JP4403149B2 - Locking device in pay parking system - Google Patents
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Description
本発明は、自転車やオートバイなどの二輪車を係留して駐輪させる無人有料駐輪システムの施錠装置に関するものである。 The present invention relates to a locking device for an unmanned pay parking system in which a two-wheeled vehicle such as a bicycle or a motorcycle is moored and parked.
従来、駅前やスーパーマーケットまたはマンションなどに設置したオートバイや自転車などの二輪車を駐輪させる有料駐輪システムは、自転車の車輪をロックする施錠装置と、自転車を取出すときに駐輪した利用時間を計算して料金を支払いまたは暗証番号の入力などにより前記施錠装置を電気的にロックまたはアンロックする課金手段とから構成されており、その施錠装置や課金手段には多種多様なものがある。 Conventionally, paid parking systems for parking motorcycles and bicycles installed in front of the station, supermarkets or condominiums, etc. calculate the locking device that locks the bicycle wheel and the usage time when the bicycle is taken out. The charging device includes a charging unit that electrically locks or unlocks the locking device by paying a fee or inputting a personal identification number. There are various types of locking devices and charging units.
特に、二輪車の車輪にチェーンを巻装して係留する駐輪システムは、装置が比較的安価であるため設置しやすいことから広く利用されている。この駐輪システムの施錠装置は、チェーンの一端を駐輪装置に固定し、該チェーンの他端に取付けたロックキーを施錠装置に差し込み、このロックキーのロック及びアンロックを駐輪課金装置と連動するソレノイドによって電気的に施錠または解錠する駐輪装置が知られている(特許文献1参照)。
本発明における施錠装置は、チェーンの先端に取付けたロック棒を施錠装置の差込口から挿入し、該差込口の延長上に位置する押圧棒を押し込んでマイクロスイッチをONにし、該マイクロスイッチのON信号によりソレノイドのプランジャーが前記ロック棒の頭部を前記施錠装置にロックさせて施錠するものである。 In the locking device according to the present invention, the lock rod attached to the tip of the chain is inserted from the insertion port of the locking device, the pressing rod located on the extension of the insertion port is pushed to turn on the micro switch, and the micro switch The solenoid plunger is locked by locking the head of the lock rod to the locking device in response to the ON signal.
しかし、前記施錠装置のロック棒を挿入する差込口の内部には、差込口から挿入したロック棒が確実に押圧棒を押すためのガイド部を設けてあるだけである。そのため、施錠装置のいたずらや無断駐輪しようとする者は、ロック棒の先端を差込口から挿入してガイド部内に止めて外観上はいかにも駐輪しているようにみせかけた不正駐輪やいたずらをすることができた。 However, the inside of the insertion port into which the lock bar of the locking device is inserted is only provided with a guide part for the lock rod inserted from the insertion port to reliably press the pressing bar. For this reason, if the locking device is mischievous or someone intends to park without permission, the end of the lock rod is inserted through the insertion slot and stopped in the guide section. I was able to prank.
マイクロスイッチは押圧棒に押されるとON信号を発信し、ソレノイドを作動させてロック棒をロックするため、二輪車が駐輪していなくともマイクロスイッチを押すだけでスイッチがON信号を発信し、ついで、課金手段が自動的に課金を始めるなどしてマイクロスイッチがいたずらされやすい。このように、スイッチがいたずらされると当該駐輪システムが使用できなくなってしまうと共に、無駄に課金手段が作動してしまうなど大変迷惑である。さらに、いたずらによって施錠装置がロックした場合の解除には、いちいち解除信号を入力しなければならず大変不便であるなどの問題点を有している。 When the micro switch is pressed by the push rod, it sends an ON signal and operates the solenoid to lock the lock rod, so even if the motorcycle is not parked, the switch sends an ON signal by simply pressing the micro switch. The micro switch is likely to be tampered with, for example, the charging means automatically starts charging. As described above, if the switch is tampered with, the bicycle parking system cannot be used, and the charging unit is unnecessarily activated. Further, when the locking device is locked due to mischief, there is a problem that it is very inconvenient because it is necessary to input a release signal every time.
