JP4406216B2 - Powder filling and sealing method for powder - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば澱粉、小麦粉等の粉粒体を包装袋に充填し、その充填口を封止部で熱シールする袋充填封止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、澱粉、小麦粉等の粉粒体は、貯蔵タンクより配管を通して空気輸送された後、包装袋に充填されて出荷されている。
【0003】
このような包装袋としては、例えば図11に示すように、全体としてほぼ長方形をなす包装袋10であって、一端縁に粉粒体の供給ノズルを挿入するための充填口11を有し、熱シール可能な封止部12がこの充填口11を覆うように配置されたものが使用されている。封止部12は、この例ではフラップ状をなし、その内面にホットメルト接着剤が塗布されており、後述する熱板を押圧されることにより、包装袋10に接着されて充填口11を封止する。
【0004】
一方、下記特許文献1には、第1コンベアに設けられ包装袋の弁口部を最前位置にするように姿勢を傾斜させるプッシャー板と、傾斜姿勢となった包装袋が当接して第1コンベア上の搬送を停止させる当たり板と、第1コンベアに直交して配置され当たり板で停止した包装袋を搬出する第2コンベアと、第2コンベアの側面に、包装袋の弁口部に対向する位置に配置されたエアブロー装置と、エアブロー装置の下流側で包装袋の弁口部の接着剤を溶融して封着する熱板と、熱板に包装袋の弁口部が当接した位置で包装袋を回転させて熱板に押し付ける強制押付装置とを有する包装袋の口封装置及びその口封方法が開示されている。
【0005】
特許文献1に開示された方法によれば、第1コンベアに載って搬送されてきた包装袋がプッシャー板によって姿勢を傾斜させ、その状態で包装袋の端縁中央部が当たり板に当たって、内部の粉粒体の慣性力で包装袋が窪んで変形し、弁口部の内部の粉粒体の密度が高まるので、弁口部を封止する際に熱板が効果的に当接するようにしている。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−180620号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、包装袋への粉粒体の充填供給は、一般に包装袋の充填口を上にして包装袋を立てた状態で行うため、包装袋を寝かせてコンベアに載せたとき、充填口近傍では粉粒体が袋内の隅々まで充填されておらず、空間が形成されていることが多い。このため、充填口を覆う封止部に熱板を押し当てたとき、充填口近傍の内部が空間となっていて、押圧力が十分に作用せず、充填口を十分に封止できないことがあった。
【0008】
また、上記特許文献1に記載された方法では、第1コンベアに載って移動してくる包装袋の姿勢をプッシャー板で傾斜させ、包装袋の端縁中央部を当たり板に衝突させることにより、弁口部の内側の粉粒体を押し固めるようにしているが、上記のように充填口近傍の内部が空間になっている場合には、当たり板に衝突させても、その空間部が潰れるだけで、粉粒体を充填口近傍に効果的に移動させることができず、熱板による封止部の接着が十分になされない可能性があった。
【0009】
したがって、本発明の目的は、包装袋の充填口の近傍に粉粒体を移動させて、充填口を覆うように配置された封止部に熱板を押し付けたときに、封止部が良好にシールされて粉粒体の漏れが発生しないようにした粉粒体の袋充填封止方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、粉粒体の供給ノズルを挿入できる充填口と、この充填口を覆うように配置された熱シール可能な封止部とを有する包装袋を用いて、粉粒体を充填封止する方法において、粉粒体の供給ノズルを前記充填口に挿入し、粉粒体を前記包装袋に充填する充填工程と、粉粒体を充填した包装袋をコンベアにて搬送する途中で、包装袋を叩いて粉粒体を前記充填口方向に移動させる袋叩き工程と、前記充填口を覆うように配置された封止部を熱板によって押圧することにより、封止部を包装袋に接着させて充填口をシールする封止工程とを含み、前記袋叩き工程は、粉粒体を充填した包装袋を、その充填口が進行方向に向くようにコンベアに載せて搬送し、このコンベアの搬送経路の一側方に一端を支持されて回動し、前記コンベアに対してほぼ垂直に振り下ろされるアームを、前記包装袋の移動方向に対してほぼ直角となるように、前記包装袋に当てることによって行うことを特徴とする。
【0011】
本発明の方法によれば、袋叩き工程において、包装袋を叩いて粉粒体を前記充填口方向に移動させることにより、封止工程において、封止部を熱板によって押圧する際に、封止部が包装袋本体に効果的に密着し、充填口を隙間無くシールすることができるので、粉粒体の漏れの発生を防ぐことができる。
また、前記袋叩き工程は、粉粒体を充填した包装袋を、その充填口が進行方向に向くようにコンベアに載せて搬送し、このコンベアの搬送経路の一側方に一端を支持されて回動し、前記コンベアに対してほぼ垂直に振り下ろされるアームを、前記包装袋の移動方向に対してほぼ直角となるように、前記包装袋に当てることによって行うようになっている。したがって、アームを振り下ろして袋を叩いたときに、包装袋の移動が一瞬停止し、内部の粉粒体が慣性力によって前方に移動しようとする。また、アームが袋をへこませるため、その部分の粉粒体が押し退けられてアームの両側に移動する。その結果、包装袋内の粉粒体をより効果的に充填口近傍に移動させることができる。
【0012】
