JP4416429B2

JP4416429B2 - Vertical automatic filling and packaging machine

Info

Publication number: JP4416429B2
Application number: JP2003125616A
Authority: JP
Inventors: 大横原
Original assignee: Sanko Machinery Co Ltd
Current assignee: Sanko Machinery Co Ltd
Priority date: 2003-04-30
Filing date: 2003-04-30
Publication date: 2010-02-17
Anticipated expiration: 2023-04-30
Also published as: JP2004331095A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種の充填材料を包装体に自動充填できる縦型自動充填包装機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より種々の縦型自動充填包装機について提案がなされている。この自動充填包装機では、袋状に形成された包装体に対して粉状原料を充填シュートと呼ばれる部材により供給する。この充填シュートは、漏斗状の形態をした入口部と、この漏斗状の形態の窄まった所から下方に向かって接続されたシュートパイプ部により構成されている。入口部に充填材料が投入される。ここで、包材がシュートパイプを包み込むようにして形成され、筒状の包装体が形成される。そして、筒状包装体の一部が縦並びに横シールされて、袋状の包装体が形成される。その後、入口部より投入された粉状原料がシュートパイプを介して袋状の包装体に入れ込まれる。例えば、縦型自動充填包装機の構成については例えば、特許文献１に開示されている。
【０００３】
【特許文献１】
特開２００１−２６１０１３号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
図１０を用いて従来の自動充填包装機における課題について説明する。図１０は、充填シュートの先端部近傍を拡大した図である。
【０００５】
図に示されるように、充填材料である粉状原料３００は、充填シュートのシュートパイプ部１０２内を上方から下方へ流れ、シュートパイプ部１０２の先端から勢い良く吐出される。シュートパイプ部１０２の先端から吐出された粉状原料３００は、横シール２０１によって袋状に形成された包装体２００の底部に蓄積される。このとき、シュートパイプ部１０２から包装体２００に対して勢い良く粉状原料３００が吐出されると、包装体２００内部の気圧が高まって空気は外に逃げようとするが、シュートパイプ部１０２の外径は包装体２００の内径とほぼ等しく、シュートパイプ部１０２と包装体２００の隙間は狭小であるため、いわば空気の逃げ道がない。従って、空気は、シュートパイプ部１０２内を逆流して上方に流れ、充填シュートの上方より排気される。
【０００６】
ところが、シュートパイプ部１０２内は、下方に向かって流れる粉状原料３００と上方に向かって流れる排気空気とが同時に存在して衝突状態となる。このため、細いシュートパイプ構成であったり、包装体の製造スピードを速めたりすると筒状包装体への充填効率の悪化を招く。
【０００７】
また、上述の粉状原料３００と排気空気との衝突により粉状原料の舞い上がりが発生し、縦型自動充填包装機全体の作業効率に影響を与え、さらに包装機の汚れにつながる。
【０００８】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、簡易な構成で、筒状包装体への充填効率の悪化が改善できるような縦型自動充填包装機を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる縦型自動充填包装機は、包装体を誘導し筒状包装体をフォーミングするとともに包装体内に粉状原料を充填するための充填シュートを備えた縦型自動充填包装機であって、前記充填シュートに、前記粉状原料を供給するための第１の通路と、前記第１の通路と隔壁によって分離された前記包装体内の空気抜けのための第２の通路を設けたことを特徴とするものである。このような構成により、原料供給と廃棄空気の流れが衝突することを防止できる。
ここで、前記充填シュートは、一端が前記第２の通路内に挿入され、他端が充填シュートの外部に位置するパイプと、当該パイプに接続され、前記第２の通路内の余剰空気を吸気する吸気手段を有するようにしてもよい。これにより、第２の通路内の空気を吸気することができ、より効果的に原料供給と排気空気の流れが衝突することを防止できる。
この吸気手段は、包装体内に粉状原料を供給するタイミングに合わせて前記パイプを介して吸気することが望ましい。これにより、原料供給と排気空気の流れが衝突するタイミングにおいてのみ、当該衝突を避けることができる。
【００１０】
本発明にかかる他の縦型自動充填包装機は、包装体を誘導し筒状包装体をフォーミングするとともに包装体内に粉状原料を充填するための充填シュートを備えた縦型自動充填包装機であって、前記充填シュートに、前記粉状原料を供給するための第１の通路と、前記第１の通路の内部に前記包装体内の空気抜けのためのパイプよりなる第２の通路を設けたことを特徴とするものである。このような構成によっても、原料供給と廃棄空気の流れが衝突することを防止できる。
【００１１】
さらに、前記パイプに接続され、包装体内に粉状原料を供給するタイミングに合わせて前記パイプを介して吸気する吸気手段を備えるようにしてもよい。これにより、原料供給と排気空気の流れが衝突するタイミングにおいてのみ、当該衝突を避けることができる。
尚、前記パイプは、その上端が当該第１の通路内で開放されるよう構成してもよい。
【００１２】
本発明にかかる他の縦型自動充填包装機は、包装体を誘導し筒状包装体をフォーミングするとともに包装体内に粉状原料を充填するための充填シュートを備えた縦型自動充填包装機であって、前記充填シュートは、その通路が傾斜した入口部と、当該入口部の下方に接続されて略鉛直方向に延在するシュートパイプ部とを有し、シュートパイプ部は、前記入口部が傾斜した側に設けられ、前記粉状原料を供給するための第１の通路と前記入口部が傾斜した側と反対側に設けられ、前記包装体内の空気抜けのための第２の通路を有し、前記第１の通路と前記第２の通路間の一部を分離する分離部により分離されていることを特徴とするものである。このような構成によっても、原料供給と廃棄空気の流れが衝突することを防止できる。
【００１３】
ここで、分離部は、前記第１の通路と前記第２の通路間に設けられた隔壁により構成してもよい。好適な実施の形態において、前記第１の通路及び前記第２の通路は、それぞれ円形リング状の断面を有し、前記分離部は、前記円形リング状の第１の通路と第２の通路が結合して、その結合部近傍の側面が内側に入り込むようにして形成される。
【００１４】
また、前記第１の通路は、円形リング状の断面を有し、前記第２の通路は、三角形状の断面を有し、前記分離部は、前記第１の通路と第２の通路が前記第２の通路の三角形状の一頂点が前記第１の通路に入り込むようにして結合して、その結合近傍の側面が内側に入り込むようにして形成されるようにしてもよい。
【００１５】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態１．
