JP4417050B2 - 心房アブレーションカテーテル及び心房細動の治療方法 - Google Patents

心房アブレーションカテーテル及び心房細動の治療方法 Download PDF

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Description

本発明は、特に心房細動の治療に有用な灌注式アブレーション電極を有する改良型の操向可能な電極カテーテルに関する。
心房細動は、よく見られる持続性の不整脈であり、脳卒中の主因である。この症状は、異常心房組織基質中を伝搬する興奮回帰性のウェーブレットによって持続する。ウェーブレットを中断させる種々の方法が開発され、かかる方法としては、外科的心房切開術又はカテーテルを利用した心房切開術が挙げられる。カテーテルを用いる高周波焼灼(アブレーション)による心房細動の治療のためには、連続した直線状の病変部を形成して心臓組織をセグメント化しなければならないということが考えられる。心臓組織をセグメント化することにより、一セグメントから別のセグメントに伝わる電気活性度は生じない。好ましくは、セグメントを非常に小さく作って細動プロセスを維持することができないようにする。高周波焼灼による心房細動を治療する好ましい方法は、「焼きがね(branding iron)」方式であり、かかる方式では、焼灼を完了させている間、比較的長い電極を心臓壁と良好な接触関係をなして静止状態に保持するのがよい。このようにすると、連続した経壁による焼きを行うことができる。
ネルソン等に付与された米国特許第5,800,428号明細書は、連続した直線状病変部を作るための可撓性管状電極を備えた高周波アブレーションカテーテルシステムを開示している。管状電極は、カテーテルの遠位端部から選択的に伸長可能である。カテーテルは、電極を遠隔操作してこれを伸長させる機構を更に有している。しかしながら、伸長可能な電極をカテーテル内に収納することにより、管状電極の形状、サイズ及び長さに対する自由度が小さくなる。さらに、外科医は、追加の可動且つ操作可能な部品を取り扱い、複雑さを手技に加えなければならない。さらに、引っ込み可能な電極は汚染を生じさせる場合がある。というのは、電極に付着した血液又は凝固物がカテーテル内に引き込まれてその内部に閉じ込められる場合があるからである。閉じ込められた凝固物により、電極を更に伸長させたり引っ込めることができにくくなる場合がある。したがって、直線状病変部を作る電極を備えていて、これら欠点を解決する設計になったカテーテルを提供することが望ましい。
米国特許第5,800,428号明細書
本発明の目的は、上述した欠点を解決する直線状病変部形成電極付きアブレーションカテーテル及び心房細動の治療方法を提供することにある。
本発明は、組織を焼灼する改良型カテーテルに関する。カテーテルは、近位端部、遠位端部及び貫通して延びる少なくとも1つのルーメンを備えた細長い全体として管状のカテーテル本体を有する。引っ込み不能のアブレーション組立体が、カテーテル本体の遠位端部に取り付けられている。アブレーション組立体は、それぞれが貫通したルーメンを備える近位非導電性管及び遠位非導電性管と、近位非導電性管と遠位非導電性管との間に設けられた全体として管状の電極とを有する。管状電極は、形状記憶材料で作られていて、流体が電極の内部から外部に流れることができるようにする少なくとも1つの灌注ポートを有する。アブレーション組立体は、管状電極の外部に沿ってこれと全体として平行に延びる非導電性保護管を更に有し、非導電性保護管は、近位非導電性管及び遠位非導電性管内へそれぞれ延びる近位端部及び遠位端部を有する。カテーテルは、非導電性保護管及びカテーテル本体を貫通して延びる電極リードワイヤ及び温度センサワイヤのうち少なくとも一方、好ましくは両方を有する。電極リードワイヤは、遠位非導電性管に装着されたリング電極に取り付けられている遠位端部を有する。温度センサワイヤは、遠位非導電性管の上又は下に取り付けられた遠位端部を有する。カテーテルは、流体を管状電極に導入する手段を更に有する。
別の実施形態では、本発明は、外壁、近位端部、遠位端部及び少なくとも1つの貫通したルーメンを備えたカテーテル本体を備えた組織を焼灼するカテーテルに関する。近位端部、遠位端部及び少なくとも1つの貫通したルーメンを備える可撓性管のセグメントから成る中間区分が設けられ、中間区分の近位端部は、カテーテル本体の遠位端部にしっかりと取り付けられる。上述した引っ込み不能なアブレーション組立体が、中間区分の遠位端部に取り付けられる。注入管が、中間区分内のルーメンを貫通して延び、この注入管は、管状電極の近位端部と流体連通状態にある遠位端部を有する。
別の実施形態では、本発明は、心房細動の治療方法に関する。この方法は、上述のカテーテルの遠位端部を心房中へ挿入する段階と、少なくとも1つの直線状病変部を心房組織に管状電極で形成する段階とを有する。
更に別の実施形態では、本発明は、上述のカテーテル及び近位端部及び遠位端部を備えた案内シースを準備する段階を有する心房細動の治療方法に関する。案内シースを体内に挿入して案内シースの遠位端部が心房内に位置するようにする。カテーテルを案内シースの近位端部に挿入し、案内シースを通ってカテーテルを送ってカテーテルの遠位端部が案内シースの遠位端部から出るようにする。この方法は、少なくとも1つの直線状病変部を心房組織に管状電極で形成する段階を更に有する。
本発明のカテーテルの構成によれば、アブレーション組立体、特に形状記憶材料から成る管状電極は、引っ込み不能な状態でカテーテル本体の遠位端部に取り付けられているので、従来技術の引っ込み可能な電極で生じたような汚染の問題や操作上の複雑さの問題が本来的に無い。本発明のカテーテルを用いると、血液又は凝固物が電極に付着してもこれらがカテーテル内に引き込まれることはなく、かくしてその操作を妨害することはない状態で、スムーズ且つ正確に直線状病変部を作ることができ、かくして心房細動を効率的に治療することができる。
本発明の上記特徴及び利点並びに他の特徴及び利点は、添付の図面と関連して以下の詳細な説明を読むと一層よく理解されよう。
本発明の特に好ましい実施形態では、灌注式管状アブレーション電極を有する操向可能なカテーテルが提供される。図1に示すように、カテーテル10は、近位端部及び遠位端部を備えた細長いカテーテル本体12と、カテーテル本体の遠位端部のところに位置する中間区分14、中間区分の遠位端部のところに取り付けられたアブレーション組立体15及びカテーテル本体の近位端部のところに位置する操作取っ手16を有している。
