JP4407676B2 - 光ディスク記録・描画方法および光ディスク記録・描画装置 - Google Patents
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Description
《光ディスクの層構造例1:図2》
図2のCD規格記録+描画可能型光ディスク12はグルーブが形成されていない0.6mm厚のポリカーボネート基板24の表面に描画層26、合焦制御用半透明反射層28を順次積層した第1基板30と、0.6mm厚のポリカーボネート基板32のグルーブ34が形成されている表面にデータ記録層36、合焦制御用反射層38、保護層40を順次積層した第2基板42とを、透明接着層44で相互に接合して、全体を1.2mm厚の一体構造に形成したものである。
図3のCD規格記録+描画可能型光ディスク12は図2の光ディスク12の変形例であり、最表面の保護層40の上に別の画像を予め印刷した(またはユーザーが印刷可能な)印刷層46を積層形成したものである。すなわち、印刷層46には予めディスクメーカーやディスク販売者・頒布者等が任意の画像を印刷しておくことができる。あるいは、印刷層46を無地の白色等に形成し、ユーザーがプリンタ等を使用して任意の画像を印刷できるようにしておくことができる。データ単独記録、同時記録・描画、データ再生は図2の光ディスク12と同様にして行われる。描画層26に描画された可視画像はレーザ入射面12a側から目視され、印刷層46に印刷された画像はレーベル面12b側から目視される。
図4のDVD規格記録+描画可能型光ディスク12はDVD−R(+R)に描画層を追加形成したものである。この光ディスク12は0.6mm厚のポリカーボネート基板24のグルーブ34が形成されている表面にデータ記録層36、合焦制御用半透明反射層28を順次積層した第1基板30と、0.6mm厚のグルーブが形成されていないポリカーボネート基板32の表面に描画層26、合焦制御用半透明反射層48、保護層40を順次積層した第2基板42とを、透明接着層44で相互に接合して、全体を1.2mm厚の一体構造に形成したものである。
(a)対物レンズ表面18aのホログラムを、CD用レーザ光20に対し凹レンズの作用をするように設計する。これにより、CD用レーザ光20の合焦位置はDVD用レーザ光22の合焦位置から遠ざかった位置に配置される。
(b)対物レンズ18に対しDVD用レーザ22を平行光(無限光学系)で入射させ、CD用レーザ光20を発散光(有限光学系)で入射させるようにコリメータレンズ66,54を設計し配置する。これにより、CD用レーザ光20の合焦位置はDVD用レーザ光22の合焦位置から遠ざかった位置に配置される。
《既存のCD−Rまたは図2、図3の描画層付きCD−Rのデータ単独記録時》
図8のスイッチ57,67はそれぞれCD側に接続される。液晶補正素子53は駆動されない。図9のサーボスイッチ100,102はオンされ、サーボスイッチ104,106はオフされる。これにより、CD用レーザダイオード駆動回路78は能動状態となり、DVD用レーザダイオード駆動回路80は休止状態(DVD用レーザダイオード52はオフ)となる。スイッチ127は記録パルスの信号レベル“1”、“0”に応じてオン、オフされる。これにより、CD用レーザダイオード50は、記録パルスが“1”のときは電圧・電流変換器131,133の出力電流を加算した電流で駆動され、記録パルスが“0”のときは電圧・電流変換器131の出力電流のみで駆動される。このとき、フロントモニタ用受光素子72で検出される記録パルスが“1”のときのレーザパワーはサンプルホールド回路94にサンプルホールドされ、記録パルスが“0”のときのレーザパワーはサンプルホールド回路92にサンプルホールドされる。アンプ119は記録パルスが“0”のときのレーザパワーを設定器111に設定された適宜の再生パワー指令電圧値V1に相当するパワーに制御する。アンプ121は、記録パルスが“1”のときのレーザパワーを設定器113に設定された適宜の記録パワー指令電圧値V2に相当するパワーに制御する。これにより、記録パルスに応じたデータ記録が行われる。フォーカス制御およびトラッキング制御は記録パルスが“0”のとき(つまり再生パワー時)のCD用レーザ光20の戻り光に基づいて行われる。光ピックアップ16のスレッド送り制御はCD用レーザ光20によるトラッキングエラー信号の直流成分に基づいて行われる。スピンドル制御はウォブル信号に基づくCLV制御で行われる。記録パルスはウォブル信号に同期して一定のビットレートで生成される。
