JP4398191B2 - Seismic isolation device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被支持体側と支持体側との間に設置する免震装置に関する。より詳しくは、被支持体側と支持体側との相対的な位置関係を常に所定の位置関係に復帰させる復帰機能を備えた免震装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の免震装置に関して、被支持体側又は支持体側の一方に所定の軸線回りにのみ回転可能な状態に転動体を設置するとともに、他方の被支持体側又は支持体側に転動体の案内部材を設置し、それらの案内部材の案内面を上下方向に変化させたり転動体の軸線を偏心させることにより、被支持体が支持体に対して相対的に移動する際には、転動体が案内部材上を転動して被支持体側を徐々に上昇するように構成し、この被支持体側の上方への変位によって復帰機能を付与したものが開示されている(特許文献1参照)。しかしながら、地震力は案内部材の方向とは関係なく作用するため、前記従来技術の場合には、転動体が案内部材から外れないように転動体あるいは案内部材にフランジ部等の脱輪防止手段を施す必要があった。また、フランジ部等の脱輪防止手段を施したとしても、案内部材の案内方向と異なる方向の急激な地震作用が加わった場合には、フランジの側面等と他方の部材とが急激に接触したり乗上げようとし、その抗力によって転動体の自由な転動が阻害されて、案内部材との相対的な移動が急激に停止されたり、スムーズな相対移動が害されるといった技術的問題があった。
【0003】
【特許文献1】
特公平6−74609号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のような従来技術の問題点を解決するために開発したものであり、従来のように転動手段あるいは案内部材に対してフランジ部等の脱輪防止手段を施すことなく、転動手段が案内部材の案内方向に沿って的確に誘導され、しかも前記案内方向と異なる方向の急激な地震作用に対しても円滑に対応して転動手段と案内部材とのスムーズな相対移動を害することのない免震装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1の発明では、互いに離間して配する内側縁部相互間の間隔を中央部より両外端部へ向けて徐々に小さくなるように形成した案内支持縁部を備えた案内レールと、該案内レールのそれぞれの案内支持縁部に対して内側から当接して転動する外側に向けて先細状に形成した円形断面からなる先細状転動部とを備え、前記先細状転動部が前記案内支持縁部に沿って中央部から外端部側へ転動する際に該先細状転動部自体に生じる高さ方向の変位により復帰機能を付与するという技術手段を採用した。以上のように、本発明では、案内レールに形成したそれぞれの案内支持縁部に対して外側に向けて先細状に形成したテーパ等の円形断面からなる先細状転動部を当接することにより被支持体側の重力を支持するように構成したので、両側の案内支持縁部によって転動部の進行方向と直交する方向の変位が制約されることから、その転動部を介して被支持体側の重力をより安定的に支持体側へ伝達することができる。しかも、従来のように脱輪防止用のフランジ部等がなくとも、両側の案内支持縁部自体によって、転動部は案内レールに沿って的確に誘導されることになる。さらに、案内レールの案内方向と異なった方向の急激な地震作用が加わった場合にも、案内支持縁部と先細状転動部との接触位置が案内方向と直交する方向に多少変位した後復帰することにより円滑かつ自在な対応が可能である。なお、各請求項の発明にいう先細状転動部とは、直線的なテーパ面や円錐面だけでなく、凸状あるいは凹状に湾曲した湾曲面であっても、要はその円形断面が先細状に変化するものであればよい。
【0006】
請求項2及び請求項3の発明では、前記先細状転動部に替えて、案内レールのそれぞれの案内支持縁部に対して傾斜した状態に当接して転動可能に設置された回転支持ローラを採用して、同様の復帰機能を付与するように構成した。また、請求項4及び請求項5の発明では、案内レールのそれぞれの案内支持縁部に当接して垂直軸線を中心に転動可能に構成され、その垂直軸線方向に先細状に形成した円形断面からなる先細状転動部を採用した。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に係る免震装置は、支持体側である地盤側と被支持体側である躯体側との間に設置して各種の建造物の免震装置として広く適用することが可能である。さらに、例えばコンピュータ室のように既存あるいは新設の建造物の一室の床部の下方に設置して、当該室内のハードウェア機器等を保護する場合や、既存あるいは新設の建造物の内部に設置する展示物支持用の構造物と床部との間に設置して、美術品等の当該展示物を保護する場合などにも広く適用することが可能である。前記案内支持縁部は、内側縁部から構成される場合であっても、外側縁部から構成される場合であっても、少なくとも一対揃えば本発明の基本的な案内機能を奏することができる。前記先細状転動部は、案内支持縁部と当接して被支持体側の重力を支持し得るものであれば、全体として1つの部材として構成されたものでもよいし、両側の案内支持縁部に対応して分離された形態に構成されたものでもよい。また、先細状転動部は、その先細状転動部が転動体の端部に部分的に形成される形態のものでもよいし、全体が先細状転動部からなる形態のものでもよい。さらに、両側の案内支持縁部に対応して先細状転動部を分離した状態に構成する場合には、それらの双方の先細状転動部どうしを軸体等を介して一体的に構成し、双方の転動部が一体的に転動するように構成してもよいし、それぞれの先細状転動部が個々に自在に転動し得るように別個独立した状態に構成してもよい。
【0008】
図1及び図2は本発明の基本的な動作原理を示した概略説明図である。図1は本発明の第1基本形態を示した斜視図であり、図2はその正面図である。図示のように、この第1基本形態は、互いに離間して配した案内レール1,2の対向した内側縁部を案内支持縁部3,4とし、それらの案内支持縁部3,4に対して転動体5に両側に形成した外側に向けて先細状に形成された本例では円錐状の先細状転動部6,7を当接して、その転動体5を介して被支持体を支持することにより、復帰機能を備えた免震装置を構成したものである。前記案内支持縁部3,4は、図1のようにそれら相互間の間隔が中央部より両外端部へ向けて徐々に小さくなるように形成され、図2に示したように転動体5が案内支持縁部3,4に沿って中央部から外端部側へ転動する際に転動体5自体に生じる高さ方向の変位により、元の中央部へ戻る復帰機能が付与されることになる。しかして、この第1基本形態を具体的に適用する場合には、支持体側又は被支持体側の一方に案内レール1,2を設置し、転動体5の適宜位置に形成した軸部を他方の支持体側又は被支持体側に対して回転自在に支持することにより、支持体側と被支持体との間に復帰機能を備えた免震装置が設置される。因みに、本例では案内レールを2つに分離したが、一体化して1つの案内レールに離間した2つの案内支持縁部を形成するようにしてもよいことはいうまでもない。さらに、案内レールの案内支持縁部3,4の相互間の間隔を中央部より両外端部へ向けて徐々に小さくするための具体的な形態としては、それらの案内支持縁部3,4を図示のように円弧状などの曲線的な形状に形成したり、中央部でV字状に接続したり接続部に丸みをもたせてU字状に接続した、直線的な形状を採用したりすることができる。
【0009】
図3は従来の形態を比較例として示した斜視図であり、図4はその正面図である。図示のように、この比較例の場合は、案内レール8に互いに離間して配した外側縁部を案内支持縁部9,10とし、それらの案内支持縁部9,10に対して転動体11の両側に形成した内側に向けて先細状に形成された本例ではテーパ状の先細状転動部12,13を外側から当接して、その転動体11を介して被支持体側を支持することにより、復帰機能を備えた免震装置を構成したものである。本形態の案内支持縁部9,10は、図3のようにそれら相互間の間隔が中央部より両外端部へ向けて徐々に大きくなるように形成され、図4に示したように転動体11が案内支持縁部9,10に沿って中央部から外端部側へ転動する際に転動体11自体に生じる高さ方向の変位により、元の中央部へ戻る復帰機能が付与されることになる。因みに、この従来の比較例の場合には、前記転動体11の進行方向が案内レール8の案内方向に一致するとき、つまり案内レール8の案内方向に対して転動体11の転動軸線が直交する状態のときは、外側縁部からなる左右の案内支持縁部9,10に当接するそれぞれの先細状転動部12,13は左右均等に進行することから問題はないが、前記転動体11の転動軸線が傾斜すると、その傾斜によって先に進む側の先細状転動部12又は13が案内支持縁部9又は10と当接する部分の転動径は拡大し(他方の先細状転動部13又は12では逆に転動径が縮小する)、進む距離も他方の先細状転動部13又は12に比べて大きくなるため、傾斜状態が益々増長され前記案内レール8によって案内される本来の軌道から外れ、場合によっては先行する先細状転動部12又は13が案内支持縁部9又は10へ乗上げて脱輪する危険もあった。これに対して、前述の本発明の第1基本形態の場合には、前記転動体5の転動軸線が傾斜すると、その傾斜によって先に進む側の先細状転動部6又は7が案内支持縁部3又は4と当接する部分の転動径は逆に縮小し、進む距離も他方の先細状転動部7又は6に比べて小さくなる結果、前記転動体5の転動軸線の傾斜が縮小し、前記案内レール1,2によって案内される軌道へ自動的に復帰する軌道復帰機能を奏することになる。
【0010】
図5は本発明の第2基本形態の要部を示した縦断面図である。この第2基本形態は、前記先細状転動部に替えて、図示のように、案内レール14に形成した外側縁部からなる案内支持縁部15,16に対して傾斜した状態で当接して転動可能に構成した回転支持ローラ17,18を採用し、その回転支持ローラ17,18が案内支持縁部15,16に沿って中央部から外端部側へ転動する際に該回転支持ローラ17,18を設置したローラ支持部19に生じる高さ方向の変位により、元の中央部へ戻る復帰機能を付与するように構成したものである。なお、本例における案内支持縁部15,16は、前記案内支持縁部9,10と同様に相互間の間隔が中央部より両外端部へ向けて徐々に大きくなるように形成される。さらに、外側縁部を採用した前記案内支持縁部15,16に替えて内側縁部を採用し、前記案内支持縁部3,4と同様に相互間の間隔が中央部より両外端部へ向けて徐々に小さくなるように形成して、回転支持ローラ17,18を内側から当接する形態も可能である。因みに、回転支持ローラ17,18は、円筒状の中空のものでも、丸棒状の中実のものでもよい。
【0011】
図6は前記第1基本形態の変形例を示した平面図であり、図7はその縦断面図である。図示のように、この変形例では、支持体側に設置される固定板25上に配設した2対の案内レール26,27と案内レール28,29に、相互間の間隔が中央部より両外端部へ向けて徐々に小さくなるように形成された内側縁部からなる2対の案内支持縁部30,31と案内支持縁部32,33を備え、それらの案内支持縁部30〜33に対して転動体34に形成したそれぞれ外側に向けて先細状に形成された2対の先細状転動部35,36と先細状転動部37,38を当接して、その転動体34を介して被支持体を支持することにより、復帰機能を備えた免震装置を構成したものである。すなわち、本変形例は前記第1基本形態を平行に2対配設したものであるが、このように前記各基本形態の設置数に関しては必要に応じて増加することが可能である。また、図7に示したように、先細状転動部の外面形状に関しても、円錐状やテーパ状のように直線的な外面形状だけでなく、凸状あるいは凹状の曲面からなる外面形状のものも採用が可能である。また、案内レール26〜29の案内支持縁部30〜33に対して平面やアール面からなる面取りを施すことも可能である。さらに、第3基本形態として、案内レールのそれぞれの案内支持縁部に対して当接して転動する転動部を、垂直軸線方向に先細状に形成した円形断面からなり、その垂直軸線を中心に転動する先細状転動部から構成した形態も可能である。
【0012】
【実施例】
次に、前記基本形態を被支持体側と支持体側との間に設置した本発明の実施例に関して説明する。図8は本発明の一実施例を下半部を断面して示した正面図であり、図9はそのA−A断面図である。図中、39は地盤等の支持体側、40は躯体等の被支持体側であり、これらの支持体側39と被支持体側40との間に本発明に係る免震装置が設置される。図示のように、本実施例では、支持体側39の所定位置に、固定板41を介して該固定板41上に設置された2対の案内レール42,43と案内レール44,45を固定した。これらの案内レール42,43と案内レール44,45は、図9に示したようにそれぞれ相互間の間隔が中央部より両外端部へ向けて徐々に小さくなるように形成した2対の案内支持縁部46,47と案内支持縁部48,49を備えており、それらの案内支持縁部46〜49に対して転動体50に形成した、それぞれ外側に向けて先細状に形成された2対の先細状転動部51,52と先細状転動部53,54が当接しながら転動することにより生じる高さ方向の変位によって、復帰機能が付与されるように構成した。さらに、本実施例では、転動体50の両端部を突出して軸部55,56を形成し、それらの軸部55,56に回転可能に連結した支持部材57,58を介して矩形枠状の中間支持枠体59を支持体側39に対して支持するようにした。そして、その中間支持枠体59の上部には、更に図9に示した支持部材60,61を介して図8に示したように前記転動体50と同様の構成からなる転動体62を前記転動体50と直交する方向に回転可能に支持し、その転動体62に形成した2対の先細状転動部が、被支持体側40の所定位置に固定された固定板63を介して前記案内レール42〜45と直交する方向に設置された同様の構成からなる案内レール64の2対の各案内支持縁部に当接するように構成している。
【0013】
しかして、本実施例では、以上のように転動体50と転動体62とを直交する方向に設置し、それぞれ直交する方向に支持体側39に設置された案内レール42〜45と被支持体側40に設置された案内レール64の各案内支持縁部に対して転動可能に当接させることにより、被支持体側40を支持体側39に対して支持するように構成したので、どの方向からの地震作用に対しても自在に対応することができる。また、本実施例では、矩形枠状の中間支持枠体59を採用したので、転動体50と転動体62とが干渉しない限り、更に接近させて全体の高さを低く設定することも可能である。
【0014】
図10は本発明の他の実施例の要部を断面して示した正面図であり、図11は上方の案内レールを省略して示した要部の平面図である。本実施例における上下の案内レールに関しては、前記実施例と同様の構成を採用していることから、同じ構成部分には同じ符号を付して前記説明を援用する。本実施例では、図示のように、溶接あるいは一体的に形成された十字状に直交した形状からなるローラ支持体86を備え、そのローラ支持体86の上下部に形成された2対の傾斜部87,88と傾斜部89,90にそれぞれ回転支持ローラ91〜94を回転可能に設置して、それらの回転支持ローラ91〜94を下方の案内レール68,69の案内支持縁部70,71及び上方の案内レール85の案内支持縁部に外側から当接して被支持体側66を支持体側65に対して支持するように構成することにより、復帰機能を付与したものである。
【0015】
図12は本発明の他の実施例の要部を示した正面図であり、図13はその平面図である。本実施例は、図8に示した前記実施例の変形例であり、上下の案内レールに関しては同様の構成を採用していることから、同じ構成部分には同じ符号を付して前記説明を援用する。本実施例においては、図13に示したように十字状に形成された十字状部材95と、その十字状部材95の各端部に形成された軸部96〜99に回転可能に装着された転動体100〜103を備え、図12に示したようにそれらの各転動体100〜103の両面に形成された先細状転動部104〜111を下方の案内レール42〜45の案内支持縁部46〜49及び上方の案内レール112〜115の案内支持縁部116〜119に内側から当接するように構成したものである。本実施例においても、案内レール42〜45の案内支持縁部46〜49及び案内レール112〜115の案内支持縁部116〜119のそれぞれ対応する相互間の間隔が中央部より両外端部へ向けて徐々に小さくなるように形成されているので、先細状転動部104〜111との当接関係から復帰機能を奏することになる。なお、十字状部材95に替えて他の形状の部材を採用することも可能である。
【0016】
図14は本発明の他の実施例を要部を断面して示した正面図であり、図15はそのC−C断面図である。本実施例では、図14に示したように2段からなる軸受部材137に高さを変えて十字状に直交するように回転支軸138,139を回転可能に貫通し、それらの回転支軸138,139の各端部に形成した雄ねじ部に転動体140〜143を螺着してロックナットにより固着した。そして、図15に示したように、転動体140〜143の外側面に形成した先細状転動部144〜147をそれぞれ下方の案内レール148,149の案内支持縁部150,151及び上方の案内レール152,153の案内支持縁部154,155に内側から当接するように構成したものである。しかして、本実施例の場合にも、案内レール148,149の案内支持縁部150,151の相互間及び上方の案内レール152,153の案内支持縁部154,155の相互間の間隔がそれぞれ中央部より両外端部へ向けて徐々に小さくなるように形成されているので、先細状転動部144〜147との当接関係から復帰機能を奏することになる。
【0017】
図16は本発明の他の実施例を示した正面図であり、図17はその平面図である。本実施例は、前記第3基本形態に関する実施例を示したもので、案内レールのそれぞれの案内支持縁部に当接して垂直軸線を中心に転動し、その垂直軸線方向に先細状に形成した円形断面からなる先細状転動部を備えた転動体を採用した場合を示したものである。本実施例においては、図示のように中間支持体179に対して上下に垂直に設置した2対の支軸180〜183に対して、それらの支軸180〜183の軸線方向に先細状に形成した円形断面からなる先細状転動部184〜187を回転自在に設けている。なお、この場合に、支軸180〜183を中間支持体179に対して回転可能に構成し、それらの支軸180〜183に対して先細状転動部184〜187を固着するように構成してもよい。本実施例においても、案内レール188,189の外側縁部からなる案内支持縁部190,191及び案内レール192,193の外側縁部からなる案内支持縁部194,195は、それぞれ対応する相互間の間隔が中央部より両外端部へ向けて徐々に大きくなるように形成されていることから、転動体としての先細状転動部184〜187との当接関係から復帰機能を奏することになる。なお、以上の実施例では先細状転動部184〜187が案内レール188,189の外側縁部からなる案内支持縁部190,191あるいは案内レール192,193の外側縁部からなる案内支持縁部194,195に対して外側から当接するように構成した場合に関して説明したが、案内レールの内側縁部からなる各案内支持縁部に対して先細状転動部を内側から当接させる形態も可能である。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、次の効果を得ることができる。
(1)先細状転動部や回転支持ローラからなる転動手段と両側の案内支持縁部との組合わせにより被支持体側の重力をより安定的に支持できるとともに、従来のようにフランジ等の脱輪防止手段を施すことなく、前記両側の案内支持縁部自体により前記転動手段を案内レールに沿って的確に誘導することができる。すなわち、両側の案内支持縁部が被支持体側のより安定的な重力支持機能と転動手段に対する的確な案内機能とを奏する。
(2)案内支持縁部による案内方向と異なった方向の急激な地震作用が加わった場合には、案内支持縁部と転動手段との接触位置が前記案内方向と直交する方向に多少変位し、その後復帰することにより円滑かつ自在な対応が可能である。
(3)特に、外側に向けて先細状に形成した前記先細状転動部を案内レールのそれぞれの案内支持縁部に対して内側から当接して転動する形態を採用すれば、段落0009にも説明したように前記案内支持縁部によって案内される本来の軌道へ自動的に復帰する軌道復帰機能を奏するので、より安定した免震作用が得られる。
(4)平坦な案内レールにより復帰機構を備えた免震装置が可能である。
(5)案内支持縁部を備えた案内レールの形状により復帰特性を自由に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1基本形態の動作原理を示した概略斜視図である。
【図2】 同第1基本形態の動作原理を示した概略正面図である。
【図3】 従来の形態を比較例として示した概略斜視図である。
【図4】 同比較例の動作原理を示した概略正面図である。
【図5】 他の基本形態の要部を示した縦断面図である。
【図6】 前記第1基本形態の変形例を示した平面図である。
【図7】 同変形例の縦断面図である。
【図8】 本発明の一実施例を下半部を断面して示した正面図である。
【図9】 同実施例のA−A断面図である。
【図10】 本発明の他の実施例の要部を断面して示した正面図である。
【図11】 同実施例を上方の案内レールを省略して示した平面図である。
【図12】 本発明の他の実施例の要部を示した正面図である。
【図13】 同実施例の平面図である。
【図14】 本発明の他の実施例を要部を断面して示した正面図である。
【図15】 同実施例のC−C断面図である。
【図16】 本発明の他の実施例を示した正面図である。
【図17】 同実施例の平面図である。
【符号の説明】
1,2…案内レール、3,4…案内支持縁部、5…転動体、6,7…先細状転動部、8…案内レール、9,10…案内支持縁部、11…転動体、12,13…先細状転動部、14…案内レール、15,16…案内支持縁部、17,18…回転支持ローラ、19…ローラ支持部、25…固定板、26〜29…案内レール、30〜33…案内支持縁部、34…転動体、35〜38…先細状転動部、39…支持体側、40…被支持体側、41…固定板、42〜45…案内レール、46〜49…案内支持縁部、50…転動体、51〜54…先細状転動部、55,56…軸部、57,58…支持部材、59…中間支持枠体、60,61…支持部材、62…転動体、63…固定板、64…案内レール、65…支持体側、66…被支持体側、68,69…案内レール、70,71…案内支持縁部、75,76…補助レール、84…固定板、85…案内レール、86…ローラ支持体、87〜90…傾斜部、91〜94…回転支持ローラ、95…十字状部材、96〜99…軸部、100〜103…転動体、104〜111…先細状転動部、112〜115…案内レール、116〜119…案内支持縁部、137…軸受部材、138,139…回転支軸、140〜143…転動体、144〜147…先細状転動部、148,149…案内レール、150,151…案内支持縁部、152,153…案内レール、154,155…案内支持縁部、179…中間支持体、180〜183…支軸、184〜187…先細状転動部、188,189…案内レール、190,191…案内支持縁部、192,193…案内レール、194,195…案内支持縁部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a seismic isolation device installed between a supported body side and a support body side. More specifically, the present invention relates to a seismic isolation device having a return function that always returns the relative positional relationship between the supported body side and the support body side to a predetermined positional relationship.
[0002]
[Prior art]
Regarding this type of seismic isolation device, a rolling element is installed on one side of the supported body side or the support body side so as to be rotatable only around a predetermined axis, and a guide member for the rolling body is provided on the other supported body side or the support body side. When the supported body moves relative to the support body by changing the guide surfaces of those guide members in the vertical direction or by decentering the axis of the rolling body, the rolling body is guided by the guide member. An apparatus is disclosed that is configured to roll upward to gradually raise the supported body side and to provide a return function by upward displacement of the supported body side (see Patent Document 1). However, since the seismic force acts regardless of the direction of the guide member, in the case of the above-described prior art, the rolling element or the guide member is provided with means for preventing the wheel from falling off so that the rolling element does not come off the guide member. It was necessary to apply. In addition, even if a derailment prevention means such as a flange portion is applied, if a sudden seismic action in a direction different from the guide direction of the guide member is applied, the side surface of the flange and the other member will contact rapidly. There was a technical problem that the free rolling of the rolling element was hindered by the drag, and the relative movement with the guide member was suddenly stopped or the smooth relative movement was harmed. .
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Examined Patent Publication No. 6-74609 [0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention was developed in order to solve the above-described problems of the prior art, and without applying rolling prevention means such as a flange portion to the rolling means or the guide member as in the prior art, The rolling means is accurately guided along the guide direction of the guide member, and smoothly moves relative to the sudden earthquake action in a direction different from the guide direction so that the rolling means and the guide member move smoothly. The purpose of this is to provide a seismic isolation device that does not cause damage.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, in the invention of
[0006]
According to a second and third aspect of the invention, instead of the tapered rolling part, a rotation support roller that is installed so as to be able to roll in contact with an inclined state with respect to each guide support edge of the guide rail. Was adopted to provide a similar return function. Further, in the inventions according to
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The seismic isolation device according to the present invention can be widely applied as a seismic isolation device for various buildings by being installed between the ground side which is the support side and the housing side which is the supported side. In addition, for example, when installed under the floor of a room in an existing or new building such as a computer room to protect hardware equipment in the room, or installed in an existing or new building The present invention can be widely applied to the case where it is installed between a structure for supporting an exhibit to be displayed and a floor portion to protect the exhibit such as a work of art. Whether the guide support edge portion is constituted by the inner edge portion or the outer edge portion, the basic guide function of the present invention can be achieved if at least one pair is aligned. . The tapered rolling portion may be configured as one member as a whole as long as it can support the gravity on the supported body side by abutting with the guide support edge, or the guide support edges on both sides. It may be configured to be separated according to the above. Further, the tapered rolling part may be formed such that the tapered rolling part is partially formed at the end of the rolling element, or may be formed entirely of a tapered rolling part. Further, when the tapered rolling parts are configured to be separated corresponding to the guide support edges on both sides, the both tapered rolling parts are integrally configured via a shaft body or the like. Both of the rolling parts may be configured to roll integrally, or may be configured to be independent and independent so that each tapered rolling part can roll freely. .
[0008]
1 and 2 are schematic explanatory views showing the basic operation principle of the present invention. FIG. 1 is a perspective view showing a first basic form of the present invention, and FIG. 2 is a front view thereof. As shown in the figure, in the first basic form, the opposed inner edges of the
[0009]
FIG. 3 is a perspective view showing a conventional form as a comparative example , and FIG. 4 is a front view thereof. As shown in the figure, in the case of this comparative example, the outer edge portions spaced apart from each other on the
[0010]
FIG. 5 is a longitudinal sectional view showing the main part of the second basic form of the present invention. In this second basic form, instead of the tapered rolling portion, as shown in the drawing, the second base configuration is in contact with the guide
[0011]
FIG. 6 is a plan view showing a modification of the first basic form, and FIG. 7 is a longitudinal sectional view thereof. As shown in the figure, in this modification, the distance between the two
[0012]
【Example】
Next, an embodiment of the present invention in which the basic form is installed between the support side and the support side will be described. Figure 8 is a front view of an embodiment shown in cross-section a lower half of the present invention, and FIG. 9 is a A-A cross-sectional view. In the figure, 39 is a support side such as the ground, and 40 is a supported side such as a frame, and the seismic isolation device according to the present invention is installed between the
[0013]
Thus, in this embodiment, the rolling
[0014]
Figure 1 0 is a front view of a main portion shown in cross-section of another embodiment of the present invention, FIG. 1 1 is a plan view of an essential portion shown by omitting the upper guide rail. For the upper and lower guide rails in this embodiment, since it is pre-configured in the same manner as you施例, the same components incorporated the description the same reference numerals. In this embodiment, as shown in the drawing, a
[0015]
1 2 is a front view showing a main part of another embodiment of the present invention, FIG. 1 3 is a plan view thereof. This embodiment is a modification of the embodiment shown in FIG. 8, since it is adopted the configuration of the same way with respect to the upper and lower guide rails, the same components are denoted by the same reference numerals the description Is used. In the present embodiment, the
[0016]
FIG. 14 is a front view showing a cross-section of the main part of another embodiment of the present invention, and FIG. 15 is a CC cross-sectional view thereof. In this embodiment, as shown in FIG. 14 , the bearing
[0017]
FIG. 16 is a front view showing another embodiment of the present invention, and FIG. 17 is a plan view thereof. This embodiment shows an embodiment related to the third basic form, and abuts on each guide support edge portion of the guide rail, rolls around the vertical axis, and is tapered in the vertical axis direction. The case where the rolling element provided with the taper-shaped rolling part which consists of a circular cross section was shown is shown . In the present embodiment, as shown in the figure, two pairs of
[0018]
【The invention's effect】
According to the present invention, the following effects can be obtained.
(1) it is possible to support the gravity of the support side more stably by a combination of a tapered rolling portion and the rotation support low la or Ranaru rolling means and both sides of the guide support edges, as in the conventional flange The rolling means can be accurately guided along the guide rails by the guide support edge portions on both sides without applying any other anti-derailing means. That is, the guide support edge portions on both sides perform a more stable gravity support function on the supported body side and an accurate guide function for the rolling means.
(2) When a sudden earthquake action in a direction different from the guide direction by the guide support edge is applied, the contact position between the guide support edge and the rolling means is slightly displaced in the direction perpendicular to the guide direction. Then, it is possible to respond smoothly and freely by returning thereafter.
(3) If the form which rolls in contact with the respective guide support edge portions of the guide rail from the inside, particularly the tapered rolling portion formed so as to taper outward is adopted, paragraph 0009 As described above, since the track returning function of automatically returning to the original track guided by the guide support edge is provided, a more stable seismic isolation function can be obtained.
( 4 ) A seismic isolation device equipped with a return mechanism by a flat guide rail is possible.
( 5 ) The return characteristic can be freely set by the shape of the guide rail provided with the guide support edge.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view showing an operation principle of a first basic form of the present invention.
FIG. 2 is a schematic front view showing the operation principle of the first basic form.
FIG. 3 is a schematic perspective view showing a conventional form as a comparative example .
FIG. 4 is a schematic front view showing an operation principle of the comparative example .
FIG. 5 is a longitudinal sectional view showing a main part of another basic form.
FIG. 6 is a plan view showing a modification of the first basic form.
FIG. 7 is a longitudinal sectional view of the modification.
FIG. 8 is a front view showing a cross section of the lower half of an embodiment of the present invention.
9 is an A-A sectional view of the actual施例.
FIG. 10 is a front view showing a cross section of a main part of another embodiment of the present invention.
11 is a plan view showing the same real施例omitted upper guide rail.
FIG. 12 is a front view showing a main part of another embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a plan view of the real施例.
FIG. 14 is a front view showing a cross-section of the main part of another embodiment of the present invention.
15 is a sectional view taken along line C-C of the actual施例.
FIG. 16 is a front view showing another embodiment of the present invention.
FIG. 17 is a plan view of the real施例.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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