JP4404465B2

JP4404465B2 - Earth leakage detector

Info

Publication number: JP4404465B2
Application number: JP2000271070A
Authority: JP
Inventors: 尚山中
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 2000-09-07
Filing date: 2000-09-07
Publication date: 2010-01-27
Anticipated expiration: 2020-09-07
Also published as: JP2002083533A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば漏電遮断器並びに漏電リレーにおいて、特に、地絡発生時に漏電が発生したことを表示する漏電表示釦を備えた漏電検出装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図７は、例えば特開平８−１８０７９２号公報に示されたものと類似の従来の漏電遮断器を示す電気回路図である。図において、１は電源を接続する電源端子、２は負荷を接続する負荷端子、３は電源端子１と負荷端子２を接続する電路、４は電路３に流れる地絡電流を検出する零相変流器、５は零相変流器４の二次出力を増幅してそのレベルを判別する増幅器、６は増幅器５の判別信号によりスイッチングするサイリスタ、７はサイリスタ６により制御される釈放形の電磁石装置、８は電路３に漏電が発生したことを表示する漏電表示釦、９は電磁石装置７のコイルの焼損を防止する焼損防止スイッチ、１０は漏電テストスイッチであり、テスト釦を押下げることにより人為的に擬似不平行電流を零相変流器４に流すものである。１１は漏電テストにより流れる擬似不平行電流を抑制調整するテスト抵抗である。
【０００３】
図８は、従来の漏電検出装置の要部を示す構成図である。図において、１２は釈放形電磁石装置７（以下電磁石装置７という）の可動鉄心、１３は鉄心ばねであり、電磁石装置７に電流が流れてコイル７ａが励磁され、可動鉄心１２と永久磁石（図示せず）の間に作用している吸着力が打消されたとき、可動鉄心１２を矢印Ａ方向へ釈放して突出させるように可動鉄心１２を付勢している。１４は漏電表示釦８の係合部８ａと係合しているラッチ、１５はラッチ１４を復帰させるように矢印Ｅ方向に付勢するラッチばね、１６は漏電表示釦８を矢印Ｂ方向へ突出させるように付勢する釦ばねである。１７は漏電表示釦８の動作に連動して接触または開離するテストオフ板、１８はテストオフ板１７が配設されている基板、１９はテストオフ板１７と対向して設けられたテストオフ固定接点である。なお、テストオフ板１７と基板１８とテストオフ固定接点１９とにより焼損防止スイッチ９が構成されている。
【０００４】
従来の漏電検出装置は上記のように構成され、例えば地絡発生時において、零相変流器４が地絡電流を検出し、その検出信号は増幅器５により検出、増幅されサイリスタ６をオンし、電磁石装置７のコイル７ａが励磁される。この励磁により可動鉄心１２と永久磁石（図示せず）間に作用する吸着力が打消されるので、可動鉄心１２が鉄心ばね１３の付勢力により釈放され、そして突出してラッチ１４を矢印Ａ方向へ押込む。この押込みによりラッチ１４は矢印Ｆ方向に回動し、ラッチ係合部１４ａと釦係合部８ａとの係合を外し、釦ばね１６により漏電表示釦８を矢印Ｂ方向へ突出させて漏電が生じたことを表示する。この表示と共に、釦アーム部８ｃにより可動鉄心１２を矢印Ｃ方向へ押上げ、元の状態に復帰させる。この時、漏電表示釦８の押圧部８ｂにより押圧されていたテストオフ板１７がテストオフ固定接点１９から開離されて、焼損防止スイッチ９をオフさせ、地絡発生が続いていても、電磁石装置７のコイル７ａには電流が流れなくなり、電磁石装置７のコイル７ａやサイリスタ６の焼損を防止する。
【０００５】
また、漏電テストのため漏電テストスイッチ１０をオンさせた場合、テスト抵抗１１を通じてテスト回路に電流が流れ、これを増幅器５により検出、増幅されサイリスタ６をオンし、地絡発生時と同様に動作して焼損防止スイッチ９をオフさせる。従って、漏電テストスイッチ１０を押し続けた場合でも、電磁石装置７のコイル７ａには電流が流れなくなり、電磁石装置７のコイル７ａやサイリスタ６の焼損を防止する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の漏電検出装置では、焼損防止スイッチ９はテストオフ板１７が漏電表示釦８の押圧部８ｂの動作によりオン・オフする構成であるため、漏電表示釦８が外力により矢印Ｄ方向へ押圧され、矢印Ｂ方向へ突出することを拘束された状態で地絡が発生したり、あるいは、漏電テストを行った場合、テストオフ板１７が漏電表示釦８の押圧部８ｂにより押され、テストオフ固定接点１９から開離しなくなる。即ち、焼損防止スイッチ９がオン状態のままになり、電磁石装置７に連続して電流が流れるので、電磁石装置７のコイル７ａやサイリスタ６等の電気部品が焼損するという問題点があった。
【０００７】
この発明は上述のような問題点を解決するためになされたもので、漏電表示釦が外力により突出表示することを拘束された状態であっても、焼損防止スイッチをオフすることにより、電磁石装置のコイルに流れる電流をオフし、電磁石装置のコイルやサイリスタ等の電気部品の焼損を防止することができる漏電検出装置を得ることを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る漏電検出装置においては、電路の地絡電流を検出する零相変流器と、この零相変流器の二次出力によって可動鉄心が突出制御される釈放形電磁石装置と、上記可動鉄心の突出に連動して突出し漏電が発生したことを表示する漏電表示釦とを備えた漏電検出装置において、上記可動鉄心の突出により作動して上記釈放形電磁石装置の励磁回路を切るようになされたスイッチと、上記漏電表示釦の突出により作動して上記釈放形電磁石装置の励磁回路を切るようになされたスイッチとを有する焼損防止スイッチを設け、上記焼損防止スイッチは、互いに接触する接点の内、一方の接点が可動鉄心の突出により作動して他方の接点から開離され、上記他方の接点が漏電表示釦の突出により作動して上記一方の接点から開離するように構成されたものである。
【０００９】
また、焼損防止スイッチは、互いに接触する接点の内、一方の接点が可動鉄心の突出により作動して他方の接点から開離され、他方の接点が漏電表示釦の突出により作動して一方の接点から開離するように構成して、スイッチの構成を簡単にしたものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】
実施の形態１．
図１は、この発明の実施の形態１の漏電遮断器を示す電気回路図である。図２は、この発明の実施の形態１を示す漏電検出装置の要部の構成図であり、漏電が発生していない状態を示し、（Ａ）は正面図、（Ｂ）は側面図である。図３は、漏電が発生し漏電検出装置が漏電表示した状態を示す構成図であり、（Ａ）は正面図、（Ｂ）は側面図である。図４は、漏電検出装置の漏電表示釦を拘束した状態にて漏電が発生した状態を示す構成図であり、（Ａ）は正面図、（Ｂ）は側面図である。図５は漏電表示ボタンを示す図であり、（Ａ）は正面図、（Ｂ）は側面図である。図６は固定接触板を示す図であり、（Ａ）は正面図、（Ｂ）は側面図である。
【００１１】
図１〜図４において、１は電源端子、２は負荷端子、３は電路、４は零相変流器、５は増幅器、６はサイリスタ、７は釈放形の電磁石装置、１０は漏電テストスイッチ、１１はテスト抵抗で、これらは従来装置と同様なものであり、その説明を省略する。
【００１２】
図１において、３５は釈放形電磁石装置７（以下電磁石装置７という）のコイルの焼損を防止する焼損防止スイッチ、３６は補助スイッチであり、その構造および動作については後述する。
２８は漏電表示釦であり、図５に示すように、合成樹脂で形成され、釦部２８ａと、ラッチ１４と係合する釦係合部２８ｂと、アーム部２８ｃと、後述する固定接触板３０を挿着する挿入溝２８ｄ等を有している。３０は固定接触板であり、図６に示すように、弾性を有する導電板材を用いてほぼＵ字状の対称形に形成され、固定接点部３０ａと、弾性を有するように湾曲して形成された一対の接触片３０ｂとを有している。固定接触板３０はこの接触片３０ｂの弾性を利用して接触片３０ｂの一方が漏電表示釦２８に形成された挿入溝２８ｄに挿着されている。
【００１３】
図２において、３１は固定端子であり、一端に固定接触板３０の接触片３０ｂに対向して接離するように端子片３１ａが形成され、他端はリード線３１ｂを介して電気的に電磁石装置７と接続されている。３２は可動接触板であり、一端に固定接触板３０の固定接点部３０ａに対向して設けられた可動接点部３２ａを有し、他端はリード線３２ｂによりサイリスタ６を介して増幅器５（図１に示す）と電気的に接続されている。なお、固定接触板３０と可動接触板３２とにより焼損防止スイッチ３５が構成されている。また、固定接触板３０と固定端子３１とにより補助スイッチ３６が構成されている。
【００１４】
上記のように構成された漏電検出装置では、電路３に地絡が発生した場合、あるいは漏電テストスイッチ１０（図１に示す）を押してオンさせた場合、電磁石装置７のコイル７ａに電流が流れ励磁される。この励磁により、可動鉄心１２と永久磁石（図示せず）間に作用する吸着力が打消されるので、可動鉄心１２が鉄心ばね１３の付勢力により釈放されて突出し、図３に示すように、ラッチ１４を矢印Ａ方向へ押込む。このラッチ１４の動きにより、ラッチ係合部１４ａと釦係合部２８ｂとの係合が外れ、釦ばね１６の付勢力により漏電表示釦２８を筐体４０の上面から矢印Ｂ方向へ突出させて、図３に示すように漏電表示する。
【００１５】
これと同時に、釦ばね１６のばね荷重が鉄心ばね１３のばね荷重よりも強く設定されているために、可動鉄心１２は漏電表示釦２８のアーム部２８ｃにより矢印Ｃ方向へ押上げられ、図２と同じ位置へ復帰しリセットされる。
また、このとき、固定接触板３０は漏電表示釦２８の挿入溝２８ｄに挿着されているので、漏電表示釦２８と一体的に矢印Ｃ方向へ押上げられ、固定接触板３０の固定接点部３０ａと可動接触板３２の可動接点部３２ａが開離する。従って、地絡発生が続いた場合、あるいは漏電テストスイッチ１０を押し続けられた場合でも、電磁石装置７のコイル７ａには電流が流れなくなり、電磁石装置７のコイル７ａやサイリスタ６等の焼損を防止することができる。
【００１６】
さらに、図４に示すように、漏電表示釦２８が外力により矢印Ｄ方向へ押込まれ拘束された状態で地絡が発生した場合、あるいは漏電テストスイッチ１０を押し続けてオンさせた場合、電磁石装置７のコイル７ａが励磁され、可動鉄心１２が鉄心ばね１３の付勢力により釈放されて突出する。この可動鉄心１２の突出により、ラッチ１４が矢印Ａ方向へ押込まれるが、このとき、漏電表示釦２８に関係なくラッチ１４を介して可動接触板３２が矢印Ａ方向へ押込まれる。この押込みにより、固定接触板３０の固定接点部３０ａと可動接触板３２の可動接点部３２ａが開離する。従って、地絡発生が続いた場合、あるいは漏電テストスイッチ１０を押し続けられたた場合においても、電磁石装置７のコイル７ａには電流が流れなくなり、電磁石装置７のコイル７ａやサイリスタ６の焼損を防止することができる。
【００１７】
次に、漏電表示釦２８を上記のように拘束している外力が除去された場合について説明する。即ち、漏電表示釦２８が押込まれ拘束された状態では、可動鉄心１２は鉄心ばね１３の付勢力によりラッチ１４を押し続けている。この状態において外力が除去されると、漏電表示釦２８とラッチ１４との係合は外れているので、漏電表示釦２８は釦ばね１６の付勢力により筐体４０の表面より突出して漏電表示する。この突出により可動鉄心１２は元の状態にリセットされるため、ラッチ１４を介して押圧していた可動接触板３２も元の状態に復帰する。しかし、漏電表示釦２８の突出により固定接触板３０の固定接点部３０ａと可動接触板３２の可動接点部３２ａは開離するので、地絡発生が続いた場合、あるいは漏電テストスイッチ１０を押し続けられたた場合でも、電磁石装置７のコイル７ａには電流が流れない。よって、電磁石装置７のコイル７ａやサイリスタ６の焼損を防止することができる。
【００１８】
実施の形態２．
上記実施の形態１における焼損防止スイッチ３５は、互いに接触する接点の内、一方の接点、即ち、可動接触板３２の可動接点部３２ａが可動鉄心１２の突出により作動して他方の接点、即ち、固定接触板３０の固定接点部３０ａから開離され、また、上記固定接触板３０の固定接点部３０ａが漏電表示釦の突出により作動して一方の接点、即ち、可動接触板３２の可動接点部３２ａから開離するように構成されたものを示したが、焼損防止スイッチ３５は、２組のスイッチにより構成してもよい。即ち、可動鉄心１２の突出により開離されるスイッチと、漏電表示釦２８の突出により開離されるスイッチ（例えば従来の技術において示した焼損防止スイッチ９）を直列に接続して構成したものでもよい。
なお、上記実施の形態１においては、補助スイッチ３６も焼損防止スイッチとしての作用をするが、焼損防止スイッチ３５の構成によっては補助スイッチ３６は無くてもよい。
【００１９】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、漏電表示釦を拘束された場合でも、確実に電磁石装置のコイルに流れる電流をオフし、電磁石装置のコイルやサイリスタ等の電気部品の焼損を防止することができる。
【００２０】
また、焼損防止スイッチは、互いに接触する接点の内、一方の接点が可動鉄心の突出により作動して他方の接点から開離され、上記他方の接点が漏電表示釦の突出により作動して上記一方の接点から開離するようにしたので焼損防止スイッチの構成が簡単になり、漏電検出装置の小形化にも効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施形態１の漏電検出装置の電気回路図である。
【図２】この発明の実施形態１の漏電検出装置の要部を示す構成図であり、漏電が発生していない状態を示す。
【図３】この発明の実施形態１の漏電検出装置の要部を示す構成図であり、漏電が発生し漏電表示した状態を示す。
【図４】この発明の実施形態１の漏電検出装置の要部を示す構成図であり、漏電表示釦を拘束した状態にて地絡が発生した状態を示す。
【図５】この発明の実施の形態１の漏電表示釦を示す二面図である。
【図６】この発明の実施の形態１の固定接触板を示す二面図である。
【図７】従来の漏電検出装置の電気回路図である。
【図８】従来の漏電検出装置の要部を示す構成図である。
【符号の説明】
３電路、４零相変流器、５増幅器、６サイリスタ、
７釈放形電磁石装置、１２可動鉄心、２８漏電表示釦、
３０固定接触板、３１固定端子、３２可動接触板、
３５焼損防止スイッチ。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a leakage detection device including a leakage indicator button for displaying that leakage has occurred particularly when a ground fault occurs in, for example, a leakage breaker and a leakage relay.
[0002]
[Prior art]
FIG. 7 is an electric circuit diagram showing a conventional earth leakage circuit breaker similar to that disclosed in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-180792. In the figure, 1 is a power supply terminal for connecting a power supply, 2 is a load terminal for connecting a load, 3 is an electric circuit connecting the power supply terminal 1 and the load terminal 2, and 4 is a zero phase change detecting a ground fault current flowing through the electric circuit 3. Current amplifier 5 is an amplifier that amplifies the secondary output of zero-phase current transformer 4 and discriminates its level, 6 is a thyristor that is switched by a discrimination signal of amplifier 5, and 7 is a release-type electromagnet controlled by thyristor 6. The device, 8 is an earth leakage display button for indicating that an electric leakage has occurred in the electric circuit 3, 9 is a burnout prevention switch for preventing the coil of the electromagnet device 7 from being burned, 10 is an earth leakage test switch, and the test button is depressed. The artificial non-parallel current is artificially passed through the zero-phase current transformer 4. Reference numeral 11 denotes a test resistor that suppresses and adjusts the pseudo non-parallel current that flows due to the leakage test.
[0003]
FIG. 8 is a configuration diagram showing a main part of a conventional leakage detecting device. In the figure, 12 is a movable iron core of a release electromagnet device 7 (hereinafter referred to as an electromagnet device 7), 13 is an iron core spring, a current flows through the electromagnet device 7 and a coil 7a is excited, and the movable iron core 12 and a permanent magnet (FIG. The movable iron core 12 is urged so that the movable iron core 12 is released in the direction of arrow A and protrudes when the attracting force acting during (not shown) is canceled. 14 is a latch engaged with the engaging portion 8a of the earth leakage display button 8, 15 is a latch spring that urges the latch 14 in the direction of arrow E so as to return the latch 14, and 16 projects the earth leakage display button 8 in the direction of arrow B. This is a button spring that is urged to cause 17 is a test-off plate that contacts or separates in conjunction with the operation of the earth leakage display button 8, 18 is a substrate on which the test-off plate 17 is disposed, and 19 is a test-off plate provided facing the test-off plate 17. It is a fixed contact. The test-off plate 17, the substrate 18, and the test-off fixed contact 19 constitute a burnout prevention switch 9.
[0004]
The conventional leakage detecting device is configured as described above. For example, when a ground fault occurs, the zero-phase current transformer 4 detects a ground fault current, and the detection signal is detected and amplified by the amplifier 5 to turn on the thyristor 6. The coil 7a of the electromagnet device 7 is excited. By this excitation, the attracting force acting between the movable iron core 12 and the permanent magnet (not shown) is canceled, so that the movable iron core 12 is released by the urging force of the iron core spring 13 and protrudes in the direction of arrow A. Push in. By this pushing, the latch 14 rotates in the direction of arrow F, disengages the latch engaging portion 14a and the button engaging portion 8a, and the button spring 16 causes the earth leakage display button 8 to protrude in the arrow B direction, thereby causing electric leakage. Show what happened. Along with this display, the movable iron core 12 is pushed up in the direction of arrow C by the button arm portion 8c to return to the original state. At this time, even if the test-off plate 17 pressed by the pressing portion 8b of the earth leakage display button 8 is separated from the test-off fixed contact 19 and the burnout prevention switch 9 is turned off, No current flows through the coil 7a of the device 7, and the coil 7a and the thyristor 6 of the electromagnet device 7 are prevented from being burned out.
[0005]
When the earth leakage test switch 10 is turned on for the earth leakage test, a current flows to the test circuit through the test resistor 11, which is detected and amplified by the amplifier 5, turns on the thyristor 6, and operates in the same manner as when a ground fault occurs. Then, the burnout prevention switch 9 is turned off. Therefore, even when the earth leakage test switch 10 is kept pressed, no current flows through the coil 7a of the electromagnet device 7, and the coil 7a and the thyristor 6 of the electromagnet device 7 are prevented from being burned out.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional leakage detection device as described above, the burnout prevention switch 9 has a configuration in which the test-off plate 17 is turned on / off by the operation of the pressing portion 8b of the leakage display button 8. When a ground fault occurs in a state where it is pressed in the direction and restrained to project in the direction of arrow B, or when a leakage test is performed, the test-off plate 17 is pressed by the pressing portion 8b of the leakage display button 8. The test-off fixed contact 19 is not separated. That is, the burnout prevention switch 9 remains in an on state, and a current continuously flows through the electromagnet device 7, so that there is a problem that electric parts such as the coil 7 a and the thyristor 6 of the electromagnet device 7 are burned out.
[0007]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and even when the leakage current display button is restrained from being projected and displayed by an external force, the electromagnet device is turned off by turning off the burnout prevention switch. An object of the present invention is to obtain a leakage detecting device that can turn off the current flowing through the coil and prevent burning of electrical components such as coils and thyristors of the electromagnet device.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In the leakage detection device according to the present invention, a zero-phase current transformer for detecting a ground fault current in an electric circuit, a release-type electromagnet device in which a movable iron core is controlled to protrude by a secondary output of the zero-phase current transformer, In a leakage detecting device having a leakage indicator button that projects in conjunction with the protrusion of the movable core and displays that a leakage has occurred, the excitation circuit of the release-type electromagnet device is turned off by operating by the protrusion of the movable core. There is provided a burnout prevention switch having a switch made and a switch that is actuated by the protrusion of the earth leakage display button to cut off the excitation circuit of the release electromagnet device, and the burnout prevention switch has contact points that contact each other. One of the contacts is operated by the protrusion of the movable iron core and separated from the other contact, and the other contact is operated by the protrusion of the electric leakage display button and separated from the one contact. It has been made.
[0009]
Also, the burnout prevention switch has one contact that is operated by the protrusion of the movable iron core and separated from the other contact, and the other contact is operated by the protrusion of the electric leakage display button. The switch is configured to be separated from the switch and the configuration of the switch is simplified.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiment 1 FIG.
1 is an electric circuit diagram showing an earth leakage circuit breaker according to Embodiment 1 of the present invention. FIGS. 2A and 2B are configuration diagrams of a main part of the leakage detection device showing the first embodiment of the present invention, showing a state where leakage does not occur, FIG. 2A is a front view, and FIG. 2B is a side view. . FIGS. 3A and 3B are configuration diagrams showing a state in which leakage has occurred and the leakage detection device has displayed leakage, where FIG. 3A is a front view and FIG. 3B is a side view. FIGS. 4A and 4B are configuration diagrams showing a state in which leakage occurs in a state where the leakage display button of the leakage detection device is restrained, where FIG. 4A is a front view and FIG. 4B is a side view. FIGS. 5A and 5B are diagrams showing an earth leakage display button, where FIG. 5A is a front view and FIG. 5B is a side view. 6A and 6B are diagrams showing a fixed contact plate, where FIG. 6A is a front view and FIG. 6B is a side view.
[0011]
1-4, 1 is a power supply terminal, 2 is a load terminal, 3 is an electric circuit, 4 is a zero-phase current transformer, 5 is an amplifier, 6 is a thyristor, 7 is a release-type electromagnet device, and 10 is a leakage test switch , 11 are test resistors, which are the same as those in the conventional apparatus, and the description thereof is omitted.
[0012]
In FIG. 1, 35 is a burnout prevention switch for preventing the coil of the release type electromagnet device 7 (hereinafter referred to as the electromagnet device 7) from burning, and 36 is an auxiliary switch. Its structure and operation will be described later.
Reference numeral 28 denotes an electric leakage display button, which is formed of synthetic resin as shown in FIG. 5, and includes a button portion 28a, a button engaging portion 28b that engages with the latch 14, an arm portion 28c, and a fixed contact plate 30 described later. Has an insertion groove 28d and the like. Reference numeral 30 denotes a fixed contact plate, which is formed in a substantially U-shaped symmetrical shape using a conductive plate material having elasticity as shown in FIG. 6, and is formed to be curved to have elasticity with the fixed contact portion 30a. And a pair of contact pieces 30b. The fixed contact plate 30 is inserted into an insertion groove 28d formed in the earth leakage display button 28 by using one of the contact pieces 30b by utilizing the elasticity of the contact piece 30b.
[0013]
In FIG. 2, reference numeral 31 denotes a fixed terminal. A terminal piece 31a is formed at one end so as to face and separate from the contact piece 30b of the fixed contact plate 30, and the other end is electrically electromagneted via a lead wire 31b. It is connected to the device 7. Reference numeral 32 denotes a movable contact plate, which has a movable contact portion 32a provided at one end so as to face the fixed contact portion 30a of the fixed contact plate 30, and the other end via a thyristor 6 by a lead wire 32b. 1). The fixed contact plate 30 and the movable contact plate 32 constitute a burnout prevention switch 35. An auxiliary switch 36 is configured by the fixed contact plate 30 and the fixed terminal 31.
[0014]
In the leakage detection device configured as described above, when a ground fault occurs in the electric circuit 3 or when the leakage test switch 10 (shown in FIG. 1) is turned on, a current flows through the coil 7a of the electromagnet device 7. Excited. By this excitation, the attractive force acting between the movable iron core 12 and the permanent magnet (not shown) is canceled, so that the movable iron core 12 is released by the urging force of the iron core spring 13 and protrudes, as shown in FIG. Push the latch 14 in the direction of arrow A. Due to the movement of the latch 14, the latch engagement portion 14 a and the button engagement portion 28 b are disengaged, and the grounding display button 28 is protruded from the upper surface of the housing 40 in the direction of arrow B by the urging force of the button spring 16. As shown in FIG.
[0015]
At the same time, since the spring load of the button spring 16 is set to be stronger than the spring load of the iron core spring 13, the movable iron core 12 is pushed up in the direction of arrow C by the arm portion 28c of the earth leakage display button 28, and FIG. Return to the same position and reset.
At this time, since the fixed contact plate 30 is inserted in the insertion groove 28d of the leakage display button 28, the fixed contact plate 30 is pushed up integrally with the leakage display button 28 in the direction of arrow C, and the fixed contact portion of the fixed contact plate 30 is fixed. 30a and the movable contact portion 32a of the movable contact plate 32 are separated. Therefore, even if the ground fault continues or the leakage test switch 10 is kept pressed, no current flows through the coil 7a of the electromagnet device 7, preventing the coil 7a of the electromagnet device 7 and the thyristor 6 from being burned out. can do.
[0016]
Furthermore, as shown in FIG. 4, when a ground fault occurs when the earth leakage display button 28 is pushed in the direction of the arrow D by an external force and restrained, or when the earth leakage test switch 10 is kept on, the electromagnet device 7 is excited, and the movable iron core 12 is released by the urging force of the iron core spring 13 and protrudes. Due to the protrusion of the movable core 12, the latch 14 is pushed in the direction of arrow A. At this time, the movable contact plate 32 is pushed in the direction of arrow A via the latch 14 regardless of the leakage indicator button 28. By this pushing, the fixed contact portion 30a of the fixed contact plate 30 and the movable contact portion 32a of the movable contact plate 32 are separated. Therefore, even when the occurrence of a ground fault continues or when the earth leakage test switch 10 is kept pressed, no current flows through the coil 7a of the electromagnet device 7, and the coil 7a and the thyristor 6 of the electromagnet device 7 are burned out. Can be prevented.
[0017]
Next, the case where the external force that restrains the leakage display button 28 as described above is removed will be described. That is, in a state where the electric leakage display button 28 is pushed and restrained, the movable iron core 12 continues to push the latch 14 by the urging force of the iron core spring 13. When the external force is removed in this state, the leakage display button 28 and the latch 14 are disengaged, so that the leakage display button 28 protrudes from the surface of the housing 40 due to the urging force of the button spring 16 and displays the leakage. . Since the movable iron core 12 is reset to the original state by this protrusion, the movable contact plate 32 pressed through the latch 14 also returns to the original state. However, the fixed contact portion 30a of the fixed contact plate 30 and the movable contact portion 32a of the movable contact plate 32 are separated from each other by the protrusion of the earth leakage display button 28. Therefore, when the ground fault continues or the earth leakage test switch 10 is continuously pressed. Even when the current is applied, no current flows through the coil 7a of the electromagnet device 7. Therefore, burning of the coil 7a and the thyristor 6 of the electromagnet device 7 can be prevented.
[0018]
Embodiment 2. FIG.
In the burnout prevention switch 35 in the first embodiment, one of the contacts that are in contact with each other, that is, the movable contact portion 32a of the movable contact plate 32 is actuated by the protrusion of the movable core 12, and the other contact, that is, The fixed contact plate 30 is separated from the fixed contact portion 30a, and the fixed contact portion 30a of the fixed contact plate 30 is actuated by the protrusion of the earth leakage display button, that is, one contact, that is, the movable contact portion of the movable contact plate 32. Although what was comprised so that it may isolate | separate from 32a was shown, you may comprise the burnout prevention switch 35 by two sets of switches. That is, a switch that is opened by the protrusion of the movable iron core 12 and a switch that is opened by the protrusion of the leakage indicator button 28 (for example, the burnout prevention switch 9 shown in the related art) may be connected in series.
In the first embodiment, the auxiliary switch 36 also functions as a burnout prevention switch. However, depending on the configuration of the burnout prevention switch 35, the auxiliary switch 36 may be omitted.
[0019]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, even when the earth leakage display button is constrained, the current flowing through the coil of the electromagnet device is surely turned off, and the electromagnet device coil, thyristor and other electrical components are burned out. Can be prevented.
[0020]
In addition, the burnout prevention switch is configured such that one of the contacts that are in contact with each other is actuated by the protrusion of the movable iron core to be separated from the other contact, and the other contact is actuated by the protrusion of the electric leakage display button. Since it is separated from the contact point, the structure of the burnout prevention switch is simplified, and the effect of miniaturizing the leakage detection device is also demonstrated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an electric circuit diagram of a leakage detection apparatus according to Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 2 is a configuration diagram showing a main part of a leakage detection apparatus according to Embodiment 1 of the present invention, showing a state where no leakage occurs.
FIG. 3 is a configuration diagram showing a main part of a leakage detection apparatus according to Embodiment 1 of the present invention, showing a state in which leakage has occurred and leakage is displayed.
FIG. 4 is a configuration diagram showing a main part of a leakage detection device according to Embodiment 1 of the present invention, and shows a state where a ground fault has occurred in a state where a leakage display button is restrained.
FIG. 5 is a two-side view showing an electric leakage display button according to the first embodiment of the present invention.
6 is a two-side view showing the fixed contact plate according to the first embodiment of the present invention. FIG.
FIG. 7 is an electric circuit diagram of a conventional leakage detection device.
FIG. 8 is a configuration diagram showing a main part of a conventional leakage detection device.
[Explanation of symbols]
3 electric circuit, 4 zero phase current transformer, 5 amplifier, 6 thyristor,
7 Release Electromagnet Device, 12 Movable Iron Core, 28 Earth Leakage Display Button,
30 fixed contact plate, 31 fixed terminal, 32 movable contact plate,
35 Burnout prevention switch.

Claims

A zero-phase current transformer for detecting a ground fault current in the electric circuit, a release type electromagnet device in which the movable core is controlled to project by the secondary output of the zero-phase current transformer, and a leakage current that projects in conjunction with the projection of the movable core. An earth leakage detection device comprising an earth leakage display button for indicating that the occurrence of the occurrence of a fault has occurred.The switch operated by the protrusion of the movable iron core to cut off the excitation circuit of the release electromagnet device; and A burnout prevention switch having a switch that is actuated by a protrusion to cut off the excitation circuit of the release type electromagnet device, and the burnout prevention switch has one of the contacts that are in contact with each other, and one of the contacts is a protrusion of the movable core. actuated by separated opened from the other contact, leakage characterized in that said other contact is actuated by a projection of the earth leakage display button is one that is configured to separable from one contact the Detection device.