JP4398498B2 - コード境界検出方法 - Google Patents
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コードの位置に対応して、コード内部の点から上、下、左、または右の方向に入力画像データを走査し、境界検出過程において上、下、左、または右のコード境界を検出することもできる。
実際のコードの判別においては、上記に説明した判定条件を複数個適宜組み合わせることによって、精度よく一次元コードや二次元コードが含まれる領域のみを検出することが可能となる。また特に白黒画素数、エッジ数、相関などは、それらのとり得る値の範囲が一次元コードと二次元コードとの間である程度異なってくる場合もあるが、本実施形態ではそれぞれの所定の範囲を一次元コードと二次元コードとの間で区別することなく処理を行うものとして説明する。これによってそれぞれの判別のための処理を分けたりする必要が無くなり、結果として簡単な処理シーケンスで高速にコード判別を行うことが可能となる。
最小値を超えており、かつ水平ライン間相関が所定の最小値を超えているか否かが判定される。この判定は、図5の左側で説明したように一次元コードが水平方向となっている条件であり、この条件が成立すると、ステップS38で垂直方向エッジ数が所定の最小値を超えており、かつ垂直ライン間相関が所定の最小値を超えているか否かが判定される。この条件は図5の右側にある一次元コードの回転状態に対応する。この条件が成立しない場合にはステップS41で一次元コードは水平方向と判定され、図6のステップS26の処理に移行する。
で二次元コード認識処理が行われ、ステップS55でデータ文字出力が行われて処理を終了する。第2の実施形態としての二次元コードの境界検出は、ステップS54の二次元コード認識処理の一部として実行される。
の線分の上で円の中心となる点を移動させて、その点を中心とするあらかじめ定められた直径の円周上の点に対応して第2の白連続長を検出する処理が繰り返される。その処理が二次元コードを含む画像の例えば左端の位置まで繰り返される。
セルを白セル、小さなセルを黒セルと判定する方法を用いることもできる。
〔非特許文献1〕 JIS X0510 2次元コードシンボル−QRコード−基本仕様
解説
図23において処理が開始されると、まずステップS71で閾値を更新する距離に対応する閾値エリアのカウンタが0に初期化され、現在の処理対象の点の座標nXPos、およびnYPosにコード内部の走査開始点、すなわち第1の実施形態において検出された二次元コード領域の内部の点の座標r−nx−ct、およびr−ny−ctが代入され、ステップS72で現在の点のX座標nXPosが、画像の左端の点のX座標nXEd(=0)以上であるか否かが判定される。なおここでは図20で説明したように開始点から左方向に画像を走査するものとして、処理のフローチャートを説明する。
、ステップS79でそのカウント値が第1の白連続長を表すnWRange未満であるか否かが判定され、未満であるときにはステップS80で第2の白連続長の検出が行われる。この処理については図25で詳細に説明するが、この処理に対して現在の点のX座標とY座標、および閾値の値が引き渡される。
該選択されたブロックが所定の条件を満たしているか否かを判定するブロック判別過程と、
該所定の条件を満たすブロック内に含まれるコードの種類を判定するコード判定過程とを備えることを特徴とするコード種類判別方法。
(付記3) 前記コード種類判別方法において、
コードの種類が一次元コードと判定された時、該一次元コードが90°回転した状態にあるか否かを判定する回転検出過程をさらに備えることを特徴とする付記2記載のコード種類判別方法。
入力画像データを走査し、白セルの連続長を検出する第1の白連続長検出過程と、
該第1の白連続長と交差する方向に入力画像データを走査し、該第1の白連続長と交点を持ち、かつ所定の長さを超える白セルの連続長を検出する第2の白連続長検出過程と、
該第1の白連続長と第2の白連続長との交点をコード境界位置として検出する境界検出過程とを備えることを特徴とするコード境界検出方法。
、
前記境界検出過程において、上、下、左、または右のコード境界を検出することを特徴とする付記8記載のコード境界検出方法。
前記白セルの連続長の検出において、該検出されたセル幅を基準として連続長を決定することを特徴とする付記8記載のコード境界検出方法。
あらかじめ特定されたコードの位置に対応して、コード内部の点から上、下、左、または右の方向に入力画像データを走査し、白セルの連続長、および/または黒セルの連続長の長さの頻度を示すヒストグラムを作成する過程と、
該ヒストグラム上で所定の値以上の頻度を持つ連続長の中で、最小の連続長の長さをセル幅として決定する過程とを備えることを特徴とする付記10記載のコード境界検出方法。
セルに対する階調値が該閾値以上であるセルを白セルとして検出することを特徴とする付記8記載のコード境界検出方法。
前記入力画像データの走査にあたって、ある一定距離の走査毎に前記閾値決定過程を繰り返し、
該繰り返しによって更新された閾値以上であるセルを白セルとして検出することを特徴とする付記12記載のコード境界検出方法。
ある一定範囲内のセルに対する階調値の頻度を示すヒストグラムを作成する過程と、
該ヒストグラムにおいて階調値の高い側である一定値以上の頻度を持つピークに対応する第1の階調値を求める過程と、
階調値の低い側である一定値以上の頻度を持つピークに対応する第2の階調値を求める過程と、
該第1の階調値と第2の階調値の平均値を閾値として決定する過程とを備えることを特徴とする付記12、または13記載のコード境界検出方法。
入力画像データを矩形ブロック単位で選択するステップと、
該選択されたブロックが所定の条件を満たしているか否かを判定するステップと、
該所定の条件を満たすブロック内に含まれるコードの種類を判定するステップとを計算機に実行させるプログラムを格納した計算機読出し可能可搬型記憶媒体。
コードの種類が一次元コードと判定された時、該一次元コードが90°回転した状態に
あるか否かを判定するステップを前記プログラムがさらに計算機に実行させることを特徴とする付記16記載の計算機読出し可能可搬型記憶媒体。
入力画像データを走査し、白セルの連続長を検出する第1の白連続長検出ステップと、
該第1の白連続長と交差する方向に入力画像データを走査し、該第1の白連続長と交点を持ち、かつ所定の長さを超える白セルの連続長を検出する第2の白連続長検出ステップと、
該第1の白連続長と第2の白連続長との交点をコード境界位置として検出する境界検出ステップとを計算機に実行させるプログラムを格納した計算機読出し可能可搬型記憶媒体。
2 ブロック判別過程
3 コード判定過程
4 結果出力過程
10 CPU
11 リードオンリーメモリ(ROM)
12 ランダムアクセスメモリ(RAM)
13 通信インタフェース
14 記憶装置
15 入出力装置
16 読み取り装置
17 バス
18 情報提供者
19 ネットワーク
20 可搬型記憶媒体
Claims (9)
- セル化されたデータが二次元状に配置された二次元コードの境界検出方法であって、
入力画像データを走査し、白セルの連続長を検出する第1の白連続長検出過程と、
該第1の白連続長と交差する方向に入力画像データを走査し、該第1の白連続長と交点を持ち、かつ所定の長さを超える白セルの連続長を検出すると、検出した白セルをさらに延ばし、延長された線分上の全ての点が全て白である場合には、前記検出した白セルの連続長を第2の白連続長として検出する第2の白連続長検出過程と、
該第1の白連続長と第2の白連続長との交点をコード境界位置として検出する境界検出過程とを備えることを特徴とするコード境界検出方法。 - 前記第1の白連続長検出過程において、あらかじめ特定されたコードの位置に対応してコード内部の点から上、下、左、または右の方向に入力画像データを走査し、
前記境界検出過程において、上、下、左、または右のコード境界を検出することを特徴とする請求項1記載のコード境界検出方法。 - 前記コード境界検出方法において、前記セルの幅を検出するセル幅検出過程をさらに備え、
前記白セルの連続長の検出において、該検出されたセル幅を基準として連続長を決定することを特徴とする請求項1記載のコード境界検出方法。 - 前記セル幅検出過程において、
あらかじめ特定されたコードの位置に対応して、コード内部の点から上、下、左、または右の方向に入力画像データを走査し、白セルの連続長、および/または黒セルの連続長の長さの頻度を示すヒストグラムを作成する過程と、
該ヒストグラム上で所定の値以上の頻度を持つ連続長の中で、最小の連続長の長さをセル幅として決定する過程とを備えることを特徴とする請求項3記載のコード境界検出方法。 - 前記コード境界検出方法において、前記白セルの連続長の検出において使用される閾値の決定過程をさらに備え、
セルに対する階調値が該閾値以上であるセルを白セルとして検出することを特徴とする請求項1記載のコード境界検出方法。 - 前記第1の白連続長検出過程において、
前記入力画像データの走査にあたって、ある一定距離の走査毎に前記閾値決定過程を繰り返し、
該繰り返しによって更新された閾値以上であるセルを白セルとして検出することを特徴とする請求項5記載のコード境界検出方法。 - 前記閾値決定過程において、
ある一定範囲内のセルに対する階調値の頻度を示すヒストグラムを作成する過程と、
該ヒストグラムにおいて階調値の高い側である一定値以上の頻度を持つピークに対応する第1の階調値を求める過程と、
階調値の低い側である一定値以上の頻度を持つピークに対応する第2の階調値を求める過程と、
該第1の階調値と第2の階調値の平均値を閾値として決定する過程とを備えることを特徴とする請求項5または6記載のコード境界検出方法。 - 前記白セルの連続長の検出において、注目セルと周囲のセルに対する階調値を比較し、階調値の差がある値以上である時、階調値の大きなセルを白セルとして検出することを特徴とする請求項1記載のコード境界検出方法。
- セル化されたデータが二次元状に配置された二次元コードの境界を検出する計算機によって使用される記憶媒体であって、
入力画像データを走査し、白セルの連続長を検出する第1の白連続長検出ステップと、
該第1の白連続長と交差する方向に入力画像データを走査し、該第1の白連続長と交点を持ち、かつ所定の長さを超える白セルの連続長を検出すると、検出した白セルをさらに延ばし、延長された線分上の全ての点が全て白である場合には、前記検出した白セルの連続長を第2の白連続長として検出する第2の白連続長検出ステップと、
該第1の白連続長と第2の白連続長との交点をコード境界位置として検出する境界検出ステップとを計算機に実行させるプログラムを格納した計算機読出し可能可搬型記憶媒体。
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