JP4373832B2 - スクリュープレス - Google Patents

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Description

本発明は、周面にろ過機能を有するスクリーンが形成された回転ドラムと該回転ドラムの軸心部を貫通するスクリューとで、泥状物を圧搾脱水又は濃縮するスクリュープレスに関する
従来、内筒のスクリューを回転させるとともに、外筒のスクリーンも毎分0.5回転前後のゆっくりした速度で回転させるようにした回転ドラム式のスクリュープレスが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
図5は、本願出願人が発明して既に特許出願済みのものを従来例として示したスクリュープレスである。図5に示すように、ケーシング53内に設けられ回動自在に軸支される濃縮ろ過孔(以下、「スクリーン」という)を有する回転ドラム42と、その回転ドラム42内で被処理物を軸方向に搬送する圧縮搬送手段としてのスクリュー43とを備え、スクリュー43のスクリュー軸43aは、一方の端部(図の左側)近傍をベアリング60によって軸支され、他方の端部42a(図の右側)をベアリング61によって軸支され、一方の端部にはスクリュー43を回転させるためのスプロケット47が嵌着されている。
回転ドラム42は、一方の端部(図の左側)の回転軸がベアリング58によって軸支され、他方の端部(29)(図の右側)は、ドラムローラ41によって軸支され、一方の端部には、回転ドラム42を回転させるためのスプロケット46が嵌着されている。プレッサ45は、回転ドラム42の端部42aに対向して設けられるプレッサリング45bと、プレッサリング45bをプレッサ本体45cの周りに回転自在に支持するアンギュラ玉軸受44と、プレッサ本体45cの外周に沿って巻き回され、その付勢力により被処理物のうち固形分の出口である開口部49に背圧をかけるスプリング45aとから構成されている。
被処理物供給配管48は、スクリュー軸43aの一端側(図中左)に形成された中空部から構成され、回転ドラム42内の濃縮ゾーンaへ被処理物が供給できるように一方の開口部52がスクリュー軸43aに配設されている。
回転ドラム42内には、濃縮ゾーンa、ろ過ゾーンbおよび圧搾ゾーンcが入り口から順に配設され、スクリュー羽根43bのピッチが次第に詰まるように構成されているので被処理物は進行に伴って濃縮される。
洗浄手段である洗浄装置57は、回転ドラム42の外側上方に配設され、回転ドラム42を外側から洗浄するためのものである。
この装置は、軸端の注入口51より注入される被処理物が、開口部52を通じて回転ドラム42に注入され、回転ドラム42の内部のスクリュー43で搬送される間に徐々に圧搾脱水され、固形分と分離液とに分離される。
そして、分離液は回転ドラム42のスクリーン42bによりろ過され、排出口59から排出される。一方、脱液された固形分は回転ドラム42の端部42aとプレッサリング45bとの間に形成された他方の開口部49から排出される。
特開2003−136290号公報(段落[0006]〜[0015]図1)
しかしながら、従来のスクリュープレスは、以下に説明する3つの理由によりスクリュー43の軸心と、回転ドラム42の軸心との同心精度に問題があった。
第1の理由は、スクリュー43と、回転ドラム42は、それぞれの軸長が長く、回転軸に沿った長手方向の長さが数mに及ぶため、たわみが無視できないほどに影響すること。
第2の理由は、スクリュー43と、回転ドラム42は、それぞれの片側端部を、軸心精度の異なる方式の支持手段によって支持されており、しかも、それらの軸支位置は軸方向で相当に離間していること等により、両者の同心精度を悪くする原因となっている。
第3の理由は、前記第2の理由に関連し、回転ドラム42の排出側の端部42aを、軸心精度の向上が望めないドラムローラ41により支持しているためである。
