JP2019012679A - Oa機器用安全テーブルタップ - Google Patents

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克明 染谷
Katsuaki Someya
克明 染谷
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Abstract

【課題】パーソナルコンピュータの使用環境においては、パーソナルコンピュータを中心にプリンタ、無線LAN、電話機など多数の周辺機器が使われる場合が多く、これら機器の電源コードが乱雑になりやすい傾向にある。このため、周辺機器の電源コードの整理と機器の不具合による発熱、火災発生を防止することを目的にOA機器用安全テーブルタップを提案した。
【解決手段】本タップは電源コード付き筐体の左右の側面にパーソナルコンピュータおよび周辺機器を接続するためのコンセントを複数個配置し、各コンセントには、それぞれ決められた電流値の約2倍の電流が流れると、電流を遮断し、この状態を繰り返し再現できるPTC特性を持つサーミスタ素子を挿入し、使用機器の不具合による事故を防止すると同時に、コンセントの上部に取り付けられた赤色LEDの点灯とブザー吹鳴により異常事態の発生を周囲に報知する。
【選択図】図3

Description

技術の分野
パーソナルコンピュータおよびその周辺機器に電源を供給するテーブルタップに関するものである。
パーソナルコンピュータの使用環境においては、数多くの周辺機器や各種の電化製品を利用する場合が多く、家庭用コンセントの周辺は煩雑になり易く、事故発生の危険性を有することもあるため、これらの機器の電源回路の整理、整頓と周辺機器の異常による発熱、火災発生の防止を目的としたOA機器用安全テーブルタップを提案することにした。
特開2013−243456 この文献は複数個の差し込み口を有し、それぞれの差し込み口の消費電力、総消費電力を計算して、基準と比較し設定値を超えたとき電源供給を遮断するが面倒な計算をすることと遮断する方法が、本申請とは異なるものである。
特開2010−198817 この文献は電気機器の待機時間に着目したものであり、待機時間の判別、学習、結果を設定し、待機電力を節減する機能、電力計算と表示機能を有するものであり、本申請とは異なるものである。
特開平10−144423
この文献は消費電力を求めるため、電流検出センサで検出した電流の値を用いて測定比較回路で求めた結果を表示する確認部を設けた定格電流確認機能付きテーブルタップであって、本申請とは異なるものである。
実登3052783
この文献はテ−ブルタップ用温度ヒューズ付きプラグであり、本申請とは異なるものである。
実登3027530
この文献は差し込みプラグが完全に差し込まれたことの確認結果をランプの点灯で表示し、コンセントの温度上昇はバイメタルで検出し、その結果をランプで表示させるものであり、本申請とは異なるものである。
パーソナルコンピュータの使用環境においては、パーソナルコンピュータを中心に多数の周辺機器が使われることが多い。本発明はコンセントに接続された機器の消費電力から決まる消費電流を常時監視し、機器の不具合発生による消費電流の異常な増加が認識されたとき、当該機器への電源供給を遮断し、発熱による火災発生を防止することにより、パーソナルコンピュータのより安全な使用環境を提供できるOA機器用安全テーブルタップを提案する。
パーソナルコンピュータおよび周辺機器の消費電力を勘案し、各コンセントの供給能力を0.005kW〜0.2kWとして比較的小電力機器に対応させたことを最大の特徴とするOA機器用安全テーブルタップであって、複数個のコンセントを有し、各コンセントに接続された機器の消費電流の監視と異常電流を検出した場合電流を遮断するPTC特性を持つサーミスタ素子を電源とコンセント間に直列に挿入し、機器への電源供給を遮断し、安全方向に誘導すると共に、事故の発生をコンセントの上部に設置した当該赤色LEDの点灯とブザーの吹鳴によって周囲に知らせる。
パーソナルコンピュータの使用環境におけるパーソナルコンピュータをはじめ、各種の周辺機器の動作を見守り異常事態に陥った時、当該機器への電流供給を遮断することにより安全性の高い使用環境を構築することが出来る。
OA機器用安全テーブルタップ右側面図 OA機器用安全テーブルタップ左側面図 OA機器用安全テーブルタップ接続図 OA機器用安全テーブルタップ右側面写真 OA機器用安全テーブルタップ左側面写真
添付図面に従って実施例について説明する。本考案のOA機器用安全テーブルタップは図1、図2に示すような構造で家庭用コンセントと使用機器との間に接続して使用する。図は実施例の1例であり、1筐体の左右の側面に5コンセントを取り付け、長手方向の一端から2電源用プラグ付き3接続線を取り出し、他の一端に6ブザー音通過用の孔を、上面にはコンセント上に配置した12LEDの光を4通過させる孔を設けている。
図3に本考案のOA機器用安全テーブルタップの接続図を示す。周辺機器はそれぞれの消費電力に対応したコンセント接続され、10PTC特性を持つサーミスタ素子(商品名ポリスイッチ、リセッタブルヒューズなど呼称)を経由して供給される。本素子は決められた許容電流値の2倍以上の電流が流れると自身の抵抗値を大きく上昇させて、流れていた電流を遮断する。
コンセントに接続された機器の不具合発生により異常事態が発生した場合、前述のように10PTC特性を持つサーミスタ素子の決められた許容電流値の2倍以上の電流が流れると電流は遮断状態になり、結果的に素子の端子電圧が上昇する。この上昇により得られた電圧を9整流ダイオードと11電流制限抵抗器を介して12赤色LEDの点灯に利用している。また9整流ダイオードは13電流制限抵抗器、15定電圧ダイオードと組み合わされて直流電源を構成し14ブザー吹鳴に利用している。また、15定電圧ダイオード回路には平滑用コンデンサは使用せず、ブザー音は他の各種電化製品のブザー音と識別し易くするため、電源周波数で変調してあえて耳障りな音としている。
10PTC特性を持つサーミスタを遮断状態から復帰させるためには、本タップの2電源プラグを家庭用電源コンセントから抜くか、当該異常発生機器の電源コードを本タップの5コンセントから抜き、サーミスタ自身の温度が放熱により低下することが必要である。この作業を行わない場合は電流遮断状態においても、わずかに電流が流れ10PTC特性を持つサーミスタ素子が温度上昇を生じるため、安全対策として絶縁性の熱伝導シートを介して1筐体に導き放熱させている。
本考案の電流制限機能は10PTC特性を持つサーミスタ素子によって決定されるため、消費電力の小さい機器から、少し大きい機器にも対応できる利点がある。
パーソナルコンピュータをはじめ、使用機器の異常発生を周囲に報知する12赤色LEDの点灯と14ブザー吹鳴用の電源回路についても、主回路と同様に高い安全性が要求されるため、通常の7ガラス管入りヒューズの他に8小容量PTC特性を持つサーミスタを加えた。
PTC特性を持つサーミスタ素子は本テーブルタップへの利用に限定されず、電流の監視、過電流に対する遮断能力、繰り返し使用が可能な点など、他の産業分野で使用される電気製品の安全対策にも広く応用が可能と思われる。
1 OA機器用安全テーブルタップ筐体
2 電源プラグ
3 電源コード
4 赤色LED光通過用孔
5 機器接続用コンセント
6 ブザー音通過用孔
7 ガラス管入りヒューズ
8 小容量PTC特性を持つサーミスタ素子
9 整流用ダイオード
10 各コンセント用PTC特性を持つサーミスタ素子
11 異常表示用赤色LED用電流制限抵抗器
12 異常表示用赤色LED
13 ブザー回路用電流制限抵抗器
14 異常報知用ブザー
15 定電圧ダイオード
16 結合用ダイオード