図１は、本発明の実施の形態１にかかる縦型自動充填包装機の充填シュートの構成を示している。図１（ａ）は当該充填シュートの斜視図、図１（ｂ）は当該充填シュートの裏面図、図１（ｃ）は当該充填シュートのシュートパイプを下からみた図である。
【００１６】
図１（ａ）に示されるように、充填シュート１００は、入口部１０１とシュートパイプ部１０２を備えている。この充填シュート１００は、例えば、表面にテフロン（登録商標）加工が施されたステンレスにより構成されている。このように表面にテフロン（登録商標）加工を施すことにより粉状原料との摩擦を少なくすることができる。また、本発明にかかる縦型自動充填包装機では、液状の原料ではなく粉状の原料を充填するものであるため、当該充填シュートには粉状の原料が流れることになる。
【００１７】
入口部１０１は、漏斗状の形態を有しており、入口１０３よりも奥（下方）にいくに従って徐々にその内径が小さくなっている。そして、入口部１０１は、保持部１０５の側に傾斜している。そのため、入口１０３より投入された原料は、入口部１０１の傾斜した側の側面と接しながら、その側面に沿って下方に流れていく。
【００１８】
保持部１０５は、入口部１０１とシュートパイプ部１０２の接合部近傍より、入口部１０１が傾斜した側に突出するようにして設けられている。保持部１０５は、略水平に取り付けられる水平部１０５１と、水平部１０５１と略垂直に前記入口部１０１を斜め下方からその斜辺において保持する三角形状の垂直部１０５２を備えている。この水平部１０５１には、ネジ穴１０５３が設けられている。
【００１９】
入口部１０１の下端はシュートパイプ部１０２の上端と接合されて一体化さている。シュートパイプ部１０２は、内側が空洞の円柱状の形状を有しており、その長手方向がほぼ鉛直方向に取り付けられる。
【００２０】
本発明では、上述の構成に加えて、新たに隔壁１０２１を設けている。隔壁１０２１は、平板状の形状を有し、シュートパイプ部１０２の上端部近傍、即ち、シュートパイプ部１０２と入口部１０１との接合部近傍から、シュートパイプ部１０２の下端まで延在している。その隔壁１０２１の上端は、入口部１０１の内周面と接合されずに、隙間を生じさせるような構成を備えている。即ち、空気抜けのための通路１０２３は隔壁１０２１の上端において原料供給用の通路１０２２と繋がっている。そして、隔壁１０２１は、図１（ｃ）に示されるように、シュートパイプ部１０２を二つの通路に分離している。一方の通路１０２２は、入口部１０１から投入された原料を通す機能を有する原料供給のための通路である。他方の通路１０２３は、原料が通路１０２２を通って筒状の包装体内に供給された際に包装体内で生じる気圧の上昇に伴う空気の逃げ道、即ち空気抜けのための通路として機能する。この隔壁１０２１は、その側部においてシュートパイプ１０２０の内周面と溶接されている。
【００２１】
このように本発明にかかる充填シュート１００は、隔壁１０２１によってシュートパイプ部１０２内に原料供給のための通路１０２２と空気抜けのための通路１０２３が形成され、原料が筒状包装体内に供給された際に生じる排気空気が通路１０２３を流れるため、原料の流れに対して排気空気の流れが衝突することを防止でき、迅速に原料を袋状の包装体内に供給でき、包装体への充填効率を高めることができる。
【００２２】
また、このように原料の流れと空気の流れの衝突を防止できるため、粉状原料の舞い上がりも抑制でき、包装機の汚れも防止できる。
【００２３】
図１（ｃ）に示されるように、隔壁１０２１は、原料供給のための通路１０２２よりも空気抜けのための通路１０２３の方が、通路の断面積が小さくなるような位置に設けられている。従って、隔壁１０２１は、その短手方向の長さがシュートパイプ１０２０の内周の直径よりも短く、シュートパイプ１０２０の内周壁面の一部にその長手方向の縁部が接合されている。このように、原料供給のための通路１０２２よりも空気抜けのための通路１０２３の方が、通路の断面積が小さくなるように構成したため、隔壁１０２１が多量の原料供給の妨げとなることを防止でき、さらに包装体への充填効率を高めることができる。
【００２４】
空気抜けのための通路１０２３は、入口部１０１の傾斜方向とは反対側のシュートパイプ１０２０の側面がその一部となるようにして、形成されている。入口部１０１に投入された原料は、主として、入口部１０１の傾斜側のシュートパイプ１０２０の側面に沿って流れるため、隔壁１０２１がその流れを妨げることを抑制できる。
【００２５】
また、このような構成によれば、入口部１０１より投入された原料が空気抜けのための通路１０２３に入り込むことも考えられる。しかしながら、当該通路１０２３は、入口部の傾斜方向とは反対側のシュートパイプ部１０２の側面の近傍に設けられているため、入口部１０１に投入された原料は、主として、入口部１０１の傾斜側のシュートパイプ部１０２の側面に沿って流れる。従って、入口部１０１より投入された原料の殆どが原料供給用の通路１０２２を通り、少量の原料しか通路１０２３に入り込まないため、原料と排気空気が衝突することによる影響は少ない。
このような構成は、構造が簡易であり、製造工程を簡略化できる。さらに充填シュート１００は原料を変更する度に洗浄しなければならないが、本発明の実施の形態１にかかる充填シュートは、シンプルな構造であるため、洗浄が容易という利点も有する。
【００２６】
尚、図１で示した構成の充填シュートにおいて、さらに、図２に示すように、吸気パイプを設けるようにしてもよい。図２は、本発明の実施の形態１にかかる他の構成による縦型自動充填包装機の充填シュートの構成を示している。図２（ａ）は当該充填シュートの斜視図、図２（ｂ）は当該充填シュートの裏面図、図２（ｃ）は当該充填シュートのシュートパイプを下からみた図である。
この吸気パイプ１０２４は、一端が通路１０２３に挿入され、他端が吸気手段である吸気ポンプ（不図示）に接続されている。吸気ポンプは、吸気パイプ１０２４を介して通路１０２３の空気が吸引される。このとき、原料が通路１０２２を通過して包装体に落下するタイミングに合わせて包装体内の余剰空気をごく短い時間だけ吸引する。即ち、間歇吸気を行っている。このようにごく短い時間だけ吸引しているので、粉状原料が吸引されることを防止できる。
図２に示す構成では、原料が通路１０２２を通って筒状の包装体内に供給された際に生じる空気の流れは、空気抜きのための通路１０２３を通り、吸気パイプ１０２４を通って、外部に導かれる。
【００２７】
発明の実施の形態２．
図３は、本発明の実施の形態２にかかる縦型自動充填包装機の充填シュートの構成を示している。図３（ａ）は当該充填シュートの斜視図、図３（ｂ）は当該充填シュートの裏面図、図３（ｃ）は当該充填シュートのシュートパイプを下からみた図である。
【００２８】
本発明の実施の形態２にかかる充填シュート１００は、発明の実施の形態１にかかる充填シュートと同様に、入口部１０１、シュートパイプ部１０２、保持部１０５を備えており、図１と同じ符号を付した構成は、図１と同様の構成でありその説明を省略する。
【００２９】
本発明の実施の形態２にかかる充填シュート１００は、図３に示されるように、空気抜きのパイプ１０２５を設けることにより、空気抜けのための通路を構成している。当該パイプ１０２５の上端は、入口部１０１よりも外側に位置しており、吸気ポンプ（不図示）に接続されている。吸気ポンプは、パイプ１０２５を介して通路１０２３の空気が吸引される。このとき、原料が通路１０２２を通過して包装体に落下するタイミングに合わせて包装体内の余剰空気をごく短い時間だけ吸引する。即ち、間歇吸気を行う。このようにごく短い時間だけ吸引しているので、粉状原料が吸引されることを防止できる。
