JP4373103B2 - Transparent liquid oily composition - Google Patents
Transparent liquid oily composition Download PDFInfo
- Publication number
- JP4373103B2 JP4373103B2 JP2003032078A JP2003032078A JP4373103B2 JP 4373103 B2 JP4373103 B2 JP 4373103B2 JP 2003032078 A JP2003032078 A JP 2003032078A JP 2003032078 A JP2003032078 A JP 2003032078A JP 4373103 B2 JP4373103 B2 JP 4373103B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- water
- oil
- iob
- mixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、皮膚に適用後、水又は湯で洗い流して使用する、油剤を主体とした透明な液状組成物に関し、さらに詳細には、透明で美麗な液状を呈し、浴室や洗面台等、水の介在する環境下でも、例えばマッサージ化粧料、クレンジング化粧料として使用することができる透明液状油性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、界面活性剤/水/油の共存する系では、界面活性剤濃度が一定の場合、水/油の混合比と温度によって系の状態が変化することが知られており、相図を基にした研究がなされている。
界面活性剤を含む油相から、水の割合を増やしていく場合、界面活性剤の働きにより水は一部油中に可溶化され、透明から半透明の外観の可溶化状態を呈する。この可溶化量の大きさは、界面活性剤の種類と配合量のほかに、系全体の親水性−親油性バランス(HLバランス)、特に用いられる界面活性剤のHLバランスに大きな影響を受ける。
【0003】
一般に、非イオン界面活性剤を用いた系では、界面活性剤が温度によってHLバランスを変化させるため、油への水の可溶化量は、温度によって著しく変化し、最適な温度範囲よりも高い温度であっても、低い温度であっても急激に可溶化量が減ってしまう。すなわち、最適温度よりもより高い温度においては、界面活性剤が油相に溶解しやすいため、水の添加によりW/Oエマルションになり白濁し、低い温度においては、界面活性剤が水相に溶解しやすいため、O/Wエマルションとなり白濁する(非特許文献1)。
【0004】
ところで、一般に洗い流して使用するオイル製剤を商品設計する場合、スキンケア効果や洗浄効果など、オイルそのものの効果もさることながら、洗い流しやすく、油性感が残らないことが重要である。このような思想のもと、水が混入したときに素早くO/Wエマルションに乳化し、さっぱりと洗い流せるオイル製剤に関する技術が開発されてきた。
【0005】
オイルクレンジング関連では、例えば、特許文献1に、特定の非イオン界面活性剤と液体油を組み合わせ、使用後水により容易に乳化分散してすすぎ落とせる非水クレンジング料が記載されている。特許文献2及び特許文献3には、これに更に水を加え、洗い流し性や安定性を向上させたクレンジング化粧料が記載されている。また、特許文献4には、非イオン界面活性剤と脂肪酸等の特定の添加剤を含有する液状油性皮膚洗浄料が、洗い流し時により乳化しやすいことが記載され、特許文献5には、油性成分と、特定の非イオン界面活性剤及び少量の多価アルコールを含有する油性洗浄料が、良好な洗い流し性や使用感を有することが記載されている。
【0006】
これらの技術では、オイル製剤が素早くO/W状態に乳化して、すっきりと洗い流せるようにするために、ある程度HLバランスの高い非イオン界面活性剤を選ぶか、油や添加剤の種類を変えて系全体のHLバランスを高めに設定されている。そのために前述した相図の上では、油が最も水を可溶化する領域は、実使用温度範囲である約30℃近辺よりも高い温度領域であるか、あるいはほとんど存在しなくなり、実使用温度近辺では水の混入によって速やかにO/Wとなる領域が広がっているような系に設計される。
【0007】
しかしながら、一般のオイル製剤において、水の混入により速やかにO/Wに乳化するという性質は、逆に水が混入するとオイルとしての性質が失われてしまうということにもつながるため、従来のオイル製剤では、濡れた手での使用や濡れた体に対する使用が困難であった。
【0008】
【非特許文献1】
篠田耕三,「転相温度方式とHLB値方式による乳化剤選定の比較」,日本化学雑誌,1968年,第89巻,第5号,p.435−442
【特許文献1】
特開昭62−108806号公報
【特許文献2】
特開平3−161428号公報
【特許文献3】
特開2002−241224号公報
【特許文献4】
特開平11−35421号公報
【特許文献5】
特開2001−342115号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、濡れた手や、濡れた体にも使用でき、かつすっきりと洗い流せ、浴室やシャワー室での使用も可能な透明液状油性組成物を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、製剤に対し100重量部までの水(製剤:水=1:1重量比)の混入に際して、(一時的にでも)可溶化領域を形成し、かつ可溶化領域の形成される温度範囲が実使用温度、つまり皮膚表面での温度に合致するよう、特定の非イオン界面活性剤等と油剤を特定の割合で組み合わせて用いれば、水の混入に対してもオイルとしての性質を失わず、濡れた手や、濡れた体に使用しても油剤が本来備えているなめらかなマッサージ性や透明感のある外観、油汚れを溶かす性質を維持でき、すすぎ時には大量の水の添加により、容易に乳化してさっぱりと洗い流せる液状油性組成物が得られることを見出した。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、次の成分(A)〜(E):
(A)IOBが0.75〜1.05であるポリアルキレングリコール鎖を有する液状の非イオン界面活性剤 8〜15重量%
(B)IOBが1.1〜2.0の水溶性非イオン界面活性剤 9〜15重量%
(C)IOBが0.25〜0.60の非イオン界面活性剤又はIOBが0.25〜0.60の高極性油剤 2.5〜8重量%
(D)液状油剤(ただし成分(C)の高極性油剤を除く) 60〜85重量%
(E)12重量%以下の水
を含有する組成物であって、成分(A)、(B)及び(C)の混合IOBが0.8〜1.2であり、該組成物100重量部に対して100重量部までの水を加えて混合するとき、常に透明又は半透明の状態をとる温度が28〜32℃の範囲内に存在することを特徴とする透明液状油性組成物を提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明で用いる成分(A)は、IOBが0.75〜1.05、好ましくは0.80〜0.95の非イオン界面活性剤で、親水基としてポリアルキレングリコール鎖を有するものである。常温で液状のものが、低温で析出しにくく好ましい。ここで、IOB(無機性−有機性バランス)とは、親水性−親油性のバランスを示す指標であり、本発明においては小田、寺村らによる次式を用いて算出している。なお、無機性値及び有機性値は有機概念図(藤田穆、有機化合物の予測と有機概念図、化学の領域 Vol.11,No.10(1957)p.719-725)に基づき求められる。
【0013】
【数1】
【0014】
成分(A)の非イオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレン(以下POEと表記する)脂肪酸エステル、POEアルキルエーテル、脂肪酸POEアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル、POEソルビット脂肪酸エステル、POEグリセリン脂肪酸エステル、POE硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンアルキルエーテル等が挙げられる。
【0015】
より具体的には、POE(6)オレイルエーテル(IOB0.83)、POE(5)ラウリルエーテル(IOB0.95)、POE(15)ラウリルエーテルステアレート(IOB0.94)、POE(8)ジラウレート(IOB0.81)、POE(12)ジイソステアレート(IOB0.80)、POE(12)ジラウレート(IOB0.98)、POE(30)ソルビトールテトラオレエート(IOB0.90)、POE(6)モノイソステアレート(IOB0.91)、POE(6)モノオレエート(IOB0.90)、POE(6)グリセリルモノイソステアレート(IOB0.84)、POE(8)グリセリルモノイソステアレート(IOB0.95)、POE(30)グリセリルトリイソステアレート(IOB0.98)、POE(30)グリセリルトリオレエート(IOB0.97)等が挙げられる。
