JP4372100B2 - 暖房毛布 - Google Patents

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Description

本発明は、電気毛布としても知られている暖房毛布に関する。この「暖房毛布」という語は、主として、しかしこれに限定するわけではなく、ベッドまたはベッドの中の人物を暖房することを意図する暖房装置であって、平坦な形状および任意の寸法(すなわち、ベッドを完全に覆い、あるいはその一部のみを覆うような寸法)を有している暖房装置を指すことを意図している。
暖房毛布は、かねてから知られており、一般的に、作用ユニットおよび制御/電源ユニットを備える。これら2つのユニットは、取り外し不可能に一体に接続されていてもよく、あるいは別個であって電気的に接続可能であってよい。作用ユニットは、折り畳み可能なシートおよびシート内に分布した線状の加熱素子を有しており、さらにこの線状の加熱素子は、蛇行しており、シートの折り畳みを容易にする(むしろ、妨げになりすぎることがない)ような経路を有している。
通常、加熱素子は同心状の第1および第2の導体を有する。第1の導体は、一般的には織物である電気絶縁性のコアの周囲に螺旋状に巻かれている。第2の導体は、電気絶縁性の材料を介在させた状態で第1の導体の周囲に螺旋状に巻かれている。この全体が、さらなる電気絶縁性材料の中に囲まれている。熱は、第1および第2の導体においてジュール効果によって電気的に生成され、そこからシートへと分散される。
この種の製品は、実際に誤った使用でないにせよ、不注意な使用を予測しなければならないような性質のユーザ(病人、老人、子供)によって使用されることもしばしばであるため、ユーザにとって危険になりかねないことが、容易に理解でき、かつこの技術分野においてよく知られている。
危険になりかねない典型的な状況の例を挙げるならば、毛布の使用時にシートが不完全に広げられる可能性があり、すなわちシートが折り畳まれた部位を有し、折り畳み領域において多くの加熱層の重なり合いによって過熱が生じ、さらには加熱素子に機械的な曲げ応力が加わって電気導体の切断を生じる恐れがある。危険になりかねない状況の他の例は、通常の毛布、羽毛布団、または枕のみならず、かばんや、さらにはペットや人間といった、シート上に異物が存在することであり、この場合にも、実際に、生成された熱の放散が阻害されるがゆえに局所的な過熱が生じる。言うまでもないが、この状況は、これら2つの事象がシートの同一領域において同時に生じた場合に、さらに深刻になる。過熱は、火災の発生源となりうるため危険であり、電気導体の切断も、火花が散ってやはり火災を生じさせる可能性がある。
したがって、たとえ多少不適切に使用された場合であってもユーザを危険から保護するために、暖房毛布に安全システムを装備することは、この技術分野において知られている。
確かな成功を収めているシステムにおいては、過熱の場合に内側の絶縁材料が溶融して2つの導体を互いに接触させて短絡に至らしめる一方で、外側の絶縁材料は変化することがないよう、2つの加熱用導体を隔てる内側の絶縁材料が、外側の絶縁材料に比べて比較的低い融点を有するようになっている。このような短絡によって、さらなる局所的な過熱が終了する。それは、短絡がますます大きくなって増加した誘電吸収がヒューズの介入を生じさせる値に達するまで、一種のアバランシェ効果によって、きわめて短い時間で短絡が、内部絶縁材料の大部分を溶融させるからである。このようにして、暖房毛布は当然ながら使用不可能になるが、火災の恐れを回避することができるはずである。
本発明は、暖房毛布の安全状態をさらに改善するという課題を解決する。
したがって、本発明は、請求項1に記載の暖房毛布に関する。
マイクロプロセッサを使用することで、加熱素子における電力供給状態の変化を最大の精度で認識できるので、異常の場合における迅速かつ多様な介入を保証でき、装置の安全性が大幅に改善される。
制御/電源ユニットを作用ユニットに取り外し不可能に電気的に接続することができる。しかしながら、好ましくは、使いやすさを向上させるとともに、故障の場合に2つのユニットのうちの一方のみを交換することができるようにするために、2つのユニットが別個かつ分離可能であって、着脱式の電気相互接続部が、片方は制御/電源ユニットに設けられ、もう片方は加熱素子の導体の第2の端子に設けられる。
好ましくは、マイクロプロセッサの介入を生じさせる前記の異常は、以下の状態のうちの1つ以上を含む。
加熱素子において電気的導通が断たれた状態
加熱素子における短絡状態
加熱素子が過熱した状態
