JP4420203B2 - 番組録画装置および番組録画方法 - Google Patents

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Description

本発明は、番組録画装置および番組録画方法に関する。
従来、いろいろな番組録画装置が知られている。
例えば、特許文献1(特開平6−309733号公報)には、テレビ番組の映像情報から映像の特徴を検出し、ユーザによって設定された録画開始時刻になっても予め設定された特徴が検出されない場合、録画動作の開始時刻および終了時刻を遅らせる番組録画装置が記載されている。
また、特許文献2(特開平10−269754号公報)には、ユーザが設定した録画予約情報によって特定される番組の放送時刻が変更されたか否かをサーバに確認し、サーバから送信された変更後の放送時刻を示した予約情報を受信した際に、その受信した予約情報に基づいて録画予約を変更する番組録画装置が記載されている。
また、特許文献3(特開2003−333481号公報)には、録画予約したにもかかわらず録画できなかった番組と同じタイトルの番組が将来放送されることをEPG(Electronic Program Guide)情報を用いて検出すると、その検知した番組のEPG情報を掲示する番組録画装置が記載されている。
また、特許文献4(特開昭63−222586号公報)には、テレビジョン映像信号に含まれるCM(コマーシャル)開始/終了予告信号を利用することによって、番組を録画する際に不要なCMが録画されることを防止する番組録画装置が記載されている。
特開平6−309733号公報 特開平10−269854号公報 特開2003−333481号公報 特開昭63ー222586号公報
特許文献1ないし4に記載の番組録画装置は、番組そのものとは異なる情報を用いて、録画等の番組に関する動作を制御している。
例えば、特許文献1に記載の番組録画装置は、知識ベース手段(具体的には、パターンデータ)に格納されている情報という番組そのものとは異なる情報を用いて番組の録画時間帯を制御している。また、特許文献2に記載の番組録画装置は、サーバから送信される予約情報という番組そのものとは異なる情報を用いて番組の録画時間帯を制御している。また、特許文献3に記載の番組録画装置は、EPG情報という番組そのものとは異なる情報を用いて番組の録画時間帯を制御している。また、特許文献4に記載の番組録画装置は、CM開始/終了予告信号という番組そのものとは異なる情報を用いて番組の録画時間帯を制御している。
特許文献1ないし4に記載の番組録画装置のように、録画等の番組に関する動作が番組そのものとは異なる情報によって制御される場合、例えば、何らかの原因によって、番組そのものとは異なる情報がその番組のことを正確に示さない状況が発生すると、録画動作などの番組に関する動作を正確に行えなくなるという問題が生じてしまう。
本発明の目的は、録画動作等の番組に関する動作を正確に行うことが期待できる番組録画装置および番組録画方法を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の番組録画装置は、番組格納部に格納された複数の番組を用いて番組の録画時間帯を決定する番組録画装置であって、録画開始時刻および録画終了時刻とを含む番組の録画予約を受け付ける録画予約受付部と、前記録画開始時刻になると、前記番組の録画予約によって特定される番組を、前記番組格納部に格納し始める録画部と、を含み、前記番組格納部は、前記複数の番組をその放送時の時刻とともに格納し、前記複数の番組のそれぞれは、番組開始時から所定時間が経過した際に共通の特定パターンが出現し、前記特定パターンは、番組のテーマ曲または番組のタイトルを示した映像パターンであり、前記複数の番組は、前記番組の録画予約によって特定される格納中の番組と、該特定される格納中の番組と同じ番組名の番組である関連番組とを含み、前記番組格納部に格納された複数の番組同士を照合することによって、前記関連番組の特定パターンの出現時刻に対する該番組の録画予約によって特定される番組の特定パターンの出現時刻のずれ時間を検出する照合部と、前記録画終了時刻を、前記照合部によって検出されたずれ時間以上変更する録画時間帯決定部と、を含み、前記録画部は、前記録画時間帯決定部によって変更された録画終了時刻になると、前記番組の録画予約によって特定される番組を前記番組格納部に格納することを終了する。
また、本発明の番組録画方法は、番組格納部に格納された複数の番組を用いて番組の録画時間帯を決定する番組録画装置が行う番組録画方法であって、録画開始時刻および録画終了時刻とを含む番組の録画予約を受け付ける録画予約受付ステップと、前記録画開始時刻になると、前記番組の録画予約によって特定される番組を、前記番組格納部に格納し始める録画開始ステップと、を含み、前記番組格納部は、前記複数の番組をその放送時の時刻とともに格納し、前記複数の番組のそれぞれは、番組開始時から所定時間が経過した際に共通の特定パターンが出現し、前記特定パターンは、番組のテーマ曲または番組のタイトルを示した映像パターンであり、前記複数の番組は、前記番組の録画予約によって特定される格納中の番組と、該特定される格納中の番組と同じ番組名の番組である関連番組とを含み、前記番組格納部に格納された複数の番組同士を照合することによって、前記関連番組の特定パターンの出現時刻に対する該番組の録画予約によって特定される番組の特定パターンの出現時刻のずれ時間を検出する照合ステップと、前記録画終了時刻を、前記ずれ時間以上変更する録画時間帯決定ステップと、前記録画時間帯決定ステップで変更された録画終了時刻になると、前記番組の録画予約によって特定される番組を前記番組格納部に格納することを終了する録画終了ステップと、を含む。
上記の発明によれば、番組そのものと異なる情報を用いて録画時間帯を制御するのではなく番組そのものを用いて録画時間帯を制御しているため、録画時間帯が実際の番組の内容に則して決定される。このため、番組そのものと異なる情報を用いて録画時間帯を制御する場合より、正確な番組録画が実行されることが期待できる。
上記の発明によれば、受け付けられた番組の録画予約が、複数の番組間での特定パターンの出現時刻のずれに基づいて変更される。複数の番組間での特定パターンの出現時刻のずれは、複数の番組同士を照合することによって検出される。このため、番組の録画予約は、番組そのものに基づいて変更され、正確な番組録画が実行されることが期待できる。
また、本発明の番組録画装置は、番組格納部に格納された複数の番組を用いて番組の録画時間帯を決定する番組録画装置であって、録画開始時刻および録画終了時刻とを含む番組の録画予約を受け付ける録画予約受付部を含み、前記番組格納部は、前記番組録画装置が放送局から受信可能な番組をその放送時の時刻とともに一時的に格納し、前記複数の番組のそれぞれは、番組開始時から所定時間が経過した際に共通の特定パターンが出現し、前記特定パターンは、番組のテーマ曲または番組のタイトルを示した映像パターンであり、前記複数の番組は、前記番組の録画予約によって特定される番組と、該特定される番組と同じ番組名の番組である関連番組とを含み、前記番組格納部に格納された複数の番組同士を照合することによって、前記関連番組の特定パターンの出現時刻に対する該番組の録画予約によって特定される番組の特定パターンの出現時刻のずれ時間を検出する照合部と、前記録画開始時刻および録画終了時刻を、前記照合部によって検出されたずれ時間だけ変更する録画時間帯決定部と、前記番組格納部に一時的に格納された番組の中から、前記番組の録画予約によって特定される番組であって前記録画時間帯決定部によって決定された録画開始時刻および録画終了時刻にて規定された録画時間帯に放送された番組を選択し、その選択した番組を、番組記録媒体に録画する録画部と、を含む。
また、本発明の番組録画方法は、番組格納部に格納された複数の番組を用いて番組の録画時間帯を決定する番組録画装置が行う番組録画方法であって、録画開始時刻および録画終了時刻とを含む番組の録画予約を受け付ける録画予約受付ステップを含み、前記番組格納部は、前記番組録画装置が放送局から受信可能な番組をその放送時の時刻とともに一時的に格納し、前記複数の番組のそれぞれは、番組開始時から所定時間が経過した際に共通の特定パターンが出現し、前記特定パターンは、番組のテーマ曲または番組のタイトルを示した映像パターンであり、前記複数の番組は、前記番組の録画予約によって特定される番組と、該特定される番組と同じ番組名の番組である関連番組とを含み、前記番組格納部に格納された複数の番組同士を照合することによって、前記関連番組の特定パターンの出現時刻に対する該番組の録画予約によって特定される番組の特定パターンの出現時刻のずれ時間を検出する照合ステップと、前記録画開始時刻および録画終了時刻を、前記ずれ時間だけ変更する録画時間帯決定ステップと、前記番組格納部に一時的に格納された番組の中から、前記番組の録画予約によって特定される番組であって前記録画時間帯決定部によって決定された録画開始時刻および録画終了時刻にて規定された録画時間帯に放送された番組を選択し、その選択した番組を、番組記録媒体に録画する録画ステップと、を含む。
上記の発明によれば、録画時間帯にかかわらず番組録画装置によって受信可能な番組が一時的に番組格納部に格納され、番組格納部に格納された複数の番組の中から録画する番組が録画時間帯に基づいて選択され、その選択された番組が番組記録媒体に格納される番組録画装置においても、上記と同様の効果を奏することが可能となる。
また、上記番組録画装置において、前記録画時間帯決定部によって決定された録画時間帯にかかわらず前記番組録画装置が放送局から受信可能な番組を前記番組格納部が一時的に格納するか否かの設定がユーザによって行われる設定部と、前記設定部の設定内容に合うように、前記番組格納部に番組を格納する番組格納実行部とをさらに含むことが望ましい。
また、上記番組録画方法において、ユーザによって入力された、前記録画時間帯決定ステップで決定された録画時間帯にかかわらず前記番組録画装置が放送局から受信可能な番組を前記番組格納部が一時的に格納するか否かの設定を受け付ける設定受付ステップと、前記設定受付ステップで受け付けた設定内容に合うように、前記番組格納部に番組を格納する番組格納実行ステップとをさらに含むことが望ましい。
上記の発明によれば、録画時間帯にかかわらず番組録画装置によって受信可能な番組を番組格納部に一時的に格納するか否かをユーザが選択することが可能になる。このため、不要な番組を番組格納部へ格納することを防止することが可能となる。
また、上記番組録画装置において、前記番組格納部に番組の一部しか存在しない部分番組が格納されている際にユーザによって入力された前記部分番組を指定する旨の部分番組指定情報を受け付ける入力部と、を含み、前記照合部は、前記入力部によって受け付けられた部分番組指定情報によって指定された部分番組と該部分番組の後に前記番組格納部に格納された番組とを照合することによって、該部分番組の後に前記番組格納部に格納された番組の中から、該部分番組と同じ内容の部分番組を検出し、前記録画時間帯決定部は、前記照合部によって検出された部分番組の前の部分および/または後ろの部分が前記番組記録媒体に録画されるように番組の録画時間帯を決定することが望ましい。
また、上記番組録画方法において、前記番組格納部に番組の一部しか存在しない部分番組が格納されている際にユーザによって入力された前記部分番組を指定する旨の部分番組指定情報を受け付ける入力ステップと、を含み、前記照合ステップは、前記入力ステップで受け付けられた部分番組指定情報によって指定された部分番組と該部分番組の後に前記番組格納部に格納された番組とを照合することによって、該部分番組の後に前記番組格納部に格納された番組の中から、該部分番組と同じ内容の部分番組を検出し、前記録画時間帯決定ステップは、前記照合ステップで検出された部分番組の前の部分および/または後ろの部分が前記番組記録媒体に録画されるように番組の録画時間帯を決定することが望ましい。
上記の発明によれば、例えば番組の途中から番組格納部に格納された部分番組に基づいてその部分番組と同じ番組(例えば再放送番組)を自動的に番組記録媒体に記録することが期待できる。
また、上記番組録画装置において、前記照合部は、前記番組格納部に格納された複数の番組同士を照合することによって、該複数の番組からコマーシャルを検出し、前記録画時間決定部は、前記照合部によって検出されたコマーシャルを除いた番組の録画時間帯を決定することが望ましい。
また、上記番組録画方法において、前記照合ステップは、前記番組格納部に格納された複数の番組同士を照合することによって、該複数の番組からコマーシャルを検出し、前記録画時間決定ステップは、前記照合ステップで検出されたコマーシャルを除いた番組の録画時間帯を決定することが望ましい。
上記の発明によれば、複数の番組同士を照合することによってコマーシャルが検出され、その検出されたコマーシャルを除きながら番組を記録する。コマーシャルは実際のコマーシャル映像に則して検出されるため、コマーシャルそのものと異なる情報を用いてコマーシャルを検出する場合より、確度の高いコマーシャル検出が行われる可能性が高くなる。
また、上記番組録画装置において、前記照合部は、前記番組格納部に格納された複数の番組同士を照合することによって、該複数の番組からコマーシャルを検出し、前記録画部によって録画された番組を再生する際に、前記照合部によって検出されたコマーシャルを除いて再生する再生部をさらに含むことが望ましい。
また、上記番組録画方法において、前記照合ステップは、前記番組格納部に格納された複数の番組同士を照合することによって、該複数の番組からコマーシャルを検出し、前記録画ステップで録画された番組を再生する際に、前記照合ステップで検出されたコマーシャルを除いて再生する再生ステップをさらに含むことが望ましい。
上記の発明によれば、コマーシャルの検出精度が向上する可能性が高くなる。
また、上記番組録画装置において、コマーシャル特定条件を格納する条件格納部をさらに含み、前記照合部は、前記番組格納部に格納された複数の番組同士の照合結果および前記条件格納部に格納されたコマーシャル特定条件とに基づいて前記コマーシャルを検出することが望ましい。
また、上記番組録画方法において、前記照合ステップは、前記番組格納部に格納された複数の番組同士の照合結果およびコマーシャル特定条件を格納する条件格納部に格納されたコマーシャル特定条件とに基づいて前記コマーシャルを検出することが望ましい。
上記の発明によれば、高い精度でコマーシャルを除いて番組を再生することが可能になる。
本発明によれば、番組そのものと異なる情報を用いて録画時間帯を制御するのではなく番組そのものを用いて録画時間帯を制御しているため、録画時間帯が実際の番組の内容に則して決定される。このため、番組そのものと異なる情報を用いて録画時間帯を制御する場合より、正確な番組録画が実行される可能性が高くなることが期待できる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例の番組録画装置を示したブロック図である。
図1において、番組録画装置としての番組録画再生装置1は、HDD(ハードディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)またはビデオテープ等の記録媒体としての番組格納部2に番組を格納し、番組格納部2に格納されている番組を再生する。
番組格納部2は、複数の番組を格納している。さらに言えば、番組格納部2は、複数の番組をその放送時の時刻およびその放送局およびその番組名と関連づけて格納している。なお、番組格納部2に格納される放送局および番組名は、例えば、番組情報入力端子14aから取得可能なEPG情報から取得することが可能である。
本実施例では、番組格納部2に格納されている複数の番組のそれぞれは、番組開始時から所定時間が経過した際に共通の特定パターン(例えば、番組のテーマ曲、コマーシャルまたは番組のタイトルを示した映像パターン)が出現する。例えば、番組格納部2は、複数の番組として、同一番組名の複数の番組を格納している。なお、番組格納部2は、同一番組名の複数の番組に加えて同一番組名の複数の番組と異なる番組を格納してもよい。
番組録画再生装置1は、時計部11と、ユーザインタフェース部12と、予約部13と、チューナ14と、記録再生部15と、解析部16と、条件格納部17と、解析データ格納部18とを含む。なお、番組録画再生装置1は、番組格納部2を含んでもよい。
時計部11は、日時をカウントする。
録画予約受付部としてのユーザインタフェース部12は、ユーザによって操作される操作部であり、例えば、ユーザ3によって入力された番組の録画予約を受け付ける。なお、ユーザ3によって入力される番組の録画予約は、録画日、録画開始時刻、録画終了時刻および放送局とを含む。ユーザインタフェース部12は、ユーザ3によって入力された番組の録画予約を予約部13に供給する。
また、ユーザインタフェース部12は、ユーザ3によって入力された番組の再生指令を受け付け、その受け付けた番組の再生指令を記録再生部15に供給する。
予約部13は、録画予約格納部13aと比較回路13bとを含み、ユーザインタフェース部12によって受け付けられた番組の録画予約に基づいて番組の録画時間帯を決定し、その決定した番組の録画時間帯に基づく番組の録画を記録再生部15に実行させる。
具体的には、録画予約格納部13aは、ユーザインタフェース部12によって受け付けられた番組の録画予約(録画日、録画開始時刻、録画終了時刻および放送局)を格納する。比較回路13bは、録画予約格納部13aに格納された番組の録画予約と時計部11によってカウントされている日時する。
時計部11によってカウントされている日時が録画予約格納部13aに格納された録画日および録画開始時刻とによって特定される日時になると、比較回路13bは、録画予約格納部13aに格納された放送局から放送される番組を選択させる旨の放送局選択指令をチューナ14に供給するとともにチューナ14によって選択された放送局の番組を番組格納部2に格納させる旨の格納指令を記録再生部15に供給する。
また、時計部11によってカウントされている日時が録画予約格納部13aに格納された録画日および録画終了時刻とによって特定される日時になると、比較回路13bは、チューナ14の動作を停止させる旨のチューナ動作停止指令をチューナ14に供給するとともに記録再生部15に番組格納動作を停止させる旨の格納動作停止指令を記録再生部15に供給する。
チューナ14は、予約部13から供給された放送局選択指令を受けると、番組情報入力端子14aを介して入力されたテレビ番組信号から録画予約された放送局によって放送されている番組を選択し、その選択した番組をEPG情報とともに出力する。また、チューナ14は、予約部13から供給されたチューナ動作停止指令を受けると、番組選択動作を停止する。
記録再生部15は、予約部13から供給された格納指令を受けると、チューナ14によって選択された放送局の番組をチューナ14から供給されたEPG情報および時計部11によってカウントされている日時と関連づけて番組格納部2に格納する。また、記録再生部15は、予約部13から供給された格納動作停止指令を受けると、番組格納動作を停止する。
また、記録再生部15は、例えば、解析部16からの指示に応じて、番組格納部2に格納されている複数の番組を読み出し、読み出した複数の番組を解析部16に供給する。例えば、記録再生部15は、毎日または毎週等のような連続録画予約によって番組格納部2に格納された複数の番組(例えば、同一番組名の番組)を番組格納部2から読み出し、その読み出した複数の番組を解析部16に供給する。
解析部16は、記録再生部15から供給された複数の番組同士、換言すると、番組格納部2に格納されている複数の番組同士をパターンマッチング等の手法により照合する。
解析部16は、番組格納部2に格納されている複数の番組同士を照合することによって、録画予約格納部13aに格納されている録画予約に基づいて番組格納部2に格納されている最中の番組の特定パターン(例えば、番組のテーマ曲、コマーシャルまたは番組のタイトルを示した映像パターン)の出現時刻の、その他の番組の特定パターンの出現時刻に対するずれ時間を、その特定パターンと関連づけられていた時刻情報から検出する。
解析部16は、録画予約格納部13aに格納されている最中の番組の録画終了時刻をその特定パターンの出現時刻のずれ時間だけ変更する。
予約部13は、解析部16によって変更された録画終了時刻に基づいて録画時間帯を変更する。換言すると、予約部13は、解析部16の照合結果に基づいて番組の録画時間帯を決定する。
また、例えば、解析部16は、番組格納部2に格納されている複数の番組同士をパターンマッチング等の手法により照合することによって、それら複数の番組からコマーシャルを検出する。
条件格納部17は、コマーシャル特定条件を格納する。条件格納部17に格納されたコマーシャル特定条件としては、例えば、「他の映像に比べて頻繁に放送に現れる」、「限られた放送局(民放)にのみ現れる」、「一定の期間に放映が集中する」および「15秒単位」に基づいて決定される。本実施例では、コマーシャル特定条件として、「一定回数以上放送に現れる」、「15秒のシーンである」および「NHKの放送には現れない」を用いる。なお、コマーシャル特定条件は、上記に限らず適宜変更可能である。
解析部16は、番組格納部2に格納されている複数の番組同士のパターンマッチング等の手法による照合結果および条件格納部17に格納されたコマーシャル特定条件とに基づいてコマーシャルを特定する。
解析データ格納部18は、解析部16によって解析された番組の解析結果(解析データ)を格納する。また、解析データ格納部18は、解析部16がパターンマッチング等の手法による照合処理によって解析した照合結果データを格納する。例えば、解析データ格納部18は、解析部16によって検出された、複数の番組間での特定パターンの出現時刻のずれ時間およびコマーシャルを格納する。
解析部16は、解析データ格納部18に格納されたコマーシャルを記録再生部15に供給する。
記録再生部15は、ユーザインタフェース部12から供給された再生指令に応じて、番組格納部2に格納されている番組を再生し、その再生した番組を外部のテレビジョン装置(不図示)に提供する。外部のテレビジョン装置は、表示部(不図示)およびスピーカ(不図示)とを用いて、記録再生部15から提供された番組を出力する。
記録再生部15は、解析部16からコマーシャルが供給されると、番組格納部2に格納されている番組を再生する際に、解析部16から供給されたコマーシャルと同じ部分を除くように再生(スキップ再生)する。
次に、動作を説明する。
図2は、解析部16が実行する共通シーン(特定パターン)抽出動作を説明するためのフローチャートである。以下、図2を参照して、解析部16が実行する共通シーン抽出動作を説明する。
記録再生部15は、例えば、解析部16からの指示またはユーザインタフェース部12からの指示に応じて、番組格納部2に格納されている複数の番組を読み出し、読み出した複数の番組を解析部16に供給する。
本実施例では、記録再生部15は、録画予約格納部13に格納された録画予約によって特定される番組と同じ番組名の複数の番組(例えば、録画予約格納部13に格納された録画予約が毎日または毎週等のような連続録画予約の場合に、その連続予約によって番組格納部2に格納された複数の番組)を番組格納部2から読み出し、読み出した複数の番組を解析部16に供給する。
解析部16は、記録再生部15から供給された複数の番組のそれぞれに1から始まる通し番号を付与する。なお、解析部16は、その通し番号を特定するための変数nを有する。
ステップ201では、解析部16は、記録再生部15から供給された複数の番組の中の1つ目(通し番号が1)の番組を解析する。例えば、解析部16によって実行される解析方式は、例えば、MPEG7方式等の解析方式が用いられる。解析部16は、ステップ201での解析結果を解析データ格納部18に格納する。解析部16は、ステップ201の処理が終了すると、ステップ202の処理を実行する。
ステップ202では、解析部16は変数nに2を代入する。解析部16は、ステップ202の処理が終了すると、ステップ203の処理を実行する。
ステップ203では、解析部16は、変数nによって特定される通し番号が付与された番組(nこめの番組)を解析する。ステップ203で解析部16によって実行される解析方式は、例えば、ステップ201で用いられた解析方式と同様である。解析部16は、ステップ203での解析結果を解析データ格納部18に格納する。解析部16は、ステップ203の処理が終了すると、ステップ204の処理を実行する。
ステップ204では、解析部16は、解析データ格納部18に格納されている解析結果を用いて、通し番号nの番組と、通し番号1から通し番号n−1の番組とをパターンマッチングの手法で照合し、通し番号nの番組が有するシーン(パターン)の中で、通し番号1から通し番号n−1の番組が有するシーンと一致するシーンを検出する。
ステップ204にて解析部16によって実行されるパターンマッチング処理としては、例えば、特開平10−136312号公報に記載されたパターンマッチング処理を用いる。なお、解析部16によって実行されるパターンマッチング処理は、特開平10−136312号公報に記載されたパターンマッチング処理に限るものではなく適宜変更可能である。解析部16は、ステップ204の処理が終了すると、ステップ205の処理を実行する。
