JP4402889B2 - Software version upgrade program and version upgrade method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ソフトウェアをコンピュータ装置にインストール、アンインストールまたはバージョンアップするシステムに関し、特に、ソフトウェアのインストール、アンインストールまたはバージョンアップの可否を判断するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータ装置にソフトウェアをインストールしたり、コンピュータ装置からソフトウェアをアンインストールしたり、コンピュータ装置にインストールされているソフトウェアをバージョンアップしたりするプログラムがある。インストールプログラムは、プログラムおよびファイルなどのソフトウェアリソースを、コンピュータ装置の適切な場所にインストール(登録)する機能を有するものである。ここで、ソフトウェアリソースとは、ソフトウェアを構成するプログラムファイル、及び、前記プログラムファイルの実行時に使用されるデータファイルをいう。
【0003】
また、アンインストールプログラムは、不要なソフトウェアリソースが登録された場所から、そのソフトウェアリソースをアンインストール(削除)する機能を有するものである。さらに、バージョンアッププログラムは、ソフトウェアリソースのバージョンを上げる機能を有するものである。
【0004】
ソフトウェアをインストールする際には、ソフトウェアリソースの登録場所などを有するソフトウェア構成情報が作成される。そして、アンインストールまたはバージョンアップの際には、このソフトウェア構成情報を参照して、適切な登録場所からアンインストールまたはバージョンアップの対象となるソフトウェアリソースをアンインストールする。
【0005】
このようなインストール、アンインストール、バージョンアップを行うプログラムを用いたシステムとしては、以下のシステムがある。例えば、資源配布装置から、ソフトウェアリソースおよびソフトウェア構成情報を取得し、ソフトウェア構成情報を用いてソフトウェアリソースのインストール、アンインストール、バージョンアップに関する評価を行う。そして、この評価結果に基づいて対象となるソフトウェアリソースを、インストール、アンインストール、バージョンアップするシステムである(特許文献1参照)。
【0006】
また他の例としては、ソフトウェアのインストール時に、インストール対象のソフトウェアリソースと、既存のソフトウェアリソースとの整合性を判定するシステムがある。このシステムは、整合性がない場合は、インストールを中止し、整合性がある場合に限って、ソフトウェアリソースをインストールするシステムである(特許文献2参照)。
【特許文献1】
特開2001−356912
【特許文献2】
特開2002−157122
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記特許文献1に記載のシステムでは、インストールの評価の際に、インストール対象のソフトウェアリソースが、その実行に必要とする前提ソフトウェアリソースについて、開示されていない。そのため、前提となるソフトウェアリソースが、コンピュータ装置に既にインストールされているか否かは、ユーザの事前確認が必要であり、人為的なミスの発生、および、確認に時間がかかるという問題を有している。
【0008】
また、アンインストールまたはバージョンアップの評価を行う際においても、アンインストールまたはバージョンアップの対象となるソフトウェアを使用している他のソフトウェアについても、同様に開示されていない。そのため、アンインストールまたはバージョンアップの対象ソフトウェアリソースを、他のソフトウェアリソースが使用しているか否かは、ユーザが事前に確認しなければならず、インストール時と同様の問題を有している。
【0009】
一方、特許文献2に記載のシステムによれば、インストール時に、インストールの対象ソフトウェアリソースと、既存のソフトウェアリソースとの整合性を判定するので、整合性の無いソフトウェアリソースについては、インストールを防止することができる。しかしながら、インストール対象のソフトウェアリソースが必要とする前提ソフトウェアリソースに関する情報は、全く保持していない。このため、前提ソフトウェアリソースが存在しない場合であっても、インストールを実行し、ソフトウェアの不具合が生じるという問題を有する。
【0010】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ソフトウェアをコンピュータ装置にインストール、アンインストールまたはバージョンアップする場合において、ソフトウェアのインストール、アンインストールまたはバージョンアップの可否を判断するために、ユーザが行う事前確認等の作業時間を短縮できるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、コンピュータ装置にインストールされている全てのソフトウェアリソースについて、それらのソフトウェアリソースの実行に前提となるソフトウェアリソースに関する情報(リソース関連情報)を一元管理する。そして、インストール、アンインストール、バージョンアップ時に、この情報を参照することで、リソースのインストール、アンインストール、バージョンアップの可否を判断し、ソフトウェアの不具合を生じるようなソフトウェアリソースのインストールおよびアンインストール、バージョンアップを防止する。そして、アンインストール、バージョンアップにより、不要となるソフトウェアがある場合、そのソフトウェアをアンインストールする。
【0014】
例えば、コンピュータ装置インストールされているソフトウェアをバージョンアップするプログラムにおいて、前記コンピュータ装置にインストールされているソフトウェアを示すソフトウェア情報と、該ソフトウェア各々について、前提となる他のソフトウェアを示す前提情報と、該ソフトウェアを前提とするソフトウェアの全てがアンインストールされた場合にアンインストールするか否かを示す性質情報と、を含むリソース関連情報を取得する機能と、外部記憶媒体に格納されているバージョンアップ用のソフトウェア、および、当該ソフトウェアの前提となる他のソフトウェアの情報を含むリソース関連情報更新データを、読み込む機能と、前記リソース関連情報の前提情報のいずれかに、バージョンアップ対象のソフトウェアが含まれているか否かを調べることで、前記バージョンアップ対象のソフトウェアのアンインストール可否を判断する機能と、前記リソース関連情報更新データに含まれる前記インストール対象のソフトウェアの前提となる他のソフトウェアの全てが、前記リソース関連情報のソフトウェア情報に含まれているか否かを調べることにより、インストール可否を判断する機能と、アンインストール可能、および、インストール可能と判断された場合に、前記バージョンアップ用のソフトウェアのインストール処理を実行することでバージョンアップ処理を実行し、さらに、前記