JP4396092B2 - コンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム、コンピュータ援用ミーティングキャプチャ方法、及びコントロールプログラム - Google Patents

コンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム、コンピュータ援用ミーティングキャプチャ方法、及びコントロールプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ミーティング又はプレゼンテーション事象(イベント)のコンピュータ援用及びコンピュータ媒介による記録又はキャプチャに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のビデオ会議システムは、単一の固定焦点を有する単一のカメラを使用してミーティング又はプレゼンテーションをキャプチャする。これには、カメラや設備にかかるコストを低く抑えられるという利点があるが、静的なプレゼンテーションが退屈なものとして認識されるという欠点がある。キャプチャされたプレゼンテーションは、会議又はミーティングのスピーカ(発言者)やプレゼンテーションのアクティビティ(活動)の流れに追従しない。
【0003】
会議システムの業者はこれらのシステムに複数のカメラを付け加えることによってこれらの問題に取り組もうと試みた。複数のカメラシステムは複数のビュー(視界)を可能とするが、システムの操作に多大なる注意を払わなければならない。複数のビデオカメラ会議システムでは、複数のカメラから供給されるビデオの選択、ズームするカメラの選択、室内の他のアクティビティをフォーカスするためにカメラをいつ切換えるかの決定、及びどのアクティビティに切換えるかの正確な決定を専用のオペレータが行うことが要求される。
【0004】
従って、従来のマルチカメラシステムは、これらの機能を果たすために熟練したオペレータを必要とする。これによって、キャプチャされるミーティング又はプレゼンテーションの計画及び実行に更なるリソース(資源)上の制約が課せされることになる。例えば、オペレータのスケジュールが合わないときや病気のときには、ミーティングは再度予定を組みなおす必要があった。同様に、ミーティング又はプレゼンテーションの議題の秘密を守りたいときには、ミーティングは、オペレータをほぼお抱え状態で使用可能な範囲でスケジュールを立てる必要があるが、そのようなオペレータはなかなか見つからない。
【0005】
ビアンキ(Bianchi)及びマクホパドヒャイ(Mukhopadhyay)は、非特許文献1、及び非特許文献2に記載されているような実験的会議システムを開発した。しかしながら、これらのシステムは、一人のスピーカがプレゼンテーションを行うという限定された条件下でしか効果がなかった。
【0006】
他の従来技術も上述の課題を解決していない。
【0007】
【非特許文献1】
ビアンキ(Bianchi,M.)著、「自動オーディトリアム:オーディトリアムプレゼンテーションをテレバイズするための完全自動マルチカメラシステム(AutoAuditorium:a fully Automatic,Multi−Camera System to televise Auditorium Presentation)」DARPA/NIST共同のスマート空間技術ワークショップ(Joint.DARPA/NIST Smart Spaces Technology Workshop),ガイサーブルグ(Gaithersburg),メリーランド州(MD),1998年6月
【非特許文献2】
マクホパドヒャイ(Mukhopadhyay,S)等著、「講義の受動キャプチャと構造(Passive Capture and Structuring of Lectures)」ACMマルチメディア1989予稿集(Proc.ACM Multimedia 1989), 1999年, p.477−487
【非特許文献3】
ベルニエ(Bernier,O.),コロベルト(Collobert,M.),フェラウド(Feraud,R.),ルメール(Lemaire,V.),ビアレー(Viallet,J.E.),コロベルト(Collobert,D.)著 「MULTRAK:自動多人数位置決め及びリアルタイムでの追跡システム(A System for Automatic Multiperson Localization andTracing in Real−Time)」ICIP‘98予稿集,1998年,p.136−139
【非特許文献4】
チウ(Chiu,P.),カプスカール(Kapuskar,A.),ライトマイヤー(Reitmeier,S.),ウィルコックス(Wilcox,L)著「ノートルック(NoteLook):会議でのデジタルビデオ及びインクによるノート(Taking Notes in Meetings with Digital Video and Ink)」ACMマルチメディア‘99予稿集(Proc.ACM Multimedia‘99), 1999年, p.149−158
【非特許文献5】
クルツ(Cruz,G.),ヒル(Hill,R.)著「STREAMSによるマルチメディアイベントのキャプチャ及び利用(Capturingand Playing Mutimedia Events with STREAMS)」ACMマルチメディア‘94予稿集(Proc.ACM Multimedia‘94), 1994年, p.193−200
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従って、熟練していないミーティングの出席者でも複数のアクティブスピーカによるミーティング及びプレゼンテーションをキャプチャすることができる、コンピュータ援用ミーティングキャプチャのためのシステム及び方法は有用である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によるコンピュータ援用ミーティングキャプチャのための種々のシステム及び方法は、直覚的インターフェースと埋め込まれたシステムインテリジェンスを使用することによって熟練していない出席者によるミーティングのキャプチャを容易にする。
【0010】
本発明の第1の態様は、ミーティングキャプチャコントローラと、カメラと、検知されたアクティビティ情報を決定するセンサと、記憶されたオブジェクト位置情報と、記憶されたルール情報と、を有する、コンピュータ援用ミーティングキャプチャシステムであって、ミーティングキャプチャコントローラが検知されたアクティビティ情報、記憶されたオブジェクト位置情報、及び記憶されたルール情報に基づいて、提示されたカメラ及び提示されたカメラアングルの少なくとも一つをディスプレイする、コンピュータ援用ミーティングキャプチャシステムである。
【0011】
本発明の第2の態様は、ミーティングキャプチャコントローラが、検知されたアクティビティ情報を記録するために提示されたカメラ及び提示されたカメラアングルの少なくとも一つを自動的に選択する、本発明の第1の態様に記載のシステムである。
【0012】
本発明の第3の態様は、センサにより決定されたアクティビティ情報が、サウンド情報、動作情報、及び存在情報の少なくとも一つを有する、本発明の第1の態様に記載のシステムである。
【0013】
本発明の第4の態様は、サウンド情報が、マイクロフォンから得られる、本発明の第1の態様に記載のシステムである。
【0014】
本発明の第5の態様は、動作情報が、赤外受動検出器、マイクロ波検出器、光検出器、及び超音波検出器の少なくとも一つから得られる、本発明の第3の態様に記載のシステムである。
【0015】
本発明の第6の態様は、存在情報が、赤外受動検出器、マイクロ波検出器、光検出器、圧力検出器、及び超音波検出器の少なくとも一つから得られる、本発明の第3の態様に記載のシステムである。
【0016】
本発明の第7の態様は、記憶されたオブジェクト位置情報が、ジオ−ポジショニングシステム信号及びモバイルロケータサービス信号の少なくとも一つによって自動的に得られる、本発明の第1の態様に記載のシステムである。
【0017】
本発明の第8の態様は、コンピュータ援用ミーティングキャプチャ方法であって、センサからアクティビティ情報を決定するステップと、記憶されたオブジェクト位置情報と記憶されたルール情報に基づいて決定された検知されたアクティビティ情報に基づいて、提示されたカメラ及び提示されたカメラアングル選択の少なくとも一つをディスプレイするステップとを有する、コンピュータ援用ミーティングキャプチャ方法である。
【0018】
本発明の第9の態様は、提示されたカメラ及び提示されたカメラアングルが検知されたアクティビティ情報を記録するために選択される、本発明の第8の態様に記載の方法である。
【0019】
本発明の第10の態様は、センサからアクティビティ情報を決定するステップがサウンド情報、動作情報、及び存在情報の少なくとも一つを検知することからなる、本発明の第8の態様に記載の方法である。
【0020】
本発明の第11の態様は、センサからアクティビティ情報を決定するステップが、マイクロフォンからサウンド情報を検知することからなる、本発明の第8の態様に記載の方法である。
【0021】
本発明の第12の態様は、センサからアクティビティ情報を決定するステップが、赤外受動検出器、マイクロ波検出器、光検出器、及び超音波検出器の少なくとも一つから得られる動作情報を検知することからなる、本発明の第8の態様に記載の方法である。
【0022】
本発明の第13の態様は、センサからアクティビティ情報を決定するステップが、赤外受動検出器、マイクロ波検出器、光検出器、圧力検出器、及び超音波検出器の少なくとも一つから得られる存在情報を検知することからなる、本発明の第8の態様に記載の方法である。
【0023】
本発明の第14の態様は、記憶されたオブジェクト位置情報が、ジオ−ポジショニングシステム信号及びモバイルロケータサービス信号の少なくとも一つによって自動的に得られる、本発明の第8の態様に記載の方法である。
【0024】
本発明の第15の態様は、コンピュータ援用ミーティングキャプチャに使用可能なコントロールプログラムであって、該コントロールプログラムは符号化された搬送波により該コントロールプログラムを実施するデバイスへ転送され、前記コントロールプログラムは、センサからアクティビティ情報を決定する命令と、記憶されたオブジェクト位置情報と記憶されたルール情報に基づいて決定された検知されたアクティビティ情報に基づいて、提示されたカメラ及び提示されたカメラアングルの選択の少なくとも一つをディスプレイする命令と、を有する、コントロールプログラムである。
【0025】
本発明の第16の態様は、コンピュータ援用ミーティングキャプチャを実行するコンピュータをプログラムするために使用可能なコンピュータ読み取り可能プログラムコードであって、該プログラムコードはコンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶され、前記コンピュータ読み取り可能プログラムコードが、センサからアクティブティ情報を決定する命令と、記憶されたオブジェクト位置情報と記憶されたルール情報に基づいて決定された検知されたアクティビティ情報に基づいて、提示されたカメラ及び提示されたカメラアングル選択の少なくとも一つをディスプレイする命令と、を有する、コンピュータ読み取り可能プログラムコードである。
【0026】
本発明の第17の態様は、赤外受動検出器、マイクロ波検出器、光検出器、及び超音波検出器の少なくとも一つから得られる動作情報を検知するセンサから、アクティビティ情報を決定するステップと、記憶されたオブジェクト位置情報と記憶されたルール情報に基づいて決定された検知されたアクティビティ情報に基づいて、提示されたカメラ及び提示されたカメラアングル選択の少なくとも一つをディスプレイするステップと、を有するコンピュータ援用ミーティングキャプチャ方法である。
【0027】
本発明の第18の態様は、ミーティングキャプチャコントローラと、カメラと、検知されたアクティビティ情報を決定するセンサと、記憶されたオブジェクト位置情報と、記憶されたルール情報と、を有する、コンピュータ援用ミーティングキャプチャシステムであって、ミーティングキャプチャコントローラが、検知されたアクティビティ情報、記憶されたオブジェクト位置情報、及び記憶されたルール情報に基づいて、提示されたカメラ及び提示されたカメラアングル選択の少なくとも一つをディスプレイし、センサにより決定されたアクティビティ情報が、サウンド情報、動作情報、及び存在情報の少なくとも一つを有し、記憶されたオブジェクト位置情報がジオ−ポジショニングシステム信号及びモバイルロケータサービス信号の少なくとも一つによって自動的に得られる、コンピュータ援用ミーティングキャプチャシステムである。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明によるコンピュータ援用ミーティングキャプチャシステムの実施の形態を例示的に示す。図1に示されるように、コンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム1は、通信リンク5に接続された、ミーティングキャプチャコントローラ10とインテリジェントカメラコントローラ20を有する。インテリジェントカメラコントローラ20は、一つ又は複数のルームカメラ22、24及び26及びコンピュータディスプレイ28の様々な局面をコントロールする。コンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム1は、一つ又は複数のセンサ32、34及び36に接続されたソースアナライザコントローラ30も有する。ミーティングキャプチャコントローラ10、インテリジェントカメラコントローラ20、ソースアナライザコントローラ30、及び更なるセンサ35は、通信リンク5にそれぞれ接続されている。
【0029】
通信リンク5は、直接ケーブル接続、ワイドエリアネットワーク又はローカルエリアネットワークを介した接続、イントラネットを介した接続、インターネットを介した接続、任意の他の分散型処理ネットワーク又はシステムを介した接続を含む、ミーティングキャプチャコントローラ10、インテリジェントカメラコントローラ20、ソースアナライザコントローラ30、及び更なるセンサ35を接続するための任意の知られている又は後に開発されるデバイス又はシステムであってもよい。一般に、リンク5は、ミーティングキャプチャコントローラ10、インテリジェントカメラコントローラ20、及びソースアナライザコントローラ30を接続するために使用可能な、任意の知られている又は後に開発される接続システム又は構造であってもよい。
【0030】
ミーティングキャプチャコントローラ10は、図2に示されるように、コンピュータ援用ミーティングキャプチャシステムを用いて、直感的カメラコントロール及びビデオシステムスイッチを提供する。図2に示されるように、グラフィカルミーティングキャプチャコントローラ・ユーザインターフェース40は、一つ又は複数のルームカメラ22乃至26と他の画像ソースからの画像をディスプレイする。他の画像ソースは、コンピュータディスプレイ28、ビデオテープレコーダ/プレーヤー、衛星からの供給又は任意の知られているか又は後に開発されるタイプの画像ソースを含むが、これらに限定されない。グラフィカルミーティングキャプチャコントローラ・ユーザインターフェース40は、一つ又は複数のカメラ22乃至26の状態や会議室で発生する任意の事象をディスプレイし、ソースアナライザコントローラ30と更なるセンサ35から受け取った種々の通知、及び任意のシステムの通知もディスプレイする。
【0031】
インテリジェントカメラコントローラ20は、コンピュータ援用ミーティングキャプチャシステムからのハイレベルコマンドを解釈して、カメラをコントロールする。インテリジェントカメラコントローラ20は、カメラの自律的なコントロールのためにミーティングキャプチャコントローラ10からハイレベルコマンドを受け取る。例えば、ミーティングキャプチャコントローラ10は、ハイレベルコマンドを、選択されたオブジェクト又は人物を追跡することを要求するインテリジェントカメラコントローラ20へ、送ってもよい。インテリジェントカメラコントローラ20は、次に、選択された人物又はオブジェクトの焦点合わせ、適切な枠付け、中心位置合わせなどに必要なローレベルのカメラ調整コマンドを提供する。このようなコマンドは、オブジェクトを追跡するカメラのパン及びチルト角の調整と、人物又はオブジェクトの適切なアスペクト比を維持するズームコントロールと、を含む。人物又はオブジェクトの最初の選択は、グラフィカルミーティングキャプチャコントローラ・ユーザインターフェース40を介して行われてもよい。
【0032】
ソースアナライザコントローラ30は、会議室のレイアウトによって分散された一つ又は複数のインテリジェントルームセンサ32、34及び36から情報を受け取り、解析する。インテリジェントルームセンサ32乃至36は、通信リンク5を介して、ソースアナライザコントローラ30に接続される。インテリジェントルームセンサ32乃至36は、要求されるダウンストリームプロセッシングを低減させると共に通信リンク5への要求を低減するために生のセンサ情報を処理することもある。本発明の種々の他の実施の形態において、処理のためにセンサを中心位置へ移送してもよい。
【0033】
ソースアナライザコントローラ30は、候補となるアクティブティ事象情報を得るのに一つ又は複数のインテリジェントセンサ32乃至36からの情報を統合してもよい。インテリジェントセンサからの情報は、第2スピーカ(話し手)の声のサウンドなどの候補となる事象アクティビティの位置を決定するために使用されてもよい。候補となる事象アクティビティは、次に、第2スピーカをキャプチャすることが可能な適切なカメラの選択を容易にする直覚的フォーマットで、オペレータへ提供される。コンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム1の種々の実施の形態において、インテリジェントマイクロフォンなどのインテリジェントセンサは、候補事象アクティビティを立体的に位置付けるために使用され得る。同様に、インテリジェント画像センサは、二つの連続画像フレーム(コマ)を比較することによって物理的なモーション(動作)を決定し得る。
【0034】
ソースアナライザコントローラ30は、センサ32乃至36からの情報を統合して、ミーティングキャプチャコントローラ10のコンピュータ援用ミーティングキャプチャ40を眺めるオペレータへ、候補となるサウンド事象又は物理的モーション事象のディスプレイを提供する。一つの例示的な実施の形態においては、インテリジェントマイクロフォンセンサとインテリジェント画像キャプチャセンサが使用される。しかしながら、いかなるタイプのインテリジェントセンサでも本発明のシステムに使用可能であることが理解されよう。例えば、候補となるアクティビティ事象情報を検知するために使用可能な、座席占有センサ、フロア圧力センサ、超音波範囲ファインダ、又は任意の他の知られている又は後に開発されるセンサを、本発明の精神又は範囲を逸脱することなく、使用することができる。
【0035】
上述のように、図2は、本発明のグラフィカルミーティングキャプチャコントローラ・ユーザインターフェース40の例示的な実施の形態を示す。グラフィカルミーティングキャプチャコントローラ・ユーザインターフェース40は、三つのカメラと一つのコンピュータディスプレイ45からの画像情報をディスプレイする。グラフィカルミーティングキャプチャコントローラ・ユーザインターフェース40は、ルームレイアウト部41、一つ又は複数のカメラ選択ボタン42、ズーム情報入力フィールド43、及び画像をディスプレイするために使用可能なモニタ部44を含む。現在記録中のカメラ情報に関連付けられるアクティブ画像データディスプレイ46には人が感知できるインジケータが設けられている。人が感知できるインジケータは、オペレータへ、別のカメラ又は別のカメラアングルを選択すべきときにそれを示す情報を伝える。
【0036】
本発明のシステム及び方法の種々の例示的な実施の形態において、人が感知できるインジケータは、選択されたディスプレイを囲む着色されたボーダ46によって提供される。ミーティングキャプチャコントロールシステムは、選択されたミーティングの種類に基づいてユーザを誘導する。例えば、「講義方式の会議」の設定であれば、ヘッドショットなどのカメラ画像タイプに対する最大カメラ保持時間が示される。最小カメラ画像保持時間などのシステム全体のデフォルトが示されてもよい。「タウンミーティング」タイプの会議には異なる設定が適用される。「タウンミーティング」タイプの会議は、似通った最小保持時間パラメータを含むこともできるが、より長い最大保持時間パラメータを含むことによって、カメラオペレータが、他のカメラ画像データディスプレイが提示される前に、カメラをより長くスピーカに保持することができる。
【0037】
例えば、種々の例示的な実施の形態において、ミーティングキャプチャコントローラ10は、メモリに記憶された設定を、ある一定のタイプのミーティング事象に関する情報によって、符号化する。例えば、ある設定は、アクティブ画像データが30秒未満の間しか保持できないことを示すことがある。次に、カメラの切換えが行われるべきことをオペレータに知らせる。この設定は、1)電話会議、2)講義、3)法廷又は他の任意のミーティングなどのオプションから選択することによって、オペレータが、最初にプログラムをスタートするときにロードされてもよい。
【0038】
カメラ切換え又は焦点の変更に適した時間は、例えば、最大カメラ保持時間が近づくにつれて、ディスプレイを囲むボーダカラーを明るいグレーから赤みがかったグレーへ徐々に変化させることによって、直覚的にオペレータへ付与される。或いは、カメラ経験の豊富なオペレータは、画像データディスプレイスイッチよりもむしろ、経過時間を示すタイマーや残り時間を示すカウントダウンタイマーの形式で情報がディスプレイされるのを好むこともある。情報伝達に有用な人が感知できる任意の特徴が、提示される最大及び最小画像保持時間を含む本発明によるシステム及び方法に使用され得るが、これらに限定されないことを理解されたい。
【0039】
グラフィカルミーティングキャプチャコントローラ・ユーザインターフェース40のルームレイアウト部41は、直覚的且つ認知度の低いオーバーヘッドで位置情報をユーザへ伝えるために使用される。これによってシステムへの位置情報の入力が容易になる。ルームレイアウト部41は、部屋の表示をディスプレイする。ソースアナライザコントローラ30によってインテリジェントセンサ32乃至36から受け取られるアクティビティ事象情報は、新しいカメラの選択、又は現在選択されているカメラのパン、チルト角、又はズーム変更のいずれかによって、ルームレイアウト部41内のキャプチャされ得る候補となるアクティビティ事象を位置付けるために使用される。
【0040】
例えば、ルームレイアウト部41のある領域は、一つのカラー48で着色され、検出されたサウンドアクティビティを示してもよい。ルームレイアウト部41の他の領域は、第2のカラーで着色され、検出された物理的動作(図示せず)を示してもよい。ソースアナライザコントローラ30は次にオペレータにディスプレイされる、候補となるアクティビティ事象を選択することができる。候補となるアクティビティ事象は、次にルームレイアウト部41にディスプレイされ、これによって、オペレータが、次のカメラを選択することや現在選択されているカメラの焦点、パン、及びチルト角を変更することが容易になる。
【0041】
オペレータは、対象となる候補的アクティビティ事象がどこに位置するかによって、ルームレイアウト部41の周りに配置された一つ又は複数のボタン42を用いて、カメラを直接選択することができる。ボタン42と関連付けられたカメラは、カメラの視界を示すルームレイアウト部41に表示される。
【0042】
オペレータは、マウスや他の入力デバイスを用いて特定の事象をクリックすることによって又は触覚ディスプレイにタッチすることによって、候補となるアクティビティ事象を選択することができる。本発明によるシステム及び方法の種々の例示的な実施の形態において、ルームレイアウト部41は部屋の二次元空間を示す。ミーティングキャプチャコントローラ10は、会議室内部の識別されたオブジェクトについての位置情報及びタイプ情報を記憶する。識別されたオブジェクトの位置情報及びタイプ情報は、適切なパン、チルト角及び/又は、ズームパラメータ及び/又は選択すべき適切なカメラを決定するために使用され、識別された(位置)関係やルールに基づいて候補となるアクティビティ事象をキャプチャすることができる。例えば、ミーティングルーム内のテーブルや椅子についての位置、向き、及び高さの情報が、ミーティングキャプチャコントローラ10内に記憶される。センサ情報は、候補となるアクティビティ事象が、テーブルの手前近く又は椅子の近くで発生することを示す。シートセンサは、座席がふさがったことを示す。ミーティングキャプチャコントローラは、センサ情報に基づいたルールを適用して、着席されたヘッドショットが候補となるアクティビティ事象をキャプチャするために適切な高さであるとともにズームパラメータであると推測する。ルール情報が、ミーティングのキャプチャを円滑にするために有用な適切なカメラ選択、適切なマイクロフォン選択、適切な室内照明、又は任意の他のパラメータを推測するためにも使用できることは明らかである。テキスト入力などの更なる情報を提供する任意の技術が使用されてもよい。
【0043】
オペレータは、高さ及びズーム情報入力フィールド43を用いて、提示された高さ及びズーム情報をオーバーライドして、他の高さパラメータ及び/又はズームパラメータを選択するための決定をする。高さ及びズーム情報入力フィールド43は、ミーティングキャプチャコントローラ10によって決定された設定をオーバーライドするために使用され得るルームレイアウトについてのデフォルトパラメータと、関連付けられる。これらのフィールドは、プルダウンメニュー又は任意の他の知られている又は後に開発される方法を介してアクセスされ、ルームレイアウト表示へ、高さ情報を、提供することができる。オペレータは、メニュー内の「起立(standing)」又は「着席(seated)」などの所定のメニューアイテムの一つ、及びズームパラメータを選択することができる。ズームパラメータは、放送業界の人々にとって広く用いられている用語によって指定され、他の人々にも簡単に理解されるものである。このような用語の例としては、「頭部(head)」、「肩部(shoulder)」又は「胸部(chest)」等が挙げられ、それぞれ、人物の頭部、肩部又は胸部のショットをキャプチャすることと同時に人物の頭部、肩部又は胸部を意味する。これらの用語を使用する利点は、オペレータがズームパラメータを調整することを心配せずに、比較的簡単にズームパラメータを指定することができることである。「人物を追跡せよ(track a person)」などの他の情報はミーティングキャプチャコントローラ10へ送られてもよい。
【0044】
選択されたアクティビティ情報は、次に、選択されたカメラ22に必要とされるチルト角及びズームの量を計算するためにミーティングキャプチャコントローラ10によってインテリジェントカメラコントローラ20へ渡される。オペレータが、関心のある領域を、コントロール表示あるいは選択を示すルームレイアウト部41のある領域上のジェスチャ、すなわち、マウスあるいはスタイラスジェスチャ又はルームレイアウト部41上の関心のある領域を示す他の任意の方法によって示すと、xy座標平面内のアクティビティ位置がキャプチャされ、記憶されたルールに基づいて提示されるz座標情報と連結される。オペレータが、パラメータを高さ及びズーム情報入力フィールド43へ入力した場合、これらのパラメータがルールにより決定されたパラメータの代わりに使用される。この連結された情報は次にインテリジェントカメラコントローラ20へ転送される。連結されたxy及びz座標情報は、選択されたカメラを駆動し選択されたアクティブティ事象をカバーするために使用される。示されていない種々の他の実施の形態において、候補となるアクティビティ情報はまた、インテリジェントカメラコントローラ20によって維持されるルームレイアウトの知見に基づいてカメラを選択するために使用され、これにより、オペレータにかかる負担も軽減される。
【0045】
オペレータは、位置47を丸で囲むなどのコントロール表示又はジェスチャにより、ルームレイアウト部41上の関心のあるアクティビティ事象を示すことによって、アクティビティ事象を選択することができる。サイズ及び位置情報及びジェスチャの種類は、インテリジェントカメラコントローラ20によって解釈される。インテリジェントカメラコントローラ20は、選択されたカメラを駆動し、コントロール表示又はジェスチャによって指定されたエリアを撮影するためにローレベルコマンドを生成する。カメラコントロール及びカメラコントロールジェスチャについては、同時係願中の本明細書中に参照することによって組み込まれている1999年9月7日に出願された米国出願番号第09/391,141号にもその全体が記載されている。
【0046】
モニタ部44を用いることによって、オペレータは、各モニタビューに隣接するボタン49を用いて、モニタビューのための異なるカメラを選択することができる。モニタ部44は、選択されたカメラにインクリメンタルなコントロールを付与するために使用されてもよい。例えば、モニタ部44の選択されたモニタビュー46の右下コーナーをタッピングするなどのコントロール表示又はジェスチャをコントロール表示又はジェスチャの方向にカメラをインクリメンタルに動かすために使用してもよい。選択されたモニタビュー46上に直線を引くことによって、引かれた長さに応じて、カメラをコントロール表示又はジェスチャの方向にインクリメンタルに動かすこともできる。
【0047】
ミーティングキャプチャコントローラ・ユーザインターフェース40のルームレイアウト部41及びビデオモニタ部44は、カメラを向ける位置を直接指定する直覚的な方法を提供すると共に、完璧なカメラコントロールを提供するための統合システムにおいてインクリメンタルな命令を認知度の低いオーバーヘッドでカメラへ送る方法を提供する。
【0048】
図3は、画像がディスプレイされる期間を示すために動的に調整される人が感知可能な要素を示す。ウィンドウの境界は、色相カラーを、低保持時間の明るい色相から、最大保持時間に達成して次に超過すると、赤色に変化させる。
【0049】
図4は、カメラ座標変換システムを例示的に示す。上述のように、インテリジェントカメラコントローラ20は、ミーティングキャプチャコントローラ10からのハイレベルコマンドを解釈して、ローレベルコマンドを生成し、カメラを駆動させる。インテリジェントカメラコントローラ20は、ルームカメラを駆動するパラメータだけでなく、会議室又はミーティングルームの幾何学情報を保持する。カメラのパン及び/又はチルト角については、回転の中心(x0,y0,z0)は、幾何学的に画定され得る。カメラを所望される角度に方向付けるパラメータが分かっている場合は、カメラは、任意の方向へ駆動されてモーション範囲内の室内での任意のポイントをねらう(ここで、θはz軸を中心とした角度であり、(θ,φ)はx−y平面となす角度である)。ズーム可能カメラは、焦点長さfをコントロールするためのパラメータも必要とする。適切なパラメータを付与することによって、カメラは任意のビューアングル(視界角度)のピクチャをキャプチャすることできる。従って、パン/チルト/ズーム可能カメラは、一般に、三つの変数vp、vt、vzを必要とする。各変数は、パン、チルト、及びズームの量をそれぞれ指定する。これらの変数と実際のカメラパラメータ間の対応は、以下の三つの等式(1)〜(3)によって記述され得る。対応が線形であれば、等式(1)〜(3)は、等式(4)と書換えられる(式中、αp、αt、αf、βp、βt、及びβfは、カメラ依存定数である)。
【0050】
【数1】
Figure 0004396092
【0051】
ミーティングキャプチャコントローラ10からルームレイアウト部41へのコマンドは、xy位置、高さ、及び視界角度情報を含む。コマンドが、上述のように、コントロール表示又はジェスチャによって生成された場合、視界角度情報は、「頭部(head)」や「胸部(chest)」等の抽象的形式で付与される。ミーティングキャプチャコントローラ10は情報を結合して、通信リンク5を介してインテリジェントカメラコントローラへ転送する。インテリジェントカメラコントローラ20は、適切な所定の値dで抽象情報を置き換える。丸を描くジェスチャによるコマンドについては、ミーティングキャプチャコントローラ・ユーザインターフェース40のルームレイアウト部41に描かれた円のサイズがdとして使用される。ルームレイアウト部41又はモニタビュー44上のコントロール表示又はジェスチャは、プリセットされた高さの抽象値の一つをインテリジェントカメラコントローラ20へ転送する。このプリセットされた高さの値もインテリジェントカメラコントローラ20によって適切な所定値hに置き換えられる。オペレータが高さやズーム情報を入力しない場合は、アクティブルールの適用によって決定されたパラメータが高さ及びズーム情報を決定するために使用される。
【0052】
すべての抽象値を実数値と置き換えた後、インテリジェントカメラコントローラ20は、ねらうべき位置(x,y,z)と、カバーされたエリア(d)を有する。実数値とカメラパラメータ値に基づいて、インテリジェントカメラコントローラ20は、選択されたカメラを駆動して選択されたアクティビティ事象の画像をキャプチャするために必要とされる変数vp、vt、vzを求める。
【0053】
最初のステップでは、θ、φ、及びfは、ポイント(x0,y0,z0)及び(x,y,h)から等式(5)、(6)、及び(7)に基づいて求められる。第2のステップでは、変数vp、vt、vzを求めるために等式(1)、(2)、及び(3)の逆関数が使用される。
【数2】
Figure 0004396092
【0054】
ミーティングキャプチャコントローラ10によって付与される抽象値を置き換えるために使用されるプリセットされた値は、最初の見積もりのためだけに適している。インテリジェントカメラコントローラ20は、ミーティングキャプチャコントローラ10によって送られたオリジナルのハイレベルコマンドに合わせるために発行されたローレベルのカメラコマンドを自主的に調整する。例えば、キャプチャされた画像は、モーション、エッジ、カラー、又はこれらのパラメータの組み合わせなどの種々の特徴を用いて人物を検知するために処理されてもよい。人物が検知されない場合は、インテリジェントカメラコントローラ20は、カメラの位置を自律的に調整するのを止める。カメラの向きは、従って、検知された人物の実際の位置とハイレベルコマンドによって指定された人物の理想的な位置との間のギャップを取り除くように調整される。
【0055】
調整が行われると、カメラは人物を所望のサイズでキャプチャする。人物をキャプチャされた画像内に維持するためにカメラの方向を連続的に調整することによって、カメラはこの人物を自律的に追跡することができる。この追跡の特徴はミーティングキャプチャコントローラ10からのコマンドによってターンオン及びターンオフされ得る。
【0056】
一つ又は複数のインテリジェントセンサ32、34、及び36は、センサ信号情報のプリプロセッシング(前処理)を提供することもある。インテリジェントセンサ出力は、上述のように、ソーサアナライザコントローラ30によって解析される。ミーティングキャプチャコントローラ10は、統合されたセンサ情報を基づいて、ミーティングキャプチャコントローラ10内に記憶されたルール情報及び設定情報に基づくオペレータのカメラ選択とビデオ画像情報のオペレータのスイッチングを容易にする。設定情報は、ビデオ画像を保持する時間と、他のビデオ画像へのスイッチングを提示するタイミングを含む。このルール情報は、室内に現れるオブジェクトについての知見及びセンサ情報に基づいて、カメラ機能を提示するためのルールを含む。一つ又は複数のインテリジェントセンサ32、34、及び36からの出力は、グラフィカルミーティングキャプチャコントローラ・ユーザインターフェース40上に視覚的に存在し、これによって、ユーザは使用すべき適切なカメラを容易に決定して、アクティビティ事象をキャプチャすることができる。
【0057】
マイクロフォンの配列は、インテリジェントセンサの一つの例である。会議室内に設置された複数のマイクロフォンがスピーカを位置付けるために使用され得る。グラフィカルミーティングキャプチャコントローラ・ユーザインターフェース40は、着色されたブローブ(斑点)を識別されたアクティビティ事象に置くことによって、室内ビューにおける識別されたアクティビティ事象の位置情報を示す。ユーザは、ブローブをタップしてブローブの周りに円を描き、ルームカメラの一つを駆動して、スピーカ又はアクティビティ事象をキャプチャすることができる。
【0058】
室内の物理的なモーションのアクティビティは、広角カメラを用いて視覚的ににキャプチャされ得る。ミーティングキャプチャで広角カメラを使用することは、本明細書中に参照することによって組み込まれる1999年8月9日に出願された同時係願中の米国出願番号第09/370,406号にもその全体が詳細に記載されている。最も動作が集中する室内の位置は、カメラからひとコマ置きに差を取ることによって容易に決定され得る。検出されたモーション位置は、次に、グラフィカルミーティングキャプチャコントローラ・ユーザインターフェース40上に着色されたエリアをディスプレイすることによって事象候補として識別される。異なる色が、異なる度合のアクティビティ又は異なるタイプのアクティビティを示すために使用され得る。例えば、モーション事象アクティビティが第一のカラーでディスプレイされてもよいし、サウンド事象アクティビティが第2のカラーでディスプレイされてもよい。
【0059】
図5は、本発明によるミーティングを自動的にキャプチャする方法の例示的な実施の形態を概略的に示すフローチャートである。ステップ10に始まって、コントロールは、ステップ20へ進み、オペレータがシステムのシャットダウンを要求したかを判断する。シャットダウンは、メニューを選択して、コンロトールキーを組み合わせることによって、又はシステムをシャットダウンする他の知られている又は後に開発される技術を実行することによって、要求される。ステップ20において、オペレータがシステムのシャットダウンを選択したと判断されると、コントロールは、ステップ110へジャンプし、処理が終了する。
【0060】
ステップ20において、オペレータがシステムをシャットダウンステップすることを選択しなかったと判断された場合、コントロールはステップ30へ進み、カメラが選択される。カメラは、ミーティングルーム表示のカメラの位置に隣接するエリアを選択することによって選択され得る。コントロールは次にステップ40へ進む。
【0061】
ステップ40において、選択されたカメラのモニタビューに人が感知できるインジケータが付け加えられる。人が感知できるインジケータは、カメラ保持時間に関する予め記憶された情報に基づいてカラーを変更するモニタの周囲のウィンドウの境界を含んでもよい。或いは、カメラの保持時間は、ゆっくり大きくなるサウンド又は着実に大きくなるボーダのフラッシュ等の人が感知できる特徴によって示されてもよい。コントロールは次にステップ50へ進む。
【0062】
次に、ステップ50において、候補となるアクティビティ事象がディスプレイされる。候補となるアクティビティ事象は、ミーティングにおいて潜在的に関心がもたれる事象である。例えば、電話会議中、スピーカは、討議において意見表明を行うであろう。誰かが壁にかかったチャートを指し示すなどの画像アクティビティが意見に対する無言の応答を示す。この画像アクティビティは、ユーザインターフェース上に候補となるアクティビティを示すセンサによって、検知される。候補となるアクティビティ事象は、インテリジェントセンサ情報の処理に基づいて決定される。他の候補となるアクティビティ事象としては、インテリジェント立体マイクロフォンセンサを通して位置決めされるサウンドと、モーションを検知するインターフレーム画像解析によって検知される物理的モーションとを含むことができるが、これらに限定されない。アクティビティ事象は、ミーティングのレイアウト表示を組み込む直覚的なユーザインターフェースにディスプレイされる。ディスプレイは、モーションなどの第1のアクティビティを反映するために一つの色だけを使用することもできる。アイコンはサウンドなどの第2のタイプのアクティビティを表すために使用され得る。ユーザインターフェースは、オペレータの情報入力に対する接触感知スクリーンを含むことができる。コントロールは次にステップ60へ進む。
【0063】
ステップ60において、アクティビティ事象が選択される。オペレータは、接触感知スクリーン上にディスプレイされたアクティビティ事象にタッチすることによって或いはマウス又は他のユーザ入力デバイスでそれを選択することによってディスプレイされたアクティビティ事象を選択することができる。本発明の種々の実施の形態において、アクティビティ事象はプログラムコントロール下で選択されてもよい。次に、ステップ70において、ステップ60で選択されたアクティビティ事象に対して高さ及びズーム情報が指定される。オブジェクトの位置、オブジェクトのタイプ情報、及びオブジェクトを感知されたアクティビティ事象に関連付けるルールを用いることによって、高さ及びズーム情報が指定される。例えば、テーブル上の候補となるアクティビティ事象は、高さが少なくともテーブルの上面以上であることが分かっているので、フロアのショット又はスタンディングショット(立ち位置のショット)が必要とされることはありそうにない。オペレータは、提示された高さ及びズーム情報をオーバーライドして、ヘッドショット(頭部のショット)やフェイスショット(顔のショット)などのオペレータ指定のオーバーライドパラメータを使用することによってカメラがカバーすべきアクティビティ事象を示すこともできる。本発明の種々の他の実施の形態においては、高さ及びズーム情報はインテリジェントセンサをコンスタントにモニタすることによって動的に提供されてもよい。
【0064】
次に、ステップ80においては、高さ及びズーム情報が結合される。選択されたカメラのパン/チルト/及び/又はズーム操作を駆動するために必要とされる適切な値が求められ、カメラが起動され所望されるアクティビティ事象をキャプチャする。コントロールは次にステップ90へ進む。
【0065】
ステップ90においては、カメラ、カメラアングル及び/又はズームアングルが変更されているので、人が感知できるインジケータが更新される。画像がディスプレイされると、人が感知できるインジケータは、変化し、カメラの最小保持時間や更なる画像変更が望ましいと思われる時間等のミーティングコントロール情報をあまり周りに影響を与えない態様で提供する。コントロールは次にステップ100へ進む。
【0066】
ステップ100において、オペレータがカメラを変えたかどうかが判断される。オペレータがカメラを変えた場合、コントロールはジャンプしてステップ40へ戻り、処理が繰り返される。オペレータがカメラを変えてない場合、コントロールはジャンプしてステップ20へ戻り、ステップ20において、システムをシャットダウンすべきであることをオペレータが示すまで処理が続行される。オペレータがシステムをシャットダウンすべきであることを示した場合、コントロールはステップ110へ進み、処理が終了する。
【0067】
図6は、例示的な設定データ構造50を示す。設定データ構造50は、最小及び最大のカメラ保持時間、自動トラッキング設定、及びシステム設定情報を記憶する好適な記憶機構を提供する。オペレータはシステムが最初にスタートしたとき全ての設定を示すことができるので、例示的な設定データ構造50は、オペレータが、選択されたミーティングのタイプに基づいて、適切な保持時間及びトラッキングの設定を選択するのを可能にする。設定データ構造部60は、ミーティングのタイプを指定する。ミーティングのタイプは「タウンミーティング(Town Meeting)」、「電話会議ミーティング(Teleconference Meeting)」、又はミーティングのタイプを定義づける任意の名前であってもよい。設定データ構造部70は、オブジェクトタイプを指定する。オブジェクトタイプは、どのオブジェクトがセットされるかを識別し、さらに、最小及び最大のカメラ保持時間、自動トラッキング及びマイクロフォンの設定を含むことができるが、これらに限定されない。任意の制御可能なオブジェクトが指定され得る。設定データ構造部80は、設定データ構造部70によって示されるオブジェクトが初期化されるときに実行されるアクション(動作)を識別する。アクションは、カメラの自動トラッキング設定、及びカメラの最小及び最大の保持時間の指定を含むことができるが、これらに限定されない。
【0068】
図7は、ルール情報を記憶するための例示的なルールデータ構造90を示す。例示的な実施の形態において、会議室のオブジェクト情報及びオブジェクトタイプ情報をセンサ情報と関連付けるルールが符号化される。例えば、ルールデータ構造90での最初の入力は、アクティビティ事象ターゲット1の位置が「テーブルの手前(front of table)」と呼ばれるエリア又はゾーンの近傍にある場合は、ターゲット1の高さの設定は着席(SITTING)にセットされることを示す。ターゲット1の位置は、限定されないが、センサ情報、直接テキスト入力、及びマウス選択を含む任意の手段によって決定され得る。ルール起動の結果として、オペレータは、使用すべき適切な高さパラメータに対する提示を受け取り、事象をキャプチャする。
【0069】
同様に、第2の入力はターゲット1が「テーブルの手前(front of table)」のゾーンから離れて位置付けられる時にターゲット高さ情報は、正確に事象をキャプチャするため、起立(STANDING)に設定されることを示す。
【0070】
第3の入力は、数値15を用いてカメラ3を指定することによって高さ情報の選択を示す。ターゲット1が「演壇の手前(front of podium)」と呼ばれるゾーンの近くにあるためにカメラ3が選択される。
【0071】
第4の入力は、ターゲット1が「テーブルの手前(back of table)」として画定されるゾーンから離れて位置付けされる場合、ターゲット1がテーブルゾーンの手前から遠く離れており座っていそうもないので、ターゲット情報は起立(STANDING)に設定されることを指定する。
【0072】
上記に概略的に示された種々の実施の形態において、コンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム1は、プログラムされた汎用コンピュータを用いて実施され得る。しかしながら、本発明によるコンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム1は、専用コンピュータ、プログラムされたマイクロプロセッサ又はマイクロ・コントローラ、及び周辺集積回路素子、ASIC又は他の集積回路、ディジタル信号プロセッサ、離散素子回路などのハードワイヤード電子又はロジック回路、PLD、PLA、FPGA、又はPALなどのプログラム可能ロジックデバイス等で実施されてもよい。一般に、図5に示されたフローチャートを実施することを可能とする有限状態マシンを実施することが可能な任意のデバイスが、本発明のシステム及び方法を実施するために使用され得る。
【0073】
上記に概略的に示されたコンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム1の種々の例示的な実施の形態の回路、ソフトウェアルーチン又は要素は、適切にプログラミングされた汎用コンピュータの部分として実施され得る。或いは、上記に概略的に示されたコンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム1の種々の例示的な実施の形態の回路、ソフトウェアルーチン又は要素の各々は、ASIC内の物理的に別個のハードウェア回路として又はPLD、PLA、FPGA、又はPALを用いて、又は離散論理素子又は離散回路素子を用いて実施され得る。上記に概略的に示されたコンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム1の種々の例示的な実施の形態の回路、ソフトウェアルーチン又は要素の各々が取る特別な形態は、設計上の選択であり、当業者にとって明白であり予測可能なものである。
【0074】
さらに、上記に概略的に示されたコンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム1及び/又は種々の回路、ソフトウェアルーチン又は要素の種々の例示的な実施の形態は、それぞれ、プログラムされた汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサなどで実施されるソフトウェアルーチン、マネージャー、またはオブジェクトとして実施され得る。この場合、上記に概略的に示されたコンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム1及び/又は種々の回路、ソフトウェアルーチン又は素子の種々の例示的な実施の形態は、それぞれ、通信ネットワークに埋め込まれた一つ又は複数のルーチン、サーバ上にあるリソース、その他として、実施され得る。上記に概略的に示されたコンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム1及び/又は種々の回路、ソフトウェアルーチン又は素子の種々の例示的な実施の形態は、ウェブサーバやクライアントデバイスのハードウェア及びソフトウェアデバイス等のハードウェア及び/又はソフトウェアシステムに、コンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム1を物理的に組み込むことによって、実施されてもよい。
【0075】
図1に示されているように、メモリは、可変、揮発性又は不揮発性のメモリ、又は変更不能若しくは固定されたメモリを任意に適当に組み合わせたものを用いて実施され得る。可変メモリは、揮発性又は不揮発性のいずれでもよく、静的又は動的RAM、フロッピィ(商標)ディスク及びディスクドライブ、書込み可能又は書換え可能な光ディスク及びディクスドライブ、ハードドライブ、フラッシュメモリなどの任意の一つ以上を用いることによって実施され得る。同様に、変更不可能又は固定メモリは、ROM、PROM、EPROM、EEPROM、CD−ROM又はDVD−ROMディスクなどの光ROMディスク、及びディスクドライブなどの任意の一つ以上を用いて実施されていもよい。
【0076】
図1に示される通信リンク5は、通信デバイスをコンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム1に接続する、直接ケーブル接続、ワイドエリアネットワーク又はローカルエリアネットワークを介した接続、イントラネットを介した接続、インターネットを介した接続、又は任意の他の分散処理ネットワーク又はシステムを介した接続を含む、任意に知られている又は後に開発されるデバイス又はシステムであってもよい。概して、通信リンク5は、任意の知られている、又は後に、開発される接続システムであってもよい。
【0077】
また、通信リンク5は、ネットワークにワイヤード又はワイヤレスでリンクされ得ることを理解されたい。ネットワークは、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、イントラネット、インターネット、又は任意の他の知られている又は後に開発される分散処理及び記憶ネットワークであってもよい。
【0078】
本発明は、概略的に上述された例示的な実施の形態に関して説明されてきたが、当業者にとって多数の変形、改良及び変更が明白であることが明らかである。従って、本発明の例示的な実施の形態は、説明のみを目的としており、これらに限定されるものではない。本発明の精神及び範囲を逸脱することなく種々の変更が行われてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンピュータ援用ミーティングキャプチャシステムの例示的な実施の形態を示す図である。
【図2】本発明によるミーティングキャプチャコントローラユーザインターフェースの例示的な実施の形態を示す図である。
【図3】本発明によるストリームモニタのフレームカラー変換の例示的な実施の形態を示す図である。
【図4】本発明によるカメラ座標の例示的な実施の形態を示す図である。
【図5】本発明によるミーティングをキャプチャする方法の例示的な実施の形態を概略的に示すフローチャートである。
【図6】本発明による設定情報を記憶するために使用可能なデータ構造の例示的な実施の形態を示す図である。
【図7】本発明によるルール情報を記憶するために使用可能なデータ構造の例示的な実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
1:コンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム
5: 通信リンク
10: ミーティングキャプチャコントローラ
20: インテリジェントカメラコントローラ
22、24、26: ルームカメラ
28: コンピュータディスプレイ
30: ソースアナライザコントローラ
32、34、36: センサ

Claims (8)

  1. 複数のカメラと、
    ミーティングルーム内の事象の変化を検知するセンサと
    前記センサの検知した情報に基づきアクティビティ情報を決定する制御装置と
    記憶された、ミーティングルーム内の設備の位置を示すオブジェクト位置情報と、
    記憶された、前記アクティビティ情報と前記オブジェクト位置情報を関連付けカメラアングルを決定するためのルール情報と、
    前記ミーティングルーム内の設備を表示し、該設備の位置に対応して前記複数のカメラの位置と前記アクティビティ情報とを表示し、前記アクティビティ情報に基づいて対象とすべきアクティビティ事象の選択入力とカメラの選択入力とを受け付けるユーザインターフェースと、
    前記ルール情報を使用して前記選択されたアクティビティ事象を撮影するよう前記選択されたカメラのカメラアングルを決定するミーティングキャプチャコントローラと
    を有する、
    コンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム
  2. 前記センサは、ミーティングルームの出席者の音声を検知するマイクロフォンと、出席者の動きを検知する広角カメラとを含み、前記アクティビティ情報は、前記マイクロフォンにより検知されたサウンド事象と、前記広角カメラにより検知された物理的モーション事象とを含む、請求項1に記載のコンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム。
  3. 前記オブジェクト位置情報は、前記ミーティングルーム内の各設備の位置及び高さを含む、請求項1に記載のコンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム。
  4. 前記カメラの選択入力は、前記ユーザインターフェースに設けられたカメラの選択ボタンによりカメラの選択入力を受け付けること、及び前記ユーザインターフェースのミーティングルーム内のエリアの選択に基づき近隣のカメラが選択されることのうち少なくとも一つにより行われる、請求項1に記載のコンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム。
  5. 前記ユーザインターフェースは、更に、前記カメラアングルの選択入力を受け付け、該選択入力されたカメラアングルで前記ミーティングキャプチャコントローラにより決定されたカメラアングルを上書きする、請求項1に記載のコンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム。
  6. 更に、ミーティングのタイプと該タイプに応じたカメラの保持時間を記憶した設定データ構造を有し、
    前記ユーザインターフェースは、更に、複数のカメラに対応するモニタビューを表示し、前記選択されたカメラに対応するモニタビューを識別するインジケータを表示し、該インジケータは、前記設定データ構造に基づいて前記選択されたカメラ及びカメラアングルの少なくとも一つを変更する時を通知する、請求項1に記載のコンピュータ援用ミーティングキャプチャシステム。
  7. コンピュータ援用ミーティングキャプチャ方法であって、
    センサが、ミーティングルーム内の事象の変化を検知してアクティビティ情報を決定するステップと、
    ユーザインターフェースが、ミーティングルーム内の設備の位置を示すオブジェクト位置情報に基づいて前記設備を表示し、該設備の位置に対応して複数のカメラの位置と前記アクティビティ情報とを表示し、前記アクティビティ情報に基づいて対象とすべきアクティビティ事象の選択入力とカメラの選択入力とを受け付けるステップと、
    ミーティングキャプチャコントローラが、前記アクティビティ情報と前記オブジェクト位置情報を関連付けカメラアングルを決定するためのルール情報を使用して前記選択されたアクティビティ事象を撮影するよう前記選択されたカメラのカメラアングルを決定するステップと
    を有する、コンピュータ援用ミーティングキャプチャ方法。
  8. コンピュータ援用ミーティングキャプチャに使用可能なコントロールプログラムであって、該コントロールプログラムは符号化された搬送波により該コントロールプログラムを実施するデバイスへ転送され、前記コントロールプログラムは、
    センサが検知したミーティングルーム内の事象の変化からアクティティ情報を決定する命令と、
    ミーティングルーム内の設備の位置を示すオブジェクト位置情報に基づいて前記設備と、該設備の位置と対応して複数のカメラの位置及び前記アクティビティ情報とをディスプレイする命令と、
    前記ディスプレイされたアクティビティ情報に基づいて対象とすべきアクティビティ事象の選択入力とカメラの選択入力とを受け付ける命令と、
    前記アクティビティ情報と前記オブジェクト位置情報を関連付けカメラアングルを決定するためのルール情報を使用して前記選択されたアクティビティ事象を撮影するよう前記選択されたカメラのカメラアングルを決定する命令と、
    を有する、コントロールプログラム。
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