ステップ205では、解析部16は、ステップ204で検出したシーンの中から番組開始時刻から所定時間後に出現する「共通シーン(特定パターン)」を抽出し、さらに、その抽出した「共通シーン」の出現時刻をそのシーンと関連づけられていた時刻情報から検出する。なお、解析部16は、共通シーンとして、番組のテーマ曲、コマーシャルまたは番組のタイトルを示した映像パターンを抽出することが望ましい。なお、番組内のコマーシャルは変更される場合があるので、共通シーンは、コマーシャルより番組特有の番組のテーマ曲または番組のタイトルの方がよりよい。また、解析部16は、検出した共通シーンが番組特有の共通シーンであることを確認するために、録画された他の複数の番組を解析し、解析した他の複数の番組から、その検出した共通シーンがほとんど検出されなければその検出した共通シーンが番組特有の共通シーンであると認識するようにしてもよい。解析部16は、ステップ205の処理が終了すると、ステップ206の処理を実行する。
ステップ206では、解析部16は、変数nの数値に基づいて記録再生部15から供給された複数の番組のすべての解析が終了したか判断する。具体的には、解析部16は、変数nの数値が、記録再生部15から供給された複数の番組のそれぞれに付与した通し番号の中で最大の数値となっているか判断する。
解析部16は、記録再生部15から供給された全番組の解析が終了していない場合、換言すると、変数nの数値が複数の番組のそれぞれに付与した通し番号の中の最大の数値となっていない場合、ステップ207の処理を実行する。
解析部16は、記録再生部15から供給された全番組の解析が終了した場合、換言すると、変数nの数値が複数の番組のそれぞれに付与した通し番号の中の最大の数値となっている場合、共通シーン抽出動作を終了する。
なお、共通シーンの抽出動作によって、共通シーンが複数抽出される場合もある。この場合、例えば、解析部16は、複数抽出した共通シーンを表示部(不図示)に表示し、複数抽出した共通シーンから特定の共通シーンをユーザ3に選択させるようにしてもよい。解析部16は、ユーザ3によって選択された特定の共通シーンをステップ205で検出した共通シーンとして用いる。なお、複数抽出した共通シーンを表示する表示部は、ユーザインタフェース部12内に設けてもよい。
ステップ207では、解析部16は、変数nに1を加算する。解析部16は、ステップ207の処理が終了すると、ステップ203の処理を実行する。
なお、解析部16は、ステップ205で「共通シーン」の出現時刻を検出する際、検出する「共通シーン」の出現時刻に多少の時間的な幅を持たせてもよい。この場合、以下のような効果を奏する。例えば、ドラマ等で最初の1シーンが流されてから番組のタイトルおよびテーマ曲が流されるが、最初の1シーンの時間的な長さは多少変わる場合があるので、そのような最初の1シーンの時間的な長さの誤差のために番組の終了時刻が変更されることを防止することが可能になる。
また、解析部16がステップ205で検出する「共通シーン」は、同じ番組名のすべての番組に含まれていなくてもよい。その理由は、スペシャル版の番組が放送されたりして、同じ番組でもタイトルまたはテーマ曲が多少異なる場合があるからである。
また、解析部16がステップ201で実行する解析方式と、解析部16がステップ204で実行するパターンマッチング処理方式とは、同じ方式でも異なる方式でもよい。
図3は、解析部16が実行する録画終了時刻ずらし動作を説明するためのフローチャートである。以下、図3を参照して、解析部16が実行する録画終了時刻ずらし動作を説明する。
時計部11によってカウントされている日時が、録画予約格納部13aに格納された録画日および録画開始時刻とによって特定される日時になると、比較回路13bは、録画予約格納部13aに格納された放送局から放送される番組を選択させる旨の放送局選択指令をチューナ14に供給するとともにチューナ14によって選択された放送局の番組を番組格納部2に格納させる旨の格納指令を記録再生部15に供給する。
チューナ14は、予約部13から供給された放送局選択指令を受けると、番組情報入力端子14aを介して入力されたテレビ番組信号から録画予約された放送局によって放送されている番組を選択し、その選択した番組を出力する。なお、チューナ14は、番組情報入力端子14aを介して入力されたEPG情報を番組と併せて出力する。
記録再生部15は、予約部13から供給された格納指令を受けると、チューナ14によって選択された放送局の番組を番組格納部2に格納する。なお、記録再生部15は、番組を番組格納部2に格納する際、時計部11によってカウントされている日時およびチューナ14から供給されたEPG情報を番組と関連づけて格納する。
解析部16は、チューナ14によって選択された放送局の番組が、図2で示した共通シーン抽出動作によって共通シーンが抽出された番組と同じ録画予約によって録画が開始された番組である場合または図2で示した共通シーン抽出動作によって共通シーンが抽出された番組と同じ番組名の番組である場合、記録再生部15に、チューナ14によって選択された放送局の番組を解析部16に供給させる。
ステップ301では、解析部16は、記録再生部15から供給された番組を解析する。ステップ301で解析部16によって実行される解析方式は、例えば、ステップ201で用いられた解析方式と同様である。解析部16は、ステップ301での解析結果を解析データ格納部18に格納する。解析部16は、ステップ301の処理が終了すると、ステップ302の処理を実行する。
ステップ302では、解析部16は、解析データ格納部18に格納されている解析データを用いて、ステップ301で解析した番組中に、ステップ205で抽出した「共通シーン」が現れたか確認する。例えば、解析部16は、ステップ301で解析した番組の解析結果と図2で示した共通シーン抽出動作で解析した番組の解析結果とをパターンマッチングの手法で照合し、ステップ301で解析した番組中に、ステップ205で抽出した「共通シーン」が現れたか確認する。
解析部16は、ステップ301で解析した番組中にステップ205で抽出した「共通シーン」が現れるまでステップ302の処理を繰り返す。解析部16は、ステップ302で「共通シーン」が現れるとその出現時刻をそのシーンと関連づけられていた時刻情報から検出し、その後、ステップ303の処理を実行する。
ステップ303では、解析部16は、ステップ302で検出した「共通シーン」の出現時刻が、ステップ205で検出した「共通シーン」の出現時刻に対してずれているか否かを判定する。
解析部16は、ステップ302で検出した「共通シーン」の出現時刻がステップ205で検出した「共通シーン」の出現時刻に対してずれている際には、ステップ304の処理を実行し、ステップ302で検出した「共通シーン」の出現時刻がステップ205で検出した「共通シーン」の出現時刻に対してずれていない際には、ステップ305の処理を実行する。
ステップ304では、解析部16は、ステップ205で検出した「共通シーン」の出現時刻に対するステップ302で検出した「共通シーン」の出現時刻のずれ時間に合わせて、録画予約格納部13aに格納されているその番組の録画終了時刻を変更する。例えば、解析部16は、元々の録画終了時刻が21:00で、ずれ時間が20分であれば、録画終了時刻を20分後の21:20に変更する。なお、解析部16は、番組開始後に出現する共通シーンの出現時刻が、その共通シーンを含む複数の番組間で必ずしも同じでない場合を考慮して、例えば、ずれ時間が20分の際に、元々の録画終了時刻である21:00をその20分より多少多めの時間(例えば30分)を用いて変更(例えば21:30に変更)するようにしてもよい。予約部13は、解析部16によって変更された録画終了時刻に基づいて録画時間帯を変更する。したがって、番組格納部2に格納される番組の録画時間帯が変更される。
ステップ305では、解析部16は、録画予約格納部13aに格納されているその番組の録画終了時刻を変更せずに動作を終了する。
本実施例によれば、番組の録画予約が、複数の番組間での特定パターンの出現時刻のずれに基づいて変更される。複数の番組間での特定パターンの出現時刻のずれは、複数の番組同士を照合することによって検出される。このため、番組の録画予約は、番組そのものの内容に基づいて変更され、正確な番組録画が実行される可能性を高くすることが可能となる。このため、例えば、野球中継の延長等の要因で番組の終了時刻が遅くなっても、その変更に応じて録画時間帯を遅くする変更を正確に行うことが期待できる。
図4は、解析部16が実行するCM検出動作を説明するためのフローチャートである。以下、図4を参照して、解析部16が実行するCM検出動作を説明する。なお、解析データ格納部18は、解析部16によって解析された過去の番組の解析結果(解析データ)を格納していることとする。
記録再生部15は、チューナ14から番組が供給されると、その供給された番組を番組格納部2に格納するとともに解析部16に供給する。