バージョンアップ対象のソフトウェアのアンインストール処理を実行する機能と、前記リソース関連情報を参照し、前記バージョンアップ対象のソフトウェアの前提情報に含まれるソフトウェアのうち、少なくとも一部の性質情報が、該ソフトウェアを前提とするソフトウェアの全てがアンインストールされた場合にアンインストールすることを示しており、かつ、該ソフトウェアが、前記バージョンアップ対象のソフトウェアを除く他の全てのソフトウェアの前提情報に含まれていない場合、該ソフトウェアのアンインストール処理を実行する機能と、前記インストール処理、アンインストール処理の実行結果にもとづいて前記リソース関連情報を更新する機能と、アンインストール不可、または、インストール不可と判断された場合に、前記バージョンアップ処理を中止する機能とを、前記コンピュータ装置に実行させることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明は、ソフトウェアを、インストール、アンインストール、または、バージョンアップするシステムである。ソフトウェアは、プログラムファイル、及び、前記プログラムファイルの実行時に使用されるデータファイルなどのソフトウェアリソースから構成されている。本システムでは、コンピュータ装置にリソース関連情報を持たせ、インストール、アンインストール、バージョンアップの際に、このリソース関連情報を用いて、インストール等の実行の可否を判断し、実行結果をリソース関連情報に反映させるものである。なお、リソース関連情報は、コンピュータ装置にインストールされている全てのソフトウェアリソース間の関連を示し、ソフトウェアリソースの整合性を保持するために必要な情報をいう。
以下、本発明に係る実施の形態について説明する。
【0016】
図1に、本発明に係るシステムの機能構成図を示す。
【0017】
図示するように、本実施形態のシステムは、ソフトウェアをインストール、アンインストール、バージョンアップするコンピュータ装置1と、外部記憶媒体2とを有する。コンピュータ装置1は、CPU、メモリなどの主記憶装置、および、外部記憶媒体2を動作させるドライブを備えて構成される処理装置11と、ハードディスクなどの外部記憶装置を備えて構成される記憶装置12と、ディスプレイまたはプリンタなどの出力装置13とを有する。記憶装置12には、ソフトウェアを構成する各種ソフトウェアリソースが格納されているリソースファイル121と、ソフトウェアリソースの登録先情報などを保持するリソース構成情報122と、ソフトウェアリソース間の関連情報を持つリソース関連情報123とが記憶されている。出力装置13は、インストール、アンインストール、バージョンアップの実行可否の判断結果を出力するのに用いられる。
【0018】
外部記憶媒体2は、コンピュータ装置1にインストール、またはバージョンアップするソフトウェアに関する情報が記憶されたインストールメディアである。外部記録媒体2には、対象リソース201、リソース関連情報更新データ202、実行プログラム203等が格納されている。実行プログラム203は、共通プログラム、インストール用プログラム、アンインストール用プログラム、バージョンアップ用プログラムを有する。なお、実行プログラムは、上記の4つのプログラムが各々独立したプログラムとして分かれている必要はなく、例えば、1つのプログラムが、インストール用プログラムとアンインストール用プログラムの両方を含んだプログラムとしてもよい。
【0019】
また、外部記憶媒体2は、記憶手段を有する外部装置であって、ネットワークまたはケーブルによりコンピュータ装置1と接続する場合も考えられる。
【0020】
外部記憶媒体2に格納されている実行プログラム203は、インストール時またはバージョンアップ時に、処理装置11が有するドライブからメモリ読み込まれ、CPUがメモリに読み込まれた実行プログラム203を実行することで、以下に述べる機能が実現される。なお、インストール時またはバージョンアップ時に読み込まれた実行プログラム203は、記憶装置12内に記憶され、アンインストール時には、再度、外部記憶装置2から実行プログラム203を読み込むことなしに、実行プログラムが実行できるものとする。
【0021】
実行プログラム203に含まれる共通プログラムは、次に述べる機能を、コンピュータ装置1に実行させる。図示しない入力手段により入力されたユーザの指示(インストール、アンインストールまたはバージョンアップの実行指示)を受け付ける実行指示受付機能111と、外部記憶媒体2からリソース関連情報更新データ202を読み込み、このデータとリソース関連情報123とを参照し、インストール、アンインストール、バージョンアップの実行可否を判断する判断機能112と、前記判断結果を出力装置13に出力するメッセージ出力機能113と、記憶装置12に記録されているリソース構成情報122を更新するリソース構成情報更新機能116と、リソース構成情報122を読み取るリソース構成情報読取機能117と、記憶装置12に記録されているリソース関連情報123を更新するリソース関連情報更新機能118と、リソース関連情報123を読み取るリソース関連情報読取機能119である。なお、リソース関連情報更新機能118は、インストールの際にリソース関連情報がない場合は、新規にリソース関連情報を作成する機能もあわせて有する。
【0022】
次に、実行プログラム内のインストール用プログラムは、ソフトウェアリソースを記憶装置12内のリソースファイル121へ登録するリソース登録機能114を、コンピュータ装置1に実行させる。リソース登録機能114は、共通プログラムの実行指示受付機能111に、インストール指示が入力され、判断機能112によりインストール可能と判断された場合に、実行される。
【0023】
また、実行プログラム内のアンインストール用プログラムは、ソフトウェアリソースを記憶装置12内のリソースファイル121から削除するリソース削除機能115をコンピュータ装置1に実行させる。リソース削除機能115は、共通プログラムの実行指示受付機能111に、アンインストール指示が入力され、判断機能112によりアンインストール可能と判断された場合に、実行される。
【0024】
さらに、実行プログラム内のバージョンアップ用プログラムは、記憶装置12内のリソースファイル121に存在するソフトウェアリソースを更新するために、リソース登録機能114およびリソース削除機能115を、コンピュータ装置1に実行させる。これらの機能114、115は、共通プログラムの実行指示受付機能111に、バージョンアップ指示が入力され、判断機能112によりバージョンアップ可能と判断された場合に実行される。
【0025】
なお、本発明のシステムにおいて、インストールのみを実行するシステムとする場合は、リソース削除機能115は不要となり、アンインストールのみを実行するシステムとする場合は、リソース登録機能114は不要となる。
【0026】