パイプ１０２５の下端は、シュートパイプ部１０２の下端と略同一平面上に位置している。パイプ１０２５は、溶接部１０２８によりシュートパイプ１０２０の内周面に溶接される。また、パイプ１０２５は、充填シュート１００と同じ素材により構成してもよいが、異なる素材により構成してもよい。例えば、パイプ１０２５は、表面がテフロン（登録商標）加工されたステンレスにより構成される。当該パイプ１０２５は、入口部の傾斜方向とは反対側のシュートパイプ部１０２の側面の近傍に設けられている。入口部１０１に投入された原料は、主として、入口部１０１の傾斜側のシュートパイプ部１０２の側面に沿って流れるため、シュートパイプ部１０２がその流れを妨げることを抑制できる。
【００３０】
このように本発明にかかる充填シュート１００は、シュートパイプ部１０２内に原料供給のための通路１０２２と空気抜けのための通路を形成する空気抜きパイプ１０２５が形成され、原料が筒状包装体内に供給された際に生じる空気の流れが空気抜きパイプ１０２５を通って外部に導かれるため、原料の流れに対して空気の流れが衝突することを防止でき、迅速に原料を袋状の包装体内に供給でき、包装体への充填効率を高めることができる。
【００３１】
また、このように原料の流れと空気の流れの衝突を防止できるため、粉状原料の舞い上がりも抑制でき、包装機の汚れも防止できる。
このような構成は、構造が簡易であり、製造工程を簡略化できる。さらに充填シュート１００は原料を変更する度に洗浄しなければならないが、本発明の実施の形態１にかかる充填シュートは、シンプルな構造であるため、洗浄が容易という利点も有する。
尚、上述の例では、空気抜きのパイプ１０２５の上端は、入口部１０１よりも外側に位置しているが、入口部１０１よりも内側、即ち、原料供給のための通路１０２２内で開放するようにしてもよい。この場合にも、上述した発明の実施の形態２の効果と同様の効果を奏する。
【００３２】
発明の実施の形態３．
図４は、本発明の実施の形態３にかかる縦型自動充填包装機の充填シュートのシュートパイプを下からみた図である。この発明の実施の形態３にかかる充填シュートも図１及び図２で示されるように入口部１０１、シュートパイプ部１０２及び保持部１０５を備えているが、特に、シュートパイプ部１０２の形状を図１、図２で示す例とは異にしている。
【００３３】
即ち、本実施の形態３にかかる充填シュート１００のシュートパイプ部１０２は、断面がほぼ８字となっている。そして、大きい丸部分を原料供給のための通路１０２２とし、小さい丸部分を空気抜けのための通路１０２３としている。
【００３４】
換言すると、原料供給用通路１０２２及び空気抜き用通路１０２３は、それぞれ大きさの異なる円形リング状の断面を有する。また、円形リング状の原料供給用通路１０２２と空気抜き用通路１０２３が結合して、その結合部１０２６近傍の側面が内側に入り込むようにして形成されている。この内側への入り込み部分が原料供給用通路１０２２と空気抜き用通路１０２３との間の一部を分離する分離部として機能する。
【００３５】
原料供給用通路１０２２は、入口部１０２の傾斜側に位置しており、空気抜き用通路１０２３は、入口部１０２の傾斜側と反対側に位置している。入口部１０２に投入された原料は、入口部１０２において当該傾斜側の側面を沿うようにして流れ、シュートパイプ部１０２でも入口部１０２の傾斜側の側面を沿うようにして流れる。従って、当該原料は、主として原料供給用通路１０２２を流れることになる。
【００３６】
このため、本発明の実施の形態３にかかる充填シュート１００では、原料供給用通路１０２２と空気抜き用通路１０２３は完全に分離されておらず、かつ空気抜けの穴部は設けられていないが、原料が筒状包装体内に供給された際に生じる空気の流れと原料の流れの衝突が殆ど生じない。従って、迅速に原料を袋状の包装体内に供給でき、包装体への充填効率を高めることができる。また、このように原料の流れと空気の流れの衝突を防止できるため、粉状原料の舞い上がりも抑制でき、包装機の汚れも防止できる。
【００３７】
発明の実施の形態４．
図５は、本発明の実施の形態４にかかる縦型自動充填包装機の充填シュートのシュートパイプを下からみた図である。この発明の実施の形態４にかかる充填シュートも図１及び図２で示されるように入口部１０１、シュートパイプ部１０２及び保持部１０５を備えているが、特に、シュートパイプ部１０２の形状を図１、図２で示す例とは異にしている。
【００３８】
即ち、本実施の形態４にかかる充填シュート１００のシュートパイプ部１０２は、断面がほぼ丸三角形となっている。そして、丸部分を原料供給のための通路１０２２とし、三角部分を空気抜けのための通路１０２３としている。
【００３９】
換言すると、原料供給用通路１０２２は、円形リング状の断面を有し、空気抜き用通路１０２３は、三角形状の断面を有する。そして、原料供給用通路１０２２と空気抜き用通路１０２３が空気抜き通路１０２３の三角形状の一頂点が原料供給用通路１０２２に入り込むようにして結合している。また、その結合部１０２６近傍の側面が内側に入り込むようにして形成されている。この内側への入り込み部分が原料供給用通路１０２２と空気抜き用通路１０２３との間の一部を分離する分離部として機能する。
【００４０】
原料供給用通路１０２２は、入口部１０２の傾斜側に位置しており、空気抜き用通路１０２３は、入口部１０２の傾斜側と反対側に位置している。入口部１０２に投入された原料は、入口部１０２において当該傾斜側の側面を沿うようにして流れ、シュートパイプ部１０２でも入口部１０２の傾斜側の側面を沿うようにして流れる。従って、当該原料は、主として原料供給用通路１０２２を流れることになる。
【００４１】
このため、本発明の実施の形態４にかかる充填シュート１００では、原料供給用通路１０２２と空気抜き用通路１０２３は完全に分離されておらず、かつ吸気パイプは設けられていないが、原料が筒状包装体内に供給された際に生じる空気の流れと原料の流れの衝突が殆ど生じない。従って、迅速に原料を袋状の包装体内に供給でき、包装体への充填効率を高めることができる。また、このように原料の流れと空気の流れの衝突を防止できるため、粉状原料の舞い上がりも抑制でき、包装機の汚れも防止できる。
【００４２】
その他の実施の形態．
本発明にかかるシュートパイプの形状は上述のような構成に限定されず、例えば、図６に示されるような構成を有していてもよい。図６に示すシュートパイプ１０２０は、その内側壁の一部が内側に突出する突出部１０２７を有している。
【００４３】
また、上述の例では、原料供給用通路１０２２と空気抜き用通路１０２３を分離する隔壁等は、その上端が入口部１０１とシュートパイプ部１０２の結合部近傍に位置していたが、これに限らず、さらに低い箇所に位置するようにしてもよい。
発明の実施の形態３及び４にかかる充填シュートにおいて発明の実施の形態１と同様の吸気パイプ及び吸気ポンプを設けるようにしてもよい。
【００４４】
本発明にかかる縦型自動充填包装機の全体構成例．
続いて、上述の充填シュートが用いられる縦型自動充填包装機の全体構成例について説明する。図７は本発明に係る縦型自動充填包装機の外観を示した斜視図である。１は縦型自動充填包装機の機体、２は粉状原料を収容したホッパ、３は供給パイプの途中部分に取付けた原料の充填装置である。
【００４５】
４は送られて来る各包装フィルムを供給パイプを包むように巻装するフォーミング部材として機能する入口部１０１であり、その下方に延在するシュートパイプ部１０２に相当するパイプとともに充填シュート１００を構成する。５は、各供給パイプに巻装した包装フィルムＦａの重なった内外両端縁を縦シールする縦シーラ装置であって、送られて来る包装フィルムを略筒状にシール成形できるように構成されている。
