JP4407895B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
これに関して、図4に示されるバックライトユニット1のような手法が公表されている(例えば、特許文献2参照。)。バックライトユニット1においては、導光板13の端面に配置された光源16より出射された光が直接又はリフレクター15に反射され、導光板13に入射する。導光板13は、光出射面とその反対側に光反射面を有し、光出射面又は光反射面のいずれか1面に導光板13の端面と略直交する方向に延長する微細プリズム形状を有し、その微細プリズム形状が導光板13の端面と略平行な方向に繰り返し形成されている。
ここで、下向きレンズ方式バックライトに関し、光制御シートとしてのプリズムシートを導光板と偏光板との間に配置し、プリズムシートの旋光角度を偏光板の透過軸の傾斜角度により一層合致させれば、液晶表示装置の表面輝度を高めることができることが開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
なお、本発明の構成要素に付されている番号は、図面において付した符号を意味するが、本発明は図面に記載された形態に限定されるものではない。
以下に本発明を詳述する。
本発明の液晶表示装置は、このような構成要素を必須として形成されるものである限り、その他の構成要素を含んでいても含んでいなくてもよく、特に限定されるものではない。
なお、本発明において、「略直交」、「略平行」の用語の意味は、液晶表示装置の構造において実質的に直交する、平行すると評価される形態であることが好ましいが、本発明の作用効果を発揮することになる限り、それに類する形態として所定の角度を持つ形態等も含むものである。
なお、このような複数の光制御部材11,12により構成され、本発明の作用効果を発揮することになる限り、本発明の液晶表示装置はその他の光制御部材を有していてもよい。
上記光制御部材11の好ましい形態としては、透明な樹脂シートの少なくとも1面に光拡散用のコーティングを施された拡散シートである形態が挙げられる。更に、上記樹脂シートは、2軸延伸によりシーティング製造されたものであり、また、上記光制御部材11の主たる偏光透過軸は、樹脂シートの2軸延伸の各延伸方向と略平行であることが好ましい。
これにより、液晶表示の品位向上を充分に実現したうえで、拡散シートの偏光透過軸と液晶表示パネル入射側偏光板の偏光透過軸との位置関係が、略90°周期で輝度効率を最大限に作用させることが可能となり、また、製造工程において光制御部材である拡散シートの切り出し部分に制限が少なくなることで効率的な切り出しが可能となり、コストダウンが見込まれるという本発明の作用効果をより充分に発揮することになる。
上述した光制御部材11は、本発明の液晶表示装置における構成要素の一つであるが、このような光制御部材11もまた、本発明の一つである。
図1に、本発明の実施例に係る下向きレンズ方式バックライト1を搭載した液晶表示装置の要部構成を示す分解斜視図を示す。また、図2に、本発明の実施例に係る液晶表示装置の外観斜視図を示す。
図2に示す本発明に係る液晶表示装置は、図1に示す本発明に係る下向きレンズ方式バックライト1が液晶表示装置内に設置され、その液晶表示装置にはランプ16点灯のための電圧入力端子43が搭載され、外部インバーターからの電源供給によりランプ16を点灯することができる構造となっている。
また図1において、液晶表示パネルユニット3は、内部に配置されたシャーシ構造物により下向きレンズ方式バックライト1上に適正に配置される。このときのシャーシ構造物は、プラスチック成型品、金属プレス品等により製造されている。
図1によると、光源として冷陰極管ランプ16を用いて板状導光板13の端面に配置し、光源の光を有効的に板状導光板13に入射させるため、冷陰極管ランプ16の周囲にはランプリフレクター15が配置されている。ランプリフレクター15は、例えば、表面に白色拡散反射層や金属蒸着反射層を有するプラスチックフィルムや、該プラスチックフィルムを金属板に接着したものを用いることが好ましい。