本発明において、前記袋叩き工程は、前記充填口が位置する端縁から前記包装袋の長さの1/4の部分から、前記端縁から前記包装袋の長さの1/2の部分に至る領域を叩くことによって行うことが好ましい。この態様によれば、包装袋を叩いてその部分の粉粒体を周囲に押し退けたときに、粉粒体を包装袋の充填口近傍により効果的に移動させることができる。
【0014】
更に、袋叩き工程で用いる前記アームは、その外周に円筒ローラが付されたものであることが好ましい。この態様によれば、包装袋がコンベアに載って移動する途中で、アームを振り下ろして包装袋に当てた場合であっても、アームの外周の円筒ローラが回転するので、移動する包装袋と移動しないアームとの間で強い摩擦力がかかることがなく、包装袋が破損したりすることを防止できる。
【0015】
更にまた、前記袋叩き工程と、前記封止工程との間で、粉粒体を充填した包装袋をバイブレーター及び押圧ローラにかける工程を行うことが好ましい。これによれば、袋叩き工程によって、包装袋内の粉粒体が充填口方向へ移動した後、更にバイブレーター及び押圧ローラにかけることによって、移動した粉粒体を包装袋内の隅々まで充満させることができるため、封止部を熱板によって押圧する際に、封止部を包装袋本体に更に効果的に密着させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明による粉粒体の充填封止方法の実施形態を説明する。図1は袋叩き工程による作用を示す説明図、図2は袋充填封止工程の全体を示す説明図、図3は充填装置の概略構造を示す斜視図、図4は袋叩き装置の概略構造を示す斜視図、図5はバイブレーターの概略構造を示す斜視図、図6はチェッカーと選別機の概略構造を示す斜視図、図7は成形機の概略構造を示す斜視図、図8は口封機の要部を示す斜視図、図9は口封機の動作を示す説明図、図10は圧偏ローラを示す斜視図である。
【0017】
図2に示すように、本発明の粉粒体の充填封止方法を実施するための製造ラインは、コンベア等の搬送ライン100上に、パッカーと呼ばれる充填装置20と、袋叩き装置30と、バイブレーター40と、チェッカー50と、選別機60と、成形機70並びに口封機80と、圧偏ローラ90と、粉粒体を充填封止した包装袋を積み上げておくパレタイザー95とで構成されている。
【0018】
図3に示すように、充填装置20は、包装袋10の充填口11(図11参照)に挿入される粉粒体供給ノズル21と、包装袋10を立てた状態で支持する受け部22とを有している。粉粒体供給ノズル21を包装袋10の充填口11に挿入し、該ノズル21から粉粒体を空気流と共に噴出させて、包装袋10内に充填させることができる。
【0019】
こうして粉粒体を充填した包装袋10は、図1(A)で示すように、その上部に粉粒体Pが詰まっていない空間Sを有している。この包装袋10は、充填口11を進行方向前方に向けて、コンベア101に載せられて搬送される。
【0020】
なお、本発明において、包装袋10としては、例えば紙袋,ラミネート袋,PV袋などの各種の袋が採用できるが、特に積層クラフト紙による紙袋が好ましく採用される。また、粉粒体Pとしては、空気流によって移送することができる粉粒体であれば特に限定されないが、特に澱粉、小麦粉等の食品原料の粉が好ましく採用される。
【0021】
図4に示すように、袋叩き装置30は、回転アクチュエータ31と、この回転アクチュエータ31によって回動動作するアーム32と、このアーム32の外周に装着された円筒ローラ33とを有している。アーム32は、図中矢印で示す如く回動し、コンベア101に対してほぼ垂直(好ましくは垂直方向に対して±20°の範囲)に振り下ろされるようになっている。また、アーム32の角度は、コンベア101の搬送方向に対してほぼ直角(好ましくは直角方向に対して±20°の範囲)とされている。回転アクチュエータ31としては、例えば自動弁の駆動部等を利用することができる。また、円筒ローラ33としては、例えばフリーローラコンベアのローラ等を用いることができる。
【0022】
図1(C)に示すように、アーム32による殴打点は、包装袋10の移動方向先端から距離Lの位置とされるが、この距離Lは、包装袋10の長さの1/2よりも短く、1/4よりも長く設定することが好ましい。なお、アーム32を振り下ろすタイミングは、図示しないセンサをコンベア101上に配置して、包装袋10の先端が通過するのを検知し、コンベア101の移動速度に応じた時間を設定することにより調節することができる。
【0023】
また、アーム32を振り下ろす速度は、アーム32の周速が4〜5m/秒程度になるようにすることが好ましく、アーム32の円筒ローラ33を含めた質量は、3〜4kgとすることが好ましい。
【0024】
アーム32に装着された円筒ローラ33は、アーム32に適度な質量を付与して包装袋10に対する衝撃力を高めると共に、コンベア101に載って移動している包装袋10に接触したときに円筒ローラ33が回転して摩擦力を軽減するため、包装袋10を損傷するのを防止する役割をなす。
【0025】
こうしてアーム32によって包装袋10を叩くと、内部の粉粒体Pが押し退けられて、アーム32の前後に移動する。この場合、包装袋10の進行方向前方には空間Sがあり、しかも、アーム32で叩いたときに、包装袋10に一瞬の停止力が作用して、粉粒体Pの慣性力が作用するため、空間Sを埋めるように粉粒体Pが効果的に移動する。
【0026】
図5に示すように、バイブレーター40は、両側にガイド42,43を有するコンベア102と、その内部に配置された振動機41とを有している。そして、袋叩き工程を経た包装袋10がコンベア102に載置されると、内部の振動機41が作動して包装袋10に振動が付与され、粉粒体Pが包装袋10の隅々に移動する。
【0027】