そこで、本発明は、二輪車などの施錠装置に挿入させるロックキーの不正使用による無断駐輪やいたずらを防止して、正しい駐輪システムの施錠装置を提供することを目的とするものである。 Therefore, an object of the present invention is to provide a locking device for a correct parking system by preventing unauthorized parking or mischief due to unauthorized use of a lock key inserted into a locking device such as a motorcycle.
本発明は、複数の支柱上に設けたハウジング3に、二輪車の車輪を係留する巻装体11と該巻装体の一端に取付けて二輪車用有料駐輪システムの施錠装置20にロックまたはアンロックするロックキー12とを設けた係留手段10と、ハウジング3の正面に一定間隔毎に設けたキー挿入口5の内部に、前記ロックキー12を挿入させるキー溝部23を有して取付けた支持基枠22の該キー溝部23内に前記ロックキー12を挿入させることにより駐輪を感知する感知手段25と、前記感知手段25によってキー溝部23内に挿入させたロックキー12をロックまたはアンロックする施錠手段31と、前記ロックキー12の施錠装置20への不正挿入による無断駐輪やいたずらを防止するため表裏両面に広角なテーパー部46と逆テーパー状の面取部47を設けて断面V字形に形成した差込口45を有した窓枠42を、前記キー挿入口5に取付けた第1防御手段41と、前記ロックキー12の不正挿入による無断駐輪やいたずらを防止するため前記支持基枠22に設けたキー溝部23の両側に、該キー溝部内にロックキー12が挿入されると該ロックキーの係止凹部16と嵌合する、略くの字形に形成した狭持部(52)を有してそれぞれ内方に付勢させて左右対称に一対の狭持板51を取付けた第2防御手段50と、を具えてなることを特徴とする。
また、前記係留手段は、チェーン等により形成した巻装体11の一端をハウジング3に固定し、他端に取付けたロックキー12は、板状をした差込部13の中央に、前記施錠装置20の可動片35に設けた爪部36が挿入するロック孔15と、該ロック孔の両側に無断駐輪を防止する前記狭持板51に設けた狭持部52と係合する係止凹部16を設けたことを特徴とする。さらに、前記感知手段25は、ロックキー12の挿入を感知する振子片26と、該振子片の枢動により前記施錠装置20の電気回路をONするスイッチ片28を具えたマイクロスイッチ29とからなり、該マイクロスイッチ29より一定時間経過後に施錠手段31と課金手段とにそれぞれON信号を発信可能に形成したことを特徴とする。さらにまた、前記施錠手段31は、前記支持基枠22の背後に設けた前記マイクロスイッチ29からのON信号により作動するソレノイド32と、該ソレノイドの励磁により作動する可動片35とからなり、前記ソレノイド32の励磁で作動する可動鉄心33が可動片35の下端角部を押し出して回動させると、該可動片の爪部36が前記ロックキー12のロック孔15に挿入してロックキー12を施錠することを特徴とする。
The present invention locks or unlocks a
The mooring means fixes one end of the
ロックキー12を挿入する差込口45の前後に広角のテーパー部46と面取部47とを有した窓枠42からなる第1防御手段41と、ハウジング3内に位置した支持基枠22の両側に弾発力を有する一対の狭持板51を取付けて形成した第2防御手段50とをそれぞれ設けたことにより、ロックキー12の不正挿入によるいたずらや無断駐輪を防止することができる。
A first defense means 41 comprising a
また、複数の支柱上に設けたハウジング3に一定間隔毎に設けた二輪車用の車輪を係留する係留手段10は、チェーン等により形成した巻装体11の一端をハウジング3に固定し、他端をロックキー12に連結して形成し、前記ハウジング3の正面に設けたキー挿入口5の内側に前記ロックキー12を挿入させるキー溝部23を有した支持基枠22を取付け、該支持基枠にロックキー12の挿入を感知する振子片26と、該振子片の枢動によって二輪車用有料駐輪シイステムの施錠装置20の電気回路をONするスイッチ片28を有するマイクロスイッチ29とからなる感知手段25を設け、前記マイクロスイッチ29より一定時間経過後に施錠手段31と課金手段とにそれぞれON信号を発信し、さらに、前記支持基枠22の後方下部に、前記マイクロスイッチ29のON信号で励磁するソレノイドと、該ソレノイドの作動で枢動する可動片35とからなる施錠手段31とを設け、前記ソレノイド32の励磁により作動する可動鉄心33が可動片35の一端を押して枢動させ、該可動片の爪部36を前記ロックキー12のロック孔15に挿入させて施錠可能に形成し、前記ハウジング3のキー挿入口5に、ロックキー12の不正挿入を防止する断面V字形に形成した差込口45を有した窓枠42を取付けて形成した第1防御手段41と、前記支持基枠22に設けたキー溝部23の両側には、該キー溝部内にロックキー12が正確に挿入されると該ロックキー12の係止凹部16と嵌合する狭持部52を有した挟持板51を設け、ロックキー12をキー溝部23に不正挿入するとロックキー12の進入を排除する左右対称に形成して弾発力を有した一対の狭持板51からなる第2防御手段50とを設けたことを特徴とするものである。