図2を参照すると、カテーテル本体12は、単一の軸方向又は中央ルーメン18を備えた細長い管状構造のものである。カテーテル本体12は、可撓性であり、即ち、折り曲げ可能であるが、その長さに沿って実質的に非圧縮性である。カテーテル本体12は、任意適当な構造のものであると共に任意適当な材料で作られたものであってよい。現時点において好ましい構造は、ポリウレタン又はPEBAXで作られた外壁22から成る。外壁22は、カテーテル本体12の捩り剛性を高めるようステンレス鋼等の埋設編組メッシュから成り、したがって、操作取っ手16を回すと、カテーテル10の中間区分14がこれに対応して回転するようになっている。
カテーテル本体12の外周は、重要ではないが、好ましくは、約8フレンチ以下、より好ましくは7フレンチである。同様に、外壁22の厚さは重要ではないが、中央ルーメン18が注入管、プラーワイヤ、リードワイヤ(リード線)及び任意他のワイヤ、ケーブル又はチューブを受け入れることができるほど十分に薄い。所望ならば、外壁22の内面は、向上した捩り安定性をもたらすよう補剛管(図示せず)で内張りされる。特に好ましいカテーテルは、外周が約0.090インチ〜約0.94インチ(2.29mm〜23.9mm)、内径が約0.061インチ〜約0.065インチ(1.55mm〜1.65mm)の外壁22を有する。
図示の実施形態では、中間区分14は、3つのルーメンを備えた管19の短い区分から成る。第1のルーメン30は、電極リードワイヤ50を支持し、第2のルーメン32は、プラーワイヤ64を支持し、第3のルーメン34は、注入管44を支持している。ワイヤ及び管について以下に詳細に説明する。管19は、好ましくはカテーテル本体12よりも可撓性の高い適当な非毒性材料で作られる。管19の現時点において好ましい構成材料は、編組ポリウレタン、即ち、カテーテル本体よりも可撓性の高い編組ステンレス鋼等の埋設メッシュを含むポリウレタンである。ルーメンの数及びサイズは、重要ではなく、カテーテルによって支持される種々のワイヤ、管及び他の構成部品に応じて様々であってよい。好ましい実施形態では、中間区分14の外径は、約5フレンチ(約0.066インチ又は1.68mm)〜約8フレンチ(0.105インチ又は2.67mm)であり、第1のルーメン30及び第2のルーメン32は全体としてサイズがほぼ同一でり、各ルーメンの直径は、約0.020インチ〜約0.024インチ(0.43mm〜0.61mm)、好ましくは0.022インチ(0.56mm)であり、第3のルーメンは、約0.032インチ〜0.038インチ(0.81mm〜0.97mm)、好ましくは、0.035インチ(0.89mm)の僅かに大きな直径を有する。
カテーテル本体12を中間区分14に取り付ける好ましい手段が、図2に示されている。中間区分14の近位端部は、カテーテル本体12の外壁22の内面を受け入れる外周切欠き24を有している。中間区分14とカテーテル本体12はグルーなどで取り付けられる。
所望ならば、スペーサ(図示せず)を中間区分の近位端部に隣接してカテーテル本体の遠位端部内に設けるのがよい。スペーサは、カテーテル本体と中間区分の接合部のところに可撓性の移行部をもたらし、これにより、この移行部は、折れ曲がり又はもつれを生じさせることなくスムーズに曲がることができる。かかるスペーサを備えたカテーテルは、米国特許第5,964,757号明細書に記載されており、かかる米国特許明細書の開示内容を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。
中間区分14の遠位端部のところには、図1、図3A、図3B及び図4に示すように引っ込み不能のアブレーション組立体15が設けられている。図示の実施形態では、アブレーション組立体15は、近位端部及び遠位端部を有し、このアブレーション組立体は、非導電性遠位セグメント40と非導電性近位セグメント42との間に管状電極38を有しており、これらについては全て以下に説明する。
アブレーション組立体15は、中間区分14の真っ直ぐな管19に対し曲がるように形作られている。本明細書で用いる「曲げられ」という用語は、アブレーション組立体15の説明に用いられる場合、組立体がその長さに沿って任意の箇所で任意の程度に湾曲し、曲げられ又は角度が付けられることを意味している。この設計では、外科医が中間区分14を偏向すると、管状電極38は組織に押し付けられ「焼きがね」効果を生じさせる。これとは対照的に、外科医が直線状病変部を作るために遠位端部の長さに沿って1以上の電極を有する真っ直ぐなカテーテルを用いても、電極で組織に同じ量の圧力を及ぼすことは困難であるということが分かるであろう。アブレーション組立体15の特定の形状は、所望の用途、即ち、心房内の正確な場所又はカテーテルが用いられることになっていて、例えば、カテーテルを単一の平面又は多数の平面内で曲げることができるどこか他の場所で決まる。
一実施形態では、図1に示すように、管状アブレーション組立体15は全体としてL字形であり、単一の平面内に位置している。組立体15の近位端部は、全体として真っ直ぐであって、中間区分14の管19と同一直線上に位置する。組立体15は、その長さに沿う一箇所で曲がっている。好ましくは、組立体15の真っ直ぐな近位端部は、以下に詳細に説明するように1以上のマッピングリング電極を取り付けるのに十分に長い。曲げ後、組立体15の遠位端部は、全体として真っ直ぐである。管状電極38の露出部分、即ち、非導電性管によって覆われていない部分は、全体としてL字形であるが、変形例として、全体に真っ直ぐであり、又は、種々の他の形状のうちの1つ、例えば、以下に説明するものであってよい。非導電性遠位セグメント40は、管状電極38の遠位端部と全体として同一直線上に位置する。この実施形態のアブレーション組立体15は好ましくは、約60゜〜約140゜の角度αをなすように形作られている。この設計は、心臓の開放領域の焼灼に特に有用である。
図5A及び図5Bに示す変形実施形態では、アブレーション組立体15は、全体として投げ輪の形をしている。組立体15の近位端部は、中間区分14の管19と全体として直線上に位置する。組立体15は、傾斜した半円を形成するようその遠位端部のところが湾曲しており、即ち、図5Bに最もよく示されているように2以上の平面内に位置する。この実施形態では、管状電極38は、全体として湾曲している。この設計は、血管、例えば、肺静脈内又はその周りの焼灼を行うのに特に有用である。当業者には認識されるように、電極組立体15に他の形状を利用できる。例えば、図5Bの実施形態では、管状電極38は、完全な円を形成している。
