JP4399293B2 - 磁気式水処理装置 - Google Patents
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そして、N極対向の板状磁石間に挟まれてN極の磁性が集中した板状磁性体から外側に向かう強化された磁力線を、水路の外側において、非磁性体による磁力線反射板により反射して、S極対向の板状磁石間に挟まれてS極の磁性が集中した板状磁性体に向かわせることで、強化された磁力線が水路を両方向に横切るものとなる。
すなわち、板状磁石及び板状磁性体と磁力線反射板との間において、水路を流れる水に対し強化された磁力線が両方向に横切って効率良く磁力線が作用することから、性能が向上する。
そして、複数枚重ねの板状磁石間によるN極の磁性が集中した板状磁性体から外側に向かう強化された磁力線を、水路の外側において、非磁性体による磁力線反射板により反射して、複数枚重ねの板状磁石間によるS極の磁性が集中した板状磁性体に向かわせることで、強化された磁力線が水路を両方向に横切るものとなる。
すなわち、板状磁石及び板状磁性体と磁力線反射板との間において、水路を流れる水に対し強化された磁力線が両方向に横切って効率良く磁力線が作用することから、性能が向上する。
すなわち、円板磁石に挟まれてN極の磁性が集中した円板磁性体の外周面から外側に向かう強化された放射状の磁力線を、環状水路の外周側において、筒状部材による磁力線反射板により反射して、円板磁石に挟まれてS極の磁性が集中した円板磁性体の外周面に向かわせることで、強化された放射状の磁力線が環状水路の内外周間を両方向に横切るものとなる。
従って、円板磁石及び円板磁性体を収容する磁石積層ケースと筒状部材による磁力線反射板との間において、環状水路を流れる水に対し強化された放射状の磁力線が両方向に横切って効率良く磁力線が作用することから、性能が向上する。
すなわち、板状磁性体がその両面の少なくとも4枚分の磁石に相当する強力な磁力線を外側に出したり戻すことができる。
本発明を適用した磁気式水処理装置は、図1及び図2に示すように、板状磁石の一例としての円板磁石1、板状磁性体の一例としての円板鋼板2・3、水路の一例としての環状水路4、非磁性体の一例としてのステンレス製筒状部材による磁力線反射板10及びケース11等により構成されている。
実施形態では、図1に示したように、円板磁石1のN極側に重ねた円板鋼板2が両端部に配置されていて、その間において、3枚積層の円板磁石1の対向するN極間に円板鋼板2が挟まれるとともに、3枚積層の円板磁石1の対向するS極間に円板鋼板3が挟まれている。
すなわち、積層された円板磁石1及び円板鋼板2・3は、その中心部に非磁性体の一例としてのステンレス製ボルト5を貫通してナット6を締め付けて、非磁性体の一例としてのステンレス製円筒部材による磁石積層ケース7に一体化固定されている。この磁石積層ケース7は、積層された円板磁石1及び円板鋼板2・3を収容する円筒部材の両端に球面状部71を一体して有するもので、同様に非磁性体の一例としてのステンレス製円筒部材による装置ケース11に収容されている。
装置ケース11には磁石積層ケース7がステンレス製の支持金具(支持部材)8により同心に取付支持されている。支持金具8は環状水路4の両端の周囲に部分的に設けられていて、この支持金具8には、図3に拡大して示したように、水流に回転と流速を与える部分(溝や突部)9が形成されている。
なお、装置ケース11の組立ては、全て電気溶接により行われて、円板磁石1による磁力線が外部に漏れないようになっている。
そして、環状水路4に流れる水流に対しては、環状水路4の内周側と外周側との間を両方向に、強化された放射状の磁力線が横切るため、磁気による水処理性能の向上を達成できる。
ここで、磁石は強力な磁場の飛ぶ範囲が狭く限られているため、実施形態において、磁力がより強力に作用する環状水路4を確保することで、その環状水路4を通過させることによって水質を変化させるようにしている。すなわち、環状水路4には、図1に矢印で示されるように、隣り合う円板磁石1の間でN極からS極に磁力線が向かうとともに、N極に磁化された円板鋼板2からS極に磁化された円板鋼板3に強力な磁力線が次々に向かって飛ぶ強力な磁場室となっている。
従って、3枚積層の円板磁石1の間及び両側計9枚の円板鋼板2・3と磁力線反射板10との間において、環状水路2を流れる水に対し強化された放射状の磁力線が両方向に横切って効率良く繰り返して磁力線が作用するため、磁気水処理性能が従来より格段に向上する。
そして、図示しない水の流れる管路から分流合流路14で分流して環状水路4において磁気処理された水は分流合流部14で合流して管路に戻される。
また、実施形態では、極性を揃えた板状磁石を3枚重ねとしたが、1枚や2枚重ねや4枚重ねなど枚数は任意である。実施形態において、磁石が3枚×8組の計24枚・鋼板(磁性体)が9枚であるが、磁石の積層の配列は装置の口径や大小によって異なるものであり、例えば磁石を3枚×10組の計30枚としたり5枚×8組の計40枚としても良い。
さらに、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
2・3 板状磁性体(円板磁性体、円板鋼板)
4 水路(環状水路)
5 ボルト
6 ナット
7 磁石積層ケース
8 支持部材(支持金具)
9 水流に回転を与える部分
10 磁力線反射板
11 非磁性体ケース
12 鉄板ケース
13 径変化部
14 分流合流部
15 フランジ継手
Claims (9)
- 一面側がN極で他面側がS極の板状磁石と、
N極を対向させた板状磁石間に重ねられた板状磁性体と、
S極を対向させた板状磁石間に重ねられた板状磁性体と、
これら板状磁性体及び板状磁石の外側に形成され、板状磁性体及び板状磁石を重ねた方向に水を流す水路と、
この水路の外側に配置され、前記N極を対向させた板状磁石間に重ねられた板状磁性体から外側に向かう磁力線を反射して、前記S極を対向させた板状磁石間に重ねられた板状磁性体に向かわせる非磁性体による磁力線反射板と、
前記板状磁石及び板状磁性体を収容する非磁性体による筒状部材の両端に球面状部を有する磁石積層ケースと、を備えることを特徴とする磁気式水処理装置。 - 一面側がN極で他面側がS極の板状磁石と、
極性を揃えて複数枚重ねた板状磁石のN極側に重ねられた板状磁性体と、
極性を揃えて複数枚重ねた板状磁石のS極側に重ねられた板状磁性体と、
これら板状磁性体及び板状磁石の外側に形成され、板状磁性体及び板状磁石を重ねた方向に水を流す水路と、
この水路の外側に配置され、前記複数枚重ねた板状磁石のN極側に重ねられた板状磁性体から外側に向かう磁力線を反射して、前記複数枚重ねた板状磁石のS極側に重ねられた板状磁性体に向かわせる非磁性体による磁力線反射板と、
前記板状磁石及び板状磁性体を収容する非磁性体による筒状部材の両端に球面状部を有する磁石積層ケースと、を備えることを特徴とする磁気式水処理装置。 - 前記板状磁石及び板状磁性体は円板であり、
前記水路は、前記磁石積層ケースの外周に形成された環状水路であって、
磁力線反射板は、前記環状水路の外周側に設けられた筒状部材であることを特徴とする請求項1または2に記載の磁気式水処理装置。 - 前記板状磁性体の間に前記板状磁石が極性を揃えて複数枚介設されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の磁気式水処理装置。
- 前記磁力線反射板の外側を覆う非磁性体による装置ケースを備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の磁気式水処理装置。
- 前記板状磁石及び板状磁性体を、その中央部に非磁性体によるボルトを貫通してナットを締め付けて固定したことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の磁気式水処理装置。
- 前記環状水路には分流部及び合流部が連続していることを特徴とする請求項3から6のいずれか一項に記載の磁気式水処理装置。
- 前記装置ケースの両端には、水の流れる管路に接続可能なフランジ継手が備えられていることを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の磁気式水処理装置。
- 前記装置ケース内に前記磁石積層ケースを支持する非磁性体による支持部材が備えられており、
この支持部材の少なくとも一部には、前記水路内に位置して水流に回転を与える部分が形成されていることを特徴とする請求項5から8のいずれか一項に記載の磁気式水処理装置。
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