JP4415834B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

この発明は、光ディスクにレーザ光を照射してデータの記録再生を行う光ディスク装置に関し、光ピックアップとの間の接続ケーブルを不要にする技術に関する。
一般的な光ディスク装置においては、光ディスクに照射するレーザ光を出力する半導体レーザ、光ディスクからの反射ビームを検出する光センサ、それらの間の光学系、並びに、光ディスクに対向配置される対物レンズを微少駆動するレンズアクチュエータを1ブロックの光ピックアップに搭載し、この光ピックアップを光ディスクの半径方向に移動させて光ディスクにデータの記録や再生を行うようになっている。
さらに、この光ピックアップは、例えばFPC(Flexible Printed Circuit)など可撓性を有する配線により装置内の回路基板と電気的に接続され、回路基板との間で電力の供給や各種信号の送受信が行われるようになっている。
FPCと回路基板との接続は、通常、規定のコネクタにより行われるが、FPCのコネクタはそのピン数が増えると端子接触の信頼性が非常に低くなるという性質を有している。近年、レンズアクチュエータのサーボ制御がフォーカス方向とトラッキング方向の2軸方向のものから、光レンズの反りに対応したチルト角方向を加えた3軸方向のものが採用されるなど、光ピックアップと外部の回路基板との間で送受信する信号数が増えており、各信号をFPCを介して普通に伝送していたのでは、FPCのコネクタピン数が増加して端子接続の信頼性が著しく低くなるという問題があった。
従来、光ピックアップと外部の回路基板とを接続するFPCの配線数を減らしたり、或いはFPC自体を不用とする技術として、幾つかの提案がなされている。例えば、特許文献1には、半導体レーザや光センサやその他光学部品を固定部側に設け、可動状態にされる光ピックアップには立上げミラー、対物レンズ、およびレンズアクチュエータのみを搭載する技術が記載されている。また、特許文献2〜5には、光ピックアップの外周面やレンズホルダ等に回路パターンを形成したり、バネ結線により給電を行ったりすることで、FPCを不要とする技術が記載されている。
特開2000−90598号公報 特開平09−282687号公報 特開平09−282688号公報 実用新案登録第2537254号公報 特開平06−96469号公報
しかしながら、上記の特許文献1の技術では、半導体レーザから光センサまでの光学系が2つのブロックに分割され、片方は固定、片方は可動状態にされているので、可動ブロックのちょっとした配置や角度のずれにより光軸がずれてレーザ光を正常に各光学系間に伝播させることが出来なくなるという問題を有している。
また、特許文献2〜5の技術では、FPCは不要となるものの、光ピックアップと外部基板とのケーブル接続はなくならないことから、これらの間でやり取りする信号数が増えたときにそのケーブル接続に困難性が出てくるという問題が解決されることはない。
この発明の目的は、光学系が1ブロックにまとめられた光ピックアップを用いつつ、信号数の増加により接続の信頼性の確保が難しくなっている例えばFPCのコネクタ接続を不要とすることのできる光ディスク装置、並びに、光ピックアップへの給電方法および信号伝送方法を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、光ディスクにレーザ光を照射してデータの記録または再生を行う光ディスク装置であって、前記レーザ光を出力するレーザ出力手段、光ディスクからの反射ビームを検出する光センサ、前記レーザ光を光ディスクの記録面まで導くとともに前記反射ビームを前記光センサまで導く光学系、および、レーザ光の照射位置を微調整するサーボ機構を有する光ピックアップと、この光ピックアップを光ディスクの半径方向に移動させるピックアップ搬送機構と、レーザ光の送り側が前記光ピックアップの外部に、レーザ光の受け側が前記光ピックアップにそれぞれ設けられ送り側からレーザ光を出射して受け側で受けることにより電力を供給する非接触給電手段と、前記光ピックアップと当該光ピックアップの外部にそれぞれ設けられ前記レーザ出力手段の駆動信号、前記サーボ機構の制御信号、前記光センサの検出に基づく信号を光信号または無線信号により送受信する非接触伝送手段とを備えている構成とした。
このような手段によれば、光ピックアップに非接触で給電と信号の送受信を行うことが出来るので、光ピックアップと回路基板間のケーブル接続を不要とすることが出来る。
望ましくは、前記非接触給電手段のレーザ光を受ける側には、フォトダイオードが形成された2個の受光基板と、前記フォトダイオードの出力を受けて前記光ピックアップの駆動電圧を生成するレギュレータ回路とが設けられ、前記2個の受光基板のうち第1の受光基板は、送り側からのレーザ光が直接且つ斜めに照射されるように配置され、第2の受光基板は第1の受光基板から反射したレーザ光が照射されるように配置されている構成とすると良い。