本明細書で用いる「管状電極」という用語は、中空内部を備えた従来の管状の、即ち、円筒形の構造を意味するだけでなく、例えば、卵形、正方形、又は他の幾何学的な形状の断面を有する任意他の細長い全体として中空の本体をも意味している。本明細書に更に記載する目的を達成するうえでの他の形状は、当業者には明らかであろう。好ましくは、管状電極38は、内径が約0.018インチ〜約0.024インチ(0.46mm〜0.61mm)、外径が約0.020インチ〜約0.028インチ(0.51mm〜0.71mm)である。管状電極38の露出部分の長さは、作られるべき病変部の所望の長さに応じて様々であってよく、好ましくは、比較的長い病変部を作るためには約8mm〜約2cm、より好ましくは、約1.2cm〜約1.6cmである。
管状電極38は、力が加えられるとその元の形状から真っ直ぐにすることができ又は曲げることができ、力を除くとその元の形状に実質的に戻ることができる形状記憶材料で作られる。管状電極の特に好ましい材料は、ニッケル−チタン合金である。かかる合金は代表的には、約55%ニッケル、45%チタンから成るが、約54%〜約57%のニッケルを含み残部がチタンであってもよい。好ましいニッケル−チタン合金は、ニチノールであり、これは、延性、強度、耐食性、抵抗率、及び温度安定性と併せて優れた形状記憶性を持っている。特に好ましい材料は、50.8原子%のニッケル、残部がチタンのニチノール形態であり、これは、オーステナイトの仕上がりを持ち、転移温度が約+5℃〜約−25℃であり、このような形態のニチノールは、ニチノール・デバイス・コーポレイション(カリフォルニア州フレモント所在)から市販されている。
管状電極38は、一連の灌注ポート39を有し、焼灼手技中、流体がこれらポートを通過することができる。好ましくは、灌注ポート39は、焼灼されるべき組織と接触する管状電極38の側部にのみ設けられる。灌注ポート39は、任意適当な形状のものであってよく、例えば、矩形又は卵形のスロット又は丸い穴である。図1、図3及び図4に示す実施形態では、管状電極38は、6つの灌注ポート39を有し、各ポートは、長さが好ましくは約0.018インチ〜約0.020インチ(0.46mm〜0.51mm)のスロット又は長円を形成している。好ましくは、灌注ポート39は、互いに約0.125インチ(3.18mm)の距離を置いて設けられている。制限された数の灌注ポート39が焼灼されるべき組織と接触する管状電極38の側部に設けることにより、電極からの一層一様な流体の流れが可能になる。当業者には理解されるように、灌注ポート39の正確な数、サイズ、形状及び配列状態は、所望に応じて様々であってよい。
適当なコネクタ(図示せず)への電気的な接続のために電極リードワイヤ50が管状電極38に取り付けられており、このコネクタは、RFエネルギの源(図示せず)に取り付けられる。図示の実施形態では、電極リードワイヤ50は、管状電極38の近位端部に巻き付けられ、この電極にハンダ付けされ、溶接され又は他のやり方で取り付けられる。管状電極38用の電極リードワイヤ50は、中間区分14の第1のルーメン30を通り、カテーテル本体12の中央ルーメン18を通り、そして操作取っ手16を通って延びて、一般に当該技術分野で知られているように適当なコネクタにより適当な焼灼エネルギ源(図示せず)に接続される。
アブレーション組立体15の遠位非導電性セグメント40及び近位非導電性セグメント42は、それぞれ遠位非導電性被覆材41及び近位非導電性被覆材43を有し、これら被覆材は好ましくは、ポリイミド又は他の生体適合性プラスチックで作られる。遠位非導電性被覆材41は、管状電極38の遠位端部上に延び、近位非導電性被覆材43は、管状電極の近位端部上に延びている。
図示の実施形態では、2つの遠位リング電極47が、遠位非導電性被覆材41に取り付けられ、2つの近位リング電極48が、近位非導電性被覆材43に取り付けられている。リング電極47,48は、任意適当な材料で作られたものであってよく、好ましくはプラチナ又はプラチナとイリジウムで作られる。各電極を任意適当な方法で取り付けることができ、好ましくは、各リング電極は、まず最初に非導電性被覆材に穴を形成することにより取り付けられる。電極リードワイヤ50を穴に通して送り、リング電極をリードワイヤ及び非導電性被覆材上の定位置で溶接する。リング電極を設けるか否か及びその数は、所望に応じて様々であってよい。
加うるに、1以上の温度検出手段が、管状電極38のために設けられる。任意の従来型温度検出手段、例えば、熱電対又はサーミスタを用いるのがよい。図示の実施形態では、2つの熱電対が設けられ、各熱電対は、ワイヤのペアによって形成される。ワイヤペアのうちの一方のワイヤは、銅ワイヤ、例えば38番銅ワイヤであり、ワイヤペアのうち他方のワイヤは、コンスタンタンワイヤであり、これはワイヤペアに支持性及び強度を与える。具体的に説明すると、遠位熱電対45は、管状電極38の露出部分の遠位側の測定のために設けられ、近位熱電対46は、管状電極の露出部分の近位側の測定のために設けられている。各熱電対45,46は好ましくは、図3A及び図3Bに示すように対応関係にあるリング電極47,48に溶接、ハンダ又は他の適当な方法で取り付けられる。図示の実施形態における熱電対の配置が特に望ましい。というのは、これら熱電対は、灌注ゾーンから外れたところ、即ち、灌注流体が主として灌注ポート39を通って管状電極38から流れる領域から外れたところに位置するからである。流体が存在することによって、熱電対による組織温度測定の精度が損なわれる場合がある。したがって、熱電対又は他の温度検出手段を灌注ゾーンの外部に配置した状態で管状電極38にできるだけ近接して配置することが望ましい。
図示の実施形態では、遠位リング電極47に接続された遠位熱電対ワイヤ45及び電極リードワイヤ50を運ぶための非導電性保護シース52が、管状電極38の外部に沿って設けられている。保護シース52は、管状電極38に対してほぼ平行に延び、好ましくは、管状電極の露出部分の全体に沿って管状電極に取り付けられる。保護シース52は好ましくは、ポリウレタン又はポリイミド、又は他の適当な生体適合性プラスチックで作られる。好ましい実施形態では、保護シース52を接着剤、例えば、Krazy Glue(登録商標)で管状電極38に接着し、モノフィラメント等を用いて定位置に結束する。次に、管状電極38及び保護シース52をポリウレタングルー等で覆い、この場合、灌注ポート39を被覆しないように注意し、そして、ポリウレタングルーが硬化した後、モノフィラメントを取り除く。保護シース52の近位端部及び遠位端部は、近位及び遠位非導電性被覆材43,41内へ延びている。変形例として、遠位電極リードワイヤ50及び遠位熱電対ワイヤ45は、管状電極38を貫通して延びてもよい。ただし、かかるワイヤは、管状電極を通る灌注流体の流れに悪影響を及ぼす場合がある。
