JP4408579B2 - Jig for inspection of defective pipe connections - Google Patents
Jig for inspection of defective pipe connections Download PDFInfo
- Publication number
- JP4408579B2 JP4408579B2 JP2001009248A JP2001009248A JP4408579B2 JP 4408579 B2 JP4408579 B2 JP 4408579B2 JP 2001009248 A JP2001009248 A JP 2001009248A JP 2001009248 A JP2001009248 A JP 2001009248A JP 4408579 B2 JP4408579 B2 JP 4408579B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annular elastic
- cylindrical fitting
- elastic sealing
- peripheral side
- inspection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配管接続部におけるシール不良を検査する検査治具に関するもので、例えば、車両用空調装置の冷媒配管接続部に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】
従来、特開平8−277976号公報において、車両用空調装置の冷媒配管接続構造が提案されている。この従来技術では、図8に示すように、雄側配管部材10の先端部10aに、円周方向の凹溝10b、10cを2つ軸方向に隣接して設け、この凹溝10b、10c内にゴム製のOリング(環状弾性シール材)11、12を装着し、このOリング11、12を装着した先端部10aを雌側配管部材20の先端部20aの内側に同軸的に嵌合させている。
【0003】
なお、両配管部材10、20はアルミニュウム等の金属にて成形されており、雄側配管部材10には径外方へ突出する鍔状部10dがバルジ加工により形成され、この鍔状部10dに雌側配管部材20の先端部20aが当接して、両配管部材10、20の軸方向の嵌合位置を決める。
【0004】
そして、両配管部材10、20の嵌合部に装着される樹脂製の締結部材30は、図示しないヒンジ結合部により開閉可能に係止される一対の半円筒状部材から構成され、図示の締結部材30はそのうちの一方の半円筒状部材である。この一対の半円筒状締結部材30を係止することにより、両配管部材10、20の嵌合部に径方向の締め付け力を加えて、両配管部材10、20の嵌合部を締結している。2つのOリング11、12は、雄側配管部材10の先端部10aの凹溝10b、10cと、雌側配管部材20の拡管先端部20aの内側面とに弾性的に圧着することにより、2重シール機能を発揮するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、万一、2つのOリング11、12のうち、1つでも傷つき等の不良品が組み込まれると、上記2重シール機能を良好に発揮できない。そこで、配管接続構造の洩れ検査を実施して、Oリング11、12の傷つき等によるシール不良を発見する必要がある。
【0006】
本発明は上記点に鑑みて、軸方向に並置された複数の弾性シール材によって多重シール機能を発揮する配管接続部において、弾性シール材の傷つき等によるシール不良を確実に発見できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、配管部材(10)の先端部(10a)の外周側に装着される環状弾性シール材(11、12)を複数個軸方向に並置する配管接続部におけるシール不良検査用治具であって、
配管部材(10)の環状弾性シール材(11、12)の装着部分の外周側に嵌合するとともに環状弾性シール材(11、12)が弾性的に圧着する第1円筒状嵌合部材(44)と、
配管部材(10)から流入する検査流体を、複数の環状弾性シール材(11、12)の中間部位に導入する入口側連通路(46a、49、44b、50、44c)と、
環状弾性シール材(11、12)のシール不良が発生したとき、環状弾性シール材(11、12)の装着部分を通過した検査流体を外部に放出する出口側連通路(44d,44e、53)とを備えることを特徴とする。
【0008】
これにより、複数の環状弾性シール材(11、12)のいずれか1つがシール不良であると、複数の環状弾性シール材(11、12)の中間部位に導入された検査流体がそのシール不良のシール材装着部分を通過して出口側連通路(44d,44e、53)から外部に放出される。このため、検査流体の外部への放出を判定することにより、複数の環状弾性シール材(11、12)のいずれか1つのシール不良を確実に発見できる。
【0009】
請求項2に記載の発明では、第1円筒状嵌合部材(44)の内周側に軸方向に移動可能に嵌合する第2円筒状嵌合部材(46)を有し、
入口側連通路(46a、49、44b、50、44c)は、具体的には、配管部材(10)から流入する検査流体が第2円筒状嵌合部材(46)を内周側から外周側へ通過し、その後、検査流体が第1円筒状嵌合部材(44)を内周側から外周側へ通過し、更に、検査流体が第1円筒状嵌合部材(44)を外周側から内周側へ通過して複数の環状弾性シール材(11、12)の中間部位に到達するように構成する。
【0010】
請求項2によると、第1円筒状嵌合部材(44)の内周側に第2円筒状嵌合部材(46)が軸方向に移動可能に嵌合しているから、例えば、検査終了後に、第2円筒状嵌合部材(46)をばね力により軸方向に移動させ、その軸方向移動を利用して、配管部材(10)を軸方向に押し戻すといった操作を行うことが可能となる。これにより、配管部材(10)の検査終了後における取り出しが容易となる。