定期的な保守が必要または適切である状態
実際、これらの場合のすべてにおいて、加熱素子の電力供給を遮断することが適切であると考えられる。第1の場合には、火災の危険の元と考えられる導体の切断が生じている可能性がある。第2の場合には、火災の危険が明白かつ差し迫っている。第3の場合は、短絡につながりうる。
さらに、暖房毛布を専門の試験所による保守に供することが推奨される条件に達したとき、予防的な介入が好ましい(第4の場合)。保守確認を推奨する条件は、さまざまである。例えば、暖房毛布の使用期間に関連した条件であってもよく、以下に示す条件の1つ以上がある。
当該毛布の総スイッチ・オン時間
当該毛布の総寿命
当該毛布が受けたスイッチ・オン/オフのサイクルの総数
検出された異常の回数および種類
本発明の特徴によれば、検出された異常はそれぞれ、マイクロプロセッサによって一時的な異常または決定的な異常のいずれかであるとして分類される。ここで、一時的な異常の場合には、前記加熱素子の電力供給の遮断は元に戻ることができるが、決定的な異常の場合には、元に戻ることができない。このような方法で、いずれの場合における異常でも電力供給の遮断を決定して、危険な状況を回避する。しかし、その後の動作は、検出された異常の種類に応じて異なっている。実際、いくつかの異常は、それ自体またはユーザによるわずかな介入によって矯正されうる一時的な問題に起因すると考えられる。これには、例えば過熱の場合(温度が低下した後、再び完全に安全な状態になりうる)、あるいは加熱素子における電気的導通の中断の場合(単に、作用ユニットと制御/電源ユニットとの間の電気的接続が不完全であるためである可能性がある)が該当する。一方、短絡状態は、原因が何であれ確実に危険の源であり、再びスイッチを入れようとする1回のみの試みの可能性すら排除することが望ましい。定期的な保守確認の要求は、一時的な異常または決定的な異常のいずれに分類してもよい。前者の場合は、ユーザに或る程度の自由度を残したいと望む場合に好ましく、後者の場合は、安全性を優先させたい場合に好ましい。決定的な異常を原因とする停止は、認証された作業員の作業の介入によってのみ、無効化することができる。
好ましくは、一時的な異常は、所定の回数連続して再発生する場合に、マイクロプロセッサによって決定的な異常に分類し直される。実際、同一異常の再発生は、通常は恒久的な構造上の問題の現れであるため、さらにスイッチを入れようとする試みを防止することが望ましい。これは、保守の要求(一時的な異常として分類される場合)があまりに多数回無視される場合にも有効である。
好ましくは、前記第1の電気絶縁材料が、100〜160℃の間の融点を有しており、さらに好ましくは約120℃に等しい融点を有している。このような材料は、例えばポリエチレンである。一方、前記第2の電気絶縁材料は、170℃よりも高い融点を有している。このような材料は、例えばPVCである。
好ましくは、前記遮断グループが、前記加熱素子の温度に基づき前記マイクロプロセッサの指令によって電気的導通を有効または無効にする第1の電子式動作スイッチを、前記導体の電源と直列に有している。この電子式スイッチは、マイクロプロセッサによって指令されて、加熱素子の温度を所望のレベルで安定に維持する機能を実行する。
加熱素子の温度についての情報を入手するために、好ましくは、温度が上昇するにつれて加熱素子の電気抵抗が大きくなり、マイクロプロセッサが、このような電気抵抗を測定することによって加熱素子の温度を検出する。
好ましくは、暖房毛布が、加熱素子の調整式温度設定グループを、前記マイクロプロセッサに接続して有しており、前記第1の電子式動作スイッチが、前記加熱素子の調整式温度設定グループの設定に基づき前記マイクロプロセッサの指令によって電気的導通を有効または無効にする。温度調節の可能性が、マイクロプロセッサを利用することによって容易に得られ、暖房毛布の性能を向上させる。
本暖房毛布は、ここまで説明したとおり、ユーザに高度な安全性を提供することが明らかである。しかしながら、このような安全性の度合いをさらに向上させることができる。このような目的のために、好ましくは、前記遮断グループが、第2の電子式非常スイッチを、前記導体の電源と直列かつ前記第1の電子式動作スイッチと直列に有している。この電子式非常スイッチはマイクロプロセッサの故障の場合に介入し、さまざまな方法で製作でき、さまざまな方法で機能させることができる。
第1の好ましい例において、前記第2の電子式非常スイッチは、前記マイクロプロセッサからの出力信号に依存する所定の信号を受信しない場合に、回路を遮断するようなスイッチである。この方法で、故障によってマイクロプロセッサが予測される信号を発しなくなるや否や、非常スイッチが、加熱素子の導体への電力供給を速やかに遮断する。すわなち、マイクロプロセッサの故障に依存する、対象を絞った介入が存在する。
