JP4403374B2 - 印刷インキ組成物 - Google Patents

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本発明は脱墨の容易な印刷インキ組成物、及び斯かる印刷インキ組成物を用いて印刷された印刷物に関する。
インキで印刷された印刷物を回収して集められた古紙を用いて再生紙を製造する場合、再生紙の白色度を向上させるために、脱墨工程(紙等の基材からインキを除去する工程)が必須である。
従来の一般的な脱墨工程は、再生すべき古紙を水中に浸潤させ、古紙パルプの繊維ならびにインキバインダーを膨潤させ、回転翼、ローターによる撹拌などの機械的な力(せん断力)により、繊維からインキを剥離させ、かつ剥離したインキをフローテーションや洗浄により分離するものである。
この脱インキの工程を効率化し、処理時間とエネルギーを節約し、さらに再生紙の白色度を向上させるために、古紙を膨潤させた後に処理液をアルカリ性とする方法が一般的である。
脱墨工程におけるせん断力が強いほど脱インキ効率は上昇するが、そのためにはより多くのエネルギーを必要とする。一方、せん断力が強いほど紙繊維の損傷が大きく、再生された紙の強度が低下するという問題がある。
このような問題を解決する一つの方法は、機械的せん断力と共に、紙繊維の成分であるセルロースやヘミセルロースを分解する酵素(セルラーゼ、ヘミセルラーゼ)や、印刷インキの成分である油脂を分解する酵素(リパーゼ等)を脱墨工程中に使用することである。
酵素の使用により、酵素不使用時よりも少ないエネルギーで、繊維の機械的損傷の少ない再生紙を得ることが可能であると考えられている(特許文献1参照)。
より具体的には、酵素としてセルラーゼ、リパーゼ、キシラナーゼなどを古紙に作用させる方法が試みられている。
酵素を用いた脱墨の実際の方法としては、例えば特許文献1中の比較例2では、以下の1)〜10)の工程から成る方法が示されている。
1)オフセット印刷新聞古紙、チラシ古紙からなる印刷古紙に水を加えて、パルパーにより離解する工程、
2)パルパー処理済パルプ液の水分濃度を20%にまで脱水する工程、
3)アルカリに浸漬する工程(ソーキング工程)、
4)ソーキング工程後のパルプ液を4%にまで希釈する工程、
5)硫酸を添加してpHを5.5にまで調整する工程、
6)酵素をパルプ液に添加する工程(酵素処理工程)、
7)苛性ソーダを添加してpHを10.3にまで再調整する工程、
8)パルプ液の濃度を1%にまで希釈する工程、
9)フローテーターにより、パルプ液に浮上したインキを分離する工程(インキ分離工程)、
10)インキ分離工程後のパルプ液の濃度を10%にまで脱水して再生パルプを得る工程。
このような従来の酵素を用いる脱墨工程には以下の問題点が残されており、この方法の一般的な普及を妨げている。即ち、
(イ)酵素を用いない脱墨工程に比較して工程が増えること、例えば上記例では4)5)6)7)の工程が増えている。
(ロ)酵素活性を有効に作用させられる工程が酵素添加後の工程に限定されること、例えば上記例では6)に限られること。
(ハ)脱墨すべきインキの量と添加する酵素の量の割合が一定にならないこと(これは印刷物に使用されるインキの量は印刷の用途により千差万別であることによる)。
古紙の脱墨再生における処理工程数の増加は、処理コストを上昇させる。更に脱墨再生工程においては、酵素を出来るだけ長時間作用させた方が効果が高いが、脱墨工程全体を延長させてしまうと上記と同様にコスト増加を招いてしまう。
特開平8−173148号公報
従って本発明は、脱墨工程数を少なくしつつ、酵素活性を作用させる時間を出来るだけ長くすることを可能とすることを課題としている。
斯かる課題を解決するため、本発明は以下のごとく構成されている。
即ち、本発明の印刷インキ組成物は、
(1)印刷インキ、及び
(2)下記の生化学的性質、
(ア)キシラン、又はキシランを構成要素として有する多糖に作用する、
(イ)4から12のいずれのpHでも作用する、
(ウ)少なくとも60℃までの温度で作用する、
を有するキシラナーゼ、
を含むことを特徴としている。