【0011】
請求項3に記載の発明のように、出口側連通路は、具体的には、第1円筒状嵌合部材(44)に形成され、環状弾性シール材(11、12)の一方(12)の装着部分を通過した検査流体が流れる連通路(44d,44e)と、
第1円筒状嵌合部材(44)と配管部材(10)との嵌合隙間により形成され、環状弾性シール材(11、12)の他方(11)の装着部分を通過した検査流体が流れる連通路(53)とにより構成することができる。
【0012】
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれか1つにおいて、配管部材(10)は、環状弾性シール材(11、12)よりも配管中央側の部位に径外方へ突き出す鍔状部(10d)を有しており、
この鍔状部(10d)に当接して配管部材(10)の挿入位置をロックするロック機構(48)を備えることを特徴とする。
【0013】
これにより、配管部材(10)の鍔状部(10d)を利用して配管部材(10)の挿入位置をロックする機能を容易に確保できる。
【0014】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下本発明を図に示す一実施形態に基づいて説明する。本実施形態は、前述の特開平8−277976号公報に記載されている、車両用空調装置の冷媒配管の接続部に適用した検査用治具に関する。
【0016】
図1は配管部材10を検査用治具40に組み付ける前のフリー状態を示し、図2〜図6は配管部材10を検査用治具40に組み付けて、Oリングシール部を検査する過程を示す。配管部材10は、前述の図8に示す雄側配管部材10と同じものであり、先端部10aにOリング(環状弾性シール材)11、12を装着する2つの凹溝10b、10cを形成している。また、雄側配管部材10にはOリング装着部分よりも配管中央側(反先端側)の部位に径外方へ突出する断面U状の鍔状部10dがバルジ加工により形成されている。
【0017】
検査用治具40は略円筒状の本体部41を有し、この本体部41の軸方向(図示の左右方向)の一端側(図示左側)の開口部41aは雄側配管部材10の先端部10a側を受け入れるためのものである。本体部41の軸方向他端側(図示右側)の開口部41bにはキャップ部材42を一体に組み付けて、本体部41の開口部41bを閉じるようになっている。
【0018】
キャップ部材42の円筒状部42aを本体部41の他端側開口部41bの内周側に嵌合させ、その嵌合部にゴム製のOリング(環状弾性シール材)43を配置して、嵌合部の気密を維持するようになっている。
【0019】
本体部41およびキャップ部材42の円筒状部42aの内周側には第1円筒状嵌合部材44が軸方向に摺動可能に嵌合している。第1円筒状嵌合部材44において、開口部41a側の先端部44aは、図8の雌側配管部材20の先端部20aに相当する部分であり、この先端部44aの内径は雄側配管部材10の先端部10aの外径より微少量だけ大きくして、この先端部44aの内周側に雄側配管部材10の先端部10aを挿入可能になっている。
【0020】
第1円筒状嵌合部材44とキャップ部材42との間にコイルばね(ばね手段)45を配置して、コイルばね45のばね力により第1円筒状嵌合部材44が開口部41a側へ押圧されるようになっている。このため、図1のフリー状態においては、コイルばね45のばね力により第1円筒状嵌合部材44の外周鍔部44gが本体部41の内周側に形成されたストッパー面41cに当接して停止している。
【0021】
また、第1円筒状嵌合部材44の内周側には第2円筒状嵌合部材46が軸方向に摺動可能に嵌合している。この第2円筒状嵌合部材46とキャップ部材42との間にもコイルばね(ばね手段)47を配置して、コイルばね47のばね力により第2円筒状嵌合部材46が開口部41a側へ押圧されるようになっている。
【0022】
このため、図1のフリー状態においては、コイルばね47のばね力により第2円筒状嵌合部材46が第1円筒状嵌合部材44の内周側に形成されたストッパー面44hに当接して停止している。
【0023】
また、略円筒状の本体部41の開口部41a側の先端円筒部41dには、雌側配管部材20の先端部20aの挿入位置をロック(保持)するロック機構48が備えられている。
【0024】
このロック機構48を具体的に説明すると、本体部41の先端円筒部41dの円周方向の複数箇所に円形の保持穴41eを複数箇所等間隔に設けている。この保持穴41eは先端円筒部41dを径方向に貫通するとともに、この保持穴41eの径寸法を先端円筒部41の内周側ではロック機構48のロックボール48aの径より小とし、且つ、保持穴41eの径寸法を先端円筒部41の外周側ではロック機構48のロックボール48aの径より大としている。
【0025】
そして、本体部41の先端円筒部41の外周面には作業者により手動操作される円筒状の操作部材(スリーブ)48bが軸方向に移動可能に嵌合している。この操作部材48bはコイルばね(ばね手段)48cのばね力により開口部41a側へ押圧されるようになっており、フリー状態では図示しないストッパーにより図1の位置に操作部材48bが保持され、操作部材48bによりロックボール48aを先端円筒部41dの内周側へ押し下げている。
【0026】
なお、上記の図示しないストッパーは次のように構成できる。例えば、本体部41の先端円筒部41dにおいて保持穴41eより先端側の部位(保持穴41eの図示左側の部位)に円周溝を設け、この円周溝にリング体(例えば、金属製のC状リング)を嵌合保持し、このリング体により操作部材48bの図示左側への移動を規制する。