他のさらに好ましい例においては、前記第2の電子式非常スイッチは、前記マイクロプロセッサの指令とは無関係に、前記加熱素子の抵抗が所定の限界値を超える場合に、回路を遮断するようなスイッチである。この例においては、マイクロプロセッサの動作状態にかかわりなく、むしろ危険状態の回避のために超えてはならない極限的な状態に達したという事実に応じてのみ、介入が生じる。実際、加熱素子における極めて異常な抵抗値は、導体に重大な故障もしくは切断(理論的には、抵抗値が無限大)が生じており、またはかなりの過熱が生じていることを意味している。
好ましくは、暖房毛布が、前記検出された異常の分類に応じた特定かつ異なる表示サイクルに従って前記マイクロプロセッサによって指令される信号表示灯を有している。このような方法で、異常が発生しているという事実、および異常の種類を、ユーザに知らせることができる。ユーザは、暖房毛布が回復不可能な損傷を受けているか、または、他方、例えば作用ユニットと制御/電源ユニットとの間の接続の確認や、再度スイッチを入れる前に毛布が冷却するのを待つことなど、動作可能な状態への回復のために何をしなければならないかを、速やかに理解することができる。
前記信号表示灯を、他の機能のためにも使用することができる。例えば、および好ましくは、暖房毛布は、所定の時間(固定またはユーザによって選択される時間)の後に当該毛布の電力供給を自動遮断するためのタイマーを有しており、このような自動遮断が、信号表示灯の特定の表示サイクルによって表示される。このようにして、信号表示灯は、スイッチを入れられた暖房毛布が動作しない理由について、完全な情報通知機能を実行する。
好ましくは、暖房毛布は、当該毛布の電力供給を表示するためにオン‐オフ表示灯を有する。さらに好ましくは、このようなオン‐オフ表示灯が、ユーザによる温度調節設定についての表示をも提供する。すなわち、オン‐オフ表示灯が、ユーザが設定した内容の表示の機能を実行する。
信号表示灯の機能とオン‐オフ表示灯の機能とを、同一の表示灯によって実行することができる。しかしながら、このような表示灯によってもたらされる情報の明瞭さを向上させるため、信号表示灯とオン‐オフ表示灯とは互いに別個で異なっている。これより、ユーザは、オン‐オフ表示灯から自分自身による設定(スイッチ・オンおよび温度調節)を視覚的に確認でき、信号表示灯から暖房毛布の動作上の異常に関する情報を視覚的に確認できる。
暖房毛布の安全性をさらに向上させるために、前記マイクロプロセッサは、自動的かつ定期的に自己診断手順を起動させて、故障をシミュレーションして前記遮断グループが正しく介入することを確認し、最後に、前記遮断グループが規則正しく動作する場合には動作に戻り、前記遮断グループが不規則に動作する場合には異常を知らせるようなマイクロプロセッサである。この機能は、好ましくは、すでに説明した他の機能に追加され、暖房毛布の安全性を真に最大化し、ユーザをあらゆる危険から安全に保つ。
本発明の暖房毛布のさらなる特徴および利点は、添付の図面を参照しつつ行なわれる本発明の暖房毛布の好ましい実施形態についての以下の好ましい説明から、さらに明らかになるであろう。
図面において、暖房毛布は、全体が番号10で示されている。この暖房毛布10は、作用ユニット20および電源/制御ユニット40を備える。
特に図1および図2を参照して、作用ユニット20は、織布または不織布であるシート状の素材から作製された折り畳み可能シート21を備える。この折り畳み可能シート21には、線状の加熱素子22が配設されている。加熱素子22は、シート21の折り畳みを妨げる可能性を最小限にするように、蛇行してシート21の表面のほぼすべてに分布している。
加熱素子22は、織物であるコア23と、コア23に螺旋状に巻き付けられた第1の導体24と、第1の絶縁材料すなわち内側絶縁体25と、内側絶縁体25に螺旋状に巻き付けられた第2の導体26と、第2の絶縁材料すなわち外側絶縁体27とを備え、これらが同心状に配置されている。織物であるコア23は、好ましくはポリエステル糸から作製されている。第1の絶縁材料25は100〜160℃の融点を有し、第2の絶縁材料27は170℃を超える融点を有する。好ましくは、第1の絶縁材料25は、融点が約120℃のポリエチレンであり、第2の絶縁材料27は、融点が約180℃のPVC(ポリ塩化ビニル)である。