Claims (4)

  1. OA機器の使用環境を快適安全にするためのテーブルタップであって、複数個のコンセントを有し、各コンセントにはそれぞれ供給可能な電力が設定され、これに見合った機器を接続して使用し、各コンセンにトおいては、流れる電流を監視し、過剰電流検出時には電流遮断機能を有するPTC特性を持つサーミスタ素子を電源と負荷となる機器間に直列に挿入したOA機器用安全テーブルタップ。
  2. 各コンセントの過剰電流発生における前項のPTC特性を持つサーミスタ素子の遮断によって発生する端子電圧の上昇を利用して、コンセントの上部に配置した赤色LEDの点灯を行い、異常事態が発生した機器が接続されたコンセントの表示とブザー吹鳴により光と音によって、異常事態発生を周囲に報知することができるOA機器用安全テーブルタップ。
  3. PTC特性を持つサーミスタ素子は、過剰電流検出により電流遮断状態に陥っても抵抗値は無限大とはならず、わずかに電流が流れ続け温度上昇をもたらす場合がある。まして周囲に人が不在の場合においては、異常事態発生から発見まで長時間となることも想定されるため、PTC特性を持つサーミスタ素子の放熱対策を施し十分な安全を確保したOA機器用安全テーブルタップ。
  4. 異常事態が発生したことを周囲に報知するための赤色LEDの点灯とブザーを吹鳴させるための電源回路に対してもガラス管入りヒューズと小容量のPTC特性を持つサーミスタ素子を組み合わせて使用して、回路全体の安全性を向上させたOA機器用安全テーブルタップ。
JP2017139462A 2017-06-29 2017-06-29 Oa機器用安全テーブルタップ Pending JP2019012679A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021015734A (ja) * 2019-07-12 2021-02-12 河村電器産業株式会社 コンセント装置
JP2022008753A (ja) * 2019-07-25 2022-01-14 楽 康 電源線コネクタインターフェイスの接続構造

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