電極リードワイヤ50及び熱電対ワイヤ45,46は全て、中間区分14内の第1のルーメン30を通って延びている。カテーテル本体12内では、ワイヤ45,46,50は、ワイヤが中央ルーメン18を通って延びる他の構成部品に接触しないようにするための保護管36を通って延びている。保護管36は好ましくは、その遠位端部が、これをポリウレタングルー等で第1のルーメン30内に接着することにより中間区分14の近位端部に繋留されている。次に、電極リードワイヤ50は、操作取っ手16から出て当該技術分野で一般に知られているように、適宜適当なコネクタ(図示せず)を介して適当なモニタ装置又は焼灼エネルギの源(図示せず)まで延びている。熱電対ワイヤ45,46も同様に、操作取っ手16から出て、温度モニタ(図示せず)に接続可能なコネクタ(図示せず)まで延びている。
アブレーション組立体15の遠位端部は好ましくは、管状電極38の遠位端部が組織を穿通するのを防止するための無外傷性の構造を備えている。図示の実施形態では、無外傷性構造は、例えばステンレス鋼で作られた密巻きコイルばね56、例えば、コーディス・コーポレイション(フロリダ州マイアミ所在)から市販されているミニガイドワイヤから成る。コイルばね56は、遠位非導電性被覆材41の遠位端部内に収納され、その近位端部及び遠位端部がポリウレタングルー60等で定位置に保持されている。図示の実施形態では、コイルばね56は、長さが約0.50インチ(12.7mm)であるが、任意所望の長さのものであってよく、例えば、約0.25インチ〜約1.0インチ(6.35mm〜25.4mm)である。コイルばね56は好ましくは、特に管状電極を湾曲させてシース内への導入時に真っ直ぐにしなければならない場合、カテーテルを案内シース内に導入するためのアンカとして役立つのに十分長い。コイルばね56をアンカとして設けない場合、管状電極38は、案内シース内へのその導入時に案内シースから引き出される傾向がある。加うるに、所望ならば、コイルばね56は、X線透視下において管状電極38の位置決めを助けるために少なくとも一部が放射線不透過性(ラジオパク)材料で作られたものであるのがよい。
コイルばね56は好ましくは、安全ワイヤ54でカテーテルの遠位端部に固定される。安全ワイヤ54の遠位端部は、コイルばね56の周りに引っ掛けられた状態で定位置に接着されている。安全ワイヤ54は、管状電極38を貫通して延び、その近位端部は、管状電極の近位端部に巻き付けられ、任意的にハンダ付け、接着又は他の方法で定位置に取り付けられている。安全ワイヤ54の近位端部は、任意他の適当な方法でカテーテルに固定できる。例えば、変形実施形態(図示せず)では、安全ワイヤは、保護シース42を貫通し、そしてカテーテル本体12を貫通して延びて、操作取っ手16内に繋留してもよい。
遠位非導電性セグメント40は、管状電極38が心組織を穿刺するのを防止する任意他の適当な無外傷性構造を有するのがよい。変形例としての無外傷性構造の一例は、図6に示すように、ボールの形態をしている。ボールを形成するため、遠位非導電性被覆材41の遠位端部は、ポリイミド、ポリウレタン等で作られた長さの短い厚肉の非導電性管58で被覆されている。ポリウレタン系接着剤60等は、遠位非導電性セグメント40の遠位端部の縁に丸みを付けるよう非導電性管58の縁部内及びその周りに塗布されている。
中間区分14を偏向させるプラーワイヤ64が設けられている。プラーワイヤ64は、カテーテル本体12を貫通して延び、その近位端部が操作取っ手16に繋留されると共にその遠位端部が中間区分14に繋留されている。プラーワイヤ64は、任意適当な金属、例えば、ステンレス鋼又はニチノールで作られ、好ましくはテフロン(登録商標)(Teflon)等で被覆される。テフロン(登録商標)被膜を施すことにより、プラーワイヤ64に潤滑性が与えられる。プラーワイヤ64は好ましくは、直径が約0.006〜約0.010インチ(0.15mm〜0.25mm)である。
圧縮コイル66が、プラーワイヤ64に対しこれを包囲した状態でカテーテル本体12内に設けられている。圧縮コイル66は、カテーテル本体12の近位端部から中間区分14の近位端部まで延びている。圧縮コイル66は、任意適当な金属、例えば、ステンレス鋼で作られている。圧縮コイル66は、可撓性、即ち、曲げを可能にするが圧縮に耐えるようそれ自体と密巻きされている。圧縮コイル66の内径は好ましくは、プラーワイヤ64の直径よりも僅かに大きい。テフロン(登録商標)被膜をプラーワイヤ64に施すことにより、プラーワイヤ64は、圧縮コイル66内で自由に滑ることができる。所望ならば、特に、リードワイヤ50が保護管36によって包囲されていない場合、圧縮コイルとカテーテル本体12内の任意他のワイヤとの接触を防止するようにするため、圧縮コイル66の外面は、例えばポリイミド管で作られた可撓性の非導電性シース68によって被覆される。
圧縮コイル66は、その近位端部が近位グルー接合部70によってカテーテル本体12の外壁22に繋留されると共にその遠位端部が遠位グルー接合部72によって中間区分14に繋留されている。グルー接合部70,72は共に好ましくは、ポリウレタングルー等から成る。グルーを注入器等でカテーテル本体12の外面と中央ルーメン18との間に設けられた穴を通して塗布するのがよい。かかる穴は、例えば、永続的な穴を形成するのに十分加熱されているカテーテル本体12の外壁22を穿刺する針等で作られたものであるのがよい。次に、グルーを穴から圧縮コイル66の外面に導入し、すると、グルーは、外周部に沿ってしみ込んで圧縮コイル66の周囲全体に沿ってグルー接合部を形成する。
プラーワイヤ64は、中間区分14の第2のルーメン32内へ延びている。好ましくは、プラーワイヤ64は、その遠位端部が、図7〜図9に示すように、中間区分14の側部に繋留されている。T字形アンカ78が、形成されており、このT字形アンカは、プラーワイヤ64の遠位端部に装着されてT字形アンカをプラーワイヤにしっかりと固定するよう圧着される短い一片の管状ステンレス鋼80、例えば、皮下用素材から成る。管状ステンレス鋼80の遠位端部は、例えば溶接によりステンレス鋼クロスピース82、例えば、ステンレス鋼リボン等にしっかりと取り付けられている。クロスピース82は、可撓性管19の壁に設けられていて、中間区分14の第2のルーメン32内へ延びる切欠き84内に嵌まっている。ステンレス鋼クロスピース82は、開口部よりも大きく、したがって、開口部から引き抜くことはできない。クロスピース82によって占められていない切欠き84の部分は、可撓性管19の材質よりも硬いグルー86等、好ましくは、ポリウレタングルーで満たされている。クロスピース82の粗い縁部(もしあれば)は、可撓性管19の外面とスムーズで連続した表面を構成するよう研磨される。中間区分14の第2のルーメン32内で、プラーワイヤ64はプラスチック、好ましくは、テフロン(登録商標)のプラーワイヤシース74を通って延び、このシース74は、中間区分を偏向したとき、プラーワイヤ64が中間区分14の壁内へ切り込むのを防止する。プラーワイヤ64を中間区分14内に繋留する任意他の適当な方法も利用可能である。
結果的に中間区分14の偏向をもたらすカテーテル本体12に対するプラーワイヤ42の長手方向運動は、操作取っ手16を適当に操作することによって達成される。本発明で用いられる適当な操作取っ手の例は、米国再発行特許第34,502号明細書及び米国特許第5,897,529号明細書に開示されており、これら特許文献の開示内容全体を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。
中間区分14の第3のルーメン34内には、焼灼中、管状電極38及びその周りの組織を冷却するために流体、例えば、食塩水を注入する注入管44が設けられている。注入管44は、中間区分14の第3のルーメン34を通り、カテーテル本体12を通って延び、そして操作取っ手16の近位端部から出て、操作取っ手の近位側の場所で、ルアーハブ76等で終端している。変形構成例では、単一のルーメンサイドアーム(図示せず)が、米国特許第6,120,476号明細書に詳細に説明されているようにカテーテル本体12の近位端部の近くで中央ルーメン18に流体連結されており、かかる米国特許明細書の開示内容全体を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。変形例として、注入管44は、中間区分14の第3のルーメン34の遠位端部内で終端してもよく、この場合、第3のルーメンの近位端部からカテーテル本体12を通って延びて操作取っ手16から出る第2の注入管が設けられる。かかる設計も又、米国特許第6,120,476号明細書に詳細に説明されている。図3に示すように、注入管44の遠位端部は、管状電極に巻き付けられたリードワイヤ50及び安全ワイヤ54を含む管状電極38の近位端部を覆った状態で延びている。注入管44は、ポリウレタングルー等で管状電極38に取り付けられ、かかるポリウレタングルー等は又、第3のルーメン34を封止するのに役立ち、したがって、流体は、注入管及び管状電極を通る以外、第3のルーメンに出入りすることができないようになっている。
使用にあたり、適当な案内シースを患者に刺入する。本発明と関連して用いられる適当な案内シースの一例は、コーディス・ウェブスター社(カリフォルニア州ダイヤモンドバー所在)から市販されているPreface (登録商標)編組案内シースである。このシースの遠位端部は、心房のうちの1つの中へ案内される。本発明のカテーテルをその遠位端部が案内シースの遠位端部から出るまで案内シース中へ送る。案内シースを通ってカテーテルを送っているとき、管状電極38をシース中に嵌まるよう真っ直ぐにすることができ、この管状電極は、シースの抜去時にその元の形状に戻ることになろう。
次に、管状電極38を用いて焼灼により連続した直線状病変部を形成する。本明細書で用いる「直線状病変部」という用語は、ウェーブレットを遮断するのに十分であり、即ち、ウェーブレットの境界部を形成する心臓内の2つの解剖学的構造相互間の任意の病変部(湾曲していても真っ直ぐであってもよい)を意味している。「心房トリガスポット」と呼ばれている解剖学的構造は、電気伝導率が制限され又はゼロである心臓内の領域であり、これらは、ハイサゲレ(Haissaguerre)他著,“Spontaneous Initiation of Artrial Fibrillation BY Ectopic Beats Originating in the Pulmonary Veins”, New England Journal of Medicine ,339:659〜666(1998年9月3日)に記載されており、かかる非特許文献の開示内容を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。直線状病変部は代表的には、長さが約1cm〜約4cmであるが、必要に応じて特定の手技に関しこれよりも長くてもよく、短くてもよい。熱電対又は他の温度検出手段を用いると、焼灼中における組織の温度をモニタすることができる。
図10に示すような変形実施形態では、アブレーション組立体15は、アブレーション組立体に関する位置情報を提供する位置センサ61を更に有している。好ましくは位置センサ61は、米国特許第5,391,199号明細書に記載されているような磁界応動コイル又は国際公開第WO96/05758号パンフレットに記載されているような複数のかかるコイルから成る。複数のコイルを用いることにより、6次元の位置及び向きに関する座標を定めることができる。変形例として、当該技術分野において知られている任意適当な位置センサ、例えば、電気センサ、磁気センサ又は音響センサを用いてもよい。本発明に用いられる適当な位置センサは、例えば、米国特許第5,558,091号明細書、同第5,443,489号明細書、同第5,480,422号明細書、同第5,546,951号明細書、同第5,568,809号明細書、国際公開第WO95/02995号パンフレット、国際公開第WO97/24983号パンフレット及び国際公開第WO98/29033号パンフレットにも記載されており、これら特許文献の開示内容を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。
図示の実施形態では、位置センサ61は、管状電極38の遠位端部の遠位側且つコイルばね56の近位端部の近位側において遠位非導電性被覆材41内の非導電性遠位セグメント40中に設けられている。本発明によれば、位置センサ61を手技中に突き止められるべき組立体上の正確な位置に応じて、アブレーション組立体15内の他の位置に設けてもよい。位置センサ56は、センサケーブル62に接続されており、このセンサケーブルは、保護シース52、カテーテル本体12及び操作取っ手16を通って延びて導管コード(図示せず)内の操作取っ手の近位端部から出て回路基板(図示せず)を収容したセンサ制御モジュール(図示せず)まで延びている。変形例として、回路基板を例えば米国特許第6,024,739号明細書に記載されているように操作取っ手16内に収納してもよく、かかる米国特許明細書の開示内容を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。センサケーブル62は、プラスチック性の被覆シース内に封入された多数のワイヤから成る。センサケーブルのワイヤはセンサ制御モジュール内で回路基板に接続されている。回路基板は、対応関係にある位置センサから受け取った信号を増幅し、これを、センサ制御モジュールの近位端部のところのセンサコネクタによりコンピュータで理解可能な形態でコンピュータに送る。また、カテーテルは1回使用向けに設計されているので、カテーテルを用いた後約24時間で回路基板をシャットダウンするEPROMチップを搭載している。これにより、カテーテル又は少なくとも位置センサが2回使用されるのが阻止される。
所望ならば、中間区分の操作性を高めるために2以上のプラーワイヤを設けてもよい。かかる実施形態では、第2のプラーワイヤ及びその周りの第2の圧縮コイルは、カテーテル本体を貫通して中間区分内の追加の軸外れルーメン内へ延びる。第1のプラーワイヤは好ましくは、第2のプラーワイヤのアンカ位置の近位側に繋留される。かかる実施形態について適当な操作取っ手を含む2以上のプラーワイヤを備えたカテーテルの適当な設計が、例えば、米国特許第6,123,699号明細書、同第6,171,277号明細書、同第6,183,435号明細書、同第6,183,463号明細書、同第6,198,974号明細書、同第6,210,407号明細書、同第6,267,746号明細書に記載されており、これら米国特許明細書の開示内容を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。
上記説明は、本発明の現時点において好ましい実施形態についてのものである。当業者であれば本発明の原理、精神及び範囲から逸脱することなく特段の技術的意味を生じさせないで、上述の構造の変形及び変更を想到できよう。
したがって、上記説明は、添付の図面に記載した構造そのものにだけ関するものと解釈されてはならず、最も広く且つ法上公正な範囲を持つべき特許請求の範囲の記載と一致し且つその裏付けとして解釈されるべきである。
本発明の具体的な実施形態は、次の通りである。
(A)組織を焼灼するカテーテルであって、近位端部、遠位端部及び貫通して延びる少なくとも1つのルーメンを備えた細長い全体として管状のカテーテル本体と、カテーテル本体の遠位端部に取り付けられた引っ込み不能のアブレーション組立体とを有し、アブレーション組立体は、それぞれが貫通したルーメンを備える近位非導電性管及び遠位非導電性管と、近位非導電性管と遠位非導電性管との間に設けられた全体として管状の電極とを有し、管状電極は、流体が電極の内部から外部に流れることができるようにする少なくとも1つの灌注ポートを備えた形状記憶材料で作られており、前記アブレーション組立体は、管状電極の外部に沿ってこれと全体として平行に延びる非導電性保護管を更に有し、前記カテーテルは、非導電性保護管及びカテーテル本体を貫通して延びる電極リードワイヤ及び温度センサワイヤのうち少なくとも一方を有し、電極リードワイヤは、遠位非導電性管に装着されたリング電極に取り付けられている遠位端部を有し、温度センサワイヤは、遠位非導電性管の上又は下に取り付けられた遠位端部を有し、前記カテーテルは、流体を管状電極に導入する手段を更に有していることを特徴とするカテーテル。
(1)アブレーション組立体は、管に対して曲げられていることを特徴とする実施態様(A)記載のカテーテル。
(2)近位端部、遠位端部及び少なくとも1つの貫通したルーメンを備える可撓性管のセグメントから成る中間区分を更に有し、中間区分の近位端部は、カテーテル本体の遠位端部にしっかりと取り付けられ、アブレーション組立体の近位端部は、中間区分の遠位端部にしっかりと取り付けられていることを特徴とする実施態様(A)記載のカテーテル。
(3)中間区分の可撓性管のセグメントは、カテーテル本体よりも可撓性が高いことを特徴とする上記実施形態(2)記載のカテーテル。
(4)導入手段は、カテーテル本体を貫通して延びていて、近位端部及び遠位端部を備えた注入管から成り、中入管の遠位端部は、管状電極の近位端部と流体連通状態にあることを特徴とする実施態様(A)記載のカテーテル。
(B)組織を焼灼するカテーテルであって、外壁、近位端部、遠位端部及び少なくとも1つの貫通したルーメンを備えたカテーテル本体と、近位端部、遠位端部及び少なくとも1つの貫通したルーメンを備える可撓性管のセグメントから成る中間区分とを有し、中間区分の近位端部は、カテーテル本体の遠位端部にしっかりと取り付けられ、前記カテーテルは、中間区分の遠位端部に取り付けられた引っ込み不能のアブレーション組立体とを有し、アブレーション組立体は、それぞれが貫通したルーメンを備える近位非導電性管及び遠位非導電性管と、近位非導電性管と遠位非導電性管との間に設けられた全体として管状の電極とを有し、管状電極は、流体が電極の内部から外部に流れることができるようにする少なくとも1つの灌注ポートを備えた形状記憶材料で作られており、前記アブレーション組立体は、管状電極の外部に沿ってこれと全体として平行に延びる非導電性保護管を更に有し、前記カテーテルは、非導電性保護管及びカテーテル本体を貫通して延びる電極リードワイヤ及び温度センサワイヤのうち少なくとも一方を有し、電極リードワイヤは、遠位非導電性管に装着されたリング電極に取り付けられている遠位端部を有し、温度センサワイヤは、遠位非導電性管の上又は下に取り付けられた遠位端部を有し、前記カテーテルは、中間区分内のルーメンを貫通して延びていて、近位端部及び遠位端部を備えた注入管を更に有し、注入管の遠位端部は、管状電極の近位端部と流体連通状態にあることを特徴とするカテーテル。
(5)アブレーション組立体は、全体としてL字形であることを特徴とする実施態様(B)記載のカテーテル。
(6)アブレーション組立体は、全体として投げ輪の形をしていることを特徴とする実施態様(B)記載のカテーテル。
(7)管状電極は、ニッケル−チタン合金で作られていることを特徴とする実施態様(B)記載のカテーテル。
(8)管状電極は、ニチノールで作られていることを特徴とする実施態様(B)記載のカテーテル。
(9)管状電極は、長さが約8mm〜約2cmの露出部分を有していることを特徴とする実施態様(B)記載のカテーテル。
(10)アブレーション組立体は、遠位非導電性管に取り付けられた少なくとも1つの電極を有していることを特徴とする実施態様(B)記載のカテーテル。
(11)アブレーション組立体は、近位非導電性管に取り付けられた少なくとも1つの電極を有していることを特徴とする実施態様(B)記載のカテーテル。
(12)アブレーション組立体は、遠位非導電性管に取り付けられた少なくとも1つの電極及び近位非導電性管に取り付けられた少なくとも1つの電極を有していることを特徴とする実施態様(B)記載のカテーテル。
(13)アブレーション組立体は、管状電極の露出部分の近位側に取り付けられた少なくとも1つの温度センサ及び管状電極の露出部分の遠位側に取り付けられた少なくとも1つの温度センサを有していることを特徴とする上記実施形態(12)記載のカテーテル。
(14)アブレーション組立体は、管状電極の露出部分の近位側又は遠位側に取り付けられた少なくとも1つの温度センサを有していることを特徴とする実施態様(B)記載のカテーテル。
(15)アブレーション組立体は、管状電極の露出部分の近位側に取り付けられた少なくとも1つの温度センサ及び管状電極の露出部分の遠位側に取り付けられた少なくとも1つの温度センサを有していることを特徴とする実施態様(B)記載のカテーテル。
(16)少なくとも1つの灌注ポートは、焼灼されるべき組織と接触する管状電極の側部にのみ設けられていることを特徴とする実施態様(B)記載のカテーテル。
(17)アブレーション組立体の遠位端部のところには無外傷性の設計が施されていることを特徴とする実施態様(B)記載のカテーテル。
(18)無外傷性の設計は、遠位非導電性被覆材内に設けられたコイルばねであることを特徴とする上記実施形態(17)記載のカテーテル。
(19)カテーテル本体の近位端部のところに設けられた操作取っ手及び操作取っ手の操作により中間区分を偏向させる手段を更に有していることを特徴とする実施態様(B)記載のカテーテル。
(20)操作取っ手は、カテーテル本体の近位端部にしっかりと取り付けられた第1の部材及び第1の部材に対して動くことができる第2の部材を有していることを特徴とする上記実施形態(19)記載のカテーテル。
(21)偏向手段は、近位端部及び遠位端部を備えたプラーワイヤから成り、プラーワイヤは、操作取っ手からカテーテル本体を通って中間区分内のルーメン内へ延びており、プラーワイヤの遠位端部は、中間区分内にしっかりと固定され、プラーワイヤの近位端部は、操作取っ手の第2の部材にしっかりと固定され、操作取っ手の第2の部材に対する操作取っ手の第1の部材の操作により、プラーワイヤがカテーテル本体に対して動き、その結果、中間区分が偏向することを特徴とする上記実施形態(20)記載のカテーテル。
(22)アブレーション組立体内に設けられた位置センサを更に有していることを特徴とする実施態様(B)記載のカテーテル。
(23)位置センサは、電磁式位置センサであることを特徴とする上記実施形態(22)記載のカテーテル。
(24)位置センサは、遠位非導電性被覆材内に設けられていることを特徴とする上記実施形態(22)記載のカテーテル。
(25)位置センサにしっかりと取り付けられた遠位端部を備えるセンサケーブルを更に有し、センサケーブルは、非導電性保護管を通り、中間区分のルーメンを通り、そしてカテーテル本体中を通って延びていることを特徴とする上記実施形態(22)記載のカテーテル。
(C)心房細動の治療方法であって、実施態様(A)記載のカテーテルの遠位端部を心房中へ挿入する段階と、少なくとも1つの直線状病変部を心房組織に管状電極で形成する段階とを有することを特徴とする方法。
(D)心房細動の治療方法であって、実施態様(B)記載のカテーテルの遠位端部を心房中へ挿入する段階と、少なくとも1つの直線状病変部を管状電極で心房組織に形成する段階とを有することを特徴とする方法。
(E)心房細動の治療方法であって、実施態様(A)記載のカテーテル及び近位端部及び遠位端部を備えた案内シースを準備する段階と、案内シースを体内に挿入して案内シースの遠位端部が心房内に位置するようにする段階と、カテーテルを案内シースの近位端部に挿入し、案内シースを通ってカテーテルを送ってカテーテルの遠位端部が案内シースの遠位端部から出るようにする段階と、少なくとも1つの直線状病変部を心房組織に管状電極で形成する段階とを有することを特徴とする方法。
(F)心房細動の治療方法であって、実施態様(B)記載のカテーテル及び近位端部及び遠位端部を備えた案内シースを準備する段階と、案内シースを体内に挿入して案内シースの遠位端部が心房内に位置するようにする段階と、カテーテルを案内シースの近位端部に挿入し、案内シースを通ってカテーテルを送ってカテーテルの遠位端部が案内シースの遠位端部から出るようにする段階と、少なくとも1つの直線状病変部を管状電極で心房組織に形成する段階とを有することを特徴とする方法。
(26)少なくとも1つ直線状病変部の長さは、約1cm〜約4cmであることを特徴とする実施態様(F)記載の方法。
(27)心房細動の治療方法であって、実施態様19記載のカテーテル及び近位端部及び遠位端部を備えた案内シースを準備する段階を有し、案内シースを体内に挿入して案内シースの遠位端部が心房内に位置するようにする段階と、カテーテルを案内シースの近位端部に挿入し、案内シースを通ってカテーテルを送ってカテーテルの遠位端部が案内シースの遠位端部から出るようにする段階と、カテーテルの中間区分を偏向させて管状電極が心房組織に押し付けられるようにする段階と、少なくとも1つの直線状病変部を管状電極で心房組織に形成する段階とを有することを特徴とする方法。
本発明のカテーテルの実施形態の断面側面図である。 カテーテル本体と中間区分との間の接合部を含む本発明のカテーテル本体の断面側面図である。 本発明の管状アブレーション組立体の近位端部の断面側面図である。 図3Aの管状アブレーション組立体の遠位端部の断面側面図である。 図3Aの管状アブレーション組立体の4−4線矢視断面端面図である。 図5A、図5Bは、本発明の別の管状アブレーション組立体の斜視図である。 本発明の別の管状アブレーション組立体の遠位端部の断面側面図である。 ラーワイヤを取り付ける一手段を示しているカテーテル中間区分の一部の断面図である。 好ましいプラーワイヤアンカの断面平面図である。 図8のプラーワイヤアンカの断面側面図である。 位置センサを有する変形実施形態の管状アブレーション組立体の遠位端部の断面側面図である。
符号の説明
10 カテーテル
12 カテーテル本体
14 中間区分
15 アブレーション組立体
16 操作取っ手
22 外壁
38 管状電極
39 灌注ポート
41 被覆材
44 注入管
50 リードワイヤ
52 保護シース
64 プラーワイヤ

Claims (20)

  1. 組織を焼灼するカテーテルであって、
    近位端部、遠位端部及び貫通して延びる少なくとも1つのルーメンを備えた細長い全体として管状のカテーテル本体と、
    カテーテル本体の遠位端部に取り付けられた引っ込み不能のアブレーション組立体であって(a)それぞれが貫通したルーメンを備える近位非導電性管及び遠位非導電性管と、(b)近位非導電性管と遠位非導電性管との間に設けられた全体として管状の電極であって、流体が管状電極の内部から外部に流れることができる少なくとも1つの灌注ポートを備えた形状記憶材料で作られている、管状電極と(c)管状電極の外部に沿ってこれと全体として平行に延び、近位非導電性管内及び遠位非導電性管内にそれぞれ延びる近位端部及び遠位端部を有する非導電性保護管とを備え、管状電極が非導電性保護管の外部にある、アブレーション組立体と
    非導電性保護管及びカテーテル本体を貫通して延びる、遠位非導電性管に装着されたリング電極に取り付けられている遠位端部を有する電極リードワイヤ及び遠位非導電性管の上又は下に取り付けられた遠位端部を有する温度センサワイヤのうち少なくとも一方
    流体を管状電極に導入する手段とを備える、カテーテル。
  2. 近位端部、遠位端部及び少なくとも1つの貫通したルーメンを備える可撓性管のセグメントを備える中間区分を更に有し、中間区分の近位端部は、カテーテル本体の遠位端部にしっかりと取り付けられ、アブレーション組立体の近位端部は、中間区分の遠位端部にしっかりと取り付けられている請求項1記載のカテーテル。
  3. 中間区分の可撓性管のセグメントは、カテーテル本体よりも可撓性が高い請求項2記載のカテーテル。
  4. 導入手段は、カテーテル本体を貫通して延びていて、近位端部及び遠位端部を備えた注入管を備え、中入管の遠位端部は、管状電極の近位端部と流体連通状態にある請求項1記載のカテーテル。
  5. 組織を焼灼するカテーテルであって、
    外壁、近位端部、遠位端部及び少なくとも1つの貫通したルーメンを備えたカテーテル本体と、
    近位端部、遠位端部及び少なくとも1つの貫通したルーメンを備える可撓性管のセグメントを備える中間区分であって、中間区分の近位端部は、カテーテル本体の遠位端部にしっかりと取り付けられている、中間区分と
    中間区分の遠位端部に取り付けられた引っ込み不能のアブレーション組立体であって(a)それぞれが貫通したルーメンを備える近位非導電性管及び遠位非導電性管と、(b)近位非導電性管と遠位非導電性管との間に設けられた全体として管状の電極であって、流体が管状電極の内部から外部に流れることができる少なくとも1つの灌注ポートを備えた形状記憶材料で作られている、管状電極と(c)管状電極の外部に沿ってこれと全体として平行に延び、近位非導電性管内及び遠位非導電性管内にそれぞれ延びる近位端部及び遠位端部を有する非導電性保護管とを備え、管状の電極が非導電性保護管の外部にある、アブレーション組立体と
    非導電性保護管及びカテーテル本体を貫通して延びる、遠位非導電性管に装着されたリング電極に取り付けられている遠位端部を有する電極リードワイヤ及び遠位非導電性管の上又は下に取り付けられた遠位端部を有する温度センサワイヤのうち少なくとも一方
    中間区分内のルーメンを貫通して延びていて、近位端部及び遠位端部を備えた注入管であって、注入管の遠位端部は、管状電極の近位端部と流体連通状態にある、注入管とを備える、カテーテル。
  6. アブレーション組立体は、遠位非導電性管に取り付けられた少なくとも1つの電極を有している請求項5記載のカテーテル。
  7. アブレーション組立体は、近位非導電性管に取り付けられた少なくとも1つの電極を有している請求項5記載のカテーテル。
  8. アブレーション組立体は、遠位非導電性管に取り付けられた少なくとも1つの電極及び近位非導電性管に取り付けられた少なくとも1つの電極を有している請求項5記載のカテーテル。
  9. アブレーション組立体は、管状電極の露出部分の近位側に取り付けられた少なくとも1つの温度センサ及び管状電極の露出部分の遠位側に取り付けられた少なくとも1つの温度センサを有している請求項8記載のカテーテル。
  10. アブレーション組立体は、管状電極の露出部分の近位側又は遠位側に取り付けられた少なくとも1つの温度センサを有している請求項5記載のカテーテル。
  11. アブレーション組立体は、管状電極の露出部分の近位側に取り付けられた少なくとも1つの温度センサ及び管状電極の露出部分の遠位側に取り付けられた少なくとも1つの温度センサを有している請求項5記載のカテーテル。
  12. 少なくとも1つの灌注ポートは、焼灼されるべき組織と接触する管状電極の側部にのみ設けられている請求項5記載のカテーテル。
  13. アブレーション組立体の遠位端部のところには無外傷性の設計が施されている請求項5記載のカテーテル。
  14. 無外傷性の設計は、遠位非導電性被覆材内に設けられたコイルばねを備える請求項13記載のカテーテル。
  15. カテーテル本体の近位端部に設けられた操作取っ手と、操作取っ手の操作により中間区分を偏向させる手段とを更に有している請求項5記載のカテーテル。
  16. 操作取っ手は、カテーテル本体の近位端部にしっかりと取り付けられた第1の部材と、第1の部材に対して動くことができる第2の部材とを有している請求項15記載のカテーテル。
  17. 偏向手段は、近位端部及び遠位端部を備えたプラーワイヤを備え、プラーワイヤは、操作取っ手からカテーテル本体を通って中間区分内のルーメン内へ延びており、プラーワイヤの遠位端部は、中間区分内にしっかりと固定され、プラーワイヤの近位端部は、操作取っ手の第2の部材にしっかりと固定され、操作取っ手の第2の部材に対する操作取っ手の第1の部材の操作により、プラーワイヤがカテーテル本体に対して動き、その結果、中間区分が偏向する請求項16記載のカテーテル。
  18. アブレーション組立体内に設けられた位置センサを更に有している請求項5記載のカテーテル。
  19. 位置センサは、遠位非導電性被覆材内に設けられている請求項18記載のカテーテル。
  20. 位置センサにしっかりと取り付けられた遠位端部を備えるセンサケーブルを更に有し、センサケーブルは、非導電性保護管を通り、中間区分のルーメンを通り、そしてカテーテル本体を通って延びている請求項18記載のカテーテル。
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