図8のスイッチ57,67はそれぞれCD側に接続される。液晶補正素子53は駆動されない。図9のサーボスイッチ100はオンされ、サーボスイッチ102,104,106はオフされる。これにより、CD用レーザダイオード駆動回路78は能動状態となり、DVD用レーザダイオード駆動回路80は休止状態(DVD用レーザダイオード52はオフ)となる。スイッチ127,129は常時オフされる。これにより、CD用レーザダイオード50は電圧・電流変換器131の出力電流のみで連続駆動される。このとき、フロントモニタ用受光素子72で検出されるレーザパワーはサンプルホールド回路92に所定周期でサンプルホールドされる。アンプ119はレーザパワーを設定器111に設定された適宜の再生パワー指令電圧値V1に相当するパワーに制御する。これにより、データ再生が行われる。フォーカス制御およびトラッキング制御はCD用レーザ光20の戻り光に基づいて行われる。光ピックアップ16のスレッド送り制御はCD用レーザ光20によるトラッキングエラー信号の直流成分に基づいて行われる。スピンドル制御はウォブル信号または再生クロックに基づくCLV制御で行われる。
図8のスイッチ57,67はそれぞれDVD側に接続される。液晶補正素子53は駆動されない。図9のサーボスイッチ104,106はオンされ、サーボスイッチ100,102はオフされる。これにより、DVD用レーザダイオード駆動回路80は能動状態となり、CD用レーザダイオード駆動回路78は休止状態(CD用レーザダイオード50はオフ)となる。スイッチ129は記録パルスの信号レベル“1”、“0”に応じてオン、オフされる。これにより、DVD用レーザダイオード52は、記録パルスが“1”のときは電圧・電流変換器135,137の出力電流を加算した電流で駆動され、記録パルスが“0”のときは電圧・電流変換器135の出力電流のみで駆動される。このとき、フロントモニタ用受光素子73で検出される記録パルスが“1”のときのレーザパワーはサンプルホールド回路98にサンプルホールドされ、記録パルスが“0”のときのレーザパワーはサンプルホールド回路96にサンプルホールドされる。アンプ123は記録パルスが“0”のときのレーザパワーを設定器115に設定された適宜の再生パワー指令電圧値V3に相当するパワーに制御する。アンプ125は、記録パルスが“1”のときのレーザパワーを設定器117に設定された適宜の記録パワー指令電圧値V4に相当するパワーに制御する。これにより、記録パルスに応じたデータ記録が行われる。フォーカス制御およびトラッキング制御は記録パルスが“0”のとき(つまり再生パワー時)のDVD用レーザ光22の戻り光に基づいて行われる。光ピックアップ16のスレッド送り制御はDVD用レーザ光22によるトラッキングエラー信号の直流成分に基づいて行われる。スピンドル制御はウォブル信号に基づくCLV制御で行われる。記録パルスはウォブル信号に同期して一定のビットレートで生成される。