【0027】
次に、配管部材10の2つのOリング11、12のシール不良を検査するための流体通路構成を説明すると、図5は配管部材10を検査用治具40内に挿入し、所定位置にロックした状態を示しており、検査流体としての空気が配管部材10内を通して第2円筒状嵌合部材46の内周側に導入されるようになっている。第2円筒状嵌合部材46の軸方向の中間部位に、第2円筒状嵌合部材46を径方向に貫通する穴からなる第1連通路46aが1箇所または複数箇所に開けてある。
【0028】
これにより、導入空気は、第1連通路46aを通過して第2円筒状嵌合部材46の外周側と第1円筒状嵌合部材44の内周側との間の空間49に流入するようになっている。第1円筒状嵌合部材44においても、空間49と連通する軸方向部位で径方向に貫通する穴からなる第2連通路44bが1箇所または複数箇所に開けてある。
【0029】
第2連通路44bの空気は、第1円筒状嵌合部材44の外周面とキャップ部材42の内周面との間の摺動隙間を通過して空間50内に流入する。この空間50はコイルばね45が配置されている空間であって、その軸方向の一端側はOリング43により気密にシールされている。空間50の軸方向の他端側はOリング(環状弾性シール材)51により気密にシールされている。このOリング51は本体部41の先端部付近の環状の凹溝41f内に配置され、第1円筒状嵌合部材44の外周面に弾性的に圧着する。
【0030】
なお、空間50は第1円筒状嵌合部材44の外周鍔部44gにより軸方向の左右に分割された状態を図5に示しているが、この外周鍔部44gの部位においても外周鍔部44gの摺動隙間により空間50の軸方向の左右は実質上連通状態になっている。
【0031】
第1円筒状嵌合部材44の先端部44aには径方向に貫通する穴からなる第3連通路44cが開けてある。この第3連通路44cは、検査用治具40内への配管部材10の挿入状態(図5)において、2つのOリング11、12の中間となる軸方向部位に位置している。従って、空間50内の検査用空気を第3連通路44cから2つのOリング11、12の中間部位に導入できる。つまり、上記した第1連通路46a、空間49、第2連通路44b、空間50、第3連通路44c等により、本発明の入口側連通路を構成している。
【0032】
更に、2つのOリング11、12のうち、図示の左側のOリング11が傷付き等によりシール不良となっている場合には、検査用空気がOリング11の装着部を通過した後に、この検査用空気が、配管部材10と第1円筒状嵌合部材44との嵌合隙間および配管部材10の鍔状部10dと本体部41との嵌合隙間を通過して治具40の外部へ洩れ出る。つまり、この両嵌合隙間を通過する通路53(図5)により本発明の出口側連通路の一部を構成している。
【0033】
一方、図示の右側のOリング12のシール不良発生時における検査用空気の洩れ通路を以下のごとく形成している。第1円筒状嵌合部材44の先端部44aにおいて、右側のOリング12より更に右側となる部位(開口部41aと反対側となる部位)の内周面に、円周方向の凹溝からなる第4連通路44dを形成し、この第4連通路44dに軸方向に延びる穴からなる第5連通路44eの一端を接続連通させている。この第5連通路44eは、第1円筒状嵌合部材44の円周方向において第3連通路44cとは異なる位置に設けられている。
【0034】
第5連通路44eの他端は、第1円筒状嵌合部材44の左側端面(開口部41a側の端面)に開口している。このため、右側のOリング12のシール不良発生時には、検査用空気が、配管部材10と第1円筒状嵌合部材44との嵌合隙間、円周方向の第4連通路44d、軸方向の第5連通路44e、および配管部材10の鍔状部10dと本体部41との嵌合隙間を通過して治具40の外部へ洩れ出る。
【0035】
なお、第1円筒状嵌合部材44において、配管部材10の先端部10aの端面に対応する部位(円周方向の第4連通路44dよりも配管部材10の先端側部位)の内周面に、円周方向の凹溝44fを形成し、この凹溝44fにOリング(環状弾性シール材)52を装着し、このOリング52を配管部材10の先端部10aの端面付近に弾性的に圧着させて、配管部材10の先端部10aの端面付近を気密にシールしている。このOリング52によるシール部は、配管部材10内の検査用空気が直接、第4連通路44dに流入することを阻止するためのものである。
【0036】
次に、上記のように構成された検査用治具40を用いて配管部材10のOリングシール部を検査する検査方法を説明する。
【0037】
(1)配管部材10の挿入工程
図1は検査用治具40のフリー状態を示しており、この状態からロック機構48の円筒状操作部材48bを作業者が手に持って図2の矢印A方向(キャップ部材42側)へ移動させる。これにより、ロック機構48のロックボール48aが円筒状操作部材48bによる押し下げ状態から解放されて本体部41の径外方側へ移動可能な状態となる。
【0038】
円筒状操作部材48bの上記移動位置を保持したまま、次に、配管部材10の先端側を図3のごとく本体部41の開口部41a内に挿入し、配管部材10の先端部端面にて第2円筒状嵌合部材46をキャップ部材42側へ押圧する。この配管部材10の挿入過程で、鍔状部10dにてロックボール48aを押し上げる。図3はこのロックボール48aを丁度、押し上げている状態を示す。
【0039】
配管部材10の挿入を更に続行すると、図4のごとく配管部材10の鍔状部10dがロックボール48aの位置よりも更にキャップ部材42側へ移動し、第1円筒状嵌合部材44の先端がキャップ部材42に当接して停止する。この状態で円筒状操作部材48bの上記移動位置での保持を解除すると、円筒状操作部材48bがコイルばね48cのばね力により元の位置に復帰する。この結果、ロックボール48aが円筒状操作部材48bにより強制的に押し下げられる。