ステップ401では、解析部16は、記録再生部15から供給された番組を解析する。ステップ401で解析部16によって実行される解析方式は、例えば、ステップ201で用いられた解析方式と同様である。解析部16は、ステップ401での解析結果を解析データ格納部18に格納する。解析部16は、ステップ401の処理が終了すると、ステップ402の処理を実行する。
ステップ402では、解析部16は、ステップ401で解析した番組と解析データ格納部18に格納されている過去の番組の解析結果とを用いて、ステップ401で解析した番組と過去の番組とをパターンマッチングの手法で照合する。解析部16は、ステップ402の処理が終了すると、ステップ403の処理を実行する。
ステップ403では、解析部16は、ステップ402の処理において一定回数以上のマッチングが認められたシーンが存在したか判定する。なお、ステップ403で行われる判定は、条件格納部17に格納されている「一定回数以上放送に現れる」というコマーシャル特定条件に対応するものである。
ステップ403で、一定回数以上のマッチングが認められたシーンが存在しないと判断された場合、解析部16はステップ404の処理を実行する。また、ステップ403で一定回数以上のマッチングが認められたシーンが存在すると判断された場合、解析部16はステップ405の処理を実行する。
ステップ404では、解析部16は、マッチングが認められたシーンは、コマーシャル特定条件を満たしていないためCMではないと判定し、動作を終了する。
ステップ405では、解析部16は、一定の回数以上のマッチングが認められたシーンが他のコマーシャル特定条件(具体的には、「15秒のシーンである」および「NHKの放送には現れない」)を満たしているか判定する。
ステップ405で、一定の回数以上のマッチングが認められたシーンが他のコマーシャル特定条件を満たしていないと判定された場合、解析部16は、ステップ404の処理を実行する。
ステップ405で、一定の回数以上のマッチングが認められたシーンが他のコマーシャル特定条件を満たしていると判定された場合、解析部16は、ステップ406の処理を実行する。
ステップ406では、解析部16は、一定の回数以上のマッチングが認められたシーンはCMであると判定する。解析部16は、CMと判定したシーンを解析データ格納部18に格納する。
なお、解析部16は、CMと判定したシーンをデータベース化して解析データ格納部18に格納してもよい。この場合、解析部16は、録画予約された番組と同じ番組名の過去の番組においてどのタイミングでCMが使われているかを特定することが可能となり、その特定したCMタイミングを録画時間帯から除くように録画予約を変更すれば、CMを除いた録画を行うことが可能になる。
また、CMと判定したシーンをデータベース化した場合、そのデータベースの信頼性の検証は、NHK等のCMを使わない放送チャンネルで同じ画像が検出されるか否かにより行うことができる。例えば、CMと判定したシーンがCMを使わない放送チャンネルで検出された場合、そのシーンはCMでないと判定することができる。
解析部16は、解析データ格納部18に格納されたコマーシャルを記録再生部15に供給する。
記録再生部15は、解析部16からコマーシャルが供給されると、番組格納部2に格納されている番組をユーザインタフェース部12から供給された再生指令に応じて再生する際に、解析部16から供給されたコマーシャルと同じ部分を除くように再生(スキップ再生)する。
記録再生部15は、再生した番組を外部のテレビジョン装置に提供する。外部のテレビジョン装置は、表示部およびスピーカとを用いて、記録再生部15から提供された番組を出力する。
本実施例によれば、複数の番組同士を照合することによってコマーシャルが検出され、その検出されたコマーシャルを除きながら番組を再生する。コマーシャルは実際のコマーシャル映像に則して検出されるため、コマーシャルそのものと異なる情報を用いてコマーシャルを検出する場合より、確度の高いコマーシャル検出が行われる可能性が高くなる。
本実施例では、新着CMは、当初、CMと判断することはできないが、CMの放送例が番組格納部2に蓄積されていくにつれて、新着CMをCMと判定することが可能となる。よって、過去に録画された番組を再生する際にも、その番組に含まれるCMを認識できていれば、CMを除いた番組再生(CMスキップ再生)を行うことが可能となる。
また、本実施例によれば、番組そのものと異なる情報を用いて録画時間帯または番組再生を制御するのではなく番組そのものを用いて録画時間帯または番組再生を制御しているため、番組録画時間帯または番組再生が実際の番組に則して決定される。このため、番組そのものと異なる情報を用いて録画時間帯または番組の再生を制御する場合より、正確な番組録画または番組再生が実行される可能性が高くなることが期待できる。
図5は、本発明の他の実施例を示したブロック図である。具体的には、図5に示した実施例は、図1に示した実施例に、一時記録再生部15aと番組格納部101とを追加し、かつ、ユーザインタフェース部12が受け付ける情報が増え、さらに、解析部16のかわりに解析部16aが用いられた例である。なお、図5において、図1に示したものと同一のものには同一符号を付してある。なお、図5に示した永続的記録再生部15は、図1に示した記録再生部15に対応する。
図5において、番組録画装置としての番組録画再生装置10は、チューナ14が放送局から受信可能な番組を一時的にHDD(ハードディスク)等の記録媒体としての番組格納部101に格納する。また、番組録画再生装置10は、番組格納部101に格納された番組の中からユーザによって指定された番組を番組格納部2に格納する。
番組録画再生装置10は、番組格納部101と、時計部11と、ユーザインタフェース部12と、予約部13と、チューナ14と、一時記録再生部15aと、永続的記録再生部15と、解析部16aと、条件格納部17と、解析データ格納部18とを含む。なお、番組録画再生装置10は、番組格納部2を含んでもよい。以下、図5に示した番組録画再生装置10について、図1に示した番組録画再生装置1に対して追加された点を中心に説明する。
設定部としてのユーザインタフェース部12では、チューナ14が放送局から受信可能な番組を一時的に番組格納部101に格納するか否かの設定がユーザによって行われる。
なお、番組格納部101は、複数の番組を格納する。さらに言えば、番組格納部101は、複数の番組をその放送時の時刻およびその放送局およびその番組名と関連づけて格納している。なお、番組格納部101に格納される放送局および番組名は、例えば、番組情報入力端子14aから取得可能なEPG情報から取得することが可能である。
本実施例では、ユーザインタフェース部12において、オフ設定と、スタンバイ設定およびオン設定のいずれかがユーザ3によって行われる。
オフ設定は、録画予約に応じた録画は実行可能であるが他の動作は実行しない従来の番組録画再生装置のオフ設定と同じである。
スタンバイ設定は、録画と異なる機能、例えばテレビモニタへの映像/音声出力等の機能は実行不能であるが、チューナ14が放送局から受信可能な番組を一時的に番組格納部101に格納する機能は実行可能である状態に番組録画再生装置10を設定するための設定である。
オン設定は、番組録画再生装置10が有するすべての機能が使える従来の番組録画再生装置のオン設定と同じである。
ユーザインタフェース部12は、チューナ14が放送局から受信可能な番組を一時的に番組格納部101に格納する設定(本実施例では、オン設定またはスタンバイ設定)がユーザ3によって行われると、番組を常時録画する旨の常時録画指令をチューナ14および一時記録再生部15aに供給する。なお、チューナ14と一時記録再生部15aとで番組格納実行部が構成される。
チューナ14は、ユーザインタフェース部12から常時録画指令が供給されると、番組情報入力端子14aを介して入力されたテレビ番組信号から受信可能なすべての番組およびEPG情報とを出力する。一時記録再生部15aは、ユーザインタフェース部12から常時録画指令が供給されると、チューナ14から出力された番組をチューナ14から供給されたEPG情報および時計部11によってカウントされている日時と関連づけて一時的に番組格納部101に格納する。
また、ユーザインタフェース部12は、ユーザ3によって入力された、番組格納部101に格納された番組の中の録画予定番組を指定する録画番組指定情報(録画指示)を受け付ける。なお、録画番組指定情報は、録画日、録画開始時刻、録画終了時刻および放送局とを含む。ユーザインタフェース部12は、受け付けた録画番組指定情報を解析部16aに供給する。
解析部16aは、図1に示した解析部16が有する機能を有するとともに、さらに新たな機能を有している。解析部16aは、照合部16bと、録画時間帯決定部16cとを含む。