【００４６】
６は、縦シーラ装置５の下側部に設けた横シーラ装置であって、縦シーラ装置５によって略筒状に縦シールされた包装フィルムに横シールを行って、全体を上面開口型の袋体ＰＴにシール成形するように構成されている。
【００４７】
また、上述した充填装置３は、上記横シーラ装置６が横シールを行うと同時、或は、その直後に、ホッパ２内の被包装材料を一定量だけ供給パイプを通してその下端口より上記袋体ＰＴの内部に充填供給するように構成されており、また、横シーラ装置６は、上記充填装置３による被包装材料の充填が完了すると、横シーラが袋体ＰＴを挾持した状態のまま、横シーラ昇降手段によって１パック分だけ下方に移動して、各包装フィルムを１パック分だけ下方に引出し、その後、横シーラを左右に開いて挾持を解き、その状態のまま元の横シール前の位置に復帰上昇する仕組に成っている。また、９は、上記横シーラ装置６の下側部に設けたカッタ装置である。
【００４８】
１６は機体１に設けたキーボードであって、ここには包装製品Ｐのサイズを設定するためのデータ読み書き用キーと、モード切換用キー及びデータ入力用キーと云った各種のキーが設けられており、また、同じく機体１に設けた表示器１５には、入力したプログラムデータや設定した包装製品のサイズナンバー、或は、運転上の各種メッセージ数が表示される仕組に成っている。
【００４９】
本発明にかかる縦型自動充填包装機の構成を図８の記載に基づいて詳しく説明する。Ｆは印刷済みの幅広の包材ＦＸを巻いた巻取ロール、ＡＳ，ＡＴはモータによって回転する包材繰出し用ローラ、ＢＸはローラＢとの間で上記の包材ＦＸを複数条の包装フィルムＦａにスリットするスリッタ、ＣａとＣｂはガイドローラを示す。Ｄは横方向に等間隔に並設した複数本の被包装材料充填用の充填シュート、Ｅは送られて来る各包装フィルムＦａを各充填シュートＤの周囲を包むように巻装するフオーミング部材、Ｘはこれ等各包装フィルムＦａの両端縁を縦シールして全体を筒状にする縦シーラ、Ｙはこれ等筒状に縦シールした各包装フィルムＦａに横シールを施す横シーラであって、この横シーラＹが横シールを行うと各充填シュートＤを通して袋状にシールされた各包装フィルムＦａの内部に被包装材料が充填され、次いで、横シーラＹが横シールを行った状態のまま１パック分だけ下方に移動して、各包装フィルムＦａを１パック分だけ引出すように構成されている。
【００５０】
次いで、上記の横シーラＹは、横に開いて横シールを解いた状態のまま上昇して上記横シールを行う前の位置に復動し、再度横シールを行って被包装材料を充填した各シール袋の口を密封シールすると共に、カッタが横シールの中央線部分を上下に両断することによって、多連シールの一工程が終了する仕組に成っている。尚、図７に於いてＰは上記の多連式自動包装機によってステイック状にシールされた包装製品で、Ｐａはその縦シール部、ＰｃとＰｂはカッタによって両断された上下の横シール部である。
【００５１】
図９は、本発明にかかる縦型自動充填包装機の充填シュート近傍の原料計量供給部の構成を示す拡大図である。図９に示されるように、原料が蓄積される漏斗状のホッパー２の下方に前スクレバー３ｅと後スクレバー３ｆが設けられている。そして、計量マス３ｃには、シャッタ３ｄが設けられている。計量マス３ｃの直下に接続シュート３ｂが設けられ、この接続シュート３ｂを介して充填シュート１００に原料が供給される。
【００５２】
【発明の効果】
本発明によれば、簡易な構成で、筒状包装体への充填効率の悪化が改善できるような縦型自動充填包装機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明にかかる縦型自動充填包装機の充填シュートの構成例を示す図である。
【図２】本発明にかかる縦型自動充填包装機の充填シュートの別の構成例を示す図である。
【図３】本発明にかかる縦型自動充填包装機の充填シュートの別の構成例を示す図である。
【図４】本発明にかかる縦型自動充填包装機の充填シュートの別の構成例を示す図である。
【図５】本発明にかかる縦型自動充填包装機の充填シュートの別の構成例を示す図である。
【図６】本発明にかかる縦型自動充填包装機の充填シュートの別の構成例を示す図である。
【図７】本発明に係る縦型自動充填包装機の外観を示した斜視図である。
【図８】本発明にかかる縦型自動充填包装機の構造を説明した構成図である。
【図９】本発明にかかる縦型自動充填包装機の充填シュート近傍の構成を示す拡大図である。
【図１０】従来の縦型自動充填包装機の充填シュートによる問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
１００充填シュート
１０１入口部
１０２シュートパイプ部
１０５保持部
１０２２原料供給用通路
１０２３空気抜き用通路
１０２４吸気パイプ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vertical automatic filling and packaging machine capable of automatically filling various filling materials into a package.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various vertical automatic filling and packaging machines have been proposed. In this automatic filling and packaging machine, a powdery raw material is supplied to a package formed in a bag shape by a member called a filling chute. This filling chute is constituted by a funnel-shaped inlet portion and a chute pipe portion connected downward from the narrowed portion of the funnel-shaped shape. Filling material is charged into the inlet. Here, the packaging material is formed so as to wrap the chute pipe, thereby forming a cylindrical package. Then, a part of the cylindrical package is vertically and horizontally sealed to form a bag-shaped package. Then, the powdery raw material thrown in from the inlet part is put into a bag-shaped package through a chute pipe. For example, the configuration of a vertical automatic filling and packaging machine is disclosed in Patent Document 1, for example.
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2001-261413 A
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The problem in the conventional automatic filling and packaging machine will be described with reference to FIG. FIG. 10 is an enlarged view of the vicinity of the tip of the filling chute.
[0005]
As shown in the figure, the powdery raw material 300 that is a filling material flows from the top to the bottom of the chute pipe portion 102 of the filling chute and is discharged from the tip of the chute pipe portion 102 with vigor. The powdery raw material 300 discharged from the tip of the chute pipe portion 102 is accumulated at the bottom of the package 200 formed in a bag shape by the lateral seal 201. At this time, when the powdery raw material 300 is ejected from the chute pipe portion 102 to the package body 200, the air pressure inside the package body 200 increases and air tends to escape to the outside. Since the outer diameter is substantially equal to the inner diameter of the package 200 and the gap between the chute pipe portion 102 and the package 200 is narrow, there is no air escape route. Accordingly, the air flows backward in the chute pipe portion 102 and flows upward, and is exhausted from above the filling chute.
[0006]
However, in the chute pipe portion 102, the powdery raw material 300 flowing downward and the exhaust air flowing upward are simultaneously present and become a collision state. For this reason, if it is a thin chute pipe structure or the manufacturing speed of a package is increased, the filling efficiency to a cylindrical package will be deteriorated.
[0007]
In addition, the powdery raw material 300 and the exhaust air collide with each other, so that the powdery raw material rises, affects the work efficiency of the entire vertical automatic filling and packaging machine, and leads to contamination of the packaging machine.
[0008]
The present invention has been made to solve such problems, and provides a vertical automatic filling and packaging machine capable of improving deterioration of filling efficiency into a cylindrical package with a simple configuration. Objective.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
A vertical automatic filling and packaging machine according to the present invention is a vertical automatic filling and packaging machine provided with a filling chute for guiding a packaging body to form a cylindrical packaging body and filling a powdery raw material into the packaging body. The filling chute is provided with a first passage for supplying the powdery raw material, and a second passage for releasing air in the package body separated by the first passage and the partition wall. It is a feature. With such a configuration, it is possible to prevent a collision between the raw material supply and the flow of waste air.
Here, one end of the filling chute is inserted into the second passage and the other end is connected to the pipe located outside the filling chute, and the pipe is connected to suck in excess air in the second passage. You may make it have a suction means to do. Thereby, the air in a 2nd channel | path can be inhaled, and it can prevent that the flow of raw material supply and an exhaust air collide more effectively.
It is desirable that the air intake means take air through the pipe in accordance with the timing of supplying the powdery raw material into the package. Thereby, the said collision can be avoided only in the timing which the raw material supply and the flow of exhaust air collide.
[0010]
Another vertical automatic filling and packaging machine according to the present invention is a vertical automatic filling and packaging machine provided with a filling chute for guiding a packaging body to form a cylindrical packaging body and filling a powdery raw material into the packaging body. The filling chute is provided with a first passage for supplying the powdery raw material, and a second passage made of a pipe for releasing air in the package inside the first passage. It is characterized by this. Even with such a configuration, it is possible to prevent the supply of the raw material and the flow of the waste air from colliding with each other.
[0011]
Furthermore, an air intake means that is connected to the pipe and sucks air through the pipe in accordance with the timing of supplying the powdery raw material into the package may be provided. Thereby, the said collision can be avoided only in the timing which the raw material supply and the flow of exhaust air collide.
In addition, you may comprise the said pipe so that the upper end may be open | released in the said 1st channel | path.
[0012]
Another vertical automatic filling and packaging machine according to the present invention is a vertical automatic filling and packaging machine provided with a filling chute for guiding a packaging body to form a cylindrical packaging body and filling a powdery raw material into the packaging body. The filling chute has an inlet portion whose passage is inclined, and a chute pipe portion that is connected to the lower portion of the inlet portion and extends in a substantially vertical direction. A first passage for supplying the powdery raw material and an inlet portion provided on the side opposite to the inclined side provided on the inclined side, and having a second passage for air venting in the package. In addition, the first passage and the second passage are separated by a separation portion that separates a part of the first passage and the second passage. Even with such a configuration, it is possible to prevent the supply of the raw material and the flow of the waste air from colliding with each other.
[0013]
Here, the separation unit may be constituted by a partition wall provided between the first passage and the second passage. In a preferred embodiment, each of the first passage and the second passage has a circular ring-shaped cross section, and the separation portion includes the circular ring-shaped first passage and the second passage. It is formed so that the side surfaces in the vicinity of the coupling portion enter the inside.
[0014]
In addition, the first passage has a circular ring-shaped cross section, the second passage has a triangular cross section, and the separation portion includes the first passage and the second passage. The triangular shape of the second passage may be formed so that one apex of the second passage enters the first passage, and the side surface in the vicinity of the connection enters the inside.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiment 1 of the Invention
FIG. 1 shows a configuration of a filling chute of a vertical automatic filling and packaging machine according to Embodiment 1 of the present invention. 1A is a perspective view of the filling chute, FIG. 1B is a back view of the filling chute, and FIG. 1C is a view of the chute pipe of the filling chute from below.
[0016]
As shown in FIG. 1A, the filling chute 100 includes an inlet portion 101 and a chute pipe portion 102. The filling chute 100 is made of, for example, stainless steel whose surface is subjected to Teflon (registered trademark) processing. Thus, the friction with the powdery raw material can be reduced by applying Teflon (registered trademark) processing to the surface. Moreover, in the vertical automatic filling and packaging machine according to the present invention, powdery raw material is filled instead of liquid raw material, so that the powdery raw material flows through the filling chute.
[0017]
The inlet portion 101 has a funnel-like shape, and its inner diameter gradually decreases toward the back (downward) from the inlet 103. The inlet portion 101 is inclined toward the holding portion 105 side. Therefore, the raw material input from the inlet 103 flows downward along the side surface while contacting the inclined side surface of the inlet portion 101.
