JP4387252B2 - 送受信フィルタ回路、送受信装置および通信システム - Google Patents

送受信フィルタ回路、送受信装置および通信システム Download PDF

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Description

本発明は、送受信フィルタ回路、送受信装置および通信システムに関するものである。例えば、同軸ケーブルを用いた高速通信システムに用いられる送受信フィルタ回路、送受信装置および通信システムに関するものである。
現在、家庭のテレビ用などの同軸ケーブルでは、UHF、VHF、BSなどの放送信号を伝送している。この同軸ケーブルのネットワークを端末間のネットワークとして用いる場合には、端末間の高速通信は、放送信号とは別の周波数帯域を用いて行うことになる。
図9は、端末間の通信に、この同軸ケーブルのネットワークを利用したシステムの、端末間の接続構成図を示している。図9は、2台の端末の接続されている部分のみを示しているものであり、実際には、さらに他の同軸ケーブルおよび分配器を介して、さらに多くの端末が接続される。
送受信装置70、71の2台の端末が、それぞれ、分配器72の出力端子74、75に、同軸ケーブル76、77によって接続されている。分配器72の部分に示している点線79が、送受信装置70−71間の高速通信システム信号の経路を示している。つまり、送受信装置70と送受信装置71は、分配器72を介して高速通信を行う。
一方、このネットワークには放送信号も流れている。分配器72の部分に示している太い実線が放送信号78の流れる経路を示している。放送信号78は、分配器72の入力端子73に流れ込み、出力端子74、75から、同軸ケーブル76、77を介して、送受信装置70、71へも流れ込む。
このように、放送信号78が流れる同軸ネットワークを端末間の高速通信に用いる場合には、高速通信システム信号のスプリアスが他の信号に歪みを与えず、また、他の信号のスプリアスにより高速通信システム信号が歪みを受けないようにする必要がある。したがって、フィルタの挿入が不可欠となる。
従来、送受信に同一周波数帯域を用い、送信と受信を時分割で切り替える場合には、送受信には同一のフィルタを共用していた(例えば、特許文献1参照)。
以下、従来の送受信フィルタ回路について図10および図11を用いて説明する。
図10は、一般的な送受信装置30の送受信部分のブロック図を示している。送受信装置30には、外部ケーブル接続端子44に同軸ケーブル45が接続されている。外部ケーブル接続端子44は、送受信フィルタ回路31の外部端子41に接続されている。
送受信装置30からの送信信号は、送信回路32から出力され、送受信フィルタ回路31の送信部用端子42に入力され、送受信フィルタ回路31を通って、同軸ケーブル45に出力される。
同軸ケーブル45からの入力信号は、送受信フィルタ回路31を通って、送受信フィルタ回路31の受信部用端子43から出力されて受信回路33に入力される。
図11は、図10に示す送受信フィルタ回路31のブロック図を示したものである。なお、図10に示したものと同じ構成部分には、同一の符号を付している。
所望の遮断特性を満足するフィルタ11およびフィルタ12が直列に設けられており、送信信号、受信信号ともに、これらのフィルタ11、12を通るようになっている。そして、切替スイッチ50が設けられており、送信時には送信部用端子42がフィルタ11の一端に接続され、受信時には受信部用端子43がフィルタ11の一端に接続されるように制御される。このようにして、フィルタ11、12は、送受信時に共用されるようになっている。
特開平7−221801号公報
しかしながら、従来の送受信時にフィルタを共用する構成のフィルタ回路を用いた場合には、受信時に必要以上の減衰特性を有するフィルタを使用することになり、それに対するフィルタの挿入損により受信信号の受信電力が低下してしまう。したがって、受信電力が低下した分、通信距離も短くなってしまう。
送信、受信の際に用いられるフィルタにおいては必ず挿入損が生じ、その分、受信信号の受信電力が低下する。