導体24および26は、好ましくは耐熱性の材料から作製され、すなわち抵抗率が温度に依存して変化する(特に、増加する)材料、例えば99/1の銅‐カドミウム合金からなる材料から作製される。導体24および26は、それぞれ、第1の端子24aおよび26aをシート21内に有し、それぞれ、シート21から突き出た第2の端子24bおよび26bを有する。第1の端子24aおよび26aは、ダイレクト接続28を介して電気的に接続されている。一方、第2の端子24bおよび26bは、加熱素子22に取り付けられたジャック29に囲まれており、シート21の外部からアクセス可能である。
特に図3を参照して、電源/制御ユニット40が、本発明の一実施形態に従って、電源グループ41を備える。この電源グループ41は、プラグ42、任意の汎用スイッチ43、およびオン‐オフ表示灯44を有する。電源/制御ユニット40は、また、遮断グループ45を備える。この遮断グループ45は、第1の動作スイッチ46および第2の非常スイッチ47を有し、これらは作用ユニット20の電気供給線上に直列に取り付けられている。これらのスイッチはいずれも電子式であり、すなわちSCR、TRIACもしくはMOSFET、または所定のパイロット信号の存在時に導通状態を維持する同等の構成要素である。
電源/制御ユニットは、また、マイクロプロセッサ50、調整式温度設定グループ51、信号表示灯52、および非常時介入グループ53を備え、さらに、作用ユニット20のジャック29と着脱可能に結合するのに適したコネクタ59を、電線48の端部に備える。マイクロプロセッサ50は、電源線48および調整式温度設定グループ51から入力信号を受信し、第1の動作スイッチ46、非常時介入グループ53および信号表示灯52へと出力信号(より正確には、制御信号)を送信するよう、マイクロプロセッサ50以外の電源/制御ユニット40における構成要素に接続されている。このような接続は、後述の動作特性を達成するように、それ自体は公知の回路要素によって、公知の方法に従って行なわれる(詳しい説明および図示は省略する)。
毛布10は、使用可能になるためには、プラグ42によって電気コンセントに接続されなければならず、ジャック29をコネクタ59に接続させることによって、作用ユニット20を電源/制御ユニット40につなぎ合わせて組み立てられなければならない。
毛布10のスイッチを入れるのは、汎用スイッチ43が存在するのであれば、汎用スイッチ43を操作することによって達成される。図示はされていないが簡略化された変形例においては、このようなスイッチを省略してもよく、プラグ42を電気コンセントに接続することで直接スイッチを入れることになる。調整式温度設定グループ51が存在する場合には、ユーザがこの調整式温度設定グループ51に作用する所望の温度を設定する。図示はされていないが簡略化された変形例においては、この要素を省略することができ、温度調節が単に固定されている。毛布10のスイッチを入れると、オン‐オフ表示灯44が点灯する。
通常の動作においては、マイクロプロセッサ50が、動作スイッチ46を制御して、最初は閉状態に保つ。同一の方法で、マイクロプロセッサ50が非常時介入グループ53に信号を送信し、非常時介入グループ53が、非常スイッチ47を閉状態に保つ。これで、作用ユニット20、および特に加熱素子22に、電力が供給される。
この工程において、マイクロプロセッサ50は、電線48を流れている電流に依存して決まる電線48からの信号を測定ブロック49からの入力として受信する。これにより、マイクロプロセッサ50は、電荷が充電した電気抵抗と直接相関し、より厳密には、加熱素子22の電気抵抗と直接相関する。ここで加熱素子22の導体24および26は熱伝導性であるため、前記信号は、加熱素子22の温度に直接連動する情報をマイクロプロセッサ50に運ぶ。測定ブロック49からのこのような信号は、例えば、電線48を流れる電流が通るように電線48に直列に接続された、きわめて低い(例えば、1オーム)精密な抵抗の両端の電圧値であってよい。毛布10のスイッチが入れられると、このような抵抗に電流が流れて、そのために電圧が現れ、耐熱加熱素子22のインピーダンスが増加するにつれ、すなわち加熱素子そのものの温度が高くなるにつれて、この電圧が減少する。したがって、このような信号に基づいてマイクロプロセッサ50は、加熱素子22の温度、つまりは作用ユニット20の温度を安定させるべく、動作スイッチ46の開閉サイクルを管理することができる。
マイクロプロセッサ50は、あらかじめ定められた一定期間の後、または場合によっては調節可能な一定期間の後に動作を自動的に停止させるために、内部に(あるいは、プロセッサの管理ロジックに)タイマーを備えることができる。このような一定期間の後にスイッチ46は開かれる。