照合部16bは、ユーザインタフェース部12から録画番組指定情報が供給されると、その録画番組指定情報によって指定された番組およびその番組と同じ番組名の番組とを要求する旨の番組要求情報を一時記録再生部15aおよび永続的記録再生部15に供給する。
一時記録再生部15aは、解析部16aから供給された番組要求情報に応じた番組を番組格納部101から読み出し、読み出した番組を照合部16bに供給する。また、永続的記録再生部15は、解析部16aから供給された番組要求情報に応じた番組を番組格納部2から読み出し、読み出した番組を照合部16bに供給する。
照合部16bは、一時記録再生部15aから供給された番組同士、永続的記録再生部15から供給された番組同士および一時記録再生部15aから供給された番組と永続的記録再生部15から供給された番組とをパターンマッチングの手法で照合する。
照合部16bは、パターンマッチングの手法で複数の番組を照合することによって、ユーザインタフェース部12から供給された録画番組指定情報によって特定される番組と異なりかつその番組と同じ番組名の番組(以下「関連番組」と称する。)の特定パターンの出現時刻をその特定パターンと関連づけられていた時刻情報から検出する。なお、番組の特定パターンは、番組開始時から所定時間が経過した際に同じ番組名の番組において共通に出現する特定パターン(共通シーン)である。特定パターン(共通シーン)の例としては、番組のテーマ曲、コマーシャルまたは番組のタイトルを示した映像パターンが挙げられる。
照合部16bは、ユーザインタフェース部12から供給された録画番組指定情報によって特定される番組の特定パターンの出現時刻をその特定パターンと関連づけられていた時刻情報から検出する。
照合部16bは、関連番組の特定パターンの出現時刻に対する、ユーザインタフェース部12から供給された録画番組指定情報によって特定される番組の特定パターンの出現時刻のずれ時間を検出する。照合部16bは、検出したずれ時間を録画時間帯決定部16cに供給する。
録画時間帯決定部16cは、ユーザインタフェース部12から供給された録画番組指定情報によって指定されている録画開示時刻および録画終了時刻を、照合部16bから検出されたずれ時間に基づいて変更する。換言すると、録画時間帯決定部16cは、照合部16bの照合結果に基づいて番組の録画時間帯を決定する。
例えば、関連番組の特定パターンの出現時刻に対して、ユーザインタフェース部12から供給された録画番組指定情報によって特定される番組の特定パターンの出現時刻がある時間だけ遅れていた場合、録画時間帯決定部16cは、録画開示時刻および録画終了時刻を、そのある時間だけ遅らせる。
また、ユーザインタフェース部12は、一時記録再生部15aに番組の一部しか存在しない部分番組が格納されている際にユーザによって入力された該部分番組を指定する旨の部分番組指定情報を受け付ける。ユーザインタフェース部12は、その部分番組指定情報を解析部16aに供給する。
照合部16bは、ユーザインタフェース部12から供給された部分番組指定情報によって指定された部分番組とその部分番組の後に番組格納部101に格納された番組とを一時記録再生部15aを介して番組格納部101から取得し、取得した番組同士をパターンマッチング等の手法により照合することによって、その部分番組と同じ内容の部分番組を検出する。
録画時間帯決定部16cは、照合部16bによって検出された部分番組の前の部分および/または後ろの部分が録画されるように番組の録画時間帯を決定する。
一時記録再生部15aは、録画時間帯決定部16cによって決定された録画時間帯に基づいて番組格納部101に格納された複数の番組の中から録画する番組を選択し、その選択した番組を番組格納部101から読み取り、その読み取った番組を永続的記録再生部15に供給する。永続的記録再生部15は、一時記録再生部15aから供給された番組を番組格納部2に格納する。
次に、動作を説明する。
ユーザ3は、ユーザインタフェース部12を操作して、オン設定、スタンバイ設定またはオフ設定を実行する。
ユーザインタフェース部12は、ユーザ3によってオン設定またはスタンバイ設定が設定されると、番組を常時録画する旨の常時録画指令をチューナ14および一時記録再生部15aに供給する。
チューナ14は、ユーザインタフェース部12から常時録画指令が供給されると、番組情報入力端子14aを介して入力されたテレビ番組信号から受信可能なすべての番組およびEPG情報を出力する。一時記録再生部15aは、ユーザインタフェース部12から常時録画指令が供給されると、チューナ14から出力された番組をチューナ14から出力されたEPG情報および時計部11によってカウントされている日時情報と関連づけて一時的に番組格納部101に格納する。
ユーザインタフェース部12は、ユーザ3によってオフ設定が設定されると、チューナ14および一時記録再生部15aに対して常時録画指令を供給しない。このため、ユーザ3によってオフ設定が設定されると、一時記録再生部15aは番組格納部101への格納を実行しない。
本実施例によれば、ユーザが番組格納部101への番組の常時格納を中止することができるので、番組格納部101に必要のない番組が保存されることを防止することが可能となる。
また、ユーザインタフェース部12は、ユーザによって入力された、番組格納部101に格納された番組の中の録画予定番組を指定する録画番組指定情報を受け付けると、受け付けた録画番組指定情報を解析部16aに供給する。
照合部16bは、ユーザインタフェース部12から録画番組指定情報が供給されると、その録画番組指定情報によって指定された番組と同じ番組名の番組を要求する旨の番組要求情報を一時記録再生部15aおよび永続的記録再生部15に供給する。
一時記録再生部15aは、解析部16aから供給された番組要求情報に応じた番組を番組格納部101から読み出し、読み出した番組を照合部16bに供給する。また、永続的記録再生部15は、解析部16aから供給された番組要求情報に応じた番組を番組格納部2から読み出し、読み出した番組を照合部16bに供給する。
照合部16bは、一時記録再生部15aから供給された番組同士、永続的記録再生部15から供給された番組同士および一時記録再生部15aから供給された番組と永続的記録再生部15から供給された番組とをパターンマッチングの手法で照合する。
照合部16bは、例えば、図2および図3のステップ301から303までの処理を実行して番組同士の照合を行い、録画番組指定情報によって特定される番組の共通シーン(特定パターン)の出現時刻が、関連番組の共通シーンの出現時刻に対してずれているが判断する。
本実施例では、図2のステップ201およびステップ203で照合部16bによって解析される番組は、録画番組指定情報によって特定される番組と異なりかつその番組と同じ番組名の番組(関連番組)であり、図3のステップ301で照合部16bによって解析される番組は、録画番組指定情報によって特定される番組である。
照合部16bは、録画番組指定情報によって特定される番組の共通シーンの出現時刻が、関連番組の共通シーンの出現時刻に対してずれていない場合、その旨を示したずれ情報を録画時間帯決定部16cに供給する。
録画時間帯決定部16cは、照合部16bからずれがない旨のずれ情報が供給されると、ユーザインタフェース部12から供給された録画番組指定情報によって指定されている録画開示時刻および録画終了時刻等に基づいて録画時間帯を決定し、その決定した録画時間帯を一時記録再生部15aに供給する。
また、照合部16bは、録画番組指定情報によって特定される番組の共通シーンの出現時刻が、関連番組の共通シーンの出現時刻に対してずれている場合、そのずれ時間を共通シーンと関連づけられている時刻情報に基づいて検出する。照合部16bは、その検出したずれ時間を録画時間帯決定部16cに供給する。
録画時間帯決定部16cは、ユーザインタフェース部12から供給された録画番組指定情報によって指定されている録画開示時刻および録画終了時刻を、照合部16bから供給されたずれ時間に基づいて変更し、その変更した録画時間帯を一時記録再生部15aに供給する。
一時記録再生部15aは、録画時間帯決定部16cによって決定された録画時間帯に基づいて番組格納部101に格納された複数の番組の中から録画する番組を選択し、その選択した番組を番組格納部101から読み取り、その読み取った番組を永続的記録再生部15に供給する。永続的記録再生部15は、一時記録再生部15aから供給された番組を番組格納部2に格納する。
本実施例によれば、録画時間帯にかかわらず番組録画再生装置10が放送局から受信可能な番組が一時的に番組格納部101に格納され、番組格納部101に格納された複数の番組の中から録画する番組が録画時間帯に基づいて選択され、その選択された番組が番組格納部2に格納される番組録画再生装置においても、上記と同様の効果を奏することが可能となる。
図6は、ユーザによって指令されたシーン(部分番組)の前後の一定の期間の放送を番組格納部2に格納する動作を説明するためのフローチャートである。以下、図6を参照して、ユーザによって指令されたシーンの前後の一定の期間の放送を番組格納部2に格納する動作を説明する。
ユーザインタフェース部12は、一時記録再生部15aに番組の一部しか存在しない部分番組が格納されている際にユーザ3によって入力された該部分番組を指定する旨の部分番組指定情報を受け付けると、その部分番組指定情報を解析部16aに供給する。
照合部16bは、ユーザインタフェース部12から部分番組指定情報が供給されると、その部分番組指定情報によって指定された部分番組を要求する旨の部分番組要求信号を一時記録再生部15aに供給する。
一時記録再生部15aは、解析部16aから供給された部分番組要求情報に応じた部分番組を番組格納部101から読み出し、読み出した部分番組を照合部16bに供給する。
照合部16bは、一時記録再生部15aから供給された部分番組を、例えば、図2のステップ201と同じ手法で解析する。照合部16bは、部分番組の解析結果を解析データ格納部18に格納する。
続いて、照合部16bは、その解析した部分番組の後に番組格納部101に格納された番組を要求する番組要求情報を一時記録再生部15aに供給する。
一時記録再生部15aは、照合部16bから供給された番組要求情報に応じた番組、具体的には、照合部16bが解析した部分番組の後に番組格納部101に格納された番組を番組格納部101から読み出し、読み出した番組を照合部16bに供給する。
ステップ601では、照合部16bは、一時記録再生部15aから供給された番組、具体的には照合部16bが解析した部分番組の後に番組格納部101に格納された番組を、例えば、図2のステップ201と同じ手法で解析する。照合部16bは、ステップ601で解析した番組の解析結果を解析データ格納部18に格納する。照合部16bは、ステップ601の処理が終了すると、ステップ602の処理を実行する。
ステップ602では、照合部16bは、解析データ格納部18に格納してある部分番組の解析結果とその部分番組の後に番組格納部101に格納された番組の解析結果とを用いて、それらをパターンマッチング等の手法により照合することによって、その部分番組と同じ内容の部分番組を検出する。照合部16bは、その同じ内容の部分番組を検出すると、ステップ603の処理を実行する。
ステップ603では、録画時間帯決定部16cは、照合部16bによって検出された部分番組の前の部分および/または後ろの部分が録画されるように番組の録画時間帯を決定する。一時記録再生部15aは、録画時間帯決定部16cによって決定された録画時間帯に基づいて番組格納部101に格納された複数の番組の中から録画する番組を選択し、その選択した番組を番組格納部101から読み取り、その読み取った番組を永続的記録再生部15に供給する。永続的記録再生部15は、一時記録再生部15aから供給された番組を番組格納部2に格納する。
本実施例によれば、番組の途中から番組格納部101に格納された部分番組に基づいてその部分番組と同じ番組(例えば再放送番組)を自動的に番組記録媒体2に記録することが期待できる。
例えば、テレビ番組放映時に録画したい番組に気づき、番組の途中から番組格納部101にその番組を録画した場合に、録画できた部分映像(部分番組)をもとにして、常に一時録画内容とのマッチングをとり、録画できた部分映像を含む番組の放映が再度行われた際に、該当部分(録画できた部分映像)の前の部分(あるいは後ろの部分)を録画することが可能となる。このため、「音楽ビデオクリップの一部を録画できた場合に、完全な形のものを入手する」または「ドラマの一部のみを録画できた(途中から気づいた場合、あるいは他の録画とのバッティングの場合)ときに、再放送で完全な番組を録画する」等の効果が期待できる。
以上説明した各実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
例えば、図5に示した解析部16a(具体的には照合部16b)は、図1に示した解析部16のようにコマーシャルを検出してもよい(図4参照)。なお、解析部16a(具体的には照合部16b)は、コマーシャル検出を行う際、コマーシャル検出に用いる番組として、番組格納部2に格納されている番組だけでなく番組格納部101に格納されている番組を用いてもよく、番組格納部101に格納されている番組のみを用いてもよい。
また、照合部16bがコマーシャルを検出した際、録画時間決定部16cは、照合部16bによって検出されたコマーシャルが除かれるように番組の録画時間帯を決定するようにしてもよい。この場合、高い精度で、コマーシャルを除きながら番組を録画することが可能となる。
また、図5に示した例では、番組格納部101と番組格納部2とを別々の構成としたが、1つの番組格納部の中に番組格納部101と番組格納部2とが設けられるようにしてもよい。
また、図5では、1台の番組録画再生装置10につき1つの解析部16aが設けられた例を示したが、複数台の番組録画装置10に対して1つの解析部16aが設けられるようにしてもよい。図7は、複数台の番組録画装置10に対して1つの解析部16dが設けられた例を示したブロック図である。図7において、図5で示したものと同一のものには同一符号を付してある。なお、図7では、図5の要部の構成のみを示している。
本発明の一実施例の番組録画再生装置を示したブロック図である。 番組録画再生装置の動作を説明するためのフローチャートである。 番組録画再生装置の動作を説明するためのフローチャートである。 番組録画再生装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施例の番組録画再生装置を示したブロック図である。 番組録画再生装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施例の番組録画再生装置を示したブロック図である。
符号の説明
1、10 番組録画再生装置
11 時計部
12 ユーザインタフェース部
13 予約部
13a 録画予約格納部
13b 比較回路
14 チューナ
14a 番組情報入力端子
15 記録再生部(永続的記録再生部)
15a 一時記録再生部
16 解析部
16a 解析部
16b 照合部
16c 録画時間決定部
17 条件格納部
18 解析データ格納部
2 番組格納部
3 ユーザ
101 番組格納部

Claims (14)

  1. 番組格納部に格納された複数の番組を用いて番組の録画時間帯を決定する番組録画装置であって、
    録画開始時刻および録画終了時刻とを含む番組の録画予約を受け付ける録画予約受付部と、
    前記録画開始時刻になると、前記番組の録画予約によって特定される番組を、前記番組格納部に格納し始める録画部と、を含み、
    前記番組格納部は、前記複数の番組をその放送時の時刻とともに格納し、
    前記複数の番組のそれぞれは、番組開始時から所定時間が経過した際に共通の特定パターンが出現し、
    前記特定パターンは、番組のテーマ曲または番組のタイトルを示した映像パターンであり、
    前記複数の番組は、前記番組の録画予約によって特定される格納中の番組と、該特定される格納中の番組と同じ番組名の番組である関連番組とを含み、
    前記番組格納部に格納された複数の番組同士を照合することによって、前記関連番組の特定パターンの出現時刻に対する該番組の録画予約によって特定される番組の特定パターンの出現時刻のずれ時間を検出する照合部と、
    前記録画終了時刻を、前記照合部によって検出されたずれ時間以上変更する録画時間帯決定部と、を含み、
    前記録画部は、前記録画時間帯決定部によって変更された録画終了時刻になると、前記番組の録画予約によって特定される番組を前記番組格納部に格納することを終了する、番組録画装置。
  2. 番組格納部に格納された複数の番組を用いて番組の録画時間帯を決定する番組録画装置であって、
    録画開始時刻および録画終了時刻とを含む番組の録画予約を受け付ける録画予約受付部を含み、
    前記番組格納部は、前記番組録画装置が放送局から受信可能な番組をその放送時の時刻とともに一時的に格納し、
    前記複数の番組のそれぞれは、番組開始時から所定時間が経過した際に共通の特定パターンが出現し、
    前記特定パターンは、番組のテーマ曲または番組のタイトルを示した映像パターンであり、
    前記複数の番組は、前記番組の録画予約によって特定される番組と、該特定される番組と同じ番組名の番組である関連番組とを含み、
    前記番組格納部に格納された複数の番組同士を照合することによって、前記関連番組の特定パターンの出現時刻に対する該番組の録画予約によって特定される番組の特定パターンの出現時刻のずれ時間を検出する照合部と、
    前記録画開始時刻および録画終了時刻を、前記照合部によって検出されたずれ時間だけ変更する録画時間帯決定部と、
    前記番組格納部に一時的に格納された番組の中から、前記番組の録画予約によって特定される番組であって前記録画時間帯決定部によって決定された録画開始時刻および録画終了時刻にて規定された録画時間帯に放送された番組を選択し、その選択した番組を、番組記録媒体に録画する録画部と、を含む番組録画装置。
  3. 請求項2に記載の番組録画装置において、
    前記録画時間帯決定部によって決定された録画時間帯にかかわらず前記番組録画装置が放送局から受信可能な番組を前記番組格納部が一時的に格納するか否かの設定がユーザによって行われる設定部と、
    前記設定部の設定内容に合うように、前記番組格納部に番組を格納する番組格納実行部とをさらに含む、番組録画装置。
  4. 請求項2または3に記載の番組録画装置において、
    前記番組格納部に番組の一部しか存在しない部分番組が格納されている際にユーザによって入力された前記部分番組を指定する旨の部分番組指定情報を受け付ける入力部と、を含み、
    前記照合部は、前記入力部によって受け付けられた部分番組指定情報によって指定された部分番組と該部分番組の後に前記番組格納部に格納された番組とを照合することによって、該部分番組の後に前記番組格納部に格納された番組の中から、該部分番組と同じ内容の部分番組を検出し、
    前記録画時間帯決定部は、前記照合部によって検出された部分番組の前の部分および/または後ろの部分が前記番組記録媒体に録画されるように番組の録画時間帯を決定する、番組録画装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の番組録画装置において、
    前記照合部は、前記番組格納部に格納された複数の番組同士を照合することによって、該複数の番組からコマーシャルを検出し、
    前記録画時間決定部は、前記照合部によって検出されたコマーシャルを除いた番組の録画時間帯を決定する、番組録画装置。
  6. 請求項1から4のいずれか1項に記載の番組録画装置において、
    前記照合部は、前記番組格納部に格納された複数の番組同士を照合することによって、該複数の番組からコマーシャルを検出し、
    前記録画部によって録画された番組を再生する際に、前記照合部によって検出されたコマーシャルを除いて再生する再生部をさらに含む、番組録画装置。
  7. 請求項5または6に記載の番組録画装置において、
    コマーシャル特定条件を格納する条件格納部をさらに含み、
    前記照合部は、前記番組格納部に格納された複数の番組同士の照合結果および前記条件格納部に格納されたコマーシャル特定条件とに基づいて前記コマーシャルを検出する、番組録画装置。
  8. 番組格納部に格納された複数の番組を用いて番組の録画時間帯を決定する番組録画装置が行う番組録画方法であって、
    録画開始時刻および録画終了時刻とを含む番組の録画予約を受け付ける録画予約受付ステップと、
    前記録画開始時刻になると、前記番組の録画予約によって特定される番組を、前記番組格納部に格納し始める録画開始ステップと、を含み、
    前記番組格納部は、前記複数の番組をその放送時の時刻とともに格納し、
    前記複数の番組のそれぞれは、番組開始時から所定時間が経過した際に共通の特定パターンが出現し、
    前記特定パターンは、番組のテーマ曲または番組のタイトルを示した映像パターンであり、
    前記複数の番組は、前記番組の録画予約によって特定される格納中の番組と、該特定される格納中の番組と同じ番組名の番組である関連番組とを含み、
    前記番組格納部に格納された複数の番組同士を照合することによって、前記関連番組の特定パターンの出現時刻に対する該番組の録画予約によって特定される番組の特定パターンの出現時刻のずれ時間を検出する照合ステップと、
    前記録画終了時刻を、前記ずれ時間以上変更する録画時間帯決定ステップと、
    前記録画時間帯決定ステップで変更された録画終了時刻になると、前記番組の録画予約によって特定される番組を前記番組格納部に格納することを終了する録画終了ステップと、を含む番組録画方法。
  9. 番組格納部に格納された複数の番組を用いて番組の録画時間帯を決定する番組録画装置が行う番組録画方法であって、
    録画開始時刻および録画終了時刻とを含む番組の録画予約を受け付ける録画予約受付ステップを含み、
    前記番組格納部は、前記番組録画装置が放送局から受信可能な番組をその放送時の時刻とともに一時的に格納し、
    前記複数の番組のそれぞれは、番組開始時から所定時間が経過した際に共通の特定パターンが出現し、
    前記特定パターンは、番組のテーマ曲または番組のタイトルを示した映像パターンであり、
    前記複数の番組は、前記番組の録画予約によって特定される番組と、該特定される番組と同じ番組名の番組である関連番組とを含み、
    前記番組格納部に格納された複数の番組同士を照合することによって、前記関連番組の特定パターンの出現時刻に対する該番組の録画予約によって特定される番組の特定パターンの出現時刻のずれ時間を検出する照合ステップと、
    前記録画開始時刻および録画終了時刻を、前記ずれ時間だけ変更する録画時間帯決定ステップと、
    前記番組格納部に一時的に格納された番組の中から、前記番組の録画予約によって特定される番組であって前記録画時間帯決定部によって決定された録画開始時刻および録画終了時刻にて規定された録画時間帯に放送された番組を選択し、その選択した番組を、番組記録媒体に録画する録画ステップと、を含む番組録画方法。
  10. 請求項9に記載の番組録画方法において、
    ユーザによって入力された、前記録画時間帯決定ステップで決定された録画時間帯にかかわらず前記番組録画装置が放送局から受信可能な番組を前記番組格納部が一時的に格納するか否かの設定を受け付ける設定受付ステップと、
    前記設定受付ステップで受け付けた設定内容に合うように、前記番組格納部に番組を格納する番組格納実行ステップとをさらに含む、番組録画方法。
  11. 請求項9または10に記載の番組録画装置において、
    前記番組格納部に番組の一部しか存在しない部分番組が格納されている際にユーザによって入力された前記部分番組を指定する旨の部分番組指定情報を受け付ける入力ステップと、を含み、
    前記照合ステップは、前記入力ステップで受け付けられた部分番組指定情報によって指定された部分番組と該部分番組の後に前記番組格納部に格納された番組とを照合することによって、該部分番組の後に前記番組格納部に格納された番組の中から、該部分番組と同じ内容の部分番組を検出し、
    前記録画時間帯決定ステップは、前記照合ステップで検出された部分番組の前の部分および/または後ろの部分が前記番組記録媒体に録画されるように番組の録画時間帯を決定する、番組録画方法。
  12. 請求項8から11のいずれか1項に記載の番組録画方法において、
    前記照合ステップは、前記番組格納部に格納された複数の番組同士を照合することによって、該複数の番組からコマーシャルを検出し、
    前記録画時間決定ステップは、前記照合ステップで検出されたコマーシャルを除いた番組の録画時間帯を決定する、番組録画方法。
  13. 請求項8から11のいずれか1項に記載の番組録画方法において、
    前記照合ステップは、前記番組格納部に格納された複数の番組同士を照合することによって、該複数の番組からコマーシャルを検出し、
    前記録画ステップで録画された番組を再生する際に、前記照合ステップで検出されたコマーシャルを除いて再生する再生ステップをさらに含む、番組録画方法。
  14. 請求項12または13に記載の番組録画方法において、
    前記照合ステップは、前記番組格納部に格納された複数の番組同士の照合結果およびコマーシャル特定条件を格納する条件格納部に格納されたコマーシャル特定条件とに基づいて前記コマーシャルを検出する、番組録画方法。
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