また、本実施の形態では、インストール、アンインストール、バージョンアップを実行する手段を、外部記憶媒体2の実行プログラム203が有しているが、この実行プログラムを、コンピュータ装置1の記憶装置12にあらかじめ格納させておくことも可能である。この場合、例えばインストール時においては、インストール実行指示を受け付けた後に、外部記憶媒体2から対象リソース201およびリソース関連情報更新データ202を読み込み、インストール処理を実行する。
【0027】
次に、本実施の形態における、コンピュータ装置1上で稼動するアプリケーションのソフトウェア構成について説明する。なお、以下に説明する図2の例では、説明をわかり易くするために、各ソフトウェアは、各々1つのソフトウェアリソース(プログラムファイル)から構成されているものとし、以下、ソフトウェアリソースをソフトウェアと記載する。しかしながら、ソフトウェアが、複数のソフトウェアリソース(複数のプログラムファイルおよび複数のデータファイル)から構成される場合であっても同様の方法が適用可能である。
【0028】
図2の例では、コンピュータ装置1のソフトウェア構成は、3層構造となっている。これは、第1層のソフトウェア401上でソフトウェア402〜409が動作し、第2層のソフトウェア402上でソフトウェア405とソフトウェア406が動作することを示している。同様に、第2層のソフトウェア403上でソフトウェア406が動作し、第2層のソフトウェア404上でソフトウェア407〜409が動作する。
【0029】
言い換えると、第3層のソフトウェア405の実行は、ソフトウェア401およびソフトウェア402が既にインストールされていることが前提条件となる。同様に、ソフトウェア406の前提条件は、ソフトウェア401、ソフトウェア402、ソフトウェア403がインストールされていることである。また、ソフトウェア407、ソフトウェア408およびソフトウェア409の前提条件は、ソフトウェア401およびソフトウェア404がインストールされていることである。なお、前提条件には、ソフトウェアだけでなく、そのバージョンも考慮される。
【0030】
このようなソフトウェア構成の例としては、複数のソフトウェアから構成される製品群(例えばグループウェア)において、第1層は基盤ソフトウェア(基盤グループウェア)、第2層は業務共通ソフトウェア(ワークフロー業務共通、電子メール/掲示板業務共通、等)、第3層は業務固有ソフトウェア(人事ワークフロー、経理ワークフロー、電子メール、電子掲示板、スケジュール管理、等)が考えられる。
【0031】
次に、図2に示すソフトウェア構成を有するコンピュータ装置1のリソース関連情報123について、図3を参照し説明する。
【0032】
図3は、リソース関連情報123の一例である。図中、列51は、コンピュータ装置1にインストールされているソフトウェアおよびそのバージョンを示しており、行52により他のソフトウェアとの関連付けを行っている。
行のデータは、列51のソフトウェアが、実行するのに必要となる前提条件のソフトウェア(以下、前提ソフトウェアという。)を示している。例えば、行53を参照すると、ソフトウェア406(バージョン1)の前提ソフトウェアは、ソフトウェア401(バージョン2)、ソフトウェア402(バージョン3)、ソフトウェア403(バージョン1以上)であることがわかる。なお、ソフトウェア403はバージョン1以上であるので、ソフトウェア403はバージョン2であってもよい。
【0033】
また、列のデータは、行52のソフトウェアを前提ソフトウェアとする他のソフトウェアの有無を示している。例えば、列54を参照すると、ソフトウェア402(バージョン3)を前提ソフトウェアとして関連付けられているソフトウェアは、ソフトウェア405(バージョン3)、ソフトウェア406(バージョン1)であることがわかる。
【0034】
さらに、左上から右下に対角線上に記載された「○」または「×」は、ソフトウェアの性質を示している。「×」は、他のソフトウェアとの関連が無くなった場合(そのソフトウェアを前提条件とするソフトウェアが全てアンインストールされた場合)に、自動的にアンインストールし、「○」は、他のソフトウェアとの関連が無くなった場合であっても自動的にアンインストールしない、という性質を示している。これにより、「×」の性質を有するソフトウェアの場合は、不要なリソースが自動的に削除され、スペースの有効活用を図ることができる。
【0035】
例えば、ソフトウェア403(バージョン1)の性質A1は、「×」と定義されているので、ソフトウェア406(バージョン1)がアンインストールされると、ソフトウェア403(バージョン1)も、それと同時に自動的にアンインストールされる。その場合、図3のリソース関連情報は、図4に示すように更新される。一方、ソフトウェア404(バージョン2)の性質A2は、「○」と定義されているので、ソフトウェア407(バージョン5)と、ソフトウェア408(バージョン1)と、ソフトウェア409(バージョン1)の全てがアンインストールされても、ソフトウェア404(バージョン2)は、自動的にはアンインストールされず、そのままコンピュータ装置1に存在する。
【0036】
このようなリソース関連情報123をコンピュータ装置1内の記憶装置12に格納し、一元管理することで、インストール、アンインストール、バージョンアップの際に、ソフトウェア間の前提条件をチェックし、ソフトウェア間の整合性を保持することができる。
【0037】
次に、リソース関連情報更新データ202について説明する。図7は、リソース関連情報更新データ202の一例である。リソース関連情報更新データ202は、インストールの対象のソフトウェア名称、バーション、性質、および前提となるソフトウェアの情報を有している。図中、列81は、インストールの対象のソフトウェア名称、バーション、性質を示したものである。具体的には、インストール対象リソースは、ソフトウェア410のバージョン1であって、その性質は「○」(他のソフトウェアとの関連が無くなった場合であっても自動的にアンインストールしない)であることを示している。
【0038】
列82は、インストール対象ソフトウェアの前提条件である前提ソフトウェアの情報を示したものである。具体的には、ソフトウェア410の前提ソフトウェアはソフトウェア401(バージョン2)、および、ソフトウェア404(バージョン1以上)であることを示している。
【0039】
次に、ソフトウェアをインストールするときの処理の流れを説明する。
【0040】
図5は、ソフトウェアのインストール処理の流れを示したものである。図示するように、この処理では、まず、外部記憶媒体2に格納されているデータ(対象リソース201、リソース関連情報更新データ202、実行プログラム203)を、コンピュータ装置1内の処理装置11に取り込み(S501)、処理装置11が実行プログラム203を実行する(S502)。この実行プログラム203を実行することにより、各種の機能(図1参照)が実現され、インストール処理を行う。
【0041】
始めに、実行指示受付機能111が、ユーザのインストール指示を受け付け(S503)、次に、判断機能112が、インストールの実行可否を判断する。具体的には、リソース関連情報123がコンピュータ装置1に既に存在しているか否かを判別し(S504)、既に存在している場合は、リソース関連情報読取機能119が、そのリソース関連情報123を取得する(S505)。一方、リソース関連情報123がコンピュータ装置1に存在しない場合は、リソース関連情報更新機能118がリソース関連情報123を、コンピュータ装置1の記録媒体12に新規に作成する(S506)。
【0042】
そして、判断機能112は、外部記憶媒体2から取り込んだリソース関連情報更新データを取得し(S507)、このデータと前述のリソース関連情報123とを用いて、コンピュータ装置1が対象リソース201の前提条件を満たしているかどうかをチェックする(S508)。
【0043】
前提条件を満たしていない場合には、メッセージ出力機能113は、インストール不可と判断し、エラーメッセージを表示装置13に出力して(S509)、インストール処理を中止する。
【0044】
前提条件を満たす場合には、判断機能112はインストール可能と判断し、リソース登録機能114は、外部記憶媒体2から取り込んだ対象リソース201を、記憶装置12のリソースファイル121に登録する(S510)。次に、リソース構成情報更新機能116が、記憶装置12内のリソース構成情報122に、登録したリソースの格納場所の情報を追加し(S511)、さらに、リソース関連情報更新機能118が記憶装置12内のリソース関連情報123を、リソース関連情報更新データ202にもとづいて更新する(S512)。以上により、インストール処理は完了する。
【0045】
次に、図7に示すリソース関連情報更新データ202を持つソフトウェア410を、図3に示すリソース関連情報123を有するコンピュータ装置1に、インストールする場合について説明する。図3を参照すると、ソフトウェア410の前提ソフトウェアであるソフトウェア401(バージョン2)が存在し、また、ソフトウェア404についてはバーション1以上のバージョン2が存在している。したがって、判断機能112は、前提条件を満たしていると判断し、ソフトウェア410のインストール処理を続行する。そして、図7のリソース関連情報更新データ202をもとに、図3のリソース関連情報123は、図8に示すように更新される。すなわち、行91および列92に、新たにインストールされたソフトウェア410の情報が追加される。
【0046】
次に、図9に示すリソース関連情報更新データ202を持つソフトウェア411(バージョン1)をインストールする場合について説明する。前提ソフトウェアは、ソフトウェア401のバージョン1およびソフトウェア402のバージョン3以上である。図3のリソース関連情報123を参照すると、ソフトウェア401はバージョン2であるので、前提条件を満たしていない。したがって、ソフトウェア411はインストール不可と判断し、インストールを中止する。このように、前提条件をチェックすることで、前提条件を満たさないソフトウェア411が、コンピュータ装置1にインストールされることを防止できる。
【0047】
次に、ソフトウェアをアンインストールするときの処理の流れを、図6を参照し説明する。
【0048】
まず、ユーザのアンインストール指示の受付により、実行プログラム203が実行され(S601)、実行指示受付機能111がアンインストール指示を受け付ける(S602)。この実行プログラムは、インストールの際に、外部記憶媒体2からコンピュータ装置1の記録媒体12に取り込んでおいたものである。
【0049】
次に、判断機能112が、アンインストールの実行可否を判断する。具体的には、リソース関連情報123が記憶媒体12に存在しているか否かを判別する。(S603)。リソース関連情報123が記録媒体12に存在しない場合、または、存在してもアンインストールの対象ソフトウェアの情報が無い場合は、アンインストールの対象となるソフトウェアが存在しないため、メッセージ出力機能113はエラーメッセージを表示装置13に出力し(S604)、アンインストール処理を中止する。
【0050】
一方、リソース関連情報123が存在している場合には、リソース関連情報読取機能119が、そのリソース関連情報123を取得し(S605)、判断機能112が、対象となるソフトウェアをコンピュータ装置1から削除しても問題がないかチェックする(S606)。
【0051】
問題がある場合は、判断機能112はアンインストール不可と判断し、メッセージ出力機能113がエラーメッセージを表示装置13に出力し(S604)、アンインストール処理を中止する。
【0052】
問題がない場合は、判断機能112はアンインストール可能と判断し、リソース構成情報読取機能117はリソース構成情報122を参照し、対象ソフトウェアの登録先情報を取得する(S607)。この登録先情報を用いて、リソース削除機能115は、リソースファイル121から対象ソフトウェアを削除し(S608)、あわせて、リソース構成情報更新機能116はリソース構成情報122から、対象ソフトウェアの登録先情報を削除する(S609)。そして、リソース関連情報更新機能118は、記憶装置12内のリソース関連情報123から、対象ソフトウェアに関する情報を削除する更新をする(S610)。以上により、アンインストール処理は完了する。
【0053】
つぎに、図3に示すリソース関連情報123を保持するコンピュータ装置1において、ソフトウェア402(バージョン3)をアンインストールする場合について説明する。ソフトウェア402の削除可否をチェックする処理(S606)において、判断機能112は、リソース関連情報読取機能119が読み取ったリソース関連情報123(図3参照)の列54を参照する。そして、ソフトウェア402を前提とするソフトウェア405およびソフトウェア406が存在するため、ソフトウェア402はアンインストール不可と判断し、アンインストール処理を中止する。
【0054】
次に、ソフトウェアをバージョンアップするときの処理の流れを説明する。バージョンアップの処理には、既存のバージョンのソフトウェアをアンインストールし、その後、新しいバージョンのソフトウェアをインストールする第1の方法(図10参照)と、既存のバージョンのソフトウェアを削除せずに新しいバージョンで新たに追加された部分のみを差分インストールする第2の方法(図11参照)とがある。
【0055】
図10は、第1の方法(アンインストールおよびインストール)のバージョンアップの処理の流れを示したものである。まず、外部記憶媒体2に格納されているデータ(対象リソース201、リソース関連情報更新データ202、実行プログラム203)を、コンピュータ装置1の処理装置11に取り込み(S701)、処理装置11が実行プログラム203を実行する(S702)。この実行プログラム203を実行することにより、各種の機能(図1参照)が実現され、バージョンアップ処理を行う。
【0056】
始めに、実行指示受付機能111が、ユーザのバージョンアップ指示を受け付け(S703)、次に、判断機能112が、バージョンアップの実行可否を判断する。具体的には、リソース関連情報123が記憶媒体12に既に存在しているか否かを判別する(S704)。リソース関連情報123が記録媒体12に存在しない場合、または、存在してもバージョンアップの対象ソフトウェアの情報が無い場合は、現行バージョンのソフトウェアが存在しないため、メッセージ出力機能113がエラーメッセージを表示装置13に出力し(S714)、バージョンアップ処理を中止する。
【0057】
一方、リソース関連情報が存在している場合は、リソース関連情報読取機能119は、そのリソース関連情報123を取得し(S705)、判断機能112が現行バージョンのソフトウェアを、コンピュータ装置1から削除しても問題がないかチェックする(S706)。問題がある場合(すなわち、現行バージョンのソフトウェアを前提とする他のソフトウェアが存在する場合)は、メッセージ出力機能113は、エラーメッセージを表示装置13に出力し(S714)、バージョンアップ処理を中止する。
【0058】
問題がない場合は、判断機能112は、外部記憶媒体2から取り込んだリソース関連情報更新データを取得し(S707)、このデータと前述のリソース関連情報123とを用いて、バージョンアップ対象ソフトウェアの前提条件を満たしているかどうかをチェックする(S708)。
【0059】
前提条件を満たしていない場合(すなわち、バージョンアップ対象ソフトウェアの前提ソフトウェアが、インストールされていない場合)には、メッセージ出力機能113はエラーメッセージを表示装置13に出力して(S714)、バージョンアップ処理を中止する。
【0060】
前提条件を満たす場合(すなわち、対象ソフトウェアの前提ソフトウェアが、全てインストールされている場合)は、リソース構成情報読取機能117はリソース構成情報122を参照し、現行バージョンのソフトウェアの登録先情報を取得する(S709)。この登録先情報を用いて、リソース削除機能115は、リソースファイル121から現行バージョンのソフトウェアを削除する(S710)。
【0061】
そして、リソース登録機能114は、外部記憶媒体2から取り込んだ対象リソース201(新バージョンのソフトウェア)を、記憶装置12のリソースファイル121に登録(S711)し、リソース構成情報更新機能116はリソース構成情報122の登録先情報を更新する(S712)。さらに、リソース関連情報更新機能118は、現行バージョンのソフトウェアの情報を、リソース関連情報更新データ202にもとづいて、リソース関連情報123を更新する(S713)。以上により、バージョンアップ処理は完了する。
【0062】
次に、第2の方法(差分インストール)によりソフトウェアをバージョンアップする場合の処理の流れを、図11を参照し説明する。
【0063】
本処理は、現行バージョンのソフトウェアをアンインストールせず、バージョンアップにより追加された部分をインストールするため、図10の処理と比較すると、リソース削除可否のチェック(S706)およびリソース削除(S710)の処理を行わない点で相違し、その他については、図10と同じである。
【0064】
以上、本発明のインストール、アンインストール、バージョンアップの実施の形態について説明した。
【0065】
本実施形態によれば、ソフウェアをコンピュータ装置にインストール、アンインストール、または、バージョンアップする際に、ソフトウェアの前提条件をチェックすることで、他のソフトウェアへの影響を機械的に判断し、不具合が発生するようなインストール等を回避することが可能となる。
【0066】
また、あるソフトウェアのアンインストール時に、これに伴って不要となる他のソフトウェアについても自動的に削除されるため、コンピュータ装置に不要なソフトウェアが残るのを防止することが可能となる。
【0067】
さらには、コンピュータ装置にインストールされている全てのソフトウェア間の関連情報を一元管理し、インストール、アンインストール、バージョンアップ時に必ず更新するため、常に最新の状態でソフトウェア関連情報を保持することが可能である。
【0068】
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
【0069】
例えば、リソース関連情報としては、前提条件となる前提ソフトウェアのだけでなく、整合性のないソフトウェアもしくは相性の悪いソフトウェアの情報も、併せて保持することで、不具合が起こる現象をより一層防止することが可能である。
【0070】
また、コンピュータ装置1に格納されているリソース関連情報123は、インストール、アンインストール、または、バージョンアップの処理を伴わずに、ユーザの操作により変更する手段を有することも考えられる。
【0071】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、ソフトウェアをコンピュータ装置にインストール、アンインストールまたはバージョンアップする場合において、ソフトウェアのインストール、アンインストールまたはバージョンアップの可否を判断するために、ユーザが行う事前確認等の作業時間を短縮することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシステムの機能構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係るソフトウェア構成図である。
【図3】本発明の実施形態に係るリソース関連情報(例1)である
【図4】本発明の実施形態に係るリソース関連情報(例2)である。
【図5】本発明の実施形態に係るインストール処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態に係るアンインストール処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態に係るリソース関連情報更新データ(例1)である。
【図8】本発明の実施形態に係るリソース
関連情報(例3)である。
【図9】本発明の実施形態に係るリソース関連情報更新データ(例2)である。
【図10】本発明の実施形態に係る第1のバージョンアップ処理を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施形態に係る第2のバージョンアップ処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…コンピュータ装置、11…処理装置、12…記憶装置、121…リソースファイル、122…リソース構成情報、123…リソース関連情報、13…出力装置、2…外部記憶媒体、201…対象リソース、202…リソース関連情報更新データ、203…実行プログラム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a system for installing, uninstalling, or upgrading software in a computer device, and more particularly, to a system for determining whether software installation, uninstallation, or version upgrade is possible.