【0016】
成分(A)の非イオン界面活性剤は、2種以上を組み合わせて用いることもでき、全組成中に5〜15重量%、好ましくは8〜15重量%含有される。5重量%未満では、十分な耐水性が得られず、15重量%を超えると、すすぎ時にぬるつきが強くなる。
【0017】
本発明で用いる成分(B)は、IOBが1.1〜2.0、好ましくは1.2〜1.5の水溶性の非イオン界面活性剤である。ここで水溶性とは、10重量%の濃度で水に透明に溶解する性質をいう。また、常温で液状のものが好ましい。
このような非イオン界面活性剤としては、POEモノ脂肪酸エステル、脂肪酸POEグリセリル(POE鎖を付加したグリセリンと脂肪酸のエステル)、モノ脂肪酸POEグリセリン(モノ脂肪酸グリセリンにPOE鎖を付加した構造)、アルキルグルコシド、POEソルビタン脂肪酸エステル等が挙げられる。特に、POEモノ脂肪酸エステル、脂肪酸POEグリセリル、モノ脂肪酸POEグリセリンが、耐水性に優れたものを作ることができることから好ましい。
より具体的には、POE(7)ヤシ油脂肪酸グリセリン(IOB1.22)、モノラウリン酸ポリエチレングリコール(IOB1.34)等が挙げられる。
【0018】
成分(B)の非イオン界面活性剤は、2種以上を組み合わせて用いることもでき、全組成中に6〜20重量%、好ましくは9〜15重量%含有される。6重量%未満では、十分なすすぎ性が得られず、20重量%を超えると、相対的に該組成物中の油剤の配合量が少なくなるために油汚れの洗浄力が十分に得られず、また、肌への刺激が生じ易くなる。
【0019】
本発明で用いる成分(C)は、IOBが0.25〜0.60、好ましくは0.30〜0.60の非イオン界面活性剤又は高極性油剤である。
かかる非イオン界面活性剤又は高極性油剤としては、高級アルコール、ジグリセリルジアルキレート、プロピレングリコールモノ脂肪酸エステル、POE脂肪酸エステル等が挙げられ、具体的には、ミリスチルアルコール(IOB0.36)、イソステアリルアルコール(IOB0.28)、オレイルアルコール(IOB0.29)、ジイソステアリン酸ジグリセリル(IOB0.41)、ジオレイン酸ジグリセリル(IOB0.42)、モノオレイン酸プロピレングリコール(IOB0.39)、モノイソステアリン酸プロピレングリコール(IOB0.38)、モノラウリン酸プロピレングリコール(IOB0.53)、POE(6)ジイソステアレート(IOB0.53)、POE(6)ジオレエート(IOB0.52)等が挙げられる。
【0020】
成分(C)は、2種以上を組み合わせて用いることもでき、全組成中に1〜8重量%、好ましくは2.5〜8重量%含有される。1重量%未満では、十分な耐水性が得られず、8重量%を超えると、すすぎ時にべたつくなどして好ましくない。
【0021】
本発明の透明液状油性組成物は、該組成物100重量部に対して100重量部までの水を加えて混合するとき、常に透明又は半透明の状態をとる温度が28〜32℃の範囲内に存在するものである。
このためには、特に成分(A)、(B)及び(C)の混合物のIOBを調節することが重要であり、混合IOBは0.8〜1.2、特に0.9〜1.1の範囲であるのが好ましい。混合IOBが0.8未満の場合、濡れた皮膚上で使用して水と混ざるとW/O乳化物になって白濁してしまい、マッサージ感や外観が悪くなるとともに、すすぎ性が極めて悪くなり好ましくない。また、混合IOBが1.2を超えると、濡れた皮膚上で使用して水と混ざるとO/W乳化物になって白濁してしまい、マッサージ感や外観が悪くなるとともに、油汚れを溶かす能力やオイル独特のマッサージ感が失われるために好ましくない。
【0022】
混合IOBは、成分(A)、(B)及び(C)全体の大まかな配合量とそれぞれの種類、および油剤の種類が固定されればおおむね一定の値をとる。適正な混合IOBは、該組成物100重量部に対して100重量部の水を加えて混合したときに、約30℃において系全体が白濁しないように成分(A)、(B)及び(C)の配合量を調節し、適当な混合比率のポイントで各々の成分固有のIOBと配合量をもとに、混合IOBを計算することにより決定することができる。なお、混合IOBは、例えば活性剤aと活性剤bと活性剤cの場合、以下の式で求めることができる。
【0023】
【数2】
【0024】
また、本発明の透明液状油性組成物において、成分(A)及び(B)における成分(A)の分率、即ち、成分(A)/{成分(A)+成分(B)}の重量比は、0.25〜0.65、特に0.35〜0.45が好ましい。この比率が大きくなると、すすぎ性を高める水溶性活性剤成分(B)に比べてすすぎ性があまり良くない活性剤成分(A)の比率が高まるために、成分(A)に由来するぬるつき感が大きくなる傾向があり、また、この比率が小さくなると、十分な耐水性が得にくくなる。
【0025】
成分(D)の液状油剤は、成分(C)以外のもので、25℃において液体のものである。かかる液状油としては、通常化粧料に使用されるものであれば特に制限されず、例えば流動パラフィン、流動イソパラフィン、ポリイソブテン、スクワラン等の炭化水素油;ヘキサデシル−1,3−ジメチルブチルエーテル等のエーテル油(特開平9-87223号公報参照);パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸セチル、イソノナン酸トリデシル等のモノエステル油;トリ(2−エチルヘキサン酸)グリセリン、トリ(カプリル酸・カプリン酸)グリセリン等のトリエステル油;オリーブ油、ホホバ油、マカダミアナッツ油等の植物性油;デカメチルシクロペンタシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン油などを用いることができる。
【0026】
これらのうち、デカメチルシクロペンタシロキサン;炭素数20〜30で、かつ無機性値が75以下の油が、水を可溶化するのに効果的であり好ましい。ここで、無機性値とは、前記のIOBを求める際に用いる有機概念図により決定される値である。
炭素数20〜30で、かつ無機性値が75以下の油としては、例えば平均炭素数20〜30の流動パラフィン(例えば、カネダ社製、ハイコールK230;無機性値0、平均炭素数24等)、イソノナン酸イソトリデシル(無機性値60、炭素数22)、2−エチルヘキサン酸セチル(無機性値60、炭素数24)、ヘキサデシル−1,3−ジメチルブチルエーテル(無機性値20、炭素数22)等が挙げられる。
【0027】
成分(D)の液状油は、2種以上を用いることもでき、全組成中に60〜85重量%、好ましくは65〜75重量%含有される。また、液状油のうち、特にデカメチルシクロペンタシロキサン;炭素数20〜30で、かつ無機性値が75以下の油を全組成中に48〜85重量%含有するのが好ましい。
【0028】
本発明の透明液状油性組成物には、更に(E)12重量%以下の水を含有させることができる。水分は成分(B)の析出を抑制するなど、安定化に作用するために、2〜7重量%含有するのが好ましい。12重量%を超えると、相分離を起こすなど好ましくない。
【0029】
また、透明液状油性組成物には、前記成分以外に、例えば非イオン界面活性剤の溶解性の調整や使用感の向上のため、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコール、エチルカルビトール等のグリコールエーテル類、またはアルコール類を、本発明の特質に影響しない範囲で含有させることができる。
【0030】
さらに、粘度を調整するための、超微粒子シリカ、パルミチン酸デキストリン、有機性ベントナイト等の油剤の増粘剤;無機塩類、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、高分子ポリマー、殺菌剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、キレート剤、香料、色素、エキス類、薬効剤等も含有できる。また、クエン酸、リン酸などの一般に使われる有機酸、無機酸を水に溶かしてから配合すると、弱酸性にすることもできる。
【0031】
本発明の透明液状油性組成物は、混合する順序によらず、常温で固体の原料については一度溶解した後に、全成分を均一に混合することにより、容易に製造することができる。
【0032】