回転ドラム42の排出側の端部42aは、その外径が1m近くあるため真円度が出しにくいうえに、開放状態に近く、防塵保護等が不完全で塵埃が付着しやすい状態でもあり、この外周面をドラムローラ41が支持する構造であるため、回転ドラム42とスクリュー43との同心精度を数十μm以内とすることができない要因となっている。
したがって、回転ドラム42の周面を形成するスクリーン42bの内周面とスクリュー外周43cとの隙間が、機械精度上のクリアランスとして、従来は約1mm程度の余裕が不可欠であった。
その上、スクリーン42bと、スクリュー43のそれぞれのたわみに応じて、スクリーン42bの内周面と、スクリュー外周43cとの間には、経時的にも、場所的にも一定しない隙間が発生する。
そのため、スクリーン42bの内周面と、スクリュー外周43cとの隙間に「固化残留物」、「脱水残留物」、「デポジション」または「マッドケーキ」と呼ばれる被処理物のかす(以下、「マッドケーキ」という)が、難ろ過層を形成して固着し、ろ過面積を減少するので、ろ過不良を起こすという問題があった。
このマッドケーキを頻繁に除去するために、運転を休止し、回転ドラム42に滞留する被処理物を出し入れして洗浄する際に、大量の洗浄水を用いると、その後に洗浄排水も処理しなくてはならないため、処理量が多くなり、脱水処理の目的に反する結果となり、運用効率を著しく低下させる。
そこで、本発明は、スクリーン42bの内周面と、スクリュー羽根13bの外周との隙間が、従来は相当程度必要であったため、マッドケーキの層が形成してろ過不良を起こしていたところを、スクリーン42bの内周面と、スクリュー羽根13bとを、摺動可能に一致させることができるように、回転ドラムと、スクリュー軸との軸心精度を高める構造とすることにより、隙間を殆どなくし、マッドケーキの層の形成を防止して、ろ過不良を解消したスクリュープレスを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、ろ過機能を有するスクリーン20aが周面に形成された回転ドラム20と、前記回転ドラム20の軸心部を貫通するスクリュー軸13aおよび該スクリュー軸13aの少なくとも一部の外周を巻回するスクリュー羽根13bとから構成され、前記回転ドラム20内において被処理物を搬送する回転自在のスクリュー13と、前記回転ドラム20内の排出側の端部29に配置され、固形分排出口39からの固形分排出量を規制するプレッサ30と、前記スクリュー13に制御自在の回転力を付与する第1駆動装置14と、前記回転ドラム20に制御自在の回転力を付与する第2駆動装置22と、を備えたスクリュープレス10であって、前記回転ドラム20と前記スクリュー13とは、前記スクリュー軸13aを共通回転軸として第3軸受3および第4軸受4でなる一対の軸受を介し相互に回転自在に軸支持されており、前記回転ドラム20または前記スクリュー軸13aは、他の一対の軸受を介して基台5に軸支されており、前記プレッサ30は、前記回転ドラム20と同軸回転可能なプレッサリング30aと、前記プレッサリング30aを軸方向に進退させる動作を伝達するプレッサロッド30bと、前記回転ドラム20外に配置され、前記プレッサロッド30bの一端側に接続されて連動するプレッサ押板30cと、前記プレッサ押板30cの回転方向に対して摺動自在であり、前記進退動作を前記回転ドラム20の外部に伝達可能な摺動継手30dと、前記摺動継手30dを介して前記進退動作を前記プレッサリング30aへ伝達する位置規制手段30eと、を備えたことを特徴とするスクリュープレス10である。
なお、前記回転ドラム20の範囲には、前記プレッサリング30aが最も後退できる限界までを含むものとする。
請求項1に記載の発明によれば、スクリュー軸13aまたは前記回転ドラム20の両端は、第1軸受1および第2軸受2でなる一対の軸受で基台5上に軸支され、第3軸受3および第4軸受4でなる一対の軸受でスクリュー軸13aと回転ドラム20が軸着され、これら第1軸受1ないし第4軸受4は前記スクリュー軸13aの軸心に沿っている。
さらに、第1駆動装置14と第2駆動装置22の動力を、前記スクリュー軸13aと回転ドラム20にそれぞれ伝達する構成としたので、スクリュー13と回転ドラム20は、スクリュー軸13aを共通の回転軸とし、スクリュー13と回転ドラム20をそれぞれ両端支持することができて、両方の軸心精度を保つことができる。しかも前記スクリュー13と回転ドラム20を別の回転数(差動回転)で回転させることができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、位置規制手段30eが摺動継手30dを介してプレッサ押板30cを位置規制し、プレッサ押板30cに接続されたプレッサロッド30bおよびプレッサリング30aにより固形分排出口39の開口量を規制する。
スクリュープレス10内に被処理物の固形分の排出圧力が高まると、脱水固形分が、回転ドラム20の排出側の端部29とプレッサリング30aとで形成された、固形分排出口39から排出される。位置規制手段30eを調整して固形分排出口39の開口量を規制することにより、被処理物の違いに対応できる。
請求項2に記載の発明は、前記回転ドラム20の排出側の端部29を突出して回転ドラム中空軸20bが形成され、前記スクリュー軸13aの一方の軸端に第4軸受4が嵌入され、前記第4軸受4の外径に前記回転ドラム中空軸20bが嵌合されたことを特徴とする請求項1に記載のスクリュープレス10である。
請求項2に記載の発明によれば、スクリュー軸13aの一方の軸端に嵌入された第4軸受4の外径に回転ドラム20の排出側の端部29を突出した回転ドラム中空軸20bが同心二重軸構造で軸着しているので、より確実に同心精度を維持できる。
請求項に記載の発明は、前記スクリュー羽根13bの外周と前記回転ドラム20の内周面が摺接するように、前記スクリュー羽根13bの外径dと前記回転ドラム20の内径d´を設定したことを特徴とする請求項1または請求項に記載のスクリュープレス10である。
請求項に係る発明によれば、スクリュー軸13aは回転ドラム20と回転自在に軸着しているので、スクリュー軸13aの軸心と回転ドラム20の軸心を一致させることができる。
つまり、別の回転体が、一本のスクリュー軸13aにより、それぞれ独立の回転を自在にするように、軸支されているので、これらのスクリュー羽根13bの外周と回転ドラム20の内周面との隙間を極めて少なくし、かつ相当の軸重にも耐久性を維持できる構造になっている。
したがって、スクリュー13のスクリュー羽根13bの外周は、回転ドラム20の内周面に摺動可能に略一致させ、常時接触する構成であっても、接触部分が損傷される心配はなく、また、回転ドラム20の内周面、すなわちスクリーン20aにマッドケーキの層が固着する余地をなくすことができるので、目詰まりしなくなり、ろ過効率を低下させる原因も解消される。
請求項1に記載の発明によれば、スクリュー13と回転ドラム20をそれぞれ両端支持することができて、両方の軸心精度を保つことができる。しかもスクリュー13と回転ドラム20を差動回転させることができる。
詳しくは、スクリュー13と回転ドラム20を同軸で、それぞれ同一方式のボールベアリング等の軸受で両端支持するため、軸受内部の転がり面又は摺動面が鏡面に近い仕上げ精度を前提とする設定クリアランス(ラジアル隙間)で厳密に規定でき、かつ防塵保護されるので、数十μmの同心精度を容易に維持でき、したがって、スクリュー羽根13bの外周と回転ドラム20の内径を極めて少ない隙間になるように一致させることができ、マッドケーキ層の形成を防止して、ろ過不良を解消することができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、位置規制手段30eを調整して固形分排出口39の開口量を規制することにより、被処理物の違いに対応できる。
請求項2に記載の発明によれば、スクリュー軸13aの一方の軸端近傍に嵌入された第4軸受4の外径に回転ドラム20の一端を突出した回転ドラム中空軸20bが同心二重軸構造で軸着しているので、より確実に同心精度を維持できる。
請求項に記載の発明によれば、スクリーン20aにマッドケーキが固着する余地をなくすことができるので、目づまりしなくなり、ろ過効率を低下させる原因も解消される。
以下、本発明の実施の形態に関し、図面を参照しながら説明する。なお、全図にわたり、同一効果を奏する部分には同一符号を付して、重複する説明は省略する。
図1は、本発明のスクリュープレス10の平面断面図である。図1に示すように、ケーシング31内に設けられ回動自在に軸支され、周面にろ過機能を有するスクリーン20aが形成された回転ドラム20と、その回転ドラム20の軸心部を貫通するスクリュー軸13aとスクリュー羽根13bとから構成された回転自在のスクリュー13とを備えている。
また、スクリュー13のスクリュー軸13aは、外周部に、軸回転に応じて軸方向の推進作用を生じるスクリュー羽根13bが巻回され排出側に向かって拡大したテーパ形状部と、テーパ形状部の両端からそれぞれ突設した回転支持軸部とからなる。なお、以後の説明の都合上、図1の左側(即ち、被処理物の供給側)に位置する回転支持軸部を中空軸13eと呼び、図1の右側(即ち、固形分の排出側)に位置する回転支持軸部を中実軸13dと呼ぶ。
スクリュー軸13aおよび前記回転ドラム20それぞれの両端近傍が、第1軸受1および第2軸受2でなる一対の軸受けにより、直接または間接的に基台5上に軸支されている。
また、スクリュー軸13aと回転ドラム20は、それぞれの両端近傍で第3軸受3および第4軸受4でなる一対の軸受けにより軸着されている。
そして、スクリュー13に制御自在の回転力を付与する第1駆動装置14と、回転ドラム20に制御自在の回転力を付与する第2駆動装置22と、を備え、第1駆動装置14および第2駆動装置22は、第1軸受1と第2軸受2のそれぞれの近傍に配設された駆動力伝達手段を介して駆動力伝達するように構成されている。
すなわち、スクリュー軸13aの一方の軸端(被処理物の供給側)には、第1軸受1と第3軸受3が併設され、スクリュー軸13aの他方の軸端(固形分の排出側)には、第2軸受2と第4軸受4が併設され、これら第1軸受1ないし第4軸受4は前記スクリュー軸13aの軸心に沿って設けられている。
また、スクリュー13と回転ドラム20の一端は、スクリュー軸13aを共通の回転軸とし、スクリュー13と回転ドラム20をそれぞれ両端支持することができて、両方の軸心精度を保つことができる。しかも前記スクリュー13と回転ドラム20を差動回転させることができる。
さらに、第1駆動装置14と第2駆動装置22の動力は、第1軸受1ないし第4軸受4のうち何れかの近傍で前記スクリュー軸13aと回転ドラム20にそれぞれ伝達するようにしたことも、軸心精度を保つことに奏効する。
なお、請求項2に記載したように、回転ドラム20の排出側の端部29を突出して回転ドラム中空軸20bが形成されており、また、スクリュー軸13aの一方の軸端側に第4軸受4が嵌入され、この第4軸受4の外径に前記回転ドラム中空軸20bが嵌合されている。このことにより、スクリュー軸13aと回転ドラム中空軸20bが同心二重軸構造で軸着しているので、より確実に同心精度を維持でき、かつ相当の軸重にも耐久性を維持することが可能になる。
すなわち、回転ドラム20は、軸心部を貫通し、同軸的に軸支されて回転するスクリュー13とは異なる速度で回転し、また、スクリュー羽根13bの外径dと回転ドラム20の内径d´を摺動可能に略一致させた寸法としたことにより、摺動部分の隙間を最大限に少なくしたため、常時接触する構成であっても、摺動部分が円滑に接触する。
また、回転ドラム20の内周面、すなわちスクリーン20aにマッドケーキの層が固着する余地をなくすことができるので、目詰まりしなくなり、ろ過効率を低下させる原因も解消される。なお、スクリュー羽根13bと回転ドラム20を摺動可能に略一致させるとは、その隙間が0.5mm以下に設定され、好ましくは0.1mm以下とすることである。
プレッサ30は、回転ドラム20とスクリュー13とで形成された固形分排出口39の開口度を調節するものであり、固形分排出口39を経て排出窓36から排出される固形分の排出量を調節するプレッサリング30aと、そのプレッサリング30aを軸方向に進退させる動作を伝達するプレッサロッド30bと、回転ドラム20と同軸回転可能なプレッサロッド30bに接続されて連動するプレッサ押板30cと、そのプレッサ押板30cの回転方向に対して摺動自在であり、進退動作を行うスラスト力を回転ドラム20の外部に伝達可能な摺動継手30dと、その摺動継手30dを介してスラスト力をプレッサリング30aへ伝達する位置規制手段30eから構成されている。
また、図1に示すように、プレッサ30のプレッサリング30aが、スクリュー軸13aのスクリュー羽根13bが巻回され排出側に向かって拡大したテーパ形状部の端部29に回転および摺動を自在として嵌合し、その端部29とスクリュー軸13aのテーパ形状部の側面とで形成された固形分排出口39の開口度を調節する構成でもよく、また、図4に示すように、プレッサ30のプレッサリング30aが、回転ドラム20の排出側の端部29とスクリュー軸13aのテーパ形状部の最大端部とで形成された固形分排出口39と対向して開口度を調節する構成としてもよい。
なお、後ほど図4に沿って説明する構成では、プレッサリング30aが円滑に摺動可能とする、スクリュー軸13a´のテーパ形状部の最大端部と略同一径の摺動支持部材21を、回転ドラム20´の排出側の端部29から突設するのが好ましい。
プレッサ30は、被処理対象物の性質と、その処理目的に応じてスクリュー13の排出圧力を受ける被処理物に対抗する押圧力を付勢され、回転ドラム20とスクリュー13とで形成された固形分排出口39の開口度を調節し、固形分排出口39を経て排出窓36から排出される固形分の排出量を調節するが、強く圧搾する場合は、例えば、位置規制手段30eの空気圧を高めて固形分排出口39を狭めて、固形分の排出を困難にし、回転ドラム20内により長時間滞留させて、その分だけ強く圧搾する。逆に、弱い圧搾で足りる場合は固形分排出口39を広げて、固形分の排出を容易にし、回転ドラム20内を短時間で通過させることにより、所望の脱水率に調整できる。このように、位置規制手段30eを調整して固形分排出口39の開口量を規制することにより、固形分の脱水率の調整や被処理物の違いに対応できる
このスクリュープレス10は、周面にろ過機能を有するスクリーン20aが構成された回転ドラム20と、回転ドラム20の軸心部を貫通するスクリュー軸13aとスクリュー軸13aに巻回され被処理物の搬送側に向かってピッチが狭められたスクリュー羽根13bとから構成されたスクリュー13と、回転ドラム20内の排出側の端部29において、スクリュー13の排出圧力を受ける被処理物に対して押圧力を付勢されたプレッサリング30aと、を備えている。
そして、スクリュー軸13aは回転ドラム20と回転自在に軸着するとともに、スクリュー羽根13bの外径dと回転ドラム20の内径d´を摺動可能に略一致させている。
なお、スクリュー羽根13bの外径dと回転ドラム20の内径d´にそれぞれ付した符号d,d´に関し、図1,3,4においては、たかだか数μmから数百μmの差があるに過ぎず、略同一寸法のため符号dのみで示している。
また、回転ドラム20は、その周面がスクリーン20aを構成しており、例えば三角形の断面形状のウェッジワイヤをリング状にし、そのリング間に、ろ過穴である僅かな隙間をあけて並設するように、つなぎ合わせた構造である。なお、スクリーン20aは入り口から出口に向かって順次その目幅を設定されている。
スクリュー13は、制御自在の電動機等および伝達手段でなる第1駆動装置14により、その回転力をスプロケット15からチェーン16を介してスプロケット17に伝達して付与される。
回転ドラム20は、制御自在の電動機等および伝達手段でなる第2駆動装置22により、その回転力をスプロケット23からチェーン24を介してスプロケット25に伝達して付与される。
そして、第1軸受1および第2軸受2による一対と、第3軸受3および第4軸受4による一対は、スクリュー13の軸を基軸として、各対が相互に独立回転を自在にしている。特に、第2軸受2と第4軸受4との関係は、同心二重軸受を構成している。つまり、スクリュー軸13aの片方の軸端近傍が中心軸となる中実軸13dに、第4軸受4を介して二重筒構造となって覆い被さるように回転ドラム中空軸20bが軸承されている。
このように独立回転を自在の同心二重軸受が構成されているので、軸偏心やガタツキを少なくできる。したがって、相対運動するスクリュー13の外径と回転ドラム20の内径を一致させた両者間には、適度の摺接を円滑に維持できる。そして、スクリュー13の外径と回転ドラム20の内径を略一致させれば、マッドケーキが固着する余地はなくなるので、ろ過効率を低下させる原因も解消される。
また、回転ドラム20の回転と、スクリュー13の回転に規定の差をつけるような差速回転制御手段として、インバータ電動機制御方式を採用しており、回転ドラム20の回転と、スクリュー13の回転に規定の差をつけるように、各電動機への供給電力の周波数を制御すれば、容易に実現するので、詳細な説明は省略する。
ここで、被処理物の経路を説明する。
図2は、本発明のスクリュープレス10の縦断面図である。図2に示すように、基台5の上に、それぞれ軸受を配設したブラケット8およびブラケット9が、所定の間隔を保持して直立し、ブラケット8には第1軸受1、ブラケット9には第2軸受2がそれぞれ配設され、これら第1軸受1と第2軸受2にスクリュー13および回転ドラム20を同軸で軸支している。
スクリュー軸13aの円錐部は必ずしも中空でなくともよいが、中空軸13eは中空であり、その軸端が被処理物である汚泥・スラリー、または練り食品等を注入するための注入口18となり、注入口18から注入された被処理物は、ロータリージョイント11を介して中空軸13eに供給され、中空軸13eを経由し、回転ドラム20の内部で入り口に近い所に開口した開口部19を通って回転ドラム20内に圧入される。ロータリージョイント11には、図示せぬ配管が接続されて、スクリュープレス10内へと、非処理物を供給する。
回転ドラム20内部の被処理物は、スクリュー13で、図の左から右へと搬送される間に回転ドラム20のスクリーン20aにより固液分離され、分離された分離液Jは、基台5の中央よりに設けられた排出口24を経て分離液排出管28から排出される。
なお、回転ドラム20とスクリュー軸13aの間に形成されたろ過室100内では、テーパ形状により太くなるスクリュー軸13aと回転ドラム20との間隔が狭くなることに加えて、スクリュー羽根13bのピッチが次第に詰まるように構成されているので、被処理物は搬送に伴ってろ過室100の容積が減少し圧搾脱水される。
このように、スクリュープレス10はケーシング37内に設けられ回動自在に軸支されるスクリーン20aを有する回転ドラム20と、その回転ドラム20内で被処理物を軸方向に搬送する圧縮搬送手段としてのスクリュー13と、回転ドラム20における注入側の端部近傍および排出側の端部29にそれぞれ形成した2つの開口部とを備え、一方の注入口18より注入される被処理物が、開口部19を通じて回転ドラム20に注入され、回転ドラム20内部のスクリュー13で搬送される間に、ろ過室100の容積減少に伴って固形分と分離液とに分離させる。
そして、回転ドラム20の端部29には、プレッサ30が連結されており、プレッサ30は、スクリュー13により押し出され、排出圧力を受ける被処理物に対抗する押圧力を付勢され、回転ドラム20とスクリュー13とで形成された固形分排出口39の開口度を調節する構成となっている。
図2に示すように、被処理物は注入口18から矢印X、矢印Y1、矢印Y2〜矢印Y12、矢印Zに示す順に搬送される。特に開口部19(図1参照)を通じて回転ドラム20に注入されると、矢印Y12の方向に押し出された固形分が、ろ過室100の容積減少による効果と、排出圧力を受ける被処理物に対抗する押圧力を付勢されたプレッサリング30aにより排出を制限され圧搾され、スクリーン20aからろ過された分離液Jは、漏斗部27で分離液排出口24を経て一本の分離液排出管28に集液され、系外に排出される。なお、プレッサリング30aは、図1に詳細を示した位置規制手段30eの伸縮調節により、固形分排出口39の開口度を全閉から全開まで適宜に制御可能に構成されている。
図3は、本発明のスクリュープレス10の要部断面図であり、また、図4は、本発明の他の実施の形態のスクリュープレス10´の要部断面図である。プレッサリング30aの位置を図1に記載されている位置規制手段30eにより被処理物の性質と、その処理目的に応じてスクリュー13の排出圧力を受ける被処理物に対抗する押圧力を付勢され、回転ドラム20とスクリュー13とで形成された固形分排出口39の開口度を調節(例えば位置7から位置6へ移動)することにより、スクリュー13により搬送されている位置A〜Eの被処理物は、プレッサリング30aの背圧により圧搾され、位置A〜Dにおいて固液分離され、分離された分離液Jは漏斗部27を経て排出口24から排出され、固形分は位置Eにおいてプレッサリング30aの押圧により最大圧力まで圧搾され、端部29の固形分排出口39、排出窓36を経て脱水固形分として排出管12から排出される。
図4は、本発明の他の実施の形態のスクリュープレスの要部断面図であり、図3との相違点のみを明確にするようにして、既に説明した箇所については同一符号を付して説明を省略する。
図4に示すように、回転ドラム20´の端部29近傍の形状およびスクリュー軸13a´の形状が、図3で示したものとは異なっている。まず、スクリュー軸13a´において、スクリュー羽根13b以外の部分を細くして材料の節約を図っている。また、そのことに関連して第4軸受40の位置がスクリュー軸13a´の軸中央よりに配設されているので、軸架距離を短縮し、軸心精度を向上させている
また、回転ドラム20´の端部29近傍において、摺動支持部材21が、第4軸受40と同心円を含む外径上に配設され、プレッサリング30aの進退動作(例えば位置7´から位置6´へ移動)を摺動自在に支持し、排出隙間Sの寸法を管理することにより、非処理物の違いに対応するようにしている。
なお、排出管12´を比較的広く確保している。そして、飛沫防止のために、軸方向からみてU字型の排出カバー38が、基台5´に固定されているが、図1〜3に示した実施形態のものは、排出カバーを外した状態を図示して内部構造を説明したに過ぎず、実際には排出カバー38と同等のものを具備している。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されることはなく、適宜変更して実施することが可能である。例えば、回転軸の全てを垂直に立てた構成、あるいは処理目的に応じた濃縮および圧搾の程度で区別した一単位づつのスクリュープレス10を多数連結した構成であっても構わない。
また、軸受の構造は、第1軸受1と第3軸受3の組み合わせによる構造、または第2軸受2と第4軸受4,40の組み合わせによる構造の何れかの構造に統一して、両方の軸端を対称に構成してもよい。
さらに、第1軸受と第2軸受はスクリュー軸13a,13a´を支持する構造でも、また回転ドラム20,20´を支持する構造であってもよい。
本発明の一実施の形態のスクリュープレスの平面断面図である。 本発明の一実施の形態のスクリュープレスの縦断面図である。 本発明の一実施の形態のスクリュープレスの要部断面図である。 本発明の他の実施の形態のスクリュープレスの要部断面図である。 従来のスクリュープレスの縦断面図である。
符号の説明
1 第1軸受
2 第2軸受
3 第3軸受
4,40 第4軸受
5 基台
6,6´,7,7´ プレッサリングの位置
8,9 ブラケット
10 スクリュープレス
11 ロータリージョイント
12,12´ 排出管
13 スクリュー
13a,13a´ スクリュー軸
13b スクリュー羽根
13c スクリュー外周
13d 中実軸
13e 中空軸
14 第1駆動装置
15,17,23,25 スプロケット
16,24 チェーン
18 注入口
19 開口部
20,20´ 回転ドラム
20a スクリーン
20b 回転ドラム中空軸
21 摺動支持部材
22 第2駆動装置
24 分離液排出口
27 漏斗部
28 分離液排出管
29 排出側の端部
30 プレッサ
30a プレッサリング
30b プレッサロッド
30c プレッサ押板
30d 摺動継手
30e 位置規制手段
31 ケーシング
36 排出窓
37 ケーシング
38 排出カバー
39 固形分排出口
41 ドラムローラ
42 回転ドラム
100 ろ過室
A〜F 被処理物
J 分離液
S 排出隙間

Claims (3)

  1. ろ過機能を有するスクリーン(20a)が周面に形成された回転ドラム(20)と、
    前記回転ドラム(20)の軸心部を貫通するスクリュー軸(13a)および該スクリュー軸(13a)の少なくとも一部の外周を巻回するスクリュー羽根(13b)とから構成され、前記回転ドラム(20)内において被処理物を搬送する回転自在のスクリュー(13)と、
    前記回転ドラム(20)内の排出側の端部(29)に配置され、固形分排出口(39)からの固形分排出量を規制するプレッサ(30)と、
    前記スクリュー(13)に制御自在の回転力を付与する第1駆動装置(14)と、
    前記回転ドラム(20)に制御自在の回転力を付与する第2駆動装置(22)と、を備えたスクリュープレス(10)であって、
    前記回転ドラム(20)と前記スクリュー(13)とは、前記スクリュー軸(13a)を共通回転軸として第3軸受(3)および第4軸受(4)でなる一対の軸受を介し相互に回転自在に軸支持されており、
    前記回転ドラム(20)または前記スクリュー軸(13a)は、他の一対の軸受を介して基台(5)に軸支されており、
    前記プレッサ(30)は、
    前記回転ドラム(20)と同軸回転可能なプレッサリング(30a)と、
    前記プレッサリング(30a)を軸方向に進退させる動作を伝達するプレッサロッド(30b)と、
    前記回転ドラム(20)外に配置され、前記プレッサロッド(30b)の一端側に接続されて連動するプレッサ押板(30c)と、
    前記プレッサ押板(30c)の回転方向に対して摺動自在であり、前記進退動作を前記回転ドラム(20)の外部に伝達可能な摺動継手(30d)と、
    前記摺動継手(30d)を介して前記進退動作を前記プレッサリング(30a)へ伝達する位置規制手段(30e)と、を備えたことを特徴とするスクリュープレス(10)。
  2. 前記回転ドラム(20)の排出側の端部(29)を突出して回転ドラム中空軸(20b)が形成され、
    前記スクリュー軸(13a)の一方の軸端に第4軸受(4)が嵌入され、前記第4軸受(4)の外径に前記回転ドラム中空軸(20b)が嵌合されたことを特徴とする請求項1に記載のスクリュープレス(10)。
  3. 前記スクリュー羽根(13b)の外周と前記回転ドラム(20)の内周面が摺接するように、前記スクリュー羽根(13b)の外径(d)と前記回転ドラム(20)の内径(d´)を設定したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスクリュープレス(10)。
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