このような構成によれば、給電用のレーザ光を効率よく吸収して大きな駆動電流を生成することが出来る。
また、本発明は、上記目的を達成するため、光ディスクにレーザ光を照射してデータの記録または再生を行う光ディスク装置であって、前記レーザ光を出力するレーザ出力手段、光ディスクからの反射ビームを検出する光センサ、前記レーザ光を光ディスクの記録面まで導くとともに前記反射ビームを前記光センサまで導く光学系、および、レーザ光の照射位置を微調整するサーボ機構を有する光ピックアップと、この光ピックアップを光ディスクの半径方向に移動させるピックアップ搬送機構と、前記光ピックアップの移動経路に沿って複数設けられた1次コイルおよび前記光ピックアップに設けられた2次コイルからなり電磁誘導により前記1次コイルから前記2次コイルに電力を供給する非接触給電手段と、前記光ピックアップと当該光ピックアップの外部にそれぞれ設けられ前記レーザ出力手段の駆動信号、前記サーボ機構の制御信号、前記光センサの検出に基づく信号を光信号または無線信号により送受信する非接触伝送手段とを備え、前記複数の1次コイルは、前記光ピックアップの移動経路に沿って2列に配列されるとともに、一方の列の1次コイルと他方の列の1次コイルとが互い違いに前記移動経路に沿った方向に位置をずらして配列され、
前記非接触給電手段は、前記複数の1次コイルのうち互いに列の異なる何れか2個の1次コイルを駆動させて前記光ピックアップの前記2次コイルへ電力を供給し、前記非接触給電手段と前記非接触伝送手段とにより前記光ピックアップとその外部とのケーブル接続が皆無である構成とした。また、信号の送受信を前記1次コイルと2次コイル間の電磁誘導
により行うことも出来る。
このような構成によっても、光ピックアップに非接触で給電と信号の送受信を行うことが出来るので、光ピックアップと回路基板間のケーブル接続を不要とすることが出来る。
さらに望ましくは、前記非接触伝送手段は、複数の信号をデジタルのシリアル信号に符号化する符号化手段と、このシリアル信号から前記複数の信号を復号する復号化手段とを備えるとともに、当該シリアル信号を前記光信号または無線信号により送受信するように構成すると良い。
このような構成によれば、複数種の信号を光や電波により簡単に送受信させることが可能となる。
以上説明したように、本発明に従うと、データを記録再生するためのレーザ出力手段や光センサは光ピックアップに一体的に組み込んで使用することが出来るとともに、光ピックアップへの給電や信号の送受信は非接触で行えるので、光ピックアップと本体側の回路基板とのケーブル接続の接触不良などと云った問題を回避することが出来る。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1の実施の形態の光ディスク装置において内部に備わるレーザ給電の機構を表わした斜視図、図2はその送り側と受け側を表わした構成図である。また、図3には、光ディスク装置の詳細を表わしたブロック図を示す。
この実施の形態の光ディスク装置は、CD(コンパクトディスク)、DVD(デジタル多用途ディスク)、HDDVD(High Definition DVD)などの光ディスクにレーザ光を照射してデータの記録と再生を行う装置である。
装置の内部には、図1に示すように、回転制御可能なモータ10A(図3)により光ディスクDを回転させるスピンドル機構10、光ディスクの記録面にレーザ光を照射する光ピックアップ20、例えばステッピングモータ30A(図3)によりスクリューシャフト31,31を回転させて光ピックアップ20を光ディスクの半径方向に移動させるピックアップ搬送機構などが設けられている。
さらに、この実施の形態の光ディスク装置には、光ピックアップ20に高出力のレーザ光を入射して光ピックアップ20に電力を供給するレーザ給電ブロック40が設けられている。このレーザ給電ブロック40は、光ピックアップ20が移動する方向の延長線上に設けられ、常に光ピックアップ20のほぼ同一箇所にレーザ光が入射されるようになっている。このレーザ給電ブロック40には、例えば出力1Wの半導体レーザ41と、レーザ光を平行ビームにするコリメータレンズ42とが設けられ、このコリメータレンズ42により平行ビームにされたレーザ光が光ピックアップ20に入射されるようになっている。
光ピックアップ20は、その光学部品の一部が示された図3にも示されるように、光ディスクDに照射されるレーザ光を出力する半導体レーザ(レーザ出力手段)201と、光ディスクDからの反射ビームを多数の検出面で検出する光センサ203と、半導体レーザ201の出力制御用にその出力を検出するフロントセンサ202と、光ディスクに対向配置され光ディスクの記録面にレーザを集光する対物レンズ21と、半導体レーザ201から対物レンズ21までレーザ光を導くとともに対物レンズ21から光センサまで反射ビームを導く図示略の光学部品(光学系)とを備えている。
