this case, the receiving
[0022]
Further, the movement of the
[0023]
Although not shown in the figure, the
[0024]
In this configuration, when the
[0025]
Since the two metal touches to the
[0026]
In addition, as described above, the two metal touches by the
[0027]
That is, for example, the shape and size of the portion where the
[0028]
And the bulging
[0029]
Further, of the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal front view showing an embodiment of the present invention.
2 is a cross-sectional view taken along the line II-II in FIG.
FIG. 3 is an enlarged view of a main part of FIG. 1;
FIG. 4 is an enlarged cross-sectional view showing a disassembled state of the valve seat ring member.
FIG. 5 is a longitudinal sectional front view showing a conventional butterfly valve.
[Explanation of symbols]
11 Valve shaft 11 '
Claims (2)
前記弁座リング部材を、金属板を二枚重ね合わせにして、この両金属板の内周を、互いに反対方向にカールして前記バタフライ弁体におけるシール面に対してメタルタッチするシール部に形成し、前記両金属板のうち前記シール部より外側の円板部に、互いに反対方向への膨らみ部を円周方向に延びるように設ける一方、前記両金属板における円板部のうち前記膨らみ部よりも外側の部分を、前記弁匣に設けた受け面と前記弁匣に取付けた押圧リング体とで両金属板の重ね合わせ方向に挟んだ状態で前記弁匣に固着し、更に、両シール部における弁匣の軸線方向への動きを、前記受け面と前記押圧リング体とで阻止するように構成したことを特徴とするメタルタッチ式バタフライ弁における弁座装置。 A valve rod , a metal butterfly valve body provided to rotate in the valve rod, and a metal valve seat ring member provided in the valve rod, and by rotating the butterfly valve body, In the butterfly valve configured to make a metal touch to the inner peripheral surface of the valve seat ring member on the outer peripheral seal surface,
The valve seat ring member is formed as a seal portion in which two metal plates are overlapped, and the inner circumferences of both metal plates are curled in opposite directions to make a metal touch to the seal surface of the butterfly valve body , Of the two metal plates, a bulge portion in the opposite direction is provided on the disc portion outside the seal portion so as to extend in the circumferential direction, while the bulge portion of the disc portions of the two metal plates is more than the bulge portion. The outer portion is fixed to the valve rod in a state of being sandwiched between the receiving surface provided on the valve rod and the pressing ring body attached to the valve rod in the overlapping direction of both metal plates, A valve seat device in a metal touch butterfly valve , wherein movement of the valve rod in the axial direction is prevented by the receiving surface and the pressing ring body .
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