有利な実施形態では、表示灯44が選択された温度の表示を行うように、オン‐オフ表示灯44に調整式温度設定グループ51を機能的に接続させる。例えば、表示灯44の上方に配置され、温度設定の識別文字や符号を有する定形の開口が設けられた回転式のダイアルから、調整式温度設定グループ51に対する指令が発生することで、この機能的接続は達成できる。
加熱素子そのものの全インピーダンスが、所定の値、例えばおよび好ましくは5%に等しい値だけ低下する場合のように、加熱素子22において短絡が存在する場合には、例えば加熱素子22において接続部28から十分に遠い点で、過熱が生じて内側の絶縁体25が溶融して2つの導体24および26が接触するので、当然ながら毛布10は使用不可能になる。この異常を検出すると、マイクロプロセッサ50は、非常スイッチ47に開信号を送信し、加熱素子22へのさらなる電力供給を阻止する。この阻止状態は、毛布10のスイッチが消されて再びスイッチが入れられても(汎用スイッチ43によって、または汎用スイッチ43が存在しない場合には、プラグ42を電気コンセントから引き抜き、再び電気コンセントに接続しても)、なお維持される。したがって、この種の異常は、決定的なものであると判断され、開放された非常スイッチ47を元に戻すことはできない。ユーザがもはや機能できなくなった毛布10を再使用しようと無駄に試み続けることがないように、決定的異常の存在をユーザに伝えるため、並行して、マイクロプロセッサ50は、信号表示灯52を特定の表示サイクル(例えば、無限に繰り返される間欠発光)で動作させる。
一方、電源/制御ユニット40の下流である電気回路のいかなる点(すなわち、接続ケーブルの電子基板上の接続点から加熱素子22の全体まで)において電気的接続の中断が存在する場合、すなわちスイッチを入れた際に導通がない場合、マイクロプロセッサ50がこの異常を検知し、スイッチ46に開信号を送信する。この結果、加熱素子22への電力供給が遮断される。この種の異常は、加熱素子22の不可逆的な劣化(導体24および26のいずれか一方の切断)、ジャック29とコネクタ59との接続がされていないか、もしくは不完全であるなどの些細かつありがちな障害、または電気的接合の質の不良が原因である可能性がある。したがって、この異常は、マイクロプロセッサによって一時的なものであると分類され、非常スイッチ47の開放を元に戻すことができる。これは、毛布10のスイッチを消す必要があるが、次にスイッチを入れると、マイクロプロセッサ50が再び電力供給の状態を確認し、すべてが適切に動作している場合(例えば、ユーザがジャック29とコネクタ59とを正しく接続したことによって適切に動作している場合)には、通常の閉信号を非常スイッチ47に送信することを意味する。一方、やはり加熱素子22に電気的導通の中断が存在している場合には、非常スイッチ47は開いたままに保たれる。
生じる可能性がある他の異常は、例えば、加熱素子22上に置かれた物体が熱の放散を妨げることによる加熱素子22の異常な過熱である。この状況は、動作スイッチ46に作用するマイクロプロセッサ50によって連続的な温度制御が行なわれているため、生じえないはずであるが、もし生じた場合には、潜在的危険の源となりうる異常であることより、阻止されなければならない。したがって、マイクロプロセッサ50が(導通の中断による急激かつ大きな増加とは異なり、電気抵抗が緩やかに増加することによって)温度の上昇を検出した場合、マイクロプロセッサ50は非常スイッチ47に開信号を送信する。この種の異常は、加熱素子22の不可逆的な劣化が原因である可能性があり、あるいは特定の偶発的な状況に起因する可能性がある。
したがって、この異常は、マイクロプロセッサによって一時的なものであると分類され、開放された非常スイッチ47を、元に戻すことができる。これは、毛布10のスイッチを消す必要はあるが、次にスイッチを入れた際に、マイクロプロセッサ50が再び電力供給の状態を確認し、すべてが適切に動作している場合には、閉信号を非常スイッチ47に送信することを意味する。一方、やはり異常が生じている場合には、非常スイッチ47は開いたままに保たれる。
ユーザが接続を確認し、あるいは毛布10の温度が下がるまで一定時間待機してからその後に再度スイッチを入れることを試みるように、一時的異常の存在をユーザに伝えるため、一時的異常への介入と同時に、マイクロプロセッサ50は、信号表示灯52を特定の連続点滅(例えば、2回の連続点滅が無限に繰り返される)で動作させる。