更に本発明の印刷インキ組成物は、
(1)印刷インキ、及び
(2)pH9.0、45℃で1時間処理した後の残存キシラナーゼ活性が処理前活性の少なくとも60%であるキシラナーゼ
を含むことを特徴としている。
本発明の印刷インキ組成物には、アルカリpHでも安定して作用するキシラナーゼが含まれているため、本発明の印刷物を再生処理にかける際には、一貫してアルカリ条件で処理を行うことが可能となり、処理液を酸性化する工程を設ける必要がなくなる。そのため、再生処理全体の工程数を少なくすることが出来るとともに、再生に必要な資源やエネルギーを節減することが可能になる。また、印刷インキと一定の割合でキシラナーゼ等の酵素が含まれているため、処理する紙に含まれているインキの量を推定することなく、再生処理を行うことが可能になる。
本発明の印刷インキ組成物は、印刷インキ及びアルカリpHでも安定に高い活性を有するキシラナーゼを含有することを特徴としている。
斯かる印刷インキ組成物中の印刷インキは、印刷に使用する基材に応じて当業者が選択するものであり、尚且つキシラナーゼの作用を阻害する成分が含まれていない限り、特に限定されるものではない。紙への印刷に使用されるインキの例としては、枚葉オフセットインキ、ヒートセットオフ輪インキ、コールドセット新聞インキ、UVインキ、スクリーンインキ、グラビアインキ、フレキソインキなどが挙げられる。
本発明の印刷インキ組成物中におけるもう一方の成分であるキシラナーゼは、下記の生化学的性質、
(ア)キシラン、又はキシランを構成要素として有する多糖に作用する、
(イ)4から12のいずれのpHでも作用する、
(ウ)少なくとも60℃までの温度で作用する
を有するものである。より好ましくはこのキシラナーゼは、pH9.0、45℃で1時間処理した後の残存キシラナーゼ活性が処理前活性の少なくとも60%であり、アルカリpHでの安定性に優れたものである。
本発明の印刷インキ組成物中において使用するキシラナーゼは、例えば、2003年9月24日付けで独立行政法人産業技術総合研究所特許生物寄託センター(茨城県つくば市東1−1−1中央第6)に寄託された二つの菌株、フリゴリバクテリウム属sp.SOL-U1(受託番号FERM P−19528)、及びフリゴリバクテリウム属sp.TDL-KO1(受託番号FERM P−19529)が産生するものであり、これらの菌株を培養することにより生産することができる。
上記の二つの菌株の培養、及び斯かる培養物からのキシラナーゼの抽出は、以下のようにして行うことができる。
キシラン 0.5%、ポリペプトン 0.5%、酵母エキス 0.5%、MgSO・7HO 0.02%、KHPO 0.1%、からなる液体培地を300ml容三角フラスコに100ml仕込み、シリコン栓をした後、121℃で20分間オートクレーブ殺菌する。冷却後、別殺菌したKCO 10%水溶液をクリーンベンチ内で10ml添加(培地中1%濃度に相当)し、培地pHをおよそ10.0に調整する。その後フリゴリバクテリウム属sp.U1株(FERM− )を1白金耳植菌し、27℃で往復振盪培養する。60時間培養終了後、冷却付遠心分離機にて4℃にて遠心分離(10000rpm×10分)して培養上清を分離し、キシラナーゼU1粗酵素液を得ることができる。
同様の方法により、フリゴリバクテリウム属sp.KO1株(FERM− )を用いてキシラナーゼKO1粗酵素液を得ることができる。
抽出したキシラナーゼ酵素の活性(キシラン分解能)は、下記のようにして測定することができる。
活性測定条件(酵素反応液 1mL)
基質濃度:0.5%還元β−1,4−キシラン(キシランの還元末端をNaBHで還元してバックグラウンドを低く抑えた基質)
緩衝液:25mM GTA緩衝液、pH9.0
酵素添加量:50μg(1mg・mL水溶液50μL)
反応温度:30℃
反応時間:15min以上18時間までの適当な時間
定量方法:Somogyi−Nelson法またはDNS法
酵素活性1Uは1分間に1マイクロモル(μmol)に相当する還元糖を生成する酵素量をいうものとする。
