JP4369033B2 - Earth leakage breaker - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、地絡発生時にケ−スの外に釦部が突出して漏電が発生したことを表示する漏電表示装置を備えた漏電遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は、例えば特開平8−180792号公報に示されたものと類似の従来の漏電遮断器を示す電気回路図である。図5は、従来の漏電表示装置の要部を示す構成図であり、(A)は正面図、(B)は側面図を示す。図において、1は電源を接続する電源端子、2は負荷を接続する負荷端子、3は電源端子1と負荷端子2を接続する電路、4は電路3に流れる地絡電流を検出する零相変流器、5は零相変流器4の二次出力を増幅してそのレベルを判別する増幅器、6は増幅器5の判別信号によりスイッチングするサイリスタである。
【0003】
7はサイリスタ6により制御される電磁石装置であり、図5に示すように、コイル7aと、コアー7bと、可動鉄心8と、この可動鉄心8を矢印A方向へ付勢する鉄心ばね9等により構成されている。10は電路3に漏電が発生したことを表示する表示釦部であり、合成樹脂材で形成され、図5に示すように、釦部10aと、アクチュエータ部10bとを有する。このアクチュエータ部10bには、後述するフック係合部11aと係合する第一の釦係合部10cと、後述する押板係合部12aと係合する第二の釦係合部10dが設けられている。11は可動鉄心8の先端に一体的に設けられた合成樹脂材製のフックであり、前記の表示釦部10と係合するフック係合部11aが形成されている。
【0004】
12は合成樹脂材で形成された押板であり、開閉機構部(図示せず)の一部分を構成するもので、開閉機構部に連動して矢印Cまたは矢印D方向へ上下動する。14は可動接触子、15は可動接触子14と対向して設けられた固定接触子であり、可動接触子14は押板12の保持部12bに保持され、押板12の上下動に従動して固定接触子15と閉合・開離するように構成されている。16は接圧ばねであり、所定の接触圧力で可動接触子14を固定接触子15に接触させる。13は表示釦部10を矢印E方向へ突出させるように付勢する釦ばね、17は合成樹脂で形成されたケースであり、電磁石装置7、表示釦部10及び釦ばね13などを収納して漏電表示装置100が構成されている。
【0005】
上記のように構成された漏電遮断器において、例えば地絡発生時において、零相変流器4が地絡電流を検出し、その検出信号は増幅器5により増幅されてサイリスタ6をオンし、電磁石装置7のコイル7aが励磁される。この励磁により可動鉄心9が矢印B方向へ吸引されると、フック11の突出部(図示せず)が漏電遮断器の引外し機構(図示せず)と係合しているトリップバー(図示せず)を変位させるので上記引外し機構が動作する。この引外し機構の動作により、開閉機構部の一部分を構成する押板12を矢印C方向へ引上げ、可動子14を固定子15から開離(トリップ)させる。
【0006】
上記トリップの際に電磁石装置7が漏電表示装置を作動させる。即ち、先ず、可動鉄心9の吸引により、フック係合部11aが第一の釦係合部10cから外れる。続いて、引外し機構(図示せず)及び開閉機構部が動作して押板12を矢印C方向へ引上げる。この押板12の動作により押板係合部12aが第二の釦係合部10dから外れる。従って、表示釦部10は、釦ばね13の付勢力により矢印E方向へ移動し、ケース17から釦部10aが突出(二点鎖線で示す)して漏電でトリップしたことが表示される。
【0007】
次に、漏電状態が回復されて漏電遮断器を再投入(リセット)した場合について説明する。即ち、漏電遮断器の起倒ハンドルを操作して再投入すると、開閉機構部(図示せず)により押板12が矢印D方向へ押込まれ、可動接触子14と固定接触子15が閉合する。このとき、押板係合部12aと表示釦部10の第二の釦係合部10dが係合するので、突出表示していた表示釦部10が矢印F方向へ移動してもとの位置に引き戻される。表示釦部10がもとの位置に引き戻されると、可動鉄心8も鉄心ばね9により吸引前のもとの位置に戻されて、(矢印A方向に戻されて、)フック係合部11aと表示釦部10の第一の釦係合部10cとが係合して正常な状態にリセットされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の漏電遮断器では、漏電遮断器の可動接触子を再投入(リセット)する際、突出した表示釦部10を、自動的にもとの位置に引き戻す連動リセット機構を備えた構成になっている。このため表示釦部10は、連動リセット機構を構成する押板12に係合して保持されると共に、漏電でトリップしたときのみ突出するように、可動鉄心9と一体のフック係合部11aに係合して保持されるように構成されている。
【0009】
この種の漏電遮断器において電路に地絡が発生した場合、地絡発生時の地絡電流の位相によっては、例えば地絡発生時において、半波整流された電流の立ち下がり部分の終端付近の電流がコイル7aに流れている場合、電磁石装置7のコイル7aが励磁されている時間が短くなる。時間が短くなっても可動鉄心8が吸引されてトリップ動作するが、押板12は開閉機構部を介して動作するので、可動鉄心8の動作よりも僅かであるが動作が遅れる。即ち、表示釦部10は可動鉄心8の動作よりも僅かであるが動作が遅れることになる。その僅かの遅れの間に可動鉄心8を矢印B方向に吸引する力が無くなり、可動鉄心8が鉄心ばね9の付勢力により矢印A方向に復帰する。従って、フック係合部11aと表示釦部10の第一の釦係合部10cが係合状態になり、地絡が発生し、可動接触子14がトリップにより開離しているにもかかわらず表示釦部10が突出しない状態が生じることがあるという問題点があった。
【0010】
なお、この種の漏電遮断器における電磁石装置7は、図示していないが電路3を電源にしている。このため、上記のような不完全な動作があったとしても、可動接触子14がトリップにより開離すると電磁石装置7の電源が無くなる。従って、電路の地絡が継続していても電磁石装置7は動作しない。つまり、トリップしていながら表示釦部10が突出していない状態が継続することになる。
【0011】
この発明は上述のような問題点を解決するためになされたもので、電路の地絡発生時において、地絡電流の位相に関係することなく確実に表示釦部を突出させることができる漏電遮断器を得ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明は、零相変流器により検出された地絡電流により制御されて可動鉄心が作動するようになされた電磁石装置と、可動鉄心の作動によりトリップ動作して開離する可動接触子と、常時は可動鉄心の先端に形成した第一の係合部に係合され、トリップ動作の際に上記係合が外れて表示釦部がケースの外に突出するようになされた漏電表示装置と、トリップ動作後に可動接触子を投入するとき、その投入に連動して上記突出した表示釦部をもとの位置に引き戻す連動リセット機構を有する漏電遮断器において、常時は可動鉄心の先端に形成した第二の係合部に係合され、トリップ動作の際に上記第二の係合部の係合が外れて、上記可動接触子が開離する前に可動鉄心の先端部に係合して可動鉄心の復帰を一時的に阻止するが、表示釦部が突出したときもとの位置に戻されるように構成された復帰防止板を設けることにより、確実に表示釦部が突出するようにしたものである。
【0013】
また、漏電表示装置の表示釦部に、トリップ動作により突出するとき復帰防止板と係合して上記復帰防止板をもとの位置に押し戻すように働く復帰防止板係合部を設けることにより、簡単で確実に動作するようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1を示す漏電遮断器の要部の構成図であり、漏電が発生していない状態を示し、(A)は正面図、(B)は側面図を示す。図2は、漏電が発生し漏電表示装置が漏電表示する前の復帰防止板が動作した状態を示す構成図であり、(A)は正面図、(B)は側面図を示す。図3は、漏電が発生し漏電表示装置が漏電表示した状態を示す構成図であり、(A)は正面図、(B)は側面図を示す。なお、漏電遮断器の電気回路図は図4に示す従来の漏電遮断器と同一であり、従って、電源端子1、負荷端子2、電源端子1と負荷端子2を接続する電路3、零相変流器4、増幅器5、サイリスタ6は、従来の漏電遮断器と同様の回路構成で使用される。
【0015】
また、図1〜図3において、7はサイリスタ6により制御される電磁石装置、7aはコイル、7bはコアー、8は可動鉄心、9は鉄心ばね、12は押板、13は釦ばね、14は可動接触子、15は固定接触子、16は接圧ばね、17はケースであり、これらも従来の漏電遮断器と同様のものである。なおケース17に電磁石装置7、表示釦部20及び釦ばね13などを収納して漏電表示装置200が構成されている。
【0016】
次に図1において、20は電路に漏電が発生したことを表示する表示釦部であり、釦部20aと、アクチュエータ部20bとを有し、このアクチュエータ部20bには後述する第一のフック係合部21aと係合する第一の釦係合部20cと、押板係合部12aと係合する第二の釦係合部20dと、後述する復帰防止板26と係合する第三の釦係合部20eが設けられている。21は可動鉄心8の先端に一体的に設けられた合成樹脂材製のフックであり、表示釦部20の第一の釦係合部20cと係合する第一のフック係合部21aと、後述する復帰防止板26と係合する第二のフック係合部21bを有している。
【0017】
26は可動鉄心8及びフック21が鉄心バネ9の付勢力により矢印A方向へ復帰するのを一時的に防止する復帰防止板であり、合成樹脂材で形成され、一端面26aはフック21の第二のフック係合部21bと係合し、表示釦部20が矢印E方向へ突出時において(図3に示す)他端面26bが表示釦部20の第三の釦係合部20eと係合する。27は復帰防止板26を矢印G方向に押圧するための押ばねである。
【0018】
上記のように構成された漏電表示装置では、図1に示す漏電遮断器がON状態で電路に地絡が発生した場合、電磁石装置7のコイル7aに電流が流れて励磁され、可動鉄心8が矢印B方向へ吸引される。この吸引により、図2に示すように、フック21の第二のフック係合部21bと復帰防止板26の一端面26aとの係合が外れ、復帰防止板26が押ばね27の押圧力により矢印G方向に移動し、復帰防止板26の右端面26cがフック21の左端面21cに当接する。従って、電磁石装置7のコイル7aが励磁されている時間が短くて、可動鉄心8を矢印B方向へ吸引する力が短時間のうちに無くなっても、可動鉄心8即ちフック21が鉄心ばね9の付勢力により矢印A方向に復帰する作用が阻止される。
【0019】
これと同時に、フック21の突出部(図示せず)が漏電遮断器の引外し機構(図示せず)と係合しているトリップバー(図示せず)を変位させ、上記引外し機構が動作して押板12を矢印C方向へ引き上げ、可動接触子14を固定接触子15から開離させて、図3に示すように、漏電遮断器を遮断する。
【0020】
また、押板12が矢印C方向へ動作することにより、押板12の係合部12aと表示釦部20の第二の釦係合部20dとの係合が開放される。このとき、上記可動鉄心8の吸引動作により第一のフック係合部21aと表示釦部20の第一の釦係合部20cとの係合が外れているため、釦ばね13により表示釦部20の釦部10aを矢印E方向へ突出させて、図3に示すように、漏電表示することができる。
【0021】
さらに、これと同時に、押ばね27の荷重よりも表示釦ばね13の荷重が大きく設定されているために、表示釦部20の第三の釦係合部20eが復帰防止板26の他端面26bを矢印H方向に押し上げる。即ち、復帰防止板26をもとの位置に押し戻すように表示釦部20が働く。この働きにより、フック21の左端面21cと復帰防止板26の右端面26cとの係合が外れ、第二のフック係合部21bが復帰防止板26の一端面26aの下側になるように位置することになる。よって、鉄心ばね9の付勢力により、一時的に動きを阻止されていた可動鉄心8即ちフック21が矢印A方向に復帰し、図3に示すように、第三のフック係合部21dが表示釦部20のアクチュエータ部20bの右端面20fに係合して可動鉄心8が停止した状態になる。
【0022】
復帰防止板26及びフック21が上記のように動作するので、表示釦ばね13の付勢力により表示釦部20の釦部10aが矢印E方向へ突出し、確実に漏電表示することができる。また、表示釦部20の第三の釦係合部20eが復帰防止板26の他端面26bに当接し、復帰防止板26を矢印H方向に押し上げることにより、フック21の矢印A方向への復帰を阻止していた復帰防止板26の機能を開放することになる。
【0023】
次に、漏電状態が回復されて漏電遮断器を再投入(リセット)する場合について説明する。即ち、上記漏電表示後にハンドル(図示せず)を操作して漏電遮断器をリセットし、オン操作した時は、開閉機構部を介して押板12が矢印D方向へ押し下げられる。この操作により、従来装置と同様に押板12の係合部12aと表示釦部20の第二の釦係合部20dとの係合により、突出表示している表示釦部20を矢印F方向へ引き下げ、表示釦部20の釦部20aを突出表示する前の状態にリセットさせる。また、復帰防止板26は押ばね27の付勢力により図1に示す元のON状態に戻る。
【0024】
さらに、これと同時に、押板12の矢印D方向への引き下げにより、第三のフック係合部21dと表示釦係合部20のアクチュエータ部20bの右端面20fとの係合を外し、鉄心ばね9の付勢力により可動鉄心8即ちフック21を電磁石装置7に吸引される前の図1に示すON状態にリセットさせる。
【0025】
なお、上記説明では、表示釦部20のリセットは、開閉機構部の一部分を構成する押板12を表示釦部20に係合させることによりリセットするものを示したが、押板12でなく、開閉機構部の他の部分に連動してリセットするように構成することも可能である。また、復帰防止板26をもとの位置に戻す手段は、表示釦部20の突出を利用するものでなく、開閉機構部の一部分の動きなどをを利用して戻すように構成することも可能である。
【0026】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、地絡が発生した場合に、地絡電流の位相に関係することなく、表示釦部を確実に突出させて漏電表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の漏電遮断器の要部を示す構成図であり、漏電が発生していない状態を示す。
【図2】 この発明の漏電遮断器の要部を示す構成図であり、漏電が発生し、漏電表示装置が突出表示する前の復帰防止板が動作した状態を示す。
【図3】 この発明の漏電遮断器の要部を示す構成図であり、漏電が発生し漏電表示した状態を示す。
【図4】 従来の漏電遮断器の電気回路図である。
【図5】 従来の漏電表示装置の要部を示す構成図である。
【符号の説明】
4 零相変流器、7 電磁石装置、8 可動鉄心、12 押板、
14 可動接触子、15 固定接触子、17 ケース、20 表示釦部、
21 フック、21a 第一の係合部、21b第二の係合部、
26 復帰防止板。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an earth leakage circuit breaker provided with an earth leakage display device for displaying that an earth leakage has occurred due to a button portion protruding outside a case when a ground fault occurs.
[0002]
[Prior art]
FIG. 4 is an electric circuit diagram showing a conventional earth leakage circuit breaker similar to that disclosed in, for example, Japanese Patent Laid-Open No. 8-180792. 5A and 5B are configuration diagrams showing a main part of a conventional earth leakage display device, where FIG. 5A is a front view and FIG. 5B is a side view. In the figure, 1 is a power supply terminal for connecting a power supply, 2 is a load terminal for connecting a load, 3 is an electric circuit connecting the power supply terminal 1 and the
[0003]
[0004]
A
[0005]
In the earth leakage circuit breaker configured as described above, for example, when a ground fault occurs, the zero-
[0006]
During the trip, the
[0007]
Next, the case where the leakage state is recovered and the leakage breaker is turned on again (reset) will be described. In other words, when the reversing handle of the earth leakage circuit breaker is operated and turned on again, the
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional earth leakage breaker as described above, when the movable contact of the earth leakage breaker is re-introduced (reset), the interlocking reset mechanism is provided to automatically return the protruding
[0009]
When a ground fault occurs in the electric circuit in this type of earth leakage circuit breaker, depending on the phase of the ground fault current at the time of the occurrence of the ground fault, for example, near the end of the falling part of the half-wave rectified current when the ground fault occurs When the current flows through the
[0010]
In addition, the
[0011]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and in the event of occurrence of a ground fault in an electric circuit, it is possible to reliably project the display button part regardless of the phase of the ground fault current. The purpose is to obtain a vessel.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The present invention includes an electromagnet device that is controlled by a ground fault current detected by a zero-phase current transformer so that a movable iron core is operated, a movable contact that is tripped and opened by the operation of the movable iron core, An earth-leakage display device that is normally engaged with a first engagement portion formed at the tip of the movable iron core, and the display button portion protrudes out of the case by releasing the engagement during a trip operation; When the movable contactor is thrown after the trip operation, in the earth leakage breaker having the interlock reset mechanism that pulls back the projected display button portion to the original position in conjunction with the throwing operation, the first is formed at the tip of the movable core. The second engagement portion is disengaged during the trip operation, and the second contact portion is disengaged and engaged with the tip of the movable iron core before the movable contact is separated. Although the return of the iron core is temporarily blocked, the display button By providing the return preventing plate which is configured to be returned to the original position by the time, in which surely display button portion has to project.
[0013]
In addition, by providing the display button portion of the earth leakage display device with a return prevention plate engagement portion that engages with the return prevention plate when protruding due to a trip operation and pushes the return prevention plate back to the original position. It is designed to work easily and reliably.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiment 1 FIG.
FIG. 1 is a configuration diagram of a main part of an earth leakage breaker showing Embodiment 1 of the present invention, showing a state where no earth leakage occurs, (A) showing a front view, and (B) showing a side view. . 2A and 2B are configuration diagrams illustrating a state in which the return prevention plate is operated before a leakage occurs and the leakage display device displays a leakage current. FIG. 2A is a front view and FIG. 2B is a side view. FIGS. 3A and 3B are configuration diagrams showing a state in which leakage has occurred and the leakage display device has displayed leakage. FIG. 3A is a front view, and FIG. 3B is a side view. The electric circuit diagram of the earth leakage breaker is the same as that of the conventional earth leakage breaker shown in FIG. 4. Therefore, the power terminal 1, the
[0015]
1 to 3, 7 is an electromagnet device controlled by a
[0016]
Next, in FIG. 1,
[0017]
[0018]
In the earth leakage display device configured as described above, when a ground fault occurs in the electric circuit with the earth leakage breaker shown in FIG. 1 turned on, a current flows through the
[0019]
At the same time, the protrusion (not shown) of the
[0020]
Further, when the
[0021]
Further, at the same time, the load of the
[0022]
Since the
[0023]
Next, a case where the leakage state is recovered and the leakage breaker is turned on again (reset) will be described. That is, after the leakage display, the handle (not shown) is operated to reset the leakage breaker, and when it is turned on, the
[0024]
At the same time, the
[0025]
In the above description, the
[0026]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, when a ground fault occurs, the display button portion can be reliably projected to display a leakage current regardless of the phase of the ground fault current.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram showing a main part of an earth leakage breaker according to the present invention, showing a state in which no earth leakage occurs.
FIG. 2 is a configuration diagram showing a main part of an earth leakage breaker according to the present invention, showing a state in which a return prevention plate is operated before an earth leakage occurs and the earth leakage display device projects and displays.
FIG. 3 is a configuration diagram showing a main part of an earth leakage circuit breaker according to the present invention, showing a state where an earth leakage has occurred and the earth leakage is displayed.
FIG. 4 is an electric circuit diagram of a conventional earth leakage breaker.
FIG. 5 is a configuration diagram showing a main part of a conventional earth leakage display device.
[Explanation of symbols]
4 Zero-phase current transformer, 7 Electromagnet device, 8 Movable iron core, 12 Press plate,
14 movable contacts, 15 fixed contacts, 17 cases, 20 display buttons,
21 hook, 21a first engaging portion, 21b second engaging portion,
26 Return prevention plate.
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