また、図2に示すように、光ピックアップ20には、給電ブロック40からのレーザ光を受けて電流を発生させるフォトダイオードが形成された2枚の受光基板24,25と、これらの出力を加算して出力する加算器26と、加算器26からの出力電流を蓄積するコンデンサC1と、この出力に基づき光ピックアップの各部に供給される電源電圧を生成するレギュレータ回路27とが設けられている。
上記2枚の受光基板24,25のうち、第1の受光基板24はレーザ光の光軸に対して受光面が斜めになるように配置され、第2の受光基板25は第1の受光基板24から反射した光が受光される配置とされている。さらに、第2の受光基板25から反射した光が第1の受光基板24へ、第1の受光基板24から反射した光が第2の受光基板25へと何度も繰り返し反射するような配置にするとより好ましい。
また、図3に示すように、この光ピックアップ20には、対物レンズ21を電磁力によりフォーカス方向、トラッキング方向、チルト角方向に高速に微小変位させるサーボ機構としてのレンズアクチュエータ22や、光センサ203の検出に基づき光ディスクの再生信号を増幅出力するRFアンプ211、並びに、光センサ203の複数の検出面の出力を演算してレーザ光の焦点の僅かなズレを表わすフォーカスエラー信号、トラッキングの僅かなズレを表わすトラッキングエラー信号、ディスクの反りに対応するチルト角の僅かなズレを表わすチルトエラー信号を生成出力するサーボアンプ212、フロントセンサ202からの出力を増幅出力するAPC(Auto Power Control)アンプ213、光ディスクDにデータを記録する際にレーザの出力タイミングや出力パワーを高精度に制御するWS(Write Strategy)回路214、WS回路214の出力により半導体レーザ201に駆動電流を出力する出力回路215、さらに、複数のアナログ信号をデジタルのシリアル信号にして出力するとともにデジタルのシリアル信号を受けてアナログ信号に復調する符号復号化回路220、並びに、デジタルのシリアル信号を例えばレーザ光の光信号に変換して非接触で送受信する光電変換器221等が設けられている。
上記符号復号化回路220は、RFアンプ211、サーボアンプ212、APCアンプ213のそれぞれのアナログ出力を、各々所定の周波数でサンプリングしてデジタル化するとともに、これらの信号を所定の配列でシリアルに並べてデジタルのシリアル信号に変換する。一方、光電変換器221から入力されたデジタルのシリアル信号を、所定の配列パターンに従って分離して、レンズアクチュエータ22へ供給される3軸方向のアナログサーボ制御信号と、WS回路214に供給されるアナログのレーザ制御信号とを復調する。
これら光ピックアップ20に設けられた各回路やレンズアクチュエータ22、半導体レーザ201などの電源電圧は、図2のレギュレータ回路により供給されている。
光ピックアップ20の消費電力は、半導体レーザ201の駆動に80mW、各回路やレンズアクチュエータ22の駆動電力を足しても300mW程度になる。従って、1W出力のレーザ光を上記受光基板24,25により80パーセントの効率で光電変換することで、光ピックアップ20の十分な駆動電力を得ることが出来る。
図3に示したように、光ディスク装置の回路基板50には、光ピックアップ20の光電変換器221と光信号の送受信をして光信号と電気信号との相互変換を行う光電変換器501と、複数のアナログ信号をデジタルのシリアル信号に変換したりデジタルのシリアル信号を複数のアナログ信号に変換する符号復号化回路502と、RFアンプ211からのRF出力の波形を調整するイコライザ511と、RF信号を2値化して再生データを復元するデコーダ512と、再生データのエラー訂正処理を行うECC回路513と、サーボアンプ212の出力からデータトラックの記録アドレスなどの情報を得たり記録クロックを生成したりするADIP(Address In Pre-Groove)デコーダ514やLPP(Land Pre-Pit)デコーダ515と、APCアンプ213の出力に基づきパワー制御信号を生成するAPC回路516と、光ディスクDの回転制御や光ピックアップ20の移動制御および半導体レーザ201の出力制御を総合的に行うDSP(Digital Signal Processor)517と、記録データのエラー訂正処理を行うECC回路519と、記録データをディスクへの記録マークの形成位置を示す信号に変換するエンコーダ518と、記録信号に基づき半導体レーザ201を駆動させる制御信号を生成するレーザ制御回路520と、スピンドル機構10のモータ10Aとピックアップ搬送機構のステッピングモータ30Aとレンズアクチュエータ20をサーボ制御するためのパルス信号を出力するPWM(Pulse Width Modulation)回路と、装置外部と再生データや記録データの受け渡しを行うインターフェース回路522と、装置の全体的な制御を行うMPU(Micro Processing Unit)530等が設けられている。
上記の符号復号化回路502は、光ピックアップ20から送られたデジタルのシリアル信号を所定の配列で分離してアナログ変換することでRFアンプ211、サーボアンプ212、APCアンプ213の出力を復元するとともに、レーザ制御回路520からのレーザ駆動用の制御信号とPWM回路521からのサーボ制御信号とをデジタル化およびシリアルの信号に変換するようになっている。
また、光ピックアップ20側と回路基板50側にそれぞれ搭載された符号復号化回路220,502において、レンズアクチュエータ22のサーボ制御に関する信号(例えばトラッキングエラー信号やサーボ制御信号など)や半導体レーザのパワー制御に関する信号は、サンプリング周波数40k〜50kHz程度でサンプリングして100kbpsオーダーのデジタル信号に変換することが出来る。また、RF信号やレーザ駆動用の制御信号などは500Mbps程度の信号に変換することが出来る。従って、2つの符号復号化回路220,502の間で送受信されるシリアル信号は500Mbps程度の信号により実現される。
光電変換器221,501間のレーザ光による光伝送は、図1の給電用のレーザ光と平行して送信用と受信用とレーザ光の光路を設け、そこでレーザ光の送受信を行わせるようにして構成することが出来る。
なお、このシリアル信号の送受信には、レーザ光による光伝送の他、LED(発光ダイオード)や赤外線による光伝送、無線信号による伝送などを同様に適用することも出来る。また、電力供給用のレーザ光を用いて回路基板50から光ピックアップ20への信号の送信を行うようにしても良い。
以上のように、この実施の形態の光ディスク装置によれば、レーザ光による給電とレーザ光による各種信号の伝送により、光ピックアップ20と外部の回路基板50との間を非接触にすることが出来る。従って、両者の間で送受信する信号数が増えた場合でも、接続の信頼性の確保が難しいFPCのコネクタ接続などを皆無にすることが出来る。
〔第2の実施の形態〕
図4は、第2の実施の形態の光ディスク装置において内部に備わる電磁給電の機構を表わした斜視図、図5はこの電磁給電の送り側と受け側の構成を表わした構成図である。
この実施の形態の光ディスク装置は、図1のレーザ給電をコイルによる電磁給電に変更したものであり、その他の構成は同様のものである。
この実施の形態の光ディスク装置は、図4に示すように、光ピックアップ20の移動経路に沿ってその下側に1次コイル61,61…が複数設けられ、また、図5に示すように、光ピックアップ20の下側に2次コイル62が設けられるとともに、ピックアップ20の下側にある1次コイル61,61に交流電流を流して電磁誘導により2次コイル62に起電力を発生させるように構成されたものである。なお、この電磁誘導により符号復号化回路220,502間の信号の送受信を行うように構成してもよい。
そして、光ピックアップ20の2次コイル62に発生された起電力は整流回路63で整流されレギュレータ回路64で駆動電圧が生成されて、光ピックアップ20の各部に供給されるようになっている。
上記の1次コイル61,61…は、千鳥格子状に前後に位置をずらして左右2列設けてあることで、何れか左右2個の1次コイル61,61を駆動させることで、光ピックアップ20の2次コイル62を高効率で電磁誘導することが可能になっている。
以上のように、この実施の形態の光ディスク装置においても、光ピックアップ20への給電を非接触に行えるので、回路基板50との間のケーブル接続を皆無にすることができ、装置の信頼性向上を図ることが出来る。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、装置全体の回路構成や非接触とする信号の種類など、実施の形態で具体的に示した細部等は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
本発明の第1の実施の形態の光ディスク装置において内部に備わるレーザ給電の機構を示す斜視図である。 図1のレーザ給電機構の送り側と受け側とを示した構成図である。 実施の形態の光ディスク装置の回路構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態の光ディスク装置において内部に備わる電磁給電の機構を示す斜視図である。 図4の電磁給電の送り側と受け側の構成を示した構成図である。
符号の説明
10 スピンドル機構
10A モータ
20 光ピックアップ
21 対物レンズ
22 レンズアクチュエータ
24,25 受光基板
27 レギュレータ回路
30A ピックアップ搬送機構のステッピングモータ
31 スクリューシャフト
40 レーザ給電ブロック
41 給電用の半導体レーザー
42 コリメータレンズ
50 回路基板
61… 1次コイル
62 2次コイル
63 整流回路
64 レギュレータ回路
201 半導体レーザ
203 光センサ
211 RFアンプ
212 サーボアンプ
213 APCアンプ
214 WS回路
220 符号復号化回路
221 光電変換器
501 光電変換器
502 符号復号化回路
511 イコライザ
514 ADIPデコーダ
515 LPPデコーダ
516 APC回路
517 DSP
520 レーザ制御回路
521 PWM回路

Claims (3)

  1. 光ディスクにレーザ光を照射してデータの記録または再生を行う光ディスク装置であって、
    前記レーザ光を出力するレーザ出力手段、光ディスクからの反射ビームを検出する光センサ、前記レーザ光を光ディスクの記録面まで導くとともに前記反射ビームを前記光センサまで導く光学系、および、レーザ光の照射位置を微調整するサーボ機構を有する光ピックアップと、
    この光ピックアップを光ディスクの半径方向に移動させるピックアップ搬送機構と、
    前記光ピックアップの移動経路に沿って複数設けられた1次コイルおよび前記光ピックアップに設けられた2次コイルからなり電磁誘導により前記1次コイルから前記2次コイルに電力を供給する非接触給電手段と、
    前記光ピックアップと当該光ピックアップの外部にそれぞれ設けられ前記レーザ出力手段の駆動信号、前記サーボ機構の制御信号、前記光センサの検出に基づく信号を光信号または無線信号により送受信する非接触伝送手段と、
    を備え
    前記複数の1次コイルは、前記光ピックアップの移動経路に沿って2列に配列されるとともに、一方の列の1次コイルと他方の列の1次コイルとが互い違いに前記移動経路に沿った方向に位置をずらして配列され、
    前記非接触給電手段は、前記複数の1次コイルのうち互いに列の異なる何れか2個の1次コイルを駆動させて前記光ピックアップの前記2次コイルへ電力を供給し、
    前記非接触給電手段と前記非接触伝送手段とにより前記光ピックアップとその外部とのケーブル接続が皆無である
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 光ディスクにレーザ光を照射してデータの記録または再生を行う光ディスク装置であって、
    前記レーザ光を出力するレーザ出力手段、光ディスクからの反射ビームを検出する光センサ、前記レーザ光を光ディスクの記録面まで導くとともに前記反射ビームを前記光センサまで導く光学系、および、レーザ光の照射位置を微調整するサーボ機構を有する光ピックアップと、
    この光ピックアップを光ディスクの半径方向に移動させるピックアップ搬送機構と、
    レーザ光の送り側が前記光ピックアップの外部に、レーザ光の受け側が前記光ピックアップにそれぞれ設けられ送り側からレーザ光を出射して受け側で受けることにより電力を供給する非接触給電手段と、
    前記光ピックアップと当該光ピックアップの外部にそれぞれ設けられ前記レーザ出力手
    段の駆動信号、前記サーボ機構の制御信号、前記光センサの検出に基づく信号を光信号または無線信号により送受信する非接触伝送手段と、
    を備え
    前記非接触給電手段のレーザ光を受ける側には、
    フォトダイオードが形成された2個の受光基板と、
    前記フォトダイオードの出力を受けて前記光ピックアップの駆動電圧を生成するレギュレータ回路とが設けられ、
    前記2個の受光基板のうち第1の受光基板は、送り側からのレーザ光が直接且つ斜めに照射されるように配置され、第2の受光基板は第1の受光基板から反射したレーザ光が照射されるように配置され、
    前記非接触給電手段と前記非接触伝送手段とにより前記光ピックアップとその外部とのケーブル接続が皆無である
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 前記非接触伝送手段は、複数の信号をデジタルのシリアル信号に符号化する符号化手段と、このシリアル信号から前記複数の信号を復号する復号化手段とを備えるとともに、当該シリアル信号を前記光信号または無線信号により送受信するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク装置。
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