図8のスイッチ57,67はそれぞれDVD側に接続される。液晶補正素子53は駆動されない。図9のサーボスイッチ104はオンされ、サーボスイッチ100,102,106はオフされる。これにより、DVD用レーザダイオード駆動回路80は能動状態となり、CD用レーザダイオード駆動回路78は休止状態(CD用レーザダイオード50はオフ)となる。スイッチ127,129は常時オフされる。これにより、DVD用レーザダイオード52は電圧・電流変換器135の出力電流のみで連続駆動される。このとき、フロントモニタ用受光素子73で検出されるレーザパワーはサンプルホールド回路96に所定周期でサンプルホールドされる。アンプ123はレーザパワーを設定器115に設定された適宜の再生パワー指令電圧値V3に相当するパワーに制御する。これにより、データ再生が行われる。フォーカス制御およびトラッキング制御はDVD用レーザ光22の戻り光に基づいて行われる。光ピックアップ16のスレッド送り制御はDVD用レーザ光22によるトラッキングエラー信号の直流成分に基づいて行われる。スピンドル制御はウォブル信号または再生クロックに基づくCLV制御で行われる。
同時・記録描画を行うときは、予め液晶補正素子53でCD用レーザ光20とDVD用レーザ光22の合焦位置間距離の調整を行う。この調整は例えば次のようにして行われる。光ディスク装置10に光ディスク12を装填し、光ピックアップ16をデータ記録層36と描画層26が積層されている領域に移動し、図9のサーボスイッチ104をオンし、サーボスイッチ100,102,106をオフし、スイッチ127,129をオフして、レーザダイオード52を再生パワーで(電圧・電流変換器135の出力電流のみで)連続駆動する。この状態で図8のスイッチ57をDVD側に接続し、DVD用レーザ光22の戻り光信号から検出されるフォーカスエラー信号を使用したサーボループによりフォーカスアクチュエータ74を駆動して、DVDのデータ記録層に相当する位置にある層(図2、図3の描画層付きCD−Rの場合は描画層26、図4の描画層付きDVD−R(+R)の場合はデータ記録層36)に対しフォーカス制御を行う。
図8のスイッチ57をCD側に接続し、CD用レーザ光20の戻り光信号から検出されるフォーカスエラー信号を使用したサーボループによりフォーカスアクチュエータ74を駆動してデータ記録層36に対しフォーカス制御を行う。同様に、スイッチ67をCD側に接続し、CD用レーザ光20の戻り光信号から検出されるトラッキングエラー信号を使用したサーボループによりトラッキングアクチュエータ76を駆動してデータ記録層36に対しトラッキング制御を行う。また、このとき直流成分検出回路75で検出されるトラッキングエラー信号の直流成分を使用したサーボループによりスレッド送りモータ11を駆動してスレッド送り制御を行う。スピンドル制御はFGパルスが所定の基準クロックに同期するようにスピンドルモータ14を駆動するCAV制御で行う。描画パルスはこの基準クロックに同期して一定のビットレートで生成される。記録パルスはウォブル信号に同期して一定のビットレートで生成される。これにより、データ記録および描画が同時に正しく行われる。
図8のスイッチ57をDVD側に接続し、DVD用レーザ光22の戻り光信号から検出されるフォーカスエラー信号を使用したサーボループによりフォーカスアクチュエータ74を駆動してデータ記録層36に対しフォーカス制御を行う。同様に、スイッチ67をDVD側に接続し、DVD用レーザ光22の戻り光信号から検出されるトラッキングエラー信号を使用したサーボループによりトラッキングアクチュエータ76を駆動してデータ記録層36に対しトラッキング制御を行う。また、このとき直流成分検出回路75で検出されるトラッキングエラー信号の直流成分を使用したサーボループによりスレッド送りモータ11を駆動してスレッド送り制御を行う。スピンドル制御はFGパルスが所定の基準クロックに同期するようにスピンドルモータ14を駆動するCAV制御で行う。描画パルスはこの基準クロックに同期して一定のビットレートで生成される。記録パルスはウォブル信号に同期して一定のビットレートで生成される。これにより、データ記録および描画が正しく行われる。
《データ単独記録時のバッファアンダーラン防止機能》