本発明の透明液状油性組成物は、該組成物100重量部に対して100重量部までの水を加えて混合していくとき、常に透明又は半透明の状態をとっている温度が28〜32℃の範囲内に存在するものである。ここで、透明または半透明の状態とは、言い換えるならば白濁していない状態である。白濁とは、主に乳化に起因するものであり、濁度計(デジタル比色計 mini photo 5;10mmΦガラスセル;三紳工業社製)で波長530nmにおいて精製水をリファレンスにして測定した透過率を、酸化チタン(酸化チタンJA−C、粒径0.1〜0.5μm程度:テイカ社製)の0.02重量%懸濁水溶液の透過率と比較し、0.02重量%酸化チタン懸濁水溶液の透過率より低いものを白濁とする。
【0033】
皮膚の表面温度は約30℃(表面温度計で測定)であり、本発明の組成物は該組成物100重量部に対して100重量部までの水を加えて混合していくときに、30℃近辺でO/WやW/Oといった乳化状態にならず、28〜32℃の範囲内に常に油が水を可溶化する領域が存在する。そして特に好ましいのは該組成物100重量部に対して100重量部までの水を加えて混合していくときに、常に28℃〜32℃の温度範囲全域に油が水を可溶化する領域を有している場合である。28〜32℃の範囲内に油が水を可溶化する領域が存在せず、透明又は半透明を維持できない場合は、濡れた皮膚上で使用して水と混ざってしまうと白濁してしまい、マッサージ感や外観が悪くなるとともに、O/W乳化物になってしまう場合は油汚れを溶かす能力が弱くなる。また一方、W/O乳化物になってしまう場合はすすぎ性が悪くなる。
【0034】
水100重量部の混入まで乳化されず、可溶化状態が続くことが必要である根拠は、以下により示される。例えばクレンジングオイルの場合、オイル2gに対して、手が軽く濡れている場合は約1g、手がびしょびしょに濡れている場合は2g程度の水が混入する。またボディケアオイルの場合、片腕に3g使用するとして、腕が軽く濡れている場合は1〜1.5g程度、腕がびしょびしょに濡れている場合は2.5〜3g程度の水が混入する。
【0035】
本発明の透明液状油性組成物は、透明な液状のものである。透明とは、濁度計で波長530nmにおいて精製水をリファレンスにして測定した透過率が、0.001重量%酸化チタン懸濁水溶液の透過率より高く、かつ、常温で1日静置しても分離しない状態をいう(色素や粉体等の配合があった場合は、それらを含まない状態で透明であれば、本発明の範囲に含まれるとする)。また、液状とは、25℃における粘度が1000mPa・s(B型粘度計、ローター2、30rpm)以下の状態をいう。25℃において該組成物の粘度は300mPa・s以下、特に70mPa・s以下であるのが好ましい。
【0036】
また、本発明の透明液状油性組成物は、該組成物100重量部に対して100重量部までの水を加えて混合していくときに、25℃における粘度が常に2000mPa・s以下であるのが好ましく、特に50重量部から100重量部までの水を加えて混合していくときの粘度が常に300mPa・s以下であるのが好ましい。粘度がこれ以上高くなると、水で濡れている肌の上で使用する場合と、乾いた肌の上で使用する場合のマッサージ感の差違が大きくなり快適に使用できない。
【0037】
本発明の透明液状油性組成物は、水又は湯で洗い流して使用する化粧料、例えばクレンジング化粧料、マッサージ化粧料などとして用いることができる。より具体的には、例えば、メイクアップ除去用のクレンジングオイル、毛穴洗浄剤、ハンドクリーナー、紫外線防御用のボディーローションの除去剤等とすることができ、その他では保湿用のボディーローション、マッサージ用のローション、シェービング補助剤等とすることができる。
【0038】
【実施例】
実施例1〜5、比較例1〜3
表1示す組成の液状油性組成物を製造し、それらの外観、性状、水と混合して濁らない温度領域、水と混合したときの外観、油汚れ落ち、濡れた肌で使用したときの外観、マッサージ性、及びすすぎやすさについて評価した。結果を表1に併せて示す。
【0039】
(製法)
成分(A)、(B)、(C)、(D)及び(E)を均一に混合して、液状油性組成物を得た。
【0040】
(評価方法)
(1)外観;
25℃において、濁度計(デジタル比色計 mini photo 5;10mmΦガラスセル;三紳工業社製)で波長530nmにおいて精製水をリファレンスにして透過率を測定し、0.001重量%酸化チタン懸濁水溶液の透過率より高く、かつ常温で1日静置しても分離しないものを「透明」とし、0.001重量%酸化チタン懸濁水溶液の透過率より低く0.02重量%酸化チタン懸濁水溶液の透過率より高いものを「半透明」とした。
【0041】
(2)性状;
25℃において、B型粘度計(ローター2、30rpm)で測定した粘度が、1000mPa・s以下のものを「液状」とした。
【0042】
(3)水100重量部と混合した状態での濁らない温度領域(25〜70℃);
20mLスクリュー管に水3gと油性組成物3gをとり、振とうしながら70℃まで加温した後に、振とうしながら25℃までゆっくりと冷却し、ガラスビンの壁が透き通って見えない状態から透き通って見える状態に変化したときの温度、及び透き通って見える状態から透き通って見えない態に変化したときの温度をデジタル温度計で測定して、水100重量部と混合した状態での濁らない温度領域とした。
【0043】
(4)30℃で水100重量部と混合するまでの外観;
各油性組成物について、該組成物100重量部に対して10重量部づつ、計100重量部までの水を加えて混合していく過程において、それぞれ濁度計(デジタル比色計 mini photo 5;10mmΦガラスセル;三紳工業社製)で波長530nmにおいて精製水をリファレンスにして透過率を測定し、酸化チタン(酸化チタンJA−C、粒径0.1〜0.5μm程度:テイカ社製)の懸濁水溶液の透過率と比較して、以下の基準で評価した。
A:100重量部までの水との混合で常に0.02重量%酸化チタン懸濁水溶液の透過率より高い。
B:50〜100重量部の水との混合で0.02重量%酸化チタン懸濁水溶液の透過率より低くなる。
C:10〜40重量部の水との混合で0.02重量%酸化チタン懸濁水溶液の透過率より低くなる。
【0044】
(5)水100重量部と混合した状態での油汚れ落ち;
口紅(マックスファクター社製、リップフィニティー カラーリクィッドベース)を前腕部に直径約0.5cmに薄く塗り、15分放置して乾燥させた後、各クレンジング化粧料約25mgをのせ、指で軽く30回マッサージした。その後、流水で洗い流し、口紅の残り具合を目視で観察し、以下の基準で判定した。
○:口紅の落ちが良好。
×:メイクの落ちが不良。
【0045】
(6)濡れた肌で使用したときの外観;
約36℃のぬるま湯でよく濡らして、水を切らない状態の手の平に、液状油性組成物2gをとり、両手をすり合わせるようにしてよく伸ばしたとき、手の平に広げられた剤の外観について評価した。
A:手の平が白くならない。
B:手の平が一部白っぽく見える。
C:手の平全体が白く見える。
【0046】
(7)濡れた肌で使用したときのマッサージ性;
液状油性組成物2gをよく濡らして水を切らない状態の手の平にとり、両手をすり合わせるようにして伸ばすときのすべり感について官能評価した。
A:つるつるとよくすべり、マッサージ性が良好。
B:つるつるとすべり、マッサージ性が良好。
C:重過ぎる、または軽すぎてすべり感が弱くマッサージ性が不良。
【0047】
(8)すすぎやすさ;
液状油性組成物2gをよく濡らして水を切らない状態の手の平にとり、両手をすり合わせるようにしてよく伸ばした後、前腕にぬりひろげた。そしてぬるま湯で洗い流したときのすすぎやすさと、洗い流した後の肌の感じについて評価した。
A:さっぱりとすすげる。
B:すすぎやすいがさっぱりしない。
C:いつまでもぬるぬると肌に残り、すすぎにくい。
【0048】
【表1】
【0049】
実施例6〜10、比較例4〜5
実施例1〜5と同様にして、表2に示す組成の液状油性組成物を製造し、同様に評価を行なった。結果を表2に併せて示す。
【0050】
【表2】
【0051】
【発明の効果】
