JP4417741B2 - 風力発電装置 - Google Patents

風力発電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4417741B2
JP4417741B2 JP2004038613A JP2004038613A JP4417741B2 JP 4417741 B2 JP4417741 B2 JP 4417741B2 JP 2004038613 A JP2004038613 A JP 2004038613A JP 2004038613 A JP2004038613 A JP 2004038613A JP 4417741 B2 JP4417741 B2 JP 4417741B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
attached
windmill
spring
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004038613A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005226616A (ja
Inventor
康巳 木崎
二三男 滝本
吉則 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Plant Systems and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Plant Systems and Services Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Plant Systems and Services Corp filed Critical Toshiba Plant Systems and Services Corp
Priority to JP2004038613A priority Critical patent/JP4417741B2/ja
Publication of JP2005226616A publication Critical patent/JP2005226616A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4417741B2 publication Critical patent/JP4417741B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/30Wind power
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/74Wind turbines with rotation axis perpendicular to the wind direction

Landscapes

  • Wind Motors (AREA)

Description

本発明は、回転体の異常高速回転時にブレーキを作動するためのブレーキ用機械トリガ装置、同装置を用いたブレーキ装置、これらを適用した風車ブレーキ用機械トリガ装置および風車用ブレーキ装置を備えた風力発電装置に関するものである。
従来、比較的小容量の風力発電装置として固定ピッチ翼を有する縦軸型風車が知られている。この風車は例えば公園等の外灯、噴水や池のエアレーション用、各種PR公告搭、各種計測器、観測器、防災機器等の独立電源、さらに一般家庭のガーデニング電源等として好適であり、比較的コンパクトな構成とされている。
ところで、この風車が台風時のような暴風発生状況下で運転される場合には、風車が過度の高速で回転し、風車に直結している回転軸やその支持部等の構造部に破損を生じたり、規定容量を超えた電力供給により電気系統に異常を生じる可能性がある。
このため、風車等の回転体には異常高速回転を抑止するためにブレーキを備えることが必要であるが、従来一般的には風速計により異常風速を電気的に検出し、または回転体の回転速度を電磁的に検出し、電気信号に基づいてブレーキを操作する構成のものが多い。すなわち、小容量型風力発電装置等のブレーキには、電気ブレーキや油圧・空気圧を利用したディスクブレーキのような摩擦ブレーキ等が採用されており、これらのブレーキを風車の回転速度や風速の電気的検出値に基づいて制御している例が殆どである(例えば特許文献1,2等参照)。
特開2001−268994号公報 特開2002−303255号公報
しかしながら、台風時のように強烈な突風を受け、風車が異常高速回転したような場合には、電気系統に故障が発生する可能性がある。そして、これによりブレーキ装置が不作動となり、異常高速回転によって風車ブレードや軸支持部等を破損する可能性がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、回転体が異常高速回転した場合に電気系統に依存する必要なく機械的動作のみで確実に回転を停止させ、機器の安全を確保できるブレーキ用機械トリガ装置および同トリガ装置を用いたブレーキ装置を備えた風力発電装置を提供することを目的とする。