図6に示すように、チェッカー50は、その内部に質量計が設置されており、その上に載った包装袋10の質量が測定されるようになっている。そして、測定された質量が予め設定された所定の範囲を外れたときに、粉粒体の充填不良であると判断し、続く選別機60にて不良品を取り除くようにしている。選別機60は、コンベア103と、その側方に配置されたプッシャー61と、プッシャー61で押出された包装袋を回収するシュート62とを有している。
【0028】
したがって、粉粒体Pを充填された包装袋10は、チェッカー50にて質量を測定され、その質量が所定の範囲に収まらないときには、選別機60において、プッシャー61が作動し、上記不良品をシュート62方向に押出して、不良品を回収するようになっている。
【0029】
図7に示すように、成形機70は、包装袋10を導入する導入部71を有し、その内部に図示しない押圧ローラが配置されている。そして、図1(D)に示すように、成形機71に導入された包装袋10は、押圧ローラ72によって押圧され、粉粒体Pが更に包装袋10内の隅々まで移動して、図1(E)に示す粉粒体Pが包装袋10内に充満した状態となる。
【0030】
図8に示すように、口封機80は、フレーム81に取付けられたガイド棒82と、このガイド棒82に沿ってスライドするスライダ83と、このスライダ83を可動するエアシリンダ84とを有している。また、スライダ83には、図示しない駆動機構によって回動するアーム85が取付けられており、このアーム85の先端に熱板86が取付けられている。
【0031】
そして、このアーム85が回動することによって、熱板86は、図8、9の矢印Bで示すように上昇すると共に、矢印Cで示すように、包装袋11の封止部12に当接するように移動する。また、エアシリンダ84の作用によってスライダ83が図中矢印Aで示すように移動することによって、熱板86は、フラップ状の封止部12の自由端方向に移動し、封止部12を包装袋10の本体に押し付けるようになっている。
【0032】
こうして熱板86を押し付けられることにより、封止部12の内面に塗布されたホットメルト接着剤が溶着して包装袋10本体に接着され、充填口11が隙間無くシールされる。この場合、前記袋叩き装置30、バイブレーター40、成形機70によって、包装袋10内の粉粒体が袋の隅々まで移動し、充填口11近傍にも粉粒体が充填されているため、熱板86の封止部12への押圧力が効果的に作用し、封止部12を包装袋10本体に強く押圧させてしっかりと接着させることができる。
【0033】
図10に示すように、圧偏ローラ90は、コンベア101の両側に設置された支柱91に、支軸92を介して回転可能に設置されている。圧偏ローラ90は、上記支軸92に支持された一対の円板93と、これらの円板93の周縁に両端部を枢着された複数の円筒ローラ94とで構成されている。
【0034】
そして、封止部12をシールされた包装袋10をコンベア101に載せて移動させ、圧偏ローラ90とコンベア101との間に通すことにより、包装袋10が押圧されて、前記熱板86を押圧することによって凹んだ部分に粉粒体Pが移動し、一定の厚さになるように包装袋10が再成形される。
【0035】
こうして充填封止を完了した包装袋10は、パレタイザー95に積み上げられて一時保管され、図示しないトラック等に載せられて配送されることになる。
【0036】
【実施例】
図1〜10に示した工程によって、積層クラフト紙からなる包装袋10に澱粉を充填封止し、粉漏れの発生率を測定した。なお、比較のため、上記工程において、袋叩き工程を行わない場合の粉漏れの発生率も測定した。
【0037】
その結果、袋叩き工程を行わない場合には、100袋中22袋に粉漏れが発生し、不良率は22%であった。
【0038】
これに対して、袋叩き工程を行う本発明の方法で充填封したした場合には、110袋中2袋に粉漏れが発生しただけであり、不良率を1.8%に低減することができた。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、包装袋の充填口を通して粉粒体を充填した後、その包装袋をコンベアにて搬送する途中で、包装袋を叩いて粉粒体を充填口方向に移動させることにより、封止部を熱板によって押圧する際に、封止部が包装袋本体に効果的に密着し、充填口を隙間無くシールすることができるので、封止後の粉粒体の漏れによる不良品の発生を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による粉粒体の袋充填封止方法における袋叩き工程の作用を示す説明図である。
【図2】同実施形態における袋充填封止工程の全体を示す説明図である。
【図3】充填装置の概略構造を示す斜視図である。
【図4】袋叩き装置の概略構造を示す斜視図である。
【図5】バイブレーターの概略構造を示す斜視図である。
【図6】チェッカーと選別機の概略構造を示す斜視図である。
【図7】成形機の概略構造を示す斜視図である。
【図8】口封機の要部を示す斜視図である。
【図9】口封機の動作を示す説明図である。
【図10】圧偏ローラを示す斜視図である。
【図11】包装袋の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 包装袋
11 充填口
12 封止部
20 充填装置
21 粉粒体供給ノズル
30 袋叩き装置
31 回転アクチュエータ
32 アーム
33 円筒ローラ
40 バイブレーター
50 チェッカー
60 選別機
70 成形機
80 口封機
86 熱板
90 圧偏ローラ
100 搬送ライン
101 コンベア
P 粉粒体