【0040】
この状態において、配管部材10に加えている挿入力を解除すると、図5に示すように第1円筒状嵌合部材44がコイルばね45のばね力により、また、第2円筒状嵌合部材46がコイルばね447のばね力によりそれぞれ開口部41a側に押し戻される。これに伴って、配管部材10もその鍔状部10dがロックボール48aに当接する位置まで押し戻される。これにより、配管部材10が図5に示す所定の挿入位置にロック(保持)される。
【0041】
この図5の配管部材ロック状態では、前述のように第1円筒状嵌合部材44の第3連通路44cが配管部材10の2つのOリング11、12の中間部位に位置している。
【0042】
(2)配管部材10のOリングシール部のシール不良検査工程
配管部材10に図示しない高圧空気供給装置を連結して配管部材10内に検査流体として高圧空気を供給する。ここで、供給空気の圧力は例えば、6〜8kg/cm2 程度である。
【0043】
この供給空気は、前述のように、第2円筒状嵌合部材46の内周から第1連通路46a→空間49→第2連通路44b→空間50→第3連通路44cを経て配管部材10の2つのOリング11、12の中間部位に導入される。
【0044】
2つのOリング11、12がいずれも正常である場合には、2つのOリング11、12が第1円筒状嵌合部材44の内周面および配管部材10の凹溝10b、10cに弾性的に圧着して、配管部材10と第1円筒状嵌合部材44との間を気密にシールする。このため、供給空気がOリング11、12部分を通過して洩れ出ることがない。
【0045】
また、空間50の軸方向両端部の嵌合部についても、Oリング43、51によりシールされるので、供給空気が洩れ出ることがない。同様に、配管部材10の先端部10aの端面部においても、Oリング52によりシールされ、供給空気の洩れを防止する。
【0046】
これに対して、2つのOリング11、12に傷付き等によりシール不良が発生しているとき、例えば、右側のOリング12がシール不良であるときは、上記の供給空気が右側のOリング12部分を通過して円周方向の凹溝からなる第4連通路44dに流入する。そして、この第4連通路44dには軸方向に延びる第5連通路44eが連通しているので、供給空気が第4、第5連通路44d、44eを通過して検査用治具40の外部へ放出される。
【0047】
また、左側のOリング11がシール不良であるときは、上記の供給空気が左側のOリング11装着部分から通路53を通過して、検査用治具40の外部へ放出される。
【0048】
以上のように、2つのOリング11、12のいずれか1つがシール不良になっていると、検査用治具40の外部へ供給空気が放出されるので、この空気放出(空気洩れ)を判定することによりOリング11、12のシール不良を発見できる。
【0049】
なお、供給空気の放出(洩れ)の判定は、具体的には検査用治具40を水中に入れて、空気洩れによる気泡の発生を目視観察する方法、あるいは、空気放出による空気圧力の低下を圧力計により測定する方法等により行うことができる。
【0050】
傷付き等によるOリング11、12のシール不良は、目視観察では発見が困難であるが、本実施形態の検査用治具を用いることにより、傷付き等によるシール不良も的確に発見できる。
【0051】
また、Oリング11、12のいずれか一方が万一、組付ミスにより欠品となっている場合も、上記と同様の空気放出(洩れ)が発生して、Oリング11、12の欠品を発見できる。
【0052】
(3)シール不良検査終了後の配管部材10の取り出し工程
図6に示すように、ロック機構48の円筒状操作部材48bを作業者が手に持って矢印A方向(キャップ部材42側)へ移動させる。これにより、ロック機構48のロックボール48aが円筒状操作部材48bによる押し下げ状態から解放されて本体部41の径外方側へ移動可能な状態となる。
【0053】
このため、コイルばね47により第2円筒状嵌合部材46が矢印Cのように開口部41a側へ押されると、これに伴って、第2円筒状嵌合部材46とともに配管部材10も矢印C方向に押され、配管部材10の鍔状部10dがロックボール48aを本体部41の径外方側へ押し上げて、ロックボール48aによるロック状態を解除する。図6はこのロック状態の解除後の状態を示しており、配管部材10を検査用治具40から取り出すことができる。
【0054】
ところで、図7は本発明の比較例であり、上記実施形態による第1〜第5連通路46a、44b、44c、44d、44eを設けていない。図7の比較例では、配管部材10内周の高圧空気が、配管部材10の先端部10aの端面と第2円筒状嵌合部材46との間の隙間および配管部材10の先端部10aの外周面と第1円筒状嵌合部材44の先端部44aの内周面との間の隙間を経由して、右側のOリング12に加わるようになっている。
【0055】
図7の比較例によると、2つのOリング11、12が同時にシール不良であると、上記高圧空気が2つのOリング11、12部分を通過して検査用治具40の外部へ洩れ出る。これにより、シール不良を発見できる。しかし、2つのOリング11、12の一方のみがシール不良であるときは、残余の正常なOリングにより高圧空気の洩れが阻止されるので、一方のOリングのみのシール不良を発見できない。
【0056】
これに反し、上記実施形態によると、2つのOリング11、12の中間部位に高圧空気を導入して、2つのOリング11、12のいずれのシール不良によっても検査用治具40外部への空気洩れが生じるようになっている。そのため、2つのOリング11、12のいずれのシール不良も確実に発見できる。
【0057】
(他の実施形態)
なお、上記実施形態では、検査流体として空気を使用しているが、空気以外の流体を検査流体として使用してもよいことはもちろんである。
【0058】
