JP4390108B2 - 電源コンセント - Google Patents

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本発明は、トラッキングに至る前に発生する火花放電を検知してトラッキングの発生を防止する電源コンセントに関する。
従来、トラッキングを防止する機能を有する電源コンセントとして特許文献1に示すものがある。特許文献1は電源コンセント前面の受刃間に導電板を配置し、一端は表面から突出させ、もう一端はアース端子に接続させることで、トラッキングに至る前に発生する火花放電が発生した際にプラグの両刃間に流れる電流を導電板を介してアース端子に流し、漏電ブレーカに漏電電流として検知させて電路を遮断させている。
特開2001−35599号公報
従来の電源コンセントはトラッキングに至る前に発生する火花放電を検出するセンサである導電板が電源コンセント表面に露出しているため、導電性のものが接触した際に誤動作する虞があったし、プラグ利用者の手等が接触することも考えられ、好ましいものではなかった。そこで本出願人は特願2003−120546により、センサを電源コンセントのカバー表面に露出させずにカバー表面のプラグ挿入口間に形成した小さな透孔の内側にセンサを配置し、透孔から進入した微小な火花放電をセンサにより検出する電源コンセントを提案している。カバーに形成される透孔は水や埃が入らないようしたり、センサからの出力電流を小さくしてアンプ回路の負荷を軽減するために小さければ小さいほど良いが、従来の電源コンセントは透孔を電源コンセントのカバーに直接形成しているため、直径0.5mm程度が限界であり、また、成形性が悪く生産性が良くないという欠点があった。
本発明は、請求項1に記載の発明によれば、絶縁材料により形成したコンセントケースの前面に1対のプラグ挿入口を1個又は複数個形成し、プラグ挿入口の内側にプラグの栓刃を挟持する受刃を配設し、プラグ挿入口間に透孔を形成し、透孔の内側に栓刃間に発生する火花放電を検知するセンサを配設し、センサに火花放電が接触して電流が流れることでトラッキングを検出して成る電源コンセントにおいて、弾性を有する軟質樹脂材料又はゴム材料で透孔の形状より外形が僅かに大きいブッシングを形成し、ブッシングを貫通する検出孔を形成し、検出孔がコンセントケース表面とセンサとを連通させるようにブッシングを透孔に圧入して装着したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の電源コンセントにおいて、ブッシングの検出孔が多数形成されていることを特徴とする。
本発明は、請求項1に記載の発明によれば、絶縁材料により形成したコンセントケースの前面に1対のプラグ挿入口を1個又は複数個形成し、プラグ挿入口の内側にプラグの栓刃を挟持する受刃を配設し、プラグ挿入口間に透孔を形成し、透孔の内側に栓刃間に発生する火花放電を検知するセンサを配設し、センサに火花放電が接触して電流が流れることでトラッキングを検出して成る電源コンセントにおいて、弾性を有する軟質樹脂材料又はゴム材料で透孔の形状より外形が僅かに大きいブッシングを形成し、ブッシングを貫通する検出孔を形成し、検出孔がコンセントケース表面とセンサとを連通させるようにブッシングを透孔に圧入して装着したことにより、コンセントケースの成形性が良く、生産性が向上するとともに、検出孔の孔径を小さく形成することができ、而も検出孔の清掃が容易にできるという効果がある。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の電源コンセントにおいて、ブッシングの検出孔が多数形成されていることにより、火花放電の測定範囲を拡大することができるという効果がある。
電源コンセントはコンセントケースの前面のプラグ挿入口間に形成された透孔に、弾性を有する軟質樹脂材料又はゴム材料で透孔の形状より僅かに大きく形成するとともに中央に検出孔を形成して成るブッシングを検出孔がコンセントケース表面とセンサとを連通させるように圧入して装着する。プラグの栓刃間に発生する火花放電はブッシングの検出孔から進入して検出孔の内側に設けたセンサに接触することより検出される。
本発明に係る電源コンセントの実施例1を図1〜図3の添付図面に基づいて説明する。
電源コンセント1は、絶縁材料によりコンセントケース2が形成され、コンセントケース2の前面にプラグの栓刃(図示せず)を挿入するための1対のプラグ挿入口3,3が中央と下部の2箇所に形成され、プラグ挿入口3の内側にはプラグの栓刃を挟持する受刃4が配設され、また、夫々のプラグ挿入口3,3間の中間位置に透孔5が形成されている。
透孔5には、ブッシング6が取り付けられる。ブッシング6は弾性を有する軟質樹脂材料又はゴム材料により透孔5の形状より外形が僅かに大きく形成され、中央に検出孔7が貫通形成されて略円筒形に形成されている。このブッシング6は、検出孔7がコンセントケース2表面と後述するセンサ8とを連通させるように透孔5に圧入して装着されている。
コンセントケース2の内部には透孔5の内側にセンサ8が配設されている。センサ8は金属片等の導電部材により形成され、コンセントケース2の内部に配設されたプリント基板9のトラッキング検出回路に接続されている。
電源コンセント1のトラッキング検出動作を説明すると、受刃4,4に接続されたプラグの栓刃間に埃等が溜まり空気中の湿気を吸収することにより水分を介して栓刃間に微小な電流が流れ、その電荷を帯びた水分が気化して火花放電が発生する。そして、火花放電が検出孔7から進入してセンサ8に接触すると微小な電流が流れる。このセンサ8の出力電流からトラッキング検出回路はトラッキングを検出し、コンセントケース2に内蔵したブレーカ10を作動させて電路を遮断すると共に表示ランプ11によって表示を行うようになっている。
このように、電源コンセント1は透孔5に検出孔7を形成したブッシング6を取り付けることによって透孔5の孔径はそれほど小さくしなくても良いのでコンセントケース2の成形性が良く、生産性が向上する。また、ブッシング6を軟質樹脂材料又はゴム材料で形成し、圧入して装着することによってブッシングの外形が縮むので検出孔の孔径を0.1mm程度にすることができる。而も、検出孔が埃等で塞がってしまった場合でも検出孔の孔径より少し直径の大きい針等を用いて容易に清掃することができる。
尚、本実施例において、透孔が円形に形成され、ブッシングを略円筒形に形成したが、例えば、図4に示すように一方端を拡径した形状に形成したり、矩形状に形成したり、長孔形状であってもよく、コンセントケースの透孔及びブッシングの形状について限定はない。また、電源コンセントはプラグが2個接続できる2口電源コンセントであるが、1口電源コンセントでも良いし、複数個のプラグが接続できる延長タップ等でも良い。また、ブレーカを内蔵して電路を遮断するようになっているがトラッキング検出時の動作について限定はない。
本発明に係る電源コンセントの実施例2を図5の添付図面に基づいて説明する。尚、実施例1と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
本実施例では、ブッシング6の検出孔7が多数形成されている。これにより火花放電の測定範囲を拡大することができる。
本発明の実施例1に係る電源コンセントの正面図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明の実施例1に係るブッシングを示す斜視図である。 ブッシングの変形実施例を示す要部断面図である。 本発明の実施例2に係る電源コンセントの正面図である。
符号の説明
1 電源コンセント
2 コンセントケース
3 プラグ挿入口
4 受刃
5 透孔
6 ブッシング
7 検出孔
8 センサ
9 プリント基板
10 ブレーカ

Claims (2)

  1. 絶縁材料により形成したコンセントケースの前面に1対のプラグ挿入口を1個又は複数個形成し、該プラグ挿入口の内側にプラグの栓刃を挟持する受刃を配設し、前記プラグ挿入口間に透孔を形成し、該透孔の内側に前記栓刃間に発生する火花放電を検知するセンサを配設し、該センサに前記火花放電が接触して電流が流れることでトラッキングを検出して成る電源コンセントにおいて、弾性を有する軟質樹脂材料又はゴム材料で前記透孔の形状より外形が僅かに大きいブッシングを形成し、該ブッシングを貫通する検出孔を形成し、該検出孔が前記コンセントケース表面と前記センサとを連通させるように前記ブッシングを前記透孔に圧入して装着したことを特徴とする電源コンセント。
  2. 前記ブッシングの検出孔が多数形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電源コンセント。
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