データ単独記録時に図1の記録データ用バッファアンダーラン接近状態検出手段45は、記録データ用バッファメモリ15Aに格納されている転送待ち記録データのデータ量を常時監視し、バッファアンダーラン接近状態(記録データ用バッファメモリ15Aの転送待ち記録データのデータ量が所定量以下に減少した状態)の有無を検出する。制御部19は、該バッファアンダーラン接近状態が検出されたときに、所定のバッファアンダーラン処理を実行する。このバッファアンダーラン処理は、例えば、データ記録を一旦中断して、ホストコンピュータ13から記録データ用バッファメモリ15Aへの記録データの転送を続け、記録データ用バッファメモリ15Aの転送待ち記録データのデータ量が、十分とされる所定量に回復するのを待って、データ記録の中断位置の手前をシークし、データ記録の中断位置に達したらデータ記録を再開することにより行われる。
同時記録・描画時の図1の制御部19によるバッファアンダーラン防止制御の制御フローを図14に示す。これは、記録データ用バッファメモリ15Aのバッファアンダーラン防止制御と、画像データ用バッファメモリ15Bのバッファアンダーラン防止制御の双方を含んでいる。図14の制御について説明する。同時記録・描画の実行指令が出されると、データ記録が開始され(S30)、続いて描画が開始される(S31)。同時記録・描画の実行中は、図1の記録データ用バッファアンダーラン接近状態検出手段45は、記録データ用バッファメモリ15Aに格納されている転送待ち記録データのデータ量を常時監視し、バッファアンダーラン接近状態(記録データ用バッファメモリ15Aの転送待ち記録データのデータ量が所定量以下に減少した状態)の有無を検出する(S32)。また、画像データ用バッファアンダーラン状態検出手段47は、画像データ用バッファメモリ15Bに格納されている転送待ち画像データのデータ量を常時監視し、バッファアンダーラン状態(該転送待ち画像データのデータ量が0になった状態)の有無を検出する(S32)。
(2)描画基準線L(後述)上の位置Po3(r1,0)(図10の位置P11)で描画が開始される。
(3)位置Po2(時刻T1)でデータ記録側のバッファアンダーラン接近状態が検出される。これにより、データ記録側の記録パワーをオフしてデータ記録を中断させる。
(4)位置Po2’(r2,θ1)で描画側の記録パワーをオフして描画も中断させる。このとき画像データ用バッファメモリ15B内に残っている画像データの内、位置Po2’から描画再開位置Po4の直前までの領域に相当するデータをクリア(廃棄)する(描画再開位置Po4以降のデータは残す)。位置Po2’はバッファアンダーラン接近状態が検出された時刻T1から描画側の記録パワーをオフさせる指示が下されるまでの時間Δtに相当する分だけ位置Po2に対してずれる。
(5)データ記録側でバッファアンダーラン処理が実行される。これにより、ホストコンピュータ13から記録データ用バッファメモリ15Aに記録データが補給されて、そのデータ量が、十分とされる所定量まで回復する。併せて、ホストコンピュータ13から画像データ用バッファメモリ15Bに画像データ(描画再開位置Po4以降のデータで、未だ画像データ用バッファメモリ15Bに格納されていないデータ)が、十分とされる所定量まで補給される。なお、データ記録はその中断位置Po2から書き継ぐことができるが、描画はその中断位置Po2’(つまり任意の周方向位置)から書き継ぐのは難しく高い精度が要求される。書き継ぎ位置が正確な位置から周方向に少しでもずれると、書き継ぎ前の画像と書き継ぎ後の画像とが相互に周方向にずれてしまう。そこで、図15の例では描画開始位置Po3を通りディスク放射方向に延びる仮想的な半直線を描画基準線L(図10のθ=0の位置に相当)と定め(描画基準線Lの到来タイミングはFGパルス発生位置を基準として基準クロックをカウントすることにより正確に検出可能である)、描画中断位置Po2’を通過後初めて到来する描画基準線L上の位置Po4(図10のθ=0上の位置P21,P31,・・・,Pm1のいずれか)から描画を書き継ぐようにする。したがって、この場合、画像データ用バッファメモリ15Bにはバッファアンダーラン処理時に、書き継ぎ開始位置(描画再開位置)Po4以降の画像データで、未だ画像データ用バッファメモリ15Bに格納されていないデータが補給される。