S 空間[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a bag filling and sealing method in which, for example, powders such as starch and wheat flour are filled in a packaging bag, and the filling port is heat-sealed at a sealing portion.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, granular materials such as starch and wheat flour are pneumatically transported from a storage tank through piping and then packed into a packaging bag before shipment.
[0003]
As such a packaging bag, for example, as shown in FIG. 11, the
[0004]
On the other hand, in Patent Document 1 below, a pusher plate that is provided on the first conveyor and inclines the posture so that the valve opening of the packaging bag is in the foremost position, and the packaging bag in the inclined posture come into contact with each other. A contact plate that stops the upper conveyance, a second conveyor that is disposed orthogonal to the first conveyor and stops at the contact plate, and that faces the valve opening of the packaging bag on the side of the second conveyor An air blower disposed at a position, a hot plate that melts and seals the adhesive of the valve opening of the packaging bag on the downstream side of the air blow device, and a position where the valve mouth of the packaging bag contacts the hot plate A packaging bag sealing device having a forced pressing device that rotates a packaging bag and presses it against a hot plate and a sealing method thereof are disclosed.
[0005]
According to the method disclosed in Patent Document 1, the posture of the packaging bag carried on the first conveyor is inclined by the pusher plate, and in this state, the center of the edge of the packaging bag hits the contact plate, The packaging bag is dented and deformed due to the inertia of the powder and the density of the powder inside the valve port increases, so that the hot plate effectively contacts when sealing the valve port. Yes.
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-180620
[Problems to be solved by the invention]
However, since the supply of powder particles to the packaging bag is generally performed with the packaging bag upright with the filling port of the packaging bag up, when the packaging bag is laid on the conveyor, it is not near the filling port. In many cases, the granules are not filled to every corner of the bag, and a space is formed. For this reason, when a hot plate is pressed against the sealing part that covers the filling port, the inside of the vicinity of the filling port is a space, the pressing force does not act sufficiently, and the filling port cannot be sealed sufficiently. there were.