特に、本発明は、小容量型風力発電装置の風車回転が台風時等において異常高速となった場合であって、電気系の故障・異常が発生したような場合においても、風車を損傷させることなく安全かつ確実に停止することができる風車ブレーキ用機械トリガ装置および風車用ブレーキ装置として好適な構成を備えた風力発電装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明では、中空管状で下端にフランジを有する回転軸と、前記回転軸の上端に放射状に取付けられた複数の上部アームと、前記回転軸下端のフランジに放射状に取付けられた複数の下部アームと、前記上部アームおよび下部アームの外周端に取付けられた複数の縦型ブレードと、前記回転軸の内部に軸受を介してこの回転軸と同心に設けられた中空管状の静止軸と、前記回転軸の下端のフランジに取付けられた円筒状の垂下壁と、この垂下壁の内周に取付けられたロータと、前記静止軸外周であって前記ロータに対向する位置に取付けられたステータとで構成される発電機と、前記垂下壁の下端から外周に突出するブレーキディスクと、前記静止軸の下端に取付けられた板状のブレーキ支持台と、前記支持台上に設けられた支持部材を介して配置され、前記ブレーキディスクを上下から圧接して摩擦制動を行う一対のブレーキパッドと、前記各ブレーキパッドにはスプリングにて常時付勢されるプランジャが連結され、これらプランジャならびに前記スプリングを格納する空気室と、前記空気室に連結され、前記空気室内に空気を充填することにより前記ブレーキパッドを前記スプリングに抗して押圧し、前記ブレーキパッドと前記ブレーキディスクを離間するように空気を供給する配管と、前記ブレーキ支持台下端に前記静止軸と同心に取付けられた中空管状のポールと、前記静止軸の上端中央に設けられ、上下端に開口が形成されている弁箱と、前記弁箱内に上下動可能に収納され、上端が前記弁箱の上部開口から突出している弁体と、前記弁箱内に収納され、前記弁体を常時前記弁箱の上部開口を閉止するように上方へ付勢するスプリングと、前記弁箱の前記下部開口に連結され、前記弁箱内へ空気を充填する配管と、前記回転軸の上端にこの回転軸と同心に設けられ、上部中央に開口部を有する支持台と、前記支持台の開口部内に上下動自在に配置された垂直ロッドと、前記垂直ロッドを常時上方へ付勢するスプリングと、前記支持台であって、前記垂直ロッドに隣接して設けられたブラケットと、前記ブラケットの上端に支点軸をもって取付けられた逆L字型の回動レバーと、前記回動レバーの一端に取付けられ、前記垂直ロッドの上端と連結するリンクアームと、前記回動レバーの他端に取付けられた錘とを具備し、前記回転軸の回転により前記回動レバーの錘に発生する遠心力によって、前記垂直ロッドが下方へ押圧されることにより、前記垂直ロッドが前記弁体を押圧し、前記弁箱内に充填されている空気を前記弁箱の前記上部開口から解放されたことを検出して、前記プランジャならびにスプリングを格納する空気室内に充填されている空気を解放し、前記ブレーキパッドを前記ブレーキディスクに圧接して前記回転軸の回転を停止させることを特徴とする風力発電装置を提供する。
本発明では、前記ブレーキ用機械トリガ装置と、このブレーキ用機械トリガ装置によって起動されるブレーキとを備えたブレーキ装置であって、前記ブレーキは、バネ機構により制動力を得るとともに常時は空気圧系統からの空気圧により前記バネ機構の制動力を解除するバネ・空気圧式ブレーキとして、前記回転軸に設けられ、かつ前記空気圧系統から空気を排出し得る常閉の弁装置を備え、前記弁装置は、前記ブレーキ用機械トリガ装置における前記ロッドの前記一方向への移動によって開動作される弁体を備えたものとすることができる。
本発明では、垂直な回転軸の周囲に複数の縦型ブレードを環状に配置し、これらを一体回転可能とした風力発電用の縦軸型風車と、この風車の規定値を超える異常高速回転を機械的に検出する異常高速回転検出手段と、前記回転軸に設けられたブレーキに機械的動作による制動指令を出力する制動指令出力手段とを備えた風車ブレーキ用機械トリガ装置であって、前記異常高速回転検出手段は、前記風車の回転中心位置から変位した部位に支点を持ち、前記風車と一体に回転して遠心力の作用で当該回転軌跡の法線方向に向って先端側が回動し得る錘付きの回動レバーにより構成し、前記制動指令出力手段は、前記風車の回転中心位置に前記回転軸の軸心と同心配置で設けられ、前記回動レバーにリンクアームを介して連結されて前記回転軸の軸心に沿う一方向への押動力を受けて移動可能な制動指令出力用のロッドと、このロッドを前記一方向と相反する方向に一定の弾性力で付勢するスプリングとにより構成し、前記スプリングの弾性力を、前記風車の異常高速回転の閾値に対応する前記回動レバーから前記ロッドへの押動力と同等に設定し、前記風車が前記閾値を越えて異常高速回転した場合には、前記スプリングに設定した弾性力に抗して前記ロッドが前記一方向に移動し、前記ブレーキ制動指令が出力される構成を備えたものとすることができる。