The mooring means 10 for mooring the two-wheeled vehicle wheel provided at regular intervals to the
したがって、ロックキー12を挿入する差込口45の表裏両面に広角のテーパー部46と逆テーパー状の面取部47を有した窓枠42をキー挿入口5に取付けた第1防御手段41を設けたことにより、前記差込口45にロックキー12を係止する平面状の支点部分がないためロックキーは掛止できず自重で落下するので、ロックキー12によるいたずらや無断駐輪を防止することができる。さらに、ハウジング3内に位置した支持基枠22のキー溝部23の両側には、前記ロックキー12が正しい位置に挿入されたときにロックキーを保持すると共に、不正挿入がされたときにはロックキー12の係止を排除する一対の狭持板51からなる第2防御手段50を設けたことによりロックキー12の不正挿入やいたずらによる誤作動を防止することができる。
Therefore, the first defense means 41 having the
本発明に係る実施形態を実施例の図面により説明すると、図1は駐輪システムに二輪車を駐輪した状態を示す説明図、図2は駐輪システムに二輪車を駐輪させた状態を示す側面図、図3はロックキーの要部拡大平面図、図4は本発明に係る施錠装置の拡大断面図、図5は図4のA―A断面図、図6は第1防御手段である窓枠の正面図、図7は図6のB―B断面図、図8は施錠装置にロックキーを差し込む前状態を示す断面図、図9は施錠装置にロックキーを差し込んだ作動状態を示す説明図、図10は施錠装置に差し込まれたロックキーの平面図である。駐輪システムは、図1、2に示すごとく、例えば、地表面やコンクリート面や床面等の路面上に、それぞれ並列に樹立させた複数の支柱2の上部に横長のハウジング3を設け、該ハウジングの正面に駐輪させる各二輪車Xが相互に干渉しない所定の一定間隔にキー挿入口5を設け、各キー挿入口5ごとに駐輪させる二輪車Xの車輪Yを係留する係留手段10を設け、前記ハウジング3内のキー挿入口5付近に位置させた基台6上にそれぞれ施錠装置20を取付けて形成してある。この施錠装置20には、駐輪したことを感知する感知手段25と、該感知手段によってロックキー12をロックまたはアンロックする施錠手段31と、ロックキーの不正挿入によるいたずらや無断駐輪を防止する第1、2防御手段41、50と、ロックキー12の挿入により一定の駐輪料金を徴収する課金手段(図示せず)とを設けて構成されている。
DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS An embodiment according to the present invention will be described with reference to the drawings of the embodiments. FIG. 1 is an explanatory view showing a state where a two-wheeled vehicle is parked in the parking system, and FIG. 2 is a side view showing a state where the two-wheeled vehicle is parked in the parking system. 3 is an enlarged plan view of the main part of the lock key, FIG. 4 is an enlarged sectional view of the locking device according to the present invention, FIG. 5 is a sectional view taken along the line AA in FIG. FIG. 7 is a cross-sectional view taken along the line BB of FIG. 6, FIG. 8 is a cross-sectional view showing a state before the lock key is inserted into the locking device, and FIG. 9 is an explanatory view showing an operating state where the lock key is inserted into the locking device. 10 and 10 are plan views of the lock key inserted into the locking device. As shown in FIGS. 1 and 2, for example, the bicycle parking system is provided with a horizontally
