JP4375882B2 - 自局内デジタル信号をリルーティングする方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠隔通信トランクのリルーティング(reroute)の分野に関し、特に、例えば、保守や回路の再配置目的や自局ケーブル障害が切迫した場合あるいは実際に起こった場合などに行われる自局内デジタル信号のリルーティングに関する。
【0002】
【従来の技術】
通信ケーブルに障害が起こったり、障害が切迫したり、保守する必要があったりする場合は、自局内遠隔通信トランクをリルーティングすることが知られている。例えば、FASTARとして知られる修復システムは、出願人に譲渡された米国特許第5,182,744号に記載/クレームされているものであるが、米国の電話通信ネットワーク内に用いられ、自局内設備の自動リルーティングを支援している。局間遠隔通信トランクは、サテライト、マイクロウェーブ、ワイヤレス、同軸ケーブル、撚り対線などの多岐にわたる手段を用いて各中央局を結んでいる。局間トランク設備には、多くの場合冗長度が与えられている。具体的な冗長度としては、パス多重(例えば、サテライト、マイクロウェーブ、光ファイバー、陸上中継ライン、海底ケーブルまたは他の局間設備)や機器多重などがある。
【0003】
しかし長年にわたり、自局内信号通信、すなわち、一中央電話局の内部での信号伝送については、機器や設備などの冗長度は、電話局間の信号通信に較べて高くはなかった。電話の中央局内部には、機器フレームが中央局建物に上下多くの階数にもわたって数多く設置され、天井にはケーブルラックが通り、ここに長年自局内通信ケーブルが収められる。世界中から信号を受ける衛星通信アンテナやマイクロウェーブアンテナは、多層階の中央局建物の屋上に設けられることもある。建物の下のケーブル室は、地階にある陸上中継線にアクセスするのに用いられる。ケーブルラックに通されているケーブルや建物の各階の間を結んで配置されているケーブルの絶縁材は、表面も内部も腐食が進行している恐れがある。個々のケーブルのワイヤ対線も短絡の危険性が生じている。銅のワイヤは断線し、コネクタは劣化し、外れかかったものもある状況がある。ケーブルやケーブルコネクタは、経年や環境変化や水分や機械的ストレスに耐えきれずに劣化に至る危険性がある。幾層もの既存のケーブルの上に新しいケーブルを敷設したり、中央局を巡ってケーブルを曲げたり、階間のケーブルの落差によって重みが加えられれば、ケーブルとケーブルコネクタには時間と共に劣化が生じる。自局内トランクに障害が起これば、直ちに通話の一つか幾つかが掛からなくなるばかりか、自局内伝送手段が一つでも欠ければ、遠隔通信ネットワーク全体の効率も失われる危険性がある。ケーブルやケーブルコネクタの劣化故に問題が時々生じるようになれば、顧客へのサービスに慢性的な問題が起こる危険性がある。
【0004】
図1を参照すると、典型的な遠隔通信ネットワークがここに示されており、自局内、局間、加入者ライン、中央局(ローカル(local)局、タンデム(tandem)局、長距離(toll)局を含む)などの多くの用語が以下に定義される。ここでは北米の番号設定プランを例示として用いているが、本発明の範囲をその故をもって限定するものではない。典型的な加入者101から説明を始める。加入者101は加入者ループまたはライン105で電話のローカル中央局に接続される。ライン105は普通、撚り対線ケーブル(これは非同期デジタル加入者ライン接続が提供されることもある)で行われる。ライン105は、対応するセルラサービススイッチへ、例えば、無線で接続されていることもある。ケーブル電話通信/テレビの環境下ではライン105には、ハイブリッドファイバー同軸ケーブルのディストリビューションシステムを用いて提供される帯域幅における共有帯域幅部分も含まれる。ローカル中央局111は、電話交換機を幾つか下位に接続しているルーセントテクノロジー社(Lucent Technologies)製造の#1または#5電子交換機のようなワイヤセンターでも差し支えない。
【0005】
加入者101が、例えば、エリアコード301番の交換局654番に加入者番号654−2321番を有しているとする。ローカル中央局111は、電話交換機を幾つか下位に接続している電話信号交換センターであって、その内部に自局内トランク、例えば、同じ中央局内の一の交換機から他の交換機へ中央局内で他の加入者、例えば、エリアコード301番の交換局602番に入っている加入者103へ通話を送ることができる自局内トランク109が設置されている。自局内トランク109には、この例では一の交換機から他の交換機へ中央局内で信号が流れる。上記のような交換局内(interexchange)の自局内トランクは自局内トランクのほんの一例であって、他の例を以下に更に説明する。
【0006】
加入者101が、例えば、エリアコード630番の加入者153と通話したいとする。図1から分かるように、加入者101が加入しているローカル中央局111と加入者153が加入しているローカル中央局149との間には多くの代替パスがある。加入者153は、加入者ループまたはライン151で局149に接続されている。局間トランクは、中央局同士を接続する中継手段である。局間トランクの例は、トランク113,115,117,123,125,129,133,135,137,139,141,143および147である。加入者101は、例えば、局間トランク117と147経由で加入者153へ接続することができる。もう一つのルートとしては、局間トランク115,143,147経由もある。局間トランク113,123,141経由も他の一つのルートである。他のルートも図から分かる。
【0007】
これらの代替の局間ルートは、地域の電話会社の領域内に含まれない中央局を含むので、出願人のような交換局間電気通信業者(IXC)を介在させなければならない。このようなIXCは、自局内トランク間のスイッチングまたはクロスコネクトを行うことを機能の一つとするタンデム中央局と長距離中央局とを運用し、保守する。タンデム中央局127は、長距離局121と長距離局131とを接続したり、あるいはタンデム中央局145のようなタンデム中央局に長距離局を接続したりする。ローカル交換局業者(LEC)も長距離中央局とタンデム中央局を運用することができる。例えば、タンデム中央局145はローカル中央局119とローカル中央局149とを一緒に接続する。
【0008】
【本発明が解決しようとする課題】
電話の中央局はスイッチングとクロスコネクトの機器を備えている。局を通る回線は多くはスイッチングされるが、スイッチングされずに単にクロスコネクトされるものも多い。長距離局またはタンデム局内の自局内トランクとは、スイッチングが行われ又は行われない、同じ長距離局またはタンデム局内の機器2基の間の遠隔通信チャンネルと定義される。例えば、長距離中央局121を参照して説明すると、ローカル中央局111向けのポートをタンデム中央局127向けのポートに接続するチャンネルの自局内トランクまたはトランク群が存在する。これらの組み合わせを見てみると、A−B、A−C、A−Dという自局内トランクがあり、B−C、B−D、C−Dという自局内トランクもあり、これらは図1では点線で示されている。実際には、長距離局121に対して特定された6群の自局内トランクより多い自局内トランク群を備えたIXC長距離局も幾つか存在する。これら自局内トランクは普通、多くのデジタル多重チャンネルを搬送する対のワイヤを備える。ワイヤが断線したり、破損したりすれば、ワイヤ一本またはコネクタ一個が故障してもチャンネルの自局内トランク群に障害が起こる危険性がある。また、定常作業ベースでコネクタなどを修理、交換、または予防的メンテナンスを行う機会もある。従って、自局内トランクをリルーティングするシステムや方法に対する必要性が当技術分野に存在する。更に、単一ペアのワイヤで24個のDS0チャンネルを送るT1デジタルキャリヤシステムや単一ペアのワイヤで28個のT1チャンネルを送るT3システムのようなデジタルシステムでは、この問題は一層複雑になる。サービス障害を最小限に抑えるためには24個のDS0または28個のT1チャンネル全部を一緒にかつ同時にリルーティングしなければならないからである。その上、リルーティングを行う必要があると決まったからには可及的速やかにリルーティングを実行することが望ましい。最後に、例えば、ケーブル線またはコネクタが断線したり、短絡したりする障害が切迫したり、あるいは実際に生じたことを検出したり、レポートするとすぐに、信号のリルーティングが代替パス経由で中央局を通って行われるのが望ましい。
【0009】
【課題を解決するための手段】
従来技術の問題とこれに関連する諸問題は、電話の中央局を通る自局内デジタル信号をリルーティングする方法を提供する本発明の原理に従って解決される。本発明の方法は次の諸ステップ、すなわち、自局内デジタルトランクで接続されている第一および第二デジタルアクセス/クロスコネクトシステムのポートの識別データを記憶するステップと、前記第一デジタルアクセス/クロスコネクトシステムから前記第二デジタルアクセス/クロスコネクトシステムへ至る代替パスの識別データを記憶するステップと、前記代替パスの識別データを前記自局内デジタルトランクの前記識別データに相関するステップと、前記自局内デジタルトランクの識別データの表示に応答する代替パスデータの利用可能性を決定し、これを表示するステップと、前記代替パス経由でのリルーティングを操作するときに、前記第一および第二デジタルアクセス/クロスコネクトシステムをロックまたはフリーズすることにより、プロビジョン作業が行われないようにするステップ、および前記自局内デジタル信号を前記代替パス経由でリルーティングするステップとから構成される。デジタルアクセス/クロスコネクトシステムフレームとデジタル保守フレームと中央局内の他の自局内トランク関連機器をモニタする既知の伝送保守警報/監視システム(TMAS)は、例えば、サン(Sun)SPARCワークステーションのような関連デジタル試験保守ステーションを備え、このような識別データを保守し、修正デジタル要素保守ソフトウェア(DEMS)を用いてメモリ内のデータをデータベースとして相関する。切迫したケーブル障害が、例えば、エラーバーストがモニタされて検出された時、または保守が必要な時、ワークステーションのオペレーターは、故障しているデジタル信号ポートまたは保守されているポートの識別と、当該局を通る代替パスの利用可能性の表示を見て、これを知ることができるので、例えば、24個のDS0、28個のT1チャンネルまたはこれ以上の数の自局内チャンネルを即時かつ同時にリルーティングすることが可能となる。
【0010】