毛布10のスイッチを入れたときに異常が所定の回数連続して繰り返された場合には、毛布10が使用不能になっているのでスイッチを入れることを試み続けても無駄であることをユーザに伝えるため、この異常を決定的なものであると分類し直すようにマイクロプロセッサ50を設定することも可能である。
さらに、有利な実施形態では、毛布10の履歴を残し、例えば、使用および非使用の総時間、スイッチを入れた回数、スイッチを入れた状態の継続時間、発生した一時的異常、吸収電流などに関するデータを記録するように、マイクロプロセッサ50をプログラムすることが可能である。このようなデータのうち、マイクロプロセッサ50の能力に応じて、実際の値のすべて、もしくは平均値、または最小値および最大値、あるいはこれらの値について行なった何らかの処理を、保存することができる。これより、適切であること、あるいはチェックおよび保守の介在が必要かもしれないことを、ユーザに知らせる(一時的異常の際に、あるいは自律的に)可能性がもたらされる。この機能によれば、危険かもしれない機能不全および故障の原因をしばしば構成する、毛布10の経時劣化を、監視し続けることが可能である。
ここで説明したとおり、マイクロプロセッサ50は、動作の異常を最適な方法で制御および管理することができる。しかしながら、マイクロプロセッサ50自体の故障を排除することはできない。このような状況に最初に対処するために、マイクロプロセッサ50は内部安全装置を備える種類のものであり、この内部安全装置は故障の場合にマイクロプロセッサの出力をリセットする。このような方法で、動作スイッチ46を閉状態に保つ信号が失われ、動作が遮断される。
ユーザをさらに保護するため、有利な実施形態では、毛布10は非常時介入グループ53を有し、マイクロプロセッサ50の機能不全の場合には、この非常時介入グループ53が非常スイッチ47に対する開指令を処理する(あるいは、閉指令の停止を処理する)。
図4の変形例において、さらに高度な保護を達成することができる。ここでは、非常時介入グループ53’が設けられており、この非常時介入グループ53’が、マイクロプロセッサ50によって指令されるのではなく、測定ブロック49によって行なわれる加熱素子22の抵抗の検出によって完全に独立に指令されている。図4の変形例では、非常時介入グループ53’以外の構成要素はすべて、図3の対応する構成要素と同一であり、そのような構成要素は、同じ参照符号によって指し示されており、さらなる説明は省略する。
好ましくは、非常時介入グループ53’が、調整式温度設定グループ51によって動作温度と共に調節することができる可変の介入しきい値を有する。実際、一定の温度に到達することは、故障すなわち動作温度設定に従った危険を指示しているかもしれないし、指示していないかもしれない。グループ53’の介入しきい値が固定であるならば、ユーザが動作温度を最大に設定した場合に不適切な介入がないようにするために、介入しきい値は必然的に極めて高くなくてはならない。一方、動作温度の調節と共に可変であるしきい値を有すれば、いかなる状況においても、グループ53’の迅速な介入を保証することができる。例えば、夜間の使用の場合のように、グループ51が低い温度(例えば、35℃)に設定されると、故障の際にユーザに害を生じるような温度に達することなく介在するように、結果としてグループ53’は比較的低い温度(例えば、42℃)に設定される。一方、グループ51が高い温度(例えば、50℃)に設定されると、結果としてグループ53’は比較的高い温度(例えば、60℃)に設定される。
有利な実施形態では、毛布10のマイクロプロセッサ50は、それ自体の故障をシミュレーションし、グループ53が正しく介入することを確認する自己診断機能を有することができる。これが生じた場合、すなわち介入が正しく行なわれた場合、マイクロプロセッサ50は通常の動作状態に復帰し、そうでない場合、この現象を決定的な異常と判断する。
最後に、加熱素子22と直列にヒューズ30を接続することができる。このヒューズ30が、加熱素子22における短絡による強力な電流の場合に、通常はマイクロプロセッサ50およびユニット53または53’の両者が迅速に回路を遮断するにせよ、これらに対する後備えとしての保護能力を有している。ヒューズは、好ましくはコネクタ29に配置することができる。
本発明による暖房毛布の概略図である。 図1の毛布の加熱素子の詳細についての拡大断面図である。 図1の毛布の電源/制御ユニットのブロック図である。 図3の電源/制御ユニットの変形例のブロック図である。
符号の説明
作用ユニット 20
制御/電源ユニット 40

Claims (17)

  1. 作用ユニット(20)と、一方の側を電源コンセントに電気的に接続でき、他方の側を前記作用ユニット(20)に電気的に接続できる制御/電源ユニット(40)とを備え、
    a)前記作用ユニット(20)が、
    折り畳みが可能なシート(21)と、
    前記シート(21)に分布し、互いに沿って延伸する第1の導体(24)および第2の導体(26)を備えた線状の加熱素子(22)であって、これら第1および第2の導体は第1の電気絶縁材料(25)で隔てられて第2の電気絶縁材料(27)で包囲され、前記第1の導体(24)および第2の導体(26)が、前記制御/電源ユニット(40)に電気的に接続され、それぞれ第1の端子(24a,26a)を有し、これら第1の端子(24a,26a)が前記シート(21)内で接続されている加熱素子(22)とを備え、
    b)前記制御/電源ユニットが、
    電気コンセントに接続される、前記加熱素子(22)に電力を供給する電源部(41)と、
    前記加熱素子(22)に対する電力供給の制御手段(45,50)とを備え、
    前記制御手段が、
    前記加熱素子(22)に対する電力供給遮断部(45)と、
    前記加熱素子(22)、前記電源部(41)、および前記遮断部(45)に接続され、前記加熱素子(22)の電力供給状態において生じうる異常を検出し、その異常が生じると前記遮断部(45)に作用して前記加熱素子(22)の電力供給を遮断するように設定されたマイクロプロセッサ(50)とを備えた暖房毛布において、
    前記異常には、加熱素子(22)において電気的導通が断たれた状態、
    加熱素子(22)における短絡状態、
    加熱素子(22)が過熱した状態、および
    暖房毛布を保守に供することが推奨される条件に達している状態
    のうちの1つ以上の状態が含まれ、
    前記異常が、前記加熱素子(22)における短絡の場合、および/または、暖房毛布を保守に供することが推奨される条件に達している状態の場合、前記マクロプロセッサ(50)は、前記電力供給の遮断は元に戻ることができないと分類し、
    前記異常が、前記加熱素子(22)における電気的導通の中断の場合、および/または、前記加熱素子(22)の過熱の場合、前記マクロプロセッサ(50)は、前記電力供給の遮断は元に戻ることができると分類して、このように前記電力供給の遮断は元に戻ることができると分類した場合は、次に電源部(41)が電気コンセントに再び接続されると、前記マイクロプロセッサ(50)は前記加熱素子(22)への電力供給の状態を確認し、すべてが適切に動作するならば、前記マイクロプロセッサ(50)が通常の動作状態を回復させることを特徴とする暖房毛布。
  2. 作用ユニット(20)と、一方の側を電源コンセントに電気的に接続でき、他方の側を前記作用ユニット(20)に電気的に接続できる制御/電源ユニット(40)とを備え、
    a)前記作用ユニット(20)が、
    折り畳みが可能なシート(21)と、
    前記シート(21)に分布し、互いに沿って延伸する第1の導体(24)および第2の導体(26)を備えた線状の加熱素子(22)であって、これら第1および第2の導体は第1の電気絶縁材料(25)で隔てられて第2の電気絶縁材料(27)で包囲され、前記第1の導体(24)および第2の導体(26)が、前記制御/電源ユニット(40)に電気的に接続され、それぞれ第1の端子(24a,26a)を有し、これら第1の端子(24a,26a)が前記シート(21)内で接続されている加熱素子(22)とを備え、
    b)前記制御/電源ユニットが、
    電気コンセントに接続される、前記加熱素子(22)に電力を供給する電源部(41)と、
    前記加熱素子(22)に対する電力供給の制御手段(45,50)とを備え、
    前記制御手段が、
    前記加熱素子(22)に対する電力供給遮断部(45)と、
    前記加熱素子(22)、前記電源部(41)、および前記遮断部(45)に接続され、前記加熱素子(22)の電力供給状態において生じうる異常を検出し、その異常が生じると前記遮断部(45)に作用して前記加熱素子(22)の電力供給を遮断するように設定されたマイクロプロセッサ(50)とを備えた暖房毛布において、
    前記異常には、加熱素子(22)において電気的導通が断たれた状態、
    加熱素子(22)における短絡状態、
    加熱素子(22)が過熱した状態、および
    暖房毛布を保守に供することが推奨される条件に達している状態
    のうちの1つ以上の状態が含まれ、
    前記異常が、前記加熱素子(22)における短絡の場合、前記マクロプロセッサ(50)は、前記電力供給の遮断は元に戻ることができないと分類し、
    前記異常が、前記加熱素子(22)における電気的導通の中断の場合、および/または、前記加熱素子(22)の過熱の場合、および/または、暖房毛布を保守に供することが推奨される条件に達している状態の場合、前記マクロプロセッサ(50)は、前記電力供給の遮断は元に戻ることができると分類して、このように前記電力供給の遮断は元に戻ることができると分類した場合は、次に電源部(41)が電気コンセントに再び接続されると、前記マイクロプロセッサ(50)は前記加熱素子(22)への電力供給の状態を確認し、すべてが適切に動作するならば、前記マイクロプロセッサ(50)が通常の動作状態を回復させることを特徴とする暖房毛布。
  3. 請求項1または2において、前記加熱素子(22)のインピーダンス低下が所定の値よりも大きい場合に短絡と判断される暖房毛布。
  4. 請求項1または2において、前記電力供給の遮断が元に戻ることができると分類される異常が、所定の回数繰り返される場合に、前記電力供給の遮断は元に戻ることができないと分類し直される暖房毛布。
  5. 請求項1または2において、前記第1および第2の導体(24,26)が同心状であり、前記第1の導体(24)が、コア(23)の周囲に螺旋状に巻き付けられ、前記第2の導体(26)が、第1の電気絶縁材料(25)を介在させて前記第1の導体(24)の周囲に螺旋状に巻き付けられ、前記第1の電気絶縁材料(25)が、100〜160℃の融点を有する暖房毛布。
  6. 請求項1または2において、前記遮断部(45)が、前記加熱素子(22)の温度に基づき前記マイクロプロセッサ(50)の指令によって電気的導通を有効または無効にする第1の電子式動作スイッチ(46)を、前記導体(24,26)の電源と直列に有する暖房毛布。
  7. 請求項6において、前記加熱素子(22)の電気抵抗が、温度が上昇するにつれて大きくなり、この電気抵抗を測定することによって、前記マイクロプロセッサ(50)が前記加熱素子(22)の温度を検出する暖房毛布。
  8. 請求項6において、前記マイクロプロセッサ(50)に接続された、前記加熱素子(22)の調整式温度設定部(51)を備え、前記第1の電子式動作スイッチ(46)が、前記加熱素子(22)の調整式温度設定部(51)の設定に基づき前記マイクロプロセッサ(50)の指令によって電気的導通を有効または無効にする暖房毛布。
  9. 請求項6において、前記導体(24,26)の電源と直列かつ前記第1の電子式動作スイッチ(46)と直列に、前記遮断部が第2の電子式非常スイッチ(47)を備える暖房毛布。
  10. 請求項9において、前記第2の電子式非常スイッチ(47)が、前記マイクロプロセッサ(50)からの出力信号に依存する所定の信号を受信していない場合に、回路を遮断するようなスイッチである暖房毛布。
  11. 請求項9において、前記第2の電子式非常スイッチ(47)が、前記マイクロプロセッサ(50)の指令とは無関係に、前記加熱素子(22)の抵抗が所定のしきい値を超える場合に、回路を遮断するようなスイッチである暖房毛布。
  12. 請求項11において、前記所定のしきい値が、前記調整式温度設定部(51)を介して調節可能である暖房毛布。
  13. 請求項1または2において、前記検出された異常の分類に応じた特定かつ異なるサイクルに従って前記マイクロプロセッサ(50)によって指令される信号表示灯(52)を備えた暖房毛布。
  14. 請求項13において、所定の時間の後にこの暖房毛布の電力供給を自動遮断するためのタイマーを備え、このような自動遮断が、前記信号表示灯(52)の特定の表示サイクルによって表示される暖房毛布。
  15. 請求項1または2において、この暖房毛布の電力供給を表示するように、オン‐オフ表示灯(44)を備えた暖房毛布。
  16. 請求項13において、この暖房毛布の電力供給を表示するように、オン‐オフ表示灯(44)を備え、前記信号表示灯(52)および前記オン‐オフ表示灯(44)が、互いに別個で異なっている暖房毛布。
  17. 請求項1または2において、暖房毛布を保守に供することが推奨される条件に達していることが、
    その毛布のスイッチが入れられた総時間、
    その毛布の全寿命、
    その毛布が受けたスイッチ・オンおよびオフのサイクルの総数、ならびに
    検出された異常の回数および種類
    のうちの1つ以上のパラメータに基づいてマイクロプロセッサ(50)によって設定されている暖房毛布。
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