また、上記実施形態では、車両用空調装置の冷媒配管接続部のシール不良の検査に用いる検査用治具について説明したが、本発明の検査用治具はこれに限らず、種々な用途の配管接続部一般に広く適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による検査用治具を示す断面図である。
【図2】上記検査用治具の操作説明用の断面図である。
【図3】上記検査用治具の操作説明用の断面図である。
【図4】上記検査用治具の操作説明用の断面図である。
【図5】上記検査用治具の操作説明用の断面図である。
【図6】上記検査用治具の操作説明用の断面図である。
【図7】本発明の比較例による検査用治具を示す断面図である。
【図8】本発明の検査用治具を適用する従来公知の配管接続構造を示す半断面図である。
【符号の説明】
10…配管部材、10a…先端部、10d…鍔状部、
11、12…Oリング(環状弾性シール材)、
46a、49、44b、50、44c…入口側連通路、
44d,44e、53…出口側連通路。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an inspection jig for inspecting a seal failure in a pipe connection portion, and is suitable for use in, for example, a refrigerant pipe connection portion of a vehicle air conditioner.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in Japanese Patent Laid-Open No. 8-277976, a refrigerant pipe connection structure for a vehicle air conditioner has been proposed. In this prior art, as shown in FIG. 8, two
[0003]
Both the
[0004]
The resin fastening
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, if at least one of the two O-
[0006]
In view of the above points, the present invention is to make it possible to reliably find a sealing failure due to a damage or the like of an elastic sealing material in a pipe connection portion that exhibits a multiple sealing function by a plurality of elastic sealing materials arranged in the axial direction. With the goal.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, a plurality of annular elastic sealing materials (11, 12) mounted on the outer peripheral side of the distal end portion (10a) of the piping member (10) are juxtaposed in the axial direction. A jig for inspecting seal failure at a pipe connection part,
The first cylindrical fitting member (44) which is fitted to the outer peripheral side of the mounting portion of the annular elastic sealing material (11, 12) of the piping member (10) and to which the annular elastic sealing material (11, 12) is elastically pressure-bonded. )When,
An inlet-side communication path (46a, 49, 44b, 50, 44c) for introducing the inspection fluid flowing from the piping member (10) into an intermediate portion of the plurality of annular elastic sealing materials (11, 12);
When the sealing failure of the annular elastic sealing material (11, 12) occurs, the outlet side communication passages (44d, 44e, 53) that discharge the inspection fluid that has passed through the mounting portion of the annular elastic sealing material (11, 12) to the outside. It is characterized by providing.