[0008]
Further, in the method described in Patent Document 1, the posture of the packaging bag moving on the first conveyor is inclined by the pusher plate, and the center of the edge of the packaging bag is made to collide with the contact plate, The powder particles inside the valve port are pressed and hardened. However, if the inside of the vicinity of the filling port is a space as described above, the space is crushed even if it collides with the contact plate. As a result, the powder particles cannot be effectively moved to the vicinity of the filling port, and there is a possibility that the sealing part is not sufficiently adhered by the hot plate.
[0009]
Therefore, the object of the present invention is to move the powder particles to the vicinity of the filling port of the packaging bag, and when the hot plate is pressed against the sealing portion arranged so as to cover the filling port, the sealing portion is good An object of the present invention is to provide a bag filling and sealing method for a granular material that is sealed to prevent leakage of the granular material.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention uses a packaging bag having a filling port into which a powder supply nozzle can be inserted and a heat-sealable sealing portion arranged to cover the filling port. In the method of filling and sealing powder, a supply step of powder is inserted into the filling port, a filling step of filling powder into the packaging bag, and a packaging bag filled with powder into the conveyor In the middle of transporting, the packaging bag is struck by hitting the packaging bag to move the powder body in the direction of the filling port, and the sealing part arranged so as to cover the filling port is pressed by a hot plate to seal parts adhered to the packaging bag look including a sealing step of sealing the filling port, the beat smb. up by ganging up on process, a packaging bag filled with granular material, the filling port is placed on a conveyor to face the traveling direction Rotate with one end supported by one side of the conveyor path of this conveyor The arm is swung down substantially perpendicular to the conveyor, so as to be substantially perpendicular to the moving direction of the packaging bag, and performs by applying to the packaging bag.
[0011]
According to the method of the present invention, in the bag hitting process, the powder bag is moved in the direction of the filling port by hitting the packaging bag. Since the portion is effectively closely attached to the packaging bag body and the filling port can be sealed without a gap, it is possible to prevent leakage of the granular material.
Further, the bag hitting step carries the packaging bag filled with the granular material on the conveyor so that the filling port faces in the advancing direction, and one end is supported on one side of the conveying path of the conveyor. The arm which moves and swings down substantially perpendicularly to the conveyor is applied to the packaging bag so as to be substantially perpendicular to the moving direction of the packaging bag. Therefore, when the arm is swung down and the bag is struck, the movement of the packaging bag stops for a moment, and the internal granular material tends to move forward by the inertial force. Also, since the arm dents the bag, the powder of that part is pushed away and moves to both sides of the arm. As a result, the granular material in the packaging bag can be moved to the vicinity of the filling port more effectively.
[0012]
In the present invention, the bag hitting step extends from the edge where the filling port is located to a quarter of the length of the packaging bag and from the edge to a half of the length of the packaging bag. This is preferably done by hitting the area. According to this aspect, when hitting the packaging bag and pushing away the powder of that portion to the surroundings, the powder can be moved more effectively in the vicinity of the filling port of the packaging bag.
[0014]
Furthermore, it is preferable that the arm used in the bag hitting step has a cylindrical roller attached to the outer periphery thereof. According to this aspect, the cylindrical roller on the outer periphery of the arm rotates even when the arm is swung down and applied to the packaging bag while the packaging bag is moving on the conveyor. A strong frictional force is not applied to the arm that does not move, and the packaging bag can be prevented from being damaged.
[0015]
Furthermore, it is preferable to perform a step of putting the packaging bag filled with the granular material on a vibrator and a pressing roller between the bag hitting step and the sealing step. According to this, after the granular material in the packaging bag is moved in the direction of the filling port by the bag hitting process, it is further applied to the vibrator and the pressing roller to fill the moved granular material to every corner in the packaging bag. Therefore, when the sealing portion is pressed by the hot plate, the sealing portion can be more effectively adhered to the packaging bag body.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, with reference to the drawings, an embodiment of a filling and sealing method of a granular material according to the present invention will be described. FIG. 1 is an explanatory view showing the action of the bag hitting process, FIG. 2 is an explanatory view showing the entire bag filling and sealing process, FIG. 3 is a perspective view showing a schematic structure of the filling device, and FIG. 4 is a schematic structure of the bag hitting apparatus. FIG. 5 is a perspective view showing a schematic structure of a vibrator, FIG. 6 is a perspective view showing a schematic structure of a checker and a sorter, FIG. 7 is a perspective view showing a schematic structure of a molding machine, and FIG. FIG. 9 is an explanatory view showing the operation of the sealing machine, and FIG. 10 is a perspective view showing the pressure bias roller.