(6)データ記録の中断位置Po2からデータ記録を再開する(時刻T2)。記録されるデータは中断された直後のデータからである。これによりデータ欠落のない完全な書き継ぎが実現され、記録データの連続性を保つことができる。
(7)位置Po4(r2,0)で描画が再開される。描画中断位置Po2’から描画再開位置Po4まで描画が欠落することになるが、半径方向の描画欠落幅はごくわずか(図15の例ではトラック1本分)であり、人の目では通常視認できない程度の欠落である。したがって、形成される可視画像の連続性を保つ(またはほぼ保つ)ことができる。しかも、位置Po4は描画基準線L上の位置であり、描画基準線Lの到来タイミングはFGパルス発生位置を基準として基準クロックをカウントすることにより正確に検出可能なので、書き継ぎ前の画像と書き継ぎ後の画像とが相互に周方向にずれるのを防止することができる。
(2)描画基準線L上の位置Po6(r4,0)(図10の位置P11)で描画が開始される。
(3)位置Po7(r5,θ2)で描画側のバッファアンダーラン状態が検出される(時刻T3)。これにより、描画側の記録パワーをオフして描画を中断させる。この時、画像データ用バッファメモリ15B内のデータ量は0である。
(4)データ記録はそのまま続行する。
(5)描画側でバッファアンダーラン処理が実行される。これにより、ホストコンピュータ13から画像データ用バッファメモリ15Bに画像データが補給される。補給される画像データは、描画基準線L上の描画再開位置Po8(r6,0)以降のデータである。この描画再開位置Po8のディスク径方向位置r6は、例えば半径方向の描画欠落幅が目視で目立たない程度の所定幅に収まるように、描画中断位置Po7のディスク半径方向位置r5から所定トラック本数分半径方向に離れた位置である。この半径位置r5、r6間のトラック本数は、データ記録中の光スポットが半径位置r6を通過する頃には画像データ用バッファメモリ15B内に画像データが十分に補給されるものと推測される値として予め設定される値で、描画中断半径位置r5の半径値によらず固定の値である。
(6)位置Po7で描画を中断後、上記所定トラック本数分回転したら、描画基準線L上の位置Po8で描画を再開させる(時刻T4)。描画を中断している時刻T3からT4までの間もデータ記録は進行するが、これによる画像欠落幅は前述のように目視で目立たない程度の所定幅に抑えられている。したがって、形成される可視画像の連続性をほぼ保つことができる。また、描画を中断してもデータ記録は中断しないので、データ記録の連続性を確実に保つことができる。
(2)描画基準線L上の位置Po11(r8,0)(図10の位置P11)で描画が開始される。
(3)位置Po10(時刻T5)でデータ記録側のバッファアンダーラン接近状態が検出される。これにより、データ記録側の記録パワーをオフしてデータ記録を中断させる。描画はそのまま続行させる。
(4)データ記録側でバッファアンダーラン処理が実行される。これにより、ホストコンピュータ13から記録データ用バッファメモリ15Aに記録データが補給されて、そのデータ量が、十分とされる所定量まで回復する。
(5)その後描画基準線L上の位置Po12(r10,0)(時刻T6)で描画を中断させる。
(6)データ記録の中断位置Po10をシークし(シーク時間ΔT)、該位置Po10からデータ記録を再開する(時刻T6+ΔT)。記録されるデータは中断された直後のデータからである。これによりデータ欠落のない完全な書き継ぎが実現され、記録データの連続性を保つことができる。
(7)データ記録位置が描画中断位置Po12に到達するタイミング(時刻T7)で描画を再開させる。これにより、描画欠落のない完全な書き継ぎが実現され、形成される可視画像の連続性を保つことができる。
Claims (10)