図5は、光制御部材11である拡散シートのいずれか一方の2軸延伸方向と液晶表示パネルユニット3の入射側偏光板33の偏光透過軸とが略平行になる配置の場合を相対角0度として設定し、光制御部材11である拡散シートを液晶表示パネルユニット3の入射側偏光板33の偏光透過軸に対して0〜360度回転した場合の輝度比をプロットしたものである。図5において、縦軸は、液晶表示パネル上の法線方向の輝度が最小の位置の輝度を100として、その相対輝度比を示している。図5からも明らかなように、光制御部材11である拡散シートの2軸延伸方向と液晶表示パネルユニット3の入射側偏光板33の偏光透過軸とが略平行になる配置の場合は、輝度比が最大ピーク値になり、この最大ピーク値は光制御部材11である拡散シートの2軸延伸方向に対して、その延伸軸の直交方向である90度間隔に発生していることがわかる。
以上のことから、光制御部材11である拡散シートの2軸延伸方向と液晶表示パネルユニット3の入射側偏光板33の偏光透過軸とが略平行になるように配置することによって、光の異方性による偏光ロスを最小限に留めることが可能となり、最大限に下向きレンズ方式バックライト1の利用効率を上げることが可能となることがわかる。
11 :拡散シート(光制御部材)
11a:拡散シートの偏光透過軸
11b:拡散シートの偏光透過軸(従来の下向きレンズ方式バックライト)
12 :下向きプリズムシート(光制御部材)
13 :下向きレンズ方式用導光板(板状導光板)
14 :反射シート
15 :リフレクター
16 :光源(冷陰極管ランプ)
2 :プリズムシート2枚直交方式バックライト
21 :第2の拡散シート
22 :第2のプリズムシート
23 :第1のプリズムシート
24 :第1の拡散シート
25 :プリズムシート2枚直交方式バックライト用導光体
26 :反射シート
3 :液晶表示パネルユニット
31 :液晶表示パネル
32 :出射側偏光板
33 :入射側偏光板
33a :入射側偏光板の偏光透過軸
41 :液晶表示面
42 :フレーム
43 :ランプコネクター(電圧入力端子)
Claims (2)
- 光源及び導光板からなるエッジライト型面光源、複数の光制御部材、並びに、偏光板を有する液晶表示パネルをこの順に備えてなる液晶表示装置であって、
該導光板は、光出射面とその反対側に光反射面を有し、光出射面及び光反射面のうち少なくとも1面に導光板の端面と略直交するプリズムの繰り返し形状を有するものであり、
該複数の光制御部材は、導光板光出射面と対向する面に導光板の端面と略平行するプリズムの繰り返し形状を有するプリズムシート、及び、2軸延伸によりシーティング製造された透明な樹脂シートの少なくとも1面に光拡散用のコーティングを施された拡散シートを必須として構成されるものであり、
樹脂シートは、2軸延伸の延伸方向の一方が、光制御部材の光出射面側かつ液晶表示パネルの入射側に配置された偏光板の偏光透過軸と略平行するように配置されてなる
ことを特徴とする液晶表示装置。 - 光源及び導光板からなるエッジライト型面光源、複数の光制御部材、並びに、偏光板を有する液晶表示パネルをこの順に備えてなる液晶表示装置であって、
該導光板は、光出射面とその反対側に光反射面を有し、光出射面及び光反射面のうち少なくとも1面に導光板の端面と略直交するプリズムの繰り返し形状を有するものであり、
該複数の光制御部材は、導光板光出射面と対向する面に導光板の端面と略平行するプリズムの繰り返し形状を有するプリズムシート、及び、透明な樹脂材料に屈折率の異なる樹脂を混入したものを1軸延伸した偏光性シートを必須として構成されるものであり、
該偏光性シートは、1軸延伸の延伸方向が、光制御部材の光出射面側かつ液晶表示パネルの入射側に配置された偏光板の偏光透過軸と略平行するように配置されてなる
ことを特徴とする液晶表示装置。
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