30℃で一定時間酵素反応後Somogyi−Nelson法の銅試薬を1ml加えて反応を停止させ、100℃で15分間加熱後、5分間氷冷し、Nelson試薬を1ml加え、よく撹拌してから室温で15分間放置し発色させる。3000rpm、15分間の遠心で未反応のキシランを沈殿させ、上澄みの吸光度を500nmで測定した。反応時間ゼロで銅試薬を添加した反応液を対照試験として用い、標準物質としてはキシロース100μgを使用し、キシランの代わりにキシロースを添加した反応液の発色を基準にユニット数を計算する。
図1及び図2はそれぞれ、上記のようにして抽出したキシラナーゼU1及びキシラナーゼKO1の活性をpH3.0(又は5.0)〜13.0の範囲で測定したものである。
キシラナーゼU1及びキシラナーゼKO1は共に、キシランに作用し、そのβ−1,4−キシロシド結合を加水分解してキシロースを生成した。キシラナーゼU1及びKO1はともにpH6〜11の間で活性があり、pH8〜10の間で活性が最も高かった。
本発明の印刷インキ組成物において印刷インキに酵素を添加するには、枚葉オフセットインキを例に取れば、印刷インキの原料として一般的である大豆油やアマニ油等の植物油中に酵素を懸濁しておき、該植物油を分散撹拌機や練肉機等によりインキ中に均一に分散混合する方法がある。また粉体状の酵素剤を用いて印刷インキに直接添加し、分散撹拌機や練肉機等によりインキ中に均一に分散混合する方法でも良い。
本発明の印刷インキ組成物は、特に紙に使用される。従って、斯かる印刷インキ組成物には更に、セルロースを分解するセルラーゼを含めることができる。
セルロースは紙を構成する繊維に最も多く含まれる。セルラーゼは多くの微生物により生産され、その内の数種類は市販されている。市販されるセルロースは、生産微生物や製品によりエンド型、エキソ型セルラーゼの活性比が異なるが、効率的に紙繊維セルロースを分解するものであれば本発明で用いることができる。例えば、ノボザイム社製セルラーゼ「ノボザイム342」はセルラーゼ製剤として最も広く販売されているものの1つであり、本発明においても使用することができる。キシラナーゼとセルラーゼとの併用により、脱墨再生効果を上げることができる。
紙繊維中にセルロースに次いで多く含まれるのはヘミセルロースである。ヘミセルロースとは種々の糖残基の多様な結合様式からなるものの総称であるが、紙繊維の材料となる広葉樹、針葉樹に多く含まれている。紙繊維に多く含まれているのはキシランとマンナンである。キシランを分解する酵素がキシラナーゼで、マンナンを分解する酵素がマンナナーゼである。従って本発明においては、マンナナーゼを添加することも可能である。キシラナーゼとマンナナーゼ、場合によっては更にセルラーゼとの併用により、脱墨再生効果を上げることができる。
本発明の印刷インキ組成物中において使用される上記の酵素(キシラナーゼ、セルラーゼ、マンナナーゼ)は、粗酵素であっても精製済であってもよい。更には、これらの酵素は、マイクロカプセルやマイクロパーティクル中に包合するなどの加工された酵素とすることもできる。マイクロカプセルの場合、W/O型のものとすることができる。キシラナーゼ等の酵素をマイクロカプセルやマイクロパーティクルに包合することにより、酵素の安定性を高めることができる。
本発明は更に、上記の印刷インキ組成物を基材に適用した印刷物をも提供する。
[実験1]
(実験1の1)
酵素を植物油に懸濁しておいてインキに添加する。表1において、実施例1はキシラナーゼU1、実施例2はキシラナーゼKO1、実施例3はセルラーゼとキシラナーゼ2種をマイクロカプセル化して添加する。比較例1はセルラーゼ単独、比較例2酵素剤添加無しである。
印刷インキは100%植物油型枚葉インキ「ナチュラリス100」(大日本インキ化学工業製造)と植物油を除き同組成のものを用いる。この場合、植物油は酵素剤懸濁大豆油を用いた。
Figure 0004403374
既製の印刷インキに以下の配合の酵素懸濁植物油を表1に示すように質量比1〜2%で添加し、添加した酵素剤が出来るだけ均一に分散するように撹拌する。
表1のセルラーゼ懸濁油の配合、調製法:
ノボザイム社製セルラーゼNOVOZYM342(水溶液状)の所定酵素活性量を凍結乾燥で10倍に濃縮し重量比で25%の濃度で大豆油に出来るだけ均一に懸濁したもの。 NOVOZYM342は微生物Humicolaにより生産される少なくとも7種類のセルラーゼの混合物の水溶液状酵素製剤である。NOVOZYM342の活性は水溶液状態でCMC活性0.234U/mg,Avicel活性0.054U/gである(紙パ協会誌、第53巻12号p86−94,1999年)。
表1のキシラナーゼ懸濁油の配合、調製法:
新規キシラナーゼ2種を重量比で25%の濃度で大豆油に出来るだけ均一に懸濁したもの。
(実験1の2)
セルラーゼをマイクロカプセル化してインキに添加する(表1の実施例3)。
セルラーゼとしてノボザイム社製Novozyme342(液状、630 ECU/g):60容 +キシラナーゼ(2種)
流動パラフィン:39容、
12−ヒドロキシステアリン酸:1容、
以上の合計100溶を溶解して作製したW/O型マイクロカプセル状エマルジョンを用い、これを印刷インキ中に2質量%になるように添加して、充分に混合し分散させる。
[実験2]
1)実施例1〜3のインキおよび比較例1と2のインキを紙に刷り、刷ったものを5cm×5cmに裁断する。
2)裁断したものをパルプ濃度5%、pH9になるように水酸化ナトリウムを添加し、一般的な界面活性剤型脱墨剤を0.3%添加し、軽く撹拌して40℃、5時間保持する(浸漬工程)。
3)その後、40℃、3000rpm、5分間離解する(パルピング工程)。
4)離解したスラリーを40℃で5時間保持する(熟成工程)。
5)熟成後のスラリーをパルプ濃度が1%になるように希釈し、ラボフローテーターで40℃、10分送気し、泡沫をかき出す(フローテーション工程)。
6)残ったスラリーを4リットルの水道水で希釈・撹拌し、80メッシュふるいに通す(洗浄工程)。
7)得られたスラリーを用いて手漉きシートを作製する。
前記1)〜7)の手順で得られた手漉きシートを顕微鏡下で観察し、残インキ個数(1視野に見られる個数の10視野の平均)と平均インキ面積率(測定面積に占めるインキの面積の割合)によって評価した。結果を表2に示す。
Figure 0004403374
(表2について)
残インキの数は少ないほど脱墨性が良いことを示す。
平均面積率は少ないほど脱墨性が良いことを示す。
表2より、本発明のインキは脱墨性が従来のインキ(比較例)よりも良いことがわかる。
本発明の印刷物中における印刷インキには、本発明の印刷インキ組成物が使用されており、かかる組成物中においては印刷インキとキシラナーゼ等の酵素が一定の割合で含まれていることから、本発明の印刷物を再生処理にかける場合には、一貫してアルカリ条件下で脱墨を行うことが可能となる。これにより、古紙再生処理における工程数が削減され、更に古紙再生処理にかかる資源及びエネルギーの削減に資することが可能となる。
この図は、異なるpHでキシラナーゼU1を処理した時の比活性を示すものである。 この図は、異なるpHでキシラナーゼKO1を処理した時の比活性を示すものである。

Claims (6)

  1. (1)印刷インキ、及び
    (2)下記の生化学的性質、
    (ア)キシラン、又はキシランを構成要素として有する多糖に作用する、
    (イ)4から12のいずれのpHでも作用する、
    (ウ)少なくとも60℃までの温度で作用する
    を有するキシラナーゼ
    を含むことを特徴とする印刷インキ組成物。
  2. 紙用である請求項1記載の印刷インキ組成物。
  3. 更にセルラーゼ、及び/又はマンナナーゼを含む請求項1又は2に記載の印刷インキ組成物。
  4. 前記のキシラナーゼ、及び/又はセルラーゼ、及び/又はマンナナーゼが、マイクロカプセルで包合されている請求項1乃至3の何れか一項に記載の印刷インキ組成物。
  5. 前記のマイクロカプセルが、W/O型マイクロカプセルである請求項4に記載の印刷インキ組成物。
  6. (1)基材、及び
    (2)当該基材に適用された請求項1乃至5の何れか一項に記載の印刷インキ組成物
    を含むことを特徴とする印刷物。

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