前記係留手段10は、図1、3に示すごとく、二輪車Xの車輪Yを係留する巻装体11と、該巻装体の一端に取付けたロックキー12とからなり、前記巻装体11を構成するチェーンの一端をハウジング3に固定し、他端にロックキー12を連結して形成してある。前記巻装体11の実施例としてチェーンを使用し、該チェーンの外周面にビニールホースなどの保護カバー(図示せず)を装着して車輪Yに巻装したときの傷付きを防止することもできる。前記巻装体11は、実施例としてチェーンを使用したが、ワイヤーロープや合成繊維で編成した切断困難な繊維ロープなどで形成してもよい。
As shown in FIGS. 1 and 3, the mooring means 10 includes a
図3に示すロックキー12は、先端に板状をした差込部13を設け、該差込部の略中央には前記施錠手段31の可動片35に設けた爪部36が挿入するロック孔15と、その両側には第2防御手段50である狭持板51の狭持部52が係合する係止凹部16を形成し、先端両側には第2防御手段50への挿入を容易にする面取部17を設けてある。
The
前記施錠装置20は、図4、5に示すごとく、ハウジング3内において、キー挿入口5の内部にそれぞれ設けた基台6上に一対の支持基枠22を取付け、該支持基枠にキー挿入口5から挿入されたロックキー12が挿入するキー溝部23を設けてある。さらに、この支持基枠22のキー溝部23にロックキー12が挿入されたことを感知する感知手段25をハウジング3内に設け、支持基枠22の後方にはロックキー12をロックまたはアンロックする施錠手段31の可動片35を枢動可能に取付けてある。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
前記感知手段25は、図4に示すごとく、前記支持基枠22のキー溝部23の上方に振子片26と、該振子片の枢動によって前記施錠装置20の電気回路をONにするスイッチ片28を有したマイクロスイッチ29を設け、該マイクロスイッチ29より一定時間(好ましくは10秒から30秒間)経過後に、施錠手段20と課金手段(図示せず)とにそれぞれON信号を発信可能に形成してある。
As shown in FIG. 4, the sensing means 25 includes a
前記振子片26は、略三角形状に形成して一端角部を枢動可能に軸支し、自重で下方に垂れた振子片26の一辺が、垂直方向に係止するように位置させて支持基枠22の端部にストッパ27に係止させ、振子片26の垂直辺の下端角部が前記支持基枠22のキー溝部23に位置するようにして、前記キー溝部23に挿入されたロックキー12の先端と確実に当接して作動するようにしてある。
The
前記施錠手段31は、支持基枠22の後方下部に位置したソレノイド32と、該ソレノイドの励磁で作動する可動片35とからなり、前記スイッチ片28を有したマイクロスイッチ29からのON信号でレノイド32が励磁すると、該ソレノイドの可動鉄心33が飛び出し、該可動鉄心と同一軸心上にある可動片35の下部一端を押し出すように枢動させる。前記可動片35は、図8、9に示すごとく、前記ロックキー12のロック孔15に挿入する爪部36の下端と、支持基枠22に枢動可能に軸支した支持部37の下端とを連結部38で一体に連結して形成してある。
The locking means 31 is composed of a
この可動片35は、支持部37の上方を支持基枠22に枢動可能に軸支したことにより、爪部36が自重で下方に位置した基台6上に当接してある。この可動片35の爪部36が自重で基台6上に位置すると、支持部37の下端角部37aは、該作動片と延長線上に位置したOFF状態の可動鉄心33に近接して位置し、爪部36の上端は、前記ロックキー12を支持基枠22のキー挿入溝23に挿通したときに当接しないキー挿入溝23の下側に位置させてある。
The
前記防御手段は、ハウジング3のキー挿入口5に取付けた第1防御手段41と、施錠装置20の支持基枠22に取付けた第2防御手段50とで二重に設けてある。第1防御手段は、図4、6、7に示すごとく、窓枠42の背面側即ち後部側に、前記ハウジング3のキー挿入口5に取付ける係止段部43と窓受段部44をそれぞれ異段に形成してある。さらに、前記窓枠42の内部に前記ロックキー12の差込部13を挿通する差込口45を開口してあり、該差込口の表面側には広角なテーパー部46を設け、差込口45の裏面には放射状に広がる面取部47を設けて形成してある。
The defense means is provided in duplicate by a first defense means 41 attached to the
この差込口45の表裏両面に広角なテーパー部46と逆テーパー状の面取部47とを設けたことにより、図7に示すごとく、不正駐輪やいたずら目的でロックキー12の差込部13を差込口45に引っ掛けて止めようとしても、差込口45の周縁には差込部13を係止する平面部がないので、差込口45に差し込んだ状態でロックキーから手を離すと自重でテーパー部46に沿って落下してしまい、ロックキー12の不正挿入による無断駐輪やいたずらを防止することができる。
By providing a wide-angle tapered
第2防御手段50は、図5に示すごとく、前記支持基枠22に設けたキー溝部23の両側において、左右対称に形成して内方に弾発力を有する一対の狭持板51からなり、該狭持板51の略先端はそれぞれ内方に折曲げて、くの字状に形成した狭持部52を形成してある。
As shown in FIG. 5, the second defense means 50 includes a pair of holding
したがって、ロックキー12が正しく挿入された場合、キー挿入口5から挿入されたロックキー12の先端が支持基枠22のキー溝部23にさしかかると、ロックキー12の面取部17が狭持板51の内面と摺動しながら両狭持板51をそれぞれ外方に押し広げながら進入し、最深部まで進入すると該狭持板の弾発力で狭持部52がロックキー12の係止凹部16に嵌合して係止する。ロックキー12を狭持板51に嵌合係止させることにより、施錠手段31によるロックキー12の施錠を確実に行うことができる。
Therefore, when the
また、不正挿入やいたずらを目的としてキー挿入口5からロックキー12を挿入して前記第1防御手段41より奥側に係止しようとすると、第2防御手段50である狭持板51の狭持部52が狭幅で弾発力を有しているため、ロックキー12の先端が狭持板51の内側に当接した後、軽く押し当てただけでは狭持板51の弾発力で押し戻され、そのままの位置にロックキー12を係止させることができない。したがって、前記第1防御手段41の窓枠42と相俟って施錠装置20内に取付けた第2防御手段50である狭持板51とでロックキー12を不正挿入して駐輪しようとしても施錠装置20に引っ掛けて係止させることができず、ロックキー12の不正挿入による無断駐輪やいたずらを二重に防止することができる。
Further, if the
前記した課金手段(図示せず)は、公知のいずれの課金手段を使用してもよく、例えば、駐輪したことを感知するマイクロスイッチ29からのON信号は、施錠手段31と課金手段とを作動させる制御盤(図示せず)を介して行う。この制御盤には、マイクロスイッチ29からのON信号により駐輪を確認する駐輪信号処理手段と、該駐輪信号処理手段で駐輪が確認されると駐輪時間を計測するタイマー手段と、該タイマー手段で計測した駐輪時間を駐輪代金に換算する演算手段と、該演算手段で演算された駐輪代金を表示する表示手段とを有し、さらにコイン受入手段に入れられた紙幣またはコインを識別するコイン識別手段と、このコイン識別手段で識別された金額と前記演算手段で演算された金額とが一致することを確認する精算手段と、この精算手段で駐輪時間に見合う金額が精算させたことを確認、または、前記駐輪信号処理手段で駐輪が確認されると、前記施錠手段31のソレノイド32への通電回路をON、OFFして前記可動片35を開閉動させる信号を出力するロック信号処理手段などにより構成してもよい。
The charging unit (not shown) may use any known charging unit. For example, an ON signal from the
この課金手段を、マンションなどの駐輪場として使用する場合は、駐輪場は主に盗難防止を目的とするところから、現金でなく暗証番号やカード方式にすることができるのは勿論である。 When this billing means is used as a bicycle parking lot such as a condominium, it is of course possible to use a personal identification number or a card system instead of cash because the bicycle parking lot is mainly for the purpose of preventing theft.
以下、施錠装置20の実施形態の作用について説明すると、図1に示すごとく駐輪システムに二輪車Xを駐輪させる場合、駐輪システムの所定位置に駐輪させた二輪車Xの車輪Yを係留手段10の巻装体11で巻装して係留し、該巻装体のロックキー12をハウジング3のキー挿入口5に挿入することにより施錠装置20を作動させて施錠する。
Hereinafter, the operation of the embodiment of the
図9において、矢印「a」で示すように、施錠する場合には、ロックキー12の差込部13を窓枠42の差込口45から支持基枠22のキー溝部23内に進入させ、さらに支持基枠22の両側に位置した狭持板51の弾発力に抗して押圧進入させると、差込部13の先端がキー溝部23内に位置した振子片26の一端を、矢印「b」で示すように、上方に押上げながら最深部まで進入して停止すると同時に、差込部13の両側の係止凹部16と狭持板51の狭持部52とが嵌合係止する。
In FIG. 9, as shown by an arrow “a”, when locking, the
次いで、前記振子片26が矢印「b」で示すように、ロックキー12によって押上げられて枢動すると振子片26の一端がスイッチ片28に当接して押上げ、該スイッチ片を有したマイクロスイッチ29を作動させることにより電気回路をONにしてソレノイド32を励磁にする。マイクロスイッチからのON信号は、一定時間(好ましくは10秒から30秒間)経過後に施錠手段31と課金手段とにそれぞれ発信される。
Next, as shown in the arrow “b”, when the
さらに、矢印「c」で示すように、前記マイクロスイッチ29からのON信号で施錠手段31であるレノイド32が励磁すると可動鉄心33が前方に飛び出し、該可動鉄心の下端37を前方に押し出すと、矢印「d」で示すように、可動鉄心33の押圧力で可動片35が枢動して他端の爪部36が上方に回動し、キー溝部23内に位置したロックキー12のロック孔15に挿入する。前記可動鉄心33が可動片35を前方に押し出して回動させた状態で停止するため、可動片35の爪部36はその位置に停止してロックキー12を施錠することができる(図9)。
Further, as shown by an arrow “c”, when the
施錠装置20を不正挿入による無断駐輪やいたずらする目的で、ロックキー12を第1防御手段41である窓枠42の差込口45内に挿入させると、該差込口の表裏両面を広角に形成したテーパー部46と逆テーパー状の面取部47とを設けてあることからロックキー12を差込口45付近で係止させようとしても、ロックキー12を係止させる平面部分(支点)がないのでロックキー12は自重で下方に傾斜しながらテーパー部46に沿って落下するのでロックキー12の不正挿入による無断駐輪やいたずらを防止できる。
When the
さらに、施錠装置20に取付けた第2防御手段50を兼ねた狭持板51は、ロックキー12を狭持板51に嵌合係止させることにより、施錠手段31によるロックキー12の施錠を確実に行うことができる。一方、不正挿入やいたずらを目的としてロックキー12を挿入すると、狭持板51の狭持部52が狭幅で弾発力を有するため、ロックキー12の先端が狭持板51の内側に当接した後、強く押圧しないと狭持板51は左右に拡がらず、軽く押し当てただけでは狭持板51の弾発力で押し戻され、そのままの位置にロックキー12を係止させることができず、そのため、ロックキーは自重で脱落してしまうのでロックキーの不正挿入目的での無断駐輪やいたずらを防止することができる。
Further, the holding
以上の如く、本発明はハウジング3のキー挿入口5に取付けた第1防御手段41である窓枠42と、支持基枠22の両側に取付けた第2防御手段50である狭持板51とからなる二重の防御手段を設けたことにより、不正使用目的での無断駐輪やいたずらを確実に防止することができる。
As described above, the present invention includes the
施錠装置20の開錠は、課金装置の料金を精算することにより、課金装置からソレノイド32にOFF信号が送られてソレノイド32を消磁させる。ソレノイド32が消磁すると可動鉄芯33が元の位置に戻ると同時に作動片35を押圧している力が無くなり、作動片35は自重で下方に回動して爪部36がロックキー12のロック孔15から抜けてロックキー12のロックを解除することができる。次いで、ロックキー12を施錠装置20から引き抜き、車輪Yを係留している巻装体11を解くことにより開錠することができる。
In unlocking the
2 支柱
3 ハウジング
5 キー挿入口
10 係留手段
11 巻装体
12 ロックキー
13 差込部
15 ロック孔
16 係止凹部
20 施錠装置
22 支持基枠
23 キー溝部
25 感知手段
26 振子片
27 ストッパ
28 スイッチ片
29 マイクロスイッチ
31 施錠手段
32 ソレノイド
33 可動鉄心
35 可動片
36 爪部
37 支持部
38 連結部
41 第1防御手段
42 窓枠
43 係止段部
44 窓受段部
45 差込口
46 テーパー部
47 面取部
50 第2防御手段
51 狭持板
52 狭持部
X 二輪車
Y 車輪
DESCRIPTION OF
Claims (4)
ハウジング(3)の正面に一定間隔毎に設けたキー挿入口(5)の内部に、前記ロックキー(12)を挿入させるキー溝部(23)を有して取付けた支持基枠(22)の該キー溝部(23)内に前記ロックキー(12)を挿入させることにより駐輪を感知する感知手段(25)と、
前記感知手段(25)によってキー溝部(23)内に挿入させたロックキー(12)をロックまたはアンロックする施錠手段(31)と、
前記ロックキー(12)の施錠装置(20)への不正挿入による無断駐輪やいたずらを防止するため表裏両面に広角なテーパー部(46)と逆テーパー状の面取部(47)を設けて断面V字形に形成した差込口(45)を有した窓枠(42)を、前記キー挿入口(5)に取付けた第1防御手段(41)と、
前記ロックキー(12)の不正挿入による無断駐輪やいたずらを防止するため前記支持基枠(22)に設けたキー溝部(23)の両側に、該キー溝部内にロックキー(12)が挿入されると該ロックキーの係止凹部(16)と嵌合する、略くの字形に形成した狭持部(52)を有してそれぞれ内方に付勢させて左右対称に一対の狭持板(51)を取付けた第2防御手段(50)と、を具えてなることを特徴とする有料駐輪システムの施錠装置。 A winding body (11) for mooring a wheel of a two-wheeled vehicle is mounted on a housing 3 provided on a plurality of columns, and is attached to one end of the winding body, and locked or unlocked to a locking device (20) of a toll parking system for two-wheeled vehicles. Mooring means (10) provided with a lock key (12)
A support base frame (22) mounted with a key groove (23) for inserting the lock key (12) inside a key insertion slot (5) provided at regular intervals on the front surface of the housing (3). Sensing means (25) for sensing parking by inserting the lock key (12) into the key groove (23);
Locking means (31) for locking or unlocking the lock key (12) inserted into the key groove (23) by the sensing means (25);
In order to prevent unauthorized parking or mischief due to unauthorized insertion of the lock key (12) into the locking device (20), a wide-angle tapered portion (46) and a reverse tapered chamfered portion (47) are provided on both front and back surfaces. outlet formed in the V-shaped cross section (45) and having a window frame (42), said key insertion opening the first defense attached to (5) (41),
In order to prevent unauthorized parking or mischief due to unauthorized insertion of the lock key (12), the lock key (12) is inserted into the key groove portion on both sides of the key groove portion (23) provided in the support base frame (22). When there is a pair of holding pins symmetrically, the holding portions (52) formed in a substantially U-shape are fitted into the locking recesses (16) of the lock key and are urged inward. And a second defensive means (50) to which a plate (51) is attached.
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