例えば、アルカテル(Alcatel)クロスコネクトシステムを用いる実施形態では、本発明のソフトウェアパッケージ(例えば、DEMSでアクセスされる)は、そのシステム内の利用可能の予備ポートを用いて同じクロスコネクトシステム内で作動する。本発明の原理は、ローカル中央局、タンデム中央局および長距離中央局などの、自局内に代替パスが通っている自局内デジタルトランクを有する中央局ならどんな中央局にも拡張することが可能である。更に、本発明の原理は回路再配置、保守リルーティング、または故障または不具合サービスの修復などにも適用可能である。本発明の実施の形態の機能は、添付の図面や以下に説明する本発明の詳細な説明を参照すれば、より一層理解されると思われる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図2を参照する。ここには本発明の方法の概略説明図が示され、第一デジタルアクセス/クロスコネクトフレーム220と第二デジタルアクセス/クロスコネクトフレーム240がシステムの端末210aと260aでモニタされている。境界ライン200は、ある中央局のロケーションを明示するものであって、テストフレーム230とデジタルアクセス/クロスコネクト(DACS)フレーム220,240とを備えた機器の物理的フレームが普通、単一の中央局のロケーション内に配置されていることを示す。端末210aは既知の伝送保守警報システム210と連携している。端末260aはDACSエレメント管理システム260と連携している。警報システムの端末210aは、例えば、伝送保守警報/監視システム(TMAS)経由でDACS220,240と試験フレーム230とに接続することができる。TMAS210に附属するのは、自局内トランクと、代替パス、例えば試験パスその他の自局内トランクに関連する代替パスとのデータベースをアセンブルするためのオペレーティングシステムデータサーバ(OSDS)として知られるデジタルコンピュータプロセッサ/システムである。この警報システムの端末210aは、中央局内外に設置されている多くの端末の一つでも差し支えない。この端末210aには、切迫した自局内トランクの故障をレポートし、利用可能な代替パスをレポートする表示装置を備えることもできる。上記OSDSは、トラフィックを搬送するトランクと予備のトランク両者の自局内トランクの記録を管理し、その表示を生成する。
【0012】
ある中央局に設置されるデジタルクロスコネクトシステムに連携するのは、DACSエレメントマネジャシステム(DEMS)260の制御下にあってもよいデジタル試験/保守システム(DTMS)230として知られるデジタルコンピュータ保守/試験システムである。図3を一寸参照すると、試験フレーム230は、CPU362を備えるDTMSコンピュータ360を備えることができ、DTMSコンピュータ360は、予備試験ポートまたはスペア向けタイ・ペアを備えるDTMSベイ350と双方向通信する。上記DEMSシステム260は、以下に記載のように本発明に従って修正されるデジタルエレメント保守システム(DEMS)のアプリケーションソフトウェアに従ってプログラムされるのが好ましい。DEMS260は、DACS220,240、それからDTMS230に接続されている。例えばサンマイクロシステムズ(Sun Microsystems)社のSPARKワークステーションである端末210aまたは端末260aのオペレーターが、キーボードまたはマウスでデータを入力すると、データは、特定された自局内トランクと代替パスとが示されるコンピュータ端末表示画面に表示されてもよい。図示はされていないけれども、別の実施の形態ではTMAS210を直接、DEMS260に接続することができ、この場合DEMS260はTMAS210から(またTMAS210はDEMS260から)情報を直接入手することになる。
【0013】
ライン205は、デジタルアクセス/クロスコネクトフレーム220の(ネットワークユーザの方を向いている)「ライン」側を示す。ライン245は、デジタルアクセス/クロスコネクトフレーム240の(ネットワーク中央部の方を向いている)ネットワーク側を示す。普通、フレーム220、240は同じ中央局200内に設置される。この中央局200はローカルでもタンデムでも長距離でもよいが、少なくとも同じ建物内にある。好ましい実施の形態では、警報システムの端末210aは、フレーム220,240が設置されている中央局から離れている。好ましい実施の形態では、警報システムの端末210aは、多くの電話の中央局をモニタする伝送保守警報/監視システム210に接続されている多くの端末の一つである。例えば、交換局間電気通信業者(IXC)は、タンデムおよび長距離中央局を纏めてモニタするために幾つかのTMASシステムを運用することができる。
【0014】
デジタルアクセス/クロスコネクトシステム(DACS)220は、DACS220のフレームへ入る点であるポートでライン205を単に終わらせてもよい。特に、DACS220は、例えば、T3をクロスコネクトし、これをDS3出力ポートへ通す。DACS220はデジタル多重機能を提供したり、デジタル的に接続される出力ポートに着信信号を単に直接通したりもする。DACS220は、デジタルデータプロセッサ、制御されたルーティング/リルーティング機能、試験アクセス点をも備え、通過するデジタル信号を検出し、これについてある種の測定を行う。例えば、DACS220はビットエラーレートや、クロスコネクトするデジタルデータストリーム信号の実行可能性の他の尺度について測定を行うことができる。特に、DACS220としては、デジタル信号をアクセス/クロスコネクトするが多重化はしないDACSIIIでもよい。28個のデジタルチャンネルで構成され、ライン側ポートに受信されたT3デジタルキャリア信号は内部でクロスコネクトされ、例えば、ライン235経由でフレームの出力ポートに直接送られる。DACS220は多重の入力ポートと多重の出力ポートを備えているが、簡単のため1個だけしか図示していない。その主な機能は、入力および出力ポートに送られたデジタルビットストリームにデジタルアクセスを提供すること、および、プロビジョンオペレーション中に、トランク回路プロビジョン処理に従って所定の方法でデジタル信号をクロスコネクトすることである。
【0015】
DACSフレームのタイプによっては、個々のチャンネルを更に多重化する能力がある。換言すれば、DACS220に着信するT3トランク群の28個のチャンネルは、他のT3システムとは異なるチャンネルを有するT3システムにクロスコネクトされたり、あるいは24チャンネルのT1システムにクロスコネクトされることができる。例えば、以下の既知のDACSフレーム、すなわち、DCS3/1(例えば、アルカテル1631)、DACSIV、DACSII、DACSIICEFなどでは、フレームに入るT3はフレームを出るT3と同じチャンネル構成を持っていない。DACSのT3出力は、DACSへのT3入力とは異なる識別データを有する。DCS3/1アーキテクチャ故に、それぞれのT1は個々に配信または二重送信され、新しいT3を生成しなければならない(逆もまた同じ)。
【0016】
機能を導入するための修正されたDEMSソフトウェアパッケージは、以下ではツールと称するが、データプロセッサ(図示せず)を備えるDEMSエレメント管理システム260上を走り、本発明に従って自局内トランクのリルーティングを操作する。上記ツールは、第一デジタルアクセス/クロスコネクトフレームと第二デジタルアクセス/クロスコネクトフレーム、例えば、フレーム220と240上でオペレーションして、リルーティングを行うのが望ましい、新しくリルーティングされたT1またはT3システムを生成する。ツールを修正して、TMASが監視する各中央局の異なるタイプのDACSを各々識別するようにしてもよい。DACSフレームには異なる製造業者が幾つかあるので(例を挙げれば、ルーセント(Lucent)、アルカテル(Alcatel)、テラブスタイタン(Tellabs Titan)システムなど)、多重化、多重分離、クロスコネクトなどに関する特性について異なるタイプのフレームでは異なるコマンドのセットが必要になることがある。
【0017】
DACSIIは、DS0クロスコネクトである。本発明の実施の形態の一つでは、DACS220はDACSIIIで、DACS240はアルカテル1631またはDCS3/1(これについては図3の議論に関して更に後で説明する)である。他の実施の形態ではDACS220はDACSIIである。保守/監視システムはこのDS0の例ではDACSIIフレームを維持する能力を有するシステムに変わる。従って、以下の配線トランク構成がサポートされる。すなわち、DACSIIIからDCS3/1へ;DACSIICEFからDCS3/1へ;DACSIIIからDACSIIIへ、またはDACSIV2000512からDACSIIIへのものがサポートされる。
【0018】
本発明は同期光ネットワーク(SONET)に拡張できる。SONETのDACSは現在開発中である。SONETデジタル信号ストリームのトランスポート・エンベロープはSTS1、OC3、OC12、OC96などから構成される筈である。しかし、DACSはデジタル光信号の多重化を含む同じ機能を有する。
【0019】
動作においては、例えばであるが、本発明は、回路再配置、保守リルーティング、故障または障害サービスの修復などの幾つかの可能性のある用途に有利に適用されるが、これらの用途例に限定されるものではない。回路再配置とは、パスを恒久的に変更するため、あるいは新しい機器を恒久的に設置する(例えば、新しいT3フレームを設置したり、機器を取り替えたりする)ために回路を代替パスに一時的に移し、次いで新しいパスまたは取り替えたパスにおいて回路を通常動作に戻すことと定義することができる。保守リルーティングとは、パスの構成部分を修理または交換して、その後回路をオリジナルのパスに戻す短期のリルーティングである。定常の保守では、コネクタ交換が必要な自局内トランク235を見つけることができる。故障設備の修復とは、現在または切迫した故障を直して故障の修理後に回路をオリジナルのパスに戻すために緊急リルーティングを行うことである。
【0020】
動作においては、例えばであるが、定常の保守作業でコネクタ交換が必要な自局内トランク235を特定することができる。端末260a、好ましくはDEMS端末、または端末210aのオペレーターが、自局内トランク235の識別データを入力すると、自局内トランク235への代替パス215,230,225が、もし存在する場合には、関連するデータベースを経由してディスプレイ端末上でオペレータに知らされる。多くの場合このような代替パスは、例えば、デジタル試験/保守フレームである試験フレーム230で試験および保守目的で設けられている。端末210aとDACSフレーム220,240、それから試験フレーム230との間にそれぞれ引かれた破線は、端末260aの設置されている中央保守センターと、DACSフレーム220,240および試験フレーム230を制御するデジタルプロセッサとの間の警報ステータスと制御のリンクを示すものである。故障した自局内トランク235に代わってDACSフレーム220と240の間に代替パス(複数を含む)215,230,225の利用可能性の報知に応じて、オペレーターは既存のT3またはリマップされたT3のプリントアウトを取得してもよい。オペレーターはT3をリマップできることを確保するために多くのチェックを行うことができ、その後、DACSフレームをロックまたはフリーズして、ツール動作中はプロビジョン作業が行われないようにすることができる。次にオペレータは、端末260aにコマンドを入力し、代替パス経由の自局内トランク235のリルーティングを有効にすることができる。ツールは次いでT1パスに指標を付け、現パスのT3フォーマットをASYNCHまたはCBITと注記する。
【0021】
機器のフレームやベイ、更にポートやコネクタ等の識別がたくさんあるので、本発明に係るシステムの設計者は、起こる事象および起こる可能性のある事象を、事象および可能性のある事象の「状態」へ縮退させる必要がある。このようにする場合、処理の例示であるが、ツールはリマップのT3ポートの一次および二次の状態を次のように決定する。
【0022】
PST=IS ツール、SSTをチェック
SST=SDEEまたはNULL
ツール、リマップのT3のFMTを編集しオリジナルT3にマッチさせる
ツール、リマップのT3のT1を実行
PST=IS ツール、SSTをチェック
SST=TRMおよびSDEE
ここにNULL、SDEEなどは設備状態の例である。
【0023】
次にツールは、リマップのポートはOOS−MAというメッセージを出力して、停止する。
【0024】
リマップのポートが取得可能で、使用可能(例えば、オペレーターの継続との応答による決定により)ならば、ツールは伝送の方向に基づいて送信または受信サブルーチンに移る。
【0025】
送信ルーチンでは、ツールは一時休止して、オペレーターが1)ネットワークエレメントの個所のT1を試験し、2)T1サービスモニタを確立し、3)ネットワークエレメントロールを行う。受信ルーチンでは、ツールは一時休止して、オペレーターが1)ネットワーク二重通信を行い、ケーブルをリマップし、2)T1サービスに対してネットワークエレメントを(例えば、DCS3/1を用いて)試験し、3)T1サービスモニタを確立する(送信ルーチンと同じように)。その後、オペレーターは継続するか打ち切るかを選択する。
【0026】
オペレーターが継続を選択すれば、オリジナルのT3とポートについてクロスコネクトが削除され、サービスは今度はリマップのT3について行われる。オペレータは保守要員に必要な仕事(例えば、劣化コネクタの取り替え)を行うように指示し、その後でツールを再び実行して、オリジナルのT3とポートにサービスを復旧する。
【0027】
他方、オペレーターが打ち切りを選択すれば、リマップのT3についてクロスコネクトが削除され、サービスはそのままで動かされない。
【0028】
更に別の実施の形態において、個々のDACSフレーム220,240が、T3,T1,DS0,OC3,OC12、または、銅の撚り対線、光ファイバまたは他のデジタル信号設備のいずれでもよい他のデジタル自局内トランク設備のクロスコネクトを示す。
【0029】
典型的なトランクは、終端−終端T1、例えば、101 T1 dllstxlkzz atlngalkzzとして識別される。ここで、dllstxはテキサス州ダラスを意味する共通言語位置識別(CLLI)コードで、atlngaはジョージア州アトランタを意味するCLLIコードである。中央局の機器を通るT1ルートは普通、トランク統合記録保持システム(TIRKS)内のデータファイルを示す回路オーダーカードに示されている。このカードには、通過する機器の個所のポート割当またはタイ・ダウン割当が含まれている。同じことは、T3トランク、例えば、1 T3 dllstx02kscyks03についても当てはまる。ここで、kscyksはカンサス州カンサスシティを示す。生成のパスは、監視システムでT3またはT1により特定され、欠陥のある機器(例えば、高いビットエラーを起こす機器とか、短絡したり、断線した回路)を示す画面上に現れる。シグナチャおよびトラブルシューティングに基づいて、欠陥が両DACSフレーム220,240間に検出されると、修復処理が実行される。リルーティングの選択は、所定のDACS間ポート割当から、あるいは利用可能ならばDACS間タイの予備のセットから、あるいは他の予備のタイ手段から行われる。予備のセットは、OSDSシステムのメモリにおいて未割当ポートのリストとして維持される。上で説明したように、OSDSはTMAS210とDEMS260に関連しており、現在のツールはその修正バージョンに関連している。
【0030】
図3は、本発明の詳細なブロック図であって、本発明を好ましい実施の形態の一つにおいて28個のチャンネルからなるT3デジタルキャリアトランク群のリルーティングに本発明を適用した図である。AB32クロスコネクトフレーム310とT1クロスコネクト1631SXフレーム320との間に、何かしら不良のポートまたはケーブル315−1(フレーム310からフレーム320の方向へ)と同じく不良のポートまたはケーブル315−2(フレーム320からフレーム310の方向へ)があって、再配置、保守、または修復などによるリルーティングが必要になっており、それぞれ不良ポート/ケーブルは×と記されている。TMAS,DEMS370は、例えば入力インターフェイス387と出力インターフェイス383を備え代替パスを与えてくれるシステムの全ての要素に対する表示装置である表示端末380とを結ぶネットワーク雲形表示として示されている。その結果、雲形表示のTMAS,DEMS370は、地域内(影響される長距離局内)または遠隔で運用される警報、ステイタスおよび制御リンク経由で、図示のエレメントと通信することができる。AB31とAB32とは、例えば、2個のDACSIIIフレームを示す。これらは、指示された不良ポート、コネクタ、リンクに対する代替ルートを提供する。AB31は、自局内設備の局側のものを代表し、1631SXは、ネットワーク側を代表してもよい。リルーティングに含まれるフレームを1個だけ図示することができるが、相互接続されている限り2個以上も図示することができる。これらのリルーティング要素には、AB31とAB32とが含まれ、各々制御プロセッサ(CPU)312と332を備え、それぞれTMAS,DEMS雲形表示370と交信する。CPU312と332とは他方でDTMSコンピュータ360と交信する。DTMSコンピュータ360は、更にCPU362を備え、TMAS,DEMS雲形表示370のネットワークとアルカテル1631SXフレーム320のCPU322と交信する。数字2−1−6はAB31上のポート割当の例を示し、数字7−21は1631SX上のポート割当の例を示す。
【0031】
リンク315−1、315−2が故障したり、再配置や保守が必要になったりした場合は、新しいリンクの確保は、AB31の代替リンクタイ・ペア325−1、325−2と、335−1、335−2に対して割り当てられたフレームポート2−1−6と、345−1、345−2に対して割り当てられたフレームポート7−21とで行われる。これらは図示のAB31と1631SX320に割り当てられた代替ポートである。リンク315−2が他の伝送方向について故障した場合は、代替パスは、ベイ350経由でポート7−21,345−2を辿り、リンクポート2−1−6,335−2とタイ・ペア325−2を通り、AB32 310に至る。従って、T3設備に対するペイロード(データまたは音声)のパスは、本発明に従って一時的に代替して割り当てられた設備を用いてリルーティングされる。ポート、コネクタまたはケーブルの保守あるいは交換後は、それぞれ設備315−1または315−2にサービスを復帰することができる。
【0032】
図4を参照する。ここではツールの動作を例示の画面表示を参照して説明する。端末260aの所にいるツールのオペレーターは、承認されたユーザだけであるのが好ましく、システムに入るのには、既知の適当な機密保護ログイン手段でシステムに対しサインしなければならない。図4の画面は好ましい実施の形態であるけれども、ツール操作には他の画面レイアウトも有利に用いられる。図4の画面表示は、アルカテルDCS3/1リマッピングやアルカテル45x専用DCS3/1フレーム用のDCS3/1CLLI、共通言語位置識別コード識別子のリルーティングについて示す。同じような表示は、他の形式のDACSフレームにも用いることができる。図4の画面を表示する前に、もう一つの画面がユーザに表示して示すのは、問題が起きたトランクや使えなくなったトランクであり、前に説明したようにトラブルシューティングが行われ、問題が起きた機器、ワイヤ、コネクタ、回路などが特定される。トラブルが起きた自局内トランクが特定されたら、ユーザは図4のツール画面表示を呼び出す。
【0033】
図4の画面表示は「DCS3/1リマップ・ツール−バージョン2」という題名で、ソフトウェアの種別とバージョンナンバーを示している。この表示の左にあるのは「DCS 3/1 CLLIコード」という題名のウィンドウ405であって、ウィンドウ405に何があるのかが特定される。ウィンドウ405は、最大個数、例えば、10個の共通言語位置識別コード、または自局内トランクのフレームポートを識別する他の手段を、例えば、アルファベット順にリストアップするスペースを提供する。自局内トランクを数字や他の手段でリストアップするのも本発明の範囲に含まれるものとする。勿論、フレームポート全てをウィンドウ405に入れて表示することができる。上/下の矢印407があるが、これらを用いると、自局内トランクポートのDCS3/1フレームのリストを上下にスクロールすることができる。マウスなどの手段を用いて、ユーザは矢印407をドラッグし、トランクポートのアルカテル451フレームコードの識別位置として、例えば、AKRNOH25(オハイオ州アクロン25)をハイライトすることができる。別法としては、ユーザは、CLLIライン408にコード名をタイプすることから始めても差し支えない。周知なように、コードがユニークに識別されればコードがライン408に現れる。ウィンドウ405は、例えば、ユーザがコンピュータ端末のキーボードからdllstxを入力し始める時、アルファベット順にスクロールが行われて所望のフレームやトランクポートを示すようにもできる。将来の実施の形態では、トランクの音声識別も、フレーム、ポート、トランクなどの識別データの入力に用いられるようになろう。
【0034】
ユーザがオハイオ州アクロン25の場所451をハイライトしたと仮定する。次にユーザは画面トグル420を用いて送信方向か受信方向か(例えば、アクロン発またはアクロン着)をトグルする。ツールの使用の方向はアルカテルフレームで予め決めておくこともできる。ユーザが受信(RCV)上をクリックすると、受信(RCV)が前面に現れ、送信(XMIT)が背面側に表示される(図示の通り)。ユーザが送信(XMIT)上をクリックすると、送信(XMIT)が前面に現れる。
【0035】
データの画面入力が終了したと仮定すると、現在のT3ポート割当425とリマップされたT3ポート割当430が自局内トランクをクロスコネクトするハイライトされたフレームのために画面上にポップアップする。次にユーザは、現在のT3ポート割当と新しいT3ポート割当とを入力できる。次にユーザは、継続するには領域435内の「実行」上をクリックしなければならない。また、別の実施の形態では、これらの多くの機能を音声コマンドとその応答で導入することができる。確かに、画面に「リマップしますか」と確認を表示したり、音声で実際にそのように問いかけたりすることができる。その時にはユーザは再び「実行」上をクリックしたり、再びそのように音声で答えなければならない。この安全保護(セキュリティ)機能を設ける必要があるのは、トランクのリマッピング操作に関連したサービス中断があるからである。
【0036】
以上、デジタル自局内トランクを、例えば、不良または旧式ワイヤ、ワイヤコネクタ、機器または回路の実際の故障や切迫した故障故にリルーティングして保守リルーティングや回路再配置を行う方法と装置をある程度詳細に説明した。機能を一部修正したり、別の方法で行うことは、当業者には容易に思いつくことと思われる。本発明はアルカテルDACS1631SX製品の一つを参照して説明したが、他の製品や他のデジタルトランククロスコネクトフレームも同じようにリルーティングすることができる。本明細書に引用の米国特許はいずれも参考文献として全文ここに引用する。本発明は、前記の特許請求の範囲のみによって限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の詳細な説明に用いられる用語、例えば、自局内トランク、ローカル中央局、タンデム中央局、長距離中央局などを定義するのに有用な遠隔通信ネットワークの概要図である。
【図2】 本発明の方法の概略説明図であって、第一デジタルアクセス/クロスコネクトフレームと第二デジタルアクセス/クロスコネクトフレームが警報システム端末でモニタされ、この端末が自局内トランクと代替パス、例えば、試験パスまたは他のパスのデータベースをアセンブルするためのデジタルコンピュータプロセッサ、および切迫した自局内トランク障害をレポートし、保守作業を計画し、利用可能な代替パスをレポートするための表示装置を備えているのを示している図である。
【図3】 本発明の詳細ブロック図であって、好ましい実施の形態の一つにおいて28個のチャンネルからなるT3デジタルキャリアトランク群のリルーティングに本発明を適用した図である。
【図4】 アルカテル451/452タイプ中央局DACSフレームに適用した本発明におけるツールが提供する典型的コンピュータ表示画面であって、デジタル自局内トランクのリルーティングの制御を操作しているシステムユーザに対して内容が表示されている表示画面を示す図である。
【符号の説明】
101,103,153 加入者、105,107,151 加入者ライン、109,235 自局内トランク、111,119,149 ローカル中央局、113,115,117,123,125,129,133,135,137,139,141,143,147 局間トランク、121,131 長距離中央局、127,145 タンデム中央局、200 境界ライン、205,215,225、245 ライン、210 TMAS,210a,260a 端末、220,240 デジタルアクセス/クロスコネクト(DACS)、230 試験フレーム(DTMS)、260 DEMS、310,320,330 クロスコネクト、312,322,332,362 制御プロセッサ(CPU)、315 ポート/ケーブル、325、335,345 タイ・ペア、350 ベイ、360 DTMSコンピュータ、370 雲形表示、380 端末、383 出力インターフェイス、387 入力インターフェイス、2−1−6,7−12 フレームポート、405 ウィンドウ、407 上/下矢印、420 トグル、425,430 ポート割当、435 実行領域、451,452 フレームコード。
Claims (20)
- 電話の中央局を通る自局内デジタル信号をリルーティングする方法であって、
自局内デジタルトランクで接続されている第一および第二デジタルアクセス/クロスコネクトシステムのポートの識別データを記憶するステップと、
前記第一デジタルアクセス/クロスコネクトシステムから前記第二デジタルアクセス/クロスコネクトシステムへ至る代替パスの識別データを記憶するステップと、
前記代替パスの識別データを前記自局内デジタルトランクの前記識別データに相関するステップと、
前記自局内デジタルトランクの識別データの入力に応答して代替パスのデータの利用可能性を決定し、これを表示するステップと、
前記代替パス経由でのリルーティングを操作するときに、前記第一および第二デジタルアクセス/クロスコネクトシステムをロックまたはフリーズすることにより、プロビジョン作業が行われないようにするステップと、
前記自局内デジタル信号を前記代替パス経由でリルーティングするステップと、
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記自局内デジタルトランクがT3自局内トランク設備を備え、前記T3自局内トランク設備が複数のT1設備を備え、前記代替パスが前記複数のT1設備に対応する複数の代替パスから構成され、そして前記リルーティングするステップが前記複数のT1設備を前記対応する代替パス経由で同時にリルーティングすることを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
故障したポートを検出するステップと前記検出ステップに応答して前記故障したポートの識別データを表示するステップと、を更に含むことを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
ポートに関連したデータビットエラーを測定するステップと、前記ポートのビットエラーレートが閾値を超えるかどうかを決定するステップと、前記決定するステップに応答して前記ポートの識別データを表示するステップと、を更に含むことを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記中央局がローカル局であることを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記中央局がタンデム局であることを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記中央局が長距離局であることを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記ポートの識別データが、前記ポートが送信ポートの一つであるか受信ポートの一つであるかどうかであり、前記代替パスが前記ポートの識別データに相関された代替送信パスの一つか代替受信パスの一つかであることを特徴とする方法。 - 請求項8に記載の方法であって、
前記自局内デジタル信号の送受信の方向をユーザに選択させるステップを更に含むことを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
自局内デジタルリンクが同期光学式ネットワークリンクで構成されることを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記自局内デジタルリンクがDS0設備を備えることを特徴とする方法。 - 請求項3に記載の方法であって、
前記故障ポートが最早故障状態でないかどうかを検出し表示するステップと、オペレータの制御に応答して、最早故障状態ではないと判明した前記故障ポート経由で前記自局内デジタルリンクをリルーティングするステップとを更に含むことを特徴とする方法。 - 請求項4に記載の方法であって、
前記故障ポートのビットエラーレートが最早閾値を超えてはいないかどうかを検出し表示するステップと、オペレータの制御に応答して、前記ポート経由で前記自局内デジタルリンクをリルーティングするステップとを更に含むことを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記リルーティングがケーブルコネクタまたはケーブルの一つを系統的に取り替えるために行うリルーティングを含むことを特徴とする方法。 - 請求項14に記載の方法であって、
前記系統的取り替えの後、前記故障ポートのビットエラーレートが閾値を超えてはいないかどうかを検出し表示するステップと、オペレータの制御に応答して、前記ポート経由で前記自局内デジタルリンクをリルーティングするステップとを更に含むことを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記表示するステップが前記中央局からは遠隔の場所で行われることを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法であって、前記自局内デジタルリンクがT1自局内トランク設備を備え、前記T1自局内トランク設備が複数のDS0設備を備え、前記代替パスが前記複数のDS0設備に対応する複数の代替パスから構成され、そして前記リルーティングするステップが前記複数のDS0設備を前記対応する代替パス経由で同時にリルーティングすることからなることを特徴とする方法。
- 請求項16に記載の方法であって、
前記第一および第二デジタルアクセス/クロスコネクトシステムが第一中央局に配置され、第三および第四デジタルアクセス/クロスコネクトシステムが第二中央局に配置され、前記第一および第二中央局が前記第一および第二中央局の一つとは遠隔の場所に位置するコンピュータディスプレイ端末に接続されていることを特徴とする方法。 - 請求項18に記載の方法であって、
前記第一および第二中央局の一つの識別データをユーザに選択させるステップを更に含むことを特徴とする方法。 - 電話の中央局を通る自局内デジタル信号をリルーティングする方法であって、
自局内デジタルトランクで接続されている第一および第二デジタルアクセス/クロスコネクトシステムのポートの識別データを記憶するステップと、
前記第一クロスコネクトシステムから前記第二クロスコネクトシステムへ至る代替パスのポート識別データを記憶するステップと、
前記代替パスのポート識別データを前記自局内デジタルトランクの前記ポート識別データに相関するステップと、
前記自局内デジタルトランクの識別データの入力に応答して代替パスデータの利用可能性を決定し、これを表示するステップと、
前記代替パス経由でのリルーティングを操作するときに、前記第一および第二デジタルアクセス/クロスコネクトシステムをロックまたはフリーズすることにより、プロビジョン作業が行われないようにするステップと、
機密保護ログイン手段により安全保護されたユーザのコマンド受信に応答して、前記自局内デジタル信号を前記代替パス経由でリルーティングするステップと、
を含むことを特徴とする方法。
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