[0018]
The holding portion 105 is provided so as to protrude from the vicinity of the joint portion between the inlet portion 101 and the chute pipe portion 102 toward the inclined side of the inlet portion 101. The holding portion 105 includes a horizontal portion 1051 attached substantially horizontally, and a triangular vertical portion 1052 that holds the inlet portion 101 on the oblique side from obliquely below, substantially perpendicular to the horizontal portion 1051. The horizontal portion 1051 is provided with a screw hole 1053.
[0019]
The lower end of the inlet portion 101 is joined and integrated with the upper end of the chute pipe portion 102. The chute pipe portion 102 has a cylindrical shape with a hollow inside, and its longitudinal direction is attached in a substantially vertical direction.
[0020]
In the present invention, a partition wall 1021 is newly provided in addition to the above structure. The partition wall 1021 has a flat plate shape and extends from the vicinity of the upper end portion of the chute pipe portion 102, that is, from the vicinity of the joint portion between the chute pipe portion 102 and the inlet portion 101 to the lower end of the chute pipe portion 102. . The upper end of the partition wall 1021 has a configuration that creates a gap without being joined to the inner peripheral surface of the inlet portion 101. That is, the passage 1023 for releasing air is connected to the passage 1022 for supplying raw material at the upper end of the partition wall 1021. As shown in FIG. 1C, the partition wall 1021 separates the chute pipe portion 102 into two passages. One passage 1022 is a passage for supplying a raw material having a function of passing the raw material introduced from the inlet portion 101. The other passage 1023 functions as an air escape passage associated with an increase in air pressure generated in the package when the raw material is supplied into the cylindrical package through the passage 1022, that is, a passage for air escape. The partition wall 1021 is welded to the inner peripheral surface of the chute pipe 1020 at its side portion.
[0021]
Thus, in the filling chute 100 according to the present invention, the partition 1021 forms the passage 1022 for supplying the raw material and the passage 1023 for releasing air in the chute pipe portion 102, and the raw material is supplied into the cylindrical package. Since the exhaust air generated at this time flows through the passage 1023, the flow of the exhaust air can be prevented from colliding with the flow of the raw material, and the raw material can be quickly supplied into the bag-shaped package, thereby improving the filling efficiency of the package. Can be increased.
[0022]
In addition, since the collision between the raw material flow and the air flow can be prevented in this way, the rising of the powdery raw material can be suppressed, and contamination of the packaging machine can be prevented.
[0023]
As shown in FIG. 1C, the partition wall 1021 is provided at a position where the passage area 1023 for venting air is smaller than the passage area 1022 for supplying the raw material. . Therefore, the length of the partition wall 1021 in the short direction is shorter than the diameter of the inner periphery of the chute pipe 1020, and the edge in the longitudinal direction is joined to a part of the inner peripheral wall surface of the chute pipe 1020. In this way, the passage 1023 for venting air is configured to have a smaller cross-sectional area of the passage than the passage 1022 for supplying the raw material, so that the partition wall 1021 is prevented from hindering supply of a large amount of raw material. In addition, the packing efficiency of the package can be increased.
[0024]
The passage 1023 for venting air is formed such that the side surface of the chute pipe 1020 on the side opposite to the inclination direction of the inlet portion 101 is a part thereof. Since the raw material thrown into the inlet part 101 mainly flows along the side surface of the chute pipe 1020 on the inclined side of the inlet part 101, it can be suppressed that the partition wall 1021 prevents the flow.
[0025]
Moreover, according to such a structure, it is also conceivable that the raw material input from the inlet portion 101 enters the passage 1023 for air escape. However, since the passage 1023 is provided in the vicinity of the side surface of the chute pipe portion 102 on the opposite side to the inclination direction of the inlet portion, the raw material charged into the inlet portion 101 is mainly inclined side of the inlet portion 101. It flows along the side surface of the chute pipe portion 102. Therefore, most of the raw material introduced from the inlet 101 passes through the raw material supply passage 1022, and only a small amount of raw material enters the passage 1023, so that the influence of the collision between the raw material and the exhaust air is small.
Such a structure has a simple structure and can simplify a manufacturing process. Further, the filling chute 100 must be washed every time the raw material is changed. However, the filling chute according to the first embodiment of the present invention has a simple structure, and thus has an advantage of easy washing.
[0026]
In the filling chute having the configuration shown in FIG. 1, an intake pipe may be further provided as shown in FIG. FIG. 2 shows a configuration of a filling chute of a vertical automatic filling and packaging machine according to another configuration according to the first embodiment of the present invention. 2A is a perspective view of the filling chute, FIG. 2B is a back view of the filling chute, and FIG. 2C is a view of the chute pipe of the filling chute from below.
One end of the intake pipe 1024 is inserted into the passage 1023 and the other end is connected to an intake pump (not shown) which is an intake means. The intake pump sucks air in the passage 1023 through the intake pipe 1024. At this time, excess air in the package is sucked for a very short time in accordance with the timing when the raw material passes through the passage 1022 and falls into the package. That is, intermittent intake is performed. Since the suction is performed for such a very short time, the powdery raw material can be prevented from being sucked.
In the configuration shown in FIG. 2, the air flow generated when the raw material is supplied into the cylindrical package through the passage 1022 passes through the passage 1023 for venting air, passes through the intake pipe 1024, and is guided to the outside. It is burned.
[0027]
Embodiment 2 of the Invention
FIG. 3 shows the configuration of the filling chute of the vertical automatic filling and packaging machine according to the second embodiment of the present invention. 3A is a perspective view of the filling chute, FIG. 3B is a back view of the filling chute, and FIG. 3C is a view of the chute pipe of the filling chute from below.
[0028]
The filling chute 100 according to the second embodiment of the present invention includes an inlet portion 101, a chute pipe portion 102, and a holding portion 105 in the same manner as the filling chute according to the first embodiment of the present invention. The configuration marked with is the same as that shown in FIG.
[0029]
As shown in FIG. 3, the filling chute 100 according to the second exemplary embodiment of the present invention forms a passage for air removal by providing an air vent pipe 1025. The upper end of the pipe 1025 is located outside the inlet 101 and is connected to an intake pump (not shown). The intake pump sucks the air in the passage 1023 through the pipe 1025. At this time, excess air in the package is sucked for a very short time in accordance with the timing when the raw material passes through the passage 1022 and falls into the package. That is, intermittent intake is performed. Since the suction is performed for such a very short time, the powdery raw material can be prevented from being sucked.