図11において、フィルタ11の挿入損をL、フィルタ12の挿入損をLとすると、送信時、受信時共に挿入損は(L+L)[dB]となる。したがって、図に示す送受信装置70と送受信装置71の間で高速通信を行う場合には、送信機側と受信機側との間で、合計2(L+L)[dB]の挿入損が生じることになる。
放送信号はアナログ変調波であるため、放送信号に対する高速通信システム信号のスプリアスの影響は大きく、映像への妨害となり、この信号のスプリアスの除去は必須である。一方、高速通信システム信号はデジタル変調波であり、高速通信システム信号への放送信号のスプリアスの影響は、許容度が大きいため、送信フィルタより緩い減衰特性のフィルタでスプリアスを許容値まで除去できる。
つまり、従来の、送受信において同一のフィルタを共用する構成の場合には、受信信号に対しては、必要以上に減衰特性の大きいフィルタを用いていることになる。したがって、その分の挿入損も多く発生してしまう。
また、既存の同軸ケーブルを用いて通信する場合、分岐・分配器や同軸ケーブルによる信号電力の減衰が非常に大きい。したがって、この場合には、送信、受信の際に用いられるフィルタ部における挿入損に加えて、信号電力の減衰により、さらに通信距離が短くなり、十分な受信感度が得られない場合がある。
以上より、通信距離の向上、すなわち受信感度の向上が必要となる。
本発明は、上述した従来の課題を解決するもので、フィルタの挿入損を低減させ、通信距離を向上させる、送受信フィルタ回路、送受信装置および通信システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、第1の本発明は、
送受信に同一周波数の信号が用いられる通信システムの送受信フィルタ回路において、
送信フィルタと、
前記送信フィルタの減衰特性の大きさよりも小さい減衰特性を有する受信フィルタと、
外部端子に接続され、前記外部端子を前記送信フィルタまたは前記受信フィルタに接続されるように切り替える送受信切り替えスイッチとを備えた送受信フィルタ回路である。
第2の本発明は、
前記受信フィルタは、それぞれの減衰特性が異なる複数の受信用フィルタであり、
前記送受信切り替えスイッチが前記複数の受信用フィルタのいずれかに接続されるように、前記送受信切り替えスイッチと前記複数の受信用フィルタとの間に、受信用フィルタ切り替えスイッチが設けられている、第1の本発明の送受信フィルタ回路である。
第3の本発明は、
前記受信用フィルタ切り替えスイッチは、前記外部端子から入力される受信信号の信号対雑音比が低い場合には、前記複数の受信用フィルタのうちの減衰特性の大きい受信用フィルタに接続し、前記信号対雑音比が高い場合には、前記複数の受信用フィルタのうちの減衰特性の小さい受信用フィルタに接続する、第2の本発明の送受信フィルタ回路である。
第4の本発明は、
送受信に同一周波数の信号が用いられる通信システムの送受信フィルタ回路において、
外部端子に接続され、スプリアス除去を目的とした通信帯域のみを通過させる共用フィルタと、
前記共用フィルタに接続された送受信切り替えスイッチと、
前記送受信切り替えスイッチの一方および送信部用端子に接続され、前記共用フィルタと同一の通過帯域を有する送信フィルタとを備え、
前記送受信切り替えスイッチの他の一方は、前記送信フィルタの減衰特性の大きさよりも小さい減衰特性および前記共用フィルタと同一の通過帯域を有する受信フィルタを介して、または介さずに、受信部用端子に接続されている、送受信フィルタ回路である。
第5の本発明は、
前記送受信切り替えスイッチの前記他の一方が、前記受信フィルタまたは前記受信部用端子のいずれかに接続されるように、前記送受信切り替えスイッチと前記受信フィルタおよび前記受信部用端子との間に、受信用フィルタ切り替えスイッチが設けられている、第4の本発明の送受信フィルタ回路である。
第6の本発明は、
前記受信用フィルタ切り替えスイッチは、前記外部端子から入力される受信信号の信号対雑音比が低い場合には、前記受信フィルタに接続し、前記信号対雑音比が高い場合には、前記受信部用端子に接続する、第5の本発明の送受信フィルタ回路である。
第7の本発明は、
第1乃至第6のいずれかの本発明の送受信フィルタ回路と、
前記送受信フィルタ回路の送信フィルタに接続される送信回路と、
前記送受信フィルタ回路の受信フィルタの受信部用端子に接続される受信回路とを備えた送受信装置である。
第8の本発明は、
OFDM変調方式の信号を送受信する、第7の本発明の送受信装置である。
第9の本発明は、
第7または第8の本発明の送受信装置を複数備え、
前記複数の送受信装置のそれぞれの外部端子は、同軸ケーブルに接続され、
前記同軸ケーブルは、分配器に接続されている、通信システムである。
本発明により、フィルタの挿入損を低減させ、通信距離を向上させる、送受信フィルタ回路、送受信装置および通信システムを提供できる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図9は、本発明の実施の形態1の通信システムの部分構成図である。本実施の形態1の通信システムは、背景技術で説明した従来の通信システムと同じ構成であり、同軸ケーブルおよび分配器で構成される同軸ネットワークにより、複数の送受信装置が接続される構成である。図9は、この通信システムの一部の構成のみを示すものであり、さらに多くの同軸ケーブルおよび分配器に接続される送受信装置により、本実施の形態1の通信システムが構成される。
図10は、本実施の形態1の通信システムで使用される各送受信装置70、71の送受信部分のブロック図を示しており、その構成は、従来の送受信装置と同じ構成である。
図1は、図10の送受信装置30が有する送受信フィルタ回路31のブロック図を示しており、この送受信フィルタ回路の構成が、従来の送受信フィルタ回路の構成と異なる。図1を用いて、本実施の形態1の送受信フィルタ回路の構成および動作について説明する。
本実施の形態1の送受信フィルタ回路は、3つのフィルタ15、16、17を備えている。外部端子41が、フィルタ16またはフィルタ17のいずれかに接続されるように、切替スイッチ52が設けられている。そして、フィルタ15の一端は送信部用端子42に接続され、フィルタ17の一端は受信部用端子43に接続されている。フィルタ15、16、17の挿入損は、それぞれ、L[dB]、L[dB]、L[dB]である。
なお、フィルタ15およびフィルタ16の組み合わせたものが、本発明の送信フィルタの一例である。また、フィルタ17が、本発明の受信フィルタの一例である。また、切替スイッチ52が、本発明の送受信切り替えスイッチの一例である。
送信時には、切替スイッチ52は、外部端子41にフィルタ16を接続させる。送信部用端子42に接続される送信回路から入力された送信信号は、フィルタ15およびフィルタ16を通過して、外部端子41に接続されている同軸ケーブルへ伝送される。2つのフィルタを通過することによって、阻止帯域における急峻な減衰特性を得ることができ、このときの挿入損は(L+L)[dB]となる。
一方、受信時には、切替スイッチ52は、外部端子41にフィルタ17を接続させる。受信信号は、同軸ケーブルから外部端子41に入力され、フィルタ17を通過して受信部用端子43に接続されている受信回路に伝送される。このときの挿入損はL[dB]のみである。
受信信号に対しては、送信用フィルタ(フィルタ15およびフィルタ16)よりも緩い減衰特性のフィルタでスプリアスを許容値まで除去できるので、このように、送信フィルタよりも段数の少ないフィルタ(フィルタ17のみ)で構成することができる。
したがって、図1に示す本実施の形態1の送受信フィルタ回路を用いた場合の、送受信における挿入損は、送信時と受信時の合計の(L+2L)[dB]となる。これに対し、図11に示す従来の、送受信でフィルタを共用する構成の送受信フィルタ回路を用いた場合の送受信における挿入損は、(2L+2L)[dB]となるので、従来の構成に比べて小さい挿入損ですむ。
図1に示す構成で所望の遮断特性を得るには、L=L≒1.5[dB]程度の挿入損となるのが、回路実現上から一般的である。また、同軸ケーブル(5C−FB)では900MHz帯における挿入損は0.15[dB/m]である。したがって、本実施の形態1の送受信フィルタ回路を用いた場合には、従来の送受信フィルタ回路を用いた場合と比較して、同軸ケーブル(5C−FB)における通信距離が約10m向上する。
図9に示すように、本実施の形態1の通信システムは、家庭のテレビ用などの同軸ケーブルのネットワークを利用している。
同軸ケーブルおよび分配器は、放送信号の伝送用途、すなわち分配器72の入力端子73と出力端子74または出力端子75間での通信を想定しているものであり、通常、分配器72の出力端子74−75間同士での通信は想定していない。そのため、出力端子74−75間における信号減衰および歪みは大きく、通信に適していない。この分配器72の出力端子74−75間での通信を行わせ、かつ、高速な通信を行わせるために、本実施の形態1の通信システムでは、信号歪みに強く周波数利用効率の高いOFDM変調方式を用いている。
しかし、OFDMは、複数の搬送波の信号を多重して信号を生成しているので、PMPR(ピーク電力対平均電力比)が大きくなりやすい。そのために、送信機の増幅器で非線形増幅されて歪みが発生しやすい。したがって、送信フィルタで、信号歪み等によるスプリアスを放送信号に影響の無いレベルまで抑える必要がある。
図2は、OFDMのスペクトラムおよび理想特性を示している。実線がOFDMのスペクトラムであり、図2に示すように帯域外へのスペクトラムの拡がりが生じている。そこで、破線で示すような理想特性となるように、帯域外のスプリアスを抑圧する形状のフィルタが必要となる。
OFDM方式が歪みに強くとも、分配器の出力端子間同士の通信などの信号減衰は大きいため、フィルタによる挿入損を減らし、信号の伝送距離を伸ばす必要がある。
本実施の形態1の送受信フィルタ回路を用いることにより、送受信における挿入損を減らすことができ、信号の伝送距離を伸ばすことができるので、図9に示すような同軸ケーブルのネットワークでも送受信装置間の通信を実現できる。
以上に説明したように、本実施の形態1の送受信フィルタ回路は、送信フィルタと比較して、段数が少なく挿入損の小さいフィルタを受信フィルタに用いることによって、フィルタ挿入損を低減し、伝送距離を向上させることができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2の送受信フィルタ回路のブロック図を示したものである。本実施の形態2の通信システム全体の構成は、図9および図10に示した実施の形態1と同じ構成であり、送受信フィルタ回路の構成のみが実施の形態1と異なる。図3において、図1と同じ構成部分には、同じ符号を付している。
本実施の形態2の送受信フィルタ回路は、2つのフィルタ13、14を備えている。外部端子41は、フィルタ14に接続されており、フィルタ14の一端が、フィルタ13または受信部用端子43のいずれかに接続されるように、切替スイッチ51が設けられている。そして、フィルタ13の一端は送信部用端子42に接続されている。フィルタ13、14の挿入損は、それぞれ、L[dB]、L[dB]である。
なお、フィルタ14が、本発明の共用フィルタの一例である。また、フィルタ13が、本発明の送信フィルタの一例である。また、切替スイッチ51が、本発明の送受信切り替えスイッチの一例である。
送信時には、切替スイッチ51は、フィルタ14の一端にフィルタ13を接続させる。送信部用端子42に接続される送信回路から入力された送信信号は、フィルタ13およびフィルタ14を通過して、外部端子41に接続されている同軸ケーブルへ伝送される。2つのフィルタを通過することによって、阻止帯域における急峻な減衰特性を得ることができ、このときの挿入損は(L+L)[dB]となる。
一方、受信時には、切替スイッチ51は、フィルタ14の一端を受信部用端子43に接続させる。受信信号は、同軸ケーブルから外部端子41に入力され、フィルタ14を通過して受信部用端子43に接続されている受信回路に伝送される。このときの挿入損はL[dB]のみである。
したがって、図3に示す本実施の形態2の送受信フィルタ回路を用いた場合の、送受信における挿入損は、送信時と受信時の合計の(L+2L)[dB]となり、図11に示す従来の送受信フィルタ回路を用いた場合の送受信における挿入損(2L+2L)[dB]よりも小さい挿入損ですむ。
図3に示す構成で所望の遮断特性を得るには、L=L≒1.5[dB]程度の挿入損となるのが、回路実現上から一般的である。また、同軸ケーブル(5C−FB)では900MHz帯における挿入損は0.15[dB/m]である。したがって、本実施の形態2の送受信フィルタ回路を用いた場合には、従来の送受信フィルタ回路を用いた場合と比較して、同軸ケーブル(5C−FB)における通信距離が約10m向上する。
(実施の形態3)
図4に、本発明の実施の形態3の送受信装置の送受信部分のブロック図を、図5に、送受信フィルタ回路のブロック図を示している。本実施の形態3の通信システム全体の構成は、図9に示した実施の形態1と同じ構成である。図4および図5において、図10および図1と同じ構成部分には、同じ符号を付している。
図4に示す本実施の形態3の送受信装置35の送受信部分の構成は、図10に示した一般的な送受信装置30の構成に加えて、受信S/N比検出部36と受信フィルタ制御部37を備えている。
受信S/N比検出部36は、同軸ケーブル45から入力される受信信号の信号対雑音比を測定する。そして、受信フィルタ制御部37は、測定された信号対雑音比に応じて、受信フィルタを制御するための受信フィルタ切替制御信号38を生成し、送受信フィルタ回路47を制御する。
本実施の形態3の送受信フィルタ回路47は、図5に示すように、4つのフィルタ18〜21を備えている。外部端子41が、フィルタ19または受信フィルタ切替スイッチ54のいずれかに接続されるように、切替スイッチ53が設けられている。そして、フィルタ18の一端は送信部用端子42に接続されている。受信フィルタ切替制御信号38に応じて、切替スイッチ53が、フィルタ20またはフィルタ21のいずれかに接続されるように、受信フィルタ切替スイッチ54が設けられている。そして、フィルタ20とフィルタ21は、いずれも受信部用端子43に接続されている。フィルタ18、19、20、21の挿入損は、それぞれ、L[dB]、L[dB]、L[dB]、L[dB](L<L)である。
なお、フィルタ18およびフィルタ19の組み合わせたものが、本発明の送信フィルタの一例である。また、フィルタ20が、本発明の、複数の受信用フィルタのうちの減衰特性の大きい受信用フィルタの一例である。また、フィルタ21が、本発明の、複数の受信用フィルタのうちの減衰特性の小さい受信用フィルタの一例である。また、切替スイッチ53が、本発明の送受信切り替えスイッチの一例である。また、受信フィルタ切替スイッチ54が、本発明の受信用フィルタ切り替えスイッチの一例である。
次に、図4および図5を用いて、本実施の形態3の送受信フィルタ回路の動作について説明する。
送信時には、図5に示す切替スイッチ53は、外部端子41にフィルタ19を接続させる。送信部用端子42に接続される送信回路から入力された送信信号は、フィルタ18およびフィルタ19を通過して、外部端子41に接続されている同軸ケーブルへ伝送される。2つのフィルタを通過することによって、阻止帯域における急峻な減衰特性を得ることができ、このときの挿入損は(L+L)[dB]となる。
一方、受信時には、切替スイッチ53は、外部端子41を受信フィルタ切替スイッチ54に接続させる。また、図4に示すように、受信S/N比検出部36で測定された受信信号の信号対雑音比の大きさに応じて、受信フィルタ制御部37は、受信フィルタ切替制御信号38を生成する。受信フィルタ制御部37は、受信S/N比検出部36で測定された受信信号の信号対雑音比を、予め設定された基準値と比較する。そして、測定された信号対雑音比が基準値よりも低い場合には、受信フィルタ20を使用させる受信フィルタ切替制御信号38を生成する。測定された信号対雑音比が基準値よりも高い場合には、受信フィルタ20よりも緩やかな減衰特性を持ち、かつ挿入損のさらに少ない受信フィルタ21を使用させる受信フィルタ切替制御信号38を生成する。
そして、受信フィルタ切替スイッチ54は、受信フィルタ制御部37から受ける受信フィルタ切替制御信号38に応じて、切替スイッチ54を、フィルタ20またはフィルタ21に接続させる。そして、受信信号は、同軸ケーブルから外部端子41に入力され、フィルタ20またはフィルタ21のいずれかを通過して受信部用端子43に接続されている受信回路に伝送される。フィルタ20を通過する場合の挿入損はL[dB]であり、フィルタ21を通過する場合の挿入損はL[dB]となる。
したがって、図5に示す本実施の形態3の送受信フィルタ回路を用いた場合の、送受信における挿入損は、受信側でフィルタ20を通過する場合には、送信時と受信時の合計の(L+2L)[dB]となり、図11に示す従来の送受信フィルタ回路を用いた場合の送受信における挿入損(2L+2L)[dB]よりも小さい挿入損ですむ。
また、受信側でフィルタ21を通過する場合には、送受信における挿入損は、(L+L+L)[dB]となり、さらに挿入損を小さくできる。
図5に示す構成で所望の遮断特性を得るには、L=L≒1.5[dB]程度の挿入損となるのが、回路実現上から一般的である。また、同軸ケーブル(5C−FB)では900MHz帯における挿入損は0.15[dB/m]である。したがって、本実施の形態3の送受信フィルタ回路を用いた場合には、従来の送受信フィルタ回路を用いた場合と比較して、同軸ケーブル(5C−FB)における通信距離が、フィルタ20を通過する場合は約10m、フィルタ21を通過する場合は((L+L−L)/0.15)m向上する。
(実施の形態4)
図6は、本発明の実施の形態4の送受信フィルタ回路のブロック図を示したものである。本実施の形態4の通信システム全体の構成は、図9および図10に示した実施の形態1と同じ構成であり、送受信フィルタ回路の構成のみが実施の形態1と異なる。図6において、図1と同じ構成部分には、同じ符号を付している。
本実施の形態4の送受信フィルタ回路は、3つのフィルタ23、24、25を備えている。外部端子41は、フィルタ24に接続されており、フィルタ24の一端が、切替スイッチ55に接続されている。フィルタ24の一端が、フィルタ23またはフィルタ25のいずれかに接続されるように、切替スイッチ55が設けられている。そして、フィルタ23の一端は送信部用端子42に接続されており、フィルタ25の一端は受信部用端子43に接続されている。フィルタ23、24、25の挿入損は、それぞれ、L[dB]、L[dB]、L[dB](L<L)である。
なお、フィルタ24が、本発明の共用フィルタの一例である。また、フィルタ23が、本発明の送信フィルタの一例である。また、フィルタ25が、本発明の受信フィルタの一例である。また、切替スイッチ55が、本発明の送受信切り替えスイッチの一例である。
送信時には、切替スイッチ55は、フィルタ24にフィルタ23を接続させる。送信部用端子42に接続される送信回路から入力された送信信号は、フィルタ23およびフィルタ24を通過して、外部端子41に接続されている同軸ケーブルへ伝送される。2つのフィルタを通過することによって、阻止帯域における急峻な減衰特性を得ることができ、このときの挿入損は(L+L)[dB]となる。
一方、受信時には、切替スイッチ55は、フィルタ24にフィルタ25を接続させる。受信信号は、同軸ケーブルから外部端子41に入力され、フィルタ24およびフィルタ25を通過して受信部用端子43に接続されている受信回路に伝送される。このときの挿入損はL+L[dB]である。
したがって、図6に示す本実施の形態4の送受信フィルタ回路を用いた場合の、送受信における挿入損は、送信時と受信時の合計の(L+2L+L)[dB]となり、(L<L)なので、図11に示す従来の送受信フィルタ回路を用いた場合の送受信における挿入損(2L+2L)[dB]よりも小さい挿入損ですむ。
図6に示す構成で所望の遮断特性を得るには、L=L≒1.5[dB]程度の挿入損となるのが、回路実現上から一般的である。また、同軸ケーブル(5C−FB)では900MHz帯における挿入損は0.15[dB/m]である。したがって、本実施の形態4の送受信フィルタ回路を用いた場合には、従来の送受信フィルタ回路を用いた場合と比較して、同軸ケーブル(5C−FB)における通信距離が((L−L)/0.15)m向上する。
(実施の形態5)
図7に、本発明の実施の形態5の送受信フィルタ回路のブロック図を示している。本実施の形態5の通信システム全体の構成は、図9および図4に示した実施の形態3と同じ構成であり、送受信フィルタ回路の構成のみが実施の形態3と異なる。図7において、図1と同じ構成部分には、同じ符号を付している。
本実施の形態5の送受信フィルタ回路は、3つのフィルタ26、27、28を備えている。外部端子41は、フィルタ27に接続されている。そして、フィルタ27が、フィルタ26または受信フィルタ切替スイッチ57のいずれかに接続されるように、切替スイッチ56が設けられている。そして、フィルタ26の一端は送信部用端子42に接続されている。受信フィルタ切替制御信号38に応じて、切替スイッチ56が、フィルタ28または受信部用端子43のいずれかに接続されるように、受信フィルタ切替スイッチ57が設けられている。そして、フィルタ28は受信部用端子43に接続されている。フィルタ26、27、28の挿入損は、それぞれ、L[dB]、L[dB]、L[dB](L<L)である。
次に、図4および図7を用いて、本実施の形態5の送受信フィルタ回路の動作について説明する。
送信時には、図7に示す切替スイッチ56は、フィルタ27をフィルタ26に接続させる。送信部用端子42に接続される送信回路から入力された送信信号は、フィルタ26およびフィルタ27を通過して、外部端子41に接続されている同軸ケーブルへ伝送される。2つのフィルタを通過することによって、阻止帯域における急峻な減衰特性を得ることができ、このときの挿入損は(L+L)[dB]となる。
なお、フィルタ27が、本発明の共用フィルタの一例である。また、フィルタ26が、本発明の送信フィルタの一例である。また、フィルタ28が、本発明の受信フィルタの一例である。また、切替スイッチ56が、本発明の送受信切り替えスイッチの一例である。また、受信フィルタ切替スイッチ57が、本発明の受信用フィルタ切り替えスイッチの一例である。
一方、受信時には、切替スイッチ56は、フィルタ27を受信フィルタ切替スイッチ57に接続させる。また、図4に示すように、受信S/N比検出部36で測定した受信信号の信号対雑音比の大きさに応じて、受信フィルタ制御部37は、受信フィルタ切替制御信号38を生成する。受信フィルタ制御部37は、受信S/N比検出部36で測定された受信信号の信号対雑音比を、予め設定された基準値と比較する。そして、測定された信号対雑音比が基準値よりも低い場合には、受信フィルタ28を使用させる受信フィルタ切替制御信号38を生成する。測定された信号対雑音比が基準値よりも高い場合には、受信フィルタ28を使用させない受信フィルタ切替制御信号38を生成する。
そして、受信フィルタ切替スイッチ57は、受信フィルタ制御部37から受ける受信フィルタ切替制御信号38に応じて、受信フィルタ切替スイッチ57を、フィルタ28または受信部用端子43に接続させる。そして、受信信号は、同軸ケーブルから外部端子41に入力され、フィルタ27およびフィルタ28、またはフィルタ27のみのいずれかを通過して受信部用端子43に接続されている受信回路に伝送される。フィルタ28を通過する場合の挿入損はL+L[dB]であり、フィルタ28を通過しない場合の挿入損は [dB]となる。
したがって、図7に示す本実施の形態5の送受信フィルタ回路を用いた場合の、送受信における挿入損は、受信側でフィルタ28を通過する場合には、送信時と受信時の合計の(L+2L+L)[dB]となり、(L<L)なので、図11に示す従来の送受信フィルタ回路を用いた場合の送受信における挿入損(2L+2L)[dB]よりも小さい挿入損ですむ。
また、受信側でフィルタ28を通過しない場合には、送受信における挿入損は、(L+2L)[dB]となり、さらに挿入損を小さくできる。
図7に示す構成で所望の遮断特性を得るには、L=L≒1.5[dB]程度の挿入損となるのが、回路実現上から一般的である。また、同軸ケーブル(5C−FB)では900MHz帯における挿入損は0.15[dB/m]である。したがって、本実施の形態5の送受信フィルタ回路を用いた場合には、従来の送受信フィルタ回路を用いた場合と比較して、同軸ケーブル(5C−FB)における通信距離が、フィルタ28を通過する場合は((L−L)/0.15)m、フィルタ28を通過しない場合は約10m向上する。
各実施の形態の送受信装置は、同軸ケーブルに接続する場合について説明したが、同軸ケーブル以外の構成のネットワークに接続する場合でも、本発明を適用できる。
図8は、無線で構成されるネットワークで使用される送受信装置39に、本発明の送受信フィルタ回路を適用した場合の、送受信部分のブロック図を示している。
同軸ケーブルに接続される図10および図4の場合と異なり、送受信フィルタ回路31の外部端子41は、アンテナ46に接続されている。この場合、本発明の送受信フィルタ回路を用いていることにより、従来の構成の送受信フィルタ回路を用いる送受信装置に比べて、無線で到達できる距離を向上させる。
以上に説明したように、本発明は、送信フィルタと受信フィルタを個別に構成したことにより、送受信におけるフィルタの総挿入損を低減し、通信距離の向上、受信感度を向上させることができる。
本発明の送受信フィルタ回路は、通信距離の向上、受信感度の向上という効果を有しているため、信号減衰の大きい通信網において、スプリアスに強く、且つ送受信に同一周波数を使用する通信方式を用いた場合、通信距離の向上に有効である。
本発明の実施の形態1における送受信フィルタ回路のブロック図 OFDMのスペクトラムおよび理想特性を示す図 本発明の実施の形態2における送受信フィルタ回路のブロック図 本発明の実施の形態3における送受信装置の送受信部分のブロック図 本発明の実施の形態3における送受信フィルタ回路のブロック図 本発明の実施の形態4における送受信フィルタ回路のブロック図 本発明の実施の形態5における送受信フィルタ回路のブロック図 本発明を、無線を利用したネットワークに適用した場合の送受信装置の送受信部分のブロック図 同軸ケーブルのネットワークを利用した通信システムの端末間の接続構成図 一般的な送受信装置の送受信部分のブロック図 従来の送受信フィルタ回路のブロック図
符号の説明
11〜21、23〜28 フィルタ
50〜53、55、56 切替スイッチ
54、57 受信フィルタ切替スイッチ
41 外部端子
42 送信部用端子
43 受信部用端子

Claims (9)

  1. 送受信に同一周波数の信号が用いられる通信システムの送受信フィルタ回路において、
    送信フィルタと、
    前記送信フィルタの減衰特性の大きさよりも小さい減衰特性を有する受信フィルタと、
    外部端子に接続され、前記外部端子を前記送信フィルタまたは前記受信フィルタに接続されるように切り替える送受信切り替えスイッチとを備えた送受信フィルタ回路。
  2. 前記受信フィルタは、それぞれの減衰特性が異なる複数の受信用フィルタであり、
    前記送受信切り替えスイッチが前記複数の受信用フィルタのいずれかに接続されるように、前記送受信切り替えスイッチと前記複数の受信用フィルタとの間に、受信用フィルタ切り替えスイッチが設けられている、請求項1に記載の送受信フィルタ回路。
  3. 前記受信用フィルタ切り替えスイッチは、前記外部端子から入力される受信信号の信号対雑音比が低い場合には、前記複数の受信用フィルタのうちの減衰特性の大きい受信用フィルタに接続し、前記信号対雑音比が高い場合には、前記複数の受信用フィルタのうちの減衰特性の小さい受信用フィルタに接続する、請求項2に記載の送受信フィルタ回路。
  4. 送受信に同一周波数の信号が用いられる通信システムの送受信フィルタ回路において、
    外部端子に接続され、スプリアス除去を目的とした通信帯域のみを通過させる共用フィルタと、
    前記共用フィルタに接続された送受信切り替えスイッチと、
    前記送受信切り替えスイッチの一方および送信部用端子に接続され、前記共用フィルタと同一の通過帯域を有する送信フィルタとを備え、
    前記送受信切り替えスイッチの他の一方は、前記送信フィルタの減衰特性の大きさよりも小さい減衰特性および前記共用フィルタと同一の通過帯域を有する受信フィルタを介して、または介さずに、受信部用端子に接続されている、送受信フィルタ回路。
  5. 前記送受信切り替えスイッチの前記他の一方が、前記受信フィルタまたは前記受信部用端子のいずれかに接続されるように、前記送受信切り替えスイッチと前記受信フィルタおよび前記受信部用端子との間に、受信用フィルタ切り替えスイッチが設けられている、請求項4に記載の送受信フィルタ回路。
  6. 前記受信用フィルタ切り替えスイッチは、前記外部端子から入力される受信信号の信号対雑音比が低い場合には、前記受信フィルタに接続し、前記信号対雑音比が高い場合には、前記受信部用端子に接続する、請求項5に記載の送受信フィルタ回路。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の送受信フィルタ回路と、
    前記送受信フィルタ回路の送信フィルタに接続される送信回路と、
    前記送受信フィルタ回路の受信フィルタの受信部用端子に接続される受信回路とを備えた送受信装置。
  8. OFDM変調方式の信号を送受信する、請求項7に記載の送受信装置。
  9. 請求項7または8に記載の送受信装置を複数備え、
    前記複数の送受信装置のそれぞれの外部端子は、同軸ケーブルに接続され、
    前記同軸ケーブルは、分配器に接続されている、通信システム。
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