JP4413751B2 - 内容物の安定性を向上させるエアゾール製品 - Google Patents

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バルブ周辺部が樹脂成形品を用いて構成されるエアゾール製品において、該樹脂に特定物質を添加することによって内容物の安定性の向上を図るようにした技術に関する。
従来、エアゾール製品は広く普及している。その内容物は、水をはじめとする無機物質あるいは有機物質など様々あり、それらは固相から気相までの多様な状態で封入されている。また、その使用分野や用途も多岐にわたっており、医療品や化粧品あるいは消臭剤や殺虫剤、塗料など生活の随所に多用され、日常においても不可欠なものとなっていることは周知の通りである。
それらの如くのエアゾール製品の多くは、ボトルに、バルブを有する噴霧器を取り付けて構成され、バルブを外力によって開口させることによって、内容物を噴霧させることができるように構成されている。上述の如くのエアゾール噴射装置のバルブ周辺の構造は、既に公知文献が多く存在し、その代表的なものとしては、特開平8−103700号公報に開示されている技術が挙げられる。この公報にも記載されているように、現在普及しているエアゾール噴射装置のバルブを有する噴霧器の構成は、少なくともボトルの上方の開口部に取り付けられる蓋状の部材と、この蓋状部材の中央に設けられた孔に、上下動し得るように挿通されるステムと、このステムを付勢するスプリングと、ステムの下半部及びスプリングを収容するハウジングとを有し、外力を付与してステムを下方に押圧することで、バルブを開放して内容物を噴霧し、非押圧時にはスプリングなどの付勢力によってステムが上方に移動して、内容物の放出を閉止するように構成されている。また、ステムやハウジングなどの部品は合成樹脂からなる成型品である場合が少なくなく、金属のみから構成されているものに比べ、コスト的に有利で、一般に広く普及している。
また従来品においては、内容物の流通状態をよくしたり、噴霧状態をよくする目的で、ステムとスプリング及びハウジングそれぞれの形状や大きさ、あるいは相対的な位置関係などを工夫することによる改善が十分に行われている。
しかし、エアゾール噴射装置のバルブ周辺を構成する部品と内容物との反応関係について考慮されているものは皆無である。上述のように、エアゾール製品の内容物、あるいはその物理的状態は実に多岐に渡り、また使用シーンも多様である。したがって、内容物としては様々なものが使用され得る。若しくは、使用要請がある。ところが、内容物あるいは封入物質によっては、噴霧器を構成する部品と封入物質が反応し、封入物質特に内容物の性状を変質させてしまうことがあって、そのような場合、既製のエアゾール噴射装置を採用することができなくなってしまうという問題があった。
発明者等の鋭意研究によれば上述の如くの問題は、例えば、2,4−ジアミノ−6−ピペリジノピリミジン−3−オキサイド(以下、MXDという)を成分とする内容物をエアゾールボトルに収容し、内容物を噴霧するための圧縮ガス若しくは噴射剤としてジ・メチル・エーテル(以下、DMEという)を採用したものであって、エアゾール噴射装置のバルブ周辺をなす部品のうち、少なくとも内容物と接触し得る部分が、ポリ・オキシ・メチレン(以下、POMという)、あるいは、ポリ・ブチレン・テレフタレート(以下、PBTという)などの合成樹脂に離型剤として脂肪酸アマイドが添加されて構成され、これらの如くの部品から構成されたエアゾール噴射装置を以て前記内容物を前記エアゾールボトルに封入してなるエアゾール製品において生じることが確認されている。
問題の反応は、内容物としてのMXDと、脂肪酸アマイドを添加してなるPOMまたはPBTの成形部品とが、DMEを媒介して、脂肪酸アマイドに由来する構造を有する物質として、常温下において内容物中に沈殿物として生成するというものである。
このような反応、若しくは生成物の場合、内容物が変質するという問題ばかりか、生成物がバルブ周辺において目詰まりを生じて、噴霧具合を悪化させる原因にもなるという問題も起こる。
このような問題を解決する方法としては、例えば、噴射剤としてDMEの代わりに汎用されている液化プロパンガス(以下、LPGという)を使用することが考えられる。しかしながら、LPGには処方上、水を配合することが出来ないと共に、エタノールを90%以上含む中味の噴射剤として使用した例が従来存在していない。
特開平8−103700号公報
この発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、薬事法による使用規制がなく汎用噴射剤であるDMEを使用でき、成形効率を低下させたり、成型品の安定性や表面状態を悪化させることのない成型品から構成されるエアゾール噴射装置を採用した、内容物として収容されるMXDと反応せず、内容物や成型部品あるいは噴射剤由来の溶出や沈殿がなく、内容物を変質させることのないエアゾール製品を提供せんとするものである。
ボトルの開口部に装着されるバルブ機能を有するエアゾール噴射装置を以て少なくともMXDが含まれる内容物と、少なくともDMEが含まれる噴射剤を封入してなるエアゾール製品において、前記エアゾール噴射装置が少なくともステムと、ステムを付勢する付勢手段と、前記ステムの下半部及び前記付勢手段を収容するハウジングと、このハウジングを装着しつつボトルの開口部に装着して該ボトルの開口部を閉止する蓋状部材を有し、エアゾール噴射装置の構成部品のうち少なくとも前記内容物と接触し得る部分がPOMまたはPBTの何れかの合成樹脂を材料とする成形品から構成され、該合成樹脂には脂肪酸アマイドを添加せず、ポリ・ジ・メチル・シロキサンを主成分とするシリコーン系滑剤が添加されて構成されることを特徴とする。そして、前記内容物とエアゾール噴射装置の構成部品とが、何等かの反応を起こして内容物を変質させることを防止するように構成される。
また、シリコーン系滑剤の粘性が、500〜10000cpsであって、合成樹脂に対する配合量が、0.1〜1.0重量%であることを特徴とする。
本発明によれば、合成樹脂成形品をエアゾール噴射装置の構成部品として採用することができる。この合成樹脂成形品にあっては、金型からの離型性を低下させることなく、また該成形品の表面状態や内部状態を悪化させることなく、低コストにして高度な成形効率で生産することができるという効果がある。
また、MXDを含む内容物を収容した場合において、DMEを含む噴射剤を使用しても前記内容物とエアゾール噴射装置の構成部品とが互いに反応して該内容物を変質させることが殆ど皆無に等しく、内容物の安定性を向上させることができるという効果がある。
さらに、従来においては、内容物とエアゾール噴射装置の構成部品とが反応することによって沈殿物が生成されていたが、本発明によって沈殿物の生成も全くなくなり、バルブ周辺における目詰まりを防止することができた。
この発明の好ましい実施の形態を、以下に詳細に説明する。本発明は、内容物と噴射剤及び、ボトルと、このボトル内部に前記内容物と噴射剤とを密封し、適宜内容物を噴射させるためのボトル開口部に装着されるエアゾール噴射装置(1)とから構成される。
エアゾール噴射装置(1)は、基本的には、ステム(2)と、ステム(2)を付勢する付勢手段(3)と、前記ステム(2)の下半部及び付勢手段(3)を収容するハウジング(4)と、前記ステム(2)の上半分が挿通される孔(5)をその中央部に有し、この孔(5)に該ステム(1)を挿通しつつ前記ハウジング(4)を一体的に装着し、有底ボトルの上方の開口部に装着して内容物等を密閉するための蓋状部材(6)を有して構成される。このような構成を採るエアゾール噴射装置(1)の代表的な構造を示したものが図1である。ただし、エアゾール装置の構造は、図1に示す構造に限定されるものではなく、既に一般に普及しているエアゾール噴射装置や従来公知の構造、構成、あるいはそれらを改変したものの中から適宜選択されるものであってもよいことはいうまでもない。
そして、エアゾール噴射装置を構成する上記部品、あるいはそれら以外の部品のうち、少なくとも内容物と接触し得る部分が、合成樹脂成形品から構成され、より具体的には前記合成樹脂がPOMまたはPBTであって、その成形の事前において、前記合成樹脂材料に、粘度が1000〜10000cpsのシリコーン系滑剤を、合成樹脂に対して好ましくは0.3〜0.6重量%、さらに好ましくは0.5重量%添加して構成される。ここで、シリコーン系滑剤の粘度が低すぎると、離型効果が出なくなるということや成形後に成形品の内部からその表面に前記滑剤が移行してきて露出し、成形品の表面にベタ付きが生じてしまい、逆に高粘度の場合には、滑剤が合成樹脂に均一に混ざらなくなるという問題が生じる。また、滑剤の合成樹脂に対する配合量においては、少な過ぎれば成形性が改善されず成形効率が低下し、逆に多過ぎれば、成形時において成型機のスクリューが滑って、融解した状態の合成樹脂を金型内に上手く送り込めず、均一な成形ができなくなるという問題が生じる。つまりこれらの理由からシリコーン滑剤の粘度及び配合量は上記の程度とすることが好ましい。
また、前記内容物はMXDを、内容物の全量に対して好ましくは0.1〜10重量%含み、この他、例えば合成エタノール95%、メントール、グリセリン、イオン交換水等を混合して構成される。そして、前記噴射剤は少なくともDMEを含んで構成される。
本実施例では、上述の如くに構成したエアゾール製品において、以下に示す各種サンプルを用意し、それらについて後述の方法によって内容物の安定性が確保されるか試験した実験の結果を表1に示す。
Figure 0004413751
この実験は、一定の期間にわたって各種試料をMXD1%配合中身30mlと10.2gのDMEをエアゾールボトルに封入して浸漬し、これを50℃に保たれた恒温槽内で放置し、その後、検査時間(数時間)だけ常温に戻して封入物の変色具合や沈殿物の有無を確認し、この後また50℃に保持して所定期間経過させ、再び常温に戻して再度前記検査と同等の検査を行うという方法によって試験したものである。ここで各種試料とは、表1に示す通り、ビーズ状若しくはペレット状態のPOM及びPBT合成樹脂であり、本実施例においては、これらの樹脂ペレットを成型するにおいて離型剤を添加していないもの、及び、シリコン系以外の離型剤を添加したもの、及び、シリコン系の離型剤を添加したものを指す。
この実験の結果は、既に表1に示した。表1から明らかな通り、POM試料においてもPBT試料においてもシリコン系以外の離型剤を含むものについては沈殿物が生じていたのに対し、シリコン系の離型剤を含むもの又は離型剤を含まないものについては2ヶ月間経過した後にもなお沈殿物の生成は認められなかった。また、シリコン系以外の離型剤を含むものについて生成した沈殿物を分析したところ、図2のチャート図に見られるように、脂肪酸アマイドに由来する構造を有する物質が確認された。
エアゾール噴射装置を示す図 沈殿物の分析IRチャート図
符号の説明
1 エアゾール噴射装置
2 ステム
3 付勢手段
4 ハウジング
5 孔
6 蓋状部材

Claims (4)

  1. 少なくともステムと、該ステムを付勢する付勢手段と、前記ステム及び前記付勢手段を収容するハウジングと、このハウジングを装着しつつボトルの開口部に装着して該ボトルの開口部を閉止する蓋状部材を有し、且つ、これらの部品のうち少なくとも内容物と接触し得る部分が、合成樹脂成形品から構成されたエアゾール噴射装置を備え、少なくとも2,4−ジアミノ−6−ピペリジノピリミジン−3−オキサイドが含まれる内容物と共に少なくともジ・メチル・エーテルを成分とする噴射剤をエアゾールボトルに封入してなるエアゾール製品において、前記合成樹脂は、ポリ・オキシ・エチレン又はポリ・ブチレン・テレフタレートのいずれかであって、脂肪酸アマイドを含まない、ポリ・ジ・メチル・シロキサンを主成分とするシリコーン系滑剤が添加されて構成され、内容物とエアゾール噴射装置の構成部品とが反応して内容物を変質させることを防止するようにしたことを特徴とする内容物の安定性を向上させるエアゾール製品。
  2. 内容物に含まれる2,4−ジアミノ−6−ピペリジノピリミジン−3−オキサイドの分量が、内容全量に対し、0.1〜10重量%であることを特徴とする請求項1に記載のエアゾール製品。
  3. シリコーン系滑剤の粘性が、500〜10000cpsであることを特徴とする請求項1又は2に記載のエアゾール製品。
  4. 合成樹脂に対するシリコーン系滑剤の配合量が、0.1〜1.0重量%であることを特徴とする請求項1乃至に記載のエアゾール製品。
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