JP4383948B2 - 自己回転検知システム - Google Patents

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Description

本発明は、自己回転検知システムに関し、特に、軸を用いた回転機構の動作状況を容易に確認できるようにした自己回転検知システムに関するものである。
従来、商用電力を供給しにくい場所に回転機構を備えた設備を設置する場合において、省エネルギ等の背景から自然の力、例えば、風力、水頭差、太陽光エネルギ等を利用した無動力式の回転機構を備えた設備を設置することがある。
このような無動力式の回転機構が現在多数存在しているが、この回転機構の動作状況を、目視できる場合は黙視確認にて、目視確認できない場合は、回転機構に回転検知手段を備えて、軸を用いた回転機構の動作状況を正常か否かを検知するようにして常に正常な運転を行うようにしている。
ところで、回転機構の動作状況が容易に目視確認できるものについては、特に問題はないが、目視確認できない場合がある。特に限定されるものではないが、例えば、合流式下水道においては、雨水と共に多くのごみ、例えば、枯葉やビニール片などが混入することがあるので、これらのごみを除去するため、地下に設置されている合流式下水道の雨水吐き室等に流水力を利用して回転力を得るようにした無動力回転動作式のスクリーンが採用されている。
この無動力回転動作式のスクリーンは、地下の雨水吐き室等、メンテナンス時以外作業員が入ることができない地下に設置されている場合が多く、通常運転時には作業員によって容易に目視確認できないので、装置或いは機械などの設備が正常に動作しているかどうかを何らかの方法で検知する必要がある。
この回転検知システムとして、回転機構が設置されている近傍に、回転検知センサや監視カメラを設置し、このセンサ等に外部から電力を供給し、その信号を地上等に設置したモニター、その他の計測機器等にて回転機構を備えた設備が正常に動作しているか否かを、作業員が確認できるようにしている。
このため、この従来の回転検知システムは、設備本体、例えば、スクリーン本体が無動力で駆動するにも関らず、サブ機構である運転検知のために、別途電力を供給するための配電設備を要したり、高価なセンサ等を設置する必要があるという問題があった。
本発明は、上記従来の回転検知システムの有する問題点に鑑み、外部からの電力等の動力を供給することなしに、設備機器に備えられている回転機構の軸の回転動作確認を行うようにした自己回転検知システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の自己回転検知システムは、地下に設置される無動力回転動作式のスクリーンの回転する軸にハブダイナモ(Hub dynamo(発電機))を直結し、該ハブダイナモよる自己発電を利用して検知手段を作動するように構成したことを特徴とする。
この場合において、検知手段に、ライトを使用することができる。
また、検知手段に、電流又は電圧を検知する計測器を使用することができる。
本発明の自己回転検知システムによれば、回転機構の回転する軸に直結したハブダイナモによる自己発電を利用して検知手段を作動するように構成しているから、軸の回転によりハブダイナモが高効率で自己発電する電力を使用して自己回転検知を行うことができるので、回転検知に別途外部電力や動力が不要となり、その設備が単純となるとともに、回転検知の機構に精密機器を使用しないのでトラブルが少なく、何らかの数値を確認する必要がなくその動作確認が行えるため、だれでも簡単に回転機構の動作確認が確実に行うことができる等の利点を有する。
そして、無動力回転動作式のスクリーンの回転する軸にハブダイナモを直結するようにすることにより、地下の雨水吐き室等、メンテナンス時以外作業員が入ることができない地下に設置される無動力回転動作式のスクリーンの通常運転時の動作状況を、作業員による目視によって容易に確認することができる。
また、検知手段に、ライトを使用することにより、外部、特に回転機構の設置された位置から遠く離れた場所で、その運転状況を点灯の有無により、また点灯の照度から目視にて容易に確認することができる。
また、検知手段に、電流又は電圧を検知する計測器を使用することにより、回転機構による発生動力の有無と、その指針の振れにより微弱電流でも検知することができるので、遠方からの遠隔動作確認もすることができる。
以下、本発明の自己回転検知システムの実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図2に、本発明の自己回転検知システムの一実施例を示す。
この自己回転検知システムは、回転機構の回転する軸に、高効率で自己発電を促すようにしたハブダイナモを直結し、この発生した電力を利用して自己回転検知を行うようにしたことを特徴とする。
図において1は、回転機構、特に限定されるものではないが、例えば、無動力回転動作式スクリーンの回転軸1の端部にハブダイナモ2を直結する。この場合、ハブダイナモに限定する理由は、通常のダイナモ発電においては、ダイナモの回転にかかる負荷が大きくなって、既存の回転機構の動作に影響を与えるためである。
回転軸1の端部とハブダイナモ2との直結は、特に限定されるものではないが、例えば、図1に示すように、接続用フランジ3を用いる。
このハブダイナモ2は、内部に磁石が設置されている回転円筒体21と、内部にコイルが設置されている軸22とで構成される。
そして、回転円筒体21を回転軸1に接続用フランジ3を用いて直結することで、ハブダイナモ2の回転に大きな動力を要することなく、回転軸1と連動して回転させることができ、高効率で自己発電を促し、この発生電力を利用して回転機構の動作状況を検知する検知手段を作動するようにする。
この検知手段としては、図2(A)に示すように、ライト4を用いることができる。このライト4は、ハブダイナモ2とリード線6を介して接続し、ハブダイナモ2により発生する電力にて点灯するようにする。
このライト4を使用する場合は、回転機構の回転軸1が設定された正常な回転数で回転しているときの照度を予め定めておくと、点灯の有無により回転機構が回転しているか否かどうかを検知することができるとともに、さらにはその照度にてその回転数をも検知することができる。
また、検知手段としては、図2(B)に示すように、計測器5を用いることができる。この計測器5としては、電流計又は電圧計等を用いることができ、この計測器5の場合も、ハブダイナモ2とリード線6を介して接続し、ハブダイナモ2により発生する電力にて計測器5の指針が振れるようにする。
計測器5として電流計又は電圧計等を用いることにより、指針の振れにより回転機構が回転しているか否かどうかを検知することができる。
さらに、この発生電力は、回転軸の回転数によって異なるが、回転している以上微弱電流は発生するため、この微弱電流をも確認することができるので、低速回転軸における運転検知にはこの電流計又は電圧計等を用いるが適しており、さらには遠隔動作確認も可能となる。
以上、本発明の自己回転検知システムについて、実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、例えば、検知手段として、上記実施例に記載のもののほか、ブザー等の警報装置を用いるようにする等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の自己回転検知システムは、回転機構の回転する軸に、高効率で自己発電を促すようにしたハブダイナモを直結し、この発生した電力を利用して自己回転検知を無動力で行うという特性を有していることから、無動力式回転機構の回転検知の用途に好適に用いることができるほか、例えば、回転軸を用いた回転機構であれば分野を問わず様々な機器の動作検知の用途にも用いることができる。
本発明の自己回転検知システムの実施の態様を示す正面図である。 本発明の自己回転検知システムの説明図で、(A)は検知方法の計測器としてランプを用いた実施例を、(B)は電流計を用いた実施例を、それぞれ示す。
1 回転機構の回転軸
2 ハブダイナモ
21 ハブダイナモの回転円筒体
22 ハブダイナモの軸
3 接続用フランジ
4 ライト
5 電流又は電圧計等の計測器
6 リード線

Claims (3)

  1. 地下に設置される無動力回転動作式のスクリーンの回転する軸にハブダイナモを直結し、該ハブダイナモによる自己発電を利用して検知手段を作動するように構成したことを特徴とする自己回転検知システム。
  2. 検知手段に、ライトを使用したことを特徴とする請求項1記載の自己回転検知システム。
  3. 検知手段に、電流又は電圧を検知する計測器を使用したことを特徴とする請求項1記載の自己回転検知システム。
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