[0008]
As a result, if any one of the plurality of annular elastic sealing materials (11, 12) is defective in sealing, the inspection fluid introduced into the intermediate portion of the plurality of annular elastic sealing materials (11, 12) is defective in sealing. It passes through the sealing material mounting portion and is discharged to the outside from the outlet side communication passages (44d, 44e, 53). For this reason, it is possible to reliably detect any one of the plurality of annular elastic sealing materials (11, 12) by determining whether the test fluid is released to the outside.
[0009]
In invention of Claim 2, it has the 2nd cylindrical fitting member (46) fitted to the inner peripheral side of the 1st cylindrical fitting member (44) so that movement to an axial direction is possible,
Specifically, the inlet-side communication passages (46a, 49, 44b, 50, 44c) are configured so that the inspection fluid flowing from the piping member (10) passes through the second cylindrical fitting member (46) from the inner peripheral side to the outer peripheral side. Then, the inspection fluid passes through the first cylindrical fitting member (44) from the inner peripheral side to the outer peripheral side, and further, the inspection fluid passes through the first cylindrical fitting member (44) from the outer peripheral side. It is configured to pass to the peripheral side and reach an intermediate portion of the plurality of annular elastic sealing materials (11, 12).
[0010]
According to claim 2, since the second cylindrical fitting member (46) is fitted to the inner peripheral side of the first cylindrical fitting member (44) so as to be movable in the axial direction, The second cylindrical fitting member (46) can be moved in the axial direction by a spring force, and the piping member (10) can be pushed back in the axial direction by using the axial movement. Thereby, taking-out after the inspection of the piping member (10) is facilitated.
[0011]
Specifically, the outlet side communication passage is formed in the first cylindrical fitting member (44), and one of the annular elastic sealing materials (11, 12) (12). A communication path (44d, 44e) through which the inspection fluid that has passed through the attachment portion flows,
A connection formed by a fitting gap between the first cylindrical fitting member (44) and the piping member (10) and through which the inspection fluid that has passed through the other (11) mounting portion of the annular elastic sealing material (11, 12) flows. It can be constituted by a passage (53).
[0012]
According to a fourth aspect of the present invention, in any one of the first to third aspects, the piping member (10) protrudes radially outward to a portion closer to the center of the piping than the annular elastic sealing material (11, 12). It has a bowl-shaped part (10d),
A lock mechanism (48) that locks the insertion position of the piping member (10) in contact with the hook-shaped portion (10d) is provided.
[0013]
Thereby, the function which locks the insertion position of a piping member (10) using the hook-shaped part (10d) of a piping member (10) can be ensured easily.
[0014]
In addition, the code | symbol in the bracket | parenthesis of each said means shows the correspondence with the specific means as described in embodiment mentioned later.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on an embodiment shown in the drawings. The present embodiment relates to an inspection jig applied to a connecting portion of a refrigerant pipe of a vehicle air conditioner described in the above-mentioned Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-277976.
[0016]
FIG. 1 shows a free state before the
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
A first cylindrical fitting
[0020]
A coil spring (spring means) 45 is disposed between the first cylindrical fitting
[0021]
A second cylindrical fitting
[0022]
For this reason, in the free state of FIG. 1, the second cylindrical fitting
[0023]
In addition, a
[0024]
The
[0025]
A cylindrical operation member (sleeve) 48b manually operated by an operator is fitted to the outer peripheral surface of the distal end
[0026]
The stopper (not shown) can be configured as follows. For example, a circumferential groove is provided in a portion of the distal end
[0027]
Next, the fluid passage configuration for inspecting the seal failure of the two O-
[0028]
Thus, the introduced air passes through the
[0029]
The air in the
[0030]
5 shows a state in which the
[0031]
A
[0032]
Furthermore, when the left O-
[0033]
On the other hand, a leakage passage for inspection air when a seal failure occurs in the right O-
[0034]
The other end of the
[0035]
Note that, in the first cylindrical fitting
[0036]
Next, an inspection method for inspecting the O-ring seal portion of the piping
[0037]
(1) Insertion Process of Piping
[0038]
While maintaining the moving position of the
[0039]
When the insertion of the piping
[0040]
In this state, when the insertion force applied to the piping
[0041]
In the piping member locked state of FIG. 5, the
[0042]
(2) Seal failure inspection process of the O-ring seal portion of the piping member 10 A high-pressure air supply device (not shown) is connected to the piping
[0043]
As described above, the supply air passes from the inner periphery of the second cylindrical fitting
[0044]
When the two O-
[0045]
Also, the fitting portions at both ends in the axial direction of the
[0046]
On the other hand, when a seal failure occurs due to scratches or the like on the two O-
[0047]
Further, when the left O-
[0048]
As described above, if any one of the two O-
[0049]
The determination of the discharge (leakage) of the supply air is specifically performed by placing the
[0050]
The seal failure of the O-
[0051]
Also, if any one of the O-
[0052]
(3) Removal process of piping
[0053]
For this reason, when the second cylindrical fitting
[0054]
FIG. 7 shows a comparative example of the present invention, in which the first to
[0055]
According to the comparative example of FIG. 7, if the two O-
[0056]
On the other hand, according to the above-described embodiment, high-pressure air is introduced into an intermediate portion between the two O-
[0057]
(Other embodiments)
In the above embodiment, air is used as the test fluid, but it is needless to say that a fluid other than air may be used as the test fluid.
[0058]
Moreover, in the said embodiment, although the inspection jig used for the test | inspection of the sealing defect of the refrigerant | coolant piping connection part of a vehicle air conditioner was demonstrated, the inspection jig of this invention is not limited to this, It is piping of various uses. Widely applicable to connecting parts in general.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an inspection jig according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view for explaining the operation of the inspection jig.
FIG. 3 is a cross-sectional view for explaining the operation of the inspection jig.
FIG. 4 is a sectional view for explaining the operation of the inspection jig.
FIG. 5 is a cross-sectional view for explaining the operation of the inspection jig.
FIG. 6 is a cross-sectional view for explaining the operation of the inspection jig.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing an inspection jig according to a comparative example of the present invention.
FIG. 8 is a half sectional view showing a conventionally known pipe connection structure to which the inspection jig of the present invention is applied.
[Explanation of symbols]
10 ... piping member, 10a ... tip part, 10d ... bowl-like part,
11, 12 ... O-ring (annular elastic sealing material),
46a, 49, 44b, 50, 44c ... entrance side communication path,
44d, 44e, 53... Exit side communication passage.
Claims (4)
前記配管部材(10)の前記環状弾性シール材(11、12)の装着部分の外周側に嵌合するとともに前記環状弾性シール材(11、12)が弾性的に圧着する第1円筒状嵌合部材(44)と、
前記配管部材(10)から流入する検査流体を、前記複数の環状弾性シール材(11、12)の中間部位に導入する入口側連通路(46a、49、44b、50、44c)と、
前記環状弾性シール材(11、12)のシール不良が発生したとき、前記環状弾性シール材(11、12)の装着部分を通過した前記検査流体を外部に放出する出口側連通路(44d,44e、53)とを備えることを特徴とする配管接続部のシール不良検査用治具。A jig for inspecting a sealing failure in a pipe connecting portion in which a plurality of annular elastic sealing materials (11, 12) mounted on the outer peripheral side of the distal end portion (10a) of the piping member (10) are juxtaposed in the axial direction,
A first cylindrical fitting in which the annular elastic sealing material (11, 12) is elastically pressure-bonded while fitting to the outer peripheral side of the mounting portion of the annular elastic sealing material (11, 12) of the piping member (10). A member (44);
An inlet-side communication passage (46a, 49, 44b, 50, 44c) for introducing the inspection fluid flowing from the piping member (10) into an intermediate portion of the plurality of annular elastic sealing materials (11, 12);
When the sealing failure of the annular elastic sealing material (11, 12) occurs, the outlet side communication passages (44d, 44e) that discharge the inspection fluid that has passed through the mounting portion of the annular elastic sealing material (11, 12) to the outside. 53), and a jig for inspecting a sealing failure of a pipe connection part.
前記入口側連通路(46a、49、44b、50、44c)は、
前記配管部材(10)から流入する前記検査流体が前記第2円筒状嵌合部材(46)を内周側から外周側へ通過し、その後、前記検査流体が前記第1円筒状嵌合部材(44)を内周側から外周側へ通過し、更に、前記検査流体が前記第1円筒状嵌合部材(44)を外周側から内周側へ通過して前記複数の環状弾性シール材(11、12)の中間部位に到達するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の配管接続部のシール不良検査用治具。A second cylindrical fitting member (46) fitted to the inner peripheral side of the first cylindrical fitting member (44) so as to be movable in the axial direction;
The inlet side communication path (46a, 49, 44b, 50, 44c)
The test fluid flowing from the piping member (10) passes through the second cylindrical fitting member (46) from the inner peripheral side to the outer peripheral side, and then the test fluid flows into the first cylindrical fitting member ( 44) passes from the inner peripheral side to the outer peripheral side, and further, the inspection fluid passes through the first cylindrical fitting member (44) from the outer peripheral side to the inner peripheral side to pass through the plurality of annular elastic sealing materials (11). 12) The jig for inspecting a sealing failure of a pipe connection part according to claim 1, wherein the jig is configured to reach an intermediate part of 12).
前記第1円筒状嵌合部材(44)に形成され、前記環状弾性シール材(11、12)の一方(12)の装着部分を通過した前記検査流体が流れる連通路(44d,44e)と、
前記第1円筒状嵌合部材(44)と前記配管部材(10)との嵌合隙間により形成され、前記環状弾性シール材(11、12)の他方(11)の装着部分を通過した前記検査流体が流れる連通路(53)とを有していることを特徴とする請求項1または2に記載の配管接続部のシール不良検査用治具。The outlet side communication path is
A communication passage (44d, 44e) formed in the first cylindrical fitting member (44) and through which the inspection fluid that has passed through the mounting portion of one of the annular elastic sealing materials (11, 12) (12);
The inspection which is formed by a fitting gap between the first cylindrical fitting member (44) and the piping member (10) and has passed through the other (11) mounting portion of the annular elastic sealing material (11, 12). 3. The jig for inspecting a sealing failure of a pipe connection part according to claim 1, further comprising a communication path (53) through which a fluid flows.
前記鍔状部(10d)に当接して前記配管部材(10)の挿入位置をロックするロック機構(48)を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の配管接続部のシール不良検査用治具。The piping member (10) has a hook-shaped portion (10d) protruding radially outward at a portion closer to the center of the piping than the mounting portion of the annular elastic sealing material (11, 12),
The pipe connection according to any one of claims 1 to 3, further comprising a lock mechanism (48) that abuts on the hook-shaped part (10d) and locks the insertion position of the pipe member (10). Jig for inspection of defective seals.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001009248A JP4408579B2 (en) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | Jig for inspection of defective pipe connections |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001009248A JP4408579B2 (en) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | Jig for inspection of defective pipe connections |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002214067A JP2002214067A (en) | 2002-07-31 |
JP4408579B2 true JP4408579B2 (en) | 2010-02-03 |
Family
ID=18876765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001009248A Expired - Fee Related JP4408579B2 (en) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | Jig for inspection of defective pipe connections |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4408579B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101795801B1 (en) * | 2017-02-27 | 2017-12-04 | 위성길 | Leak testing apparatus for gas pipe of vehicle |
-
2001
- 2001-01-17 JP JP2001009248A patent/JP4408579B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101795801B1 (en) * | 2017-02-27 | 2017-12-04 | 위성길 | Leak testing apparatus for gas pipe of vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002214067A (en) | 2002-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7971910B2 (en) | Conduit to component fitting having a leak detection mechanism | |
CA2151425C (en) | Quick coupling for pressurized fluids | |
KR101321457B1 (en) | Plug for coupling device for transferring fluid | |
KR101656426B1 (en) | Pipe connection device having a function of detecting for gas leakage and sensing for change of pressure | |
JP2955661B1 (en) | Low temperature coupler | |
KR20220145404A (en) | pipe joint | |
JP5650987B2 (en) | Fuel tank | |
JP4408579B2 (en) | Jig for inspection of defective pipe connections | |
US20230265950A1 (en) | Device for connecting a gas-carrying pipe element and method for connecting a gas-carrying pipe element | |
US6199254B1 (en) | Swaging tool with multiple pushers | |
EP2545353B1 (en) | Measuring needle with non return valve function | |
JP3609602B2 (en) | Airtight test jig | |
JP4985576B2 (en) | Joint device for heat exchanger | |
JP5101163B2 (en) | LNG fittings | |
US20050115610A1 (en) | Coupling for servicing a pressurized system | |
KR20030028702A (en) | Coupler | |
JP2019128279A (en) | Seal device for leak test | |
GB2491886A (en) | A Turbocharger Conduit Connector | |
JP4540777B2 (en) | Fluid coupling | |
JP2829843B2 (en) | Pipe and flange weld inspection equipment | |
KR20030030834A (en) | Piping joint | |
JPH08200583A (en) | Pipe coupling, and leakage preventing and leakage detecting system for pipe coupling | |
JP3465496B2 (en) | Test connector for hose with female connector | |
JPH04119266A (en) | Mechanical seal test jig | |
JP4346325B2 (en) | Pipe fitting |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071105 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091029 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091104 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091110 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4408579 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131120 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |