JP4419611B2 - 車両遠隔操作システム及び通信局装置 - Google Patents

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Description

本発明は、概して、車両を遠隔操作するシステム及び該システムで用いられる通信局装置に係り、特に、遠隔操作要求者の本人認証に用いる認証方法及び対象となる車両に送信する制御信号に適用される暗号化方法を要求された遠隔操作の内容に応じて変える車両遠隔操作システム及び通信局装置に関する。
通信を利用して車両を遠隔操作するシステムが周知である。例えば、電話回線を利用し、ユーザからセンタに車両の遠隔操作要求があると、センタから電話回線を介して遠隔操作内容を車両側電話に電話して作動を行わせるシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−305599号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の従来システムでは、遠隔操作を行う際にセンタに対して行う操作が遠隔操作内容に関わらず一定であるため、セキュリティ確保とユーザ利便性の両立が困難である。
すなわち、遠隔操作の対象となる車両の正規ユーザでない第三者が誤って又は害意を持って遠隔操作を実行できないように遠隔操作の要求者が正規ユーザであることを確認することはセキュリティ上重要であるが、あらゆる遠隔操作において逐一厳格且つ慎重な本人認証が要求されることは正規ユーザに煩雑で利便性が良好でないという印象を与える可能性がある。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、セキュリティ確保とユーザ利便性とを適切に両立させた車両遠隔操作システム及び該システムにおいて用いられる通信局装置を提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第一の態様は、車両ユーザからの遠隔操作要求に応じて所定の車載装置に所定の作動を命じる制御信号を当該車両に送信する通信局と、
車両に搭載され、通信機能を有し、上記通信局から上記制御信号を受信すると当該車両の上記所定の車載装置に上記所定の作動を実行させる車載装置制御装置とを含む車両遠隔操作システムであって、
上記通信局は、上記制御信号を送信する前に上記遠隔操作要求の要求者が対象となる車両の正規ユーザであるか否かを認証すると共に、この認証に上記遠隔操作要求の内容に応じて異なる認証方法を用いる、車両遠隔操作システムである。
この第一の態様において、上記通信局は、セキュリティの確保とユーザの利便性を両立させる観点から、上記遠隔操作要求の内容がセキュリティ性の高い内容である場合ほど難易度のより高い認証方法を用いる、ことが好ましい。
この第一の態様によれば、遠隔操作要求の内容に応じて、仮に正規ユーザ以外の第三者によって誤って又は害意を持って実行されると正規ユーザへのセキュリティ上の悪影響が比較的大きいと考えられる操作要求についてはセキュリティを確保するために難易度が比較的高い本人認証を行い、逆に、万が一正規ユーザ以外の第三者によって誤って又は害意を持って実行されたとしても正規ユーザへのセキュリティ上の悪影響が無い又はほとんど無いと考えられる操作要求についてはユーザ利便性を考慮して難易度が比較的低い本人認証を行う、ように設定ことができる。
上記目的を達成するための本発明の第二の態様は、上記第一の態様において、上記通信局は、上記制御信号を暗号化した上で送信すると共に、この暗号化に上記遠隔操作要求の内容に応じて異なる暗号化方法を用いる、車両遠隔操作システムである。
この第二の態様において、上記通信局は、セキュリティの確保と処理負荷の軽減を両立させる観点から、上記遠隔操作要求の内容がセキュリティ性の高い内容である場合ほど難易度のより高い暗号化方法を用いる、ことが好ましい。
この第二の態様によれば、遠隔操作要求の内容に応じて、仮に正規ユーザ以外の第三者によって誤って又は害意を持って実行されると正規ユーザへのセキュリティ上の悪影響が比較的大きいと考えられる操作要求についてはセキュリティを確保するために難易度が比較的高い暗号化を行い、逆に、万が一正規ユーザ以外の第三者によって誤って又は害意を持って実行されたとしても正規ユーザへのセキュリティ上の悪影響が無い又はほとんど無いと考えられる操作要求については装置の処理負荷を考慮して難易度が比較的低い暗号化を行う、ように設定ことができる。
上記目的を達成するための本発明の第三の態様は、車両を遠隔操作するためのシステムにおいて用いられ、車両ユーザからの遠隔操作要求に応じて所定の車載装置に所定の作動を命じる制御信号を当該車両に送信する通信局装置であって、
上記制御信号を送信する前に上記遠隔操作要求の要求者が対象となる車両の正規ユーザであるか否かを認証すると共に、この認証に上記遠隔操作要求の内容に応じて異なる認証方法を用いる、通信局装置である。
この第三の態様においては、セキュリティの確保とユーザの利便性を両立させる観点から、上記遠隔操作要求の内容がセキュリティ性の高い内容である場合ほど難易度のより高い認証方法を用いる、ことが好ましい。
この第三の態様によれば、遠隔操作要求の内容に応じて、仮に正規ユーザ以外の第三者によって誤って又は害意を持って実行されると正規ユーザへのセキュリティ上の悪影響が比較的大きいと考えられる操作要求についてはセキュリティを確保するために難易度が比較的高い本人認証を行い、逆に、万が一正規ユーザ以外の第三者によって誤って又は害意を持って実行されたとしても正規ユーザへのセキュリティ上の悪影響が無い又はほとんど無いと考えられる操作要求についてはユーザ利便性を考慮して難易度が比較的低い本人認証を行う、ように設定ことができる。
上記目的を達成するための本発明の第四の態様は、上記第三の態様において、上記制御信号を暗号化した上で送信すると共に、この暗号化に上記遠隔操作要求の内容に応じて異なる暗号化方法を用いる、通信局装置である。
この第四の態様においては、セキュリティの確保と処理負荷の軽減を両立させる観点から、上記遠隔操作要求の内容がセキュリティ性の高い内容である場合ほど難易度のより高い暗号化方法を用いる、ことが好ましい。
この第四の態様によれば、遠隔操作要求の内容に応じて、仮に正規ユーザ以外の第三者によって誤って又は害意を持って実行されると正規ユーザへのセキュリティ上の悪影響が比較的大きいと考えられる操作要求についてはセキュリティを確保するために難易度が比較的高い暗号化を行い、逆に、万が一正規ユーザ以外の第三者によって誤って又は害意を持って実行されたとしても正規ユーザへのセキュリティ上の悪影響が無い又はほとんど無いと考えられる操作要求については装置の処理負荷を考慮して難易度が比較的低い暗号化を行う、ように設定ことができる。
本発明によれば、セキュリティ確保とユーザ利便性とを適切に両立させた車両遠隔操作システム及び該システムにおいて用いられる通信局装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。なお、車両遠隔操作システム及び該システムで用いられる通信局装置の基本概念、主要なハードウェア構成、作動原理、及び基本的な制御手法等については当業者には既知であるため、詳しい説明を省略する。
図1は、本発明の一実施例に係る車両遠隔操作システムの概略図である。本システムは、車両に搭載された車載装置制御装置101と、公認機関であり、無線通信が可能な通信局であるセンタ102と、例えば携帯電話などのユーザ通信端末103とから構成される。
車載装置制御装置101は、センタ102からの遠隔操作コマンドを受信可能な通信部104と、エンジンECU、エアコンECU、ドア開閉ECUなどの車両内の各種ECU(図示せず)と、これら各種ECUに受信された遠隔操作コマンドに従った指令を出す制御部105と、センタ102が遠隔操作コマンドの送信に採用し得るすべての暗号化方法に対応した解読方法を記憶した記憶部106と、を含む。
センタ102は、ユーザ通信端末103からデータ通信によりアクセス可能なWEBサーバ107と、ユーザ通信端末103からの音声通信にオペレータが対応するオペレータ対応部108と、遠隔操作が要求された対象車両に送信するコマンド及び該コマンドの送信時に使用する暗号化方法を選択する選択部109と、を有する。
車両ユーザが自分の車両に対して遠隔操作を実行したい場合、まずユーザ通信端末103を通じてセンタ102にアクセスする。その際、ユーザは、実行したい遠隔操作内容に応じて、WEBサーバ107に設けられた専用WEBサイトにデータ通信でアクセスするか、或いは、オペレータ対応部108のオペレータに音声通話でアクセスする。すなわち、遠隔操作の内容をセキュリティ・レベルに応じてランク分けし、セキュリティ・レベルが比較的低い場合にはWEBサーバ107にアクセスし、比較的高い場合にはオペレータ対応部108にアクセスする。
本実施例に係る車両遠隔操作システムにおいて採用され得る遠隔操作内容のランク分けの一例を図2に示す。図示する一例では、操作内容をそのセキュリティ・レベルに応じて3段階(低、中、高)に分けている。なお、ここでいうセキュリティ・レベルとは、確保されるべきセキュリティの重要度レベルであり、逆に言えば、仮に正規ユーザ以外の第三者によって誤って又は害意を持って実行された場合に正規ユーザが被るセキュリティ上の被害の深刻度合のレベルである。
図2に示すランク分けの一例では、その時点での車室内の温度を調べる、ウィンドウを閉める、エアコンの電源をオフにする、ライト類を消灯する、などの操作について、仮に第三者によって勝手に実行されたとしても正規ユーザへのセキュリティ上の悪影響は比較的小さいと判断され、セキュリティ・レベル「低」に分類されている。
このようにセキュリティ・レベル低に分類されている操作を実行したい場合、ユーザは、データ通信によりWEBサーバ107に設けられた専用WEBサイトにアクセスし、実行したい操作内容を入力する。そこで、ユーザは、遠隔操作の対象となる車両の正規ユーザであることを確認するために、例えば、予め登録された暗証番号の入力が求められる。入力された暗証番号とセンタ102側で予め保持している正規ユーザの暗証番号と一致していれば、WEBサーバ107は要求された操作内容を選択部109に伝達する。
同様に、図2に示すランク分けの一例では、ドアのロックを解除する、エンジンを掛ける、などの操作について、仮に第三者によって勝手に実行されると正規ユーザへのセキュリティ上の悪影響は比較的大きいと判断され、セキュリティ・レベル「高」に分類されている。
このようにセキュリティ・レベル高に分類されている操作を実行したい場合、ユーザは、音声通信によりオペレータ対応部108に発呼し、オペレータに音声(口頭)で実行したい操作内容を伝える。そこで、ユーザは、遠隔操作の対象となる車両の正規ユーザであることを確認するために、例えば、予め登録された暗証番号と登録されたユーザ情報(住所、生年月日、など)の中からランダムに抽出された3項目とを口頭で言うようにオペレータから要求される。ユーザが回答した暗証番号とユーザ情報3項目がセンタ102側で予め保持している正規ユーザの暗証番号及びユーザ情報と一致していれば、オペレータは要求された操作内容を選択部109に伝達する。
同様に、図2に示すランク分けの一例では、ドアをロックする、各種メモリ等に記録されているダイアグ・データを読み出す、ウィンドウを開ける、などの操作について、仮に第三者によって勝手に実行された場合の正規ユーザへのセキュリティ上の悪影響は比較的大きいとも比較的小さいとも言えず中程度である判断され、セキュリティ・レベル「中」に分類されている。
このようにセキュリティ・レベル中に分類されている操作を実行したい場合、ユーザは、音声通信によりオペレータ対応部108に発呼し、オペレータに音声(口頭)で実行したい操作内容を伝える。そこで、ユーザは、遠隔操作の対象となる車両の正規ユーザであることを確認するために、例えば、予め登録された暗証番号と登録されたユーザ情報(住所、生年月日、など)の中からランダムに抽出された1項目とを口頭で言うようにオペレータから要求される。ユーザが回答した暗証番号とユーザ情報1項目がセンタ102側で予め保持している正規ユーザの暗証番号及びユーザ情報と一致していれば、オペレータは要求された操作内容を選択部109に伝達する。
このように、本実施例では、セキュリティ・レベルが高いと判断されるほど厳格且つ慎重な本人認証が行われ、セキュリティ・レベルが低いと判断されるほど簡素な本人認証が行われる。
このようにして遠隔操作要求者が対象車両の正規ユーザであることが確認されると、次いで、選択部109は、要求された操作内容に応じたコマンドと、それを対象車両へ送信する際に用いる暗号化方法とを選択する。
同じく図2に一例を示すように、暗号化方法は要求された操作内容に応じて異なる難易度のものが選択され、使用される。ここで、暗号化の難易度とは、解読の難易度に限られず、複製の難易度も含む。なぜなら、通信データを解読できず、操作内容は不明であっても、第三者が通信データのコピーに仮に成功したとすれば、それを別のタイミングで送信して遠隔操作ができてしまうからである。
そこで、本実施例では、センタ102は、車両への通信データ中に操作内容を示すコマンドに加えて暗号コードを含めるようにし、この暗号コードを所定の規則に従って毎回変化させることによって、万が一通信データを解読・複製されたとしても、別のタイミングでは使用されるべき暗号コードが既に所定の規則に従って別のものに変わっているため、同じ通信データを第三者が車両に対して送信したとしても遠隔操作は実行されないようにすることができる。
したがって、上記所定の規則としてどの程度複雑なものを用いるかによって暗号化の難易度を変えることができる。すなわち、本実施例でいう暗号化の難易度とは、上記所定の規則の推定の困難さとも言える。
このような暗号化に利用される複数の所定の規則は、車載装置制御装置101の記憶部106にも解読方法として保持される。制御105は、通信部104によってセンタ102からの通信データが受信されると、対応する解読方法を記憶部106から抽出して受信データを復調する。そして、復調された操作コマンドに従って各種ECUに指令を送る。
このように、本実施例によれば、ユーザが要求する遠隔操作内容のセキュリティ・レベルに応じて異なる認証方法及び暗号化方法が使用され、セキュリティ・レベルが比較的低いと判断される場合には、ユーザにとって比較的煩雑でないユーザ認証と処理負荷が比較的低い暗号化方法が採用され、セキュリティ・レベルが比較的高いと判断される場合には、厳格且つ慎重なユーザ認証と厳重な暗号化方法が採用されるため、セキュリティ確保とユーザ利便性を適切に両立させることができる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。例えば、上記実施例の説明において、ユーザ通信端末103の具体例として携帯電話を挙げたが、他の種類の無線通信機器であってもよく、更には固定電話などの有線接続された通信機器であってもよい。
また、上記実施例では、一例としてセキュリティ・レベルを3段階に分けたが、当業者には明らかなように、2以上の任意のランク数に分類することが可能である。
本発明は、車両遠隔操作システム及び該システムで用いられる通信局装置に利用できる。遠隔操作の対象となる車両の外観、重量、サイズ、走行性能等は問わない。
本発明の一実施例に係る車両遠隔操作システムの概略図である。 本発明の一実施例に係る車両遠隔操作システムにおいて採用され得る遠隔操作内容のランク分けの一例を示す図である。
符号の説明
101 車載装置制御装置
102 センタ(通信局装置)
103 ユーザ通信端末
104 通信部
105 制御部
106 記憶部
107 WEBサーバ
108 オペレータ対応部
109 選択部

Claims (13)

  1. 車両ユーザからの遠隔操作要求に応じて所定の車載装置に所定の作動を命じる制御信号を当該車両に送信する通信局と、
    車両に搭載され、通信機能を有し、前記通信局から前記制御信号を受信すると当該車両の前記所定の車載装置に前記所定の作動を実行させる車載装置制御装置とを含む車両遠隔操作システムであって、
    前記通信局が前記制御信号を送信する前に、
    前記通信局はユーザ通信端末による前記遠隔操作要求の内容のセキュリティ性に応じた異なる接続先へのアクセスを受け付け、
    前記遠隔操作要求の内容のセキュリティ性に応じた接続先にアクセスした前記ユーザ通信端末を通じて、前記遠隔操作要求の内容のセキュリティ性に応じた異なる認証方法を用いて前記遠隔操作要求の要求者が対象となる車両の正規ユーザであるか否かが認証される、
    ことを特徴とする車両遠隔操作システム。
  2. 請求項1記載の車両遠隔操作システムであって、
    前記通信局は、前記遠隔操作要求の内容がセキュリティ性の高い内容である場合ほど難易度のより高い認証方法を用いる、ことを特徴とする車両遠隔操作システム。
  3. 請求項1又は2記載の車両遠隔操作システムであって、
    前記通信局は、前記制御信号を暗号化した上で送信すると共に、この暗号化に前記遠隔操作要求の内容に応じて異なる暗号化方法を用いる、ことを特徴とする車両遠隔操作システム。
  4. 請求項3記載の車両遠隔操作システムであって、
    前記通信局は、前記遠隔操作要求の内容がセキュリティ性の高い内容である場合ほど難易度のより高い暗号化方法を用いる、ことを特徴とする車両遠隔操作システム。
  5. 請求項1記載の車両遠隔操作システムであって、
    前記通信局は、前記遠隔操作内容がセキュリティ性の低い内容である場合にはユーザからのデータ通信に応じて前記遠隔操作内容を車両に送信し、前記遠隔操作内容がセキュリティ性の高い内容である場合にはオペレータ用の伝達手段によって前記遠隔操作内容を車両に送信する、ことを特徴とする車両遠隔操作システム。
  6. 請求項1記載の車両遠隔操作システムであって、
    前記通信局は、
    前記遠隔操作内容がセキュリティ性の低い内容である場合のために、前記ユーザ通信端末によるデータ通信でのウエブサーバへのアクセスを受け付け、
    前記遠隔操作内容がセキュリティ性の高い内容である場合のために、前記ユーザ通信端末による音声通話でのオペレータへのアクセスを受け付ける、
    ことを特徴とする車両遠隔操作システム。
  7. 車両を遠隔操作するためのシステムにおいて用いられ、車両ユーザからの遠隔操作要求に応じて所定の車載装置に所定の作動を命じる制御信号を当該車両に送信する通信局装置であって、
    前記制御信号を送信する前に、
    ユーザ通信端末による前記遠隔操作要求の内容のセキュリティ性に応じた異なる接続先へのアクセスを受け付け、
    前記遠隔操作要求の内容のセキュリティ性に応じた接続先にアクセスした前記ユーザ通信端末を通じて、前記遠隔操作要求の内容のセキュリティ性に応じた異なる認証方法を用いて前記遠隔操作要求の要求者が対象となる車両の正規ユーザであるか否かを認証する、
    ことを特徴とする通信局装置。
  8. 請求項7記載の通信局装置であって、
    前記遠隔操作要求の内容がセキュリティ性の高い内容である場合ほど難易度のより高い認証方法を用いる、ことを特徴とする通信局装置。
  9. 請求項7又は8記載の通信局装置であって、
    前記制御信号を暗号化した上で送信すると共に、この暗号化に前記遠隔操作要求の内容に応じて異なる暗号化方法を用いる、ことを特徴とする通信局装置。
  10. 請求項9記載の通信局装置であって、
    前記遠隔操作要求の内容がセキュリティ性の高い内容である場合ほど難易度のより高い暗号化方法を用いる、ことを特徴とする通信局装置。
  11. 請求項7記載の通信局装置であって、
    前記遠隔操作内容がセキュリティ性の低い内容である場合にはユーザからのデータ通信に応じて前記遠隔操作内容を車両に送信し、前記遠隔操作内容がセキュリティ性の高い内容である場合にはオペレータ用の伝達手段によって前記遠隔操作内容を車両に送信する、ことを特徴とする通信局装置。
  12. 請求項7記載の通信局装置であって、
    前記遠隔操作内容がセキュリティ性の低い内容である場合のために、前記ユーザ通信端末によるデータ通信でのウエブサーバへのアクセスを受け付け、
    前記遠隔操作内容がセキュリティ性の高い内容である場合のために、前記ユーザ通信端末による音声通話でのオペレータへのアクセスを受け付ける、
    ことを特徴とする通信局装置。
  13. 通信局を介し、車両ユーザからの遠隔操作要求に応じて所定の車載装置に前記所定の作動を実行させる車両遠隔操作方法であって、
    前記通信局が、前記車両ユーザが携帯するユーザ通信端末による前記遠隔操作要求の内容のセキュリティ性に応じた異なる接続先へのアクセスを受け付けるステップと、
    前記通信局が、前記遠隔操作要求の内容のセキュリティ性に応じて異なる認証方法を用いて、遠隔操作要求の要求者が対象となる車両の正規ユーザであるか否かを認証するステップと、
    前記通信局が、前記所定の車載装置に所定の作動を命じる制御信号を当該車両に送信するステップと、
    車両に搭載され、通信機能を有する車載装置制御装置が、前記通信局から前記制御信号を受信すると当該車両の前記所定の車載装置に前記所定の作動を実行させるステップと、
    を有する車両遠隔操作方法。
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