本発明では、前記風車ブレーキ用機械トリガ装置と、この風車ブレーキ用機械トリガ装置によって起動されるブレーキとを備えた風車用ブレーキ装置であって、前記ブレーキは、バネ機構により制動力を得るとともに常時は空気圧系統からの空気圧により前記バネ機構の制動力を解除するバネ・空気圧式ブレーキとして、前記回転軸に設けられ、かつ前記空気圧系統から空気を排出し得る常閉の弁装置を備え、前記弁装置は、前記風車ブレーキ用機械トリガ装置における前記ロッドの前記一方向への移動によって開動作される弁体を備えたものとすることができる。
本発明では、前記レバーの錘は、位置調整可能、もしくは複数種類の重量のものと着脱交換可能に構成されているブレーキ用機械トリガ装置を備える
本発明に係る風力発電装置によれば、機械的要素のみにより、回転体の異常高速回転を遠心力を利用して検出し、ブレーキを作動させる構成としたので、電気的手段を用いる場合と異なり、電気系統などの故障に拘わらずブレーキを作動することができ、異常高速回転による回転部の破損を確実に未然防止することができ、回転体の安全性を高めることができる。また、ブレーキ制動時にあってもブレードなどの回転機構自体を上下動させるような複雑な機構を必要とせず、回転軸、静止軸、発電機構などの既存の機構を利用してこれらを一部改良することで十分な効果を発揮させることを可能とした。
また、本発明に係る風力発電装置によれば、上述の機械トリガ装置からの機械的動作のみに基づく指令動作により、空気およびバネ作用を利用して回転体を異常高速回転時に確実に停止させることができる。
本発明に係る風力発電装置によれば、風車の台風時等の異常高速回転を検出してブレーキを作動させる手段を機械的要素のみにより構成したので、風速や風車回転数を電気的手段を用いて検出する場合と異なり、電気系統などの故障に拘わらずブレーキを作動することができ、異常高速回転による回転部の破損を確実に未然防止することができ、風車の安全性を高めることができる。
また、本発明に係る風力発電装置によれば、上述の機械トリガ装置からの指令動作に基づいて、空気およびバネ作用を利用して風車を異常高速回転時に確実に停止させることができる。特に風速計、風車回転数センサ等の計器や、それらの信号系等の電気系統設備を必要としないので、小型風力発電装置におけるブレーキ系統の構成が極めて簡素に実現でき、風車ブレーキとして最適である。
また、風車ブレーキ用機械トリガ装置の変位検出用のレバーに錘を位置調整可能、もしくは着脱可能に設けた構成の場合には、同一重量の錘の位置調整により、もしくは重量の異なる錘の選択的装着により、レバーの遠心力による変位を調整することができ、それにより停止すべき風車回転数を種々の値に設定することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態では、回転体として縦軸型固定ピッチ翼風車を適用し、この風車に設けられるブレーキ用機械トリガ装置およびこのトリガ装置を用いた風車ブレーキを有する風力発電装置について説明する。
なお、本実施形態の風力発電装置について概述すると、例えば地上またはビルディング等の建築物の屋上等に垂直に固定設置されたポールの上端部に、同心的配置で縦型固定ピッチ翼風車が設けられ、ポール内に配置されている風車の回転軸に設けられた発電機から、電気系統(蓄電器、負荷等)に発電電流を供給するようになっている。そして、風車の回転軸にバネ・空気圧式の風車ブレーキが設けられ、風車の略中心位置に、風車ブレーキを駆動するための機械トリガ装置が設けられている。
以下、風車ブレーキおよび風車ブレーキ用機械トリガ装置およびこれらの関連構成について詳述する。図1は、ブレーキ用機械トリガ装置の構成を示す拡大断面図であり、図2は、同トリガ装置およびブレーキを含めた風車全体の構成を示す断面図である。図3はブレーキ構造およびそのブレーキ駆動用の空気圧系統を示す説明図である。
まず、図2および図3によって風車構成について説明する。これらの図に示すように、回転体としての風車1は、縦軸型固定ピッチ風車の一つであるダリウス型風車とされており、垂直な中空管状の回転軸2の上下端部に放射状に連結された水平な複数本の上部アーム3および下部アーム4と、これら上部アーム3および下部アーム4の外周端側に冠状配置で設けられた縦長な複数本の固定ピッチ式ブレード5とを有している。すなわち、回転軸2の上下端部には水平な上下アーム3,4を介して、多数の縦軸型固定ピッチ翼としてのブレード5が設けられている。
この風車1は、地上またはビルディング等の建物屋上等に垂直に設置されるポール6の上端部に搭載されている。ポール6は中空な円管材により構成された支柱であり、例えば数mの高さを有している。このポール6の上端に、水平な基部フランジ7が一体に設けられている。
基部フランジ7上には、後述するブレーキの本体部分を支持するための大径な水平板状のブレーキ支持台8載置固定され、さらにブレーキ支持台8の上に、風車1を支持するための垂直な管状の静止軸9が立上っている。この静止軸9の外周側に、上下1対の軸受、例えばボールベアリング10a,10bを介して風車1の回転軸2が同心的に支持されている。すなわち、静止軸9の上下端部の外周側にボールベアリング10a,10bが設けられ、これらボールベアリング10a,10bを介して静止軸9の外周側に回転軸2が同軸上で回転自在に支持されている。なお、これら静止軸9の上端と回転軸2の上端とは略同一高さとなっている。
次に、風車1に設けられたバネ・空気圧式ブレーキ11の構成について説明する。図2に示すように、風車1の回転軸2の下端部には、風車1の下部アーム4を支持するための水平な風車下部フランジ12が一体に設けられている。この風車下部フランジ12の外周側から垂下する下端側が開口する筒状の回転側カバー13と、ブレーキ支持台8の外周部から立上る上端側が開口する筒状の静止側カバー14とにより、外部から遮蔽された一定範囲の空間が形成され、この空間がブレーキ室15とされている。すなわち、固定構造物であるブレーキ支持台8の外周側が上端開放型の筒状の静止側カバー14によって覆われている。そして、回転軸2の下端部に、静止側カバー14の上側から外周を囲む回転側カバー13が設けられている。
ブレーキ室15内には、ブレーキディスク16およびブレーキパッド17等を有するバネ・空気圧式のブレーキ本体部18が設けられている。ブレーキディスク16は、風車下部フランジ12の内径側の下側面から垂下する円筒状の垂下壁19の下端から、外周側に向って突出する水平なディスクとして構成されており、風車1の回転軸2と一体回転する。このように、静止側カバー14内におけるブレーキ支持台8の上にブレーキパッド17が設けられ、このブレーキパッド17を備えてバネ・空気圧式ブレーキ11が構成されている。
なお、風車下部フランジ12の内径側から垂下するブレーキディスク16を有するリング状の垂下壁19の内周側には、永久磁石等からなるロータ20が設けられ、このロータ20の内側には、静止軸9の外周側に突出した鍔状のステータ21が、ロータ20と対向する配置で設けられている。これらのロータ20およびステータ21により、発電機が構成され、図示省略の電気系統を介して蓄電器、負荷等に発生電力が供給される。
ブレーキパッド17は、ブレーキディスク16の上下面に圧接して摩擦制動作用を行うものであり、上側ブレーキパッドおよび下側ブレーキパッドからなる上下1対のものが1組として構成され、ブレーキディスク16に対して周方向に間隔的に複数組配設されている。これらのブレーキパッド17は、ブレーキ支持台8上に支持部材22を介して固定保持されている。
このように、静止軸9の下部軸受10bの下方部位外周側にリング状配置でステータ21が設けられ、このステータ21の外周側に位置して、回転軸2の下端側に設けられたロータ20の下端側に、これと一体回転可能に水平板状のブレーキディスク16が設けられた構成となっている。このブレーキディスク16の上下面を挟む配置で、ブレーキ支持台8にブレーキパッド17が設けられ、これらブレーキディスク16とブレーキパッド17とにより、風車ブレーキとしてのバネ・空気圧式ブレーキ11が構成されている。
これにより、発電機を構成するロータ20を回転軸2側、ステータ21を静止軸9側に取付け、ロータ20とともに回転するブレーキディスク16をブレーキ支持台8に取付けたバネ・空気圧式ブレーキ11で挟み込むことにより、回転する風車1を摩擦制動して停止させるようになっている。
図3には、ブレーキパッド17の駆動部であるバネ・空気圧式シリンダ機構23を拡大して示すとともに、空気配管等からなる空気圧系統24を示している。
この図3に示すように、各組の上側ブレーキパッド17および下側ブレーキパッド17は、それぞれブレーキディスク16の上方および下方に配置されたシリンダ25内にピストン式プランジャ26を介して昇降可能に支持されており、各シリンダ25内に設けられた圧縮コイルスプリング等のバネ27によってブレーキディスク16に圧接する方向の弾性力が付与されている。
また、各シリンダ25内には、プランジャ26をブレーキディスク16から離間する方向に駆動するための空気室28が形成され、空気圧系統24から各空気室28へ空気圧を供給することにより、常時はブレーキパッド17をブレーキディスク16から離間させ、ブレーキ解除方向に付勢するようになっている。
空気圧系統24は、空気圧源である空気タンク29と、例えば手動操作用の電磁弁30とを有している。そして、空気タンク29から導かれる空気配管31には、第1分岐部として、電磁弁用配管32が分岐しており、この電磁弁用配管32においては、電磁弁30を必要に応じて手動操作することにより、空気圧を開放することできるようになっている。
空気配管31は、第2分岐部としてブレーキ解除用配管33およびトリガ用配管34の二手の配管に分岐し、ここで分岐した一方の分岐管であるブレーキ解除用配管33は、さらに多数に分岐してブレーキのシリンダ25の空気室28に連通して空気圧を作用させ、これにより常時ブレーキ解除状態となるようにしている。
このように、ブレーキにはバネ・空気式ブレーキ11が採用されており、常時は空気圧によりブレーキ解除の状態となっている。そして、空気圧が一定値以下になるとブレーキ11内部にあるバネ27の力が空気圧に勝り、摩擦制動作用が行われる構成となっている。すなわち、常時は、配管31〜34内部あるいは空気タンク29内の空気が一定値以上の圧力を保持してブレーキ解除状態となっており、電気系統が健全な状態においては、強風時等の回転上昇等の必要時に操作員等の手動操作等によって電磁弁を開操作し、系統内の空気を大気に排出させ、バネ27の弾性作用によって任意にブレーキパッド17をブレーキディスク16に圧接させ、制動作用を行うことができる。
第2分岐部で分岐した他方の分岐管34は、ポール6の内部に導入され、さらに上方に向って延び、静止軸9の内部に挿通されて風車の上端部まで達し、その先端には、下記の風車ブレーキ用機械トリガ装置35によって操作される弁装置36に連結されている。
以下、図1の拡大断面図を参照して、風車ブレーキ機械トリガ装置35およびそれにより自動操作される弁装置36等の構成および作用について説明する。
図1に示すように、本実施形態の風車ブレーキ用機械トリガ装置35は、回転軸2の上端部に載置固定された支持台37上に設けられ、かつ回転軸の上端に設けたカバー38によって覆われている。すなわち、ブレーキ用トリガ装置35は風車装置の最上部に設置されている。この機械トリガ装置35は、風車1に設置された規定値を超える異常高速回転を機械的に検出する異常高速回転検出手段39および回転軸2に設けられたブレーキに機械的動作による制動指令を出力する制動指令出力手段40とを備えて構成される。
異常高速回転検出手段39は、風車1の回転中心位置Oから変位した部位に支点を持ち、風車1と一体に回転して遠心力の作用で当該回転軌跡の法線方向aに向って先端側が回動し得る錘付きの回動レバー42により構成される。
すなわち、支持台37の上には、風車1の回転中心位置Oから若干変位した部位にブラケット43が設けられ、このブラケット43に水平な支点軸44が設けられている。この支点軸44にL字形の回動レバー42の中間部が回動自在に支持されており、回動レバー42の一方の先端は下方に向って垂下する状態となり、他方の先端は横向きとなる。この横向きの他方の先端が、風車1の回転中心位置Oに配置される。
また、制動指令出力手段40は、風車1の回転中心位置Oに、回転軸2の軸心と同心配置で設けられた制動指令出力用の垂直なロッド45を有している。このロッド45の上端は、回動レバー42の他方の先端にリンクアーム46および連結ピン47,48を介して連結されて回転軸2の軸心に沿う一方向、すなわち下方への押動力を受けて下向きに移動可能とされている。このロッド45は、移動方向、すなわち下方と相反する方向(上方)に一定の弾性力で付勢されている。
また、弁装置36は、静止軸9の上端部に固定支持されており、空気圧系統24の空気配管34の先端に配設されている。この弁装置36は、風車1の回転中心位置O、すなわちロッド45と垂直方向位置が一致する部位に弁体36aを有している。この弁体36aは、上下方向に弁孔が開口する縦長筒状の弁箱36b内に上下動可能に収納されており、下方から弁スプリング36cによって上向きに付勢されて常閉となっている。
そして、弁体36aの上端が図1に示した常閉状態において、弁箱36bから上方に突出しており、この弁体36aがロッド45に対向して接近配置され、ロッド45が回動レバー42の回動によって押し下げられた場合に、そのロッド45の下端が弁体36aの上端に当接して押し下げ可能、すなわち弁開状態とするようになっている。
これにより、ロッド45が弁体36aに押し下げられて弁装置36が開となった場合には、空気配管34内の加圧空気は大気に排出され、空気圧系統33内の空気圧が低下し、バネ・空気式ブレーキ11において、空気圧が一定値以下になり、ブレーキ11内部のバネ27の弾性力が空気圧に勝り、摩擦制動作用が行われて風車1の回転が停止する。
次に、ブレーキ用機械トリガ装置35の動作原理について説明する。上述したロッド45を上向きに付勢するスプリング49の弾性力は、風車1の異常高速回転の閾値に対応する回動レバー42からロッド45への押動力と同等に設定される。常時はスプリング49の力によりロッド45を上方向に持上げようとする力F1が作用している。
一方、風車1が回転すると、回動レバー42の一方の先端部の錘41に回転速度の2乗に比例した遠心力F2‘が風車回転の法線方向に作用し、回動レバー42およびリンクアーム46を介してロッド45を下方向に押し下げようとする力F2が作用する。
ここでF1>F2の場合はバルブを操作するロッドは現状を維持する。一方、風車1の回転速度が異常に高くなり、F1<F2となる場合には、ロッド45が下方向に移動する。すなわち、閾値はF1=F2となる値に設定される。この閾値を越えてF1<F2となった場合には、ロッド45が下降し、弁装置36の中心に配置されている弁体36aを押し下げ、弁装置36を開操作させる。これにより、バネ・空気圧式ブレーキ11による制動が行われ、風車1の回転が停止する。
なお、上述したF2の力は、回動レバー42の一方の先端に取付けられている錘41の重量により容易に調整することができる。また、遠心力F2‘(F2)は回転速度の2乗に比例することから、任意の風車回転速度上昇時に機械的に弁装置36の開操作を行わせることが可能となる。
以上のように、風車1が閾値を越えて異常高速回転した場合には、スプリング49に設定した弾性力に抗してロッド45が一方向(下方)に移動し、ブレーキ制動指令が出力されて風車回転停止となる。
なお、レバーの錘は、位置調整可能、もしくは複数種類の重量のものと着脱交換可能に構成されている。
以上のように、本実施形態においては、ブレーキ装置が、風車ブレーキ用機械トリガ装置35と、この風車ブレーキ用機械トリガ装置35によって起動されるブレーキとを備えており、ブレーキは、バネ機構により制動力を得るとともに常時は空気圧系統24からの空気圧によりバネ機構の制動力を解除するバネ・空気圧式ブレーキ11として回転軸2に設けられている。また、空気圧系統24から空気を排出し得る常閉の弁装置36を備え、この弁装置36は、風車ブレーキ用機械トリガ装置35におけるロッド45の一方向への移動によって開動作される弁体36aを備えた構成とされている。
したがって、電気系故障時等の異常時において風車1が異常高速回転したような場合でも、自動的に、確実に回転を停止することができる。すなわち、ブレーキにバネ・空気式ブレーキ11において、常時は空気圧によりブレーキ解除の状態となっており、空気圧が一定値以下になるとブレーキ内部にあるバネ27の力が空気圧に勝り、ブレーキが確実に起動して制動機能を発揮することができる。
なお、常時においては、空気配管31,34等の内部あるいは空気タンク29内の空気が一定値以上を保持してブレーキ解除状態となっており、強風時の回転上昇等の必要時には電磁弁30を操作することにより、系統内の空気を排気させてバネ・空気式ブレーキ11による制動作用を行うことができる。
以上の実施形態によれば、電気系の故障異常時に機械系動作により風車を損傷させることなく安全に停止することが可能となり、小容量型小容量型風力発電装置の風車非常停止用として好適なものとなる。
また、回転体の回転速度に基づいて機械的動作のみにより直接的かつ自動的に異常高速回転を検出してブレーキを作動することができるので、電気系統などの他の手段を必要としない。したがって、簡素な構成で確実なブレーキ操作が行え、電気系統などの故障に拘わらずにブレーキを作動することができ、異常高速回転による回転部の破損を確実に未然防止することができ、安全性を高めることができる。
また、錘41を交換することにより、容易に風車1のブレーキ作動回転数の設定値を変更することができる。なお、図示しないが錘の配置を例えば支点側に移動調整することにより、遠心力を調整する構成としてもよい。このような構成によっても、上記同様の機能を得ることが可能である。
また、本実施形態によれば、ブレーキ装置を含め、全て機械的手段により構成されるので、電気系統などを全く利用する必要がなく、発電エネルギの有効利用という観点においても利点が得られる。
さらに、風速計、風車回転数センサ等の計器や、それらの信号系等の電気系統設備を必要としないので、小型風力発電装置におけるブレーキ系統の構成が極めて簡素に実現でき、風車ブレーキ用トリガ装置として最適である。
また、ある程度の危険領域で制動して低速回転とする電気的ブレーキ等と併用設置することもでき、その場合には安全用停止装置として機能させることもできる。
なお、以上の実施形態においては、ダリウス型風車を例として説明したが、縦軸型固定ピッチ風車であれば、ダリウス型以外の各種型式の風車に適用できることは勿論である。
また、風車以外の回転機構における回転体のブレーキ装置およびブレーキ用機械トリガ装置として実施することもできる。
本発明の一実施形態による風力発電装置のブレーキ用機械トリガ装置の構成を示す拡大断面図。 本発明の一実施形態による風力発電装置のトリガ装置およびブレーキを含めた風車全体の構成を示す断面図。 本発明の一実施形態による風力発電装置のブレーキ構造およびそのブレーキ駆動用の空気圧系統を示す説明図。
符号の説明
1 風車
2 回転軸
3 上部アーム
4 下部アーム
5 ブレード
6 ポール
7 基部フランジ
8 ブレーキ支持台
9 静止軸
10a,10b ボールベアリング
11 バネ・空気圧式ブレーキ
12 風車下部フランジ
13 回転側カバー
14 静止側カバー
15 ブレーキ室
16 ブレーキディスク
17 ブレーキパッド
18 ブレーキ本体部
19 垂下壁
20 ロータ
21 ステータ
22 支持部材
23 バネ・空気圧式シリンダ機構
24 空気圧系統
25 シリンダ
26 プランジャ
27 バネ
28 空気室
29 空気タンク
30 電磁弁
31〜34 配管
25 シリンダ
35 風車ブレーキ用機械トリガ装置
36 弁装置
36a 弁体
36b 弁箱
36c 弁スプリング
37 支持台
38 カバー
39 異常高速回転検出手段
40 制動指令出力手段
41 錘
42 回動レバー
43 ブラケット
44 支点軸
45 ロッド
46 リンクアーム
47,48 連結ピン
49 スプリング

Claims (1)

  1. 中空管状で下端にフランジを有する回転軸と、
    前記回転軸の上端に放射状に取付けられた複数の上部アームと、
    前記回転軸下端のフランジに放射状に取付けられた複数の下部アームと、
    前記上部アームおよび下部アームの外周端に取付けられた複数の縦型ブレードと、
    前記回転軸の内部に軸受を介してこの回転軸と同心に設けられた中空管状の静止軸と、
    前記回転軸の下端のフランジに取付けられた円筒状の垂下壁と、
    この垂下壁の内周に取付けられたロータと、前記静止軸外周であって前記ロータに対向する位置に取付けられたステータとで構成される発電機と、
    前記垂下壁の下端から外周に突出するブレーキディスクと、
    前記静止軸の下端に取付けられた板状のブレーキ支持台と、
    前記支持台上に設けられた支持部材を介して配置され、前記ブレーキディスクを上下から圧接して摩擦制動を行う一対のブレーキパッドと、
    前記各ブレーキパッドにはスプリングにて常時付勢されるプランジャが連結され、これらプランジャならびに前記スプリングを格納する空気室と、
    前記空気室に連結され、前記空気室内に空気を充填することにより前記ブレーキパッドを前記スプリングに抗して押圧し、前記ブレーキパッドと前記ブレーキディスクを離間するように空気を供給する配管と、
    前記ブレーキ支持台下端に前記静止軸と同心に取付けられた中空管状のポールと、
    前記静止軸の上端中央に設けられ、上下端に開口が形成されている弁箱と、
    前記弁箱内に上下動可能に収納され、上端が前記弁箱の上部開口から突出している弁体と、
    前記弁箱内に収納され、前記弁体を常時前記弁箱の上部開口を閉止するように上方へ付勢するスプリングと、
    前記弁箱の前記下部開口に連結され、前記弁箱内へ空気を充填する配管と、
    前記回転軸の上端にこの回転軸と同心に設けられ、上部中央に開口部を有する支持台と、
    前記支持台の開口部内に上下動自在に配置された垂直ロッドと、
    前記垂直ロッドを常時上方へ付勢するスプリングと、
    前記支持台であって、前記垂直ロッドに隣接して設けられたブラケットと、
    前記ブラケットの上端に支点軸をもって取付けられた逆L字型の回動レバーと、
    前記回動レバーの一端に取付けられ、前記垂直ロッドの上端と連結するリンクアームと、
    前記回動レバーの他端に取付けられた錘とを具備し、
    前記回転軸の回転により前記回動レバーの錘に発生する遠心力によって、前記垂直ロッドが下方へ押圧されることにより、前記垂直ロッドが前記弁体を押圧し、前記弁箱内に充填されている空気を前記弁箱の前記上部開口から解放されたことを検出して、前記プランジャならびにスプリングを格納する空気室内に充填されている空気を解放し、前記ブレーキパッドを前記ブレーキディスクに圧接して前記回転軸の回転を停止させることを特徴とする風力発電装置。
JP2004038613A 2004-02-16 2004-02-16 風力発電装置 Expired - Fee Related JP4417741B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004038613A JP4417741B2 (ja) 2004-02-16 2004-02-16 風力発電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004038613A JP4417741B2 (ja) 2004-02-16 2004-02-16 風力発電装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005226616A JP2005226616A (ja) 2005-08-25
JP4417741B2 true JP4417741B2 (ja) 2010-02-17

Family

ID=35001522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004038613A Expired - Fee Related JP4417741B2 (ja) 2004-02-16 2004-02-16 風力発電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4417741B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4728206B2 (ja) * 2006-09-29 2011-07-20 新高能源科技股▲フン▼有限公司 二軸式垂直軸風力タービン
KR100821704B1 (ko) 2007-05-23 2008-04-14 주식회사 효성 로터 잠금 구조를 갖는 풍력 발전기
KR100934205B1 (ko) * 2007-12-28 2009-12-29 주식회사 효성 풍력 발전기
CN101482095B (zh) * 2008-12-04 2011-09-28 青岛安华新源风电设备有限公司 小型风力发电机旋臂跟踪机械制动系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005226616A (ja) 2005-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2809306T3 (es) Sistema y procedimiento para controlar activamente el desgaste en pastillas de freno de un aerogenerador y procedimientos relacionados
US8292568B2 (en) Wind turbine generator having a detection unit for detecting foreign object inside rotor and operating method thereof
US20070160473A1 (en) Driving device for raising or lowering an airfoil
KR101524158B1 (ko) 풍력 발전기의 타워 승하강 장치
KR20040097122A (ko) 결합식 와류 수직 축 윈드 터빈
US20190186461A1 (en) Vertical Axis Wind Turbine and Method for Operating Such a Turbine
US20180291873A1 (en) Disc Brakes for Wind Turbines
JP2006316751A (ja) ダリウス・サボニウス式風力発電装置
JP4417741B2 (ja) 風力発電装置
JP2012057483A (ja) 垂直軸型風力発電装置
CN203453353U (zh) 风机偏航制动器摩擦片磨损传感器
JP2008267272A (ja) 風力発電装置
CN103470663B (zh) 风机偏航制动器摩擦片磨损传感器
US20070110579A1 (en) Vertical axis wind turbine energy converter (VAWTEC)
CN108825433B (zh) 用于风力发电机组的偏航制动装置及风力发电机组
US20180291874A1 (en) Electronic Brake Controller for Wind Turbines
KR101655179B1 (ko) 풍력 발전기의 요 브레이크 패드 모니터링 장치 및 그의 제어방법
EP0094996A1 (en) Suspension system for a wind turbine rotor shaft and braking system therefor
WO2011104506A2 (en) Improved wind turbine with adaptable rotor
CN102536664A (zh) 风力发电机气动变桨制动系统
KR101171247B1 (ko) 고효율 풍력 발전기
CN202004593U (zh) 一种锥形制动电机及其安全释放装置
US4659284A (en) Wind turbines, improved gear box assemblies, and a braking system adaptable for use with such wind turbines and improved gear box assembly
KR101364614B1 (ko) 풍력발전 설비의 유지보수 장치 및 그 방법
KR20170095484A (ko) 전력 계통 연계형 수직축 풍력발전기의 제동장치 및 제동방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090630

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees