JP4387253B2 - 微小光学部品、微小光学装置及び光ピックアップ装置 - Google Patents

微小光学部品、微小光学装置及び光ピックアップ装置 Download PDF

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Description

本発明は、微小光学部品、この微小光学部品を用いた微小光学装置及びこの微小光学部品又はこの微小光学装置を用いた光ピックアップ装置に関する。
近年、各種装置の小型軽量化が求められており、部品の小型化および高集積化が盛んに研究されている。特に、光通信モジュール、光ディスクの入出力装置である光ピックアップなど光関連装置の組立では、ミクロンオーダーの極めて小さな微小光学部品を接着する必要がある。このような微小光学部品を接着固定する際には、当該微小光学部品の表面のうち光学的に利用する領域(光学領域)を接着剤から保護する必要があり、そのために高度な実装技術が要求される。
つまり、微小光学部品の接着の際には、微少量の接着剤を制御性よく塗布し、余剰の接着剤が当該微小光学部品の表面に沿って光学領域に這い上がらないすることと、接着剤の表面張力で微小光学部品の位置がずれないようにすることとが必要である。特に接着剤が光学領域に這い上がることは、当該微小光学部品の光学機能を満足させるためには確実に防止しなければならない。
一般的には、光学部品を搭載する部材(以下、ベース部材と表現する)に固定する場合、ディスペンサ等の塗布装置で接着剤をベース部材上に滴下し、そこに光学部品を置いて固定する。しかし、ベース部材上に滴下する接着剤の量が多すぎると、接着剤が光学部品の表面に沿って這い上がることにより光学部品の光学領域まで達し、光学機能に影響を及ぼしてしまう。
特に、ベース部材に搭載する光学部品が微小光学部品である場合には、接着面積が非常に小さいため、ディスペンサ等の塗布装置では塗布量のコントロールは困難である。
このような問題を解決する方法として、接着剤をインクジェットでベース部材に塗布する方法や、接着剤を微小光学部品の接着面に塗布する方法が考えられる。つまり、前者は、インクジェットから吐出される接着剤の粒を小さくすれば接着剤の量をコントロールしやすくなることに注目した方法である。後者は、微小光学部品に接着剤を塗布してベース部材に接着すれば、常に接着剤の付着面積は微小光学部品の接着面の面積より大きくなることはなく、接着剤の量をコントロールしやすくなることに注目した方法である。
後者のような微小光学部品の接着面に接着剤を塗布する技術としては、特許文献1、2に開示された発明が知られている。
特許文献1に開示された発明を図28に基づいて説明する。ディスペンサ100の吐出ノズル101から接着剤102が押し出され、この接着剤102は、吸着ノズル103に吸着されている微小光学部品(チップ部品)104の接着面に塗布される。この技術は、1mm×0.5mm程度以上の微小光学部品104を固定する際に好適に利用することができる。
特許文献2に開示された発明を図29に基づいて説明する。転写治具110は先端側が円錐形をしており、この転写治具110の先端へ接着剤102を付着させ(図29(a))、コレット111等で保持した微小光学部品104の接着面を転写治具110の先端部に近付け(図29(b))、転写治具110の先端部に付着させた接着剤102を微小光学部品104の接着面に転写させる(図29(c))。転写治具110の先端部への接着剤102の塗布は、ディスペンサ等の塗布装置を用いて滴下させることにより行う。転写治具110の先端部に滴下された接着剤102は、必要量のみが先端部上に残り、過剰な接着剤102は転写治具110の先端側の円錐面にそって流れ落ちる。これにより、必要量のみの接着剤102を微小光学部品104の接着面に塗布することができる。
特開平7−147480号公報 特開2003−86930公報
しかし、特許文献1に開示された発明では、接着剤102の供給手段は従来の吐出ノズル101を使うディスペンサ100であり、その吐出量は吐出ノズル101の形状に依存するため極微量の吐出は困難である。ディスペンサ100には最小の吐出ノズル101として内径が0.13mmと小さいものもあるが、吐出ノズル101の外形寸法は0.3〜0.4mm程度である。そして、吐出ノズル101から吐出される接着剤102は吐出ノズル101の外形まで広がる傾向にあるため、取り扱える微小光学部品104の大きさには限界がある。
また、特許文献2に開示された発明では、微小光学部品104のサイズや形状に応じて転写治具を交換する必要があり、煩雑である。また、転写治具110の先端部に接着剤102を低下する際における転写治具110とディスペンサとの位置合わせ、コレット111等で保持した微小光学部品104の接着面と転写治具110の先端部との位置合わせ等を高精度に行わなければならず、高精度な位置合わせ機構が必要であって高価な装置となる。
本発明の目的は、微小光学部品を接着剤で接着する場合に、その接着領域に余剰の接着剤が存在してもその余剰の接着剤が微小光学部品に形成された光学領域に這い上がらないようにすることである。
請求項1記載の発明は、基体と、この基体の表面の一部に形成されて接着剤を用いてベース部材に接着固定される接着面と、前記基体の表面の前記接着面以外の少なくとも一面に形成された光学領域とを有する微小光学部品において、前記基体の表面の一部であって前記接着面と前記光学領域との間に位置付けられ、前記接着面を前記ベース部材に接着固定するために用いられた接着剤が前記基体の表面に沿って前記光学領域に這い上がることを規制する物理的に粗らされた領域である接着剤這い上がり規制領域を有することを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の微小光学部品において、前記物理的に粗らされた領域の中心線平均粗さ“Ra”が、0.1μm以上であることを特徴とする。
請求項記載の発明の微小光学装置は、基体と、この基体の表面の一部に形成されて接着剤を用いてベース部材に接着固定される接着面と、前記基体の表面の前記接着面以外の少なくとも一面に形成された光学領域とを有する微小光学部品と、前記ベース部材に接着固定された前記微小光学部品の周囲に位置付けられ、前記微小光学部品を前記ベース部材に接着固定するために用いられた接着剤であって前記基体の側面に沿って前記光学領域に向けて這い上がる接着剤を捕集する接着剤捕集体と、を有し、前記接着剤捕集体が前記ベース部材上に位置決め固定され、前記微小光学部品が前記接着剤捕集体に当接されている、ことを特徴とする
請求項記載の発明は、請求項記載の微小光学装置において、前記微小光学部品と前記接着剤捕集体との間に弾性部材が介装されていることを特徴とする
請求項記載の発明の微小光学装置は、基体と、この基体の一面に形成されて接着剤を用いてサブベース部材に接着固定される接着面と、前記基体の前記接着面以外の少なくとも一面に形成された光学領域とを有する微小光学部品と、前記サブベース部材に接着固定された前記微小光学部品の周囲に位置付けられ、前記微小光学部品を前記サブベース部材に接着固定するために用いられた接着剤であって前記基体の側面に沿って前記光学領域に向けて這い上がる接着剤を捕集する接着剤捕集体と、前記微小光学部品と前記接着剤捕集体とが取り付けられたサブベース部材と、を有することを特徴とする
請求項記載の発明の光ピックアップ装置は、光源と、前記光源から出射された光を光記録媒体の記録面に対して集光させるレンズに向けて反射させる請求項1または2記載の微小光学部品又は請求項3ないし5のいずれか一記載の微小光学装置と、を備えることを特徴とする
請求項1記載の発明の微小光学部品によれば、この微小光学部品を接着剤を用いてベース部材に接着固定したときに、その接着領域に余剰の接着剤が存在しても、その余剰の接着剤が基体の表面に沿って光学領域に這い上がることを接着剤這い上がり規制領域によって規制することができる。また、接着剤這い上がり規制領域は物理的に粗らされた領域であるので、微小光学部品を接着するために用いた接着剤が基体の表面に沿って光学領域に這い上がることを規制することができる。
請求項記載の発明の微小光学部品によれば、接着剤這い上がり規制領域である物理的に粗らされた領域の中心線平均粗さ“Ra”を0.1μm以上とすることにより、微小光学部品を接着するために用いた接着剤が基体の表面に沿って光学領域に這い上がることを規制することができる。
鏡面と判断されるのは“Ra”が0.1μm以下であり、粘性の低い液体が濡れ性が良いのは鏡面である。このため、鏡面に少しでも傷があると、そこで濡れ性の連続性が止まる。したがって、“Ra”を0.1μm以上とすることにより、接着剤の這い上がりを規制することができる。
請求項記載の発明の微小光学装置によれば、微小光学部品を接着するために用いた接着剤が基体の表面に沿って這い上がってきた場合に、這い上がった接着剤を接着剤捕集体によって捕集することができ、接着剤が光学領域まで這い上がることを規制することができる。また、微小光学部品を接着固定する際の位置決め部材として接着剤捕集体を利用することができ、微小光学部品の位置精度を向上させることができる。
請求項記載の発明の微小光学装置によれば、微小光学部品と接着剤捕集体との間が密着され、接着剤の這い上がりを規制する効果を高めることができる。
請求項記載の発明の微小光学装置によれば、微小光学部品と接着剤捕集体とがサブベース部材に取り付けられているので、微小光学装置をベース部材に取り付ける作業を容易に行うことができる。
請求項記載の発明の光ピックアップ装置によれば、微小光学部品の光学領域にこの微小光学部品を接着するために用いた接着剤が付着することを防止でき、光学領域での光の反射を高精度に行うことができ、光記録媒体に対する読取性能や書込性能を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図5に基づいて説明する。図1は微小光学部品であるマイクロミラーを示す斜視図、図2はその平面図、図3は図1におけるA−A線断面図、図4は光ピックアップ装置を示す平面図、図5はその側面図である。
マイクロミラー1は、0.25mm(横)×0.25mm(縦)×0.3mm(高さ)の直方体形状の基体2を有し、この基体2の表面の一面が接着面3とされ、この基体2の表面の接着面3以外の2面に光学領域4が形成されている。基体2の材料としては、BK7の光学ガラスが用いられている。また、このマイクロミラー1の形状は直方体に限られるものではなく、三角柱、三角錐、四角錐等の形状であってもよい。
接着面3は、接着剤5を用いてベース部材6に接着固定される面である。接着剤5としては、例えば、UV硬化樹脂型の接着剤が用いられている。
光学領域4は、反射率を上げるために反射膜が形成された鏡面である。反射膜は、金(Au)、銀(Ag)、アルミニウム(Al)等を用いて蒸着、スパッタリングで形成されている。又は、反射膜としては、誘電体多層膜を形成してもよい。
基体2における光学領域4が形成されている表面には、この表面の一部であって接着面3と光学領域4との間に位置付けられた接着剤這い上がり規制領域7が形成されている。この接着剤這い上がり規制領域7は、マイクロミラー1をベース部材6に接着固定するために用いられた接着剤5が基体2の表面に沿って光学領域4に這い上がることを規制する領域であり、基体2の表面を物理的に粗すことにより形成されている。基体2の表面を物理的に粗す方法としては、例えば、サンドブラスト法などを使用することができる。物理的に粗された接着剤這い上がり規制領域7の中心線平均粗さ“Ra”は0.1μmであることが好ましく、本実施の形態では0.5μmとしている。
このような構成において、このマイクロミラー1を接着剤5を用いてベース部材6に接着固定することにより、図3に示すような状態が得られる。
即ち、基体2の表面における光学領域4が形成されている面における光学領域4と接着面3との間には、接着剤這い上がり規制領域7が形成されているので、接着剤5が基体2の表面に沿って光学領域4に這い上がることが接着剤這い上がり規制領域7によって規制される。これにより、マイクロミラー1の接着固定に用いられた接着剤5の量が接着に必要な最小限の量より多い場合であっても、余剰の接着剤5が光学領域4に付着して光学機能に影響を及ぼすということを防止することができる。
一方、基体2の表面における光学領域4が形成されていない面では、接着剤這い上がり規制領域7も形成されていないため、余剰の接着剤5は基体2の表面を這い上がり、光学領域4が形成されている位置まで這い上がる。
図4及び図5は、上述したマイクロミラー1を用いた光ピックアップ装置8である。この光ピックアップ装置8は、マイクロミラー1、レーザ光を出射する光源である半導体レーザ9、10、半導体レーザ9、10から出射された後にマイクロミラー1で反射されたレーザ光を光記録媒体(図示せず)上に集光させるレンズ11、光記録媒体で反射されたレーザ光を受光する受光素子12、13、光記録媒体で反射されたレーザ光を受光素子12、13に向けて屈曲させるホログラム素子14等により構成されている。
光ピックアップ装置8にはベース部材6が設けられ、このベース部材6に凹部15が形成され、この凹部15内にマイクロミラー1が接着固定されている。
ベース部材6におけるマイクロミラー1を挟んだ両側には半導体レーザ9、10が対向して配置されている。これらの半導体レーザ9、10からは異なる波長のレーザ光が取捨され、例えば、半導体レーザ9からはDVD用の短い波長(635nm又は650nm)のレーザ光が出射され、半導体レーザ11からはCD用の長い波長(780nm)のレーザ光が出射される。
この光ピックアップ装置8では、接着剤這い上がり規制領域7を形成したマイクロミラー1を用いていることにより、マイクロミラー1の接着固定に用いた接着剤5がマイクロミラー1の光学領域4に這い上がることを規制できる。そして、這い上がった接着剤5が光学領域4に付着することを防止でき、光学領域4での光の反射を高精度に行うことができ、光記録媒体に対する読取性能や書込性能を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、微小光学部品としてマイクロミラー1を例に挙げて説明したが、光透過機能を有するプリズム等にも適用することができる。
また、本実施の形態では、接着剤這い上がり規制領域7をマイクロミラー1における光学領域4が形成されている面にのみ形成した場合を例に挙げて説明したが、光学領域4が形成されていない他の面に接着剤這い上がり規制領域7を形成してもよい。
また、本実施の形態の光ピックアップ装置8では、ベース部材6の凹部15にマイクロミラー1を接着固定した場合を例に挙げて説明したが、後述する第7ないし第9の実施の形態では、マイクロミラー1に代えて微小光学装置を接着固定することにより光ピックアップ装置が形成されるものである。
本発明の第2の実施の形態を図6ないし図8に基づいて説明する。なお、本実施の形態及び以下の実施の形態において、先行して説明した実施の形態と同じ部分は同じ符号で示し、説明も省略する。
本実施の形態の基本的構造は第1の実施の形態と同じであり、本実施の形態と第1の実施の形態との異なる点は、第1の実施の形態ではマイクロミラー1の基体2の表面の一部であって接着面3と光学領域4との間に、物理的に粗すことにより接着剤這い上がり規制領域7を形成しているのに対し、本実施の形態では、微小光学部品であるマイクロミラー1Aの基体2の表面の一部であって接着面3と光学領域4との間に、接着剤5をはじくように化学的処理された接着剤這い上がり規制領域7Aを形成している点である。基体2の表面に対する接着剤5をはじくようにする化学的処理としては、例えば、液体によるエッチングが挙げられる。基体2の材料がガラスであればエッチング液はフッ酸を使用でき、基体2の材料がシリコンであればエッチング液としてフッ硝酸を使用できる。基体2の表面をエッチング液で化学反応させ、反応性生物を基体2表面から運び去ることにより基体2の表面を粗すことができる。また、エッチングだけではなく、基体2の材料の表面張力を接着剤5の表面張力よりも小さくするような処理をしてもよい。
このような構成において、このマイクロミラー1Aを接着剤5を用いてベース部材6に接着固定することにより、図8に示すような状態が得られる。
即ち、基体2の表面における光学領域4が形成されている面における光学領域4と接着面3との間には、接着剤這い上がり規制領域7Aが形成されているので、接着剤5が基体2の表面に沿って光学領域4に這い上がることが接着剤這い上がり規制領域7Aによって規制される。これにより、マイクロミラー1Aの接着固定に用いられた接着剤5の量が接着に必要な最小限の量より多い場合であっても、余剰の接着剤5が光学領域4に付着して光学機能に影響を及ぼすということを防止することができる。
本発明の第3の実施の形態を図9ないし図11に基づいて説明する。
本実施の形態の基本的構造は第1の実施の形態と同じであり、本実施の形態と第1の実施の形態との異なる点は、第1の実施の形態ではマイクロミラー1の基体2の表面の一部であって接着面3と光学領域4との間に、物理的に粗すことにより接着剤這い上がり規制領域7を形成しているのに対し、本実施の形態では、微小光学部品であるマイクロミラー1Bの基体2の表面の一部であって接着面3と光学領域4との間に、接着剤5をはじく性質の膜を形成した接着剤這い上がり規制領域7Bを形成している点である。基体2の表面に形成する接着剤をはじく性質の膜の形成としては、例えば、ポリシリコンを成膜してもよく、又は、フッ素系の樹脂をスパッタ成膜や塗布により形成してもよい。
このような構成において、このマイクロミラー1Bを接着剤5を用いてベース部材6に接着固定することにより、図11に示すような状態が得られる。
即ち、基体2の表面における光学領域4が形成されている面における光学領域4と接着面3との間には、接着剤這い上がり規制領域7Bが形成されているので、接着剤5が基体2の表面に沿って光学領域4に這い上がることが接着剤這い上がり規制領域7Bによって規制される。これにより、マイクロミラー1Bの接着固定に用いられた接着剤5の量が接着に必要な最小限の量より多い場合であっても、余剰の接着剤5が光学領域4に付着して光学機能に影響を及ぼすということを防止することができる。
本発明の第4の実施の形態を図12ないし図14に基づいて説明する。
本実施の形態のマイクロミラー1Cは、基体2が、接着剤5をはじく性質の材料、例えば、結晶シリコン等で形成されている。そして、基体2における光学領域4が形成されている表面には、この表面の一部であって接着面3と光学領域4との間に位置付けられた接着剤這い上がり規制領域7Cが形成されている。この接着剤這い上がり規制領域7Cは、接着剤5をはじく性質を有する基材を露出したものであり、特別な処理が施されているものではない。なお、このマイクロミラー1Cでは、基体2の表面における光学領域4が形成されていない面の全体も、接着剤5の這い上がりを規制する接着剤這い上がり規制領域7Cとされている。
なお、基体2の接着面3はダイシングソーの粗い切断面とすることにより、接着剤5を用いたベース部材6への接着が可能とされている。
このような構成において、このマイクロミラー1Cを接着剤5を用いてベース部材6に接着固定することにより、図14に示すような状態が得られる。
即ち、基体2の表面における光学領域4が形成されている面における光学領域4と接着面3との間、及び、基体2の表面における光学領域4が形成されていない面の全体が、接着剤這い上がり規制領域7Cとされているので、接着剤5は基体2の表面の全域において接着剤5の這い上がりが規制される。これにより、マイクロミラー1Cの接着固定に用いられた接着剤5の量が接着に必要な最小限の量より多い場合であっても、余剰の接着剤5が光学領域4に付着して光学機能に影響を及ぼすということを防止することができる。
本発明の第5の実施の形態を図15ないし図17に基づいて説明する。
本実施の形態のマイクロミラー1Dは、0.25mm(横)×0.25mm(縦)×0.3mm(高さ)の直方体形状の基体2を有し、この基体2の表面の一面が接着面3とされ、この基体2の表面の接着面3以外の2面に光学領域4が形成されている。基体2の材料としては、BK7の光学ガラスが用いられている。
接着面3は、接着剤5を用いてベース部材6に接着固定される面である。接着剤5としては、例えば、UV硬化樹脂型の接着剤が用いられている。
光学領域4は、反射率を上げるために反射膜が形成された鏡面である。反射膜は、金(Au)を用いて蒸着、スパッタリングで形成されている。
基体2の表面の一部であって光学領域4が形成されている面には、接着面3と光学領域4との間に位置付けられた段差部16が形成されている。この段差部16は、光学領域4が形成された面がオーバーハング状態となるように後退して形成され、その上端部が接着面3と平行に形成されている。
このような構成において、このマイクロミラー1Dを接着剤5を用いてベース部材6に接着固定することにより、図17に示すような状態が得られる。
即ち、マイクロミラー1Dをベース部材6に接着するために用いた接着剤5のうちの余剰な接着剤5は、マイクロミラー1Dの表面であってベース部材6に接触している部分からマイクロミラー1Dの表面に這い上がる。しかし、光学領域4が形成されている面の下方から這い上がった接着剤5は、図17に示すように段差部16の上端部まで達するとそれ以上這い上がることが規制され、接着剤5が光学領域4まで這い上がることを規制することができる。これにより、マイクロミラー1Dの接着固定に用いられた接着剤5の量が接着に必要な最小限の量より多い場合であっても、余剰の接着剤5が光学領域4に付着して光学機能に影響を及ぼすということを防止することができる。
本発明の第6の実施の形態を図18ないし図20に基づいて説明する。
本実施の形態のマイクロミラー1Eは、0.25mm(横)×0.25mm(縦)×0.3mm(高さ)の直方体形状の基体2を有し、この基体2の表面の一面が接着面3とされ、この基体2の表面の接着面3以外の2面に光学領域4が形成されている。基体2の材料としては、BK7の光学ガラスが用いられている。
接着面3は、接着剤5を用いてベース部材6に接着固定される面である。接着剤5としては、例えば、UV硬化樹脂型の接着剤が用いられている。
光学領域4は、反射率を上げるために反射膜が形成された鏡面である。反射膜は、金(Au)を用いて蒸着、スパッタリングで形成されている。
基体2の表面の一部であって光学領域4が形成されている面には、接着面3と光学領域4との間に位置付けられた溝17が形成されている。この溝17は、接着面3と平行に延出する向きに形成されている。
このような構成において、このマイクロミラー1Eを接着剤5を用いてベース部材6に接着固定することにより、図20に示すような状態が得られる。
即ち、マイクロミラー1Eをベース部材6に接着するために用いた接着剤5のうちの余剰な接着剤5は、マイクロミラー1Eの表面であってベース部材6に接触している部分からマイクロミラー1Eの表面に這い上がる。しかし、光学領域4が形成されている面の下方から這い上がった接着剤5は、図20に示すように溝17に入り込み、溝17を越えて光学領域4まで這い上がることが規制される。これにより、マイクロミラー1Eの接着固定に用いられた接着剤5の量が接着に必要な最小限の量より多い場合であっても、余剰の接着剤5が光学領域4に付着して光学機能に影響を及ぼすということを防止することができる。
本発明の第7の実施の形態を図21ないし図23に基づいて説明する。
本実施の形態では、ベース部材6に接着固定された微小光学部品であるマイクロミラー1Fの光学領域4に接着剤5が這い上がることを規制する部材として接着剤捕集体20が用いられており、この接着剤捕集体20と微小光学部品であるマイクロミラー1Fとにより微小光学装置21が形成されている。
マイクロミラー1Fは、0.25mm(横)×0.25mm(縦)×0.3mm(高さ)の直方体形状の基体2を有し、この基体2の表面の一面が接着面3とされ、この基体2の表面の接着面3以外の2面に光学領域4が形成されている。基体2の材料としては、BK7の光学ガラスが用いられている。
接着面3は、接着剤5を用いてベース部材6に接着固定される面である。接着剤5としては、例えば、UV硬化樹脂型の接着剤が用いられている。
光学領域4は、反射率を上げるために反射膜が形成された鏡面である。反射膜は、金(Au)を用いて蒸着、スパッタリングで形成されている。
接着剤捕集体20は、マイクロミラー1Fをベース部材6に接着固定するために用いた接着剤5がマイクロミラー1Fの表面に沿って光学領域4に向けて這い上がる接着剤5を捕集する部材であり、ベース部材6上に接着固定されている。
接着剤捕集体20は、ベース部材6に接着固定される接着面22と、マイクロミラー1Fにおける光学領域4が形成された面における接着面3と光学領域4との間の部分に当接される当接面23とを有し、接着剤捕集体20の内周側には捕集した接着剤5を貯溜するための凹部24が形成されている。
ベース部材6上への接着剤捕集体20とマイクロミラー1Fとの接着固定は、先に接着剤捕集体20を接着固定し、固定された接着剤捕集体20にマイクロミラー1Fを当接させてマイクロミラー1Fを接着固定する。
このような構成において、この微小光学装置21(マイクロミラー1Fと接着剤捕集体20)をベース部材6に接着固定することにより、図20に示すような状態が得られる。
即ち、マイクロミラー1Fをベース部材6に接着するために用いた接着剤5のうちの余剰な接着剤5は、マイクロミラー1Fの表面であってベース部材6に接触している部分からマイクロミラー1Fの表面に這い上がる。しかし、光学領域4が形成されている面の下方から這い上がった接着剤5は、図23に示すように接着剤捕集体20の当接面23の位置まで上昇した後、接着剤捕集体20の凹部24内に貯溜される。これにより、マイクロミラー1Fの表面における光学領域4が形成された面を這い上がった接着剤5は、当接面23を越えてそれ以上光学領域4側に這い上がることが規制される。このため、マイクロミラー1Fの接着固定に用いられた接着剤5の量が接着に必要な最小限の量より多い場合であっても、余剰の接着剤5が光学領域4に付着して光学機能に影響を及ぼすということを防止することができる。
また、本実施の形態では、マイクロミラー1Fを接着固定する際の位置決め部材として接着剤捕集体20を利用することができるので、マイクロミラー1Fの位置精度を向上させることができる。
なお、マイクロミラー1Fと接着剤捕集体20との位置関係を、図24に示すように、接着剤捕集体20におけるマイクロミラー1Fの表面に対向する対向面25と、マイクロミラー1Fの表面との間に微小な隙間26を設けるように設定してもよい。この場合には、マイクロミラー1Fの表面を這い上がった接着剤5を、凹部24と隙間26とに捕集することができる。
また、図25に示すように、接着剤捕集体20におけるマイクロミラー1Fの表面に対向する面にゴムなどの弾性部材27を貼付け、この弾性部材27をマイクロミラー1Fの表面に当接させるようにしてもよい。マイクロミラー1Fと接着剤捕集体20との間に弾性部材27を介装することにより、マイクロミラー1Fの表面と接着剤捕集体20との間が密着され、接着剤5の這い上がりを規制する効果を高めることができる。
本発明の第8の実施の形態を図26に基づいて説明する。
本実施の形態の微小光学装置21Aは、マイクロミラー1Fと接着剤捕集体20とが予め固定されている。
したがって、マイクロミラー1Fと接着剤捕集体20とを固定して形成された微小光学装置21Aをベース部材6上に接着固定することができ、この微小光学装置21Aの外径寸法がマイクロミラー1F単独の場合に比べて大きくなるので、真空吸着以外のハンドリング方法を使用することができ、ベース部材6に接着固定する作業を容易に行うことができる。
本発明の第9の実施の形態を図27に基づいて説明する。
本実施の形態の微小光学装置21Bは、サブベース部材28にマイクロミラー1Fと接着剤捕集体20とを接着固定することにより形成されている。サブベース部材28とは、マイクロミラー1Fと接着剤捕集体20とを接着固定可能な表面積を有する部材であって、マイクロミラー1Fと接着剤捕集体20とをサブベース部材28に接着固定することにより形成された微小光学装置21Bは、ベース部材6に接着等の手段で固定される。
ここで、サブベース部材28へのマイクロミラー1Fと接着剤捕集体20とを接着固定は、第7の実施の形態で説明したように、最初に接着剤捕集体20を接着してこの接着剤捕集体20を位置決め部材として利用してマイクロミラー1Fを接着固定してもよい。又は、第8の実施の形態で説明したように、マイクロミラー1Fと接着剤捕集体20とが予め固定した後にサブベース部材28に接着固定してもよい。
このような構成において、微小光学装置21Bはマイクロミラー1Fと接着剤捕集体20とをサブベース部材28に取り付けることにより形成されているので、この微小光学装置21Bをベース部材6に取り付ける作業を容易に行うことができる。
本発明の第1の実施の形態のマイクロミラーを示す斜視図である。 その平面図である。 図1におけるA−A線断面図である。 光ピックアップ装置を示す平面図である。 その側面図である。 本発明の第2の実施の形態のマイクロミラーを示す斜視図である。 その平面図である。 図6におけるA−A線断面図である。 本発明の第3の実施の形態のマイクロミラーを示す斜視図である。 その平面図である。 図9におけるA−A線断面図である。 本発明の第4の実施の形態のマイクロミラーを示す斜視図である。 その平面図である。 図12におけるA−A線断面図である。 本発明の第5の実施の形態のマイクロミラーを示す斜視図である。 その平面図である。 図15におけるA−A線断面図である。 本発明の第6の実施の形態のマイクロミラーを示す斜視図である。 その平面図である。 図18におけるA−A線断面図である。 本発明の第7の実施の形態の微小光学装置を示す斜視図である。 その平面図である。 図21におけるA−A線断面図である。 第7の実施の形態の変形例を示す断面図である。 第7の実施の形態の他の変形例を示す断面図である。 本発明の第8の実施の形態の微小光学装置を示す斜視図である。 本発明の第9の実施の形態の微小光学装置を示す斜視図である。 従来例を示す斜視図である。 他の従来例を示す正面図である。
符号の説明
1A、1B、1C、1D、1E、1F 微小光学部品
2 基体
3 接着面
4 光学領域
5 接着剤
6 ベース部材
7、7A、7B、7C 接着剤這い上がり規制領域
8 光ピックアップ装置
9、10 光源
11 レンズ
16 段差部
17 溝
20 接着剤捕集体
21、21A、21B 微小光学装置
27 弾性部材
28 サブベース部材

Claims (6)

  1. 基体と、この基体の表面の一部に形成されて接着剤を用いてベース部材に接着固定される接着面と、前記基体の表面の前記接着面以外の少なくとも一面に形成された光学領域とを有する微小光学部品において、
    前記基体の表面の一部であって前記接着面と前記光学領域との間に位置付けられ、前記接着面を前記ベース部材に接着固定するために用いられた接着剤が前記基体の表面に沿って前記光学領域に這い上がることを規制する物理的に粗らされた領域である接着剤這い上がり規制領域を有することを特徴とする微小光学部品。
  2. 前記物理的に粗らされた領域の中心線平均粗さ“Ra”が、0.1μm以上である、
    ことを特徴とする請求項1記載の微小光学部品。
  3. 基体と、この基体の表面の一部に形成されて接着剤を用いてベース部材に接着固定される接着面と、前記基体の表面の前記接着面以外の少なくとも一面に形成された光学領域とを有する微小光学部品と、
    前記ベース部材に接着固定された前記微小光学部品の周囲に位置付けられ、前記微小光学部品を前記ベース部材に接着固定するために用いられた接着剤であって前記基体の側面に沿って前記光学領域に向けて這い上がる接着剤を捕集する接着剤捕集体と、
    を有し、
    前記接着剤捕集体が前記ベース部材上に位置決め固定され、前記微小光学部品が前記接着剤捕集体に当接されている、
    ことを特徴とする微小光学装置。
  4. 前記微小光学部品と前記接着剤捕集体との間に弾性部材が介装されている、
    ことを特徴とする請求項3記載の微小光学装置。
  5. 基体と、この基体の一面に形成されて接着剤を用いてサブベース部材に接着固定される接着面と、前記基体の前記接着面以外の少なくとも一面に形成された光学領域とを有する微小光学部品と、
    前記サブベース部材に接着固定された前記微小光学部品の周囲に位置付けられ、前記微小光学部品を前記サブベース部材に接着固定するために用いられた接着剤であって前記基体の側面に沿って前記光学領域に向けて這い上がる接着剤を捕集する接着剤捕集体と、
    前記微小光学部品と前記接着剤捕集体とが取り付けられたサブベース部材と、
    を有することを特徴とする微小光学装置。
  6. 光源と、
    前記光源から出射された光を光記録媒体の記録面に対して集光させるレンズに向けて反射させる請求項1または2記載の微小光学部品又は請求項3ないし5のいずれか一記載の微小光学装置と、
    を備えることを特徴とする光ピックアップ装置。
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