本発明の透明液状油性組成物は、濡れた手や、濡れた体に使用しても油剤が本来備えているなめらかなマッサージ性や透明感のある外観、油汚れを溶かす性質を維持できるにもかかわらず、すすぎ時には大量の水の添加により、容易に乳化して洗い流すことができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a transparent liquid composition mainly composed of an oil agent, which is used after being applied to the skin and rinsed with water or hot water. More specifically, the present invention presents a transparent and beautiful liquid, such as a bathroom or a washstand. The present invention also relates to a transparent liquid oily composition that can be used as, for example, a massage cosmetic or a cleansing cosmetic even in an environment where the water is present.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a system where surfactant / water / oil coexist, it is known that the state of the system changes depending on the water / oil mixing ratio and temperature when the surfactant concentration is constant. Research has been done.
When the proportion of water is increased from the oil phase containing the surfactant, the water is partially solubilized in the oil by the action of the surfactant, and exhibits a solubilized state with a transparent to translucent appearance. The size of the solubilized amount is greatly influenced by the hydrophilicity / lipophilic balance (HL balance) of the entire system, particularly the HL balance of the surfactant used, in addition to the type and amount of the surfactant.
[0003]
In general, in a system using a nonionic surfactant, since the surfactant changes the HL balance depending on the temperature, the amount of water solubilized in the oil varies significantly depending on the temperature, and is higher than the optimum temperature range. Even so, the amount of solubilization decreases sharply even at low temperatures. That is, at a temperature higher than the optimum temperature, the surfactant is easily dissolved in the oil phase, so when added with water, it becomes a W / O emulsion and becomes cloudy. At a lower temperature, the surfactant is dissolved in the aqueous phase. Since it is easy to do, it becomes an O / W emulsion and becomes cloudy (nonpatent literature 1).
[0004]
By the way, when designing an oil formulation that is generally washed away, it is important that it is easy to wash away and does not leave an oily feeling, in addition to the effects of the oil itself such as a skin care effect and a washing effect. Under such a concept, a technique relating to an oil formulation that can be quickly emulsified in an O / W emulsion when water is mixed and washed away has been developed.
[0005]
In relation to oil cleansing, for example, Patent Document 1 discloses a non-water cleansing material that combines a specific nonionic surfactant and liquid oil, and can be easily emulsified and dispersed with water after use and rinsed away. Patent Document 2 and Patent Document 3 describe cleansing cosmetics in which water is further added to improve the wash-out property and stability. Patent Document 4 describes that a liquid oily skin cleanser containing a nonionic surfactant and a specific additive such as a fatty acid is more easily emulsified, and Patent Document 5 describes an oily component. In addition, it is described that an oil-based cleaning material containing a specific nonionic surfactant and a small amount of a polyhydric alcohol has good washability and usability.
[0006]
In these technologies, in order to emulsify the oil preparation quickly into an O / W state and clean it out, a nonionic surfactant having a high HL balance is selected, or the type of oil or additive is changed. The HL balance of the entire system is set higher. Therefore, on the phase diagram described above, the region where oil is most soluble in water is a temperature region higher than about 30 ° C., which is the actual use temperature range, or almost does not exist, and near the actual use temperature. Then, it is designed in a system in which the region that quickly becomes O / W is widened by mixing water.
[0007]
However, in general oil formulations, the property of quickly emulsifying to O / W by mixing water leads to the loss of the properties as oil when water is mixed, so conventional oil formulations Therefore, it was difficult to use with wet hands or with wet bodies.
[0008]
[Non-Patent Document 1]
Kozo Shinoda, “Comparison of selection of emulsifiers by phase inversion temperature method and HLB value method”, Nihon Kagaku Kagaku, 1968, Vol. 89, No. 5, p. 435-442
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 62-108806 [Patent Document 2]
JP-A-3-161428 [Patent Document 3]
JP-A-2002-241224 [Patent Document 4]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-35421 [Patent Document 5]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-342115
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a transparent liquid oily composition that can be used on wet hands and wet bodies, can be washed away, and can be used in a bathroom or shower room.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The present inventors have formed a solubilized region (even temporarily) and formed a solubilized region upon mixing up to 100 parts by weight of water (formulation: water = 1: 1 weight ratio) with respect to the formulation. If it is used in combination with specific nonionic surfactants and oils at a specific ratio so that the temperature range to match the actual use temperature, that is, the temperature on the skin surface, it will be an oily property even when mixed with water. Even if it is used on wet hands and wet bodies, it maintains the smooth massage and clear appearance that oils originally have, and the ability to dissolve oil stains. Thus, it was found that a liquid oily composition that can be easily emulsified and washed away can be obtained.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The present invention includes the following components (A) to (E):
(A) Liquid nonionic surfactant having a polyalkylene glycol chain having an IOB of 0.75 to 1.05 8 to 15% by weight
(B) Water-soluble nonionic surfactant having an IOB of 1.1 to 2.0 9 to 15% by weight
(C) Nonionic surfactant having an IOB of 0.25 to 0.60 or a highly polar oil agent having an IOB of 0.25 to 0.60 2.5 to 8% by weight
(D) Liquid oil (however, excluding highly polar oil of component (C)) 60 to 85% by weight
(E) A composition containing 12% by weight or less of water, wherein the mixed IOB of components (A), (B) and (C) is 0.8 to 1.2, and 100 parts by weight of the composition Provided is a transparent liquid oily composition characterized in that a temperature which always takes a transparent or translucent state is present in the range of 28 to 32 ° C. when up to 100 parts by weight of water is added and mixed. Is.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Component (A) used in the present invention is a nonionic surfactant having an IOB of 0.75 to 1.05, preferably 0.80 to 0.95, and has a polyalkylene glycol chain as a hydrophilic group. Liquids at room temperature are preferred because they are less likely to precipitate at low temperatures. Here, IOB (inorganic-organic balance) is an index indicating a hydrophilic-lipophilic balance, and in the present invention, it is calculated using the following equation by Oda, Teramura et al. The inorganic value and the organic value are obtained based on an organic conceptual diagram (Satoshi Fujita, prediction of organic compounds and an organic conceptual diagram, chemistry area Vol. 11, No. 10 (1957) p. 719-725).
[0013]
[Expression 1]
[0014]
As the nonionic surfactant of component (A), polyoxyethylene (hereinafter referred to as POE) fatty acid ester, POE alkyl ether, fatty acid POE alkyl ether, POE sorbitan fatty acid ester, POE sorbite fatty acid ester, POE glycerin fatty acid ester, POE hydrogenated castor oil, polyoxyethylene-polyoxypropylene alkyl ether, etc. are mentioned.
[0015]
More specifically, POE (6) oleyl ether (IOB 0.83), POE (5) lauryl ether (IOB 0.95), POE (15) lauryl ether stearate (IOB 0.94), POE (8) dilaurate ( IOB 0.81), POE (12) diisostearate (IOB 0.80), POE (12) dilaurate (IOB 0.98), POE (30) sorbitol tetraoleate (IOB 0.90), POE (6) monoiso Stearate (IOB 0.91), POE (6) monooleate (IOB 0.90), POE (6) glyceryl monoisostearate (IOB 0.84), POE (8) glyceryl monoisostearate (IOB 0.95), POE (30) Glyceryl triisostearate (IOB0.98), P E (30) glyceryl trioleate (IOB0.97), and the like.
[0016]
The nonionic surfactant of component (A) can be used in combination of two or more, and is contained in the total composition in an amount of 5 to 15% by weight, preferably 8 to 15% by weight. If it is less than 5% by weight, sufficient water resistance cannot be obtained, and if it exceeds 15% by weight, the wetness becomes strong during rinsing.
[0017]
Component (B) used in the present invention is a water-soluble nonionic surfactant having an IOB of 1.1 to 2.0, preferably 1.2 to 1.5. Here, water-soluble refers to the property of being transparently dissolved in water at a concentration of 10% by weight. Moreover, a liquid thing is preferable at normal temperature.
Examples of such nonionic surfactants include POE mono-fatty acid ester, fatty acid POE glyceryl (an ester of glycerin and fatty acid with a POE chain added), mono-fatty acid POE glycerin (structure with a mono-fatty acid glycerin added with a POE chain), alkyl Examples thereof include glucoside and POE sorbitan fatty acid ester. In particular, POE mono-fatty acid ester, fatty acid POE glyceryl, and mono-fatty acid POE glycerin are preferable because they can be made excellent in water resistance.
More specifically, POE (7) coconut oil fatty acid glycerin (IOB1.22), monolauric acid polyethylene glycol (IOB1.34), etc. are mentioned.
[0018]
The nonionic surfactant of component (B) can be used in combination of two or more, and is contained in the total composition in an amount of 6 to 20% by weight, preferably 9 to 15% by weight. If it is less than 6% by weight, sufficient rinsing properties cannot be obtained, and if it exceeds 20% by weight, the amount of oil in the composition is relatively reduced, so that sufficient detergency for oil stains cannot be obtained. Also, irritation to the skin is likely to occur.
[0019]
Component (C) used in the present invention is a nonionic surfactant or highly polar oil having an IOB of 0.25 to 0.60, preferably 0.30 to 0.60.
Examples of such nonionic surfactants or highly polar oils include higher alcohols, diglyceryl dial chelates, propylene glycol monofatty acid esters, POE fatty acid esters, and the like. Specifically, myristyl alcohol (IOB 0.36), isostearyl. Alcohol (IOB0.28), oleyl alcohol (IOB0.29), diglyceryl diisostearate (IOB0.41), diglyceryl dioleate (IOB0.42), propylene glycol monooleate (IOB0.39), propylene monoisostearate Glycol (IOB0.38), propylene glycol monolaurate (IOB0.53), POE (6) diisostearate (IOB0.53), POE (6) dioleate (IOB0.52), etc. .
[0020]
A component (C) can also be used in combination of 2 or more type, and is contained in 1-8 weight% in the whole composition, Preferably it is 2.5-8 weight%. If it is less than 1% by weight, sufficient water resistance cannot be obtained, and if it exceeds 8% by weight, it is not preferable because of stickiness during rinsing.
[0021]
When the transparent liquid oily composition of the present invention is mixed with 100 parts by weight of water up to 100 parts by weight of water, the temperature at which the transparent liquid oily composition always takes a transparent or translucent state is in the range of 28 to 32 ° C. Exists.
For this purpose, it is particularly important to adjust the IOB of the mixture of components (A), (B) and (C), the mixed IOB being 0.8 to 1.2, in particular 0.9 to 1.1. It is preferable that it is the range of these. When the mixed IOB is less than 0.8, if it is used on wet skin and mixed with water, it becomes a W / O emulsion and becomes cloudy, resulting in poor massage feeling and appearance, and extremely poor rinsing properties. It is not preferable. Also, if the mixed IOB exceeds 1.2, when used on wet skin and mixed with water, it becomes an O / W emulsion and becomes cloudy, resulting in poor massage feeling and appearance, and dissolves oil stains. This is not desirable because the ability and the unique massage feel of oil are lost.
[0022]
The mixed IOB generally takes a constant value as long as the general blending amounts of the components (A), (B), and (C), their types, and the types of oils are fixed. Appropriate mixed IOB is components (A), (B) and (C) so that the whole system does not become cloudy at about 30 ° C. when 100 parts by weight of water is added to 100 parts by weight of the composition and mixed. ) And adjusting the blending amount, and calculating the mixed IOB based on the IOB and blending amount specific to each component at an appropriate mixing ratio. In addition, mixed IOB can be calculated | required with the following formula | equation, for example in the case of the active agent a, the active agent b, and the active agent c.
[0023]
[Expression 2]
[0024]
In the transparent liquid oily composition of the present invention, the fraction of component (A) in components (A) and (B), that is, the weight ratio of component (A) / {component (A) + component (B)}. Is preferably 0.25 to 0.65, particularly preferably 0.35 to 0.45. When this ratio is increased, the ratio of the active agent component (A) whose rinsing property is not so good as compared with the water-soluble active agent component (B) for improving the rinsing property is increased, and thus the slimy feeling derived from the component (A). Tends to be large, and if this ratio is small, sufficient water resistance is difficult to obtain.
[0025]
The liquid oil component (D) is other than the component (C) and is liquid at 25 ° C. Such liquid oil is not particularly limited as long as it is usually used in cosmetics. For example, hydrocarbon oils such as liquid paraffin, liquid isoparaffin, polyisobutene, and squalane; ether oils such as hexadecyl-1,3-dimethylbutyl ether (See JP-A-9-87223); monoester oils such as isopropyl palmitate, isopropyl myristate, cetyl 2-ethylhexanoate, tridecyl isononanoate; tri (2-ethylhexanoic acid) glycerin, tri (caprylic acid, Capric acid) Triester oils such as glycerin; vegetable oils such as olive oil, jojoba oil, and macadamia nut oil; silicone oils such as decamethylcyclopentasiloxane and methylphenylpolysiloxane can be used.
[0026]
Of these, decamethylcyclopentasiloxane; an oil having 20 to 30 carbon atoms and an inorganic value of 75 or less is effective and preferable for solubilizing water. Here, the inorganic value is a value determined by an organic conceptual diagram used when obtaining the IOB.
Examples of the oil having 20 to 30 carbon atoms and an inorganic value of 75 or less include, for example, liquid paraffin having an average carbon number of 20 to 30 (for example, High Coal K230 manufactured by Kaneda Corporation; inorganic value 0, average carbon number 24, etc.) , Isotridecyl isononanoate (inorganic value 60, carbon number 22), cetyl 2-ethylhexanoate (inorganic value 60, carbon number 24), hexadecyl-1,3-dimethylbutyl ether (inorganic value 20, carbon number 22) Etc.
[0027]
Two or more liquid oils of component (D) can be used, and are contained in the total composition in an amount of 60 to 85% by weight, preferably 65 to 75% by weight. Moreover, it is preferable to contain 48 to 85 weight% in a whole composition especially decamethylcyclopentasiloxane; 20-20 carbon atoms and inorganic value 75 or less among liquid oil.
[0028]
The transparent liquid oily composition of the present invention may further contain (E) 12% by weight or less of water. It is preferable to contain 2 to 7% by weight of moisture in order to act on stabilization such as suppressing the precipitation of component (B). If it exceeds 12% by weight, it is not preferable because phase separation occurs.
[0029]
In addition to the above-mentioned components, the transparent liquid oily composition includes, for example, polyhydric alcohols such as 1,3-butylene glycol, propylene glycol, and glycerin to adjust the solubility of the nonionic surfactant and improve the feeling of use. In addition, glycol ethers such as ethyl carbitol, or alcohols can be contained within a range that does not affect the characteristics of the present invention.
[0030]
Furthermore, oil thickeners such as ultrafine silica, dextrin palmitate and organic bentonite for adjusting viscosity; inorganic salts, anionic surfactants, cationic surfactants, amphoteric surfactants, polymer polymers, Bactericides, ultraviolet absorbers, antioxidants, chelating agents, fragrances, pigments, extracts, medicinal agents and the like can also be contained. Moreover, it can also be made weakly acidic by mixing a commonly used organic acid or inorganic acid such as citric acid and phosphoric acid in water.
[0031]
The transparent liquid oily composition of the present invention can be easily produced by dissolving the raw materials that are solid at room temperature once and then uniformly mixing all the components, regardless of the mixing order.
[0032]
When the transparent liquid oily composition of the present invention is mixed with 100 parts by weight of water up to 100 parts by weight of water, the temperature at which the transparent liquid oily composition is always in a transparent or translucent state is 28 to 32. It exists in the range of ° C. Here, the transparent or translucent state is, in other words, a state in which it is not clouded. White turbidity is mainly caused by emulsification, and transmittance measured with a turbidimeter (digital colorimeter mini photo 5; 10 mmφ glass cell; manufactured by Sangen Industrial Co., Ltd.) at a wavelength of 530 nm with reference to purified water. Is compared with the transmittance of a 0.02 wt% suspension of titanium oxide (titanium oxide JA-C, particle size of about 0.1 to 0.5 μm: manufactured by Teica). Anything that is lower than the transmittance of the turbid aqueous solution is considered cloudy.
[0033]
The surface temperature of the skin is about 30 ° C. (measured with a surface thermometer), and when the composition of the present invention is mixed with 100 parts by weight of water up to 100 parts by weight, the composition is 30 There is no emulsified state such as O / W or W / O in the vicinity of ° C., and there is a region where the oil always solubilizes water within the range of 28 to 32 ° C. Particularly preferably, when 100 parts by weight of the composition is mixed with up to 100 parts by weight of water, a region where the oil solubilizes water is always in the entire temperature range of 28 ° C to 32 ° C. This is the case. When there is no region where oil solubilizes water within the range of 28 to 32 ° C. and it cannot maintain transparency or translucency, it becomes cloudy when used on wet skin and mixed with water, The massage feeling and appearance are deteriorated, and when it becomes an O / W emulsion, the ability to dissolve oil stains is weakened. On the other hand, when it becomes a W / O emulsion, the rinsing property is deteriorated.
[0034]
The reason why it is necessary to continue the solubilized state without emulsification until the mixing of 100 parts by weight of water is shown below. For example, in the case of cleansing oil, about 2 g of water is mixed with 2 g of oil when the hand is lightly wet, and about 2 g when the hand is drenched. In the case of body care oil, 3 g is used for one arm. When the arm is lightly wet, about 1 to 1.5 g is mixed. When the arm is drenched, about 2.5 to 3 g of water is mixed.
[0035]
The transparent liquid oily composition of the present invention is a transparent liquid. Transparent means that the transmittance measured with a turbidimeter at a wavelength of 530 nm with reference to purified water is higher than the transmittance of 0.001 wt% aqueous titanium oxide suspension, and can be left at room temperature for one day. It means a state where it is not separated (in the case where pigments, powders and the like are blended, if they are transparent without containing them, they are included in the scope of the present invention). The liquid state means a state where the viscosity at 25 ° C. is 1000 mPa · s (B-type viscometer, rotor 2, 30 rpm) or less. The viscosity of the composition at 25 ° C. is preferably 300 mPa · s or less, particularly preferably 70 mPa · s or less.
[0036]
Further, the transparent liquid oily composition of the present invention always has a viscosity at 25 ° C. of 2000 mPa · s or less when up to 100 parts by weight of water is added to and mixed with 100 parts by weight of the composition. In particular, it is preferable that the viscosity is always 300 mPa · s or less when 50 to 100 parts by weight of water is added and mixed. If the viscosity is higher than this, the difference in massage feeling between when used on skin wet with water and when used on dry skin becomes large and cannot be used comfortably.
[0037]
The transparent liquid oily composition of the present invention can be used as a cosmetic used after washing with water or hot water, such as a cleansing cosmetic or a massage cosmetic. More specifically, for example, a cleansing oil for removing makeup, a pore cleaner, a hand cleaner, a body lotion remover for UV protection, etc., and a body lotion for moisturizing, a massage It can be a lotion, a shaving aid or the like.
[0038]
【Example】
Examples 1-5, Comparative Examples 1-3
Liquid oil-based compositions having the composition shown in Table 1 were produced, and their appearance, properties, temperature range not mixed with water and turbidity, appearance when mixed with water, oil stains removed, appearance when used on wet skin , Massage properties and ease of rinsing were evaluated. The results are also shown in Table 1.
[0039]
(Manufacturing method)
Components (A), (B), (C), (D) and (E) were uniformly mixed to obtain a liquid oily composition.
[0040]
(Evaluation methods)
(1) Appearance;
At 25 ° C., the transmittance was measured with a turbidimeter (digital colorimeter mini photo 5; 10 mmΦ glass cell; manufactured by Sangen Industrial Co., Ltd.) at a wavelength of 530 nm using purified water as a reference, and a 0.001 wt% titanium oxide suspension was measured. What is higher than the transmittance of the turbid aqueous solution and does not separate even after standing at room temperature for 1 day is defined as “transparent”, lower than the transmittance of the 0.001 wt% titanium oxide suspension and 0.02 wt% titanium oxide suspension. The thing higher than the transmittance | permeability of a turbid aqueous solution was made into "translucent."
[0041]
(2) Properties;
A liquid whose viscosity measured by a B-type viscometer (rotor 2, 30 rpm) at 25 ° C. was 1000 mPa · s or less was defined as “liquid”.
[0042]
(3) Temperature range (25 to 70 ° C.) that is not turbid when mixed with 100 parts by weight of water;
Take 3 g of water and 3 g of oily composition in a 20 mL screw tube, heat to 70 ° C. while shaking, then slowly cool to 25 ° C. while shaking, so that the glass bottle wall is clear and invisible. The temperature when changing to the visible state, and the temperature when changing from the transparent state to the transparent state to the invisible state are measured with a digital thermometer, and the temperature range is not turbid when mixed with 100 parts by weight of water. did.
[0043]
(4) Appearance until mixed with 100 parts by weight of water at 30 ° C .;
For each oily composition, 10 parts by weight with respect to 100 parts by weight of the composition, and in the process of adding and mixing up to 100 parts by weight of water, a turbidimeter (digital colorimeter, mini photo 5; The transmittance was measured with a purified water as a reference at a wavelength of 530 nm in a 10 mmφ glass cell (manufactured by Sangen Industrial Co., Ltd.), and titanium oxide (titanium oxide JA-C, particle size of about 0.1 to 0.5 μm: manufactured by Teika) The following criteria were evaluated in comparison with the transmittance of the suspended aqueous solution.
A: When mixed with water up to 100 parts by weight, it is always higher than the transmittance of 0.02% by weight aqueous titanium oxide suspension.
B: It becomes lower than the transmittance | permeability of 0.02 weight% titanium oxide suspension aqueous solution by mixing with 50-100 weight part water.
C: When mixed with 10 to 40 parts by weight of water, it becomes lower than the transmittance of the 0.02% by weight aqueous titanium oxide suspension.
[0044]
(5) Oil stain removal in a state mixed with 100 parts by weight of water;
Apply lipstick (manufactured by Max Factor, Lipfinity Color Liquid Base) to the forearm thinly to a diameter of about 0.5cm, let stand for 15 minutes to dry, and then apply about 25mg of each cleansing cosmetic, lightly with your fingers 30 Massaged twice. Thereafter, it was washed away with running water, the remaining degree of lipstick was visually observed, and judged according to the following criteria.
○: Good lipstick removal.
X: Make-up removal is poor.
[0045]
(6) Appearance when used on wet skin;
When the liquid oily composition 2 g was taken into the palm in a state where water was not sufficiently drained by being sufficiently wet with about 36 ° C. lukewarm water and stretched well so as to rub both hands, the appearance of the agent spread on the palm was evaluated. .
A: The palm does not turn white.
B: Some palms appear whitish.
C: The entire palm looks white.
[0046]
(7) Massage properties when used on wet skin;
Sensory evaluation was performed on the feeling of slipping when 2 g of the liquid oily composition was well wetted and placed in the palm of a hand without draining and stretched with both hands rubbed together.
A: When slippery, it slides well and has good massage properties.
B: Smooth and slippery, good massage.
C: It is too heavy or too light and the slipperiness is weak and the massage property is poor.
[0047]
(8) Ease of rinsing;
2 g of the liquid oily composition was well wetted, placed on the palm of a hand without draining water, stretched well with both hands rubbed, and then spread on the forearm. Then, it was evaluated for ease of rinsing when washed with lukewarm water and the feeling of the skin after washing.
A: Refreshingly.
B: Easy to rinse but not refreshing.
C: When it is lingering forever, it remains on the skin and is not easily rinsed.
[0048]
[Table 1]
[0049]
Examples 6-10, Comparative Examples 4-5
In the same manner as in Examples 1 to 5, liquid oil compositions having the compositions shown in Table 2 were produced and evaluated in the same manner. The results are also shown in Table 2.
[0050]
[Table 2]
[0051]
【The invention's effect】
The transparent liquid oily composition of the present invention can maintain the smooth massaging property, the transparent appearance, and the property of dissolving oil stains inherent to the oil even when used on wet hands and wet bodies. Regardless, during rinsing, it can be easily emulsified and washed away by the addition of a large amount of water.
Claims (4)
(A)IOBが0.75〜1.05であるポリアルキレングリコール鎖を有する液状の非イオン界面活性剤 8〜15重量%
(B)IOBが1.1〜2.0の水溶性非イオン界面活性剤 9〜15重量%
(C)IOBが0.25〜0.60の非イオン界面活性剤又はIOBが0.25〜0.60の高極性油剤 2.5〜8重量%
(D)液状油剤(ただし成分(C)の高極性油剤を除く) 60〜85重量%
(E)12重量%以下の水
を含有する組成物であって、成分(A)、(B)及び(C)の混合IOBが0.8〜1.2であり、該組成物100重量部に対して100重量部までの水を加えて混合するとき、常に透明又は半透明の状態をとる温度が28〜32℃の範囲内に存在することを特徴とする透明液状油性組成物。The following components (A) to (E):
(A) Liquid nonionic surfactant having a polyalkylene glycol chain having an IOB of 0.75 to 1.05 8 to 15% by weight
(B) Water-soluble nonionic surfactant having an IOB of 1.1 to 2.0 9 to 15% by weight
(C) Nonionic surfactant having an IOB of 0.25 to 0.60 or a highly polar oil agent having an IOB of 0.25 to 0.60 2.5 to 8% by weight
(D) Liquid oil (however, excluding highly polar oil of component (C)) 60 to 85% by weight
(E) A composition containing 12% by weight or less of water, wherein the mixed IOB of components (A), (B) and (C) is 0.8 to 1.2, and 100 parts by weight of the composition A transparent liquid oily composition characterized by having a temperature that always takes a transparent or translucent state in the range of 28 to 32 ° C. when up to 100 parts by weight of water is added and mixed.
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003032078A JP4373103B2 (en) | 2003-02-10 | 2003-02-10 | Transparent liquid oily composition |
AU2003227189A AU2003227189A1 (en) | 2002-03-26 | 2003-03-20 | Cleansing preparation |
CNB038069016A CN100381112C (en) | 2002-03-26 | 2003-03-20 | Cleansing cosmetic |
EP03715385A EP1488775B1 (en) | 2002-03-26 | 2003-03-20 | Cleansing preparation |
PCT/JP2003/003412 WO2003080004A1 (en) | 2002-03-26 | 2003-03-20 | Cleansing preparation |
KR1020047015137A KR100978433B1 (en) | 2002-03-26 | 2003-03-20 | Cleansing preparation |
US10/508,013 US20050180942A1 (en) | 2002-03-26 | 2003-03-20 | Cleansing preparation |
TW092106759A TWI348380B (en) | 2002-03-26 | 2003-03-26 | Cleansing cosmetic |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003032078A JP4373103B2 (en) | 2003-02-10 | 2003-02-10 | Transparent liquid oily composition |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004238376A JP2004238376A (en) | 2004-08-26 |
JP4373103B2 true JP4373103B2 (en) | 2009-11-25 |
Family
ID=32958441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003032078A Expired - Fee Related JP4373103B2 (en) | 2002-03-26 | 2003-02-10 | Transparent liquid oily composition |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4373103B2 (en) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4757446B2 (en) * | 2004-01-09 | 2011-08-24 | 株式会社 資生堂 | Oily cleansing composition |
JP2006315965A (en) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Shiseido Co Ltd | Composition for oil shaving |
JP4763474B2 (en) * | 2006-02-14 | 2011-08-31 | 株式会社コーセー | Oily skin cleansing material |
GB0621993D0 (en) * | 2006-11-04 | 2006-12-13 | Unilever Plc | Make-up remover cosmetic compositions |
JP4274491B1 (en) | 2008-06-19 | 2009-06-10 | 株式会社資生堂 | Cleansing cosmetics |
JP2011136734A (en) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Kose Corp | Packaging bag for oil-bearing liquid medicament and laminate packaging type product where the oil-bearing liquid medicament is accommodated in the packaging bag |
EP2730275B1 (en) | 2011-07-04 | 2019-02-13 | Kao Corporation | Skin cleansing agent composition |
JP2015508817A (en) * | 2012-03-02 | 2015-03-23 | コルゲート・パーモリブ・カンパニーColgate−Palmolive Company | Oral care composition |
JP2014047137A (en) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Hifu Rinsho Yakuri Kenkyusho Kk | Massage oil composition |
JP6833572B2 (en) * | 2016-03-29 | 2021-02-24 | 株式会社コーセー | Cleaning agent composition |
WO2020095429A1 (en) * | 2018-11-09 | 2020-05-14 | 株式会社 資生堂 | Transparent liquid composition |
-
2003
- 2003-02-10 JP JP2003032078A patent/JP4373103B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004238376A (en) | 2004-08-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100978433B1 (en) | Cleansing preparation | |
JP4602999B2 (en) | Cleansing composition | |
JP5495757B2 (en) | Aqueous cleansing cosmetics | |
TWI453039B (en) | Cleansing cosmetic composition | |
JP4373103B2 (en) | Transparent liquid oily composition | |
WO2006003941A1 (en) | Composition for cosmetic preparation and cosmetic preparation | |
JP3545574B2 (en) | Liquid oily skin cleanser | |
JP6456612B2 (en) | Skin cleanser composition | |
JP5236336B2 (en) | Oil cleansing fee | |
JP3964760B2 (en) | Cleansing cosmetics | |
JP3586682B2 (en) | Cleansing cosmetics | |
JP5058457B2 (en) | Cosmetic composition and cosmetics | |
JP6456613B2 (en) | Skin cleanser composition | |
JP3532910B2 (en) | Cleansing cosmetics | |
JP2003055128A (en) | Transparent cosmetic composition | |
JP4763474B2 (en) | Oily skin cleansing material | |
JP2004115467A (en) | Cleansing method | |
TWI387464B (en) | Makeup remover | |
JP3881953B2 (en) | Liquid oily skin cleanser | |
JP2006225458A (en) | Oily cleanser composition | |
JP4494360B2 (en) | Cleaner for oily cosmetics | |
JP2006176470A (en) | Oily cleanser | |
WO2024095920A1 (en) | Method for removing oily soil from subject surface | |
JP2004161631A (en) | Composition for cleaning pore of skin | |
KR100777592B1 (en) | Composition of washable cleansing cosmetics |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050404 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050510 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050711 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20050823 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20061006 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090113 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090116 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090903 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4373103 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130911 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |