JP4391374B2 - テーブル装置、可変長符号化/復号装置、可変長符号化装置および可変長復号装置 - Google Patents
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Description
可変長符号化装置および可変長復号装置は、符号化と復号で回路構成が異なるため、符号化回路と復号回路をそれぞれ別個に設ける必要がある。また、可変長符号化データと、その符号長を記憶するテーブルをメモリに実装しているため、メモリのビット幅は最長の可変長符号化データに合わせる必要があり、短い符号長の可変長符号化データにおいては無駄なメモリ領域が生じる。さらに、テーブルメモリから可変長符号化データまたは可変長復号データを取り出すために、まずアドレス生成部あるいはプロセッサを用いてテーブルメモリアドレスを生成する必要があり、アドレス生成のためのサイクル数が必要となる。
また、この発明は、上記テーブル装置を用いた可変長符号化/復号装置、可変長符号化装置および可変長復号装置を得ること目的とする。
先ず、この発明に係るテーブル装置および可変長符号化/復号装置等の説明に登場する用語「コンフィグレーション」について述べる。コンフィグレーションとは、可変長符号化/復号方式ごとに対応したデータ変換内容をこの発明のテーブル装置が持つ各種レジスタ群に設定して可変長符号化テーブルあるいは可変長復号テーブルを形成することを言う。このコンフィグレーションを行う動作をコンフィグレーションモードとし、データ変換内容を含む信号をコンフィグレーションデータと呼ぶことにする。このコンフィグレーションデータは、符号化時と復号時に設定するものに分けられるが、両者に共通した用語で表すと、ビット選択値、比較対象値、出力値、分岐コード、接続情報、およびリーフもしくは分岐を示す判定ビットなどで構成されている。
入出力ポート1は、可変長符号化時には画像データを取り込み、かつ可変長符号化/復号装置4で符号化したビットストリームを出力し、一方、可変長復号時にはビットストリームを取り込み、かつ可変長符号化/復号装置4で復号した画像データを出力するためのポートである。CPU(Central Processing Unit)2は、各部の制御および動画像符号化/復号処理のうち可変長符号化/復号以外の処理を行う手段である。メモリ3は、CPU2が処理する命令領域およびコンフィグレーションデータ等を格納する領域を持つ。バスライン5は、入出力ポート1、CPU2、メモリ3および可変長符号化/復号装置4のデータ転送に使用する経路である。
テーブル装置11は複数の動的再構成可能なセル(以下、セルとする)PE0〜PE8、マルチプレクサ(以下、MUXとする)26、論理和回路35、制御部52を備えている。セルPE0〜PE8は、それぞれ接続用エレメント24と機能エレメント25を有している。マルチプレクサ26は、セルPE0〜PE8への入力データ31を選択する手段である。詳しくは、本可変長符号化/復号装置4がコンフィグレーションモード、符号化モード、復号モードのいずれに設定された場合に図1の制御レジスタ12から与えられる入力データ選択信号27に基づいて、テーブル装置11内のセルPE0〜PE8への入力データ31として、コンフィグレーションデータ30、ビットストリームデータ28および係数データ29の中から現在の処理モードに対応した信号の選択行う。
この発明に係るセルを構成している接続用エレメント24と機能エレメント25には、図2の制御部52で生成されるレジスタ選択信号53が共通して入力されるようになっている。
接続用エレメント24は、クロススイッチ37、接続情報レジスタ群38およびマルチプレクサ(以下、MUXとする)39を有している。接続情報レジスタ群38は、クロススイッチ37が接続先を決めるための複数のレジスタを持つ接続情報を保持する手段である。この保持された接続情報は、比較動作を指示する比較命令信号の接続先を自己の機能エレメント25にするか、隣接するセルにするか、またはその両方かをクロススイッチ38で振分けるための指示データである。また、接続情報レジスタ群38は、接続情報の他に、自己の機能エレメント25で行う比較の結果の一致信号がリーフ(最終値)か、分岐であるかを示す判定ビットとを保持している。
クロススイッチ37に関しての信号で、56Iは上方向からの入力信号(比較命令信号)、56Oは上方向への出力信号(比較命令信号)である。57Iは右方向からの入力信号、57Oは右方向への出力信号である。58Iは下方向からの入力信号、58Oは下方向への出力信号である。59Iは左方向からの入力信号、59Oは左方向への出力信号である。比較命令信号66は、隣接するセルからの入力信号56I、57I、58I、59Iによって与えられ、自己のセルの機能エレメント25おいて比較動作を行うことを指示する信号である。
ビット選択レジスタ群40は、コンフィグレーションモード時に書き込まれ、入力データ(復号時はビットストリームデータ、符号化時は係数データ)から抽出するビット位置、およびビット数の選択値(ただし、符号化時は固定長の係数)を保持する複数のレジスタを持つ手段である。MUX47は、レジスタ選択信号53に基づいてビット選択レジスタ群40のレジスタを選択し、その保持する比較すべきビット位置、およびビット数を出力するレジスタ選択手段である。セレクタ41は、ビット選択レジスタ群40で選択されたビット位置、およびビット数に従って入力データ(復号時はビットストリームデータ、符号化時は係数データ)31から対応するビット位置、およびビット数分のデータを比較データ63として選択する手段である。
先ず、可変長符号化/復号装置4は、電源投入直後などに外部から与えられる外部リセット信号23あるいは制御レジスタ12の設定によるソフトウェアリセット信号によりリセットされる。リセット後、アンパック部9、パック部10、テーブル装置11は初期状態となり、CPU2から起動指示があるまで状態を保持する。CPU2は起動後に初期化動作として、可変長符号化または可変長復号に対応するコンフィグレーションデータをレジスタ指定アドレス信号と共にテーブル装置11へ送信する。MUX26では、制御レジスタ12から与えられる入力データ選択信号27により、コンフィグレーションデータ30を、テーブル装置11を構成する各セルPE0〜PE8への入力データ31として選択する。各セルPE0〜PE8内において、レジスタ指定アドレス信号32がアドレスデコーダ45でデコードされ、そのデコード信号60により、各セルのレジスタ群38,40,42,44のそれぞれの中から書き込み対象となるレジスタが指定される。したがって、この指定された各レジスタに上記コンフィグレーションデータ30の対応するデータが書き込まれる。この動作により、テーブル装置11は可変長符号化テーブルあるいは可変長復号テーブルとして動作が可能な状態に設定されたことになる。
ここで、テーブル装置11としては、例えば本来の可変長符号化/復号テーブルの全体(図4では可変長復号テーブル)の4分の1程度を構成できる個数の動的再構成可能なセル(図3)を用いて構成しておく。そして、その可変長符号化/復号テーブルの全体は、後述するように、これらのセル内で使用するレジスタを動的に変更することによって実現する。ここで求められることは、レジスタの変更回数を少なくすることであり、そのため、コンフィグレーションデータの各セルの各レジスタへのマッピングを、予め算出された比較一致確率に基づいて行うようにする。具体的には、可変長符号化では、比較一致確率の高い係数には短いコードが割り当てられているが、その比較一致確率の高いコードを先に比較するようにマッピングする。
復号動作は、上述のコンフィグレーションデータをテーブル装置11のセルに書き込んだ後に行われる。図7において、まず、CPU2はバスI/F6を介してビットストリームメモリ7に1マクロブロック分のブロックデータ相当のビットストリームデータを書き込む(矢印D1)。書き込み後、制御レジスタ12の中の復号開始指示レジスタに復号開始信号を書き込み、入力データ選択信号27(図2)をMUX26(図2)に与えビットストリームデータを入力データ31(図2)として選択することで復号動作を起動する。アンパック部9は、ビットストリームメモリ7から1マクロブロック分のブロックデータ相当のビットストリームを、ある特定のビット数単位で読み込み(矢印D2)、CPU2あるいはテーブル装置11から示されるシフト値に従ってそのビットストリームデータをシフトし、テーブル装置11に対して常に有効なある特定のビット数分のビットストリームデータを出力する(矢印D3)。テーブル装置11では、入力されたこの特定のビット数分のビットストリームに従って可変長復号し、係数データを係数データメモリ8に出力する(矢印D4)と同時に、テーブルの使用回数をクリアしたら割り込み信号でCPU2に通知する。復号完了の割り込み信号を受けたCPU2は、バスI/F6を介して係数データメモリ8から復号結果を読み出す(矢印D5)。
図8において、まず、入力データ31として入力される特定のビット数分のビットストリームを'1100'とし、各セルPE0〜PE8で比較できる最大ビット数を2ビットとする。また、各セルでは図6で示したようにマッピングした比較対象値(2ビットの太数字)を保持しているものとする。
復号モードにあるとき、ビットストリームデータ28は、MUX26で入力データ選択信号27によって、入力データ31、すなわちビットストリームデータ'1100'として選択され、全てのセルPE0〜PE8に入力される。一方、制御部52は、制御レジスタ12(図7)の設定状態を見にいき、比較動作開始時に用いる各レジスタ群のレジスタの選択と比較動作を開始するセルを指定する初期コードを取り寄せ、この初期コードに基づいてルート信号33R0とレジスタ選択信号53を生成する。レジスタ選択信号53は、すべてのセルPE0〜PE8に対して入力され、各MUX39,47,48,49によりレジスタ群38,40,42,44の最初に使用するレジスタをそれぞれ選択する。セルPE0の上方向から入力されたルート信号33R0(図3の56Iに相当)は、セルPE0の接続用エレメントのクロススイッチ(図3の37)に与えられ、接続情報レジスタ群38(図3)から得られた接続情報に基づいて、最初に比較を行うセルとしてセルPE0,PE3,PE6を選択し、セルPE3,PE6に伝送される。
符号化動作は、コンフィグレーションモードにより符号化のためのコンフィグレーションデータをテーブル装置11のセルに書き込んで可変長符号化テーブルを形成した後に行われる。図9において、まず、CPU2は、バスI/F6を介して、1マクロブロック分のブロックデータ相当の符号化を対象とする係数データを係数データメモリ8に書き込み(矢印E1)、書き込み後、制御レジスタ12の中の符号化開始指示レジスタに符号化開始信号を書き込み、入力データ選択信号27(図2)をMUX26(図2)に与え係数データを入力データ31として選択することで符号化動作を起動する。テーブル装置11は、係数データメモリ8から係数データを、ある特定のビット数単位で読み込み(矢印E2)、入力されたこの特定のビット数分の係数データに従って可変長符号化し、符号化データをパック部10へ出力する(矢印E3)。パック部10は、変換されたビットストリームをCPUバスのデータ幅などのビット数単位でビットストリームメモリ7に格納し(矢印E4)、同時に、1マクロブロックの符号化が完了したことを割り込み信号でCPU2に通知する。符号化完了の割り込み信号を受けたCPU2は、バスI/F6を介してビットストリームメモリ7から符号化結果を読み出す(矢印E5)。
可変長符号化モードは、図2および図3において、セルに選択入力される係数データは固定ビット(例、23ビット)とするが、その他の処理行程は上記復号モードの説明と同様であるので、ここでは説明を省略する。
特に、各セルは、各レジスタ群のそれぞれが持つ複数のレジスタの中から使用するレジスタ1つを1クロックで選択し変更できる。また、現在使用している1つのセル集合体で比較できるビット数が、比較すべき最大ビット数を満足していなくても、複数のセルを再構成することで、最大ビット数の比較が可能となる。
なお、上記実施の形態1では、テーブル装置を、セルを複数個用いて構成しているが、入力データに対して比較処理するビット数を大きな値に設定することにより、1個のセルで構成することも可能である。その場合には、接続用エレメント24の構成、論理積ゲート46、マルチプレクサ50は不要となり、比較命令信号も不要となるため分岐コードの内容や制御部52の処理内容もレジスタの変更に関することに簡略化されることになる。
また、上記実施の形態1では、可変長符号化/復号装置として説明してきたが、テーブル装置11を用いて可変長符号化装置あるいは可変長復号装置として別々に構成することも可能である。
Claims (8)
- 符号化または復号する入力データと保持する比較対象値と比較することにより所望の出力値を得る複数のセルと、前記複数のセルの出力の論理和を得る論理和回路と、可変長符号化または復号の開始時および前記論理和回路の出力が求めるべき最終出力値でない場合に、前記複数のセルのそれぞれで使用するレジスタを選択するレジスタ選択信号と比較動作を開始するセルを指定する比較命令信号を生成する制御部とを備え、
各セルは、接続情報を保持する接続情報および自セルでの比較の一致がリーフもしくは分岐であることを示す判定ビットを保持する複数のレジスタを持つ接続情報レジスタ群と、前記接続情報レジスタ群の選択されたレジスタの接続情報に基づいて、入力された比較命令信号または比較結果の一致信号を、自セルで使用するか、他の隣接するセルへ転送するか、またはその両方かの処理を行うクロススイッチと、任意のビット位置とビット数の選択値を保持する複数のレジスタを持つビット選択レジスタ群と、前記ビット選択レジスタ群の選択されたレジスタのビット位置とビット数の選択値に従って前記入力データから対応するビット位置とビット数の比較データを選択するセレクタと、比較対象値を保持する複数のレジスタを持つ比較対象レジスタ群と、比較命令信号に基づいて、前記セレクタで選択された比較データと前記比較対象レジスタ群の選択されたレジスタの比較対象値とを比較し、両者が一致した際に一致信号を出力する比較器と、前記比較対象レジスタ群で保持する比較対象値に対応する符号化または復号に係る出力値および、これに代わる分岐コードを保持する複数のレジスタを持つ出力値レジスタ群と、前記比較器から出力される一致信号と前記接続情報レジスタ群の選択されたレジスタの判定ビットとに基づいてイネーブル信号を生成する論理積ゲートと、生成されたイネーブル信号に基づいて前記出力値レジスタ群の選択されたレジスタからの出力値または分岐コードを、またそれ以外の場合には0を当該セルの出力とするセル出力選択手段と、使用するレジスタを指定するレジスタ選択信号に基づいて前記各レジスタ群のそれぞれのレジスタを選択し、その保持するデータを出力するそれぞれのレジスタ選択手段とを有し、
前記制御部は、可変長符号化または復号の開始時に外部から設定される初期コードあるいは前記論理和回路の論理和出力としての分岐コードに基づいて、前記レジスタ選択信号を生成し各レジスタ選択手段に出力すると共に、比較動作を開始するセルを指定する比較命令信号を生成し対象とするセルのクロススイッチに出力することを特徴とするテーブル装置。 - 各セルは、接続情報レジスタ群の他に設けられ、自セルでの比較の一致がリーフか分岐であることを示す判定ビットを専用に保持する複数のレジスタを持つ判定ビットレジスタ群と、レジスタ選択信号に基づいて前記判定ビットレジスタ群のレジスタを選択し、その保持する判定ビットを出力するレジスタ選択手段を有し、接続情報レジスタ群では、接続情報のみを保持するようにしたことを特徴とする請求項1記載のテーブル装置。
- 複数のセルの配列とその対応する各レジスタ群のレジスタに保持されるデータが、入力データに対し、一致確率の高いコードから優先的に処理されるように設定されることを特徴とする請求項1または請求項2記載のテーブル装置。
- 符号化または復号する入力データと保持する比較対象値とを比較することにより所望の出力値を得るセルと、可変長符号化または復号の開始時および前記セルの出力が最終出力値でない場合に、前記セルが持つ複数のレジスタ群のそれぞれで使用するレジスタを選択するレジスタ選択信号を生成する制御部とを備え、
前記セルは、任意のビット位置とビット数の選択値を保持する複数のレジスタを持つビット選択レジスタ群と、前記ビット選択レジスタ群の選択されたレジスタのビット位置とビット数の選択値に従って前記入力データから対応するビット位置とビット数の比較データを選択するセレクタと、比較対象値を保持する複数のレジスタを持つ比較対象レジスタ群と、前記セレクタで選択された比較データと前記比較対象レジスタ群の選択されたレジスタの比較対象値とを比較し、両者が一致した際に一致信号を出力する比較器と、前記比較対象レジスタ群で保持する比較対象値に対応する符号化または復号に係る出力値および、これに代わる、次に使用するレジスタを変更するレジスタ選択値を保持する複数のレジスタを持つ出力値レジスタ群と、使用するレジスタを指定するレジスタ選択信号に基づいて前記各レジスタ群のそれぞれのレジスタを選択し、その保持するデータを出力するそれぞれのレジスタ選択手段とを有し、
前記制御部は、可変長符号化または復号の開始時に外部から設定されるレジスタ選択値あるいは前記出力値レジスタ群から出力されたレジスタ選択値に基づいて前記レジスタ選択信号を生成することを特徴とするテーブル装置。 - セルは、当該テーブル装置の入力データとして、ビット選択値、比較対象値、出力値、複数のセルの場合には接続情報、さらに複数セルの再構成を行う場合には分岐コードおよびリーフもしくは分岐の判定ビットを含む、符号化または復号に係るコンフィグレーションデータが入力された際に、同時に入力されるレジスタ指定アドレス信号に基づいて、各レジスタ群のそれぞれのレジスタに前記コンフィグレーションデータの対応する値を書き込むアドレスデコーダを有することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のテーブル装置。
- 入力される可変長符号化される係数データあるいは可変長復号された係数データを格納する係数データメモリと、入力される復号対象のビットストリームあるいは符号化結果のビットストリームを格納するビットストリームメモリと、符号化時に請求項5記載のテーブル装置の出力データとして得られた可変長コードのビットストリームを、ビット数単位のデータにパッキングして前記ビットストリームメモリに格納するパック部と、復号時に前記ビットストリームメモリからビット数単位で読み込んだ固定長のビットストリームを、前記テーブル装置による復号で消費したビット数分だけシフトして前記テーブル装置の入力データとして出力するアンパック部と、外部CPUからの指示により、前記テーブル装置の制御部で比較動作の開始時に用いる各レジスタ群のレジスタの選択や複数のセル構成の場合の比較動作を開始するセルを指定する初期コードを設定する制御レジスタと、可変長符号化または復号の開始前に、前記外部CPUから前記テーブル装置の各レジスタ群に書き込むコンフィグレーションデータおよび当該コンフィグレーションデータを書き込むレジスタを指定するレジスタ指定アドレス信号を伝送する伝送手段とを備えた可変長符号化/復号装置。
- 入力される可変長符号化される係数データを格納する係数データメモリと、符号化結果のビットストリームを格納するビットストリームメモリと、符号化時に請求項5記載のテーブル装置の出力データとして得られた可変長コードのビットストリームを、ビット数単位のデータにパッキングして前記ビットストリームメモリに格納するパック部と、外部CPUからの指示により、前記テーブル装置の制御部で比較動作の開始時に用いる各レジスタ群のレジスタの選択や複数のセル構成の場合の比較動作を開始するセルを指定する初期コードを設定する制御レジスタと、可変長符号化の開始前に、前記外部CPUから前記テーブル装置の各レジスタ群に書き込むコンフィグレーションデータおよび当該コンフィグレーションデータを書き込むレジスタを指定するレジスタ指定アドレス信号を伝送する伝送手段とを備えた可変長符号化装置。
- 入力される復号対象のビットストリームを格納するビットストリームメモリと、可変長復号された係数データを格納する係数データメモリと、復号時に前記ビットストリームメモリからビット数単位で読み込んだ固定長のビットストリームを、請求項5記載のテーブル装置による復号で消費したビット数分だけシフトして前記テーブル装置の入力データとして出力するアンパック部と、外部CPUからの指示により、前記テーブル装置の制御部で比較動作の開始時に用いる各レジスタ群のレジスタの選択や複数のセル構成の場合の比較動作を開始するセルを指定する初期コードを設定する制御レジスタと、可変長復号の開始前に、前記外部CPUから前記テーブル装置の各レジスタ群に書き込むコンフィグレーションデータおよび当該コンフィグレーションデータを書き込むレジスタを指定するレジスタ指定アドレス信号を伝送する伝送手段とを備えた可変長復号装置。
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