The lower end of the pipe 1025 is located substantially on the same plane as the lower end of the chute pipe portion 102. The pipe 1025 is welded to the inner peripheral surface of the chute pipe 1020 by the welded portion 1028. The pipe 1025 may be made of the same material as the filling chute 100, but may be made of a different material. For example, the pipe 1025 is made of stainless steel whose surface is processed with Teflon (registered trademark). The pipe 1025 is provided in the vicinity of the side surface of the chute pipe portion 102 on the side opposite to the inclination direction of the inlet portion. Since the raw material thrown into the inlet part 101 flows mainly along the side surface of the chute pipe part 102 on the inclined side of the inlet part 101, the chute pipe part 102 can be prevented from obstructing the flow.
[0030]
Thus, in the filling chute 100 according to the present invention, the chute pipe portion 102 is formed with the raw material supply passage 1022 and the air vent pipe 1025 forming the air escape passage, and the raw material is supplied into the cylindrical package. Since the air flow generated by the air is guided to the outside through the air vent pipe 1025, the air flow can be prevented from colliding with the raw material flow, and the raw material can be quickly supplied into the bag-shaped package. The packing efficiency of the package can be increased.
[0031]
In addition, since the collision between the raw material flow and the air flow can be prevented in this way, the rising of the powdery raw material can be suppressed, and contamination of the packaging machine can be prevented.
Such a structure has a simple structure and can simplify a manufacturing process. Further, the filling chute 100 must be washed every time the raw material is changed. However, the filling chute according to the first embodiment of the present invention has a simple structure, and thus has an advantage of easy washing.
In the above example, the upper end of the air vent pipe 1025 is located outside the inlet portion 101, but is opened inside the inlet portion 101, that is, in the passage 1022 for supplying the raw material. May be. Also in this case, the same effect as the effect of the second embodiment of the invention described above is obtained.
[0032]
Embodiment 3 of the Invention
FIG. 4: is the figure which looked at the chute pipe of the filling chute of the vertical automatic filling packaging machine concerning Embodiment 3 of this invention from the bottom. As shown in FIGS. 1 and 2, the filling chute according to the third embodiment of the present invention also includes an inlet portion 101, a chute pipe portion 102, and a holding portion 105. In particular, the shape of the chute pipe portion 102 is illustrated. 1 and the example shown in FIG.
[0033]
That is, the chute pipe portion 102 of the filling chute 100 according to the third embodiment has an almost eight cross section. The large round portion is a passage 1022 for supplying raw material, and the small round portion is a passage 1023 for venting air.
[0034]
In other words, the raw material supply passage 1022 and the air vent passage 1023 have circular ring-shaped cross sections each having a different size. In addition, the circular ring-shaped raw material supply passage 1022 and the air vent passage 1023 are coupled so that the side surface in the vicinity of the coupling portion 1026 enters the inside. This inward entry portion functions as a separation part that separates a part between the raw material supply passage 1022 and the air vent passage 1023.
[0035]
The raw material supply passage 1022 is located on the inclined side of the inlet portion 102, and the air vent passage 1023 is located on the side opposite to the inclined side of the inlet portion 102. The raw material charged into the inlet portion 102 flows along the inclined side surface at the inlet portion 102, and also flows along the inclined side surface of the inlet portion 102 in the chute pipe portion 102. Therefore, the raw material mainly flows through the raw material supply passage 1022.
[0036]
For this reason, in the filling chute 100 according to the third embodiment of the present invention, the raw material supply passage 1022 and the air vent passage 1023 are not completely separated and no air vent hole is provided. There is almost no collision between the flow of air and the flow of raw material that occurs when the gas is supplied into the cylindrical package. Accordingly, the raw material can be quickly supplied into the bag-shaped package, and the packing efficiency of the package can be increased. In addition, since the collision between the raw material flow and the air flow can be prevented in this way, the rising of the powdery raw material can be suppressed, and contamination of the packaging machine can be prevented.
[0037]
Embodiment 4 of the Invention
FIG. 5: is the figure which looked at the chute pipe of the filling chute of the vertical type automatic filling and packaging machine concerning Embodiment 4 of this invention from the bottom. As shown in FIGS. 1 and 2, the filling chute according to the fourth embodiment of the present invention also includes an inlet portion 101, a chute pipe portion 102, and a holding portion 105. In particular, the shape of the chute pipe portion 102 is illustrated. 1 and the example shown in FIG.
[0038]
That is, the chute pipe portion 102 of the filling chute 100 according to the fourth embodiment has a substantially round triangular cross section. The round portion is a passage 1022 for supplying the raw material, and the triangular portion is a passage 1023 for venting air.
[0039]
In other words, the raw material supply passage 1022 has a circular ring-shaped cross section, and the air vent passage 1023 has a triangular cross section. The raw material supply passage 1022 and the air vent passage 1023 are coupled so that one apex of the triangular shape of the air vent passage 1023 enters the raw material supply passage 1022. Further, the side surface in the vicinity of the coupling portion 1026 is formed so as to enter inside. This inward entry portion functions as a separation part that separates a part between the raw material supply passage 1022 and the air vent passage 1023.
[0040]
The raw material supply passage 1022 is located on the inclined side of the inlet portion 102, and the air vent passage 1023 is located on the side opposite to the inclined side of the inlet portion 102. The raw material charged into the inlet portion 102 flows along the inclined side surface at the inlet portion 102, and also flows along the inclined side surface of the inlet portion 102 in the chute pipe portion 102. Therefore, the raw material mainly flows through the raw material supply passage 1022.
[0041]
Therefore, in the filling chute 100 according to the fourth embodiment of the present invention, the raw material supply passage 1022 and the air vent passage 1023 are not completely separated and no intake pipe is provided, but the raw material is cylindrical. There is almost no collision between the flow of air and the flow of raw material that occurs when supplied into the package. Accordingly, the raw material can be quickly supplied into the bag-shaped package, and the packing efficiency of the package can be increased. In addition, since the collision between the raw material flow and the air flow can be prevented in this way, the rising of the powdery raw material can be suppressed, and contamination of the packaging machine can be prevented.
[0042]
Other embodiments.
The shape of the chute pipe according to the present invention is not limited to the configuration as described above, and for example, it may have a configuration as shown in FIG. The chute pipe 1020 shown in FIG. 6 has a protruding portion 1027 in which a part of the inner wall protrudes inward.
[0043]
In the above example, the upper end of the partition wall that separates the raw material supply passage 1022 and the air vent passage 1023 is located in the vicinity of the joint between the inlet portion 101 and the chute pipe portion 102. Alternatively, it may be located at a lower position.
In the filling chute according to the third and fourth embodiments of the invention, the same intake pipe and intake pump as those of the first embodiment of the invention may be provided.
[0044]
1 shows an example of the overall configuration of a vertical automatic filling and packaging machine according to the present invention.
Next, an overall configuration example of a vertical automatic filling and packaging machine using the above-described filling chute will be described. FIG. 7 is a perspective view showing the appearance of the vertical automatic filling and packaging machine according to the present invention. 1 is a machine body of a vertical automatic filling and packaging machine, 2 is a hopper containing a powdery raw material, and 3 is a raw material filling device attached to an intermediate portion of a supply pipe.
[0045]
Reference numeral 4 denotes an inlet portion 101 that functions as a forming member that winds each packaging film that is sent so as to wrap the supply pipe, and constitutes a filling chute 100 together with a pipe that corresponds to the chute pipe portion 102 that extends below the inlet portion 101. . 5 is a vertical sealer device that vertically seals both inner and outer edges of the packaging film Fa wound around each supply pipe, and is configured so that the packaging film that is sent can be sealed in a substantially cylindrical shape. .
[0046]
6 is a horizontal sealer device provided on the lower side of the vertical sealer device 5, which performs horizontal sealing on the packaging film vertically sealed in a substantially cylindrical shape by the vertical sealer device 5, so that the whole is a top-opening type bag. The body PT is configured to be seal-molded.
[0047]
In addition, the filling device 3 described above has the bag body through the supply pipe through the supply pipe with a certain amount of the material to be packaged in the hopper 2 at the same time or immediately after the horizontal sealer device 6 performs the horizontal sealing. The horizontal sealer device 6 is configured to fill and supply the inside of the PT. When the filling material 3 is filled with the packaging material 3 by the filling device 3, the horizontal sealer 6 holds the bag body PT while holding the bag PT. Move downward by one pack by the sealer lifting means, pull out each packaging film downward by one pack, then open the horizontal sealer left and right to release the grip, and keep the original position before the horizontal seal It has a structure that rises back. Reference numeral 9 denotes a cutter device provided on the lower side of the horizontal sealer device 6.
[0048]
Reference numeral 16 denotes a keyboard provided on the machine body 1, which is provided with various keys such as a data read / write key for setting the size of the packaged product P, a mode switching key, and a data input key. Similarly, the display 15 provided in the machine body 1 is configured to display the input program data, the set size number of the packaged product, or the number of various messages in operation.
[0049]
The configuration of the vertical automatic filling and packaging machine according to the present invention will be described in detail based on the description of FIG. F is a winding roll wound with a printed wide packaging material FX, AS and AT are packaging material feeding rollers rotated by a motor, BX is a plurality of packaging films of the packaging material FX with the roller B Slitter slitting in Fa, Ca and Cb indicate guide rollers. D is a filling chute for filling a plurality of materials to be packaged arranged at equal intervals in the horizontal direction, E is a forming member that wraps each packaging film Fa to be wrapped around each filling chute D, X Is a vertical sealer that vertically seals both end edges of each of these packaging films Fa, and Y is a horizontal sealer that performs a horizontal seal on each packaging film Fa that has been vertically sealed in these cylindrical shapes. When the horizontal sealer Y performs horizontal sealing, the packaging material Fa is sealed in a bag shape through the respective filling chutes D, and then the packaging material Fa is filled, and then one pack with the horizontal sealer Y performing horizontal sealing. The wrapping film Fa is drawn out by one pack by moving downward by the amount.
[0050]
Next, the horizontal sealer Y opens sideways and rises in a state where the horizontal seal is released, and moves back to the position before performing the horizontal seal, and performs horizontal sealing again to fill the packaging material. The seal bag mouth is hermetically sealed, and the cutter cuts the center line portion of the horizontal seal vertically, so that one step of the multiple seal is completed. In FIG. 7, P is a packaged product sealed in a stick shape by the above-described multiple automatic packaging machine, Pa is a vertical seal portion thereof, and Pc and Pb are upper and lower horizontal seal portions both cut by a cutter. is there.
[0051]
FIG. 9 is an enlarged view showing the configuration of the raw material metering supply section in the vicinity of the filling chute of the vertical automatic filling and packaging machine according to the present invention. As shown in FIG. 9, a front scrubber 3e and a rear scrubber 3f are provided below a funnel-shaped hopper 2 in which raw materials are accumulated. The weighing mass 3c is provided with a shutter 3d. A connection chute 3b is provided directly below the measuring mass 3c, and the raw material is supplied to the filling chute 100 via the connection chute 3b.
[0052]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to provide a vertical automatic filling and packaging machine that can improve deterioration of filling efficiency into a cylindrical package with a simple configuration.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration example of a filling chute of a vertical automatic filling and packaging machine according to the present invention.
FIG. 2 is a view showing another configuration example of the filling chute of the vertical automatic filling and packaging machine according to the present invention.
FIG. 3 is a view showing another configuration example of the filling chute of the vertical automatic filling and packaging machine according to the present invention.
FIG. 4 is a view showing another configuration example of the filling chute of the vertical automatic filling and packaging machine according to the present invention.
FIG. 5 is a view showing another configuration example of the filling chute of the vertical automatic filling and packaging machine according to the present invention.
FIG. 6 is a view showing another configuration example of the filling chute of the vertical automatic filling and packaging machine according to the present invention.
FIG. 7 is a perspective view showing an appearance of a vertical automatic filling and packaging machine according to the present invention.
FIG. 8 is a configuration diagram illustrating the structure of a vertical automatic filling and packaging machine according to the present invention.
FIG. 9 is an enlarged view showing the configuration in the vicinity of the filling chute of the vertical automatic filling and packaging machine according to the present invention.
FIG. 10 is a diagram for explaining a problem caused by a filling chute of a conventional vertical automatic filling and packaging machine.
[Explanation of symbols]
100 filling chute
101 Entrance
102 Chute pipe part
105 Holding part
1022 Raw material supply passage
1023 Air vent passage
1024 Intake pipe

Claims

A vertical automatic filling and packaging machine equipped with a filling chute for guiding a packaging body to form a cylindrical packaging body and filling a powdery raw material into the packaging body,
The filling chute has a funnel-shaped inlet portion whose passage is inclined, and a columnar chute pipe portion connected to the lower portion of the inlet portion and extending in a substantially vertical direction.
The chute pipe portion includes a first passage member provided on the inclined side of the funnel-shaped inlet portion, a second passage member provided on the opposite side of the inclined side of the funnel-shaped inlet portion, A partition wall separating the first passage member and the second passage member;
The first passage member mainly operates so that the powdery raw material falls, the second passage member mainly operates so that air in the package body is exhausted, and the partition wall is mutually connected to the chute pipe portion. The two inner walls facing each other have a structure that protrudes inward, and these two protrusions operate so as to avoid the collision between the falling raw material and the exhaust air, and the two protrusions are opened. And the opening portion operates so that the first passage member and the second passage member communicate with each other.