[0002]
[Prior art]
There are programs that install software on a computer device, uninstall software from the computer device, and upgrade the software installed on the computer device. The installation program has a function of installing (registering) software resources such as programs and files in an appropriate location of the computer apparatus. Here, the software resource means a program file constituting software and a data file used when the program file is executed.
[0003]
The uninstall program has a function of uninstalling (deleting) software resources from a location where unnecessary software resources are registered. Further, the version upgrade program has a function of increasing the version of the software resource.
[0004]
When software is installed, software configuration information including a registration location of software resources is created. When uninstalling or upgrading, the software configuration information is referred to and the software resource to be uninstalled or upgraded is uninstalled from an appropriate registration location.
[0005]
As a system using a program for performing such installation, uninstallation, and version upgrade, there are the following systems. For example, software resources and software configuration information are acquired from a resource distribution device, and evaluations regarding installation, uninstallation, and version upgrade of software resources are performed using the software configuration information. And it is a system which installs, uninstalls, and upgrades the target software resource based on this evaluation result (refer patent document 1).
[0006]
As another example, there is a system that determines the consistency between an installation target software resource and an existing software resource at the time of software installation. This system is a system in which installation is stopped when there is no consistency, and software resources are installed only when there is consistency (see Patent Document 2).
[Patent Document 1]
JP 2001-356912 A
[Patent Document 2]
JP 2002-157122 A
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
In the system described in
[0008]
In addition, when performing an evaluation of uninstallation or version upgrade, other software that uses software to be uninstalled or upgraded is not disclosed in the same manner. Therefore, it is necessary for the user to confirm in advance whether or not other software resources are using the software resource to be uninstalled or upgraded, which has a problem similar to that at the time of installation.
[0009]
On the other hand, according to the system described in
[0010]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to determine whether software can be installed, uninstalled, or upgraded when software is installed, uninstalled, or upgraded in a computer device. Therefore, it is possible to shorten the work time such as prior confirmation performed by the user.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention centrally manages information (resource related information) related to software resources that are prerequisites for the execution of software resources for all software resources installed in a computer apparatus. When installing, uninstalling, or upgrading the version, refer to this information to determine whether the resource can be installed, uninstalled, or upgraded, and to install or uninstall a software resource that causes a software defect. Prevent up.If there is unnecessary software due to uninstallation or version upgrade, the software is uninstalled.
[0014]
For exampleIn the program for upgrading the software installed in the computer device, software information indicating the software installed in the computer device, prerequisite information indicating other prerequisite software for each of the software, and the software A function for obtaining resource-related information including property information indicating whether or not to uninstall when all the prerequisite software is uninstalled, and software for upgrading stored in an external storage medium, In addition, any of the functions for reading resource-related information update data including information on other software that is the prerequisite of the software and the prerequisite information of the resource-related information includes the software to be upgraded. All the other software that is the premise of the installation target software included in the resource-related information update data is a function that determines whether or not the upgrade target software can be uninstalled. A function for determining whether or not installation is possible by checking whether or not the software information of the resource-related information is included, and installation of the software for version upgrade when it is determined that the software can be uninstalled and installed A function for executing the upgrade process by executing the process, and a function for executing the uninstall process of the software to be upgraded, and the resource-related information are referred to and included in the prerequisite information of the software to be upgraded This Among the software, at least a part of the property information indicates that the software is uninstalled when all of the software premised on the software is uninstalled, and the software determines the software to be upgraded. A function of executing uninstallation processing of the software when not included in the prerequisite information of all other software, and a function of updating the resource related information based on execution results of the installation processing and uninstallation processing; The computer device is caused to execute a function of canceling the version upgrade process when it is determined that uninstallation is impossible or installation is impossible.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention is a system for installing, uninstalling, or upgrading software. The software includes software resources such as a program file and a data file used when the program file is executed. In this system, resource-related information is given to the computer device. During installation, uninstallation, and version upgrade, this resource-related information is used to determine whether or not to execute installation, and the execution result is used as resource-related information. It is reflected. The resource related information indicates the relationship between all the software resources installed in the computer device, and is information necessary for maintaining the consistency of the software resources.
Embodiments according to the present invention will be described below.
[0016]
FIG. 1 shows a functional configuration diagram of a system according to the present invention.
[0017]
As shown in the figure, the system of the present embodiment includes a
[0018]
The
[0019]
Further, the
[0020]
The
[0021]
The common program included in the
[0022]
Next, the installation program in the execution program causes the
[0023]
The uninstall program in the execution program causes the
[0024]
Further, the upgrade program in the execution program causes the
[0025]
In the system of the present invention, the
[0026]
In this embodiment, the
[0027]
Next, a software configuration of an application running on the
[0028]
In the example of FIG. 2, the software configuration of the
[0029]
In other words, the execution of the
[0030]
As an example of such a software configuration, in a product group (for example, groupware) composed of a plurality of software, the first layer is platform software (platform groupware), the second layer is business common software (workflow business common, The third layer may be business-specific software (HR workflow, accounting workflow, email, electronic bulletin board, schedule management, etc.).
[0031]
Next, the resource related
[0032]
FIG. 3 is an example of the resource related
The data in the row indicates prerequisite software (hereinafter referred to as prerequisite software) necessary for the software in the
[0033]
The data in the column indicates the presence or absence of other software whose software is the software in the
[0034]
Furthermore, “o” or “x” written on the diagonal line from the upper left to the lower right indicates the nature of the software. “X” automatically uninstalls when there is no relationship with other software (when all the software with that software as a prerequisite has been uninstalled), “○” Even if the relationship is lost, it does not uninstall automatically. Thereby, in the case of software having the “x” property, unnecessary resources are automatically deleted, and space can be used effectively.
[0035]
For example, since the property A1 of the software 403 (version 1) is defined as “x”, when the software 406 (version 1) is uninstalled, the software 403 (version 1) is automatically uninstalled at the same time. Installed. In this case, the resource related information in FIG. 3 is updated as shown in FIG. On the other hand, since the property A2 of the software 404 (version 2) is defined as “◯”, the software 407 (version 5), the software 408 (version 1), and the software 409 (version 1) are all uninstalled. Even so, the software 404 (version 2) is not automatically uninstalled and exists in the
[0036]
Such resource-related
[0037]
Next, the resource related
[0038]
A
[0039]
Next, the flow of processing when installing software will be described.
[0040]
FIG. 5 shows the flow of software installation processing. As shown in the figure, in this process, first, data (
[0041]
First, the execution
[0042]
Then, the
[0043]
If the precondition is not satisfied, the
[0044]
If the precondition is satisfied, the
[0045]
Next, a case where the
[0046]
Next, a case where software 411 (version 1) having the resource related
[0047]
Next, the flow of processing when software is uninstalled will be described with reference to FIG.
[0048]
First, the
[0049]
Next, the
[0050]
On the other hand, if the resource related
[0051]
If there is a problem, the
[0052]
If there is no problem, the
[0053]
Next, the case where the software 402 (version 3) is uninstalled in the
[0054]
Next, the flow of processing when upgrading software will be described. The upgrade process includes the first method of uninstalling the existing version of the software and then installing the new version of the software (see FIG. 10), and the new version without deleting the existing version of the software. There is a second method (see FIG. 11) in which only the newly added part is differentially installed.
[0055]
FIG. 10 shows the flow of the upgrade process of the first method (uninstallation and installation). First, data (
[0056]
First, the execution
[0057]
On the other hand, if the resource related information exists, the resource related
[0058]
If there is no problem, the
[0059]
If the prerequisites are not satisfied (that is, the prerequisite software for the upgrade target software is not installed), the
[0060]
When the prerequisite conditions are satisfied (that is, when all prerequisite software of the target software is installed), the resource configuration
[0061]
Then, the
[0062]
Next, the flow of processing when the software is upgraded by the second method (differential installation) will be described with reference to FIG.
[0063]
This process installs the part added by the version upgrade without uninstalling the current version of the software. Compared with the process of FIG. 10, the process of checking whether resources can be deleted (S706) and the process of deleting resources (S710) The other points are the same as in FIG.
[0064]
The embodiment of the installation, uninstallation, and version upgrade of the present invention has been described above.
[0065]
According to the present embodiment, when installing, uninstalling, or upgrading software on a computer device, the software prerequisites are checked to mechanically determine the effects on other software, and there is a problem. It is possible to avoid installation that may occur.
[0066]
In addition, when a certain software is uninstalled, other unnecessary software is automatically deleted along with this, so that it is possible to prevent unnecessary software from remaining in the computer apparatus.
[0067]
Furthermore, since all related information between all software installed on the computer device is centrally managed and updated at the time of installation, uninstallation, and version upgrade, it is possible to always keep the software related information in the latest state. is there.
[0068]
In addition, this invention is not limited to said embodiment, Many deformation | transformation are possible within the range of the summary.
[0069]
For example, as resource-related information, not only the prerequisite software that is a prerequisite, but also information about inconsistent software or incompatible software is retained together to further prevent the occurrence of malfunctions. Is possible.
[0070]
It is also conceivable that the resource-related
[0071]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when software is installed, uninstalled, or upgraded in a computer device, a user performs a prior confirmation to determine whether software installation, uninstallation, or version upgrade is possible. It is possible to shorten the work time.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a functional configuration diagram of a system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a software configuration diagram according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is resource related information (example 1) according to the embodiment of the present invention;
FIG. 4 is resource related information (example 2) according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a flowchart showing an installation process according to the embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a flowchart showing an uninstall process according to the embodiment of the present invention.
FIG. 7 is resource-related information update data (example 1) according to the embodiment of the present invention.
FIG. 8 shows resources according to the embodiment of the present invention.
Related information (example 3).
FIG. 9 is resource-related information update data (example 2) according to the embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a flowchart showing a first version upgrade process according to the embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a flowchart showing a second version upgrade process according to the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記コンピュータ装置にインストールされているソフトウェアを示すソフトウェア情報と、該ソフトウェア各々について、前提となる他のソフトウェアを示す前提情報と、該ソフトウェアを前提とするソフトウェアの全てがアンインストールされた場合にアンインストールするか否かを示す性質情報と、を含むリソース関連情報を取得する機能と、
外部記憶媒体に格納されているバージョンアップ用のソフトウェア、および、当該ソフトウェアの前提となる他のソフトウェアの情報を含むリソース関連情報更新データを、読み込む機能と、
前記リソース関連情報の前提情報のいずれかに、バージョンアップ対象のソフトウェアが含まれているか否かを調べることで、前記バージョンアップ対象のソフトウェアのアンインストール可否を判断する機能と、
前記リソース関連情報更新データに含まれる前記インストール対象のソフトウェアの前提となる他のソフトウェアの全てが、前記リソース関連情報のソフトウェア情報に含まれているか否かを調べることにより、インストール可否を判断する機能と、
アンインストール可能、および、インストール可能と判断された場合に、
前記バージョンアップ用のソフトウェアのインストール処理を実行することでバージョンアップ処理を実行し、さらに、前記バージョンアップ対象のソフトウェアのアンインストール処理を実行する機能と、
前記リソース関連情報を参照し、前記バージョンアップ対象のソフトウェアの前提情報に含まれるソフトウェアのうち、少なくとも一部の性質情報が、該ソフトウェアを前提とするソフトウェアの全てがアンインストールされた場合にアンインストールすることを示しており、かつ、該ソフトウェアが、前記バージョンアップ対象のソフトウェアを除く他の全てのソフトウェアの前提情報に含まれていない場合、該ソフトウェアのアンインストール処理を実行する機能と、
前記インストール処理、アンインストール処理の実行結果にもとづいて前記リソース関連情報を更新する機能と、
アンインストール不可、または、インストール不可と判断された場合に、前記バージョンアップ処理を中止する機能とを、前記コンピュータ装置に実行させること
を特徴とするバージョンアッププログラム。In a program for upgrading the software installed on a computer device,
Software information indicating software installed in the computer device, prerequisite information indicating other prerequisite software for each of the software, and uninstallation when all of the software based on the software are uninstalled A function for acquiring resource related information including property information indicating whether or not to perform,
A function for reading resource-related information update data including software for version upgrade stored in an external storage medium and other software that is a prerequisite of the software;
A function of determining whether or not the software to be upgraded is included in any of the prerequisite information of the resource-related information, and determining whether or not to uninstall the software to be upgraded;
A function for determining whether or not the software can be installed by checking whether or not all other software that is the premise of the software to be installed included in the resource related information update data is included in the software information of the resource related information. When,
If it is determined that it can be uninstalled and installed,
A function of executing an upgrade process by executing an installation process of the software for upgrading, and a function of executing an uninstall process of the software to be upgraded;
Refer to the resource-related information, and at least a part of the property information included in the prerequisite information of the software to be upgraded is uninstalled when all the software premised on the software is uninstalled And when the software is not included in the prerequisite information of all the software other than the software to be upgraded, a function of performing an uninstall process of the software,
A function of updating the resource-related information based on an execution result of the installation process and the uninstall process;
An upgrade program that causes the computer device to execute a function of canceling the upgrade process when it is determined that uninstallation is impossible or installation is impossible.
前記コンピュータ装置にインストールされているソフトウェアを示すソフトウェア情報と、該ソフトウェア各々について、前提となる他のソフトウェアを示す前提情報と、該ソフトウェアを前提とするソフトウェアの全てがアンインストールされた場合にアンインストールするか否かを示す性質情報と、を含むリソース関連情報を取得するステップと、
外部記憶媒体に格納されているバージョンアップ用のソフトウェア、および、当該ソフトウェアの前提となる他のソフトウェアの情報を含むリソース関連情報更新データを、読み込むステップと、
前記リソース関連情報の前提情報のいずれかに、バージョンアップ対象のソフトウェアが含まれているか否かを調べることで、前記バージョンアップ対象のソフトウェアのアンインストール可否を判断するステップと、
前記リソース関連情報更新データに含まれる前記インストール対象のソフトウェアの前提となる他のソフトウェアの全てが、前記リソース関連情報のソフトウェア情報に含まれているか否かを調べることにより、インストール可否を判断するステップと、
アンインストール可能、および、インストール可能と判断された場合に、
前記バージョンアップ対象のソフトウェアのアンインストール処理を実行し、さらに、前記バージョンアップ用のソフトウェアのインストール処理を実行するステップと、
前記リソース関連情報を参照し、前記バージョンアップ対象のソフトウェアの前提情報に含まれるソフトウェアのうち、少なくとも一部の性質情報が、該ソフトウェアを前提とするソフトウェアの全てがアンインストールされた場合にアンインストールすることを示しており、かつ、該ソフトウェアが、前記バージョンアップ対象のソフトウェアを除く他の全てのソフトウェアの前提情報に含まれていない場合、該ソフトウェアのアンインストール処理を実行するステップと、
前記インストール処理、アンインストール処理の実行結果にもとづいて前記リソース関連情報を更新するステップと、
アンインストール不可、または、インストール不可と判断された場合に、前記バージョンアップ処理を中止するステップとを有すること
を特徴とするバージョンアップ方法。In a method for upgrading software installed on a computer device,
Software information indicating software installed in the computer device, prerequisite information indicating other prerequisite software for each of the software, and uninstallation when all of the software based on the software are uninstalled Obtaining resource related information including property information indicating whether or not to perform,
A step of reading resource-related information update data including software for version upgrade stored in an external storage medium and other software that is a prerequisite of the software;
Determining whether or not the software to be upgraded is included in any of the prerequisite information of the resource-related information, and determining whether or not to uninstall the software to be upgraded;
Determining whether or not the installation is possible by checking whether or not all of the other software that is the premise of the installation target software included in the resource related information update data is included in the software information of the resource related information. When,
If it is determined that it can be uninstalled and installed,
Performing an uninstallation process of the software to be upgraded, and further performing an installation process of the software for upgrading;
Refer to the resource-related information, and at least a part of the property information included in the prerequisite information of the software to be upgraded is uninstalled when all the software premised on the software is uninstalled And when the software is not included in the prerequisite information of all the software other than the software to be upgraded, the step of uninstalling the software;
Updating the resource related information based on an execution result of the installation process and the uninstall process;
And a step of canceling the upgrade process when it is determined that uninstallation is impossible or installation is impossible.
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