- 1台の光ピックアップから2本のビームを出射し、データ記録層と描画層を積層配置した光ディスクに対し、一方のビームで前記データ記録層にデータ記録を行いながら、同時に他方のビームで前記描画層に可視画像の形成を行う方法において、
前記データ記録に使用する記録データを供給する記録データ供給系統の記録データ用バッファメモリが所定のバッファアンダーラン接近状態に至ったときに、前記データ記録を中断し、これと同時またはその後に前記可視画像の形成を中断し、該記録データ用バッファメモリに記録データを補給した後に、前記データ記録の中断位置から前記データ記録を再開し、かつ該データ記録の再開と同時またはその後に前記可視画像の形成を再開する光ディスク記録・描画方法。 - 描画を開始した位置を通りディスク放射方向に延びる仮想的な半直線を描画基準線として、該描画基準線上の位置から前記可視画像の形成を再開する請求項1記載の光ディスク記録・描画方法。
- 1台の光ピックアップから2本のビームを出射し、データ記録層と描画層を積層配置した光ディスクに対し、一方のビームで前記データ記録層にデータ記録を行いながら、同時に他方のビームで前記描画層に可視画像の形成を行う方法において、
前記データ記録に使用する記録データを供給する記録データ供給系統の記録データ用バッファメモリが所定のバッファアンダーラン接近状態に至ったときに、前記可視画像の形成をそのまま続行した状態で前記データ記録を中断し、該記録データ用バッファメモリに記録データを補給した後に前記可視画像の形成を中断し、その後前記データ記録の中断位置から前記データ記録を再開し、かつ該データ記録の再開後に前記可視画像の形成を中断した位置またはその先の位置から該可視画像の形成を再開する光ディスク記録・描画方法。 - 描画を開始した位置を通りディスク放射方向に延びる仮想的な半直線を描画基準線として、該描画基準線上の位置で前記可視画像の形成を中断し、かつ該中断位置から該可視画像の形成を再開する請求項3記載の光ディスク記録・描画方法。
- 1台の光ピックアップから2本のビームを出射し、データ記録層と描画層を積層配置した光ディスクに対し、一方のビームで前記データ記録層にデータ記録を行いながら、同時に他方のビームで前記描画層に可視画像の形成を行う方法において、
前記データ記録に使用する記録データを供給する記録データ供給系統の記録データ用バッファメモリが所定のバッファアンダーラン接近状態に至ったときに、前記データ記録を中断し、これと同時またはその後に前記可視画像の形成を中断し、該記録データ用バッファメモリに記録データを補給した後に、前記データ記録の中断位置から前記データ記録を再開し、かつ該データ記録の再開と同時またはその後に前記可視画像の形成を再開し、かつ、
前記記録データ用バッファメモリが前記バッファアンダーラン接近状態に至ってない状態で、前記可視画像の形成に使用する画像データを供給する画像データ供給系統の画像データ用バッファメモリがバッファアンダーラン状態に至ったときに、前記データ記録をそのまま続行した状態で該可視画像の形成を中断し、該画像データ用バッファメモリに画像データを補給した後に該可視画像の形成を再開する光ディスク記録・描画方法。 - 1台の光ピックアップから2本のビームを出射し、データ記録層と描画層を積層配置した光ディスクに対し、一方のビームで前記データ記録層にデータ記録を行いながら、同時に他方のビームで前記描画層に可視画像の形成を行う方法において、
前記データ記録に使用する記録データを供給する記録データ供給系統の記録データ用バッファメモリが所定のバッファアンダーラン接近状態に至ったときに、前記可視画像の形成をそのまま続行した状態で前記データ記録を中断し、該記録データ用バッファメモリに記録データを補給した後に前記可視画像の形成を中断し、その後前記データ記録の中断位置から前記データ記録を再開し、かつ該データ記録の再開後に前記可視画像の形成を中断した位置またはその先の位置から該可視画像の形成を再開し、かつ、
前記記録データ用バッファメモリが前記バッファアンダーラン接近状態に至ってない状態で、前記可視画像の形成に使用する画像データを供給する画像データ供給系統の画像データ用バッファメモリがバッファアンダーラン状態に至ったときに、前記データ記録をそのまま続行した状態で該可視画像の形成を中断し、該画像データ用バッファメモリに画像データを補給した後に該可視画像の形成を再開する光ディスク記録・描画方法。 - 2本のビームを出射する光ピックアップと、
光ディスクに記録する記録データを記録データ用バッファメモリを介して供給する記録データ供給系統と、
光ディスクに形成する可視画像の画像データを画像データ用バッファメモリを介して供給する画像データ供給系統と、
前記光ピックアップから出射される一方のビームの強度を前記記録データ供給系統から供給される記録データで変調するデータ記録用ビーム変調手段と、
前記光ピックアップから出射される他方のビームの強度を前記画像データ供給系統から供給される画像データで変調する描画用ビーム変調手段と、
前記記録データ用バッファメモリが所定のバッファアンダーラン接近状態に至ったことを検出する記録データ用バッファアンダーラン接近状態検出手段と、
データ記録層と描画層を積層配置した光ディスクに対し、前記記録データで変調された一方のビームを前記データ記録層に照射してデータ記録を行いながら、同時に前記画像データで変調された他方のビームを前記描画層に照射して可視画像の形成を行い、前記記録データ用バッファアンダーラン接近状態検出手段が前記記録データ用バッファメモリのバッファアンダーラン接近状態を検出したときに、前記データ記録を中断し、これと同時またはその後に前記可視画像の形成を中断し、該記録データ用バッファメモリに記録データを補給した後に、前記データ記録の中断位置から前記データ記録を再開し、かつ該データ記録の再開と同時またはその後に前記可視画像の形成を再開する制御を行う制御手段と
を具備してなる光ディスク記録・描画装置。 - 2本のビームを出射する光ピックアップと、
光ディスクに記録する記録データを記録データ用バッファメモリを介して供給する記録データ供給系統と、
光ディスクに形成する可視画像の画像データを画像データ用バッファメモリを介して供給する画像データ供給系統と、
前記光ピックアップから出射される一方のビームの強度を前記記録データ供給系統から供給される記録データで変調するデータ記録用ビーム変調手段と、
前記光ピックアップから出射される他方のビームの強度を前記画像データ供給系統から供給される画像データで変調する描画用ビーム変調手段と、
前記記録データ用バッファメモリが所定のバッファアンダーラン接近状態に至ったことを検出する記録データ用バッファアンダーラン接近状態検出手段と、
データ記録層と描画層を積層配置した光ディスクに対し、前記記録データで変調された一方のビームを前記データ記録層に照射してデータ記録を行いながら、同時に前記画像データで変調された他方のビームを前記描画層に照射して可視画像の形成を行い、前記記録データ用バッファアンダーラン接近状態検出手段が前記記録データ用バッファメモリのバッファアンダーラン接近状態を検出したときに、前記可視画像の形成をそのまま続行した状態で前記データ記録を中断し、該記録データ用バッファメモリに記録データを補給した後に前記可視画像の形成を中断し、その後前記データ記録の中断位置から前記データ記録を再開し、かつ該データ記録の再開後に前記可視画像の形成を中断した位置またはその先の位置から該可視画像の形成を再開する制御を行う制御手段と
を具備してなる光ディスク記録・描画装置。 - 2本のビームを出射する光ピックアップと、
光ディスクに記録する記録データを記録データ用バッファメモリを介して供給する記録データ供給系統と、
光ディスクに形成する可視画像の画像データを画像データ用バッファメモリを介して供給する画像データ供給系統と、
前記光ピックアップから出射される一方のビームの強度を前記記録データ供給系統から供給される記録データで変調するデータ記録用ビーム変調手段と、
前記光ピックアップから出射される他方のビームの強度を前記画像データ供給系統から供給される画像データで変調する描画用ビーム変調手段と、
前記記録データ用バッファメモリが所定のバッファアンダーラン接近状態に至ったことを検出する記録データ用バッファアンダーラン接近状態検出手段と、
前記画像データ用バッファメモリがバッファアンダーラン状態に至ったことを検出する画像データ用バッファアンダーラン状態検出手段と、
データ記録層と描画層を積層配置した光ディスクに対し、前記記録データで変調された一方のビームを前記データ記録層に照射してデータ記録を行いながら、同時に前記画像データで変調された他方のビームを前記描画層に照射して可視画像の形成を行い、前記記録データ用バッファアンダーラン接近状態検出手段が前記記録データ用バッファメモリのバッファアンダーラン接近状態を検出したときに、前記データ記録を中断し、これと同時またはその後に前記可視画像の形成を中断し、該記録データ用バッファメモリに記録データを補給した後に、前記データ記録の中断位置から前記データ記録を再開し、かつ該データ記録の再開と同時またはその後に前記可視画像の形成を再開する制御を行い、かつ、前記記録データ用バッファアンダーラン接近状態検出手段が前記バッファアンダーラン接近状態を検出していない状態で、前記画像データ用バッファアンダーラン状態検出手段が前記画像データ用バッファメモリのバッファアンダーラン状態を検出したときに、前記データ記録をそのまま続行した状態で該可視画像の形成を中断し、該画像データ用バッファメモリに画像データを補給した後に該可視画像の形成を再開する制御を行う制御手段と
を具備してなる光ディスク記録・描画装置。 - 2本のビームを出射する光ピックアップと、
光ディスクに記録する記録データを記録データ用バッファメモリを介して供給する記録データ供給系統と、
光ディスクに形成する可視画像の画像データを画像データ用バッファメモリを介して供給する画像データ供給系統と、
前記光ピックアップから出射される一方のビームの強度を前記記録データ供給系統から供給される記録データで変調するデータ記録用ビーム変調手段と、
前記光ピックアップから出射される他方のビームの強度を前記画像データ供給系統から供給される画像データで変調する描画用ビーム変調手段と、
前記記録データ用バッファメモリが所定のバッファアンダーラン接近状態に至ったことを検出する記録データ用バッファアンダーラン接近状態検出手段と、
データ記録層と描画層を積層配置した光ディスクに対し、前記記録データで変調された一方のビームを前記データ記録層に照射してデータ記録を行いながら、同時に前記画像データで変調された他方のビームを前記描画層に照射して可視画像の形成を行い、前記記録データ用バッファアンダーラン接近状態検出手段が前記記録データ用バッファメモリのバッファアンダーラン接近状態を検出したときに、前記可視画像の形成をそのまま続行した状態で前記データ記録を中断し、該記録データ用バッファメモリに記録データを補給した後に前記可視画像の形成を中断し、その後前記データ記録の中断位置から前記データ記録を再開し、かつ該データ記録の再開後に前記可視画像の形成を中断した位置またはその先の位置から該可視画像の形成を再開する制御を行い、かつ、前記記録データ用バッファアンダーラン接近状態検出手段が前記バッファアンダーラン接近状態を検出していない状態で、前記画像データ用バッファアンダーラン状態検出手段が前記画像データ用バッファメモリのバッファアンダーラン状態を検出したときに、前記データ記録をそのまま続行した状態で該可視画像の形成を中断し、該画像データ用バッファメモリに画像データを補給した後に該可視画像の形成を再開する制御を行う制御手段と
を具備してなる光ディスク記録・描画装置。
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