[0017]
As shown in FIG. 2, a production line for carrying out the method for filling and sealing a granular material according to the present invention includes a
[0018]
As shown in FIG. 3, the filling
[0019]
As shown in FIG. 1A, the
[0020]
In the present invention, as the
[0021]
As shown in FIG. 4, the
[0022]
As shown in FIG. 1 (C), the hitting point by the
[0023]
The speed at which the
[0024]
The
[0025]
When the
[0026]
As shown in FIG. 5, the
[0027]
As shown in FIG. 6, the
[0028]
Accordingly, the mass of the
[0029]
As shown in FIG. 7, the molding
[0030]
As shown in FIG. 8, the sealing
[0031]
As the
[0032]
By pressing the
[0033]
As shown in FIG. 10, the
[0034]
Then, the
[0035]
The
[0036]
【Example】
By the process shown in FIGS. 1-10, the
[0037]
As a result, when the bag hitting process was not performed, powder leakage occurred in 22 of 100 bags, and the defect rate was 22%.
[0038]
On the other hand, when filled and sealed by the method of the present invention in which the bag hitting process is performed, only two of the 110 bags leaked powder, and the defect rate can be reduced to 1.8%. It was.
[0039]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, after filling the granular material through the filling port of the packaging bag, the packaging bag is struck in the middle of transporting the packaging bag by the conveyor, and the granular material is directed toward the filling port. By moving, when the sealing part is pressed by the hot plate, the sealing part effectively adheres to the packaging bag body, and the filling port can be sealed without any gaps. The generation of defective products due to leakage can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view showing an operation of a bag tapping step in a bag filling and sealing method for granular materials according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory view showing the whole bag filling and sealing process in the same embodiment;
FIG. 3 is a perspective view showing a schematic structure of a filling device.
FIG. 4 is a perspective view showing a schematic structure of a bag tapping device.
FIG. 5 is a perspective view showing a schematic structure of a vibrator.
FIG. 6 is a perspective view showing a schematic structure of a checker and a sorter.
FIG. 7 is a perspective view showing a schematic structure of a molding machine.
FIG. 8 is a perspective view showing a main part of the sealing machine.
FIG. 9 is an explanatory diagram showing the operation of the sealing machine.
FIG. 10 is a perspective view showing a pressure bias roller.
FIG. 11 is a perspective view showing an example of a packaging bag.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
粉粒体の供給ノズルを前記充填口に挿入し、粉粒体を前記包装袋に充填する充填工程と、粉粒体を充填した包装袋をコンベアにて搬送する途中で、包装袋を叩いて粉粒体を前記充填口方向に移動させる袋叩き工程と、前記充填口を覆うように配置された封止部を熱板によって押圧することにより、封止部を包装袋に接着させて充填口をシールする封止工程とを含み、
前記袋叩き工程は、粉粒体を充填した包装袋を、その充填口が進行方向に向くようにコンベアに載せて搬送し、このコンベアの搬送経路の一側方に一端を支持されて回動し、前記コンベアに対してほぼ垂直に振り下ろされるアームを、前記包装袋の移動方向に対してほぼ直角となるように、前記包装袋に当てることによって行うことを特徴とする粉粒体の袋充填封止方法。In a method of filling and sealing a granular material using a packaging bag having a filling port into which a powder supply nozzle can be inserted and a heat-sealable sealing portion arranged so as to cover the filling port,
Insert the powder supply nozzle into the filling port, tap the packaging bag in the middle of transporting the packing bag filled with the powder and the packing process filling the packaging bag with the conveyor A bag tapping step for moving the powder particles in the direction of the filling port, and a sealing portion disposed so as to cover the filling port is pressed by a hot plate to adhere the sealing portion to the packaging bag and look including a sealing step of sealing,
In the bag hitting step, the packaging bag filled with the granular material is carried on a conveyor so that the filling port faces in the traveling direction, and one end is supported on one side of the conveying path of the conveyor and is rotated. The powder bag filling , wherein the arm swung down substantially perpendicularly to the conveyor is applied to the packaging bag so as to be substantially perpendicular to the moving direction of the packaging bag. Sealing method.
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